JP2005278223A - モータ用ボビン - Google Patents

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Abstract

【課題】コイル巻線の渡り配線を所定の位置に確実に保持させてコイル巻線を強固に固定できるようにして、ステータ樹脂モールド時の成形圧力等による渡り配線の位置ずれや脱落、断線等を防止することにある。
【解決手段】ボビンパーツ20のステータコア1への挿入方向とは反対側の端部に、コイル渡り配線が掛け渡される爪状突出部28a,28bを一体形成し、この爪状突出部28a,28bの先端にはステータコア1の径方向外方に屈曲する屈曲突部28dを形成し、爪状突出部28aの側縁にはコイル渡り配線41を屈曲突部28dとの係合方向に誘導する傾斜部28cを形成した。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、例えば直流モータのステータコアに組み付けられて磁界形成用のコイル巻線が施され、そのコイル巻線とステータコアとの間を電気的に絶縁するモータ用ボビンに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、直流モータでは、ステータコアとコイル巻線との間の電気的絶縁手段として、2つに分割されたボビンが用いられるようになった。
図18は従来のモータ用ボビンをステータコアとの関連で示す斜視図、図19は図18中のステータコアを展開した部分的展開斜視図、図20(a)は図18および図19中のモータ用ボビンをステータコアのティース側から見た図、図20(b)は図20(a)の上面図、図20(c)は図20(a)の下面図、図20(d)は図20(a)の側面図である。
【0003】
図18および図19において、1は直流モータのステータコアであり、このステータコア1は、略円筒状に形成されるヨーク1aと、このヨーク1aの内周面からステー部位(ネック部)1bを介して軸心方向に延びる複数のティース1cとを一体に有する構成となっている。
【0004】
2は前記ティース1cのステー部位1bに軸方向一端から挿入する第1のボビンパーツ、3は前記ステー部位1bに軸方向他端から挿入する第2のボビンパーツである。これらのボビンパーツ2,3は個々に分割形成された電気絶縁部材からなるもので、外径側コイル保持片2a,3aと内径側コイル保持片2b,3bとをコイル巻き胴部2c,3cで一体に接続し、かつ、それぞれの挿入方向先端が開放されて前記ステー部位1bに嵌め込み挿入するためのスリット2d,3dを有している。
【0005】
ここで、前記第1および第2のボビンパーツ2,3において、それぞれの外径側コイル保持片2a,3aと内径側コイル保持片2b,3bとは、前記ステー部位1bに対する挿入方向の長さが図20に示すように同一の長さとなるように形成されている。また、前記各ボビンパーツ2,3の前記ステー部位1bに対する挿入方向先端は平坦に形成され、それぞれの先端平坦面を、前記ステー部位1bに対する各ボビンパーツ2,3の挿入位置で互いに当接させるようになっている。
【0006】
次に、直流モータのステータ組み立てについて説明する。
まず、図19に示すように展開されたステータコア1におけるヨーク1aとティース1cとの間のステー部位1bに対して軸方向一端から第1のボビンパーツ2のスリット2dを、かつ軸方向他端から第2のボビンパーツ3のスリット3dをそれぞれ嵌め込み挿入する。これによって、前記各ボビンパーツ2,3の挿入方向先端の平坦面相互を当接させる。次いで、前記各ボビンパーツ2,3のコイル巻き胴部2c,3c相互に跨ってコイル巻線(図示せず)を巻回し、その巻線端末処理(渡り配線)を施した後、ステータコア1を図18に示すように円筒状に曲げ成形し、樹脂モールドによる外装を施すことによってステータが完成する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
従来のモータ用ボビンは以上のように構成されているので、ステータコア1のティース1cのステー部位1bに軸方向端部から第1,第2のボビンパーツ2,3を挿入セットすることで、それらのボビンパーツ2,3によってステータコア1とコイル巻線との電気的絶縁性を確保する必要があるが、前記各ボビンパーツ2,3の挿入セット時には、それらのボビンパーツ2,3の挿入方向先端の平坦面相互を単に突き合わせ当接させているにすぎないため、前記ボビンパーツ2,3の相互間に隙間が生じ易いという課題があった。すなわち、2つのボビンパーツ2,3を一対としてステータコア1のティース1cに組み付けセットした際に、そのボビンパーツ2,3の相互間に隙間が生じると、その隙間からステータコア1が露出してコイル巻線と電気的に短絡するという課題があった。また、その電気的短絡を防止するためには前記ボビンパーツ2,3相互の合わせ面を高精度加工しなければならず、このため、歩留まりが悪く、かつ前記ボビンパーツ2,3の組み付け精度も要求されるため、その組み付け作業性が悪いなどの課題があった。
【0008】
さらに前記各ボビンパーツ2,3は、それぞれのコイル巻き胴部2c,3c相互にコイル巻線を巻き付け保持させているだけであって渡り配線保持部を有していないので、コイル巻線を所定の位置に強固に固定することができず、このため、ステータ成形時の樹脂注入時に生じる成形圧力によってコイル巻線がステータコアの径方向や軸方向に押され、その方向にコイル巻線が脱線したり、その脱線によるステータコア1とコイル巻線との電気的短絡が生じたりするという課題があった。また、前記成形圧力によってボビンパーツ2,3が変形し、成形後の適正な内径寸法の確保が困難になるという課題もあった。
【0009】
そこで、前記成形圧力によるボビン変形の防止対策としてボビン肉厚を厚くすることも考えられるが、この場合、コイル巻線時や樹脂モールド時にステータコアでのチャックが困難という課題があった。
【0010】
この発明は上記のような課題を解決するためになされたもので、コイル巻線の渡り配線を自らの張力で所定の位置に確実に保持させることができてコイル巻線を強固に固定することができ、ステータ樹脂モールド時の成形圧力等による渡り配線の位置ずれや脱落、断線等を防止できる信頼性の高いモータ用ボビンを得ることを目的とする。
【0011】
さらに、この発明は、ステータ径方向の密封性を確保することでコイル巻線が施された状態での樹脂モールド時の成形圧力によるコイル巻線の移動による断線を防止することができるので、電気的絶縁性を確保できるモータ用ボビンを得ることを目的とする。
【0012】
また、この発明は、樹脂モールド時の圧力に耐える十分な強度を確保することができ、また、成形時におけるステータアッセンブリの回転方向の位置決め性を向上させることができるモータ用ボビンを得ることを目的とする。
【0013】
さらに、この発明は、成形時やコイル巻線時にステータコア自体をチャックして固定することが可能となって作業性が向上するモータ用ボビンを得ることを目的とする。
【0014】
さらに、この発明は、樹脂モールド時にボビンパーツの倒れ込みが発生した場合でも所定のステータ内径を確保することができるモータ用ボビンを得ることを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】
この発明に係るモータ用ボビンは、ステータコアに軸方向一端からボビンパーツを挿入し、該挿入後の前記ボビンパーツにコイル巻線を施して該コイル巻線と前記ステータコアとの間を電気的に絶縁するモータ用ボビンにおいて、前記ボビンパーツのステータコアへの挿入方向とは反対側の端部に一体形成され、そのボビンパーツを前記ステータコアに挿入したとき、該ステータコアのボビンパーツ挿入端部から軸方向外方に突出してコイル渡り配線が掛け渡される爪状突出部と、この爪状突出部の先端に形成されて前記ステータコアの径方向外方に屈曲する屈曲突部と、前記爪状突出部の側縁に形成され、前記ステータコアの折り曲げ形成時に、前記爪状突出部に掛け渡されたコイル渡り配線を前記爪状突出部先端の前記屈曲突部との係合位置に誘導する傾斜部とを備えたものである。
【0016】
この発明に係るモータ用ボビンは、ボビンパーツを薄肉連結コア式ステータ用として形成し、そのステータコアの折り曲げ形成時にボビンパーツのステータ内径側面が当接する寸法に設定したものである。
【0017】
この発明に係るモータ用ボビンは、ステータコアの軸方向端部において該ステータコアの軸方向に沿ったリブを1箇所以上設けたものである。
【0018】
この発明に係るモータ用ボビンのリブは、ステータコアが突出する厚さに形成したものである。
【0019】
この発明に係るモータ用ボビンのリブは、ボビンパーツ端部方向に厚肉減少部を有しているものである。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の一形態を説明する。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1によるモータ用ボビンをステータコアとの関連で示す斜視図であり、同図中のステータコアは図18中のものと同一構成のため、その同一部分に同一符号を付して説明を省略する。図2(a)は図1中のモータ用ボビンをステータコアのティース側から見た図、図2(b)は図2(a)の上面図、図2(c)は図2(a)の下面図、図3(a)は図2(a)の側面図、図3(b)は図3(a)の背面図である。
【0021】
図1〜図3において、20はステータコア1のティース1cのステー部位1bに軸方向一端から挿入する第1のボビンパーツ、30は前記ステー部位1cに軸方向他端から挿入する第2のボビンパーツである。これらのボビンパーツ20,30は個々に分割形成された電気絶縁部材からなるもので、外径側コイル保持片21,31と内径側コイル保持片22,32とをコイル巻き胴部23,33で一体に接続し、かつ、それぞれの挿入方向先端が開放されて前記ステー部位1bに嵌め込み挿入するためのスリット24,34を中央部に有している。
【0022】
そして、ステータコア1に対する各ボビンパーツ20,30の挿入セット位置では、ステータコア1のヨーク1aの内径面に外径側コイル保持片21,31が接触し、かつ、ステータコア1のティース1cの外径面に内径側コイル保持片22,32が接触するように、前記外径側コイル保持片21,31と内径側コイル保持片22,32との間隔がそれぞれのコイル巻き胴部23,33により設定されている。
【0023】
図2(a)および図3(a),(b)において、25は第1のボビンパーツ20のステータコア1への挿入方向先端に形成された嵌合部、35は第2のボビンパーツ30のステータコア1への挿入方向先端に形成された嵌合部である。
これらの嵌合部25,35は、ステータコア1に挿入された前記両ボビンパーツ20,30相互の合わせ面をそれぞれの挿入方向へ食い違い状態に噛み合わせ、これにより、両ボビンパーツ20,30間の電気的絶縁を確保するものである。
【0024】
図4(a)は図3(a)の断面図、図4(b)は図4(a)のA部の拡大断面図であり、同図に示すように、前記嵌合部25,35は、両ボビンパーツ20,30のステータコア1に対する挿入方向先端に形成されて同一方向に傾斜するテーパ面からなっている。
図5は図3(b)の斜視図である。
【0025】
図2〜図5において、26,27はステータコア1に対する第1のボビンパーツ20の挿入方向とは反対側の端部で外径側コイル保持片21と内径側コイル保持片22の非対向面にそれぞれ一体形成された厚肉部であり、図3および図5において、26aは前記外径側コイル保持片21の厚肉部26の両側に形成されたテーパ状の厚肉減少部である。
【0026】
前記外径側コイル保持片21の厚肉部26の先端には、その幅方向両サイドの爪状突出部28aと中間部の爪状突出部28bがそれぞれ一体形成されている。また、前記両サイドの爪状突出部28aには、前記中間部の爪状突出部28bとの間隙幅を各爪状突出部28a,28bに先端に向って漸次拡げるテーパ部(傾斜部)28cが形成されている。したがって、前記両サイドの爪状突出部28aは先細形成に形成されている。さらに、前記各爪状突出部28a,28bのそれぞれの先端には、外側(ステータコア1の径方向外方)に向って屈曲する屈曲突部28dが一体形成されている。
【0027】
図2(a),(c)において、29は前記内径側コイル保持片22の厚肉部27における前記外径側コイル保持片21との非対向面側に一体形成されたリブである。このリブ29は、第1のボビンパーツ20の端部(中間部の爪状突出部28b)にステータコア1の軸方向に沿って形成されている。かかるリブ29は、前記爪状突出部28bの幅方向に複数個設けてもよい。
図2〜図5において、36,37はステータコア1に対する第2のボビンパーツ30の挿入方向とは反対側の端部で外径側コイル保持片31と内径側コイル保持片32の非対向面に一体形成された厚肉部、36aは前記外径側コイル保持片31の厚肉部36の両側に形成されたテーパ状の厚肉減少部である。
【0028】
前記外径側コイル保持片31の厚肉部36の先端には、その幅方向両サイドの爪状突出部38aと中間部の爪状突出部38bがそれぞれ一体形成され、かつ、前記厚肉部36には前記中間部の爪状突出部38bと片側の爪状突出部38aとの間隙部に接続する凹形状の肉厚減少部36b(図3(b)および図5参照)が形成されている。
【0029】
また、前記両サイドの爪状突出部38aの外側縁部にはテーパ部38cが形成され、このテーパ部38cによって前記両サイドの爪状突出部38aが先細形状に形成されている。
【0030】
次に組み立てについて説明する。
図6は図1中のステータコアを展開した部分的展開斜視図、図7は図6のステータコアにボビンを取り付けた状態の斜視図、図8はコイル巻線後のステータを示す正面図、図9は図8中の第1のボビンパーツ取付部の拡大図、図10は図8の斜視図、図11は図8の平面図、第12図は第11図の概略断面図である。
まず、図6に示すように展開されたステータコア1におけるヨーク1aとティース1cとの間のステー部位1bに対して軸方向一端から第1のボビンパーツ20のスリット24を、かつ軸方向他端から第2のボビンパーツ30のスリット34をそれぞれ嵌め込み挿入する。
【0031】
これによって、両ボビンパーツ20,30の挿入方向先端の嵌合部25,35相互がステータコア1の軸方向へ食い違い状態に噛み合う。この状態では、第1のボビンパーツ20の厚肉部26,27と第2のボビンパーツ30の厚肉部36,37との対向段部が、ステータコア1のヨーク1aおよびティース1cの軸方向両端が当接係合することにより、ステータコア1は第1および第2のボビンパーツ20,30の相互によって抱え込まれた状態となる。このような要領で展開状態のステータコア1における各ティース1cのステー部位1bに第1および第2のボビンパーツ20,30を組み付けセットする。
【0032】
次いで、前記各ボビンパーツ20,30のコイル巻き胴部23,33相互に跨ってコイル巻線40(図10、図11参照)を巻回すると共に、ステータコア1の周方向に隣り合う第1のボビンパーツ20間および第2のボビンパーツ30間に前記コイル巻線40の渡り配線41を施す。この渡り配線41は、ステータコア1の軸方向一端から突出する第1のボビンパーツ20の複数個を一組として各組のそれぞれの爪状突出部28a,28bの外側に巻回し、該巻回部両端に位置する爪状突出部28a,28bのテーパ面28c(図8〜図10参照)を介して第2のボビンパーツ30のコイル巻き部51に掛け渡し巻回する。このようなコイル巻線作業は、上述のように図7に示すボビンパーツセット後のステータコア1の展開状態で行われる。
【0033】
このようにして、展開状態のステータコア1にコイル巻線40を施し、その巻線端末処理(渡り配線41)を施した後、ステータコア1を図8及び図10に示すように円筒状に曲げ成形すると、特に第1のボビンパーツ20の各爪状突出部28a,28bの外側に巻回されたコイル渡り配線41には張力が発生する。この張力によって、前記爪状突出部28aのテーパ面28cに掛合しているコイル渡り配線41が前記テーパ面28cに沿って第1のボビンパーツ20の各爪状突出部28a、28b先端の屈曲突部28dとの係合位置に誘導される。これによって、コイル巻線40およびコイル渡り配線41が両ボビンパーツ20,30に強固に固定保持され、その後、樹脂モールドによる外装を施すことによってステータが完成する。
【0034】
以上説明した実施の形態1によれば、第1および第2のボビンパーツ20,30におけるステータコア1への挿入方向とは反対側の端部に、ステータコア1の軸方向外方へ延びてコイル渡り配線41が外側に掛け渡される爪状突出部28a,28b,38a,38bをそれぞれ一体形成すると共に、第1のボビンパーツ20の爪状突出部28a,28bの先端にはステータコア1の径方向外方に屈曲する屈曲突部28dを形成し、かつ、前記ボビンパーツ20の両サイドに位置する爪状突出部28aの外側縁部にはテーパ面(傾斜部)28cを形成し、ステータコア1の展開状態で前記テーパ面28cにコイル渡り配線41を掛け渡すようにように構成したので、コイル巻線40が施された展開状態のステータコア1を円筒状に曲げ成形することで、第1のボビンパーツ20の各爪状突出部28a,28bの外側に掛け渡されたコイル渡り配線41に発生する張力により、そのコイル渡り配線41を前記テーパ面28cによって屈曲突部28dとの係合位置に誘導させることができる。このため、両ボビンパーツ20,30にコイル巻線40およびコイル渡り配線41を強固に固定保持させることができ、ステータ成形時の圧力でコイル巻線40および渡り配線41がボビン(ボビンパーツ20,30)から脱落するようなことがなくなる。したがって、コイル巻線40のボビンからの脱落に起因したステータコア1とコイル巻線40の電気的短絡やコイル巻線40の断線等を防止することができるという効果がある。
【0035】
また、両ボビンパーツ20,30のステータコア1への挿入方向とは反対側の端部に形成されて幅方向の両サイドに位置する爪状突出部28a,38aを、上述のように先端側に向って表面積が減少する先細形状に形成したので、成形時に先細形状の前記爪状突出部28a,38aに作用する曲げ方向の力は小さくなり、その影響を軽減することが可能になるという効果がある。
【0036】
さらに、各ボビンパーツ20,30ごとに複数個の爪状突出部28a,28b,38a,38bが設けられているので、コイル巻線40および渡り配線41をいっそう強固に固定保持できるという効果がある。
【0037】
さらに、両ボビンパーツ20,30のステータコア1への挿入方向とは反対側の端部付近に厚肉部26,36を一体形成したので、両ボビンパーツ20,30を十分な機械的強度が得られるという効果がある。
【0038】
さらに、両ボビンパーツ20,30における複数の爪状突出部28a,28b,38a,38b間の底部側の厚肉部36に凹形状の厚肉減少部(段差部)36aを設けるように構成したので、前記厚肉減少部36aによって、コイル巻線40が導入し易くなって巻線作業性が向上すると共に、その支持性能も向上するという効果がある。
【0039】
さらに、両ボビンパーツ20,30のステータコア1への挿入方向先端部に設けた嵌合部25,35の相互がステータコア1の軸方向へ食い違い状態に噛み合うように構成したので、ボビンパーツ20,30相互の合わせ面間に電気的絶縁性の点での隙間が生じるような危惧がなくなる。このため、ボビンパーツ20,30相互の合わせ面間からステータコア1が露出するようなことがなくなってステータコア1とコイル巻線40との電気的短絡を防止でき、ボビンパーツ20,30相互の合わせ面間の電気的絶縁性を確保できるとともに、ボビン組み立て作業性が向上する。
【0040】
実施の形態2.
図13はこの発明の実施の形態2によるモータ用ボビンの要部を示す断面図である。同図において、25aは第1のボビンパーツ20のステータコア1への挿入方向先端に形成された段差片部、35aは第2のボビンパーツ30のステータコア1への挿入方向先端に形成された段差片部である。これらの段差片部25a、35aは相互が対称形状に形成されているもので、ステータコア1に挿入された前記両ボビンパーツ20,30相互の合わせ面をそれぞれの挿入方向へ食い違い状態に噛み合わせる嵌合部となるものである。
【0041】
すなわち、上記実施の形態1では、両ボビンパーツ20、30の合わせ面間の嵌合部25、35をテーパ状に形成したが、この実施の形態2では、そのテーパ状の嵌合部25、35に代えて対称形状の段差片部25a、35aを形成し、それを嵌合部としたものである。したがって、この実施の形態2による段差片部25a、35aの場合と同様の作用効果が得られる。
【0042】
実施の形態3.
図14はこの発明の実施の形態3によるモータ用ボビンの要部を示す断面図である。図において、25bは第1のボビンパーツ20のステータコア1への挿入方向先端に形成された嵌合凸部、35bは第2のボビンパーツ30のステータコア1への挿入方向先端に形成された嵌合凹部であり、これらの嵌合凸部25bと嵌合凸部35bとを凹凸嵌合させることによっても、上記実施の形態1によるテーパ状の嵌合部25、35および上記実施の形態2による段差片部25a、35aの場合と同様の作用効果が得られる。
【0043】
実施の形態4.
図15はこの発明の実施の形態4によるモータ用ボビンの要部を示す断面図である。図において、36cは第2のボビンパーツ30の厚肉部36に設けた渡り配線支持用の溝部であり、この溝部36cは凹形状の肉厚減少部36bに連続した傾斜溝からなっている。
【0044】
この実施の形態4によれば、第1および第2のボビンパーツ20、30におけるコイル巻線の渡り配線部位に、渡り配線を嵌め込み支持させる溝部36cを設けるように構成したので、前記配線収納溝部36cによって渡り配線の引っ掛かり効果が得られ、成形時にコイル巻線および渡り配線が受ける圧力影響を小さく抑えることが可能となってコイル巻線および渡り配線の保持性が向上するという効果がある。
【0045】
実施の形態5.
図16はこの発明の実施の形態5によるモータ用ボビンを示す斜視図である。図において、28eは第1のボビンパーツ20における爪状突出部28a、28b先端の屈曲突部28d上に設けた渡り配線支持用の溝部である。したがって、この溝部28eによっても上記実施の形態4の場合と同様の作用効果が得られる。
【0046】
実施の形態6.
図17はこの発明の実施の形態6によるモータ用ボビンを示す斜視図である。図において、27aは第1のボビンパーツ20の厚肉部27におけるリブ29の両側部に設けたボビンパーツ端部方向の厚肉減少部(薄肉部)である。このように、前記厚肉部27に厚肉減少部27aを設けることによって、リブ及び肉厚部にテーパが設けられているために樹脂モールド時の圧力でボビン端部の倒れ込みが発生しても、モータ固定子(ステータ)の内径を確保できるという効果がある。
【0047】
実施の形態7.
この実施の形態7では、ボビンパーツ20、30端部の厚肉部26、27、36およびリブ29を、図7〜図12に示すボビン挿入後のステータコア1が突出する厚さに形成したものである。
このような構成によれば、ボビンパーツ20、30端部の厚肉部26、27、36およびリブ29がステータコア1の軸方向端面の幅よりも小さくなるため、成形時やコイル巻線時に両ボビンパーツでステータコア自体をチャックして固定することが可能となり、作業性が向上するという効果がある。
【0048】
実施の形態8.
この実施の形態8では、ステータコア1を円筒状に曲げ成形することにより、ステータコア1の周方向に隣り合うボビンパーツ20、30の内径側コイル保持片22相互および32相互が当接するように構成したものである。
このような構成によれば、第1および第2のボビンパーツ20、30を薄肉連結コア式ステータ用として形成し、ステータコア1の折り曲げ時に各ボビンパーツ20、30のステータ内径側面が当接する寸法に設定することで、コイル巻線が施された状態での樹脂モールド時の成形圧力が径方向にかかりにくくなるので、コイル負荷が減少し、またコイル巻線の移動が発生した場合でも、ステータ径方向の密封性を確保することができ、電気的絶縁性が得られるという効果がある。
【0049】
以上の実施の形態では、分割型のボビンについて説明したが一体型でもよい。
例えば、ステータコアにボビンをモールド成形により直接成形してもよいし、一体形のボビンをステータコアにかぶせて、いわゆるカッチン止めや、引っかけ止めにより固定するようにしてもよい。
【0050】
【発明の効果】
以上のように、この発明によれば、ボビンパーツにおけるステータコアへの挿入方向とは反対側の端部に、ステータコアの軸方向外方へ延びてコイル渡り配線が外側に掛け渡される爪状突出部をそれぞれ一体形成し、その爪状突出部の先端にはステータコアの径方向外方に屈曲する屈曲突部を形成すると共に、前記爪状突出部の外側縁部には、ステータコアの曲げ成形時に前記爪状突出部に掛け渡されたコイル渡り配線を前記爪状突出部先端の屈曲突部との係合位置に誘導する傾斜部を形成するように構成したので、コイル巻線が施された展開状態のステータコアを円筒状に曲げ成形することで、ボビンパーツの各爪状突出部の外側に掛け渡されたコイル渡り配線に発生する張力により、そのコイル渡り配線を前記傾斜部によって屈曲突部との係合位置に誘導させることができる。このため、ボビンパーツにコイル巻線およびコイル渡り配線を強固に固定保持させることができ、ステータ成形時の圧力でコイル巻線および渡り配線がボビンから脱落するようにことがなくなる。したがって、コイル巻線のボビンから脱落に起因したステータコアとコイル巻線の電気的短絡なコイル巻線の断線等を防止することができるという効果がある。
【0051】
この発明によれば、ボビンパーツを薄肉連結コア式ステータ用として形成し、そのステータコアの折り曲げ形成時にボビンパーツのステータ内径側面が当接する寸法に設定するように構成したので、コイル巻線が施された状態での樹脂モールド時の成形圧力が径方向にかかりにくくなり、コイルへの負荷が減少し、安定性が向上し、電気的絶縁性が得られるという効果がある。
【0052】
この発明によれば、ステータコアの軸方向端部において該ステータコアの軸方向に沿ったリブを1箇所以上設けるように構成したので、樹脂モールド時の圧力およびその圧力によるコイル倒れに耐える十分な強度を確保することができ、また、成形時におけるステータアッセンブリの回転方向の位置決め性を向上させることができるという効果がある。
【0053】
この発明によれば、ボビンのリブを、ステータコアが突出する厚さに形成するように構成したので、ボビンパーツ端部のリブがステータコアの軸方向端面の幅よりも小さくなり、このため、成形時やコイル巻線時にステータコア自体をチャックして固定することが可能となり、作業性が向上するという効果がある。
【0054】
この発明によれば、ボビンのリブがボビンパーツ端部方向に厚肉減少部を有するように構成したので、ボビンパーツ端部のリブを樹脂モールド時の圧力対策として機能させることができ、これに加え前記リブの厚肉減少部によって、樹脂モールド時にボビンパーツの倒れ込みが発生した場合でも所定のステータ内径を確保できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1によるモータ用ボビンをステータコアとの関連で示す斜視図である。
【図2】 図2(a)は図1中のモータ用ボビンをステータコアのティース側から見た図、図2(b)は図2(a)の上面図、図2(c)は図2(a)の下面図である。
【図3】 図3(a)は図2(a)の側面図、図3(b)は図2(a)の背面図である。
【図4】 図4(a)は図3(a)の断面図、図4(b)は図4(a)のA部の拡大断面図である。
【図5】 図3(b)の斜視図である。
【図6】 図1中のステータコアを展開した部分的展開斜視図である。
【図7】 図6のステータコアにボビンを取り付けた状態の斜視図である。
【図8】 コイル巻線後のステータを示す正面図である。
【図9】 図8中の第1のボビンパーツ取付部を示す拡大図である。
【図10】 図10は図8の斜視図である。
【図11】 図8の平面図である。
【図12】 図11の概略断面図である。
【図13】 この発明の実施の形態2によるモータ用ボビンの要部を示す断面図である。
【図14】 この発明の実施の形態3によるモータ用ボビンの要部を示す断面図である。
【図15】 この発明の実施の形態4によるモータ用ボビンの要部を示す斜視図である。
【図16】 この発明の実施の形態5によるモータ用ボビンの要部を示す斜視図である。
【図17】 この発明の実施の形態6によるモータ用ボビンの要部を示す斜視図である。
【図18】 従来のモータ用ボビンをステータコアとの関連で示す斜視図である。
【図19】 図18中のステータコアを展開した部分的展開斜視図である。
【図20】 図20(a)は図18および図19中のモータ用ボビンをステータコアのティース側から見た図、図20(b)は図20(a)の上面図、図20(c)は図20(a)の下面図、図20(d)は図20(a)の側面図である。
【符号の説明】
1 ステータコア、1a ヨーク、1b ステー部位、1c ティース、20第1のボビンパーツ、21 外径側コイル保持片、22 内径側コイル保持片、23 コイル巻き胴部、24 スリット、25 嵌合部、25a 段差片部、25b 嵌合凸部、26 厚肉部、26a 厚肉減少部、27 厚肉部、28a爪状突出部、28b 爪状突出部、28c テーパ部、28d 屈曲突部、28e 溝部、29 リブ、30 第2のボビンパーツ、31 外径側コイル保持片、32 内径側コイル保持片、33 コイル巻き胴部、34 スリット、35嵌合部、35a 段差片部、35b 嵌合凹部、36 厚肉部、36a 厚肉減少部、36b 肉厚減少部、36c 溝部、36d 厚肉減少部、37 厚肉部、38a 爪状突出部、38b 爪状突出部、38c テーパ部、40 コイル巻線、41 渡り配線。

Claims (5)

  1. ステータコアに軸方向一端からボビンパーツを挿入し、該挿入後の前記ボビンパーツにコイル巻線を施して該コイル巻線と前記ステータコアとの間を電気的に絶縁するモータ用ボビンにおいて、
    前記ボビンパーツのステータコアへの挿入方向とは反対側の端部に一体形成され、そのボビンパーツを前記ステータコアに挿入したとき、該ステータコアのボビンパーツ挿入端部から軸方向外方に突出してコイル渡り配線が掛け渡される爪状突出部と、この爪状突出部の先端に形成されて前記ステータコアの径方向外方に屈曲する屈曲突部と、前記爪状突出部の側縁に形成され、前記ステータコアの折り曲げ形成時に、前記爪状突出部に掛け渡されたコイル渡り配線を前記爪状突出部先端の前記屈曲突部との係合位置に誘導する傾斜部とを備えたことを特徴とするモータ用ボビン。
  2. ボビンパーツは、薄肉連結コア式ステータ用として形成され、そのステータコアの折り曲げ形成時にボビンパーツのステータ内径側面が当接する寸法に設定されていることを特徴とする請求項1記載のモータ用ボビン。
  3. ボビンパーツには、ステータコアの軸方向端部において該ステータコアの軸方向に沿ったリブが1箇所以上設けられていることを特徴とする請求項1または請求項2記載のモータ用ボビン。
  4. リブは、ステータコアが突出する厚さに形成されていることを特徴とする請求項3記載のモータ用ボビン。
  5. リブは、ボビンパーツ端部方向に厚肉減少部を有していることを特徴とする請求項4記載のモータ用ボビン。
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