JP2005278789A - 引き込み式安全注射器 - Google Patents

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Abstract

【課題】 引き込み式安全注射器を提供する。
【解決手段】 主に針ヘッド40、シリンダ50、ピストン部60を含む。該針ヘッド40には第一取外し部43を設置し、該ピストン部60前端にはピストン61を設置し、該ピストン61上端には第一取外し部43と結合可能な第二取外し部64を設置し、該ピストン61は伸縮可能な弾力装置で、力を受け圧縮及び回復する。該ピストン61は該シリンダ50の注射空間において該ピストン61の頂点面が該注射空間の内壁頂点部に接触するまで上方へと押され、この時、さらに力を加え該第一取外し部43と該第二取外し部64を結合し、圧縮され変形したピストン61の回復力により該針ヘッド40は該針台固定の結合力を克服する。本発明のピストン61の形状と構造は多種の実施方式が可能で、各種引き込み式注射器において適用可能である。
【選択図】図1

Description

本発明は、一種の引き込み式安全注射器の技術分野に属する。特に一種の力を受け圧縮及び回復し弾力性を具えたピストンを設置する安全注射器で、該伸縮可能な弾力ピストンはシリンダの注射空間頂点面内壁に接触するまで押され、注射後に針ヘッドを引き込む時には、針ヘッドの固定位置離脱を助け、針ヘッドとピストン部の結合動作は患者の体外において行われるため、患者の苦痛を増加する恐れはなく、各種引き込み式安全注射器に適用される構造である。
現在、皮下注射用の注射器或いはシリンダは医療分野で広く応用されている。通常、注射器は一度のみの使用で、衛生上の観点と針ヘッドを通しての疾病の感染を防止するため、使用後は廃棄される。しかし、廃棄された注射器の露出する針ヘッドは不注意で医療人員を傷つけ、傷口を生じ或いは疾病を感染させる恐れがある。さらに廃棄注射器が適切に処理されず、環境中に随意破棄される事態になれば、鋭利な針ヘッドは一般の人々をも傷つける恐れが生じる。医療廃棄物を処理する処理業者も廃棄針ヘッドの被害者となり得る。
これら状況の発生を防止するため、引き込み式安全注射器が開発された。該構造では使用後の針ヘッドをシリンダ内に引き込み、収容し、しかも注射器の体積を減少させることができる。
図18に示すように、公知の引き込み式安全注射器はシリンダA前端に針ヘッド挿入台A1を形成する。該針ヘッド挿入台A1には針ヘッドBを固定し、該針ヘッドBは底部に第一取り外し部B2を設置する針台B1を含む。押し棒C1及びピストンC2を含むピストン棒Cは、該シリンダAの後方から押し入れ、該ピストンC2頂点面には第二取外し部C3を設置し、注射器の使用前における該第一取外し部B2と該第二取外し部C3の無為の結合を防止する。通常両者間には空隙dを残すため、薬剤注射の最後の過程においては、力を入れて該押し棒C1を押す必要がある。こうして、該第一取外し部B2と該第二取外し部C3は結合し、該押し棒C1を後方へと引き込む時、針を接続した状態の針ヘッドBは該シリンダA内へと引き込まれ、安全に注射器を廃棄することができるようになる。
一方、市場には、バネ式引き込み機構及び起動装置を具えた針体自動収縮引き込み式安全注射器も見られる。該注射器は注射の完了後、起動装置に力を加えると、その針ヘッドは設置されたバネ式引き込み機構によりシリンダ内へと引き込まれる。
該構造では押し棒と針ヘッドの使用前における無為の結合を防止する目的で、該注射器の押し棒前端と該針ヘッド間には一定の空隙を残すため、薬剤の吸入において誤差が生じる。さらに、安全注射器に使用前或いは輸送過程における押し棒と針ヘッドの不当結合を防止するストッパー機能がなければ、注射器の失効を防止する。
公知構造には以下の欠点があった。
1. 公知の注射器は使用前において、ピストン頂点面とシリンダ内側頂点面には一定の空隙を残し、2個の取外し部の使用前における無為の結合を防止するが、この空隙は医療人員が薬剤を吸入する時の不正確を招く。
2. 公知の手動引き込み式安全注射器或いは自動引き込み式安全注射器は、注射が終わりに近づく頃、ピストンを最後まで押し薬剤を完全に押し出し、さらに結合取外しの阻害力を克服するため、或いは針ヘッド自動引き込み機構を起動するすため、相当な力で押し棒を押す必要があるが、この力は患者に苦痛を与え兼ねない。
本発明は上記構造の問題点を解決した引き込み式安全注射器を提供するものである。
上記課題を解決するため、本発明は下記の引き込み式安全注射器を提供する。
それは力を受け圧縮及び回復し弾力性を具えたピストンを設置する安全注射器で、助ける或いは半自動的に針ヘッドをシリンダ内部に引き込むことができ、操作は簡単で、省力使用を達成し、引き込み機構を具えた自動引き込み式注射器での使用に適合し、
またそのピストン頂点面はシリンダの注射空間頂点面内壁に接触するまで押すことができ、注射者は使用前においてシリンダ内の空気を十分に排出させ、しかも正確にシリンダのゼロ目盛りから薬剤の吸入を始めることができ、薬剤量を確実に制御することができ、
さらにそのピストン頂点面はシリンダの注射空間頂点面内壁に接触するまで押すことができ、針台とピストン上方の取外し構造が未結合である時、注射液をシリンダ外にすべて押し出した後、針ヘッドを患者の体から抜き、注射者により体外において力を加えられ、シリンダ内のピストン部及び針ヘッドを結合させるため、引き込み動作のため患者に苦痛或いは不快を与えることを防止することができ、
主に針ヘッド、シリンダ、ピストン部を含み、
該針ヘッドは針体、該針台と固定する針台を含み、該針台底部には第一取外し部を設置し、
該シリンダ上方には針ヘッド挿入台を形成し、下方は注射空間で、該針ヘッドは予定の結合力で該針ヘッド挿入台上に結合し、
該ピストン部は該シリンダ下方より該シリンダの注射空間に押し入り、該ピストン部前端には力を受け圧縮及び回復するピストンを設置し、該ピストン上端には該第一取外し部と結合可能な第二取外し部を設置し、
該ピストンは該シリンダの注射空間において該ピストンの頂点面が該注射空間の内壁頂点部に接触するまで上方へと押され、この時、該第一取外し部と該第二取外し部はなお未結合で、さらに力を加えピストンを圧縮変形させ、初めて該第一取外し部と該第二取外し部は結合し、該針ヘッドは該針ヘッド挿入台を離れ、シリンダ内部へと引き込まれることを特徴とする引き込み式安全注射器である。
上記のように、本発明のピストンは弾力による回復力により、針ヘッドとシリンダの結合力を克服可能で、注射器シリンダの操作者は半自動的に力を入れる必要なく、針ヘッドを注射器内部に引き込むことができる。
さらに、本発明の引き込み式安全注射器では、注射液をシリンダ外にすべて押し出した後、針ヘッドを患者の体から抜き、ピストン部及び針ヘッドを結合させる。これにより、引き込みの取外し動作のために別に加える力が、患者に苦痛或いは不快を与えることを防止することができる。
また針ヘッドとピストン部を結合させるためには相当な力を加える必要があるが、この力量の設計は、使用前或いは輸送過程における不当な結合による注射器の失効を防止することができる。
さらに、本発明の引き込み式安全注射器は注射の前において、ピストン頂点面は、シリンダ注射空間の内壁頂点部に接触するまで押すことができ、シリンダ内の空気を十分に排出させ、或いは正確にシリンダのゼロ目盛りから薬剤の吸入を始めることができる。これにより、薬剤量を確実に制御することができる。
図1、2、3に示すように、本発明の引き込み式安全注射器は針ヘッド40、シリンダ50、ピストン部60を含む。
該針ヘッド40は針体41と該針体41を固定する針台42を含む。該針台42底部には第一取外し部43を設置する。少なくとも一個のラッチ43により構成する該第一取外し部43は、取外し部の実施例の一つである。該ラッチ43一端は該針台42底部内側壁面に固設し、一端は上方へと向い徐々に縮小する開口状を呈した逆フックである。該ラッチ43の中央部は中空で、該針台42及び該針体41と連通し、薬剤の通路を形成する。
該ピストン部60は該シリンダ50下方より該シリンダ50の注射空間52に押し入る。棒状の押し棒62は該ピストン部60下方に設置し、該ピストン部60前端中央にはピストン柱63を設置する。伸縮可能で弾力性を具えたピストン61は該ピストン柱63において嵌設し、該ピストン柱63上方には該ピストン61頂点面において突出する第二取外し部64を形成する。該第二取外し部64の実施例の一つは円錐状のフック部64で、該フック部64の底部は該ピストン61頂点面と接触状態を呈する。
次に図1、2、3に示すように、該ピストン61の実施例の一つは、2個の相対し設置する円錐台状の弾力体を積み重ね形成する。該弾力体の円周囲は該シリンダ50内壁と密着するため、医師或いは看護士が薬剤を吸入する時、ピストン頂点面611は押され、シリンダ注射空間の内壁頂点部521に接触する。この時、該第一取外し部43と該第二取外し部64は未結合 (図4参照) であるため、シリンダのゼロ目盛りから薬剤を吸入することができる。
続いて薬剤を注射する時には、該押し棒62を前方に向かい該注射空間の内壁頂点部521へと、該ピストン頂点面611と該注射空間の内壁頂点部521が相互に接触し、薬剤がすべてシリンダ外へと押し出されるまで押す。この時、該第一取外し部43と該第二取外し部64はなお未結合である。
注射の完了後は、該針ヘッド40を被注射者の体外へと移動させ、力を加え該押し棒62を前へと押す。こうして、弾力により圧縮されたピストン61もまた圧力を受け変形し、同時に該第一取外し部43と該第二取外し部64は結合する。
図5、6に示すように、力を抜いた後は、該ピストン61の回復力は該針ヘッド40と該針ヘッド挿入台51の結合力の克服を助けることができる。このため、該回復力は該針ヘッド40が該シリンダ50内部へと引き込まれるのを助ける。この時、注射者が該押し棒62を後方へと軽く引くだけで、半自動的に該針ヘッド40は該シリンダ50の注射空間52中へと引き込まれ、完全に収蔵され、図7に示すように、針ヘッドがシリンダ外部において露出しない安全なシリンダを実現することができる。
ピストンの構造形態は図1に示す構造形態以外に、少なくとも2個の円盤状の弾力体を積重ねた図8、9に示すピストン61a設計とすることもできる。
また、中間が頚縮した柱状弾力体である図10、11に示すピストン61b設計とすることもできる。
或いは、表面にネジ刻みを具えた柱状体である図12、13に示すピストン61c設計とすることもできる。
さらに、ピストンの回復力を増強し、注射器の応用の範囲を拡大するために、図14、15に示すように、上記のピストン61、61a、61b、61c内部中央において軸方向にバネ装置65を設置することもできる。
また他の類似の柱状体、或いは他の形態により構成されるピストン形態も、ピストンの被圧縮後、弾力により回復する性質を持つなら、該ピストンの回復力は針ヘッドと針ヘッド挿入台の固定力を克服することができる。これらもすべて本発明の範疇とする。
実施時には、本発明の圧縮及び回復可能な弾力ピストン装置は、針ヘッド引き込み機構及び起動装置を設置する自動引き込み式安全シリンダ(図示なし)にも適用可能である。該起動装置は針ヘッドとピストン部前端の内の一方に設置し、該引き込み機構は該起動装置が未設置である針ヘッドとピストン部前端の内の一方に設置する。該起動装置が該引き込み機構を起動後、該針ヘッドは自動的に該引き込み機構によりシリンダ内部に引き込まれる。
その作動原理は以下の通りである。
ピストンがピストン頂点面と注射空間の内側頂点面が接触するまで、シリンダの注射空間に押し入れられた時、該起動装置は未だ該引き込み機構を起動せず、一定の力を加えピストンを押し変形させ、初めて起動装置を触発し、該引き込み機構を作動させることができる。これにより、該針ヘッドは回復力によりシリンダ内部へと引き込まれる。
本発明の第一取外し部43と第二取外し部64の構造設計の実施例も各種様々な相互組合せとし、結合可能な形状及び大きさ、さらには両者の形状と作用も互換可能で、同様に取外し効果を達成することができる。この領域において普通の技術を具える者が行う局部修正或いは変化はすべて、本発明の引き込み式安全注射器第一取外し部と第二取外し部の可能な実施範囲と見なす。
次に図16に示すように、実施時には針体41’と針台42’もまた、可動式の組合せと取り外しの結合方式に設計することもできる。これにより、薬剤の吸入と注射の間において、該針体41’を交換可能となり、該針体41’と該針台42’は回転結合(Lure Lock)、或いは該針体41’と該針台42’は直接嵌合(Lure Slip)となる。図16は針体と針台の回転結合の一実施例にすぎず、他の異なる形状と異なる結合方式の針ヘッドと針体もすべて本発明の半自動式引き込み式安全注射器に応用することができる。
本発明実施例の引き込み式安全注射器の立体指示図である。 本発明実施例の引き込み式安全注射器の断面指示図である。 図2の引き込み式安全注射器の局部拡大断面指示図である。 本発明の引き込み式安全注射器のピストン頂点面と注射空間の内壁頂点面が接触した状態でピストンが変形していないことを示す局部拡大指示図である。 本発明実施例の引き込み式安全注射器の第一取外し部と第二取外し部が結合する状態の断面指示図である。 図5の引き込み式安全注射器の局部拡大断面指示図である。 本発明実施例の引き込み式安全注射器の針ヘッドが注射器シリンダ内に引き込まれる様子の断面指示図である。 本発明実施例の引き込み式安全注射器の円盤状弾力体が重なって形成されたピストンの断面指示図である。 図8の引き込み式安全注射器の局部拡大断面指示図である。 本発明実施例の引き込み式安全注射器の中央部が収縮するピストンの断面指示図である。 図10の引き込み式安全注射器の局部拡大断面指示図である。 本発明実施例の引き込み式安全注射器の表面にネジ刻みを具えたピストンの断面指示図である。 図12の引き込み式安全注射器の局部拡大断面指示図である。 本発明実施例の引き込み式安全注射器のバネ装置を設置したピストンの断面指示図である。 図14の引き込み式安全注射器の局部拡大断面指示図である。 本発明実施例の引き込み式安全注射器の針体と針台が回転により結合する組合せ方式の断面指示図である。 図16の引き込み式安全注射器の局部拡大断面指示図である。 公知の引き込み式安全注射器の断面指示図である。
符号の説明
40 針ヘッド
41 針体
41’ 針体
42 針台
42’ 針台
43 ラッチ(第一取外し部)
50 シリンダ
51 針ヘッド挿入台
52 注射空間
60 ピストン部
61 ピストン
61a ピストン
61b ピストン
61c ピストン
62 押し棒
63 ピストン柱
64 フック部(第二取外し部)
65 バネ装置
611 ピストン頂点面
521 注射空間の内壁頂点部

Claims (12)

  1. 主に針ヘッド、シリンダ、ピストン部を含み、
    該針ヘッドには第一取外し部を設置し、
    該シリンダ上方には針ヘッド挿入台を形成し、下方は注射空間で、該針ヘッドは予定の結合力で該針ヘッド挿入台上に結合し、
    該ピストン部は該シリンダ下方より該シリンダの注射空間に押し入り、該ピストン部前端にはピストンを設置し、該ピストン上端には第一取外し部と結合可能な第二取外し部を設置し、該ピストンは伸縮可能な弾力装置で、力を受け圧縮及び回復し、
    該ピストンは該シリンダの注射空間において該ピストンの頂点面が該注射空間の内壁頂点部に接触するまで上方へと押され、この時、該第一取外し部と該第二取外し部はなお未結合で、さらに力を加えピストンを圧縮変形させ、初めて該第一取外し部と該第二取外し部は結合し、該針ヘッドは該針ヘッド挿入台を離れ、シリンダ内部へと引き込まれることを特徴とする引き込み式安全注射器。
  2. 前記ピストンは2個の相対し設置される円錐台状の弾力体を積み重ね形成することを特徴とする請求項1記載の引き込み式安全注射器。
  3. 前記ピストンは少なくとも2個の円盤状弾力体を積み重ね形成することを特徴とする請求項1記載の引き込み式安全注射器。
  4. 前記ピストンは中央部が頚縮した柱状弾力体であることを特徴とする請求項1記載の引き込み式安全注射器。
  5. 前記ピストンは表面にネジ刻みを具えた柱状弾力体であることを特徴とする請求項1記載の引き込み式安全注射器。
  6. 前記ピストンの被圧縮による回復力は前記針ヘッドと前記針ヘッド挿入台の予定の結合力より大きく、半自動式の引き込みを形成することを特徴とする請求項1記載の引き込み式安全注射器。
  7. 前記ピストン内部中央には軸方向にバネ装置を設置し、ピストンの圧縮及び弾力作用を増強することを特徴とする請求項1記載の引き込み式安全注射器。
  8. 前記針ヘッドの第一取外し部は底部において少なくとも一個のラッチを設置し、前記ピストン部の第二取外し部は前記ピストン頂点面のフック部において突出し、該フック部の底部は該ピストン頂点面と接触状態を呈することを特徴とする請求項1記載の引き込み式安全注射器。
  9. 前記針ヘッドは針体と針台を含み、該針体は該針台上に固定結合されることを特徴とする請求項1記載の引き込み式安全注射器。
  10. 前記針ヘッドは針体と針台を含み、該針体は該針台上において取外し可能な状態で結合されることを特徴とする請求項1記載の引き込み式安全注射器。
  11. 前記フック部は前記ピストン柱前端に設置し、該ピストン柱は前記ピストンの前端に設置し前記ピストンを支えることを特徴とする請求項1記載の引き込み式安全注射器。
  12. 主に針ヘッド、シリンダ、ピストン部、起動装置、引き込み機構を含み、
    該シリンダ上方には針ヘッド挿入台を形成し、下方は注射空間で、該針ヘッドは予定の結合力で該針ヘッド挿入台上に結合し、
    該ピストン部は該シリンダ下方より該シリンダの注射空間に押し入り、該ピストン部前端にはピストンを設置し、該ピストンは伸縮可能な弾力装置で、力を受け圧縮及び回復し、
    該起動装置は該針ヘッドと該ピストン柱前端の内の一方に設置し、
    該引き込み機構は該起動装置が設置されていない該針ヘッドと該ピストン柱前端の内の一方に設置し、該起動装置が該引き込み機構を軌道すると、該針ヘッドは機動的に該引き込み機構により該シリンダ内部へと引き込まれ、
    該ピストンは該シリンダの注射空間において該ピストンの頂点面が該注射空間の内壁頂点部に接触するまで上方へと押され、この時、該起動装置は該引き込み機構を起動せず、さらに力を加え該ピストンを圧縮変形すると初めて該起動装置を触発し、該引き込み機構を作動し、該針ヘッドは該シリンダ内部へと引き込まれることを特徴とする引き込み式安全注射器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008104672A (ja) * 2006-10-26 2008-05-08 Nipro Corp 注射器
JP2008125892A (ja) * 2006-11-22 2008-06-05 Nipro Corp 注射器
WO2010073302A1 (ja) * 2008-12-26 2010-07-01 斎藤医科工業株式会社 注射器

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