JP2005279828A - 情報共有可能なロボット - Google Patents

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賢司 成澤
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隆幸 菅原
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Abstract

【課題】他のロボットと情報を共有することが可能で、しかも、情報を共有する他のロボットおよび共有する情報をいずれも選択することのできる情報共有可能なロボットを提供する。
【解決手段】通信機能を有し、該通信機能を介して他のロボットと情報を共有することができる情報共有可能なロボット(R)である。このロボット(R)は、情報を共有する少なくとも1種類の他のロボットと共通する共通識別情報(グループID)を保存する保存手段(2)と、入力され取得した取得情報(グループ経験情報)を記憶する記憶手段(3)と、記憶手段(3)に記憶した取得情報(グループ経験情報)を、保存手段(2)に保存してある共通識別情報(グループID)と一致する共通識別情報(グループID)を有する他のロボットに直接またはネットワークを介して送信する送信手段(1)とを備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、ロボットに入力され記憶した情報を他のロボットに送信して共有することのできる情報共有可能なロボットに関するものである。
従来から、動物型のペットロボットやヒューマノイドという人間型のロボットが提案されている。これらのロボットは概して複数個のアクチュエータを備え、自律的に自走可能に構成されている。
また、従来から、無線通信接続が可能なロボットが提案されている。このロボットは、ユーザとのインタラクションに応じて、WWW(World Wide Web)情報空間を探索してニュースなどの生活・情報系のサービスをユーザに提供することが可能に構成されている。
さらに、ロボットどうしで、光や音を用いて相手の動作に対応した行動をしたり、画像や音声による環境の状況を把握して行動したりすることが可能に構成されているものもある。
具体的には、例えば、外部ネットワークに接続しロボット自身の行動制御を規定するプログラム・コードなども随時取得して、新規の動作を発現したりするロボットが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
また、ワイヤレスで相互にネットワーク接続され、特定のロボットが保有する情報を他のロボットとの間で相互に共有可能とする協働ロボットが提案されている(例えば、特許文献2参照)。
特開2001−310283号公報 特開2002−254374号公報
しかしながら、特許文献1に記載されているような従来のロボットは、ネットワークや放送によって配信された情報に基づいて、対応した行動を取ることができるが、その情報をそのロボットでしか活用することができないという問題がある。またユーザがその都度情報の送信等をしなければならないなどの問題もある。
また、特許文献2に記載されているような従来のロボットは、相互通信のみで外部の情報がとれないもので、情報内容が特定のものになっていたという問題がある。また、ロボットとしての感情に関する情報の扱いについては記載がされていない。
そこで、本発明が解決しようとする課題は、ロボットが、自身の保存する共通識別情報と同様の共通識別情報を有する他のロボットとグループを構成して、グループ内で情報を共有することができ、そのため、例えば、同じユーザが複数のロボットを保有している場合に、そのうち1台のロボットにのみ情報を与えれば、残りのロボットには情報を送信することで共有することが可能であり、したがって、ユーザがすべてのロボットにいちいち同じ情報を与える必要がないなど、他のロボットと情報を共有することが可能で、しかも、情報を共有する他のロボットおよび共有する情報をいずれも選択することのできる情報共有可能なロボットを提供することにある。
本発明は上記課題を解決するものであって、請求項1に係る発明は、通信機能を有し、該通信機能を介して他のロボットと情報を共有することができる情報共有可能なロボットであって、情報を共有する少なくとも1種類の他のロボットと共通する共通識別情報を保存する保存手段と、入力され取得した取得情報を記憶する記憶手段と、前記記憶手段に記憶した前記取得情報を、前記保存手段に保存してある前記共通識別情報と一致する共通識別情報を有する他のロボットに直接またはネットワークを介して送信する送信手段とを備えた情報共有可能なロボットである。
請求項2に係る発明は、通信機能を有し、該通信機能を介して他のロボットと情報を共有することができる情報共有可能なロボットであって、情報を共有する少なくとも1種類の他のロボットと共通する共通識別情報を保存する保存手段と、入力された情報を共有に適合する取得情報と適合しない取得情報とに分けて記憶する記憶手段と、前記記憶手段に記憶した前記共有に適合する取得情報を、前記保存手段に保存してある前記共通識別情報と一致する共通識別情報を有する他のロボットに直接またはネットワークを介して送信する送信手段とを備えた情報共有可能なロボットである。
請求項3に係る発明は、通信機能を有し、該通信機能を介して他のロボットと情報を共有することができる情報共有可能なロボットであって、ロボット自身の個体識別情報、および、情報を共有する少なくとも1種類の他のロボットと共通する共通識別情報を保存する保存手段と、入力された情報を共有に適合する取得情報と適合しない取得情報とに分けて記憶する記憶手段と、他のロボットの前記個体識別情報を特定し、当該個体識別情報を特定した他のロボットに対して、前記記憶手段に記憶した前記共有に適合しない取得情報を直接またはネットワークを介して送信する送信手段とを備えた情報共有可能なロボットである。
請求項4に係る発明は、請求項1または請求項2記載の発明において、前記他のロボットに送信する前記取得情報を、前記共通識別情報に関連した暗号鍵で暗号化する手段を備えた情報共有可能なロボットである。
本発明は以上のように、通信機能を有し、該通信機能を介して他のロボットと情報を共有することができる情報共有可能なロボットであって、情報を共有する少なくとも1種類の他のロボットと共通する共通識別情報を保存する保存手段と、入力され取得した取得情報を記憶する記憶手段と、前記記憶手段に記憶した前記取得情報を、前記保存手段に保存してある前記共通識別情報と一致する共通識別情報を有する他のロボットに直接またはネットワークを介して送信する送信手段とを備えた構成としたので、ロボットが、自身の保存する共通識別情報と同様の共通識別情報を有する他のロボットとグループを構成して、グループ内で情報を共有することができ、そのため、例えば、同じユーザが複数のロボットを保有している場合に、そのうち1台のロボットにのみ情報を与えれば、残りのロボットには情報を送信することで共有することが可能であり、したがって、ユーザがすべてのロボットにいちいち同じ情報を与える必要がないなどの効果がある。
本発明の実施の形態を、図面を参照して説明する。
図1は、本発明の情報共有可能なロボットの一実施形態を示す概略的構成図であり、このロボットRは、無線通信部1と、識別情報管理部2と、経験情報管理部3とを備える。
識別情報管理部2は、ロボットR自身の個体識別情報(個体ID)、および、情報を共有する他のロボットと共通する共通識別情報(グループID)を記憶管理するものである。
経験情報管理部3は、ロボットRに入力され取得したロボットRの取得情報を、共有に適合する取得情報(グループ経験情報)4と、それ以外の取得情報(個別情報)5とに分けて記憶管理するものである。
グループ経験情報4、すなわちグループとして共有しても良い情報には、例えば、インターネットから得た情報、ロボットどうしが協働するための情報、ユーザに許可されたユーザ情報などが含まれる。また、個別情報5、すなわちロボットが単独で保持すべき情報には、例えば、ロボットRがユーザとのインタラクションを行う過程で得た、ユーザのプライバシ情報、経験、成長プロセス、性格付け、感情的な経験情報などが含まれる。
図2は、このロボットRが、同じグループIDを持つロボットどうしでグループを構成し、情報を共有している状態を示す概略的構成図である。
図2に示すように、例えば6台のロボットR1〜R6が、3台ずつでグループを組んだ場合、1台目のロボットR1には、例えば「A11」というIDが付される。最初の記号「A」はグループID「A」を示し、2番目の記号「1」はサブグループID「1」を示し、最後の記号「1」はロボットR1の個体ID「1」を示す。
同様に、2台目のロボットR2には、例えば「A12」というIDが付される。最後の記号「2」はロボットR2の個体ID「2」を示す。
また、3台目のロボットR3には、例えば「A23」というIDが付される。2番目の記号「2」はサブグループID「2」を示し、最後の記号「3」はロボットR3の個体ID「3」を示す。
また、4台目のロボットR4には、例えば「B24」というIDが付される。最初の記号「B」はグループID「B」を示し、最後の記号「4」はロボットR4の個体ID「4」を示す。
また、5台目のロボットR5には、例えば「B25」というIDが付される。最後の記号「5」はロボットR5の個体ID「5」を示す。
さらに、6台目のロボットR6には、例えば「B16」というIDが付される。2番目の記号「1」はサブグループID「1」を示し、最後の記号「6」はロボットR6の個体ID「6」を示す。
例えば、ユーザ「A」がロボットR1〜R3を所有していて、それらをグループ「A」とすれば、グループ「A」で共有すべき経験情報(例えば明日の天気)をロボットR1「A11」が持っていた場合、同じグループID「A」を持つロボットR2「A12」、R3「A23」に対して、その経験情報(例えば明日の天気)をネットワークを通じて送信することができる。
同様に、ユーザ「B」がロボットR4〜R6を所有していて、それらをグループ「B」とすれば、グループ「B」で共有したい経験情報(例えばユーザ「B」はブランドが好き)をロボットR4「B24」が持っていた場合、同じグループID「B」を持つロボットR5「B25」、R6「B16」に対して、その経験情報(例えばユーザ「B」はブランドが好き)をネットワークを通じて送信することができる。
ネットワークの世界では、IPアドレスが世界で固有の番号となるので、IPアドレスを含めてグループID、個体IDを構成することも有効である。
また、IDを全く変更しないセキュアなアプリケーションの場合は、IDは耐ダンプ性のある状態で、ロボット内に変更できないような形態で保存されることが重要である。すなわち、例えばID情報にローカルな暗号が施され、その情報が基板から取り外し不可能なROMに記録されているとか、そのROMのピンも埋め込み式になっていて、外部から端子接続ができない状態であるとか、または、多層基板の内側に設置されているなどである。
グループを変更するためには、アプリケーションごとにIDを所定の手続きで変更できると便利である。その場合は、このID自体にセキュリティが確保されていることが望ましく、所定の別のマスター鍵をアプリケーションで暗黙に決めておき、その暗号鍵でIDを暗号化し、書き換え可能なフラッシュメモリなどに記録しておき、所定の条件が整ったとき、例えば、汎用のRSAやDSA(Digital Signature Algorithm)などの認証を行って、正当なアクセスがなされたときのみ、IDを変更することができるようにする。
図3は、上記6台のロボットR1〜R6による別のグループ構成を示す概略的構成図である。
図3に示すように、グループID「A」をもつ3台のロボットR1〜R3がグループ「A」を構成し、グループID「B」をもつ残り3台のロボットR4〜R6がグループ「B」を構成することに加えて、この6台中でサブグループID「2」をもつ3台のロボットR3,R4,R5が、サブグループ「2」を構成している。
このようなサブグループは、例えばロボットの種類によって使い分けることができる。すなわち、サブグループ「1」は例えば歩行型のビジブルタイプ、サブグループ「2」は例えば機器に埋め込まれたアンコンシャスタイプ、サブグループ「3」(図示省略)は例えばバーチャルタイプ、などの使い分けが可能である。また、介護用、エンタテイメント用、セキュリティ用等の用途別に分けることも可能である。このように、ロボットのタイプに応じた情報の共有を実現することができる。
図4は、ロボットが単独で保持すべき情報を1対1で送受信する場合を示す概略的構成図である。
図4に示すように、例えば、アンコンシャスタイプのサブグループ「2」をもつロボットR5「B25」が、ユーザとのインタラクションを行う過程で得た、ユーザの個人情報、ロボットの成長、性格付け、感情に関わる経験情報などを、歩行型のビジブルタイプのサブグループ「1」をもつロボットR2「A12」の個体ID「2」を特定して、1対1で個別に送信することができる。
すなわち、ユーザのプライバシ情報である、友人に関する情報などをPDA(Personal Digital Assistants)タイプのロボットR5「B25」に入力し、ロボットID「A12」を特定して送信しておけば、友人が来たときに歩行型のロボットR2「A12」が玄関に出迎えたりすることができる。
図5は、本発明の情報共有可能なロボットの他の実施形態を示す概略的構成図であり、このロボットRは、無線通信部1と、識別情報管理部2と、経験情報管理部3と、環境検知部6とを備える。
識別情報管理部2は、ロボットR自身の個体識別情報(個体ID)、および、情報を共有する他のロボットと共通する共通識別情報(グループID)を記憶管理するものである。
経験情報管理部3は、ロボットRに入力され取得したロボットRの取得情報を、共有に適合する取得情報(グループ経験情報)4と、それ以外の取得情報(個別情報)5とに分けて記憶管理するものである。
グループ経験情報4、すなわちグループとして共有しても良い情報には、例えば、インターネットから得た情報、ロボットどうしが協働するための情報などが含まれる。また、個別情報5、すなわちロボットが単独で保持すべき情報には、例えば、ロボットRがユーザとのインタラクションを行う過程で得た、ユーザのプライバシ情報、経験、成長プロセス、性格付け、感情的な経験情報などが含まれる。
そして、経験情報管理部3は、後述する情報管理サーバの中での管理を容易にするため、グループ経験情報4にはグループIDを付加し、また、個別情報5には個体IDを付加して保持管理するようになっている。
環境検知部6は、ユーザとの直接的なインタラクションを可能とするための、例えば、音声認識センサ、画像認識センサ、触覚認識センサなど各種のセンサ類を備えている。
このロボットRの場合は、経験情報管理部3で記憶管理するグループ経験情報4の記憶容量を小さくしておき、直近のグループ経験情報だけに制限しておくことで、ユーザとのインタラクションに基づく個別情報5の記憶に重点を置くことができ、ビジブルタイプのロボットには好適な構成である。
また、このロボットRの場合は、図7に示すように、公衆のアクセススポットに接続して情報を入力することが可能であり、また適している。
図6は、図5に示すロボットRのネットワークシステムとして、ローカルに情報管理サーバ80を設置した構成を示す概略的構成図であり、情報管理サーバ80は、無線通信部81と、識別情報管理部82と、経験情報管理部83とを備える。
識別情報管理部82は、ローカル上に登録してあるロボットRのグループIDや個体IDを保持管理している。必要に応じて、グループIDを元に各ロボットへ一斉に情報を配信することができる。
経験情報管理部83は、グループに属するロボットが公衆アクセススポットに接続し入手した情報や、ユーザとのインタラクションによって入手したユーザの顔面像や音声パターンの情報等の、グループとして共有しておいた方がユーザにとって有益と思われるグループ経験情報84を複数保持管理している。
図7は、このロボットRを取り巻くネットワーク構成を示す模式図である。
このロボットRは、無線通信部1に第1の無線通信機能を有し、Bluetoothのような近距離無線通信インターフェースやIEEE802.11bを用いて、公衆アクセススポット(ホットスポット)101経由でネットワーク(例えばインターネット100)に接続することができる。
ここで言うネットワークには、インターネット100のような広域ネットワークに限らず、LANなどの小規模ネットワークが含まれ、インターネット100のようなネットワークに相互接続するために、このロボットRは、無線通信部1にTCP/IP(Transmission Control Protocol/Internet Protocol)を備えている。
すなわち、このロボットRは、WWW(World Wide Web)のような情報提供空間に対して、HTTP(Hyper Text Transfer Protocol)メッセージを利用して所望の情報を引き出すことができる。そして、そのために必要な、あらかじめ検索すべき情報を保持している機能、または、情報を保持しているデータベース111のURL情報を記憶しておく機能を有している。
また、このロボットRは、プロトコルにUPnP(Universal Plug&Play)を用いることも可能である。このような機能は、ハード的には無線通信部1の第1の無線通信機能と共用でもかまわないし、別でもかまわない。
また、ローカルの無線通信機能は、公衆の無線通信機能に優先してネットワークに接続する手段として選択される。
このようなローカルの無線通信機能によって、例えば自宅に設置してある無線通信部85を経由して自宅内の情報管理サーバ80に接続する。これとリンクが確立したら、情報管理サーバ80が保持している情報をダウンロードしたり、ロボットRが保持している情報をアップロードしたりすることができる。
例えば、グループID「A」、個体ID「1」をもつロボットRが、ユーザとの何らかのインタラクションの結果、ローカルネットを介して入手した情報は、グループIDと共に経験情報として情報管理サーバ80の経験情報管理部84に蓄積される。
その後、このローカルの情報管理サーバ80に接続しているグループ「A」のすべてのロボットに対して、情報の配信が行われる。
また、グループID「A」、個体ID「1」をもつロボットRが、街頭でユーザとの何らかのインタラクションの結果、公衆アクセススポット101を介して入手した情報は、グループIDと共に経験情報としてロボットRの経験情報管理部4に蓄積される。
その後自宅に帰った際、ローカルの情報管理サーバ80との接続が行われ、この情報管理サーバ80に登録してあるロボットの中から同じグループID「A」を持つすべてのロボットに対して、一斉に情報の配信が行われる。
次に、IDなどの識別情報から、共有すべき情報を暗号化する手段を説明する。暗号化は共通の鍵があれば、複数の個体のロボットが、暗号化された共有情報の暗号を解いて、その情報を共有することができるものである。
前記したように、同じグループのロボットどうしは同じグループIDを持っている。例えば、図2に示したグループ「A」に属するロボットは、グループIDの前半情報は“A”というIDを持っている。
したがって、“A”という情報をここでは仮に4ビットの0x0Aの数の情報と見立てれば、この数字をもとに、一方向性関数を用いて作成する鍵を用いて、例えばDES(Data Encryption Standard)などの共通鍵暗号方式で暗号化することができる。この例を図13に示す。
受信側のロボットも、同じグループIDの前半情報は“A”というIDを持っている。したがって、同じ一方向性関数をロボット内に保持しておくことで、同じ鍵を生成することができ、その鍵で、暗号化されている共有情報の暗号を解くことができる。
暗号を解いて、その情報が確実に暗号が解けたかどうかは、共有情報の所定部分に、予め設定したIDを記録しておくとよい。例えば、共有情報のヘッダにアスキーコードで“ROBOTSYSTEM”と記述しておき、このアスキーコードが出現したら暗号が解けたことを判定できるようにしておく。
もし、暗号を解いてもこのアスキーコードが出現しなかった場合は、その暗号化共有情報は、他のグループIDから一方向性関数で作成された鍵で暗号化されたもの(他のグループのロボットの共有情報)と判断して、共有を止める。
あるいは、ヘッダでなく、共有情報の全体にCRC(Cyclic Redundancy Check)コードをつけて、そのCRCが正しいことを確認することで、暗号が解けたかどうかを判断するのでも良い。その場合、共有情報全体が、ビット化けしたりエラーを含んでいることも同時に判断できる。
また、このような共通鍵暗号方式を用いず、SSL(Secure Sockets Layer)などで使用されているRSAやDiffiee Hellman方式にて鍵共有を行い、その鍵を用いて、アクセス時に個々に共有情報をセキュアな形式で伝送するのでも良い。その場合には、グループIDは鍵の元として使用するのではなく、そのグループIDが、共有する側のロボットと共有される側のロボットとで一致するかどうかを、CPUなどの処理において判定するようにする。
このような仕組みの少なくともひとつを用いれば、グループ以外のロボットが共有情報を際限なく使用してしまうことを有効に防止することができる。
図8は、本発明の情報共有可能なロボットの具体的構成例を示す前方から見た斜視図、図9は後方から見た斜視図であり、このロボットRは、胴体部10、頭部20および4本の脚部30,40(前脚30a,30bおよび後脚40a,40b)で構成される。
頭部20の目に相当する部位には、CCDカメラ21a,21bが取り付けられている。また、頭部20は、胴体部10に取り付けられる首に相当する部位が、ヨー(回動する)とピッチ(前後に動く)の2自由度に構成されている。
各前脚30は、胴体部10に取り付けられる肩に相当する部位が、ピッチ(前後に動く)とロール(左右に動く)の2自由度に構成され、また、肘に相当する部位が、胴体部10の内側に曲がるようなロール方向の1自由度に構成されている。
各後脚40は、胴体部10に取り付けられる脚の付け根に相当する部位が、ピッチ(前後に動く)とロール(左右に動く)の2自由度に構成され、また、膝に相当する部位が、ピッチ方向の1自由度に構成されている。
このような各関節に相当する部位の自由度は、例えばモータなどの適宜のアクチュエータを用いることで実現可能であり、この種のアクチュエータ(モータ)およびその駆動機構は周知のものが利用可能であるから、その説明は省略する。
前脚30a,30bの先部(手先)および後脚40a,40bの先部(足先)には、ロボットRの歩行時に手(前脚30a,30b)や足(後脚40a,40b)が床に接触しているか否かを調べるためのタッチセンサ31a,31b,41a,41bが取り付けられている。
図9に示すように、胴体部10における頭部の反対側となる部位(尻部に相当する部位)には、図示しないモータにより駆動される駆動ローラ11が取り付けてある。また、後脚40a,40bの踵に相当する部位、すなわち後脚先端部の後方側(駆動ローラ側)の部位には、回転自在のフリーローラ42a,42bが取り付けられている。さらに、胴体部10の尾部に相当する部位にはタッチセンサ15が取り付けられている。
また、図8に示すように、胴体部10の胸に相当する部位には、LCD表示器16が取り付けられている。
図10に、ロボットRが4足歩行する状態を概略的に示す。すなわち、前脚30a,30bおよび後脚40a,40bに所定の動作を行わせることで、ロボットRは、ペットロボットとして通常の動物のように歩かせることが可能で、不整地などでも歩行できる。
この4足歩行状態において、ロボットRの胴体部10は4本の脚部30,40によって床から持ち上げられているため、駆動ローラ11が床面FLに接触することはない。また、後脚40a,40bのフリーローラ42a,42bも歩行状態では床面FLに接触しない。したがって、駆動ローラ11およびフリーローラ42a,42bが4足歩行の障害になることはない。
図11に、ロボットRがローラ走行する状態を概略的に示す。図10に示す4足歩行姿勢から、ロボットRの前脚30a,30bを床についたまま、後脚40a,40bの膝に相当する部位を曲げながら膝を胴体部10側に引き寄せて、尻に相当する部位を床面FLに下ろした後、膝に相当する部位を伸ばすことで、胴体部10の頭部20側が起きあがり前脚30a,30bが床から持ち上げられて、図11に示すローラ走行姿勢となる。
このローラ走行姿勢において、ロボットRの胴体部10の尻に相当する部位に配置された駆動ローラ11と、ロボットRの後脚40a,40bの踵に相当する部位に配置されたフリーローラ42a,42bとが床面FLに良好に接触し、他の部分は床から持ち上げられている。すなわち、駆動ローラ11は平坦な床面FLに対しては線接触しているが、これを便宜上点接触とすれば、ロボットRは、駆動ローラ11およびフリーローラ42a,42bによって3点支持されている。
そのため、モータの回転方向を選択して駆動ローラ11を正転または逆転させることで、ローラ走行姿勢のロボットRを前進または後退させることが可能である。
このようにしてロボットRを前進させるとき、前脚30a,30bの手先に取り付けたタッチセンサ31a,31bを、前方障害物センサとして用いることが可能である。ロボットRを前進させて例えば壁に当たると、タッチセンサ31aまたは31bのスイッチがONしてこれ以上前進できないことが認識できる。ここで停止して方向転換すればよい。
同様に、ロボットRを後退させるとき、胴体部10の尾部に相当する部位に取り付けたタッチセンサ15を、後方障害物センサとして用いることが可能である。ロボットRを後退させて例えば壁に当たると、タッチセンサ15のスイッチがONしてこれ以上後退できないことが認識できる。ここで停止して方向転換すればよい。
このように、ロボットRが図11に示すようなローラ走行姿勢をとっているときは、前進または後退にかかわらず前脚30a,30bは走行に使用されない。そこで、前脚30a,30bをさらに別の走行以外の目的に使用することができる。
例えば、前脚30a,30bを上下に繰り返し動かすことで、腕を振る動作をさせることができる。これにより、人に呼ばれたときに手を振って応答したり、走行しながら手を動かして感情表現することが可能である。
また、例えば、前脚30a,30bの肩に相当する部位のロール駆動と肘に相当する部位のロール駆動によって、両腕でボールを持つ動作をさせることができる。このとき、両手の内側に適宜の圧力センサ32a,32bを取り付けて、所定の圧力が得られるまでロール駆動することが望ましい。
このように、通常の4足歩行ロボットの場合は、ものを腕で持って移動することはできないが、このロボットRはそれが実現可能である。
図12は、ロボットRの制御装置を示すブロック図であり、この制御装置50は、全体の制御を行うメインCPU51を備えている。メインCPU51には、フラッシュメモリ52およびサブCPU53が接続され、サブCPU53にはシリアルバス54を介して、14自由度プラス1ローラの各モータ制御ユニット55が接続されている。
ここで、「14自由度」とは、頭部20のヨーとピッチの2自由度、各前脚30の肩に相当する部位のピッチとロールの2自由度および肘に相当する部位のロール方向の1自由度、各後脚40の脚の付け根に相当する部位のピッチとロールの2自由度および膝に相当する部位のピッチ方向の1自由度、を合わせたものである。また、「1ローラ」とは駆動ローラ11のことである。
各モータ制御ユニット55は、モータ制御CPU56と、モータ制御CPU56に接続された駆動モータ57および角度センサ58とを備える。このようなモータ制御ユニット55は、14自由度プラス1ローラの合計15個設けることもできるが、例えば、頭部20の2自由度に1つ、各前脚30の3自由度に1つずつ、各後脚40の3自由度に1つずつ、1ローラに1つ、の合計6個で構成することができる。
例えば、片方の前脚30の3自由度に1つ設けたモータ制御ユニット55を例に挙げて説明すると、図12に示すように、モータ制御CPU56には、肩ピッチギアモータとしての駆動モータ57aおよび肩ピッチ回転センサとしての角度センサ58aと、肩ロールギアモータとしての駆動モータ57bおよび肩ロール回転センサとしての角度センサ58bと、肘ロールギアモータとしての駆動モータ57cおよび肘ロール回転センサとしての角度センサ58cとが接続される。また、駆動ローラ11のモータ制御ユニット85Rにおいては、角度センサはロータリエンコーダである。
制御装置50を歩行に関して説明すると、メインCPU51は、フラッシュメモリ52に記憶してある歩行プログラムに基づいて、所定のタイミングで各関節の角度の目標値を生成し、これをサブCPU53に送るものである。また、サブCPU53は、メインCPU51から送られた目標角度データをシリアル変換して各モータ制御ユニット55のモータ制御CPU56に送るものである。
各モータ制御ユニット55のモータ制御CPU56は、サブCPU53から送られた目標角度データと、各関節に取り付けられた角度センサ58の出力とを比較して、両者が同じになるように駆動モータ57の回転を制御するものである。これにより、各関節は歩行プログラムに基づく所定の角度となるように制御される。
メインCPU51には、タッチセンサ15が接続され、また、タッチセンサ31a,31b,41a,41bが接続されている。
また、メインCPU51には、CCDカメラ(撮像手段)21a,21bが接続され、メインCPU51は画像認識が可能で、CCDカメラ21a,21bで得られた画像データに基づき床面FLがローラ移動可能か否かを判定する床面判定機能を有している。
すなわち、CCDカメラ21a,21bで得られた画像データをメインCPU51に送ると、メインCPU51が、例えば床面FLが荒れていて凹凸が多いと判定した場合は4足歩行を選択し、平坦と判定した場合はローラ走行を選択することが可能である。4足歩行を選択した場合には、荒れた床でも移動することが可能である。この床面判定は、CCDカメラ21a,21bで得られた画像の陰影サイズや位置等の識別による方法や、他の周知の方法を用いて行うことができる。
また、メインCPU51には、バッテリ残量検出部59が接続され、バッテリの残量が少なくなったときは、床面FLが荒れていない限りローラ走行を選択するように設定されている。そのため、例えば、自動充電のための充電ステーションを設けた場合、バッテリが消耗してその充電ステーションに向かって移動する際に、途中でバッテリ切れで動けなくなるような事故を未然に防止することが可能である。
さらに、メインCPU51には、無線通信部1、識別情報管理部2、経験情報管理部3、および入出力部(環境検知部)6が接続されている。
入出力部(環境検知部)6には、画像データを取り込むCCDカメラ21a,21b、および画像情報を表示するLCD表示器16の他、音声を入力するマイクロホン、音声を出力するスピーカなどが含まれる。
マイクロホンは、例えば、ロボットRの頭部20の耳に相当する部位に取り付けることができ、あるいは、胴体部10の適宜位置に配置することも可能である。
また、スピーカは、例えば、ロボットRの頭部20の口に相当する部位に取り付けることができ、あるいは、胴体部10の適宜位置に配置することも可能である。
また、タッチセンサ15,31a,31b,41a,41bも、入出力部(環境検知部)6に含めることができ、さらに、ロボットの感情的な表現を行う図示しないLED群なども、入出力部(環境検知部)6に含めることが可能である。
ここまでロボットRの形態について説明してきたが、本発明の情報共有可能なロボットは、移動する部分は限定していてもかまわないし、動く部分がなく電気的なブロックのみを備えたぬいぐるみ形態であったり、ポケットサイズPDAであったりでも、もちろん実現可能である。
また、本発明の情報共有可能なロボットは、必ずしも「ロボット」と称される製品には限定されない。すなわち、電気的若しくは磁気的な作用を用いて人間の動作に似せた運動を行う機械装置であるならば、例えば玩具などのような他の産業分野に属する製品であっても、同様に本発明を適用することができる。また機械的な動作を伴わない音声認識等を備えたPDAの形態であってもかまわない。
上記したような本発明の情報共有可能なロボットによれば、下記の効果がある。
すなわち、グループを識別することができるIDを設定したので、所定のグループIDを持つロボットどうしは、グループ内のどれかのロボットが経験した情報をネットワークで共有することができる。そのため、同じユーザが保有しているロボットにいちいち同じ情報を与える必要がない。
また、ユーザの個人情報、ロボットの成長、性格付け、感情に関わる経験情報は、ロボットの個体特有なものなので、共有させないようにすることができる。
また、街で入手した情報も、グループのロボットが共有することができる。
さらに、ユーザが特に指定した個別情報もコピーすることができるので、ユーザの便宜を向上させることができる。
本発明の情報共有可能なロボットの一実施形態を示す概略的構成図である。 図1のロボットがグループを構成し、情報を共有している状態を示す概略的構成図である。 図2のロボットによる別のグループ構成を示す概略的構成図である。 ロボットが単独で保持すべき情報を1対1で送受信する場合を示す概略的構成図である。 本発明の情報共有可能なロボットの他の実施形態を示す概略的構成図である。 図5のロボットと情報管理サーバとのネットワークシステムを示す概略的構成図である。 ロボットを取り巻くネットワーク構成を示す模式図である。 本発明の情報共有可能なロボットの具体的構成例を示す前方から見た斜視図である。 図8のロボットの後方から見た斜視図である。 図8のロボットの4足歩行姿勢を示す説明図である。 図8のロボットのローラ走行姿勢を示す説明図である。 図8のロボットの制御装置のブロック図である。 メモリのアドレス構成を示す説明図である。
符号の説明
R ロボット
1 無線通信部
2 識別情報管理部
3 経験情報管理部
4 グループ経験情報(取得情報)
5 個別情報(取得情報)
6 環境検知部(入出力部)
10 胴体部
11 駆動ローラ
15 タッチセンサ
16 LCD表示器
20 頭部
21a,21b CCDカメラ(撮像手段)
30(30a,30b) 脚部(前脚)
31a,31b タッチセンサ
40(40a,40b) 脚部(後脚)
41a,41b タッチセンサ
42a,42b フリーローラ
50 制御装置
51 メインCPU
52 フラッシュメモリ
53 サブCPU
54 シリアルバス
55 モータ制御ユニット
56 モータ制御CPU
57 駆動モータ
58 角度センサ
59 バッテリ残量検出部
80 情報管理サーバ
81 無線通信部
82 識別情報管理部
83 経験情報管理部
84 グループ経験情報
85 無線通信部
86 モデム
100 インターネット
101 公衆アクセススポット
110 WWWサーバ
111 データベース(DB)

Claims (4)

  1. 通信機能を有し、該通信機能を介して他のロボットと情報を共有することができる情報共有可能なロボットであって、
    情報を共有する少なくとも1種類の他のロボットと共通する共通識別情報を保存する保存手段と、
    入力され取得した取得情報を記憶する記憶手段と、
    前記記憶手段に記憶した前記取得情報を、前記保存手段に保存してある前記共通識別情報と一致する共通識別情報を有する他のロボットに直接またはネットワークを介して送信する送信手段と、
    を備えたことを特徴とする情報共有可能なロボット。
  2. 通信機能を有し、該通信機能を介して他のロボットと情報を共有することができる情報共有可能なロボットであって、
    情報を共有する少なくとも1種類の他のロボットと共通する共通識別情報を保存する保存手段と、
    入力された情報を共有に適合する取得情報と適合しない取得情報とに分けて記憶する記憶手段と、
    前記記憶手段に記憶した前記共有に適合する取得情報を、前記保存手段に保存してある前記共通識別情報と一致する共通識別情報を有する他のロボットに直接またはネットワークを介して送信する送信手段と、
    を備えたことを特徴とする情報共有可能なロボット。
  3. 通信機能を有し、該通信機能を介して他のロボットと情報を共有することができる情報共有可能なロボットであって、
    ロボット自身の個体識別情報、および、情報を共有する少なくとも1種類の他のロボットと共通する共通識別情報を保存する保存手段と、
    入力された情報を共有に適合する取得情報と適合しない取得情報とに分けて記憶する記憶手段と、
    他のロボットの前記個体識別情報を特定し、当該個体識別情報を特定した他のロボットに対して、前記記憶手段に記憶した前記共有に適合しない取得情報を直接またはネットワークを介して送信する送信手段と、
    を備えたことを特徴とする情報共有可能なロボット。
  4. 前記他のロボットに送信する前記取得情報を、前記共通識別情報に関連した暗号鍵で暗号化する手段を備えたことを特徴とする請求項1または請求項2記載の情報共有可能なロボット。
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