JP2005280851A - 持ち物確認システム及び持ち物確認方法 - Google Patents

持ち物確認システム及び持ち物確認方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2005280851A
JP2005280851A JP2004092792A JP2004092792A JP2005280851A JP 2005280851 A JP2005280851 A JP 2005280851A JP 2004092792 A JP2004092792 A JP 2004092792A JP 2004092792 A JP2004092792 A JP 2004092792A JP 2005280851 A JP2005280851 A JP 2005280851A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
container
identification information
stored
belongings
belonging
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2004092792A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4340571B2 (ja
Inventor
Takehiko Ito
健彦 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
Priority to JP2004092792A priority Critical patent/JP4340571B2/ja
Publication of JP2005280851A publication Critical patent/JP2005280851A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4340571B2 publication Critical patent/JP4340571B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Credit Cards Or The Like (AREA)
  • Purses, Travelling Bags, Baskets, Or Suitcases (AREA)
  • Warehouses Or Storage Devices (AREA)

Abstract

【課題】持ち物を収容体に収容し、かつ当該収容体も収容体に収容した状態で携行する場合において、複雑な管理を要することなく持ち物の収容状態を判断することのできる持ち物確認システム及び持ち物確認方法を得る。
【解決手段】設けられた持ち物を特定するための持ち物識別情報が予め記憶されたICタグ12を、収容体への収容を予定している持ち物50A〜50Fに設け、収容体としての筆箱14A、体操着用袋14Bに搭載されている無線送受信端末部20A、20Bにより、収容が予定されている全ての持ち物に対応する前記持ち物識別情報と当該収容体を特定するための収容体識別情報とを予め記憶しておき、収容された持ち物に設けられているICタグ12から前記持ち物識別情報を読み出し、読み出した持ち物識別情報と予め記憶されている持ち物識別情報とを照合し、照合結果を示す情報を液晶ディスプレイ30によって明示する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、持ち物確認システム及び持ち物確認方法に関し、特に、鞄、袋、箱等の収容体に収容された持ち物(所持品)の当該収容体への収容の有無を確認する持ち物確認システム及び持ち物確認方法に関する。
外出時において携行すべき持ち物を不足なく所持するために、当該持ち物の名称をメモ帳やホワイドボード等に記録しておき、これを参照して所持しているものと照合したり、当該持ち物の名称をPDA(Personal Digital Assistant、携帯情報端末)等の情報処理装置に入力しておき、これを参照して所持しているものと照合する、といったことが従来から行われてきた。
しかしながら、この方法では、外出の度に持ち物の名称を記録したり、情報処理装置に入力する必要があるため手間がかかる上、見落とし等による忘れ物も頻発していた。
そこで、この問題を解決するために適用できる技術として、従来、当該ICタグを識別するための識別情報を記憶したICタグ複数と無線通信を行うICタグ検知装置であって、当該ICタグ検知装置に、前記各ICタグの識別情報を記憶する記憶手段と、所定の時間毎に前記ICタグそれぞれと通信を実行して、前記記憶手段に記憶された識別情報に対応するICタグの存否を判定するICタグ判定手段と、当該ICタグ判定手段により存在しないと判定されたICタグがあった場合に所定の報知を行う報知手段と、を備えた技術があった(例えば、特許文献1参照。)。
この技術を、前記ICタグを外出時の持ち物に各々取り付けて適用することにより、忘れ物の発生を防止することができる。
なお、ICタグは、RFID(Radio Frequency Identification)タグやIDタグ、電磁誘導タグ等と呼ばれることもあるが、本明細書では、これらを総称してICタグという。
特開2004−13789公報
しかしながら、上記のICタグを用いた従来技術を、持ち物を鞄、袋、箱等の収容体に収容し、かつ当該収容体自身も更に収容体に収容した状態で携行する場合に適用する場合、最も外側の収容体にICタグ検知装置を設け、当該収容体において全ての収容物の識別情報を管理する必要があるため、当該管理が複雑となる、という問題点があった。
また、この場合、全ての持ち物及び収容体が収容された状態において、最も外側の収容体では、収容された持ち物に不足がある場合に、どの収容体に収容されるべき持ち物に不足があるのかが分かりにくい、という問題点があった。
本発明は上記問題点を解決するためになされたものであり、持ち物を収容体に収容し、かつ当該収容体も収容体に収容した状態で携行する場合において、複雑な管理を要することなく持ち物の収容状態を判断することのできる持ち物確認システム及び持ち物確認方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1記載の持ち物確認システムは、収容体への収容を予定している持ち物に設けられると共に、設けられた持ち物を特定するための持ち物識別情報が予め記憶された記憶装置と、前記持ち物を収容する収容体であって、収容が予定されている全ての持ち物に対応する前記持ち物識別情報と当該収容体を特定するための収容体識別情報とが予め記憶された第1記憶手段、収容された持ち物に設けられている前記記憶装置から前記持ち物識別情報を読み出す読出手段、前記読出手段によって読み出した持ち物識別情報と前記第1記憶手段に記憶されている持ち物識別情報とを照合する第1照合手段、前記第1照合手段による照合結果を示す情報を明示する明示手段、及び前記第1照合手段による照合結果に関する情報と前記第1記憶手段に記憶されている収容体識別情報とを送信する送信手段を備えた第1収容体と、前記第1収容体を収容する収容体であって、収容が予定されている全ての第1収容体に対応する前記収容体識別情報が予め記憶された第2記憶手段、収容された第1収容体の前記送信手段によって送信された前記照合結果に関する情報及び前記収容体識別情報を受信する受信手段、前記受信手段によって受信した収容体識別情報と前記第2記憶手段に記憶されている収容体識別情報とを照合する第2照合手段、及び前記第2照合手段による照合結果を示す情報と前記受信手段によって受信した前記照合結果に関する情報とを明示する第2明示手段を備えた第2収容体と、を含んでいる。
請求項1に記載の持ち物確認システムでは、収容体への収容を予定している持ち物に、当該持ち物を特定するための持ち物識別情報が予め記憶された記憶装置が設けられる。なお、上記持ち物識別情報には、当該記憶装置が設けられる持ち物の名称を示す情報の他、当該持ち物毎に異なる数値情報、文字情報、記号情報や、これらの情報を組み合わせて構成される情報等、当該記憶装置が設けられる持ち物を特定することのできるあらゆる情報が含まれる。
ここで、本発明の持ち物確認システムでは、前記持ち物を収容する第1収容体により、収容が予定されている全ての持ち物に対応する前記持ち物識別情報と当該収容体を特定するための収容体識別情報とが第1記憶手段によって予め記憶され、収容された持ち物に設けられている前記記憶装置から前記持ち物識別情報が読出手段によって読み出され、読み出された持ち物識別情報と前記第1記憶手段に記憶されている持ち物識別情報とが第1照合手段によって照合され、照合結果を示す情報が明示手段によって明示されると共に、当該照合結果に関する情報と前記第1記憶手段に記憶されている収容体識別情報とが送信手段によって送信される。
なお、上記収容物識別情報には、当該第1収容物の名称を示す情報の他、当該第1収容物毎に異なる数値情報、文字情報、記号情報や、これらの情報を組み合わせて構成される情報等、当該第1収容物を特定することのできるあらゆる情報が含まれる。また、上記第1記憶手段には、ROM(Read Only Memory)、EEPROM(Electrically Erasable and Programmable ROM)、フラッシュEEPROM(Flash EEPROM)等の記憶素子、スマート・メディア(SmartMedia(R))、xDピクチャーカード(xD-Picture Card)、コンパクト・フラッシュ(CompactFlash)、ATA(AT Attachment)カード、マイクロドライブ、フロッピィディスク、CD−R(Compact Disc-Recordable)、CD−RW(Compact Disc-ReWritable)、光磁気ディスク等の可搬型記録媒体が含まれる。また、上記照合結果を示す情報及び上記照合結果に関する情報には、照合対象に不一致が発生した場合における当該不一致となった持ち物識別情報により特定される持ち物を示す情報が含まれる。更に、上記明示手段による明示には、表示による明示の他、音声による明示、発光手段の点灯や点滅等による明示等が含まれる。
一方、本発明では、前記第1収容体を収容する第2収容体により、収容が予定されている全ての第1収容体に対応する前記収容体識別情報が第2記憶手段によって予め記憶され、収容された第1収容体の前記送信手段によって送信された前記照合結果に関する情報及び前記収容体識別情報が受信手段によって受信され、受信された収容体識別情報と前記第2記憶手段に記憶されている収容体識別情報とが第2照合手段によって照合され、照合結果を示す情報と前記受信手段によって受信された前記照合結果に関する情報とが第2明示手段によって明示される。
なお、上記第2記憶手段には、ROM、EEPROM、フラッシュEEPROM等の記憶素子、スマート・メディア、xDピクチャーカード、コンパクト・フラッシュ、ATAカード、マイクロドライブ、フロッピィディスク、CD−R、CD−RW、光磁気ディスク等の可搬型記録媒体が含まれる。また、上記照合結果を示す情報及び上記照合結果に関する情報には、照合対象に不一致が発生した場合における当該不一致となった収容体識別情報により特定される収容物を示す情報が含まれる。更に、上記第2明示手段による明示には、表示による明示の他、音声による明示、発光手段の点灯や点滅等による明示等が含まれる。
すなわち、本発明では、持ち物を収容する第1収容体において、当該第1収容体に収容されるべき持ち物を特定するための持ち物識別情報を記憶して当該持ち物を管理することにより、当該第1収容体を収容する第2収容体での持ち物の管理を分散するようにしており、これによって当該管理を単純化するようにしている。
また、本発明では、第1収容体における当該第1収容体に収容されている持ち物の照合結果に関する情報と当該第1収容体を特定するための収容体識別情報とを第2収容体に送信するようにしており、これによって当該第2収容体において、どの第1収容体に収容されるべき持ち物に不備があるのかが分かるようにしている。
このように、請求項1に記載の持ち物確認システムによれば、設けられた持ち物を特定するための持ち物識別情報が予め記憶された記憶装置を、収容体への収容を予定している持ち物に設け、前記持ち物を収容する第1収容体により、収容が予定されている全ての持ち物に対応する前記持ち物識別情報と当該収容体を特定するための収容体識別情報とを第1記憶手段によって予め記憶しておき、収容された持ち物に設けられている前記記憶装置から前記持ち物識別情報を読み出し、読み出した持ち物識別情報と前記第1記憶手段に記憶されている持ち物識別情報とを照合し、照合結果を示す情報を明示すると共に、照合結果に関する情報と前記第1記憶手段に記憶されている収容体識別情報とを送信し、前記第1収容体を収容する第2収容体により、収容が予定されている全ての第1収容体に対応する前記収容体識別情報を第2記憶手段によって予め記憶しておき、収容された第1収容体から送信された前記照合結果に関する情報及び前記収容体識別情報を受信し、受信した収容体識別情報と前記第2記憶手段に記憶されている収容体識別情報とを照合し、照合結果を示す情報と受信した前記照合結果に関する情報とを明示しているので、複雑な管理を要することなく持ち物の収容状態を判断することができる。
なお、本発明は、請求項2に記載の発明のように、前記第2収容体を、前記第1収容体と共に前記持ち物を直接収容するものとし、かつ当該第2収容体に、直接収容された前記持ち物に設けられている前記記憶装置から前記持ち物識別情報を読み出す第2読出手段を更に設け、前記第2記憶手段は、前記第2収容体への直接の収容が予定されている全ての持ち物に対応する前記持ち物識別情報が更に予め記憶され、前記第2照合手段は、前記第2読出手段によって読み出した持ち物識別情報と前記第2記憶手段に記憶されている持ち物識別情報とを更に照合することが好ましい。これによって、第2収容体に直接収容される持ち物についても、複雑な管理を要することなく収容状態を判断することができる。
また、本発明は、請求項3に記載の発明のように、前記第2記憶手段に記憶する前記収容体識別情報を、各々予め定められた複数の条件に対応する複数種類のものとし、前記第2照合手段は、前記受信手段によって受信した収容体識別情報と、前記第2記憶手段に記憶されている、照合時点で合致する条件に対応する収容体識別情報と、を照合することが好ましい。これによって、照合時点で合致する条件に応じて照合すべき収容体識別情報を切り替えることができ、より利便性を向上することができる。
なお、上記複数の条件には、照合当日の曜日、月等の暦上の条件や、気温、湿度等の環境条件が含まれる。
更に、本発明は、請求項4に記載の発明のように、前記記憶装置を、ICタグとすることが好ましい。これによって、本発明の記憶装置を小型化することができ、設けられた持ち物に対する使い勝手等に対する影響を低減することができる。
一方、上記目的を達成するために、請求項5記載の持ち物確認方法は、設けられた持ち物を特定するための持ち物識別情報が予め記憶された記憶装置を、収容体への収容を予定している持ち物に設け、前記持ち物を収容する第1収容体により、収容が予定されている全ての持ち物に対応する前記持ち物識別情報と当該収容体を特定するための収容体識別情報とを第1記憶手段によって予め記憶しておき、収容された持ち物に設けられている前記記憶装置から前記持ち物識別情報を読み出し、読み出した持ち物識別情報と前記第1記憶手段に記憶されている持ち物識別情報とを照合し、照合結果を示す情報を明示すると共に、照合結果に関する情報と前記第1記憶手段に記憶されている収容体識別情報とを送信し、前記第1収容体を収容する第2収容体により、収容が予定されている全ての第1収容体に対応する前記収容体識別情報を第2記憶手段によって予め記憶しておき、収容された第1収容体から送信された前記照合結果に関する情報及び前記収容体識別情報を受信し、受信した収容体識別情報と前記第2記憶手段に記憶されている収容体識別情報とを照合し、照合結果を示す情報と受信した前記照合結果に関する情報とを明示するものである。
従って、請求項5に記載の持ち物確認方法は、請求項1記載の発明と同様に作用するので、請求項1記載の発明と同様に、複雑な管理を要することなく持ち物の収容状態を判断することができる。
本発明によれば、設けられた持ち物を特定するための持ち物識別情報が予め記憶された記憶装置を、収容体への収容を予定している持ち物に設け、前記持ち物を収容する第1収容体により、収容が予定されている全ての持ち物に対応する前記持ち物識別情報と当該収容体を特定するための収容体識別情報とを第1記憶手段によって予め記憶しておき、収容された持ち物に設けられている前記記憶装置から前記持ち物識別情報を読み出し、読み出した持ち物識別情報と前記第1記憶手段に記憶されている持ち物識別情報とを照合し、照合結果を示す情報を明示すると共に、照合結果に関する情報と前記第1記憶手段に記憶されている収容体識別情報とを送信し、前記第1収容体を収容する第2収容体により、収容が予定されている全ての第1収容体に対応する前記収容体識別情報を第2記憶手段によって予め記憶しておき、収容された第1収容体から送信された前記照合結果に関する情報及び前記収容体識別情報を受信し、受信した収容体識別情報と前記第2記憶手段に記憶されている収容体識別情報とを照合し、照合結果を示す情報と受信した前記照合結果に関する情報とを明示しているので、複雑な管理を要することなく持ち物の収容状態を判断することができる、という効果が得られる。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態について詳細に説明する。なお、ここでは、本発明をランドセルに収容される持ち物の管理に適用した場合について説明する。
まず、図1を参照して、本実施の形態に係る持ち物確認システム10の構成について説明する。
同図に示すように、この持ち物確認システム10は、持ち物としての鉛筆50A、消しゴム50B、赤ペン50C、シャツ50D、パンツ50D、教科書50E、ノート50F等に各々設けられた記憶装置としての複数のICタグ12と、第1収容体としての筆箱14A及び体操着用袋14Bと、第2収容体としてのランドセル16と、を含んで構成されている。
また、筆箱14Aには無線送受信端末部20Aが、体操着用袋14Bには無線送受信端末部20Bが、ランドセル16には無線送受信端末部20Cが、各々設けられている。
本実施の形態に係る持ち物確認システム10では、ランドセル16に収容される持ち物の各々に対して自身を特定するための持ち物識別情報が予め付与されると共に、ランドセル16に収容される筆箱14A及び体操着用袋14Bに対して自身を特定するための収容体識別情報が予め付与されている。
そして、持ち物確認システム10では、各収容体に設けられた無線送受信端末部により、自身に直接収容される収容物を、当該収容物に付与された識別情報(持ち物識別情報又は収容体識別情報)を予め登録しておき、登録した識別情報に基づいて管理するようにしている。従って、本実施の形態に係る持ち物確認システム10では、ランドセル16を第1階層として、当該ランドセル16に直接収容される収容体(筆箱14A及び体操着用袋14B)及び持ち物が第2階層となり、更に当該収容体に収容される持ち物が第3階層となる3階層の構成で各収容物が管理されることになる。
また、持ち物確認システム10は、ランドセル16に収容する持ち物及び収容体を曜日毎に切り替えることができるものとされている。
以上の各収容物の管理状態を次の表1に示す。
Figure 2005280851
なお、表1における各持ち物の名称及び当該名称に付された括弧内の数字が持ち物識別情報で、各収容体の名称及び当該名称に付された括弧内の数字が収容体識別情報であり、本実施の形態では、各識別情報として文字情報及び数値情報を適用している。
次に、図2を参照して、本実施の形態に係る無線送受信端末部20A〜20Cの電気系の主要構成について説明する。
同図に示すように、本実施の形態に係る無線送受信端末部20A〜20Cは、無線送受信端末部全体の動作を司るCPU22と、CPU22による各種処理プログラムの実行時のワークエリア等として用いられるRAM(Random Access Memory)24と、各種処理プログラム、識別情報、各種パラメータ等が予め記憶されたフラッシュメモリ26と、各種情報を入力するために用いられる操作部28と、各種情報を表示するために用いられる液晶ディスプレイ30と、各持ち物に設けられているICタグ12との間の各種情報の送受信を行うと共に他の無線送受信端末部との間の各種情報の送受信を行う送受信部32と、がシステムバスBUSにより相互に接続されて構成されている。なお、送受信部32には、ICタグ12及び他の無線送受信端末部との間で各種情報を無線で送受信するためのアンテナ34が接続されている。
従って、CPU22は、RAM24、及びフラッシュメモリ26に対するアクセス、操作部28を介した各種入力情報の取得、液晶ディスプレイ30に対する各種情報の表示、及び送受信部32及びアンテナ34を介した各ICタグ12及び他の無線送受信端末部との間の各種情報の授受、を各々行うことができる。なお、図示は省略するが、無線送受信端末部20A〜20Cには、ICタグ12に対して駆動用の電力を電磁誘導によって供給する電力供給部も備えられている。
なお、操作部28には、収容物に予め付与された識別情報を登録する際に押圧操作される登録ボタン28A及び収容物を確認する際に押圧操作される参照ボタン28Bが含まれており、図1に示すように、無線送受信端末部20A〜20Cは、登録ボタン28A及び参照ボタン28Bが収容体の外部に露出した状態で各収容体に搭載されている。また、図1に示すように、無線送受信端末部20A〜20Cは、液晶ディスプレイ30もまた収容体の外部に露出した状態で各収容体に搭載される。
次に、図3を参照して、本実施の形態に係るICタグ12の電気系の主要構成について説明する。
同図に示すように、本実施の形態に係るICタグ12は、ICタグ12全体を制御するCPU(中央処理装置)40と、各種情報の書き込み及び読み出しが可能に構成された不揮発性のメモリ42と、アンテナ48を介して外部装置との間の各種情報の送受信を行う送受信部44と、外部装置から電磁誘導によって供給された電力を蓄電するコンデンサ46と、を備えている。
ここで、CPU40は、送受信部44及びメモリ42に接続されている。従って、CPU40は、外部装置から送信された情報をアンテナ48及び送受信部44を介し取得してメモリ42に記憶させたり、メモリ42に記憶されている情報に対して各種処理を施したり、メモリ42に記憶されている情報を送受信部44及びアンテナ48を介して外部装置に送信すること等ができる。
一方、送受信部44及びCPU40にはコンデンサ46が接続されており、送受信部44及びCPU40への駆動用の給電はコンデンサ46によって行われる。なお、メモリ42への給電は、コンデンサ46よりCPU40を介して行われる。
図4には、各ICタグ12のメモリ42に予め記憶されている持ち物識別情報が模式的に示されている。
同図に示すように、本実施の形態では、各ICタグ12のメモリ42に対して、当該ICタグ12が設けられている持ち物の名称及び当該持ち物を示す数値情報が、持ち物識別情報として予め記憶される。
また、図5には、筆箱14A(第1収容体)に搭載された無線送受信端末部20Aのフラッシュメモリ26に予め記憶される識別情報が模式的に示されている。
同図に示すように、本実施の形態では、第1収容体に搭載された無線送受信端末部のフラッシュメモリ26に対して、当該第1収容体への収容が予定されている全ての持ち物に対応する持ち物識別情報と、当該第1収容体を特定するための収容体識別情報が予め記憶される。
一方、図6には、ランドセル16(第2収容体)に搭載された無線送受信端末部20Cのフラッシュメモリ26に予め記憶される識別情報が模式的に示されている。
同図に示すように、本実施の形態では、第2収容体に搭載された無線送受信端末部のフラッシュメモリ26に対して、当該第2収容体への収容が予定されている全ての収容体に対応する収容体識別情報と全ての持ち物に対応する持ち物識別情報が、適用する曜日別に予め記憶される。
次に、本実施の形態に係る持ち物確認システム10の作用を説明する。
まず、図7を参照して、無線送受信端末部20A〜20Cにおいて実行される識別情報登録処理について説明する。なお、図7は、無線送受信端末部20A〜20Cにおいて、登録ボタン28Aが押圧操作された際に当該無線送受信端末部のCPU22により実行される識別情報登録処理プログラムの処理の流れを示すフローチャートであり、当該プログラムはフラッシュメモリ26の所定領域に予め記憶されている。また、ここでは、錯綜を回避するために、各ICタグ12のメモリ42には、設けられた持ち物に付与された持ち物識別情報が予め記憶されており、各無線送受信端末部20A〜20Cのフラッシュメモリ26には、搭載されている収容体に付与された収容体識別情報が予め記憶されている場合について説明する。
当該識別情報登録処理を実行する際にユーザは、対象とする収容体に対し、収容を予定している収容物を収容し、その後に登録ボタン28Aを押圧操作する。
この際、ユーザは、当該識別情報登録処理が第1収容体としてのランドセル16に搭載された無線送受信端末部20Cにおいて実行される際には、操作部28に設けられた不図示の曜日指定ボタンにより登録対象とする曜日を予め指定しておく。
ユーザによって登録ボタン28Aが押圧操作されると、識別情報登録処理プログラムの実行が開始され、まず、図7のステップ100では、全ての収容物の識別情報を読み出す。
なお、ここで、収容されている収容体の収容体識別情報を読み出す場合は、収容されている収容体に対して、収容体識別情報の送信を指示する指示信号を、送受信部32を介して送信する。これに応じて収容されている収容体に搭載されている無線送受信端末部は、フラッシュメモリ26に予め記憶されている収容体識別情報を、送受信部32を介して送信する。以上の動作により、収容されている収容体の収容体識別情報が送受信部32を介して読み出すことができる。
次のステップ102では、上記ステップ100の処理によって1以上の識別情報が読み出されたか否かを判定し、否定判定となった場合はステップ112に移行して、収容物が収容されていない可能性がある、ICタグ12が故障している可能性がある、収容した収容体に設けられた無線送受信端末部が故障している可能性がある、といったエラー表示を液晶ディスプレイ30によって行った後に本識別情報登録処理プログラムを終了する。
一方、上記ステップ102において肯定判定となった場合にはステップ104に移行し、上記ステップ100の処理によって読み出した識別情報に基づいて登録予定物一覧画像を液晶ディスプレイ30によって表示し、その後にステップ106にてユーザによる所定操作の実行待ちを行う。
図8には、上記ステップ104の処理によって液晶ディスプレイ30に表示される登録予定物一覧画像の表示状態例が示されている。なお、図8(A)は、収容物が持ち物のみの場合の表示状態例であり、図8(B)は、収容物に持ち物及び収容体が含まれる場合の表示状態例である。
同図に示すように、本実施の形態に係る登録予定物一覧画像では、登録を実行する場合に登録ボタン28Aを長押しすることを指示する旨のメッセージと共に、上記ステップ100の処理によって読み出された識別情報に含まれる収容物の名称を一覧表示する。
以上のような登録予定物一覧画像が液晶ディスプレイ30に表示されると、ユーザは、一覧表示されている収容物を登録する場合は登録ボタン28Aを長押しし、表示された収容物に不備がある場合には不図示のキャンセルボタンを押圧操作する。これに応じて、上記ステップ106が肯定判定となってステップ108に移行する。
ステップ108では、ユーザによって登録ボタン28Aが長押しされたか否かを判定することにより、ユーザによって一覧表示した収容物の登録の指示が行われたか否かを判定し、肯定判定となった場合はステップ110に移行して、一覧表示した収容物に対応する識別情報をフラッシュメモリ26の所定領域に記憶(登録)した後に本識別情報登録処理プログラムを終了し、否定判定となった場合は上記ステップ110の処理を実行することなく本識別情報登録処理プログラムを終了する。
なお、当該識別情報登録処理プログラムが第2収容体としてのランドセル16に搭載された無線送受信端末部20Cにおいて実行されている場合に、上記ステップ110では、ユーザによって予め指定されている曜日を示す情報に関連付けて、一覧表示した収容物に対応する識別情報を記憶するようにする。
以上の識別情報登録処理を無線送受信端末部20A〜20Cの全てについて実行することにより、無線送受信端末部20A及び無線送受信端末部20Bの各々のフラッシュメモリ26には、一例として図5に示すような直下階層の識別情報(ここでは、持ち物識別情報)が登録されると共に、無線送受信端末部20Cのフラッシュメモリ26には、一例として図6に示すような直下階層の識別情報(ここでは、持ち物識別情報及び収容体識別情報)が適用する曜日に関連付けられた状態で登録されることになる。
次に、図9を参照して、無線送受信端末部20A〜20Cにおいて実行される収容物確認処理について説明する。なお、図9は、無線送受信端末部20A〜20Cにおいて、参照ボタン28Bが押圧操作された際に当該無線送受信端末部のCPU22により実行される収容物確認処理プログラムの処理の流れを示すフローチャートであり、当該プログラムもフラッシュメモリ26の所定領域に予め記憶されている。また、ここでは、CPU22に、現時点の曜日を特定することのできるタイマが内蔵されている場合について説明する。
当該収容物確認処理を実行する際にユーザは、対象とする収容体に対し、収容すべき収容物を収容した後に参照ボタン28Bを押圧操作する。
これに応じて収容物確認処理プログラムの実行が開始され、まず、図9のステップ200では、全ての収容物の識別情報を読み出す。
なお、ここで、収容されている収容体の収容体識別情報を読み出す場合は、前述した識別情報登録処理プログラムのステップ100の処理と同様に、収容されている収容体に対して、収容体識別情報の送信を指示する指示信号を、送受信部32を介して送信する。これに応じて収容されている収容体に搭載されている無線送受信端末部は、フラッシュメモリ26に予め記憶されている収容体識別情報を、送受信部32を介して送信する。以上の動作により、収容されている収容体の収容体識別情報が送受信部32を介して読み出すことができる。
次のステップ202では、上記ステップ200の処理によって1以上の識別情報が読み出されたか否かを判定し、否定判定となった場合は後述するステップ214に移行し、肯定判定となった場合はステップ204に移行する。
ステップ204では、フラッシュメモリ26に予め登録されている直下階層の識別情報を読み出し、次のステップ206では、上記ステップ200の処理によって読み出した識別情報と上記ステップ204の処理によって読み出した識別情報とを照合し、更に、次のステップ208にて、不一致となった識別情報が存在するか否かを判定し、否定判定となった場合は後述するステップ214に移行し、肯定判定となった場合はステップ210に移行する。なお、当該収容物確認処理が第2収容体としてのランドセル16に搭載された無線送受信端末部20Cにおいて実行される際には、上記ステップ204の処理では、CPU22に内蔵された不図示のタイマによって特定される、この時点の曜日に関連付けられて登録されている識別情報を読み出すようにする。
ステップ210では、上記ステップ206の処理による照合結果を示す不備明示画像を液晶ディスプレイ30によって表示する。
図10(A)には、このとき液晶ディスプレイ30によって表示される不備明示画像の表示状態例が示されている。なお、図10(A)は、収容物が持ち物のみの場合の表示状態例を示している。
同図に示すように、本実施の形態に係る不備明示画像では、上記ステップ206の処理による照合の結果、上記ステップ200の処理によって収容物から読み出した識別情報になく、上記ステップ204の処理によって読み出した識別情報にある識別情報によって特定される持ち物や収容体の名称を不足している収容物として表示すると共に、上記ステップ200の処理によって収容物から読み出した識別情報にあり、上記ステップ204の処理によって読み出した識別情報にない識別情報によって特定される持ち物や収容体の名称を余分な収容物として表示している。
次のステップ212では、上記ステップ206の処理による照合結果に関する情報(本実施の形態では、上記不足している収容物を示す情報及び上記余分な収容物を示す情報)と、自身が設けられている収容体を特定するための収容体識別情報とを自身を収容している収容体に対して送信するように送受信部32を設定し、その後にステップ214に移行する。上記ステップ212の処理により、これ以降、所定期間(本実施の形態では、1秒)毎に、上記照合結果に関する情報及び自身が設けられている収容体を特定するための収容体識別情報が送受信部32を介して送信されることになる。
そこで、次のステップ214では、これらの情報が、自身が搭載されている収容体に収容されている収容体から受信されたか否かを判定し、肯定判定となった場合はステップ216に移行して、受信した情報に基づく情報を液晶ディスプレイ30に表示(不備明示画像が既に表示されている場合は当該不備明示画像に対して追加表示)し、その後に本収容物確認処理プログラムを終了する。一方、上記ステップ214において否定判定となった場合は、上記ステップ216の処理を実行することなく本収容物確認処理プログラムを終了する。
図10(B)には、上記ステップ216の処理によって更新された不備明示画像の表示状態例が示されている。
同図に示すように、当該不備明示画像では、自身が搭載されている収容体に収容された収容体から受信された照合結果に関する情報及び当該収容体を特定するための収容体識別情報に基づいて、収容されている持ち物が不足している収容体の名称と、当該不足している持ち物の名称を表示している。
従って、当該表示画像を参照することにより、ユーザは、最も外側の収容体(ランドセル16)への収容体ないし持ち物の収容作業が終了した後でも、収容された持ち物に不足がある場合において、どの収容体に収容されるべき持ち物に不足があるのかを容易に判断することができる。
以上詳細に説明したように、本実施の形態によれば、設けられた持ち物を特定するための持ち物識別情報が予め記憶された記憶装置(ここでは、ICタグ12)を、収容体への収容を予定している持ち物に設け、前記持ち物を収容する第1収容体(ここでは、筆箱14A、体操着用袋14B)により、収容が予定されている全ての持ち物に対応する前記持ち物識別情報と当該収容体を特定するための収容体識別情報とを第1記憶手段(ここでは、フラッシュメモリ26)によって予め記憶しておき、収容された持ち物に設けられている前記記憶装置から前記持ち物識別情報を読み出し、読み出した持ち物識別情報と前記第1記憶手段に記憶されている持ち物識別情報とを照合し、照合結果を示す情報を明示すると共に、照合結果に関する情報と前記第1記憶手段に記憶されている収容体識別情報とを送信し、前記第1収容体を収容する第2収容体(ここでは、ランドセル16)により、収容が予定されている全ての第1収容体に対応する前記収容体識別情報を第2記憶手段(ここでは、フラッシュメモリ26)によって予め記憶しておき、収容された第1収容体から送信された前記照合結果に関する情報及び前記収容体識別情報を受信し、受信した収容体識別情報と前記第2記憶手段に記憶されている収容体識別情報とを照合し、照合結果を示す情報と受信した前記照合結果に関する情報とを明示しているので、複雑な管理を要することなく持ち物の収容状態を判断することができる。
また、本実施の形態によれば、前記第2収容体を、前記第1収容体と共に前記持ち物を直接収容するものとし、かつ当該第2収容体に、直接収容された前記持ち物に設けられている前記記憶装置から前記持ち物識別情報を読み出すと共に、前記第2記憶手段に、前記第2収容体への直接の収容が予定されている全ての持ち物に対応する前記持ち物識別情報を更に予め記憶しておき、読み出した持ち物識別情報と前記第2記憶手段に記憶されている持ち物識別情報とを更に照合しているので、第2収容体に直接収容される持ち物についても、複雑な管理を要することなく収容状態を判断することができる。
また、本実施の形態によれば、前記第2記憶手段に記憶する前記収容体識別情報を、各々予め定められた複数の条件(ここでは、曜日)に対応する複数種類のものとし、受信した収容体識別情報と、前記第2記憶手段に記憶されている、照合時点で合致する条件に対応する収容体識別情報と、を照合しているので、照合時点で合致する条件に応じて照合すべき収容体識別情報を切り替えることができ、より利便性を向上することができる。
更に、本実施の形態によれば、本発明の記憶装置としてICタグを適用しているので、当該記憶装置を小型のものとすることができ、設けられた持ち物に対する使い勝手等に対する影響を低減することができる。
なお、本実施の形態で説明した識別情報登録処理プログラム及び収容物確認処理プログラムの処理の流れ(図7、図9参照。)は一例であり、本発明の主旨を逸脱しない範囲内において適宜変更可能であることは言うまでもない。
例えば、当該収容物確認処理プログラムでは、収容物に不備があった場合に照合結果に関する情報及び自身を特定するための収容体識別情報を、当該収容体を収容する収容体に対して能動的に送信する場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、前記当該収容体を収容する収容体からの送信要求があった場合のみに、これらの情報を受動的に送信する形態とすることもできる。この場合も、本実施の形態と同様の効果を奏することができる。
また、本実施の形態で説明した持ち物確認システム10の構成(図1〜図3参照。)も一例であり、本発明の主旨を逸脱しない範囲内において適宜変更可能であることは言うまでもない。
例えば、本実施の形態では、本発明をランドセルに収容される持ち物の管理に適用した場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、本発明を旅行時において旅行鞄に収容される持ち物の管理に適用する形態とすることもできる。この場合も、本実施の形態と同様の効果を奏することができる。
更に、本実施の形態で示した表示画像の表示状態(図8、図10参照。)も一例であり、本発明の主旨を逸脱しない範囲内において適宜変更可能であることは言うまでもない。
実施の形態に係る持ち物確認システム10の構成を示す概略図である。 実施の形態に係る無線送受信端末部20A〜20Cの電気系の主要構成を示すブロック図である。 実施の形態に係るICタグ12の電気系の主要構成を示すブロック図である。 実施の形態に係るICタグ12のメモリ42に予め記憶されている持ち物識別情報を示す模式図である。 実施の形態に係る第1収容体(筆箱14A)に搭載された無線送受信端末部のフラッシュメモリ26に予め記憶される識別情報を示す模式図である。 実施の形態に係る第2収容体(ランドセル16)に搭載された無線送受信端末部のフラッシュメモリ26に予め記憶される識別情報を示す模式図である。 実施の形態に係る識別情報登録処理プログラムの処理の流れを示すフローチャートである。 実施の形態に係る登録予定物一覧画像の表示状態例を示す概略図である。 実施の形態に係る収容物確認処理プログラムの処理の流れを示すフローチャートである。 実施の形態に係る不備明示画像の表示状態例を示す概略図である。
符号の説明
10 持ち物確認システム
12 ICタグ(記憶装置)
14A 筆箱(第1収容体)
14B 体操着用袋(第1収容体)
16 ランドセル(第2収容体)
20A〜20C 無線送受信端末部
22 CPU(読出手段、第1照合手段、第2照合手段、第2読出手段)
26 フラッシュメモリ(第1記憶手段、第2記憶手段)
28A 登録ボタン
28B 参照ボタン
30 液晶ディスプレイ(明示手段、第2明示手段)
32 送受信部(送信手段、受信手段)
50A〜50F 持ち物

Claims (5)

  1. 収容体への収容を予定している持ち物に設けられると共に、設けられた持ち物を特定するための持ち物識別情報が予め記憶された記憶装置と、
    前記持ち物を収容する収容体であって、収容が予定されている全ての持ち物に対応する前記持ち物識別情報と当該収容体を特定するための収容体識別情報とが予め記憶された第1記憶手段、収容された持ち物に設けられている前記記憶装置から前記持ち物識別情報を読み出す読出手段、前記読出手段によって読み出した持ち物識別情報と前記第1記憶手段に記憶されている持ち物識別情報とを照合する第1照合手段、前記第1照合手段による照合結果を示す情報を明示する明示手段、及び前記第1照合手段による照合結果に関する情報と前記第1記憶手段に記憶されている収容体識別情報とを送信する送信手段を備えた第1収容体と、
    前記第1収容体を収容する収容体であって、収容が予定されている全ての第1収容体に対応する前記収容体識別情報が予め記憶された第2記憶手段、収容された第1収容体の前記送信手段によって送信された前記照合結果に関する情報及び前記収容体識別情報を受信する受信手段、前記受信手段によって受信した収容体識別情報と前記第2記憶手段に記憶されている収容体識別情報とを照合する第2照合手段、及び前記第2照合手段による照合結果を示す情報と前記受信手段によって受信した前記照合結果に関する情報とを明示する第2明示手段を備えた第2収容体と、
    を含む持ち物確認システム。
  2. 前記第2収容体を、前記第1収容体と共に前記持ち物を直接収容するものとし、かつ当該第2収容体に、直接収容された前記持ち物に設けられている前記記憶装置から前記持ち物識別情報を読み出す第2読出手段を更に設け、
    前記第2記憶手段は、前記第2収容体への直接の収容が予定されている全ての持ち物に対応する前記持ち物識別情報が更に予め記憶され、
    前記第2照合手段は、前記第2読出手段によって読み出した持ち物識別情報と前記第2記憶手段に記憶されている持ち物識別情報とを更に照合する
    請求項1記載の持ち物確認システム。
  3. 前記第2記憶手段に記憶する前記収容体識別情報を、各々予め定められた複数の条件に対応する複数種類のものとし、
    前記第2照合手段は、前記受信手段によって受信した収容体識別情報と、前記第2記憶手段に記憶されている、照合時点で合致する条件に対応する収容体識別情報と、を照合する
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の持ち物確認システム。
  4. 前記記憶装置を、ICタグとした
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れか1項記載の持ち物確認システム。
  5. 設けられた持ち物を特定するための持ち物識別情報が予め記憶された記憶装置を、収容体への収容を予定している持ち物に設け、
    前記持ち物を収容する第1収容体により、収容が予定されている全ての持ち物に対応する前記持ち物識別情報と当該収容体を特定するための収容体識別情報とを第1記憶手段によって予め記憶しておき、収容された持ち物に設けられている前記記憶装置から前記持ち物識別情報を読み出し、読み出した持ち物識別情報と前記第1記憶手段に記憶されている持ち物識別情報とを照合し、照合結果を示す情報を明示すると共に、照合結果に関する情報と前記第1記憶手段に記憶されている収容体識別情報とを送信し、
    前記第1収容体を収容する第2収容体により、収容が予定されている全ての第1収容体に対応する前記収容体識別情報を第2記憶手段によって予め記憶しておき、収容された第1収容体から送信された前記照合結果に関する情報及び前記収容体識別情報を受信し、受信した収容体識別情報と前記第2記憶手段に記憶されている収容体識別情報とを照合し、照合結果を示す情報と受信した前記照合結果に関する情報とを明示する、
    持ち物確認方法。
JP2004092792A 2004-03-26 2004-03-26 持ち物確認システム及び持ち物確認方法 Expired - Fee Related JP4340571B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004092792A JP4340571B2 (ja) 2004-03-26 2004-03-26 持ち物確認システム及び持ち物確認方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004092792A JP4340571B2 (ja) 2004-03-26 2004-03-26 持ち物確認システム及び持ち物確認方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005280851A true JP2005280851A (ja) 2005-10-13
JP4340571B2 JP4340571B2 (ja) 2009-10-07

Family

ID=35179660

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004092792A Expired - Fee Related JP4340571B2 (ja) 2004-03-26 2004-03-26 持ち物確認システム及び持ち物確認方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4340571B2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008146476A (ja) * 2006-12-12 2008-06-26 Oyo Denshi:Kk 物品監視システムおよび物品監視方法ならびに送信ユニット、受信ユニットおよび携帯端末装置
JP2014044522A (ja) * 2012-08-24 2014-03-13 Kyocera Corp 携帯通信装置、忘れ物検出システム及び忘れ物検出方法
CN106327121A (zh) * 2016-08-19 2017-01-11 贾鹏 机场旅客托运行李实时追踪系统及其使用方法
KR101763417B1 (ko) * 2015-06-15 2017-08-01 주식회사아즈온 모바일 단말 충전 방법
JP2019088743A (ja) * 2017-11-15 2019-06-13 FPV Robotics株式会社 フレキシブルディスプレイ及び小型無人航空機を備えた電子装置を搭載したランドセル。

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10324405A (ja) * 1997-05-26 1998-12-08 Denso Corp 商品配送システム
JP2001019167A (ja) * 1999-07-05 2001-01-23 Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd トラック積み卸し時の検品装置
JP2001287809A (ja) * 2000-04-04 2001-10-16 Leading Information Technology Institute 在庫管理システム
JP2002128230A (ja) * 2000-10-23 2002-05-09 Toshiba It & Control Systems Corp ピッキングシステム
JP2004005251A (ja) * 2002-05-31 2004-01-08 Casio Comput Co Ltd 携帯機器、所持品管理処理プログラム
JP2004013789A (ja) * 2002-06-11 2004-01-15 Konica Minolta Holdings Inc Icタグ検知装置及び携帯電話機

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10324405A (ja) * 1997-05-26 1998-12-08 Denso Corp 商品配送システム
JP2001019167A (ja) * 1999-07-05 2001-01-23 Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd トラック積み卸し時の検品装置
JP2001287809A (ja) * 2000-04-04 2001-10-16 Leading Information Technology Institute 在庫管理システム
JP2002128230A (ja) * 2000-10-23 2002-05-09 Toshiba It & Control Systems Corp ピッキングシステム
JP2004005251A (ja) * 2002-05-31 2004-01-08 Casio Comput Co Ltd 携帯機器、所持品管理処理プログラム
JP2004013789A (ja) * 2002-06-11 2004-01-15 Konica Minolta Holdings Inc Icタグ検知装置及び携帯電話機

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008146476A (ja) * 2006-12-12 2008-06-26 Oyo Denshi:Kk 物品監視システムおよび物品監視方法ならびに送信ユニット、受信ユニットおよび携帯端末装置
JP2014044522A (ja) * 2012-08-24 2014-03-13 Kyocera Corp 携帯通信装置、忘れ物検出システム及び忘れ物検出方法
KR101763417B1 (ko) * 2015-06-15 2017-08-01 주식회사아즈온 모바일 단말 충전 방법
CN106327121A (zh) * 2016-08-19 2017-01-11 贾鹏 机场旅客托运行李实时追踪系统及其使用方法
JP2019088743A (ja) * 2017-11-15 2019-06-13 FPV Robotics株式会社 フレキシブルディスプレイ及び小型無人航空機を備えた電子装置を搭載したランドセル。
JP7057870B2 (ja) 2017-11-15 2022-04-21 FPV Robotics株式会社 フレキシブルディスプレイ及び小型無人航空機を備えた電子装置を搭載したランドセル。

Also Published As

Publication number Publication date
JP4340571B2 (ja) 2009-10-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN102750500B (zh) 便携终端以及便携终端的信息读取方法
US20040069851A1 (en) Radio frequency identification reader with removable media
WO2002073512A1 (en) Radio frequency identification reader with removable media
JP2016162178A (ja) 物品管理装置
US8253537B2 (en) Apparatus for communicating with RFID tag and article management system
US7267269B2 (en) Product distribution management system, toner cartridge distribution management system, and product distribution management method
CN104835211A (zh) 一种在移动终端上对学生进行考勤的方法及装置
JP4340571B2 (ja) 持ち物確認システム及び持ち物確認方法
JP5422164B2 (ja) リール部品管理システム
JP2001331069A (ja) 画像形成装置の管理方法
JP2005350205A (ja) 物品管理システム
JP5053685B2 (ja) 記憶媒体用リーダライタ
JP5634579B2 (ja) リール部品管理システム
JP2007126256A (ja) 引越搬送物管理システム
EP1598772A2 (en) Control of modules having programmable tags
JP7376068B2 (ja) 容器位置情報管理システム
JP6302857B2 (ja) 物品管理装置
JP2008186119A (ja) 無線タグ及び無線タグ情報読み取り装置
JP2005132580A (ja) ピッキングシステム
CN101751259A (zh) 终端装置以及应用列表显示方法
JP2013161097A (ja) 非接触通信を利用したパネル情報管理システム、およびこれに用いる情報管理サーバ、情報管理用プログラム
JP2005267516A (ja) 携帯型情報記憶媒体のホルダ及びそのプログラム
JP4208621B2 (ja) 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム
JP2006079276A (ja) 情報処理装置、チップ貼り付けプリンタ装置、印刷物
JP4391040B2 (ja) 端末装置とこれを用いたシステム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060531

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20070115

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090130

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090310

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090511

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090630

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090706

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120710

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees