JP2005281026A - ガラスペーストおよびそれを用いたディスプレイパネル用部材の製造方法ならびにディスプレイパネル用部材 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】一般式Si(OR1 )m R2 n Xp (R1は炭化水素基またはアルコキシ炭化水素基、R2は炭化水素基、Xは反応性基または反応性基を有する炭化水素基)で表されるシラン化合物および/またはその加水分解縮合物を含むガラスペーストであって、ガラスが酸化ビスマス、酸化亜鉛、酸化リン、アルカリ金属酸化物の少なくとも1種を含有することを特徴とするガラスペースト、およびそれを用いたディスプレイパネル用部材の製造方法ならびにディスプレイパネル用部材。
【選択図】なし
Description
れるシラン化合物および/またはその加水分解縮合物を含むガラスペーストであって、ガラスが酸化ビスマス、酸化亜鉛、酸化リンおよびアルカリ金属酸化物の群から選ばれた少なくとも1種を含有することを特徴とするものからなる。
Si(OR1)mR2 nXp (I)
(但し、式中のR1は1分子中における、各々異なった、または一部同じの、あるいは、全部同じの炭化水素基またはアルコキシ炭化水素基、R2は炭化水素基、Xは反応性基または反応性基を有する炭化水素基、mは1〜3、nおよびpは0〜3、m+n+p=4である。)
本発明に係るガラスペーストは、シラン化合物および/またはその加水分解縮合物と、ガラス粉末、有機成分を含むものから構成される。
)で示したSi(OR1)mR2 nXp で表されるシラン化合物および/またはその加水分解縮合物をであることが必要となる。式中のR1は1分子中における、各々異なった、または一部同じの、あるいは、全部同じの炭化水素基またはアルコキシ炭化水素基、R2は炭化水素基、Xは反応性基または反応性基を有する炭化水素基、mは1〜3、n、pは0〜3、m+n+p=4である。特に、pは1〜3である成分を含むことが好ましく、より好ましくは、pは1〜2である。
酸化珪素は、5〜40重量%の範囲内で配合することが好ましい。5重量%未満の場合はガラス層の緻密性、強度や安定性が低下し、熱膨張係数が好ましい範囲から外れ、ガラス基板と熱膨張係数のミスマッチを起こすことがある。40重量%を越えると軟化点やガラス転移点が上昇し、耐熱温度が増加する。このため600℃以下でガラス基板上に緻密に焼き付けることが難しくなり、気泡が残留し、電気絶縁性が低下する傾向がある。
反応容器中に1−ブタノール100重量部を仕込み、80℃まで昇温した。これにイソブチルメタクリレート50重量部、メタクリル酸30重量部およびアゾイソブチロニトリル2.0重量部からなる混合物を80℃下で3時間滴定した。滴定終了から1時間経過した後、さらにアゾイソブチロニトリル1.2重量部と1−ブタノール10重量部を4回に分けて30分おきに添加し、添加終了後更に1時間重合を継続し、1−ブタノール10重量部およびメトキシフェノール1重量部を添加し、メタクリル酸グリシジル20重量部を3時間滴下した。滴下終了後2時間反応を継続し、1−ブタノール10重量部で希釈し、目的物を得た。
表1に示す組成のガラス粉末a〜dから選択しそれを60%、アクリル樹脂重合例で得られたアクリル樹脂10%、ジペンタエリスリトールヘキサアクリレート10%、ベンゾフェノン5%、1,6−ヘキサンジオール−ビス[(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネート]0.5%、ソルベントレッド27を0.1%、ジエチレングリコールモノブチルエーテルアセテート20%、および表2に示すシラン化合物から選択しそれを0.5%を混合し、3本ローラーで混練して無機粉末含有感光性ペーストを得た。
粘度変化率(%)=(保管後の粘度−製造直後の粘度)/製造直後の粘度×100
表1のガラス粉末50%、フィラー10%とした他は実施例1〜5と同様に行った。
表1のガラス粉末57.5%、フィラー2.5%とした他は実施例1〜5と同様に行った。
Claims (9)
- 下記一般式(I)で表されるシラン化合物および/またはその加水分解縮合物を含むガラスペーストであって、ガラスが酸化ビスマス、酸化亜鉛、酸化リンおよびアルカリ金属酸化物の群から選ばれた少なくとも1種を含有することを特徴とするガラスペースト。
Si(OR1 )m R2 n Xp (I)
(但し、式中のR1は1分子中における、各々異なった、または一部同じの、あるいは、全部同じの炭化水素基またはアルコキシ炭化水素基、R2は炭化水素基、Xは反応性基または反応性基を有する炭化水素基、mは1〜3、nおよびpは0〜3、m+n+p=4である。) - 一般式(I)において、mが2〜3、nが0〜2、pが1〜2、m+n+p=4pであることを特徴とする、請求項1に記載のガラスペースト。
- ガラスが酸化ビスマス、酸化亜鉛、酸化リンおよびアルカリ金属酸化物の群から選ばれた少なくとも1種をを10〜90重量%含有することを特徴とする、請求項1または2に記載のガラスペースト。
- さらにフィラーを含むことを特徴とする、請求項1〜3のいずれかに記載のガラスペースト。
- フィラーが、アルミナ、ジルコニア、マグネシア、ベリリア、ムライト、コーティライト、スピネル、フォルステライト、アーノサイト、セルジアン、シリカおよび窒化アルミの郡から選ばれた少なくとも1種であることを特徴とする、請求項4に記載のガラスペースト。
- フィラーが、ガラス転移温度550〜1200℃、軟化点600〜1200℃の高軟化点ガラスを含むことを特徴する、請求項4または5に記載のガラスペースト。
- ガラスペーストが感光性有機成分を含むことを特徴する。請求項1〜6のいずれかに記載の感光性ガラスペースト。
- ガラスペーストを基板上に塗布して乾燥する工程を含むディスプレイパネル用部材の製造方法であって、ガラスペーストに請求項1〜7のいずれかに記載のガラスペーストを用いることを特徴とする、ディスプレイパネル用部材の製造方法。
- 請求項8に記載の製造方法により製造されたディスプレイパネル用部材。
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