JP2005282751A - 止め具 - Google Patents

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Abstract

【課題】 ピンとグロメットを一体成形したにも拘わらず、ピンの過大な押し込みを防止できるプッシュ・プッシュ型止め具の提供。
【解決手段】 合成樹脂で一体成形されたピン1とグロメット2から成り、ピンは、外周面に合体溝4・拡開溝5及び開放溝6を形成して、合体溝と開放溝の溝径を拡開溝のそれよりも小径となるように設定し、グロメットは、フランジ部11と胴部12とを備え、該胴部をスリットを介して複数の分割脚片16に分割して、該各分割脚片の内面に内向突起17を形成してなる止め具であって、ピンの上端縁に段差部8を形成する一方、グロメットのスリットの中に、分割脚片の側面に連接されて水平方向に揺動する揺動駒20を設け、当該揺動駒は、自由状態時は、グロメットの胴部から外方に突出し、パネル孔に差し込まれた時は、パネル孔の内周面で押圧されて胴部の内方に突出することを特徴とする。
【選択図】 図8

Description

本発明は、例えば、パネル同士或いはパネルと飾り材等の板材同士を重合固定する止め具に関するもので、更に詳しくは、板材同士の重合固定状態を簡単に解除することのできる止め具に関するものである。
従来のこの種止め具は、具体的には図示しないが、合成樹脂で別体成形されたピンとグロメットの2部品から成り、前者のピンは、円柱状を呈して、その外周面に下位から順に合体溝・拡開溝及び開放溝を夫々形成して、下位の合体溝と上位の開放溝の溝径を中位の拡開溝のそれよりも小径となるように設定し、後者のグロメットは、円筒状を呈して、フランジ部と胴部とを備え、該胴部をスリットを介して複数の分割脚片に分割して、対向して拡開できる各分割脚片の内面に上記ピンの各溝に係合する内向突起を形成する構成となっている(例えば、特許文献1参照)。
そして、このピンとグロメットを用いて、2枚のパネルを重合固定する場合には、まず、ピンをグロメットの内部に挿入して、上記グロメットの胴部の対向する分割脚片の各内向突起をピンの合体溝に係合する状態を得て、ピンとグロメットとを予め仮止めした後、グロメットの胴部をパネルの各取付孔に差し込んで、グロメットのフランジ部から突出しているピンの上部を更に内部に押し込むと、上記各分割脚片の内向突起が合体溝から外れて、今度は、中位の大径な拡開溝に係合して、対向する各分割脚片が外方に拡開するので、これにより、2枚のパネル同士が重合状態をもって固定されることとなる。
又、逆に、このパネルの重合固定状態を解除する場合には、ピンをその重合固定方向と同一方向に更に押し込むと、対向する各分割脚片の内向突起が拡開溝から外れて、今度は、上位の小径な開放溝に係合するので、これにより、各分割脚片は拡開状態から自動的に開放されて元の自由状態に復帰して、パネルに対する挾持状態を解く。従って、後は、グロメットをピンと一緒にパネルの取付孔から引き抜けば、パネルの重合固定状態を容易に解除することが可能となる。
特公平5−10524号公報
従って、従来の止め具にあっては、所謂プッシュ・プッシュ方式を採用している関係で、ピンやグロメットを損傷することなく、パネル同士の重合固定状態を簡単に解除できる利点を有するものではあるが、この為には、各分割脚片の内向突起をピンの開放溝に確実に係合させる上で、ピンがグロメットの内部に過大に押し込まれることを防止する手段が必要となる。そこで、従来の止め具にあっても、ピンとグロメットとの間に斯かる防止手段を設けている訳であるが、ピンとグロメットは、初めから、合成樹脂で別体に成形されている関係で、成形後に、手作業や組付機によって、ピンをグロメットの内部に差し込んで、予組み付けする必要性があるので、自ずと、安価に製造することはできなかった。
この為、ピンとグロメットを一体に成形して、その後に、ピンをグロメットの内部に差し込んで、予組み付けする方法も考えられるが、ピンとグロメットを一体化すると、ピンがグロメットの内部に過大に押し込まれることを防止する手段、例えば、グロメットの胴部側にピンの段差部を受け止める凸部を設けようとしても、グロメット側の開口上方を覆うように一体成形されているピンが邪魔となって、凸部を設けることが技術的に困難であったり、或いは、仮に、小さな突出量の凸部を設けることはできたとしても、これにより、過大な押し込みを十分な強度で確実に防止することは困難であった。
本発明は、上記実情に鑑み開発されたもので、請求項1記載の発明は、合成樹脂で一体成形されたピンとグロメットから成り、ピンは、その外周面に下位から順に合体溝・拡開溝及び開放溝を夫々形成して、下位の合体溝と上位の開放溝の溝径を中位の拡開溝のそれよりも小径となるように設定し、グロメットは、フランジ部と胴部とを備え、該胴部をスリットを介して複数の分割脚片に分割して、該各分割脚片の内面に上記ピンの各溝に係合する内向突起を形成してなる止め具であって、ピンの上端縁に段差部を形成する一方、グロメットの胴部を分割するスリットの中に、一の分割脚片の側面に連接されて該連接部を中心として水平方向に揺動する揺動駒を設け、当該揺動駒は、自由状態時は、グロメットの胴部から外方に突出し、パネル孔に差し込まれた時は、パネル孔の内周面で押圧されてグロメットの胴部の内方に突出することを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1を前提として、スリットはグロメットの胴部の下から上まで開口して、揺動駒は、このスリットの上方奥側に位置することを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項2を前提として、スリットは下では狭く上では広く、揺動駒は、このスリットの広いところに位置することを特徴とする。
請求項4記載の発明は、請求項1を前提として、揺動駒は、その自由状態時には、連接部から遠いところで突出量が大きく、揺動駒の連接部は、揺動駒の肉厚よりも薄いことを特徴とする。
請求項5記載の発明は、請求項1を前提として、ピンの揺動駒と対応する外周面の軸方向にガイド溝を形成して、該ガイド溝の上端に段差部を形成したことを特徴とする。
請求項6記載の発明は、請求項1を前提として、グロメットの胴部は、下から上に向かって途中まで開口する巾狭なスリットを有して、該巾狭なスリットの上端部内面に凸部を形成し、ピンは、該巾狭なスリット内に入り込むリブ壁を合体溝から拡開溝に至る範囲に形成して、該リブ壁の上端縁を上記凸部と係合可能としたことを特徴とする。
依って、請求項1記載の発明にあっては、グロメットの各分割脚片に形成された内向突起をピンの拡開溝に係合させたパネルの重合固定状態から、パネルの重合固定状態を解除する場合に、ピンをその重合固定方向と同一方向に更に押し込むと、ピンの上端縁に形成されている段差部が、パネル孔の内周面に押圧されてグロメットの胴部の内方に突出する揺動駒に衝突して、ピンが過大に押し込まれることを防止するので、各分割脚片の内向突起が拡開溝から外れて開放溝に確実に係合することが保障できる。この為、当該構成により、初めて、ピンとグロメットを合成樹脂で一体に成形しながらも、その使用状態においては、揺動駒に対して十分な突出高さを与えることができるので、従来のものと比較すると、安価でありながら、過大な押し込みを確実に防止することができる。
請求項2記載の発明にあっては、下から上まで開口するスリットによって、胴部の各分割脚片の開閉がスムーズに行なえることを保障し、且つ、このスリットの上方奥側に揺動駒を位置させたので、例え、揺動駒が一の分割脚片に連接されていても、拡開し難くなるので、胴部の内方への突出量を十分に確保できる。
請求項3記載の発明にあっては、揺動駒をスリットの広いところに位置させることによって、揺動駒自体の周方向長さや連接部の長さを十分に取れるので、揺動駒の内方への突出量を更に確保できる。
請求項4記載の発明にあっては、揺動駒を連接部から遠いところでその突出量を大きくし、且つ、連接部を揺動駒より薄肉となすことによって、やはり、揺動駒の内方への突出量を更に確保できる。
請求項5記載の発明にあっては、ピンの揺動駒と対応する外周面にガイド溝を形成することによって、ピンのグロメットの胴部に対する押し込みに際し、胴部の内方に突出する揺動駒が邪魔となることがなくなる共に、ガイド溝の上端に段差部が存在するので、段差部と揺動駒の確実な衝突状態が得られる。
請求項6記載の発明にあっては、グロメットの胴部が有する巾狭なスリットにピンのリブ壁が入り込むことによって、ピンのグロメットの胴部に対する回り止めが図れると共に、リブ壁の上端縁がスリットの上端部内面に形成された凸部に係合することによって、ピンとグロメットとが抜け外れてバラバラとなることを防止できる。
本発明は、ピンとグロメットとを合成樹脂で一体成形する場合に、ピン側に対しては、一体付与が可能な段差部を形成し、グロメット側に対しては、一体付与が可能な揺動駒を設けて、ピンのグロメットの胴部に対する過大な押し込みを防止することにより、安価なプッシュ・プッシュ型の止め具を提供せんとするものである。
以下、本発明を図示する好適な実施例に基づいて詳述すれば、該実施例に係る止め具も、従来と同様に、ピン1とグロメット2の2部品からなるものであるが、特徴とするところは、図1に示す如く、このピン1とグロメット2とを合成樹脂で一体成形する点にある。尚、一体成形に際しては、図2に示す如く、ピン1とグロメット2の夫々を軸方向にずらして、ピン1の先端部1aをグロメット2の内部に臨ましめながら4枚のブリッジ小片3で連結し、そのまま、ピン1をグロメット2の内部に各ブリッジ小片3を切断しながら押し込むことにより、ピン1とグロメット2の仮止め状態が得られるようになっている。
そこで、まず、ピン1側の構造から説明すると、前者のピン1は、図3にも示す如く、先端部1aが先細りテーパー形状となった円柱状を呈し、その外周面の適所に下から順に所定間隔をおいて合体溝4・拡開溝5及び開放溝6の夫々を軸方向と直交する状態に形成する一方、一の対向する外周面の軸方向に後述するグロメット2の揺動駒20の移動を案内する凹状のガイド溝7を形成して、該各ガイド溝7の上端にグロメット2の揺動駒20に衝突する段差部8を形成すると共に、他の対向する外周面の合体溝4から拡開溝5に至る範囲に、後述するグロメット2の巾狭なスリット15内に入り込むリブ壁9を形成して、該リブ壁9の上端縁を後述するグロメット2の凸部18と係合させる構成となっている。又、他の対向する外周面のリブ壁9の上方には、該グロメット2の凸部18を案内する案内溝10をも形成するものとする。
尚、上記した下位の合体溝4と上位の開放溝6の溝径は、後述するグロメット2の分割脚片16の内向突起17を分割脚片16の拡開を招来することなく完全に収納できる小径となし、中位の拡開溝5の溝径は、当該合体溝4・開放溝6よりも大径となして、分割脚片16の内向突起17が係合した場合には、分割脚片16を外方に拡開できるように設定されている。
次に、グロメット2側の構造を説明すると、後者のグロメット2は、図2A・図4にも示す如く、フランジ部11と胴部12とを備える円筒状を呈し、円盤状のフランジ部11は、その中央に胴部12の内部と連通する開口13を形成し、中空状の胴部12は、その周壁をスリット14・15を介して4枚の分割脚片16に分割して、該各分割脚片16の下端側内面に上記した各溝4・5・6に順に係合する内向突起17を個々に形成する構成となっている。
尚、上記胴部12を分割するスリットは、図示する如く、一対の巾広なスリット14と一対の巾狭なスリット15の2種類があり、巾広なスリット14は、胴部12の下から上のフランジ部11まで続いて開口するものであるが、広い上側と比べると下側が若干して狭くなっており、巾狭なスリット15は、胴部12の下から上に向かって途中まで開口するもので、その上端部側内面に胴部12内に突出して上記リブ壁9を係合する凸部18を形成する構成となっている。
又、上記一対の巾広なスリット14の特に広くなっている上方奥側に、当該スリット14を画成する一の分割脚片16の側面に連接片19を介して連接されて当該連接片19を中心として水平方向に揺動する揺動駒20を設けて、該各揺動駒20は、自由状態時では、胴部12の外周面から外方に突出し、パネルの取付孔に差し込まれた時は、当該取付孔の内周面で押圧されて胴部12の内方に突出するように構成されている。特に、この場合には、各揺動駒20は、その自由状態においては、上記連接片19から遠いところで突出量を大きく設定し、且つ、上記連接片19は、揺動駒20自体の肉厚よりも薄肉となすものとする。
従って、この揺動駒20は、巾広なスリット14の中でも特に広くなっている上方奥側に位置することとなるので、例え、揺動駒20が一の分割脚片16に連接されていても、この分割脚片16の上部側は外方に拡開しないところであるから、揺動駒20の胴部12内方への突出量を十分に確保できると共に、揺動駒20自体の周方向長さや連接片19の長さを十分に取れるので、この点からも、揺動駒20の内方への撓みを積極的に促がして、内方への突出量を更に確保できることとなる。
依って、斯かる構成の止め具を用いて、2枚のパネルP1・P2を重合固定する場合には、まず、一体成形されているピン1とグロメット2をその仮止め状態に組み付けることとなるが、この場合には、成形金型内或いは成形金型外で、ブリッジ小片3の切断を得て、ピン1をその先端部1aからフランジ部11の開口13を経てグロメット2の胴部12内に挿入すると、図5に示す如く、グロメット2の胴部12を画成する各分割脚片16の内向突起17がピン1に形成された下位の合体溝4と係合して、ピン1とグロメット2の仮止め状態が容易に得られることとなることとなるが、この時には、各内向突起17が小径な合体溝4に係合している関係で、いずれの分割脚片16も未だ外方には拡開していない。又、各揺動駒20も、自由状態下にあるので、その外面側が胴部12の外周面から外方に突出している。
尚、この場合には、具体的には図示しないが、ピン1のリブ壁9がグロメット2の巾狭なスリット15内に入り込んで、ピン1の胴部12に対する回り止めを図ると共に、リブ壁9の上端縁が巾狭なスリット15の上端部内面に形成された凸部18に係合して、ピン1とグロメット2とが抜け外れてバラバラとなることを確実に防止している。
そして、ピン1とグロメット2の仮止め状態を得た後、グロメット2の胴部12をパネルP1・P2の各取付孔H1・H2内に差し込むと、外方に突出している各揺動駒20も、一緒に、その下部テーパー形状の案内を得て、取付孔H1・H2内に差し込まれることとなるが、この時には、今度は、図6に示す如く、各揺動駒20が取付孔H1・H2の内周面に押圧されて胴部12の内方に突出して、その突出先端がピン1の揺動駒20と対応する外周面に形成されたガイド溝7内に受け入れられるので、例え、揺動駒20が内方に突出しても、ピン1の押し込みが阻害されることはない。
次いで、グロメット2のフランジ部11から上方に突出するピン1の上部を更に内部に押し込むと、各分割脚片16の内向突起17が下位の合体溝4から外れて、今度は、大径な中位の拡開溝5に係合するため、図7に示す如く、各分割脚片16が強制的に外方に拡開して、パネルP1・P2をフランジ部11と共働して挾持するので、これにより、2枚のパネルP1・P2は重合状態をもって確実に固定されることとなる。
逆に、このパネルP1・P2の重合固定状態を解除する場合には、ピン1を先の重合固定方向と同一方向に更に押し込むと、各分割脚片16の内向突起17が拡開溝5から外れて、今度は、図8に示す如く、小径な上位の開放溝6と係合するので、これにより、各分割脚片16は拡開状態から自動的に開放されて元の自由状態に復帰して、パネルP1・P2に対する挾持状態を解くので、後は、グロメット2のフランジ部11を把持して、ピン1と一緒に取付孔H1・H2から引き抜けば、ピン1やグロメット2を何ら損傷することなく、パネルP1・P2の重合固定状態が簡単に解除できる。
尚、斯かる状態にあっては、図示する如く、上記した内方に突出している揺動駒20の上面にガイド溝7の上端に形成された段差部8が衝突して、ピン1が更に内部に押し込まれることを確実に防止するので、従来のものと同様に、ピン1がグロメット2の内部で過大に押し込まれることが全くなくなる訳である。
本発明に係る止め具は、ピン1とグロメット2を合成樹脂で一体に成形して、ピン1側に対しては、段差部8を形成し、グロメット2側に対しては、該段差部8を衝突する揺動駒20を設けることにより、ピン1のグロメット2の胴部12に対する過大な押し込みを防止できるので、パネル同士或いはパネルと飾り材等の板材同士を重合状態をもって固定するような場合には、頗る好都合となる。
本発明の実施例に係る止め具を示す外観斜視図である。 (A)は図1のA−A線断面図、(B)は図1のB−B線断面図である。 (A)はピンの正面図、(B)はピンの側面図である。 (A)はグロメットの正面図、(B)はグロメットの側面図、(C)は図4AのC−C線断面図である。 ピンとグロメットの仮止め状態を示す断面図である。 仮止め状態にあるグロメットの胴部をパネルの取付孔に差し込んだ状態を示す断面図である。 ピンとグロメットを用いて、2枚のパネルを重合固定した状態を示す断面図である。 ピンの過大な押し込みを防止した状態を示す断面図である。
符号の説明
1 ピン
1a ピンの先端部
2 グロメット
3 ブリッジ小片
4 合体溝
5 拡開溝
6 開放溝
7 ガイド溝
8 段差部
9 リブ壁
10 案内溝
11 フランジ部
12 胴部
13 開口
14 巾広なスリット
15 巾狭なスリット
16 分割脚片
17 内向突起
18 凸部
19 連接片
20 揺動駒
P1 パネル
H1 取付孔(パネル孔)
P2 パネル
H2 取付孔(パネル孔)

Claims (6)

  1. 合成樹脂で一体成形されたピンとグロメットから成り、ピンは、その外周面に下位から順に合体溝・拡開溝及び開放溝を夫々形成して、下位の合体溝と上位の開放溝の溝径を中位の拡開溝のそれよりも小径となるように設定し、グロメットは、フランジ部と胴部とを備え、該胴部をスリットを介して複数の分割脚片に分割して、該各分割脚片の内面に上記ピンの各溝に係合する内向突起を形成してなる止め具であって、ピンの上端縁に段差部を形成する一方、グロメットの胴部を分割するスリットの中に、一の分割脚片の側面に連接されて該連接部を中心として水平方向に揺動する揺動駒を設け、当該揺動駒は、自由状態時は、グロメットの胴部から外方に突出し、パネル孔に差し込まれた時は、パネル孔の内周面で押圧されてグロメットの胴部の内方に突出することを特徴とする止め具。
  2. スリットはグロメットの胴部の下から上まで開口して、揺動駒は、このスリットの上方奥側に位置することを特徴とする請求項1記載の止め具。
  3. スリットは下では狭く上では広く、揺動駒は、このスリットの広いところに位置することを特徴とする請求項2記載の止め具。
  4. 揺動駒は、その自由状態時には、連接部から遠いところで突出量が大きく、揺動駒の連接部は、揺動駒の肉厚よりも薄いことを特徴とする請求項1記載の止め具。
  5. ピンの揺動駒と対応する外周面の軸方向にガイド溝を形成して、該ガイド溝の上端に段差部を形成したことを特徴とする請求項1記載の止め具。
  6. グロメットの胴部は、下から上に向かって途中まで開口する巾狭なスリットを有して、該巾狭なスリットの上端部内面に凸部を形成し、ピンは、該巾狭なスリット内に入り込むリブ壁を合体溝から拡開溝に至る範囲に形成して、該リブ壁の上端縁を上記凸部と係合可能としたことを特徴とする請求項1記載の止め具。
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