JP2005280067A - インクの補充方法および補充するインク量の出力方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】 インクタンクにインクをリフィルする際のインク漏れの確率を低減する。
【解決手段】 ステップS1001において、画像形成に用いられるインクを保持するインクタンクに搭載されている記憶媒体(例:EEPROM)から、画像形成の目的で消費されたインクのインク消費量および画像形成以外の目的で消費されたインクのインク消費量に関連するデータを読み出す。ステップS1002において、読み出されたインク消費量に関連するデータに応じてリフィル量を決定する。ステップS1003において、決定されたリフィル量に応じてインクタンクにインクをリフィルする。
【選択図】 図1
Description
本発明は、電子商取引に係り、とりわけ、インクの消費量に応じてリフィル量を決定してインクを補充(リフィル)する技術に関する。
近年、インクジェットプリンタが著しく普及し、オフィスだけでなく、一般家庭へも幅広く浸透している。また、このような普及に伴い、インターネットを介してインクタンクを購入できるようになっている。
一般に、インクタンクを購入するのは、インクの残量が残り少なくなってからである。しかしながら、完全にインクが切れる前にインク切れを報知できれば便利である。従来、インクの消費量を求め、インクタンクの購入時期をユーザーに報知する技術が知られている(特許文献1)。
一方で、インクタンク内のインクが無くなった場合に、インクタンクに対してインクを補充(以下、再充填、または、リフィルという)することが可能な構成も知られている(例えば、特許文献2)。この場合は、インクタンクそのものを再利用できる利点がある。
特開2003−320684号公報。
特許第3219609号公報。
ところで、インクジェットプリンタでは、画像形成以外の処理においてもインクが消費される。例えば、インクの吐出安定化のために、次の動作を実行することによって、記録動作とは別にインクが消費される。
(1)印字前の予備吐出
(2)印字中の予備吐出
(3)吸引回復操作後の予備吐出
(4)吸引回復操作による廃棄
さらに、上記の特定の動作を行なわない状況にあっても、以下のような蒸発を含む理由によってインクは消費される。
(2)印字中の予備吐出
(3)吸引回復操作後の予備吐出
(4)吸引回復操作による廃棄
さらに、上記の特定の動作を行なわない状況にあっても、以下のような蒸発を含む理由によってインクは消費される。
(5)包材からの自然蒸発
(6)インクタンク本体および大気連通口からの自然蒸発
(7)画像形成によるインクの消費
すなわち、生産メーカーの工場においてインクタンクにインクが注入されてから、ユーザー等により当該インクタンクがインクジェットプリンタに搭載されるまでの間に、当該インクタンクの包材からインクが自然蒸発する。また、インクジェットプリンタにインクを搭載した後は、インクタンク本体および大気連通口からも自然蒸発によってもインクが消費される。そして、画像形成が実行されるたびに、インクは消費されていく。
(6)インクタンク本体および大気連通口からの自然蒸発
(7)画像形成によるインクの消費
すなわち、生産メーカーの工場においてインクタンクにインクが注入されてから、ユーザー等により当該インクタンクがインクジェットプリンタに搭載されるまでの間に、当該インクタンクの包材からインクが自然蒸発する。また、インクジェットプリンタにインクを搭載した後は、インクタンク本体および大気連通口からも自然蒸発によってもインクが消費される。そして、画像形成が実行されるたびに、インクは消費されていく。
インクタンクにインクをリフィルする際には、これらの消費量を考慮して、インクをリフィルすることが望ましいが、従来、ユーザー等がこれらの値を正確に把握することは実質上不可能であった。
そのため、インクをリフィルするには、インク保持部材の毛管力に依存する方法や、目分量でインクを加圧充填するような方法をとらなければなかった。しかしながら、インク保持部材の毛管力に依存する方法によれば、信頼性を確保するために設計時に予定された充填量を越えてインクをリフィルしてしまい、インク漏れを起こす危険性があった。
また、目分量で加圧充填する方法によれば、吸収体の保持可能量を超えて充填してしまいやすいため、インク漏れを起こす危険性は非常に高かった。
そこで、本発明は、このような課題および他の課題を解決することを目的とする。
上記課題を解決すべく、本発明は、例えば、インクタンクに記憶媒体を設け、当該記憶媒体に、画像形成目的で消費された消費量や画像形成以外の目的で消費されたインクの消費量を記憶しておき、当該インクの消費量に応じて、インクタンクへ補充すべきインク量を決定する。この決定されたインク量に基づいてインクタンクに対してインクを再充填する。
本発明によれば、画像形成目的で消費されたインクの消費量や画像形成以外の目的で消費されたインクの消費量に応じてリフィルするインク量を決定するようにしたので、インクタンクにインクを補充する際の、インク量過多によるインク漏れの可能性を低減することができる。
以下に本発明の概念の理解に役立つ一実施形態を示す。
[第1の実施形態]
本実施形態では、画像形成装置から着脱可能なインクタンクのリフィルサービスに関するインクリフィル量の決定方法およびそれ関連する電子商取引システムについて説明する。例えば、インターネットの電子商取引サーバを通じてインクタンクのリフィルサービスを申し込む際に、ホスト装置は、インクジェットプリンタによりインクタンクの記憶媒体から、画像形成の目的で消費されたインクの消費量や画像形成以外の目的で消費されたインクの消費量に関連するデータを読み出し、電子商取引サーバへと転送する。電子商取引サーバは、この消費量に関するデータに基づいて、インクタンクへ補充すべきインク量(以下、リフィル量ともいう)と、その補充にかかるリフィル代金(請求金額)を決定する。
本実施形態では、画像形成装置から着脱可能なインクタンクのリフィルサービスに関するインクリフィル量の決定方法およびそれ関連する電子商取引システムについて説明する。例えば、インターネットの電子商取引サーバを通じてインクタンクのリフィルサービスを申し込む際に、ホスト装置は、インクジェットプリンタによりインクタンクの記憶媒体から、画像形成の目的で消費されたインクの消費量や画像形成以外の目的で消費されたインクの消費量に関連するデータを読み出し、電子商取引サーバへと転送する。電子商取引サーバは、この消費量に関するデータに基づいて、インクタンクへ補充すべきインク量(以下、リフィル量ともいう)と、その補充にかかるリフィル代金(請求金額)を決定する。
図1は、本実施形態に係る電子商取引システムの一例を示す図である。ホスト装置100は、パーソナルコンピュータ(PC)などであり、LAN113を介して、インクジェットプリンタ101に接続されている。さらに、ホスト装置100は、インターネット111を介して電子商取引サーバ102と接続されている。
図2は、本実施形態に係るホスト装置の例示的なブロック図である。ホスト装置100は、中央演算処理装置(CPU)201を備えている。CPU201は、ROM202やハードディスクドライブ(HDD)205に格納されているコンピュータプログラムに基づいて様々な処理及び制御を実行する。これらのコンピュータプログラムとしては、後述するフローチャートにそって適宜の処理を実行するための、WEBクライアント(いわゆるブラウザ)プログラム208、プリンタドライバ209などがある。一時的なデータは、作業エリアとして機能するRAM203に格納される。表示部204は、液晶ディスプレイやCRTなどである。操作部206は、キーボードおよびポインティングデバイスなどの入出力装置である。LANインタフェース207は、LAN113や、インターネット111などのネットワークと接続し、データを送信および受信するための通信回路である。この通信回路は、有線通信回路であってもよいし、無線通信回路であってもよい。
図3は、本実施形態に係るプリンタの例示的なブロック図である。301はCPU、302はROM、303はRAM、304はEEPROMである。307はインタフェース(I/F部)であり、ホスト機器100との間でデータを送信および受信する。
また、305はコントローラでありI/F部307の制御、CRモータの制御、LFモータの制御、記録媒体センサ(不図示)の制御、記録ヘッドの駆動制御を行なうカスタムIC(ゲートアレー)で構成される。また、コントローラ305は、各インクタンク321〜324に搭載されているEEPROM331〜334についてデータの読み書き制御を行なう。
308はCRモータの制御を行なうCRモータドライバ、309はCRモータ、310はLFモータの制御を行なうLFモータドライバ、311はLFモータである。さらに、316は記録ヘッドとキャリッジを結ぶフレキシブルケーブルである。317はキャリッジ端子パッドであり、記録ヘッドとの電気的結合部となる接点を形成する。319は記録ヘッドの駆動部、320は記録ヘッドの発熱素子である。記録ヘッドは、それを搭載したキャリッジがCRモータ309にて走査され、記録データに従ってインクを記録媒体に吐出することによって記録を行なう。
図3に示したインクタンクは、各インクごとにインクタンクが分かれているが、YMCなどのカラーインクを単一のインクタンクにまとめてもよい。この場合に、EEPROMは、インクタンクに少なくとも一つ搭載され、各色インクごとのデータを記憶することになろう。
図4は、本実施形態に係る電子商取引サーバの例示的なブロック図である。サーバ104は、中央演算処理装置(CPU)401を備えている。CPU401は、ROM402やハードディスクドライブ(HDD)405に格納されているコンピュータプログラムに基づいて様々な処理及び制御を実行する。これらのコンピュータプログラムとしては、後述するフローチャートにそって適宜の処理を実行するためのWEBサーバ(いわゆるHTTPサーバ)プログラム408、リフィル量決定モジュール409、電子商取引モジュール410などがある。一時的なデータは、作業エリアとして機能するRAM403に格納される。LANインタフェース407は、インターネット111などのネットワークと接続し、データを送信および受信するための通信回路である。この通信回路は、有線通信回路であってもよいし、無線通信回路であってもよい。
図5は、本実施形態に係るインク消費量データの書込みサブルーチンについての例示的なフローチャートである。ここでは、プリンタ101において、当該フローチャートが実行されるものとして説明する。このフローチャートに従った制御処理を実行するためのプログラムは、ROM302に記憶されているものとする。なお、このフローチャートは、例えば、ホスト装置100のプリンタドライバ209により実行してもよい。処理の流れは何れの場合も共通であるため、以下では前者について説明することで後者の説明に代える。
ステップS501において、CPU301は、インタフェース307を通じて受信したデータが、画像形成のための記録データであるかどうかを判定する。記録データであれば、ステップS502に進み、それ以外であればステップS504に進む。
ステップS502において、CPU301は、受信した記録データに応じて、コントローラ305を制御し、画像形成処理を実行する。コントローラ305は、さらに、記録データに応じて、CRモータドライバ308、LFモータドライバ310および記録ヘッド等を駆動する。
ステップS503において、記録データに基づいて、各インクのインク消費量を決定するする。例えば、記録データに基づいて、各インクごとの画像信号を生成する際に、各インクごとの消費量を算出することで決定する。決定した消費量はRAM303に記憶する。
一方、ステップS504において、CPU301は、画像形成以外の目的によるインク消費か否かを判定する。画像形成以外の目的によるインク消費としては、例えば、印字前におけるインクの予備吐出、印字中におけるインクの予備吐出、ノズルの吸引回復後におけるインクの予備吐出、ノズルの吸引回復に伴うインク廃棄などがある。
ステップS505において、CPU301は、画像形成以外の目的によるインクの消費量を決定する。例えば、一回ごとの予備吐出量や吸引廃棄量が予め定められている場合は、予備吐出回数や吸引回数にこれらの数値を乗算することで、消費量を算出できる。このようにして決定した消費量をRAM303に記憶する。
ステップS506において、CPU301は、各インクについて、画像形成にともなうインク消費量および画像形成以外の目的によるインク消費量をRAM303から読み出し、コントローラ305を通じて、各インクのEEPROM331〜334に書き込む。なお、前回記録された各消費量のデータをEEPROM331〜334から読み出し、今回求めた消費量を加算した後で、EEPROM331〜334に書き込むことになる。
ステップS507において、CPU301は、インク切れを起こしているインクタンクが存在するかどうかを判定する。たとえば、EEPROM331〜334から工場出荷時に記憶されたインク注入量を読み出し、当該注入量からこれまでの消費量を減算し、減算後の値(差)が所定の閾値以下となれば、CPU301はインク切れと判定する。インク切れでなければ、サブルーチンを終了する。インク切れであれば、ステップS508に進む。
ステップS508において、CPU301は、自然蒸発量を決定する。例えば、インクタンクの製造工場において、インク注入日のデータをインクタンクのEEPROM331〜334に記憶するとともに、プリンタ101により、インクタンクが搭載された日のデータをEEPROM331〜334に記憶する。そして、CPU301は、注入日のデータと搭載日のデータとをEEPROMから読み出し、差を算出し、この差に蒸発係数を乗算することで、推定消費量を算出する。さらに、インク搭載日からインク切れ日までの自然蒸発による消費量を算出してもよい。例えば、CPU301は、プリンタドライバ209に現在の日時データを問い合せることで日時データを受信し、インク切れ日とする。続いて、搭載日からインク切れ日までの差を取り、さらに、自然蒸発係数を差に乗算することで、推定消費量を算出することができる。このようにして決定した自然蒸発によるインクの消費量をRAM303に記憶する。自然蒸発係数は、各インクごとに用意してもよいし、共通のものを用意してもよい。各インクごとの自然蒸発係数をあらかじめEEPROMに記憶しておけば、より正確な消費量を算出できよう。
ステップS508において、CPU301は、コントローラ305を通じて、各インクについての自然蒸発によるインクの消費量のデータを各インクのEEPROM331〜334に書き込む。
以上のようにして、各インクタンクには、インクの残量、画像形成にともなうインク消費量、画像形成以外の目的によるインク消費量、および自然蒸発によるインク消費量が記憶される。
なお、この段階で、CPU301が、リフィル量やリフィル代金(請求金額)を算出してEEPROM331〜334に書き込んでもよい。CPU301は、例えば、各インク消費量(自然蒸発によるインク消費量を含んでもよい。)を加算し、トータルでの消費量を算出し、トータルでの消費量に単位インク量あたりのリフィル代金を乗算することで、現時点でのリフィル代金を算出することができる。
図6は、本実施形態に係る電子商取引方法の例示的なフローチャートである。とりわけ、このフローチャートでは、電子商取引サーバ102を通じてインクのリフィルサービスを購入する際に、インク切れとなったインクタンクからインク消費量などのデータを読み出して、リフィル量や請求金額を決定するものである。
ステップS601において、ホスト装置100のCPU201は、操作部206から入力された電子商取引サーバ102へのアクセス指示(例:URLの指定など)に応じて、LANインタフェース207を制御し、電子商取引サーバ102へとアクセスする。例えば、インクのリフィルサービスを購入するための購入ページの送信要求が送信される。また、購入ページへのアクセスには、Webブラウザプログラム208が使用されるものとする。
ステップS602において、電子商取引サーバ102のCPU401は、LANインタフェース407を介して、購入ページの送信要求を受信すると、購入ページを表示するための表示画面情報(例えば、HTMLファイル、画像データなど)を送信する。これらの送受信処理については、基本的に、HTTPサーバプログラム408が制御を行なう。
ステップS603において、ホスト装置のCPU201は、購入ページの表示画面情報を受信する。CPU201は、受信した表示画面情報を表示部204に表示させる。当該表示画面において、例えば、プルダウンメニューから任意のインクタンクを指定できるものとする。CPU201は、操作部206により指定されたインクタンクの識別データを電子商取引サーバ102へと送信する。
ステップS604において、電子商取引サーバ102のCPU401は、購入対象となるインクタンクの識別データを受信し、電子商取引モジュール410に渡す。電子用取引モジュール410は、識別データに対応する単位インク量あたりの代金を販売管理データベース(HDD405に記憶されているものとする。)から抽出し、RAM403に販売価格データを一旦記憶しておく。リフィル対象となるインクタンクの識別データや、上述の購入ページの送信要求は、リフィルサービスについての購入要求と概念することができる。
CPU401は、さらに、プリンタ101に搭載されているインクタンクのEEPROM331〜334からデータを読み出してよいかどうかを問い合せるためのページ(表示画面情報)を送信する。この問い合せページは、インク消費量に関連するデータの電子商取引サーバへの送信可否を問い合せるための問い合せ情報に相当する。
ステップS605において、ホスト装置100のCPU201は、受信した問い合せページを表示部204に表示させる。この例では、データを読み出してよいかどうかの問い合せに返事するための「はい」ボタンと「いいえ」ボタンが含まれているものとする。CPU201は、操作部206により操作されたボタンに応じて応答データ(例えば読み出し許可情報)などを電子商取引サーバ102へと送信する。この応答データは、送信可否に関する可否情報に相当する。
ステップS606において、電子商取引サーバ102のCPU401は、応答データを受信し、読み出し許可(または送信可)であるか否であるかを判定する。読み出し許可であれば、CPU401は、インクタンクをプリンタ101へ搭載するよう要求するための情報(当該プリンタ101をホスト装置100に接続し、電源を投入するよう要求するための情報を含んでも良い。)を含む搭載指示ページを送信する。搭載指示ページには、搭載が完了したら操作するための搭載完了ボタンが含まれている。
一方、読み出しを許可しないとするメッセージを受信した場合は、CPU401は、ステップS607〜S615をスキップし、インクのリフィルサービスを提供できない旨のメッセージを送信する。なお、新規のインクタンクについての請求金額と購入実行ボタンとを有するページをホスト装置100に送信してもよい。
ステップS607において、ホスト装置100のCPU201は、搭載指示ページを受信し、表示部204に表示する。さらに、CPU201は、プリンタドライバ209を通じて、プリンタ101の起動と、インクタンクの搭載を確認する。これらが確認されるか、あるいは、搭載完了ボタンが操作されると、CPU201は、搭載完了を示す応答メッセージを電子商取引サーバ102へと送信する。
ステップS608において、電子商取引サーバ102のCPU401は、搭載完了を示す応答メッセージを受信すると、インクタンクのEEPROMに記憶されているデータについての読み出し要求をホスト装置100に送信する。
ステップS609において、ホスト装置100のCPU201は、読み出し要求を受信すると、プリンタドライバ209を使用して、読み出し要求をプリンタ101へと送信する。
ステップS610において、プリンタ101のCPU301は、インタフェース307を介して、読み出し要求を受信すると、コントローラ305を制御して、各インクタンク321〜324のEEPROM331〜334から、上述のインク消費量に関連するデータ等を読み出す。さらに、CPU301は、読み出したデータを、インタフェース307を介してホスト装置100へと送信する。
ステップS611において、ホスト装置100のCPU201は、プリンタドライバ209を通じて、プリンタ101からデータを受信する。さらに、受信したデータを電子商取引サーバ102へと送信する。
ステップS612において、電子商取引サーバ102のCPU401は、インク消費量関連のデータを受信すると、リフィル量決定モジュール409に受信データを渡す。CPU401は、このリフィル量決定モジュール409により、受信したインク消費量に関連するデータに基づいて、リフィル量を決定する。例えば、画像形成によるインク消費量、画像形成以外のインク消費量(予備吐出、吸引回復、蒸発などによる消費量)を加算することで、リフィル量を算出する。
また、リフィル量を次のように、決定してもよい。例えば、画像形成の目的で消費されたインクのインク消費量と画像形成以外の目的で消費されたインクのインク消費量との加算値をAとし、リフィル量をBとすれば、次式から算出することができる。
A≧ B ≧(AXC)
ここで、Cは、インク消費量の算出誤差を考慮するための係数(1.0≧C≧0.5)である。すなわち、リフィル量Bは、当該加算値A以下であって、かつ加算値Aの半分以上の値から選択されることになる。係数Cは、消費量の算出誤差を考慮して適宜決定すればよい。また、インクタンクの構造や、インク組成によるインク保持部材への浸透性等の差異を十分に考慮して、インク漏れを起こさない程度の数値を選択するようにする。
ここで、Cは、インク消費量の算出誤差を考慮するための係数(1.0≧C≧0.5)である。すなわち、リフィル量Bは、当該加算値A以下であって、かつ加算値Aの半分以上の値から選択されることになる。係数Cは、消費量の算出誤差を考慮して適宜決定すればよい。また、インクタンクの構造や、インク組成によるインク保持部材への浸透性等の差異を十分に考慮して、インク漏れを起こさない程度の数値を選択するようにする。
続いて、CPU401は、当該リフィル量を電子商取引モジュール410に渡し、インクの単位体積あたりの代金を乗算することで、請求金額を算出する。このようにして決定したリフィル量と請求金額を含むページをホスト装置100に送信する。このページには、最終的な購入実行ボタンが含まれていてもよい。
ステップS613において、ホスト装置100のCPU201は、リフィル量および請求金額のページを受信して、表示部204に表示させる。CPU201は、操作部206により購入実行ボタンが操作されると、最終的な購入要求を電子商取引サーバ102へと送信する。電子商取引サーバ102のCPU401は、電子商取引モジュール410により、購入代金の請求処理を実行する。
ステップS614において、電子商取引サーバ102のCPU401は、インクのリフィル処理を行なう工場の住所などを示す送付状データをホスト装置100に送信する。当該送付状データには、リフィルサービスの申し込みごとにCPU401が生成するシリアル番号が含まれてもよい。当該シリアル番号は、リフィル量や請求金額と対応付けてデータベースにより管理される。
ステップS615において、ホスト装置100のCPU201は、送付状データを受信すると、表示部204に表示させる。さらに、操作部206からの印刷指示に応じて、プリンタ101に印刷させてもよい。このようにして印刷された送付状は、インクタンクを郵送する際に添付できるようなフォーマットとすることが望ましい。
以上説明したように、本実施形態によれば、インクタンクに搭載された記憶媒体に、画像形成処理や画像形成以外の目的で消費されたインクの消費量に応じてリフィル量を決定するようにしたので、インク漏れなどの可能性を低減することができる。
また、インクタンクのリフィルサービスを電子商取引システムから申し込めるようにしたので、ユーザーが販売店などに直接出向かなくても当該サービスを享受できるようになる。また、ネットワークを介して消費量に関連するデータを収集してリフィル量を決定できるため、リフィルを算出するための特別の装置をユーザーが購入せずとも、ユーザー等はリフィル量を取得することができる。また、リフィル量に応じてリフィルサービスの請求金額が決定されるため、サービスの提供と対価との関係をより明瞭にユーザーに示すことができる。
また、ユーザーは、熟練を要するようなリフィル作業を自らする必要がなくなり、インク漏れのような煩わしさからも開放されよう。もちろん、インクタンクを再利用できるため、資源再利用の観点からも本実施形態に記載の発明は優れている。
また、リフィル量を決定する際に、消費量の算出誤差を考慮するための係数Cを用いることで、リフィルする際のインク漏れの危険性をさらに低減できよう。
[第2の実施形態]
上述の実施形態では、インターネットを介したサーバにおいてリフィル量や請求金額を決定するものであった。しかしながら、インクのリフィルサービスは、サポートセンターや、家電量販店などの販売店において実行されてもよい。そのような場合にも本発明を適用できることが望ましい。
上述の実施形態では、インターネットを介したサーバにおいてリフィル量や請求金額を決定するものであった。しかしながら、インクのリフィルサービスは、サポートセンターや、家電量販店などの販売店において実行されてもよい。そのような場合にも本発明を適用できることが望ましい。
そこで、本実施形態において、プリンタを必要としないリフィル量や請求金額の出力装置を提供する。なお、本実施形態に記載の発明は、例えば、キャッシュレジスタなどの会計処理装置に組み込むことも可能である。以下では、リフィル量や請求金額を表示するものとして説明するが、本発明はこれに限定されることはなく、リフィル量や請求金額を印字出力したり、音声により出力したり、電子データとして送信したりしてもよい。この場合は、それぞれ、プリンタ、音声出力回路、データ送信回路が図8のブロック図に追加されることになる。
図7は、本実施形態に係る返金額表示装置の概要を示す図である。返金額表示装置700には、表示部804、操作部806に加え、インクタンク710のEEPROMからデータを読み出すための読み出し装置807が含まれている。
図8は、本実施形態に係る返金額表示装置の例示的なブロック図である。リフィル量出力装置700は、中央演算処理装置(CPU)801を備えている。CPU801は、ROM802やハードディスクドライブ(HDD)805に格納されているコンピュータプログラムに基づいて様々な処理及び制御を実行する。これらのコンピュータプログラムとしては、後述するフローチャートにそって適宜の処理を実行するための、リフィル量出力プログラム820や、会計処理プログラム822などがある。一時的なデータは、作業エリアとして機能するRAM803に格納される。表示部804は、液晶ディスプレイやCRTなどである。操作部806は、キーボードおよびポインティングデバイスなどの入出力装置である。読み出し装置807は、インクタンク710のデータ読み出し用の端子816と接続するための接続端子815を備えており、当該接続端子を通じてデータの読み出し要求を送信したり、EEPROM810から消費量データ811を読み出したりする。
図9は、本実施形態に係るリフィル量出力処理についての例示的なフローチャートである。なお、上述の実施形態で説明したインクタンク321〜324について、ここでは説明を簡潔に行なう観点からインクタンク710として説明するが、両者は実質的に同一のものである。インクタンクに搭載されるEEPROMについても同様である。
ステップS901において、CPU801は、表示部804に、インクタンクのセット指示を表示させる。
ステップS902において、CPU801は、読み出し装置807にEEPROMつきのインクタンクがセットされたかを判定する。例えば、読み出し装置807に設けられている所定の接続端子間の信号を検出するなどして、インクタンクの有無を判定する。セットが完了すると次のステップに進む。
ステップS903において、CPU801は、読み出し装置807に、インクタンク710のEEPROM810に記憶されているデータを読み出すよう指示する。読み出し装置807は、この読み出し指示に応じ、接続端子を通じて、読み出し要求信号を送出する。
ステップS904において、読み出し装置807は、接続端子を通じて、EEPROM810から各種データを読み出す。CPU801は、読み出し装置807から当該データを受信する。
ステップS905において、CPU801は、受信したデータのうち、インク消費量に関連するデータに基づいて返金額を決定する。例えば、画像形成によるインク消費量および画像形成以外のインク消費量(予備吐出、吸引回復、自然蒸発などによる消費量)を加算することで、リフィル量を算出する。
また、リフィル量を次のように、決定してもよい。例えば、画像形成の目的で消費されたインクのインク消費量と画像形成以外の目的で消費されたインクのインク消費量との加算値をAとし、リフィル量をBとすれば、次式から算出することができる。
A≧ B ≧(AXC)
ここで、Cは、インク消費量の算出誤差を考慮するための係数(1.0≧C≧0.5)である。すなわち、リフィル量Bは、当該加算値A以下であって、かつ加算値Aの半分以上の値から選択されることになる。係数Cは、消費量の算出誤差を考慮して適宜決定すればよい。
ここで、Cは、インク消費量の算出誤差を考慮するための係数(1.0≧C≧0.5)である。すなわち、リフィル量Bは、当該加算値A以下であって、かつ加算値Aの半分以上の値から選択されることになる。係数Cは、消費量の算出誤差を考慮して適宜決定すればよい。
ステップS906において、CPU801は、リフィル量を表示部804に表示させる。上述したように、CPU801は、リフィル量を、印字出力してもよいし、音声出力してもよいし、データとして外部機器に送信出力してもよい。
ステップS907において、CPU801は、決定したリフィル量に応じて請求金額を算出する。例えば、インクの単位体積あたりの代金を乗算することで、請求金額を算出する。
以上説明したように、本実施形態によれば、インクタンクから直接データを読み出してリフィル量を出力することが可能となる。本実施形態に係る装置は、販売店だけでなく、ユーザーから離れた場所(サポートセンターなど)にも設置することもできる。これにより、例えば、インクの切れたインクタンクをユーザーが送付すると、送付先において、上述のリフィル量出力装置700により、該インクタンクからの消費量関連データを読み出し、リフィル量や請求金額を算出できる。
販売店では、ユーザーが持参してきたインクタンクから消費量関連データを読み出して、リフィル量を決定し、決定されたリフィル量に応じて、インクのリフィル処理を実行することができる。これにより、インク漏れの可能性を低減することができる。
[第3の実施形態]
上述した方法により決定されたリフィル量に基づくリフィル処理について説明する。図10は、本実施形態に係るリフィル処理についての例示的なフローチャートである。
上述した方法により決定されたリフィル量に基づくリフィル処理について説明する。図10は、本実施形態に係るリフィル処理についての例示的なフローチャートである。
ステップS1001において、上述した何れかの装置を用いて、画像形成に用いられるインクを保持するインクタンクに搭載されている記憶媒体から、画像形成の目的で消費されたインクのインク消費量および画像形成以外の目的で消費されたインクのインク消費量に関連するデータを読み出す。この画像形成以外の目的で消費されたインクのインク消費量には、吸引回復によるインクの消費量、予備吐出によるインクの消費量、自然蒸発によるインクの消費量のうち少なくとも一つが含まれている。なお、より多くの消費量を考慮すれば、より正確なトータル消費量が得られる。
ステップS1002において、上述した何れかの装置を用いて、読み出された前記インク消費量に関連するデータに応じてリフィル量を決定する。このリフィル量は、画像形成の目的で消費されたインクのインク消費量と画像形成以外の目的で消費されたインクのインク消費量との加算値以下であって、当該加算値の半分以上の値から選択することが好ましい。
ステップS1003において、決定された前記リフィル量に応じて、前記インクタンクにインクをリフィルする。なお、インクタンクの所有者が当該インクタンクの配送を希望する場合は、このリフィル処理済のインクタンクを配送することになる。
このように、インクタンクに記憶媒体を設け、当該記憶媒体に、画像形成目的で消費された消費量や画像形成以外の目的で消費されたインクの消費量を記憶しておき、当該インクの消費量に応じてインクのリフィル量を決定し、決定されたリフィル量に基づいてリフィル処理を実行するようにしたので、インク漏れの可能性を低減することができる。
[他の実施形態]
上述の実施形態では、電子商取引サーバ102においてリフィル量や請求金額を算出していた。しかしながら、リフィル量や請求金額をプリンタ101のCPU301が算出したり、あるいはホスト装置100のCPU201が算出したりしてもよい。何れの場合も、インクタンクから読み出された消費量関連データに基づいてリフィル量や請求金額が決定される。
上述の実施形態では、電子商取引サーバ102においてリフィル量や請求金額を算出していた。しかしながら、リフィル量や請求金額をプリンタ101のCPU301が算出したり、あるいはホスト装置100のCPU201が算出したりしてもよい。何れの場合も、インクタンクから読み出された消費量関連データに基づいてリフィル量や請求金額が決定される。
また、図6で説明したフローチャートについても、プリンタ101により算出されたリフィル量や請求金額を、ホスト装置100を経由して、電子商取引サーバ102へと転送し、インクのリフィル処理や請求金額の清算処理を実行してもよい。同様に、プリンタドライバ等を用いてホスト装置100により算出されたリフィル量や請求金額についても、電子商取引サーバ102へと転送し、リフィル処理や清算処理を実行してもよい。
以上、様々な実施形態を詳述したが、本発明は、複数の機器から構成されるシステムに適用してもよいし、また、一つの機器からなる装置に適用してもよい。例えば、スキャナ、プリンタ、スキャナ、PC、複写機、複合機及びファクシミリ装置の如くである。
なお、本発明は、前述した実施形態の各機能を実現するソフトウェアプログラム(本実施形態では図5、図6、または図9などに示すフローチャートに対応したプログラム)を、システム若しくは装置に対して直接または遠隔から供給し、そのシステム若しくは装置に含まれるコンピュータが該供給されたプログラムコードを読み出して実行することによっても達成される。
従って、本発明の機能・処理をコンピュータで実現するために、該コンピュータにインストールされるプログラムコード自体も本発明を実現するものである。つまり、上記機能・処理を実現するためのコンピュータプログラム自体も本発明の一つである。
その場合、プログラムの機能を有していれば、オブジェクトコード、インタプリタにより実行されるプログラム、OSに供給するスクリプトデータ等、プログラムの形態を問わない。
プログラムを供給するための記録媒体としては、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、MO、CD−ROM、CD−R、CD−RW、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM、DVD(DVD−ROM,DVD−R)などがある。
その他、プログラムの供給方法としては、クライアントコンピュータのブラウザを用いてインターネットのホームページに接続し、該ホームページから本発明のコンピュータプログラムそのもの、もしくは圧縮され自動インストール機能を含むファイルをハードディスク等の記録媒体にダウンロードすることによっても供給できる。また、本発明のプログラムを構成するプログラムコードを複数のファイルに分割し、それぞれのファイルを異なるホームページからダウンロードすることによっても実現可能である。つまり、本発明の機能処理をコンピュータで実現するためのプログラムファイルを複数のユーザーに対してダウンロードさせるWWWサーバも、本発明の構成要件となる場合がある。
また、本発明のプログラムを暗号化してCD−ROM等の記憶媒体に格納してユーザーに配布し、所定の条件をクリアしたユーザーに対し、インターネットを介してホームページから暗号化を解く鍵情報をダウンロードさせ、その鍵情報を使用することにより暗号化されたプログラムを実行してコンピュータにインストールさせて実現することも可能である。
また、コンピュータが、読み出したプログラムを実行することによって、前述した実施形態の機能が実現される他、そのプログラムの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOSなどが、実際の処理の一部または全部を行い、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現され得る。
さらに、記録媒体から読み出されたプログラムが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現される。
Claims (17)
- 画像形成装置に着脱可能であって、画像形成に用いるインクを保持するインクタンクに対してインクを補充する補充方法であって、
インクタンクに搭載されている記憶媒体から、画像形成の目的で消費されたインクのインク消費量および画像形成以外の目的で消費されたインクのインク消費量に関連するデータを読み出すステップと、
読み出された前記インク消費量に関連するデータに応じて、インクタンクに補充するインク量を決定するステップと、
決定されたインク量に応じて、前記インクタンクにインクを補充するステップと
を含むことを特徴とする補充方法。 - 前記画像形成以外の目的で消費されたインクのインク消費量には、吸引回復によるインクの消費量、予備吐出によるインクの消費量、蒸発によるインクの消費量のうち少なくとも一つが含まれることを特徴とする請求項1に記載の補充方法。
- 前記インク消費量に関連するデータの読み出しは、前記インクタンクを搭載した画像形成装置に接続されたホスト装置を介して実行されることを特徴とする請求項1または2に記載の補充方法。
- 前記リフィル量は、前記画像形成の目的で消費されたインクのインク消費量と前記画像形成以外の目的で消費されたインクのインク消費量との加算値以下であって、当該加算値の半分以上の値から選択されることを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れか1項に記載された補充方法。
- 画像を形成する画像形成装置と、該画像形成装置を利用するホスト装置と、該ホスト装置と接続された電子商取引サーバとを含む電子商取引システムであって、
前記画像形成装置は、
インクを保持するインクタンクと、
画像形成の目的で消費されたインクのインク消費量および画像形成以外の目的で消費されたインクのインク消費量を決定する手段と、
決定された前記インク消費量に関連するデータを、前記インクタンクに搭載されている記憶媒体に書き込む手段と、
前記インク消費量に関連するデータの読み出し命令を前記ホスト装置から受信する手段と、
前記読み出し命令に応じて前記インク消費量に関連するデータを前記記憶媒体から読み出す手段と、
読み出された前記インク消費量に関連するデータを前記ホスト装置に送信する手段と
を含み、
前記ホスト装置は、
前記画像形成装置に対し、前記インク消費量に関連するデータの読み出し命令を送信する手段と、
前記インク消費量に関連するデータを前記画像形成装置から受信する手段と、
前記インク消費量に関連するデータを前記電子商取引サーバに送信する手段と、
を含み、
前記電子商取引サーバは、
前記ホスト装置から、前記インク消費量に関連するデータを受信する手段と、
受信した前記インク消費量に関連するデータに応じて、インクタンクに補充すべきインク量を決定する手段と、
決定されたインク量に関するデータを前記ホスト装置に送信する手段と
を含むことを特徴とする電子商取引システム。 - 前記電子商取引サーバは、さらに、
前記ホスト装置から前記インクタンクについてのインクの補充要求を受信する手段と、
前記インク量に応じて前記補充要求に対する請求金額を決定する手段と、
決定された前記請求金額とともに、前記補充要求の対象となる前記インクタンクの送付先に関する情報を前記ホスト装置に送信する手段と
を含むことを特徴とする請求項5に記載の電子商取引システム。 - 画像形成装置に接続されたホスト装置と、該ホスト装置と接続された電子商取引サーバとを含む電子商取引システムにおける電子商取引方法であって、
前記画像形成装置は、
インクを保持するインクタンクと、
画像形成の目的で消費されたインクのインク消費量および画像形成以外の目的で消費されたインクのインク消費量を決定するステップと、
決定された前記インク消費量に関連するデータを、前記インクタンクに搭載されている記憶媒体に書き込むステップと、
前記インク消費量に関連するデータの読み出し命令を前記ホスト装置から受信するステップと、
前記読み出し命令に応じて前記インク消費量に関連するデータを前記記憶媒体から読み出すステップと、
読み出された前記インク消費量に関連するデータを前記ホスト装置に送信するステップと
を含み、
前記ホスト装置は、
前記画像形成装置に対し、前記インク消費量に関連するデータの読み出し命令を送信するステップと、
前記インク消費量に関連するデータを前記画像形成装置から受信するステップと、
前記インク消費量に関連するデータを前記電子商取引サーバに送信するステップと
を含み、
前記電子商取引サーバは、
前記ホスト装置から、前記インク消費量に関連するデータを受信するステップと、
受信した前記インク消費量に関連するデータに応じて、インクタンクに補充すべきインク量を決定するステップと、
決定されたインク量に関するデータを前記ホスト装置に送信するステップと
を含むことを特徴とする電子商取引方法。 - 前記電子商取引サーバは、さらに、
前記ホスト装置からインクの補充要求を受信するステップと、
前記リフィル量に応じて前記補充要求に対する請求金額を決定するステップと、
決定された前記請求金額とともに、前記補充要求の対象となるインクタンク送付先の情報を前記ホスト装置に送信するステップと
を含むことを特徴とする請求項7に記載の電子商取引方法。 - 画像形成装置に接続されたホスト装置にネットワークを介して接続されたサーバであって、
前記画像形成装置により使用されるインクタンクについて、前記ホスト装置を介し、画像形成の目的で消費されたインクのインク消費量および画像形成以外の目的で消費されたインクのインク消費量に関連するデータを、前記インクタンクに搭載されている記憶媒体から読み出す手段と、
読み出した前記インク消費量に関連するデータに応じて、インクタンクに補充すべきインク量を決定する手段と、
決定されたインク量に関するデータを出力する手段と
を含むことを特徴とするサーバ。 - 前記ホスト装置から前記インクタンクについてのインクの補充要求を受信する手段と、
前記インク量量に応じて前記補充要求に対する請求金額を決定する手段と、
決定された前記請求金額とともに、前記補充要求の対象となる前記インクタンクの送付先に関する情報を前記ホスト装置に送信する手段と
をさらに含むことを特徴とする請求項9に記載のサーバ。 - 画像形成装置に接続されたホスト装置を利用し、画像形成装置に着脱可能なインクタンクに対して補充するインク量を出力する出力方法であって、
前記画像形成装置により画像形成で用いられるインクを保持するインクタンクについて、前記ホスト装置を介し、画像形成の目的で消費されたインクのインク消費量および画像形成以外の目的で消費されたインクのインク消費量に関連するデータを、前記インクタンクに搭載されている記憶媒体から読み出すステップと、
読み出した前記インク消費量に関連するデータに応じて、インクタンクへ補充するインク量を決定するステップと、
決定されたインク量に関するデータを出力するステップと
を含むインク量の出力方法。 - 前記ホスト装置からインクの補充要求を受信するステップと、
前記リフィル量に応じて前記補充要求に対する請求金額を決定するステップと、
決定された前記請求金額とともに、前記補充要求の対象となるインクタンク送付先の情報を前記ホスト装置に送信するステップと
を含むことを特徴とする請求項11に記載の出力方法。 - 画像形成に用いられるインクを保持するインクタンクに設けられる記憶媒体から、画像形成の目的で消費されたインクのインク消費量および画像形成以外の目的で消費されたインクのインク消費量に関連するデータを読み出す読み出し手段と、
読み出された前記インク消費量に関連するデータに応じて、インクタンクへ補充すべきインク量を決定する決定手段と、
決定された前記インク量を出力する出力手段と
を含むことを特徴とする出力装置。 - 画像形成に用いられるインクを保持するインクタンクに設けられる記憶媒体から、画像形成の目的で消費されたインクのインク消費量および画像形成以外の目的で消費されたインクのインク消費量に関連するデータを読み出す読み出し手段と、
読み出された前記インク消費量に関連するデータに応じて、インクタンクへ補充すべきインク量を決定する決定手段と、
決定された前記インク量に応じて請求金額を決定する手段と
を含むことを特徴とする会計処理装置。 - 画像形成に用いられるインクを保持するインクタンクに搭載されている記憶媒体から、画像形成の目的で消費されたインクのインク消費量および画像形成以外の目的で消費されたインクのインク消費量に関連するデータを読み出すステップと、
読み出された前記インク消費量に関連するデータに応じて、インクタンクに補充すべきインク量を決定するステップと、
決定されたインク量を出力するステップと
を含むことを特徴とする補充インク量の出力方法。 - 画像形成に用いられるインクを保持するインクタンクに搭載されている記憶媒体から、画像形成の目的で消費されたインクのインク消費量および画像形成以外の目的で消費されたインクのインク消費量に関連するデータを読み出すステップと、
読み出された前記インク消費量に関連するデータに応じて、インクタンクに補充すべきインク量を決定するステップと、
決定されたインク量に応じて請求金額を決定するステップと
を含むことを特徴とする会計処理方法。 - 画像形成に用いられるインクを保持するインクタンクであって、
前記インクを保持する保持部と、
前記保持部に保持されている画像形成の目的で消費されたインクのインク消費量および画像形成以外の目的で消費されたインクの消費量に応じた、インクタンクに補充すべきインク量のデータを記憶する記憶部と、
外部の機器からの読み出し命令に応じて、前記補充すべきインク量を出力する出力部と
を含むインクタンク。
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JP2004096600A JP2005280067A (ja) | 2004-03-29 | 2004-03-29 | インクの補充方法および補充するインク量の出力方法 |
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---|---|---|---|---|
JP2018092558A (ja) * | 2016-12-01 | 2018-06-14 | ブラザー工業株式会社 | サーバ、および制御プログラム |
CN108198014A (zh) * | 2016-12-01 | 2018-06-22 | 兄弟工业株式会社 | 服务器以及控制方法 |
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-
2004
- 2004-03-29 JP JP2004096600A patent/JP2005280067A/ja not_active Withdrawn
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