JP2005282428A - 車両の電源装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 アイドルストップ時のエンジン停止状態にて、エンジン再始動のためのバッテリ電力を確保し得る車両の電源装置を提供する。
【解決手段】 車両に搭載される電源装置において、エンジンを始動させるためのスタータモータを起動させるバッテリと、該バッテリ及び車両の電装補器類に対して給電可能に接続される太陽電池と、該バッテリと車両の電装補器類との間に配置され、オンオフ切替え動作を行なうリレー手段と、該リレー手段の切替え動作を制御する制御手段と、を設ける。制御手段は、エンジンの作動状態を検知するエンジン作動状態検知手段から取得される情報に基づき、エンジンの停止を検知すると、太陽電池から電装補器類へ暗電流が供給されるように、リレー手段を切り替える。
【選択図】図2

Description

この発明は、自動車等の車両に搭載される電源装置に関する。
近年、省エネルギー及び環境保護の観点から、車両停止時にエンジンを一時停止させ、発進時にスタータでエンジンを再始動させるアイドルストップが奨励されている。しかし、このアイドルストップでは、スタータを作動させる際、バッテリからスタータへ給電されるが、エンジン再始動を繰り返すと、オルタネータからのバッテリ充電が充分にできず、結果として、スタータを始動させる際に、エンジン始動性が悪化することがある。
かかるスタータの繰り返し作動を考慮して、従来では、少なくとも2つのバッテリを用いて、エンジンの再始動を円滑にし、且つ、バッテリが著しく劣化するのを抑制することができるエンジン自動始動システムが提案されている(例えば特許文献1参照)。このシステムでは、複数のバッテリと、これらバッテリを並列接続又は直列接続にするリレーと、エンジンを再始動させるスタータ機能とエンジンにより駆動されて発電する発電機能とを有する始動発電機と、車両停止によりエンジンを一時停止させ、車両発進の指示が出されると始動発電機へ通電してエンジンを再始動させる制御器と、が設けられ、エンジン運転中には制御器に基づいてリレーにより並列接続させてバッテリを始動発電機により充電が行なわれ、エンジン一時停止中に車両発進の指示が出されると、制御器に基づいてリレーにより並列接続側から直列接続側に切り替えられ、直列接続時電圧がインバータを介して始動発電機へ通電されてエンジンが再始動させられる。
特開2003−155968号公報
ところで、複数のバッテリが設けられた電源装置の構成においては、通常、車両に装備される照明器やオーディオ機器等の電装補器類に対し、エンジン作動状態では、オルタネータから給電が行なわれ、また、一方、アイドルストップ時のエンジン停止状態では、バックアップ電源として各バッテリに蓄えられた電気が暗電流として供給される。しかしながら、バッテリがスタータモータの起動に用いられる場合には、アイドルストップが長引き、バッテリからの暗電流供給が続くと、エンジン再始動時にスタータモータが起動できない事態が生じる惧れがある。したがって、これを回避すべく、電装補器類への暗電流供給時にもバッテリ電力を確保し得る電源装置が求められる。
本発明は、上記技術的課題に鑑みてなされたもので、アイドルストップ時のエンジン停止状態にて、エンジン再始動のためのバッテリ電力を確保し得る車両の電源装置を提供することを目的とする。
本願の請求項1に係る発明は、車両に搭載される電源装置において、エンジンを始動させるためのスタータモータを起動させるバッテリと、該バッテリ及び車両の電装補器類に対して給電可能に接続される太陽電池と、上記バッテリと車両の電装補器類との間に配置され、オンオフ切替え動作を行なうリレー手段であって、そのオフ状態では、上記太陽電池からバッテリへの給電が停止されるように構成されたリレー手段と、該リレー手段の切替え動作を制御する制御手段と、該制御手段が、エンジンの作動状態を検知するエンジン作動状態検知手段から取得される情報に基づき、エンジンの停止を検知すると、上記太陽電池から電装補器類へ暗電流が供給されるように、上記リレー手段を切り替えることを特徴としたものである。
また、本願の請求項2に係る発明は、請求項1に係る発明において、更に、上記太陽電池の発電量を検知する発電量検知手段を有しており、上記制御手段が、上記発電量検知手段から取得される情報に基づき、上記発電量が第1所定値以上であることを検知すると、上記太陽電池から電装補器類へ暗電流が供給されるように、上記リレー手段を切り替えることを特徴としたものである。
更に、本願の請求項3に係る発明は、請求項1又は2に係る発明において、上記スタータモータが、エンジンを始動させるための第1のスタータモータと、車両停止に際してエンジンを一時停止させた後の発進時にエンジンを再始動させるための第2のスタータモータとから構成されることを特徴としたものである。
また、更に、本願の請求項4に係る発明は、請求項3に係る発明において、上記バッテリが、上記第1のスタータモータを起動させる第1のバッテリと、第2のスタータモータを起動させる第2のバッテリとから構成されることを特徴としたものである。
また、更に、本願の請求項5に係る発明は、請求項2〜4に係る発明のいずれか一において、上記制御手段が、上記発電量検知手段から取得される情報に基づき、上記発電量が上記第1所定値より大きい第2所定値以上であることを検知すると、上記太陽電池から電装補器類へ暗電流が供給されるとともに、上記バッテリへ該バッテリを充電するための電流が供給されるように、上記リレー手段を切り替えることを特徴としたものである。
また、更に、本願の請求項6に係る発明は、請求項2〜5に係る発明のいずれか一において、上記制御手段が、上記発電量検知手段から取得される情報に基づき、上記発電量が上記第1所定値未満であることを検知すると、上記バッテリから電装補器類へ暗電流が供給されるように、上記リレー手段を切り替えることを特徴としたものである。
また、更に、本願の請求項7に係る発明は、請求項4〜6に係る発明のいずれか一において、更に、上記第1及び第2のバッテリの残存容量を検出する残存容量検知手段と、を有しており、上記制御手段が、上記発電量検知手段から取得される情報に基づき、上記発電量が上記第1所定値未満であることを検知すると、上記残存容量検知手段から取得される情報に基づき、残存容量の多い方のバッテリから上記電装補器類へ暗電流が供給されるように、上記リレー手段を切り替えることを特徴としたものである。
本願発明によれば、本実施形態に係る電源装置1では、アイドルストップ時に、電装補器類への暗電流供給が太陽電池から行なわれるため、バッテリにおいてスタータモータを起動させるに必要な容量を確保することができ、バッテリ動作を保証することができる。
以下、本発明の実施形態について、添付図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明に係る車両の電源装置を概略的に示す図である。この電源装置1は、エンジン(不図示)を始動させるための第1のスタータモータM1に給電して、該第1のスタータモータM1を起動させる第1のバッテリB1と、アイドルストップ時に、エンジンを再始動させるための第2のスタータモータM2に給電して、該第2のスタータモータM2を起動させる第2のバッテリB2と、を備えている。第1及び第2のバッテリB1及びB2は、互いに等しい蓄電容量を有するものである。
電源装置1は、また、第1及び第2のバッテリB1及びB2の充電に際し、それらに電力を供給するオルタネータAと、オルタネータAから第1のバッテリB1への給電をオンオフする第1及び第2のリレーR1及びR2と、を備えている。第1及び第2のリレーR1及びR2は、オルタネータAに対して、両者が互いに並列に配列されるように接続されており、また、第1のリレーR1には、第1のバッテリB1が直列に接続され、他方、第2のリレーR2には、第2のバッテリB2が直列に接続されている。更に、第1のバッテリB1には、第1のスタータモータM1が該第1のバッテリB1から受電可能に接続され、他方、第2のバッテリB2には、第2のスタータモータM2が該第2のバッテリB2から受電可能に接続されている。
図1に示すように、かかる電源装置1に対して、車両に装備される照明器やオーディオ機器等の電装補器類L1〜Lnが、オルタネータA,第1及び第2のバッテリB1及びB2若しくは太陽電池B3から受電可能に接続されている。本実施形態では、これらの電装補器類L1〜Lnに対しては、エンジン作動状態において、オルタネータAから給電が行なわれ、アイドルストップ時を含むエンジン停止状態においては、バックアップ電源として第1及び第2のバッテリB1及びB2若しくは太陽電池B3に蓄えられた電気が暗電流として供給される。
電源装置1は、更に、第1及び第2のリレーR1及びR2を介して第1及び第2のバッテリB1及びB2にそれぞれ接続される太陽電池B3を備えている。この太陽電池B3としては従来周知のものを用いることができ、その発電量P3は天候,季節,使用時間帯等の影響により変化する。詳しくは後述するが、本実施形態では、この発電量P3の大きさに応じて、太陽電池B3から、電装補器類L1,・・・,Lnへ暗電流が供給されたり、第1及び第2のバッテリB1及びB2へそれらを充電するための電流が供給されたりするようになっている。
電源装置1は、更に、第1及び第2のリレーR1及びR2の切替え動作を制御し得る制御回路Cを備えている。この制御回路Cは、第1及び第2のバッテリB1及びB2側で検知される各バッテリB1,B2の残存容量P1,P2及び太陽電池B3の発電量P3をあらわす情報,車速センサにより検知される車両の走行速度(車速)をあらわす情報,エンジン停止時間測定タイマーにより測定されるエンジン停止からの経過時間をあらわす情報,ユーザが携帯する送信機から送られてくるドアロック・アンロック信号を受信するキーレスエントリ用の受信機での受信情報,エンジン制御ユニットの作動状態を切り替えるイグニッションスイッチのオンオフ状態をあらわす情報,パーキングブレーキの操作状態をあらわす情報、及び、変速操作を行なうチェンジレバーの操作状態をあらわす情報、並びに、ドアスイッチにより検知されたドアの開閉状態をあらわす情報などの各種情報を取得することができる。そして、制御回路Cは、これらの情報に基づき、所定の判断を行い、第1及び第2のリレーR1及びR2のオンオフ切替え動作を制御する。
制御回路Cにより、第1のリレーR1がオン状態(閉状態)に設定されると、オルタネータA又は太陽電池B3からの給電により第1のバッテリB1が充電され得る状態となり、また、第1のリレーR1がオフ状態(開状態)に設定されると、第1のバッテリB1は、太陽電池B3,オルタネータA及び電装補器類L1〜Lnから切り離され、第1のスタータモータM1を起動させ得る状態となる。
他方、第2のリレーR2がオン状態(閉状態)に設定されると、オルタネータA又は太陽電池B3からの給電により第2のバッテリB2が充電され得る状態となり、また、オフ状態に設定されると、第2のバッテリB1は、太陽電池B3,オルタネータA及び電装補器類L1〜Lnから切り離され、第2のスタータモータM2を起動させ得る状態となる。
更に、制御回路Cは、必要に応じて、第1及び第2のリレーR1及びR2をオン状態に設定し、第1及び第2のバッテリB1及びB2の両方から、第1のスタータモータM1へ給電し該第1のスタータモータM1を起動させる、若しくは、第2のスタータモータM2へ給電し該第2のスタータモータM2を起動させるような制御を行なうことも可能である。
本実施形態に係る電源装置1では、アイドルストップ時のエンジン停止状態にて、特に、エンジン再始動における第2のスタータモータM2を起動させるための第2のバッテリB2の電力を確保するために、電装補器類L1,・・・,Lnへ供給されるべき暗電流を可能な限り太陽電池B3により発電された電流でまかなうようにする。基本的には、イグニッションスイッチから取得される情報に基づき、アイドルストップ時のエンジン停止が検知されると、太陽電池B3から電装補器類L1,・・・,Lnへ暗電流が供給されるように、第1及び第2のリレーR1及びR1が切り替えられる。この場合、太陽電池B3の発電量P3の大きさに基づき、電装補器類L1,・・・,Lnへの暗電流供給を、太陽電池B3のみから行なうか、又は、太陽電池B3及びバッテリのいずれか一方から行なうか、若しくは、バッテリのみから行なうかが決定される。
また、太陽電池B3の発電量P3が十分大きければ、太陽電池B3から、電装補器類L1,・・・,Lnへ暗電流が供給されるとともに、第1及び第2のバッテリB1及びB2へそれらを充電するための電流が供給される。
図2は、エンジン再始動時における電源装置1によるリレー切替え制御処理についてのフローチャートである。この処理では、まず、エンジンがアイドルストップ状態で停止しているか否かが判断される(S11)。その結果、エンジンが作動状態にある若しくは完全に停止していると判断された場合には、S11が繰り返され、他方、エンジンがアイドルストップ状態で停止していると判断されると、引き続き、太陽電池B3の発電量P3が第1所定値以上であるか否かが判断される(S12)。この第1所定値とは、補器類L1,・・・,Lnの作動に必要とされる電流量に相当し、すなわち、このS12では、太陽電池B3で発電された電流だけで補器類L1,・・・,Lnへ供給される暗電流がまかなえるか否かが判断される。
S12の結果、太陽電池B3の発電量P3が第1所定値未満であると判断された場合には、補器類L1,・・・,Lnに供給されるべき暗電流を太陽電池B3のみからでは確保し得ないとして、S18へ進む。S18以降のステップについては後述する。他方、太陽電池B3の発電量P3が第1所定値以上であると判断された場合には、更に、太陽電池B3の発電量P3が第2所定値以上であるか否かが判断される(S13)。この第2所定値とは、補器類L1,・・・,Lnの作動に必要とされる電流量に、第1及び第2のバッテリB1及びB2に充電され得る電流量を加えた電流量に相当し、すなわち、このS13では、太陽電池B3で発電された電流で、補器類L1,・・・,Lnへ供給される暗電流及び第1及び第2のバッテリB1及びB2に充電される電流がまかなえるか否かが判断される。
S13の結果、太陽電池B3の発電量P3が第2所定値以上であると判断された場合には、第1及び第2のリレーR1及びR2が共に閉状態に設定されて(S14)、太陽電池B3から電装補器類L1,・・・,Lnへ暗電流が供給されるとともに、第1及び第2のバッテリB1及びB2の両方へ充電用の電流が供給される(S15)。以上で処理が終了される。図3の(a)には、晴天の下で、太陽電池B3から電装補器類L1,・・・,Lnへ暗電流が供給され、かつ、第1及び第2のバッテリB1及びB2へ充電用の電流が供給される状態を概略的に示す。
なお、ここでは、太陽電池B3から第1及び第2のバッテリB1及びB2の両方へ充電用の電流が供給されるが、これに限定されることなく、残存容量の少ないバッテリから、それに対応するリレーを閉状態に設定して、片方ずつバッテリ充電を行なうようにしてもよい。
他方、S13の結果、太陽電池B3の発電量P3が第2所定値未満であると判断された場合には、第1及び第2のリレーR1及びR2が共に開状態に設定されて(S16)、太陽電池B3から電装補器類L1,・・・,Lnへ暗電流が供給される(S17)。以上で処理が終了される。図3の(b)には、晴天の下で、太陽電池B3から電装補器類L1,・・・,Lnへ暗電流が供給される状態を概略的に示す。
また、S18では、第1及び第2のバッテリB1及びB2の残存容量P1及びP2が比較され、それらの間に所定以上の差があるか否か、すなわち、第1及び第2のバッテリB1及びB2間で残存容量P1及びP2に偏りがあるか否かが判断される。その結果、残存容量P1及びP2間に所定以上の差がないと判断された場合には、第1及び第2のリレーR1及びR2が共に閉状態に設定されて(S24)、第1及び第2のバッテリB1及びB2から電装補器類L1,・・・,Lnへ暗電流が供給される(S25)。以上で処理が終了される。図3の(d)には、夜間において、第1及び第2のバッテリB1及びB2の両方から電装補器類L1,・・・,Lnへ暗電流が供給される状態を概略的に示す。
他方、S18の結果、第1及び第2のバッテリB1及びB2の残存容量P1及びP2間に所定以上の差があると判断された場合には、引き続き、第1のバッテリB1の残存容量P1が第2のバッテリB2の残存容量P2よりも大きいか(P1>P2であるか)否かが判断される(S19)。その結果、P1がP2より大きいと判断された場合には、第1のリレーR1が閉状態に設定されて(S20)、太陽電池B3及び第1のバッテリB1から電装補器類L1,・・・,Lnへ暗電流が供給される(S21)。以上で処理が終了される。図3の(c)には、曇天の下で、太陽電池B3及び第1のバッテリB1から電装補器類L1,・・・,Lnへ暗電流が供給される状態を概略的に示す。
また、一方、S19の結果、P1がP2以下であると判断された場合には、第2のリレーR2が閉状態に設定されて(S22)、太陽電池B3及び第2のバッテリB2から電装補器類L1,・・・,Lnへ暗電流が供給される(S23)。以上で処理が終了される。
以上のように、本実施形態に係る電源装置1では、アイドルストップ時に、電装補器類への暗電流供給が太陽電池から行なわれるため、第1及び第2のバッテリB1及びB2において、第1及び第2のスタータモータM1及びM2を起動させるに必要な容量を確保することができ、バッテリ動作を保証することができる。
本実施形態のように、互いに等しい蓄電容量を有する第1及び第2のバッテリB1及びB2を採用した場合には、図2のS18及びS19でそれらの残存容量P1,P2を比較するに際して、残存容量の絶対値を比較するが、例えば第1のバッテリB1の蓄電容量が第2のバッテリB2の蓄電容量を大きい場合など、互い異なる蓄電容量を有する第1及び第2のバッテリB1及びB2を採用した場合には、各バッテリの残存割合(すなわち残存容量/蓄電容量)を比較するようにしてもよい。これにより、第1及び第2のバッテリB1及びB2の間で均衡のとれた放電が一層確実に実現可能となる。このことはまた各バッテリの寿命を確保する上でも有効である。
なお、本発明は、例示された実施の形態に限定されるものでなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々の改良及び設計上の変更が可能であることは言うまでもない。
本発明に係る車両の電源装置の基本構成を概略的に示す図である。 エンジン再始動時における上記電源装置によるリレー切替え制御処理についてのフローチャートである。 (a)太陽電池から補器類へ暗電流が供給される状態を概略的に示す図である。(b)太陽電池から補器類へ暗電流が供給されるとともに、第1及び第2のバッテリへそれらの充電用に給電される状態を概略的に示す図である。(c)太陽電池及び一方のバッテリ(第1のバッテリ)から補器類へ暗電流が供給される状態を概略的に示す図である。(d)第1及び第2のバッテリの両方から補器類へ暗電流が供給される状態を概略的に示す図である。
符号の説明
1…電源装置
A…オルタネータ
B1…第1のバッテリ
B2…第2のバッテリ
B3…第3のバッテリ
L1,・・・,Ln…電装補器類
M1…第1のスタータモータ
M2…第2のスタータモータ
P1…第1のバッテリの残存容量
P2…第2のバッテリの残存容量
P3…太陽電池の発電量
R1…第1のリレー
R2…第2のリレー

Claims (7)

  1. 車両に搭載される電源装置において、
    エンジンを始動させるためのスタータモータを起動させるバッテリと、
    上記バッテリ及び車両の電装補器類に対して給電可能に接続される太陽電池と、
    上記バッテリと車両の電装補器類との間に配置され、オンオフ切替え動作を行なうリレー手段であって、そのオフ状態では、上記太陽電池からバッテリへの給電が停止されるように構成されたリレー手段と、
    上記リレー手段の切替え動作を制御する制御手段と、
    上記制御手段が、エンジンの作動状態を検知するエンジン作動状態検知手段から取得される情報に基づき、エンジンの停止を検知すると、上記太陽電池から電装補器類へ暗電流が供給されるように、上記リレー手段を切り替えることを特徴とする車両の電源装置。
  2. 更に、上記太陽電池の発電量を検知する発電量検知手段を有しており、
    上記制御手段が、上記発電量検知手段から取得される情報に基づき、上記発電量が第1所定値以上であることを検知すると、上記太陽電池から電装補器類へ暗電流が供給されるように、上記リレー手段を切り替えることを特徴とする請求項1記載の車両の電源装置。
  3. 上記スタータモータが、エンジンを始動させるための第1のスタータモータと、車両停止に際してエンジンを一時停止させた後の発進時にエンジンを再始動させるための第2のスタータモータとから構成されることを特徴とする請求項1又は2に記載の車両の電源装置。
  4. 上記バッテリが、上記第1のスタータモータを起動させる第1のバッテリと、第2のスタータモータを起動させる第2のバッテリとから構成されることを特徴とする請求項3記載の車両の電源装置。
  5. 上記制御手段が、上記発電量検知手段から取得される情報に基づき、上記発電量が上記第1所定値より大きい第2所定値以上であることを検知すると、上記太陽電池から電装補器類へ暗電流が供給されるとともに、上記バッテリへ該バッテリを充電するための電流が供給されるように、上記リレー手段を切り替えることを特徴とする請求項2〜4のいずれか一に記載の車両の電源装置。
  6. 上記制御手段が、上記発電量検知手段から取得される情報に基づき、上記発電量が上記第1所定値未満であることを検知すると、上記バッテリから電装補器類へ暗電流が供給されるように、上記リレー手段を切り替えることを特徴とする請求項2〜5のいずれか一に記載の車両の電源装置。
  7. 更に、上記第1及び第2のバッテリの残存容量を検出する残存容量検知手段と、を有しており、
    上記制御手段が、上記発電量検知手段から取得される情報に基づき、上記発電量が上記第1所定値未満であることを検知すると、上記残存容量検知手段から取得される情報に基づき、残存容量の多い方のバッテリから上記電装補器類へ暗電流が供給されるように、上記リレー手段を切り替えることを特徴とする請求項4〜6のいずれか一に記載の車両の電源装置。
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