JP2005282526A - 過給機付エンジンの吸気装置 - Google Patents

過給機付エンジンの吸気装置 Download PDF

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Abstract

【課題】遠心式ブロワの作動状態が過給サージング域内にあり且つエンジン回転速度が低速であるときの吸気脈動を抑制する、過給機付エンジンの吸気装置を提供する。
【解決手段】過給機付エンジンの吸気装置1は、吸気ダクト3と、吸気ダクト3の吸気口部3eの全開口面積に対する該吸気口部3eの吸気流通面積の比を示す開口比を調節する開閉弁5と、吸気量を検出するエアフローメータ9と、排気のエネルギーを利用するターボチャージャ11と、直列4気筒のエンジン17と、開閉弁5のアクチュエータを制御する制御装置とを備えている。コンプレッサ11bの作動状態が過給サージング域内にあり且つエンジン回転速度が低速であると判定したときには、制御装置は、開閉弁5のアクチュエータを閉制御して開閉弁5を全閉状態にする。このとき、開口比が1/2になる。
【選択図】図1

Description

本発明は、エンジンの吸気通路に設けられた遠心式ブロワを有する過給機を備えた過給機付エンジンの吸気装置に関するものである。
従来から、 エンジンの吸込み圧を増加させる過給機を備えた過給機付エンジンの吸気装置が知られている。このような吸気装置では、サージングの発生を防止することが課題の1つになっている。
例えば、特許文献1に示す吸気装置は、過給機のコンプレッサの上流側と下流側とを連通する通路とその通路に開閉可能に設けられたバルブとを備え、そのバルブを開閉することにより、サージングが発生するサージング域内でのエンジンの運転を回避し、サージングの発生を防止している。
また、特許文献2に示す吸気装置では、コンプレッサの上流側の圧力(すなわち、大気圧)に対するコンプレッサの下流側の圧力(すなわち、過給圧)の比を表すコンプレッサ圧力比を、サージングを発生する限界線を表すサージングライン付近で保つことにより、サージングの発生を防止しながらエンジンのトルクを高めている。
また、特許文献3に示す吸気装置は、吸気をエンジンに供給するための吸気ダクトを複数具備していて、それらの吸気ダクトを切り換えることにより吸気をエンジンに供給している。
特開2001−280144号公報 特開2001−342840号公報 特開平6−239184号公報
ここで、コンプレッサの作動状態がサージングラインに近付くと、まず過給サージング域(プレサージング域)に入る。この過給サージング域内では、サージング域内のように過給機(特に、コンプレッサ)が破損するおそれはないが、コンプレッサの上流側及び下流側に吸気脈動が発生して、それにより、エンジンの不整振動が起きる。そして、その吸気脈動により、吸気ダクトに設けられたエアフローメータが誤作動して、その結果、エンジンの不整振動が助長される。そのため、この場合、コンプレッサでは正常な過給が行えず、過給圧が大幅に低下してしまう。
さらに、コンプレッサの作動状態が過給サージング域内にあると共にエンジン回転速度が低速であるときは、吸気脈動が発生しやすく、過給圧が不足しやすい。
以上により、従来から、コンプレッサの作動状態が過給サージング域内にあり且つエンジン回転速度が低速であるときの吸気脈動を抑制できる吸気装置を開発することが望まれていた。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、エンジンの吸気通路に設けられた遠心式ブロワを有する過給機を備えた過給機付エンジンの吸気装置において、遠心式ブロワの作動状態が過給サージング域内にあり且つエンジン回転速度が低速であるときの吸気脈動を抑制する技術を提供することにある。
第1の発明は、エンジンの吸気通路に設けられた遠心式ブロワを有する過給機を備えた過給機付エンジンの吸気装置であって、上記吸気通路が、上記遠心式ブロワの上流側に設けられ且つ上流端に吸気口部が形成された吸気ダクトを有し、上記吸気口部の全開口面積に対する該吸気口部の吸気流通面積の比を開口比として、上記遠心式ブロワの作動状態が過給サージング域内にあり且つエンジン回転速度が所定値よりも小さいときには、上記開口比が略1/2になるように上記吸気口部の一部を塞ぐ閉塞手段を備えたことを特徴とするものである。
ところで、遠心式ブロワの作動状態が過給サージング域内にあり且つエンジン回転速度が所定値よりも小さいときは、コンプレッサの上流側及び下流側において吸気脈動が発生する。ここで、本発明によれば、閉塞手段は、遠心式ブロワの作動状態が過給サージング域内にあり且つエンジン回転速度が所定値よりも小さいときには、開口比が略1/2になるように吸気ダクトの吸気口部の一部を塞ぐ。よって、吸気口部に達した圧力波は、吸気口部の閉塞手段によって塞がれている部分では、反転しないで同位相で反射される一方、吸気口部の閉塞手段によって塞がれていない部分では、反転して逆位相で反射される(ホイヘンスの原理)。そして、それら同一波長の、同位相で反射された圧力波と逆位相で反射された圧力波とが、吸気口部付近において相殺される。そのため、遠心式ブロワの作動状態が過給サージング域内にあり且つエンジン回転速度が所定値よりも小さいときの吸気脈動が抑制され、ひいては、エンジンの不整振動が抑制される。
第2の発明は、上記第1の発明において、上記閉塞手段が、上記吸気口部に開閉可能に設けられ、且つ、閉状態のときには上記吸気ダクトの軸方向と直交する方向に延びると共に上記開口比を略1/2にする可動式弁体と、上記遠心式ブロワの作動状態が上記過給サージング域内にあり且つエンジン回転速度が上記所定値よりも小さいときには、上記可動式弁体を閉状態にする制御手段とを有することを特徴とするものである。
これにより、遠心式ブロワの作動状態が過給サージング域内にあり且つエンジン回転速度が所定値よりも小さいときの吸気脈動を抑制する閉塞手段を具現化できる。
第3の発明は、上記第2の発明において、上記制御手段が、上記遠心式ブロワの作動状態がサージング域及び上記過給サージング域外にあり且つエンジン回転速度が上記所定値以上であるときには、上記可動式弁体の開度を該エンジン回転速度に基づき決定して該可動式弁体を該決定された開度にするように構成されていることを特徴とするものである。
これにより、制御手段は、遠心式ブロワの作動状態がサージング域及び過給サージング域外にあり且つエンジン回転速度が所定値以上であるときには、可動式弁体の開度を該エンジン回転速度に基づき決定して該可動式弁体を該決定された開度にするので、遠心式ブロワの作動状態がサージング域及び過給サージング域外にあり且つエンジン回転速度が所定値以上であるときは、そのエンジン回転速度に見合った吸気量を得ることができる。
第4の発明は、上記第1の発明において、上記閉塞手段が、上記遠心式ブロワの作動状態が上記過給サージング域内にあり且つエンジン回転速度が上記所定値よりも小さいときときには上記吸気口部の全体を覆うように構成され且つ厚み方向に貫通する複数の貫通孔が形成された閉塞部材を有し、上記吸気口部の全開口面積に対する上記各貫通孔の開口面積を総和した総開口面積の比が略1/2であることを特徴とするものである。
これにより、遠心式ブロワの作動状態が過給サージング域内にあり且つエンジン回転速度が所定値よりも小さいときの吸気脈動を抑制する閉塞手段を具現化できる。
第5の発明は、上記第1の発明において、上記閉塞手段が、上記開口比が略1/2になるように上記吸気口部に固定された閉塞部材を有し、上記吸気通路が、上記遠心式ブロワの作動状態がサージング域及び上記過給サージング域外にあり且つエンジン回転速度が上記所定値以上であるときには上記遠心式ブロワの上流側に連通するように構成されている別の吸気ダクトをさらに有することを特徴とするものである。
これにより、遠心式ブロワの作動状態が過給サージング域内にあり且つエンジン回転速度が所定値よりも小さいときの吸気脈動を抑制する閉塞手段を具現化できる。
また、別の吸気ダクトは、遠心式ブロワの作動状態がサージング域及び過給サージング域外にあり且つエンジン回転速度が所定値以上であるときには、該遠心式ブロワの上流側に連通するので、遠心式ブロワの作動状態がサージング域及び過給サージング域外にあり且つエンジン回転速度が所定値以上であるときは、吸気が吸気ダクトと共に別の吸気ダクトからも導入される。そのため、遠心式ブロワの作動状態がサージング域及び過給サージング域外にあり且つエンジン回転速度が所定値以上であるときに必要な吸気量を確保できる。
第6の発明は、上記過給機が、上記遠心式ブロワに加えて、上記エンジンの複数の気筒にそれぞれ連通した複数の排気管が集合してなる排気管集合部に連通し且つ上記エンジンからの排気によって駆動されるタービンを有すると共に該タービンによって上記遠心式ブロワを駆動するように構成されているターボチャージャからなることを特徴とするものである。
このように、本発明を、サージングの発生頻度が高いターボチャージャを具備するエンジンに適用することにより、本発明の作用・効果が顕著になる。
第7の発明は、上記過給機が、上記遠心式ブロワに加えて、上記エンジンからの排気によって駆動されるタービンと該タービンに供給される排気の流速を変更可能な可動ベーンとを有すると共に上記タービンによって上記遠心式ブロワを駆動するように構成されているバリアブル・ジオメトリ・ターボチャージャからなることを特徴とするものである。
このように、本発明を、サージングの発生頻度が高いバリアブル・ジオメトリ・ターボチャージャを具備するエンジンに適用することにより、本発明の作用・効果が顕著になる。
本発明によれば、閉塞手段は、遠心式ブロワの作動状態が過給サージング域内にあり且つエンジン回転速度が所定値よりも小さいときには、開口比が略1/2になるように吸気ダクトの吸気口部の一部を塞ぐので、遠心式ブロワの作動状態が過給サージング域内にあり且つエンジン回転速度が所定値よりも小さいときの吸気脈動が抑制され、ひいては、エンジンの不整振動が抑制される。したがって、過給サージング域内の高い過給圧を利用でき、ひいては、エンジンの性能を高めることができる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
(実施形態1)
図1に示すように、本発明の実施形態1に係る過給機付エンジンの吸気装置1は、吸気を流通させる吸気ダクト3と、後述する開口比を調節する開閉弁5と、吸気を清浄するエアクリーナ7と、吸気量を検出するエアフローメータ9と、排気のエネルギーを利用するターボチャージャ11と、そのターボチャージャ11のコンプレッサ11bにより圧縮されて高温になった吸気を冷却するインタクーラ13と、吸気をエンジン17に供給するための吸気マニホールド15と、直列4気筒のエンジン17と、エンジン17から放出される排気を導くための排気マニホールド19と、排気を流通させる排気ダクト21と、開閉弁5のアクチュエータ等を制御する制御装置(ECU)23(図2を参照)とを備えている。この過給機付エンジンの吸気装置1では、上流側から順に吸気ダクト3、吸気マニホールド15、エンジン17、排気マニホールド19及び排気ダクト21が配設されている。なお、本発明に係る遠心式ブロワはコンプレッサ11bに対応し、過給機はターボチャージャ11に対応し、可動式弁体は開閉弁5に対応し、制御手段は制御装置23に対応し、閉塞手段は開閉弁5及び制御装置23に対応する。
吸気ダクト3には上流側から順に開閉弁5、エアクリーナ7、エアフローメータ9、ターボチャージャ11のコンプレッサ11b及びエアクリーナ7が配設されている。吸気ダクト3は、エアクリーナ7の上流側に設けられた第1吸気ダクト3aと、エアクリーナ7とコンプレッサ11bとの間に設けられた第2吸気ダクト3bと、コンプレッサ11bと吸気マニホールド15との間に設けられた第3吸気ダクト3cとを有する。第1吸気ダクト3aは、一端から他端に亘って直線状に形成された円筒状の管である。すなわち、第1吸気ダクト3aの軸方向と流路方向とは一致している。また、第1吸気ダクト3aの流路面積は一定である。第1吸気ダクト3aの上流端には、外気を吸い込むための円状の吸気口3dが形成されている。そして、第1吸気ダクト3aの上流端部が吸気口部3eを構成している。
開閉弁5は第1吸気ダクト3aの吸気口部3eの一部を開閉自在に塞ぐように該吸気口部3eに取り付けられていて、アクチュエータによって駆動される。開閉弁5は、吸気の流れを遮断する遮断面の面積が吸気口部3eの全開口面積の半分である半円状の板状部材からなる。「吸気口部3eの全開口面積」とは、吸気口部3eの実際の開口面積である。言い換えれば、「吸気口部3eの全開口面積」とは、開閉弁5が全開状態のときの吸気口部3eの開口面積である。開閉弁5は、全閉状態のときには、第1吸気ダクト3aの軸方向に直交する方向に延び且つ開口比を1/2にする。開口比とは、吸気口部3eの全開口面積に対する該吸気口部3eの吸気流通面積の比を意味する。「吸気口部3eの吸気流通面積」とは、吸気口部3eにおける吸気が流通することができる面積である。言い換えれば、「吸気口部3eの吸気流通面積」とは、吸気口部3eにおける有効な吸気流れ断面積である。
ターボチャージャ11は、排気のエネルギーによって回転するタービン11aと、そのタービン11aに直結され且つタービン11aの回転によって駆動される遠心式のコンプレッサ11bとを有する。タービン11aの入口側には排気マニホールド19が接続され、出口側には排気ダクト21が接続されている。コンプレッサ11bは羽根車を有していて、その羽根車の回転によって生ずる気体の遠心力を利用して吸気を圧送する。コンプレッサ11bの入口側には第2吸気ダクト3bが接続され、出口側には第3吸気ダクト3cが接続されている。
エンジン17は、所定方向一端側(図1では左側)から所定方向他端側に向かって順に配設された第1〜第4気筒17a,17b,17c,17dを有する。このエンジン17では、第1、第3、第4及び第2気筒17a,17c,17d,17bの順で排気行程が行われる。排気マニホールド19は、第1〜第4気筒17a,17b,17c,17dにそれぞれ連通した第1〜第4排気分岐管19a,19b,19c,19dと、第1及び第4排気分岐管19a,19dの下流側に設けられ且つ第1及び第4排気分岐管19a,19dが集合してなる第1排気分岐管集合部19eと、第2及び第3排気分岐管19b,19cの下流側に設けられ且つ第2及び第3排気分岐管19b,19cが集合してなる第2排気分岐管集合部19fとを有する。そして、第1及び第2排気分岐管集合部19e,19fの下流端がタービン11aの入口側に連通している。
図2に示すように、制御装置23は、入出力装置と、「コンプレッサの性能曲線(圧力曲線)のマップ」等を記憶する記憶装置と、中央処理装置と、タイマカウンタとを有する。「コンプレッサの性能曲線のマップ」とは、図3に示すように、本実施形態に係るターボチャージャ11の性能を示したものである。このマップでは、コンプレッサ11bの上流側の圧力(すなわち、大気圧)に対するコンプレッサ11bの下流側の圧力(すなわち、過給圧)の比を示すコンプレッサ圧力比を縦軸にとり、エンジン回転数を横軸にとっている。図3のサージングラインとは、サージングを発生する限界線、つまり、ターボチャージャ11が正常に駆動する限界線である。図3のサージング域(サージ域)とは、サージングを発生する領域であって、ターボチャージャ11(特に、コンプレッサ11b)が破損するおそれがある領域である。図3の過給サージング域(プレサージング域)とは、サージング域に入る前に入る領域であって、コンプレッサ11bの上流側及び下流側に吸気脈動が発生する領域である。図3からも明らかなように、サージングラインは、サージング域と過給サージング域との間に位置している。
制御装置23の入力側には、エアフローメータ9や、コンプレッサ11bの上流側の圧力を検出する大気圧センサ25や、コンプレッサ11bの下流側の圧力を検出する過給圧センサ27や、エンジン回転速度を検出するエンジン回転数センサ29等が接続されている。制御装置23の出力側には、エンジン17の燃料噴射弁(図示せず)やエンジン17の点火プラグ(図示せず)や開閉弁5のアクチュエータ等が接続されている。制御装置23は、各センサ9,25,27,29からの検出情報に基づいて、燃料噴射弁の燃料噴射制御や点火プラグの点火時期制御や開閉弁5の開閉制御等を行う。
−過給機付エンジンの吸気装置の動作−
以下に、図1を参照しながら、過給機付エンジンの吸気装置1の動作について説明する。まず、外部から第1吸気ダクト3aの吸気口部3eを介して導入された吸気は、第1吸気ダクト3a、エアクリーナ7及び第2吸気ダクト3bを介してコンプレッサ11bに導入される。コンプレッサ11bに導入された吸気は、コンプレッサ11bによって圧縮される。加圧された吸気は、インタクーラ13、第3吸気ダクト3c及び吸気マニホールド15を介してエンジン17に導入される。エンジン17に導入された吸気は燃料噴射弁から噴射された燃料と混合され、その混合気がエンジン17の燃料室内で燃焼される。燃焼後にエンジン17から流出した排気は、排気マニホールド19を介してタービン11aに導入されてタービン11aを回転させる。そして、タービン11aの回転によってコンプレッサ11bが駆動する。その後、タービン11aから流出した排気は、排気ダクト21を介して外部に排出される。
−開閉弁の動作−
以下に、開閉弁5の動作について説明する。まず、制御装置23は、各センサ9,25,27,29からの検出情報に基づいて、コンプレッサ11bの作動状態及びエンジン回転速度の状態を判定する。コンプレッサ11bの作動状態が過給サージング域(図3を参照)内にあり且つエンジン回転速度が低速状態であると判定したときには、制御装置23は、開閉弁5のアクチュエータを閉制御して開閉弁5を全閉状態にする。低速状態とは、エンジン回転数が2000rpmよりも小さい状態である。このとき、開閉弁5は、第1吸気ダクト3aの軸直交方向に延び且つ開口比を1/2にする。なお、本発明に係る所定値は2000rpmに対応する。
ここで、コンプレッサ11bの作動状態が過給サージング域内にあり且つエンジン回転速度が低速状態であるときは、コンプレッサ11bの上流側及び下流側において吸気脈動が発生する。このとき、上述のように、開閉弁5は全閉状態にされている。よって、図4に示すように、吸気口部3eに達した圧力波は、吸気口部3eにおける開閉弁5によって塞がれている部分では、反転しないで同位相で反射される一方、吸気口部3eにおける開閉弁5によって塞がれていない部分(すなわち、吸気口部3eの吸気が流通することができる部分)では、反転して逆位相で反射される(ホイヘンスの原理)。そして、それら同一波長の、同位相で反射された圧力波と逆位相で反射された圧力波とが、吸気口部3e付近において相殺される。そのため、コンプレッサ11bの作動状態が過給サージング域内にあり且つエンジン回転速度が低速状態であるときの吸気脈動が抑制され、ひいては、エンジン17の不整振動が抑制される。このとき、サージングラインが、サージング域を狭める方向に移動する。
一方、コンプレッサ11bの作動状態がサージング域及び過給サージング域(図3を参照)外にあり且つエンジン回転速度が中・高速状態であると判定したときには、制御装置23は、開閉弁5のアクチュエータを開制御して開閉弁5を開状態にする。中・高速状態とは、エンジン回転数が2000rpm以上の状態である。具体的には、コンプレッサ11bの作動状態がサージング域及び過給サージング域外にあり且つエンジン回転速度が中・高速状態であると判定したときには、制御装置23は、開閉弁5の開度をそのエンジン回転速度に基づき決定して開閉弁5を決定された開度にする。このとき、制御装置23は、エンジン回転速度が大きい程、その開度を大きくして吸気口部3eの吸気流通面積を大きくする。
−効果−
以上により、本実施形態によれば、開閉弁5は、コンプレッサ11bの作動状態が過給サージング域内にあり且つエンジン回転速度が低速状態であるときには、開口比が略1/2になるように第1吸気ダクト3aの吸気口部3eの一部を塞ぐ。よって、吸気口部3eに達した圧力波は、上述のように、吸気口部3eの開閉弁5によって塞がれている部分では、反転しないで同位相で反射される一方、吸気口部3eの開閉弁5によって塞がれていない部分では、反転して逆位相で反射される(ホイヘンスの原理)。そして、それら同一波長の、同位相で反射された圧力波と逆位相で反射された圧力波とが、吸気口部3e付近において相殺される。そのため、コンプレッサ11bの作動状態が過給サージング域内にあり且つエンジン回転速度が低速状態であるときの吸気脈動が抑制され、ひいては、エンジン17の不整振動が抑制される。したがって、過給サージング域内の高い過給圧を利用でき、ひいては、エンジン17の性能を高めることができる。
また、制御装置23は、コンプレッサ11bの作動状態がサージング域及び過給サージング域外にあり且つエンジン回転速度が中・高速状態であると判定したときには、開閉弁5の開度を該エンジン回転速度に基づき決定して該開閉弁5を該決定された開度にするので、コンプレッサ11bの作動状態がサージング域及び過給サージング域外にあり且つエンジン回転速度が中・高速状態であるときは、そのエンジン回転速度に見合った吸気量を得ることができる。
また、本発明を、サージングの発生頻度が高いターボチャージャ11を具備するエンジン17に適用することにより、本発明の作用・効果が顕著になる。
なお、本実施形態では、開閉弁5は半円状の板状部材からなるが、コンプレッサ11bの作動状態が過給サージング域内にあり且つエンジン回転速度が低速状態であるときの開口比が1/2になる限り、開閉弁5は如何なる形状であっても良い。
(実施形態2)
本実施形態では、図5(a)に示すように、開閉弁5が、厚み方向に貫通する複数の貫通孔5a,…が形成され且つ吸気口3dと同一形状の板状部材からなっていて、全閉状態のときには吸気口部3eの全体を覆うように吸気口部3eに取り付けられている。これらの貫通孔5a,…は、吸気口部3eの全開口面積に対する各貫通孔5aの開口面積を総和した総開口面積の比が1/2になるように開閉弁5に設けられている。その他の点に関しては実施形態1とほぼ同様である。
−開閉弁の動作−
以下に、開閉弁5の動作について説明する。まず、制御装置23は、各センサ9,25,27,29からの検出情報に基づいて、コンプレッサ11bの作動状態及びエンジン回転速度の状態を判定する。コンプレッサ11bの作動状態が過給サージング域内にあり且つエンジン回転速度が低速であると判定したときには、制御装置23は、開閉弁5のアクチュエータを閉制御して開閉弁5を全閉状態にする。このとき、開閉弁5は、第1吸気ダクト3aの軸直交方向に延び且つ開口比を1/2にする。
ここで、コンプレッサ11bの作動状態が過給サージング域内にあり且つエンジン回転速度が低速状態であるときは、コンプレッサ11bの上流側及び下流側において吸気脈動が発生する。このとき、上述のように、開閉弁5は全閉状態にされている。よって、吸気口部3eに達した圧力波は、開閉弁5の貫通孔5a,…が形成されていない部分では、反転しないで同位相で反射される一方(図5(b)を参照)、開閉弁5の貫通孔5a,…が形成された部分(すなわち、吸気口部3eの吸気が流通することができる部分)では、反転して逆位相で反射される(図5(c)を参照)。そして、それら同一波長である、同位相で反射された圧力波と逆位相で反射された圧力波とが、吸気口部3e付近において相殺される。そのため、コンプレッサ11bの作動状態が過給サージング域内にあり且つエンジン回転速度が低速状態であるときの吸気脈動が抑制され、ひいては、エンジン17の不整振動が抑制される。このとき、サージングラインが、サージング域を狭める方向に移動する。
一方、コンプレッサ11bの作動状態がサージング域及び過給サージング域外にあり且つエンジン回転速度が中・高速状態であると判定したときには、制御装置23は、開閉弁5の開度をそのエンジン回転速度に基づき決定して開閉弁5を決定された開度にする。
−効果−
以上により、本実施形態によれば、実施形態1と同様の作用・効果が得られると共に、複数の貫通孔5a,…の開口面積を管理することにより、開閉弁5の開度(特に、全閉時)の誤差を吸収できる。
(実施形態3)
図6に示すように、本実施形態では、第1吸気ダクト3aの吸気口部3eに、開閉弁5の代わりに閉塞部材5´が設けられていると共に、吸気ダクト3に、該吸気ダクト3とは別の第4吸気ダクト3fがさらに接続されている。その他の点に関しては、実施形態1とほぼ同様である。なお、本発明に係る閉塞手段は閉塞部材5´に対応し、別の吸気ダクトは第4吸気ダクト3fに対応する。
閉塞部材5´は吸気の流れを遮断する遮断面の面積が吸気口部3eの全開口面積の半分である半円状の板状部材からなっていて、吸気口部3eに固定取付されている。閉塞部材5´は第1吸気ダクト3aの軸直交方向に延びている。本実施形態では、このような閉塞部材5´が吸気口部3eに設けられているゆえに、開口比が常に1/2になっている。
第4吸気ダクト3fは、第1吸気ダクト3aの下流端の近傍(エアクリーナ7の近傍)に接続されている。第4吸気ダクト3fの上流端には、外気を吸い込むための吸気口部3gが形成されている。第4吸気ダクト3fの下流端部3hには、該下流端部3hを開閉自在に塞ぐスライド弁4が設けられている。
制御装置23は、各センサ9,25,27,29からの検出情報に基づいて、スライド弁4の開閉制御も行う。
−スライド弁の動作−
以下に、スライド弁4の動作について説明する。まず、制御装置23は、各センサ9,25,27,29からの検出情報に基づいて、コンプレッサ11bの作動状態及びエンジン回転速度の状態を判定する。
コンプレッサ11bの作動状態が過給サージング域内にあり且つエンジン回転速度が低速であると判定したときには、制御装置23は、スライド弁4のアクチュエータを閉制御してスライド弁4を全閉状態にする。よって、吸気は第1吸気ダクト3aの吸気口部3eのみから流入する。
ここで、コンプレッサ11bの作動状態が過給サージング域内にあり且つエンジン回転速度が低速状態であるときは、コンプレッサ11bの上流側及び下流側において吸気脈動が発生する。よって、吸気口部3eに達した圧力波は、吸気口部3eにおける閉塞部材5´によって塞がれている部分では、反転しないで同位相で反射される一方、吸気口部3eにおける閉塞部材5´によって塞がれていない部分では、反転して逆位相で反射される。そして、それら同一波長の、同位相で反射された圧力波と逆位相で反射された圧力波とが、吸気口部3e付近において相殺される。そのため、コンプレッサ11bの作動状態が過給サージング域内にあり且つエンジン回転速度が低速状態であるときの吸気脈動が抑制され、ひいては、エンジン17の不整振動が抑制される。このとき、サージングラインが、サージング域を狭める方向に移動する。
一方、コンプレッサ11bの作動状態がサージング域及び過給サージング域外にあり且つエンジン回転速度が中・高速状態であると判定したときには、制御装置23は、スライド弁4の開度をそのエンジン回転速度に基づき決定してスライド弁4を決定された開度にする。よって、吸気は第1吸気ダクト3aの吸気口部3eのみならず第4吸気ダクト3fの吸気口部3gからも導入される。
−効果−
以上により、本実施形態によれば、第4吸気ダクト4fは、コンプレッサ11bの作動状態がサージング域及び過給サージング域外にあり且つエンジン回転速度が中・高速状態であると判定したときには、該コンプレッサ11bの上流側に連通するので、コンプレッサ11bの作動状態がサージング域及び過給サージング域外にあり且つエンジン回転速度が中・高速状態であるときは、吸気が第1吸気ダクト3aと共に第4吸気ダクト4fからも導入される。そのため、コンプレッサ11bの作動状態がサージング域及び過給サージング域外にあり且つエンジン回転速度が中・高速状態であるときに必要な吸気量を確保できる。
なお、本実施形態では、閉塞部材5´は半円状の板状部材からなるが、コンプレッサ11bの作動状態が過給サージング域内にあり且つエンジン回転速度が低速状態であるときの開口比が1/2になる限り、閉塞部材5´は如何なる形状であっても良い。例えば、閉塞部材5´は、吸気口部3eの全体を覆うように取り付けられ且つ厚み方向に貫通する複数の貫通孔が形成された円状の板状部材によって構成されても良い。
(その他の実施形態)
上記各実施形態では、開口比を1/2に設定しているが、開口比を1/2±10%の範囲内の値に設定すれば、上記各実施形態と同様の作用・効果が得られる。
また、上記各実施形態では、本発明に係る過給機が、遠心式のコンプレッサ11bに加えて、エンジン17の複数の気筒17a,17b,17c,17dにそれぞれ連通した複数の排気分岐管19a,19b,19c,19dが集合してなる排気分岐管集合部19e,19fに連通したタービン11aを有するツインスクロール・ターボチャージャからなるが、過給機が、サージングの発生頻度が高いバリアブル・ジオメトリ・ターボチャージャ(以下、VGTという)や、遠心式のコンプレッサがタービンではなくモータによって駆動される電動式ターボチャージャ等によって構成されても良い。VGTは、遠心式のコンプレッサに加えて、エンジン17の排気によって駆動されるタービンと該タービンに供給される排気の流速を変更可能な可動ベーンとを有すると共に上記タービンによって上記遠心式のコンプレッサを駆動するように構成されているものである。すなわち、VGTでは、可動ベーンによって形成されるノズルの開度を変更することができる。この場合、本発明が、サージングの発生頻度が高いVGTを具備するエンジンに適用されるため、本発明の作用・効果が顕著になる。
また、上記各実施形態では、第1吸気ダクト3aは全長に亘って直線状に形成されているが、吸気口部3eから少なくとも吸気口部3eの開口径(直径)と同じ長さだけ直線状に形成されていれば良い。
また、図3に示すマップでは、エンジン回転数を横軸にとっているが、コンプレッサ11bを流通する空気流量を横軸にとってもよい。
本発明は、上記各実施形態に限定されず、その精神又は主要な特徴から逸脱することなく他の色々な形で実施することができる。
このように、上述の各実施形態はあらゆる点で単なる例示に過ぎず、限定的に解釈してはならない。本発明の範囲は請求の範囲によって示すものであって、明細書本文には何ら拘束されない。さらに、請求の範囲の均等範囲に属する変形や変更は、全て本発明の範囲内のものである。
以上説明したように、本発明は、エンジンの吸気通路に設けられた遠心式ブロワを有する過給機を備えた過給機付エンジンの吸気装置等について有用である。
本発明の実施形態に係る過給機付エンジンの吸気装置の概略構成図である。 制御装置とその周辺機器の概略構成図である。 コンプレッサの性能曲線のマップである。 吸気口部で反射した圧力波の様子を示す図である。 (a)は開閉弁の変形例を示す図であり、(b)及び(c)は吸気口部で反射した圧力波の様子を示す図である。 過給機付エンジンの吸気装置の変形例を示す図である。
符号の説明
1 過給機付エンジンの吸気装置
3 吸気ダクト
3e 吸気口部
3f 第4吸気ダクト(別の吸気ダクト)
5 開閉弁(可動式弁体,閉塞手段)
5´ 閉塞部材(閉塞手段)
9 エアフローメータ
11 ターボチャージャ(過給機)
11b コンプレッサ(遠心式ブロワ)
17 エンジン
19 排気マニホールド
23 制御装置(制御手段,閉塞手段)

Claims (7)

  1. エンジンの吸気通路に設けられた遠心式ブロワを有する過給機を備えた過給機付エンジンの吸気装置であって、
    上記吸気通路は、上記遠心式ブロワの上流側に設けられ且つ上流端に吸気口部が形成された吸気ダクトを有し、
    上記吸気口部の全開口面積に対する該吸気口部の吸気流通面積の比を開口比として、上記遠心式ブロワの作動状態が過給サージング域内にあり且つエンジン回転速度が所定値よりも小さいときには、上記開口比が略1/2になるように上記吸気口部の一部を塞ぐ閉塞手段を備えた
    ことを特徴とする過給機付エンジンの吸気装置。
  2. 請求項1記載の過給機付エンジンの吸気装置において、
    上記閉塞手段は、
    上記吸気口部に開閉可能に設けられ、且つ、閉状態のときには上記吸気ダクトの軸方向と直交する方向に延びると共に上記開口比を略1/2にする可動式弁体と、
    上記遠心式ブロワの作動状態が上記過給サージング域内にあり且つエンジン回転速度が上記所定値よりも小さいときには、上記可動式弁体を閉状態にする制御手段とを有する
    ことを特徴とする過給機付エンジンの吸気装置。
  3. 請求項2記載の過給機付エンジンの吸気装置において、
    上記制御手段は、上記遠心式ブロワの作動状態がサージング域及び上記過給サージング域外にあり且つエンジン回転速度が上記所定値以上であるときには、上記可動式弁体の開度を該エンジン回転速度に基づき決定して該可動式弁体を該決定された開度にするように構成されている
    ことを特徴とする過給機付エンジンの吸気装置。
  4. 請求項1記載の過給機付エンジンの吸気装置において、
    上記閉塞手段は、上記遠心式ブロワの作動状態が上記過給サージング域内にあり且つエンジン回転速度が上記所定値よりも小さいときときには上記吸気口部の全体を覆うように構成され且つ厚み方向に貫通する複数の貫通孔が形成された閉塞部材を有し、
    上記吸気口部の全開口面積に対する上記各貫通孔の開口面積を総和した総開口面積の比が略1/2である
    ことを特徴とする過給機付エンジンの吸気装置。
  5. 請求項1記載の過給機付エンジンの吸気装置において、
    上記閉塞手段は、上記開口比が略1/2になるように上記吸気口部に固定された閉塞部材を有し、
    上記吸気通路は、上記遠心式ブロワの作動状態がサージング域及び上記過給サージング域外にあり且つエンジン回転速度が上記所定値以上であるときには上記遠心式ブロワの上流側に連通するように構成されている別の吸気ダクトをさらに有する
    ことを特徴とする過給機付エンジンの吸気装置。
  6. 請求項1記載の過給機付エンジンの吸気装置において、
    上記過給機は、上記遠心式ブロワに加えて、上記エンジンの複数の気筒にそれぞれ連通した複数の排気管が集合してなる排気管集合部に連通し且つ上記エンジンからの排気によって駆動されるタービンを有すると共に該タービンによって上記遠心式ブロワを駆動するように構成されているターボチャージャからなる
    ことを特徴とする過給機付エンジンの吸気装置。
  7. 請求項1記載の過給機付エンジンの吸気装置において、
    上記過給機は、上記遠心式ブロワに加えて、上記エンジンからの排気によって駆動されるタービンと該タービンに供給される排気の流速を変更可能な可動ベーンとを有すると共に上記タービンによって上記遠心式ブロワを駆動するように構成されているバリアブル・ジオメトリ・ターボチャージャからなる
    ことを特徴とする過給機付エンジンの吸気装置。
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