JP2005276151A - Cae解析ナビゲーションシステム及びcae解析処理プログラム並びにcae解析処理プログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

Cae解析ナビゲーションシステム及びcae解析処理プログラム並びにcae解析処理プログラムを記録した記録媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】 複数台の端末装置で同じ解析対象物のCAE解析をリアルタイムに共有することで、CAE解析のさらなる汎用性や、より柔軟な使用形態を可能とする。
【解決手段】 CAE解析の解析手順がプログラムとして格納されている複数台の端末装置10が通信ネットワークを介して接続された構造解析ナビゲーションシステムであって、記各端末装置10は、対象物の解析手順画面を表示する表示部1と、解析の各種対象物について共通に適用されるCAE解析の手順がナビゲートされている汎用解析手順プログラムを格納した汎用解析手順ファイル部62aと、汎用解析手順ファイル部62aに格納されている汎用解析手順プログラムに基づいて、特定の対象物の解析計算処理を実行する演算部61とを備えており、各端末装置10からの個別の入力により、一つの解析対象物に対し通信ネットワークを通じて同時にかつ連係してCAE解析の解析手順を実行する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、製品の強度や剛性等の品質を評価するためのコンピュータシミュレーションの分野、及び図面品質向上のために設計を検討するコンピュータシミュレーションの分野において利用される、CAE解析ナビゲーションシステム及びCAE解析処理プログラム並びにCAE解析処理プログラムを記録した記録媒体に関する。
種々の製品の設計においてCAE解析の技術を利用する場合、従来は、解析の専門家が複雑な強度計算等を行って製品を設計していた。すなわち、CAE解析では、微分方程式で表現される物理法則をベースとしているため、ユーザに微分方程式の理解と数値解析に必然的に要求される数学的な約束ごとの理解とが要求されるので、誰でもが簡単にCAE解析を行えるものではなかった。
ところで、CAEの解析に限らず、種々の解析において操作性の向上を図った技術が提案されている。
例えば、解析の操作手順を記憶保存しておき、この保存内容に基づいて自動的に解析を行うナビゲーションシステムが提案されている(例えば、特許文献1参照)。これにより、同じ操作手順を、解析のたびに毎回繰り返すといった手間が解消され、解析の操作性の向上につながっている。
しかし、上記特許文献1にみられるような個別対応型のナビゲーションシステムでは、製品ごとに最もふさわしいナビゲーションとし、解析ノウハウの記述もされているが、後で変更する等のことはできないのが普通であり、汎用性にかけるといった問題があった。また、個別対応型ナビゲーションシステムは、非常に使いやすくその使用に対してノウハウも必要ないが、その反面、ソフトの作成に時間がかかるため、コストが非常に高くなるといった問題もあった。
そこで、本出願人は、このような問題を解決した汎用解析システムをすでに提案している(例えば、特許文献2参照)。この汎用解析システムは、CAE解析の解析手順がプログラムとして格納された汎用解析システムであって、対象物の解析手順画面を表示する表示手段と、解析の各種対象物について共通に適用される汎用解析手順プログラムを格納した汎用解析手順プログラム格納手段と、解析する対象物に特有の解析ノウハウを記述する解析ノウハウ記述画面を前記表示手段に表示させるための解析ノウハウ記述画面表示プログラムを格納した解析ノウハウ記述画面表示プログラム格納手段と、前記解析ノウハウ記述画面に記述された特定の対象物の解析ノウハウを格納する解析ノウハウ格納手段と、前記汎用解析手順プログラム格納手段に格納されている汎用解析手順プログラム及び前記解析ノウハウ格納手段に格納されている特定の対象物の解析ノウハウに基づいて、特定の対象物の解析計算処理を実行する解析計算処理手段とを備え、前記汎用解析手順プログラムは、少なくともメッシュの作成ステップ、材料の定義ステップ、及び境界条件の設定ステップが設けられ、前記各ステップに対応する入力画面に前記解析ノウハウ記述画面がリンクされ、前記解析ノウハウ記述画面を介して、予め解析ノウハウ格納手段に格納された特定の対象物の前記各ステップに対応する解析ノウハウが直接表示されるようになっている。
この特許文献2記載の発明によれば、解析の専門家でなくても、CAE解析を容易かつ
確実に行うことができる。
特開平10−303267号公報 特許登録第3382934号公報
しかしながら、上記特許文献2記載の汎用解析システムは、任意の端末装置に搭載されることによって、当該端末装置において自己完結的に稼働するものであった。そのため、例えば、複数の作業者が分担して解析作業を行おうとすると、予め明確に解析のための方針をたてておかなければならず、一部の設定条件の変更は、全ての作業者に通達(例えばデータファイル、作成モデルのFaxによる通知等)を行う必要があり、また、例えば東京の担当者(初心者)が解析を実行しようとしたときに、操作上の不明点があっても、大阪にいる他の担当者(熟練者)に問い合わせるのは、通常の知識しか有しない初心者にとってはかなりの困難と手間を有するものであり、また、熟練者にとっても、初心者が何に困っているのかを把握することが難しいという問題があり、的確なアドバイスを行うことは大変難しいものであった。
本発明はかかる問題点を解決すべく創案されたもので、その目的は、複数台の端末装置で同じ解析対象物のCAE解析をリアルタイムに共有することで、CAE解析のさらなる汎用性や、より柔軟な使用形態を可能としたCAE解析ナビゲーションシステム及びCAE解析処理プログラム並びにCAE解析処理プログラムを記録した記録媒体を提供することにある。
本発明のCAE解析ナビゲーションシステムは、CAE解析の解析手順がプログラムとして格納されている複数台の端末装置が通信ネットワークを介して接続されたシステム構成であって、前記各端末装置は、各端末装置からの個別の入力により、一つの解析対象物に対し前記通信ネットワークを通じて同時にかつ連係してCAE解析の解析手順を実行するとともに、相互に解析作業のサポートを行うサポート機能を備えていることを特徴とする。この場合、前記端末装置は、対象物の解析手順画面を表示する表示手段と、解析の各種対象物について共通に適用されるCAE解析の手順がナビゲートされている汎用解析手順プログラムを格納した汎用解析手順プログラム格納手段と、前記汎用解析手順プログラム格納手段に格納されている汎用解析手順プログラムに基づいて、特定の対象物の解析計算処理を実行する解析計算処理手段とを備えている。ただし、汎用解析手順プログラム格納手段は通信ネットワーク上に配置されており、各端末装置がそれぞれアクセスして必要とする解析手順プログラムを取得するように構成してもよい。
このように、通信ネットワークを介して相互接続された複数台の端末装置において、同じ一つの解析対象物のCAE解析が同時にかつ連係して実行されることにより、各端末装置の作業者が同じ対象物の解析状況をリアルタイムに共有することができる。そのため、一つの端末装置の作業者がCAE解析の経験の少ない者であっても、他の端末装置の作業者がCAE解析の専門家であった場合には、経験の少ない者の行ったCAE解析の作業手順を専門家がリアルタイムに確認することができ、条件設定のミス等を事前に察知できるとともに、戻り作業といった無駄も省くことができる。
また、本発明によれば、一つの解析対象物のCAE解析作業を各端末装置で分担することができる。例えば、解析対象物のモデル形状の作成のみを端末装置Aの作業者が担当し、その後の各種定義及び条件設定等を端末装置Bの作業者が担当し、解析は、端末装置AまたはBの作業者が、解析の実行の指令を出すことにより、端末装置A,Bの双方で解析が実行され、作業者A,Bはそれぞれの端末装置で解析結果を参照する、といった作業分
担も可能となる。
さらに、本発明では、相互に解析作業のサポートを行うサポート機能を備えているので、このサポート機能を利用して解析経験の少ない作業者が解析経験の豊富な作業者に対して質問し、経験豊富な作業者がそれに対して回答する等、CAE解析の過程において、必要に応じ作業者間でのコミュニケーションを図ることができる。ここで、サポート機能は、音声情報、文字情報、動画を含む画像情報のうちの少なくとも一つの情報を含んでおり、例えば文字情報を扱う電子掲示板等を利用することができる。
また、本発明によれば、前記表示手段には、解析対象物のモデルを表示するモデル画面とメニュー画面とが表示されるとともに、前記メニュー画面の表示サイズを変更可能に設けてもよい。これにより、必要に応じてメニュー画面の表示サイズを作業者側で変更できるので、解析対象物のモデルを表示するモデル画面を常に適正サイズに保つことができる。
また、前記メニュー画面を透過ウィンドウまたは半透過ウィンドウとして、前記モデル画面上の任意の位置に重畳して表示可能に設けてもよい。このようにすると、メニュー画面によって解析対象物が遮られるといったことがなく、解析対象物を大画面表示した状態で各種の作業を行うことができる。さらに、前記メニュー画面を前記モデル画面上で分離可能に設けてもよい。これにより、作業者の操作性がさらに向上することになる。
また、本発明のCAE解析処理プログラムは、通信ネットワークを介して相互に接続された複数台の端末装置のそれぞれに格納されており、共通の解析対象物について共通に適用されるCAE解析の解析手順を各端末装置間で同時にかつ連係して順次実行するためのコンピュータ読み取り可能なプログラムであって、前記解析手順は、解析対象モデルの作成ステップと、メッシュ分割ステップと、材料選択ステップと、解析内容に応じた条件を設定する条件設定ステップと、解析実行ステップとを含むとともに、前記各ステップでの処理を端末装置間で共有するために他の端末装置に対して処理情報を送信するステップと、他の端末装置から送信されてきた処理情報を自らの処理に反映させるステップとをさらに含むことを特徴とする。また、前記各ステップでの処理に対応した解析作業のサポート情報を電子掲示板により各端末装置間で共有するステップをさらに含むことを特徴とする。
このような特徴を有する本発明のCAE解析処理プログラムによれば、一つの端末装置での処理ステップを他の端末装置に反映させることができるので、各端末装置において同じ解析対象物のCAE解析を同時並行的に実行することが可能となる。また、電子掲示板等のサポート機能を利用して解析経験の少ない作業者が解析経験の豊富な作業者に対して質問し、経験豊富な作業者がそれに対して回答する等、CAE解析の過程において、必要に応じ作業者間でのコミュニケーションを図ることができる。
なお、本発明のCAE解析処理プログラムは、例えばFD(フレキシブルディスク)やHD(ハードディスク)等の磁気ディスク系、CD−ROM/MO/MD/DVD等の光ディスク系、ICカード/光カード等のカード系、マスクROM、EPROM、EEPROM、フラッシュROM等による半導体メモリ系などの各種記録媒体に格納して提供することができる。
本発明によれば、通信ネットワークを介して相互接続された複数台の端末装置において、同じ一つの解析対象物のCAE解析が同時にかつ連係して実行されることにより、各端末装置の作業者が同じ対象物の解析状況をリアルタイムに共有することができる。そのた
め、一つの端末装置の作業者がCAE解析の経験の少ない者であっても、他の端末装置の作業者がCAE解析の専門家であった場合には、経験の少ない者の行ったCAE解析の作業手順を専門家がリアルタイムに確認することができるため、条件設定のミス等を事前に察知できるとともに、戻り作業といった無駄も省くことができる。また、一つの解析対象物のCAE解析作業を各端末装置で分担することができる。例えば、解析対象物のモデル形状の作成のみを端末装置Aの作業者が担当し、その後の各種定義及び条件設定等を端末装置Bの作業者が担当し、解析結果を端末装置A,Bの両方に通知する、といった作業分担も可能となる。さらに、相互に解析作業のサポートを行うサポート機能を備えているので、このサポート機能を利用して解析経験の少ない作業者が解析経験の豊富な作業者に対して質問し、経験豊富な作業者がそれに対して回答する等、CAE解析の過程において、必要に応じ作業者間でのコミュニケーションを図ることができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。
図1は、本実施形態のCAE解析ナビゲーションシステムのシステム構成を示すイメージ図である。
本実施形態のCAE解析ナビゲーションシステムは、CAE解析の解析手順がプログラムとして格納されている複数台の端末装置10(10A、10B、10C,・・・)が通信ネットワークNを介して相互に接続された構成となっている。
図2は、図1に示すCAE解析ナビゲーションシステムにおける端末装置10の一実施形態を概念的に示したブロック図である。
この端末装置10は、大別すると、対象物の解析手順画面や解析ノウハウ画面を表示する表示部1と、表示部1に表示された解析手順画面の中の任意の項目を操作する際に用いられるマウスやキーボード等からなる入力部2と、この入力部2の操作に従って、各解析手順画面を表示部1に順次表示させるための解析手順画面表示プログラム、及び表示部1に表示される各解析手順画面の中の任意の項目を入力部2によって操作することにより、その項目に対応した解析ノウハウ画面を表示部1に表示させるための解析ノウハウ画面表示プログラムを格納した画面表示プログラム格納部3と、表示部1に表示された解析ノウハウ画面に記述された特定の対象物の解析ノウハウを格納する解析ノウハウ格納部4と、入力部2から入力された情報に従って解析を行う解析計算処理部(解析ソルバー)5と、これら各部の制御や演算処理を行うプリポスト6及び対話型制御部8と、通信ネットワークNを介して他の端末装置10と相互に接続するためのネットワークインターフェース(ネットワークI/F)7とを備えている。
プリポスト6は、演算部61と、解析情報ファイル部62と、解析結果ファイル部6 3とを備えている。演算部61は、実際の解析に際して要素の形状や要素分割を計算する部分であり、解析情報ファイル部62は、各入力画面に従って入力部2または3次元CADデータより入力された解析対象物の情報を蓄積するための部分であり、解析結果ファイル部63は解析結果を蓄積する部分である。
対話型制御部8は、解析の各種対象物について共通に適用される汎用解析手順プログラムを格納した汎用解析手順ファイル部81と解析ノウハウ入出力部82とを備えている。
解析計算処理部5は、プリポスト6の解析情報ファイル部62に基づいて、特定の対象物の解析計算処理を実行する。そのため、図示は省略しているが、対象物の解析を行う解析ソルバーと呼ばれる各種解析ソフト(構造解析、熱伝導解析、流動解析、磁場解析、衝
撃解析、振動解析、・・・、等のソフト)を具備している。
対話型制御部8は、解析実行時には、画面表示プログラム格納部3に格納されたプログラムに従い、表示部1に解析情報入力画面を順次表示させる処理を実行し、その入力画面中に入力された解析情報をプリポリス6の解析情報ファイル部62に蓄積する処理を実行する。また、解析情報ファイル部62に蓄積された解析情報に基づき、解析計算処理部5により実行された対象物の解析結果を解析結果ファイル部63に蓄積する処理を実行する。ただし、解析ノウハウ画面に関しては、本発明の要部ではないので、本明細書では説明を省略する。
また、対話型制御部8は、各端末装置10の入力部2からの個別の入力により、一つの解析対象物に対し通信ネットワークN及びネットワークI/F7を通じて同時にかつ連係してCAE解析の解析手順を実行するとともに、相互に解析作業のサポートを行うサポート機能を備えている。サポート機能は、音声情報、文字情報、動画を含む画像情報のうちの少なくとも一つの情報を含んでいる。例えば、文字情報を扱う電子掲示板などがサポート機能として利用される。
なお、上記実施形態では、解析の各種対象物について共通に適用される汎用解析手順プログラムを格納した汎用解析手順ファイル部81が対話型制御部8に格納されているが、この汎用解析手順ファイル部81は、図1に破線で接続するように、通信ネットワークN上に配置されたホストコンピュータ9に格納されていてもよい。この場合、各端末装置10は、解析実行時にホストコンピュータ9に接続して、汎用解析手順プログラムをインストールする。解析実行後は必要に応じてアンインストールすればよい。
図3は、入力部2による入力操作に従い、画面表示プログラム格納部3に格納されている入力画面表示プログラムに従って表示部1に順次表示される解析対象物の形状モデルを表示するモデル画面100と解析手順を表示するメニュー画面200との基本的配置構成例を示している。基本的には、モデル画面100の右側に各種メニュー画面200が並んだ形で配置されている。
メニュー画面200は、基本的に3段構成となっており、上段が、どの段階まで解析手順の操作が進んだかを表示するステップ表示窓201、中段が、解析手順の内容を表示するための表示窓(ナビゲーションウィンドウ)202、下段が、各種の数値や文字等を入力する入力窓203となっている。
ここで、汎用解析手順プログラムは、データベースを開くステップから始まり、形状作成ステップ、メッシュ分割ステップ、材料特性値の設定ステップ、解析内容に応じた条件の設定ステップ、解析実行ステップ、結果表示ステップ、の各ステップ(手順)からなっている。また、本実施形態では、通信ネットワークNを介して複数台の端末装置10A,10B,10Cが相互に接続可能となっていることから、上記各ステップでの処理を端末装置間で共有するために他の端末装置に対して各ステップでの処理情報を送信する情報送信ステップと、他の端末装置から送信されてきた処理情報を自らの処理に反映させる編集ステップと、上記各ステップでの処理に対応した解析作業のサポート情報を例えば電子掲示板により各端末装置間で共有するステップとを備えている。
次に、上記構成のCAE解析ナビゲーションシステムによるCAE解析の基本動作について簡単に説明し、その次に、本実施形態に係わるCAE解析の処理動作について説明し、最後に、ネットワークを用いた解析作業のサポート、教育等の実施例について説明する。
<CAE解析の基本動作の説明>
まず、作業者は、本装置を立ち上げて表示部1に図4に示す初期画面200Aを表示し、ナビゲーションウィンドウ202の中の「新しいCAEを開始する」または「途中のCAEを再開する」のいずれかを選択する。ここでは、「新しいCAEを開始する」が選択されたものとする。なお、「途中のCAEを再開する」が選択された場合には、すでに解析を行っている既存のモデリングデータベースを開くようになっている。
「新しいCAEを開始する」が選択されると、対話型制御部8は、画面表示プログラム格納部3に格納されている画面表示プログラムを起動し、表示部1に図5に示す解析種類選択画面200Bを表示する。作業者は、この解析種類選択画面200Bのナビゲーションウィンドウ202に表示されている内容から、今回使用する解析の種類を選択する。具体的には、ナビゲーションウィンドウ202に表示されている各項目のアイコン部分にカーソルを移動させてクリックすることにより、いずれかの解析種類を選択することができる。ここでは、「線形強度解析」が選択されたとする。
これにより、表示部1には、図6に示すケース数入力画面200Cが表示される。
次に、作業者は、このケース数入力画面200Cの選択入力窓203に、境界条件のケース数を入力し、次に適用ボタン204をマウス等でクリックすることにより、境界条件のケース数が決定される。これにより、表示部1には、図7に示す解析手順表示画面200Dが表示される。ただし、図7は、構造解析の場合の解析手順を例示している。
この時点で表示されている解析手順表示画面200Dのナビゲーションウィンドウ202には、解析手順を示す各ステップのうち、次に形状作成のステップを選択するように指示する内容が表示されている。具体的には、処理を終了しているナビゲーションのステップが反転色となっており、形状作成のステップの横に矢印が付与されている。作業者は、この指示に従い、ステップ表示窓201の形状作成をマウス等でクリックすることにより、表示部1には、図8に示す解析モデル選択画面200Eが表示される。
次に、作業者は、この解析モデル選択画面200Eのナビゲーションウィンドウ202に表示されている2種類の解析モデルから、1つの解析モデルを選択する。具体的には、各項目の左側に表示されているアイコン部分にカーソルを移動させてマウス等でクリックすることにより、解析モデルが選択される。ここで、「3次元シェルモデル」が選択されたとすると、表示部1には、図9に示す形状作成画面200Fが表示される。
次に、作業者は、この形状作成画面200Fのナビゲーションウィンドウ202に表示されている2種類の方法から、1つの形状作成方法を選択する。具体的には、各項目の左側に表示されているアイコン部分にカーソルを移動させてマウス等でクリックすることにより、形状作成方法が選択される。ここで、「CADファイルを読み込む」が選択されたとすると、表示部1には、図10に示すCADファイル選択画面200Gが表示される。
次に、作業者は、このCADファイル選択画面200Gのナビゲーションウィンドウ202に表示されている2種類のCADファイルから、1つのCADファイルを選択する。具体的には、各項目の左側に表示されているアイコン部分にカーソルを移動させてマウス等でクリックすることにより、形状作成方法が選択される。ここで、「IGES」が選択されたとすると、表示部1には、図11に示すCADファイル選択画面200Hが表示される。
次に、作業者は、このCADファイル選択画面200Hのナビゲーションウィンドウ202に表示された説明内容に従い、入力窓203にトレランスを入力し、適用ボタン20
4をマウス等でクリックすると、表示部1には、図12に示すCADファイル選択画面200Iが表示される。
次に、作業者は、このCADファイル選択画面200Iのナビゲーションウィンドウ202に表示されている説明内容に従い、入力窓203の上部に表示されているファイルから1つのファイルを選択し、適用ボタン204をマウス等でクリックすると、表示部1には、図13に示すモデル形状を確認するためのモデル画面100Jとモデル確認画面200Jとが表示される。
次に、作業者は、モデル画面100Jに表示された解析モデル(3次元シェルモデル)を必要に応じて視点を変更したり、表示方法を変更したり、ズームを行ったりして、目視により確認すると、ナビゲーションウィンドウ202に表示されている「次へ進む」と記載されたアイコンをクリックすることにより、表示部1には、図14に示すモデル画面100Kと解析手順表示画面200Kとが表示される。
この解析手順表示画面200Kは、図7に示す解析手順表示画面200Dと同じであるが、ここでは、解析手順の各ステップを表示するためのナビゲーションウィンドウ202の表示内容が、次のメッシュ分割を選択するように指示する内容となっている。
図15は、モデル画面100Lとメッシュ分割確認画面200Lを示している。このメッシュ分割確認画面200Lは、どの段階までの入力が完了したかを表示するステップ表示窓201と、局所分割の有無を対話形式で確認するナビゲーションウィンドウ202と、ユーザ作業エリアである入力窓203とを含んで構成されている。
以後、詳細な解析手順の説明は省略するが、作業者は、メニュー画面200に準備表示されるナビゲーション手順に従って、メッシュ分割、材料選択(材料物性値の決定)、解析内容に応じた条件の設定(例えば、構造解析では、固定条件の設定や負荷条件の設定、流動解析では成形条件の設定、熱解析では境界条件の設定等)、解析実行の各手順を実行することになる。このような解析手順自体は、本出願人がすでに出願している上記特許文献2や特開2003−296371号公報等に開示されている。
以上が、本発明のCAE解析ナビゲーションシステムの基本的な処理動作の説明である。上記説明では、モデル画面100とメニュー画面200とが、表示部1の表示画面上に常に並んだ状態で表示されているが、本発明ではこの表示形態に自由度を持たせている。また、これらの解析処理を複数台の端末装置10で作業分担しながら実行できるようにしたものである。以下、具体的に説明する。
<本実施形態に係わるCAE解析の処理動作の一実施例の説明>
本実施例では、上記で説明したCAE解析の基本動作を図1に示す複数台の端末装置10A,10B,10Cによって作業分担しながら実行する点に特徴を有している。
事前準備として、各端末装置10A,10B,10Cには、本発明のCAE解析処理プログラムがインストールされており、同一のモデルファイルが保存されている。
また、各端末装置の想定状況は次の通りである。(a)端末装置10Aの作業者が最初に解析作業を開始する。(b)端末装置10Aの作業者は条件設定を得意としている。(c)端末装置10Bの作業者はメッシュ分割を得意としている。(d)端末装置10CはCAEのPre作業のみで、解析は行わない。
上記の条件に従って、以下、本発明に係わるCAE解析の処理手順について順次説明す
る。
(1)解析作業のスタート
端末装置10Aの作業者は、本システムを立ち上げて、解析作業名を決定し、通信ネットワークNに接続する。すなわち、ネットワーク上の指定解析作業に端末装置10Aを登録する。
一方、他の端末装置10B,10Cの作業者は、端末装置10Aが指定している解析作業に参加する。すなわち、ネットワーク上の指定解析作業に端末装置10B,10Cを登録する。
(2)解析モデルの読み込み
端末装置10Aの作業者は、解析モデルを読み込む。このとき、端末装置10Aから、指定解析作業に登録されている他の端末装置10B,10Cにモデル読み込み情報が送信される。
このモデル読み込み情報を受信した他の端末装置10B,10Cは、端末装置10Aが読み込んだモデルと同一のモデルを読み込む。
(3)解析条件編集
端末装置10Aの作業者は、次に解析内容に応じた解析条件(構造解析では、固定条件や負荷条件、流動解析では成形条件、熱解析では境界条件等)を編集する。端末装置10Aは、設定された解析条件情報を他の端末装置10B,10Cに送信する。
この解析条件情報を受信した他の端末装置10B,10Cは、端末装置10Aで設定された解析条件を編集する。これにより、端末装置10Aで設定された条件が端末装置10B,10Cにも反映される。
(4)条件確認
各端末装置10A,10B,10Cの作業者は、他の端末装置の操作者とメッセージの交換を行い、設定した解析条件についての確認を行う。ここで、各端末間のメッセージの送受信にはチャット機能を用いている。
(5)メッシュ分割開始
メッシュ分割は、端末装置10Bの作業者が行う。すなわち、端末装置10Bの作業者は、他の端末装置10A,10Cにメッシュ分割の開始を通知する。
他の端末装置10A,10Cの作業者は、端末装置10Bからの開始通知を受信すると、これに応答して確認通知を返信する。ただし、他の端末装置10A,10Cの作業者がメッシュ分割を行わない場合には、メッシュ分割を行わないことを端末装置10Bに送信し、この時点で共同作業から抜けることになる。
端末装置10Bの作業者は、他の端末装置10A,10Cから確認通知を受信すると、メッシュ分割を開始する。
また、他の端末装置10A,10Cの作業者も、端末装置10Bの作業者が設定した条件に従ってメッシュ分割を開始する。
各端末装置10A,10B,10Cがメッシュ分割を終了するまで、各端末装置10A,10B,10Cの動作は制限される。
(6)メッシュ分割終了
メッシュ分割が終了すると、各端末装置10A,10B,10Cは、自装置でのメッシュ分割が終了した旨の通知を他の端末装置に送信する。
(7)解析開始
各端末装置10A,10B,10Cでのメッシュ分割を確認すると、端末装置10Bの作業者は、解析作業を行う。すなわち、端末装置10Bの作業者は、他の端末装置10A,10Cに解析作業の開始を通知する。
他の端末装置10A,10Cの作業者は、端末装置10Bからの開始通知を受信すると、これに応答して確認通知を返信する。ただし、他の端末装置10A,10Cの作業者が解析作業を行わない場合には、解析作業を行わないことを端末装置10Bに送信し、この時点で共同作業から抜けることになる。本実施形態では、端末装置10Cの作業者が、解析作業を行うことなく、この時点で共同作業から抜けることになる。
端末装置10Bの作業者は、他の端末装置10A,10Cから確認通知を受信すると、解析作業を開始する。また、他の端末装置10Aの作業者も、端末装置10Bの作業者が設定した解析条件に従って解析作業を開始する。
各端末装置10A,10Bが解析作業を終了するまで、各端末装置10A,10Bの動作は制限される。
(8)解析終了
解析作業が終了すると、各端末装置10A,10Bは、自装置での解析作業が終了した旨の通知を他の端末装置に送信する。
(9)解析作業終了
解析作業の終了通知を受信後、各端末装置10A,10Bの作業者は、他の端末装置の操作者とメッセージの交換を行って解析結果を確認した後、分担作業を終了して、この共同作業から抜ける。ただし、終了するのはネットワークでの共同作業のみであり、その後のレポート作成などは引き続き端末装置ごとに行うことになる。
以上が、本実施形態に係わるCAE解析の処理動作の一実施例の説明である。
<ネットワークを用いた解析作業のサポート、教育等の各実施例の説明>
次に、ネットワークを用いた解析作業のサポート、教育等の実施例について、構造解析の場合、流動解析の場合、熱解析の場合に分けて説明する。
本実施例1は、構造解析の場合の実施例である。
事前準備として、端末装置10A,10Bには、本発明のCAE解析処理プログラム(この場合は、構造解析処理プログラム)がインストールされており、解析対象の同一モデルが保存されている。
また、各端末装置の想定状況は次の通りである。(a)端末装置10Aの作業者が最初に解析作業を開始する。(b)端末装置10Aの作業者はCAE解析の初心者であり、端末装置10Bの作業者はCAE解析の熟練者である。(c)作業初心者の作業を熟練者が監視、サポートしている。
上記の条件に従って、以下、本発明に係わる解析作業のサポート、教育等の実施例について、解析手順に従って説明する。
(1)解析作業のスタート
端末装置10Aの作業者は、本システムを立ち上げて、解析作業名を決定し、通信ネットワークNに接続する。すなわち、ネットワーク上の指定解析作業に端末装置10Aを登録する。
一方、他の端末装置10Bの作業者は、端末装置10Aが指定している解析作業に参加する。すなわち、ネットワーク上の指定解析作業に端末装置10Bを登録する。
(2)解析モデルの読み込み
端末装置10Aの作業者は、解析モデルを読み込む。このとき、端末装置10Aから、指定解析作業に登録されている他の端末装置10Bにモデル読み込み情報が送信される。
このモデル読み込み情報を受信した端末装置10Bは、端末装置10Aが読み込んだモデルと同一のモデルを読み込む。
(3)解析条件編集及び条件確認
端末装置10Aの作業者は、次に固定条件、負荷条件などの解析条件を編集する。
図16及び図17は、端末装置10Aにおける固定条件の設定画面例である。この設定画面では、メニュー画面200Mがモデル画面100Mの画面上に透過形のツリー構造として表示されているが、この表示形態については後述する。すなわち、図16は、端末装置10Aの作業者が、ツリー構造の透過メニュー画面200Mから固定条件の設定を選択し、面固定を選択した状態を示している。モデル画面100M上には、設定履歴画面208とチャット画面209とが表示されている。設定履歴画面208には、CAE作業の設定履歴が残っており、チャット画面209には、端末装置間で送受信したメッセージ履歴が残っている。また、図17は、面固定を、メニュー画面200Mのすぐ下に表示されている透過形の説明画面206の指示に従って設定する画面である。図中の符号91は、選択された固定面を示している。図中、右下に表示されている入力ボックス207で条件設定を行い、適用ボタンを押下げすることで設定が決定される。適用ボタンが押下げされると、この面固定01の情報が他の端末装置10Bに送信される。これにより、端末装置10Aで設定された条件が端末装置10Bにも反映される。
図18は、この面固定01の情報を受信した端末装置10Bの表示画面例を示している。端末装置10Aで追加された面固定01が、ツリー構造のメニュー画面200Nに追加表示されており、画面右下に表示されている設定履歴画面208に面固定情報(図中、斜線を付して示している)が追加されている。
端末装置10Bでは、端末装置10Aで設定された面固定01の条件を選択して、内容を編集する。図19は、端末装置10Bにおいて内容を編集している状態の画面例を示している。この場合、端末装置10Aで設定した固定方向に誤りがあったため、端末装置10Bの作業者が修正を行うこととなる。すなわち、チャット画面209を利用して、面固定01を変更しようとしていることを端末装置10Aに送信する。そして、メニュー画面200Nのすぐ下に表示されている透過形の入力ボックス207で条件設定を修正し、適用ボタンを押下げすることで、修正された設定が決定される。適用ボタンが押下げされると、修正後の面固定01の情報が端末装置10Aに送信される。これにより、端末装置1Bで修正して設定された面固定01の条件が端末装置10Aに反映される。
図20は、この修正後の面固定01の情報を受信した端末装置10Aの表示画面例を示している。端末装置10Bで修正、変更されたメニュー画面200Qのツリーの面固定01がハイライト(図中、斜線を付して示している)され、変更されたことを知らせている。また、画面右下の設定履歴画面208に設定履歴が追加(図中、斜線を付して示している)されている。
このように、各端末装置10A,10Bの作業者は、他の端末装置の作業者とチャット画面によるメッセージの交換を行い、設定した解析条件についての確認を行う。すなわち、端末装置10Bの作業者は、条件設定の履歴を確認して、問題点を指摘し、サポートする。ここで、本実施例では、条件設定履歴から各端末装置ごとの操作履歴を確認することが可能とっている。
(4)メッシュ分割開始
端末装置10Aの作業者がメッシュ分割を行う。すなわち、端末装置10Aの作業者は、他の端末装置10Bにメッシュ分割の開始を通知する。
端末装置10Bの作業者は、端末装置10Aからの開始通知を受信すると、現在の解析条件などを確認後、開始の確認通知を返信する。すなわち、端末装置10Bの作業者が、端末装置10Aで設定されたメッシュ分割設定が適当かどうか確認する。
端末装置10Aの作業者は、端末装置10Bから確認通知を受信すると、メッシュ分割を開始する。
また、端末装置10Bの作業者も、端末装置10Aの作業者が設定した条件に従ってメッシュ分割を開始する。
各端末装置10A,10Bがメッシュ分割を終了するまで、各端末装置10A,10Bの動作は制限される。
(5)メッシュ分割終了
メッシュ分割が終了すると、各端末装置10A,10Bは、自装置でのメッシュ分割が終了した旨の通知を他の端末装置に送信する。
(6)解析開始
各端末装置10A,10Bでのメッシュ分割を確認すると、端末装置10Aの作業者は、解析作業を行う。すなわち、端末装置10Aの作業者は、他の端末装置10Bに解析作業の開始を通知する。
端末装置10Bの作業者は、端末装置10Aからの開始通知を受信すると、条件設定の履歴とチャット機能とを用いて、解析作業の最終確認を行い、確認通知を端末装置10Aに返信する。
端末装置10Aの作業者は、端末装置10Bから確認通知を受信すると、解析作業を開始する。また、端末装置10Bの作業者も、端末装置10Aの作業者が設定した解析条件に従って解析作業を開始する。
各端末装置10A,10Bが解析作業を終了するまで、各端末装置10A,10Bの動作は制限される。
(7)解析終了
解析作業が終了すると、各端末装置10A,10Bは、自装置での解析作業が終了した旨の通知を他の端末装置に送信する。
(8)解析結果の確認
解析作業の終了通知を受信後、端末装置10Bの作業者は、解析結果から解析条件等を見直し、端末操作10Aの作業者とチャット機能を用いてメッセージの交換を行って、端末装置10Aの作業者に対してアドバイスやサポート等を行う。この後、端末装置10Bのネットワークへの接続を解除する。
同様に、端末装置10Aの作業者も、ネットワークへの接続を解除し、その後のレポート作成などを引き続き行うことになる。
本実施例2は、流動解析の場合の実施例である。
図21は、流動解析の場合の解析手順表示画面400Aを示している。この解析手順表示画面400Aは、図7に示した構造解析の場合の解析手順表示画面200Dと比較すると、条件設定の手順のところが異なっている。すなわち、構造解析の場合では「固定条件の設定」と「負荷条件の設定」となっているが、流動解析の場合では「成形条件の設定」となっている。つまり、流動解析の場合も、(1)解析作業のスタート、(2)解析モデルの読み込み、(4)メッシュ分割開始、(5)メッシュ分割終了、(6)解析開始、(7)解析終了、(8)解析結果の確認、等の処理手順は、上記の「構造解析の場合の実施例」で説明した手順と同じであり、違うところは、条件設定のところである(3)解析条件編集及び条件確認、の手順のみであるので、ここでは、(3)解析条件の編集及び条件確認の手順のみ説明し、他の手順については説明を省略する。
(3)解析条件編集及び条件確認
端末装置10Aの作業者は、次に成形条件である樹脂・金型温度、充填時間などの解析条件を編集する。
図22及び図23は、端末装置10Aにおける成形条件の設定画面例である。この設定画面では、メニュー画面400Bがモデル画面300Bの画面上に透過形のツリー構造として表示されているが、この表示形態については後述する。すなわち、図22は、端末装置10Aの作業者が、ツリー構造の透過メニュー画面400Bから成形条件の設定を選択し、その中から充填時間を選択した状態を示している。モデル画面300B上には、設定履歴画面401とチャット画面402とが表示されている。設定履歴画面401には、CAE作業の設定履歴が残っており、チャット画面402には、端末装置間で送受信したメッセージ履歴が残っている。また、図23は、充填時間を、メニュー画面400Bのすぐ下に表示されている透過形の説明画面403の指示に従って設定する画面である。図中、右下に表示されている入力ボックス404で充填時間の設定を行い、適用ボタンを押下げすることで設定が決定される。適用ボタンが押下げされると、この充填時間の情報が他の端末装置10Bに送信される。これにより、端末装置10Aで設定された条件が端末装置10Bにも反映される。
図24は、この充填時間の情報を受信した端末装置10Bの表示画面例を示している。端末装置10Aで追加された充填時間(3分)が、画面右下に表示されている設定履歴画面401に充填時間情報(図中、斜線を付して示している)として追加されている。
端末装置10Bでは、端末装置10Aで設定された充填時間(3分)の条件を選択して
、内容を編集する。
なお、端末装置10Bにおいて内容を編集している状態の画面例は図示を省略するが、端末装置10Aで設定した充填時間に誤りがあった場合には、この編集画面で端末装置10Bの作業者が修正を行うこととなる。すなわち、チャット画面(図20に示すチャット画面209と基本的に同じ)を利用して、充填時間(3分)を変更しようとしていることを端末装置10Aに送信する。そして、メニュー画面のすぐ下に表示される透過形の入力ボックスで条件設定を修正し、適用ボタンを押下げすることで、修正された設定が決定される。適用ボタンが押下げされると、修正後の充填時間の情報が端末装置10Aに送信される。これにより、端末装置1Bで修正して設定された充填時間の条件が端末装置10Aに反映される。
このように、各端末装置10A,10Bの作業者は、他の端末装置の作業者とチャット画面によるメッセージの交換を行い、設定した解析条件についての確認を行う。すなわち、端末装置10Bの作業者は、条件設定の履歴を確認して、問題点を指摘し、サポートする。ここで、本実施例では、条件設定履歴から各端末装置ごとの操作履歴を確認することが可能とっている。
本実施例3は、熱解析の場合の実施例である。
図25は、熱解析の場合の解析手順表示画面600Aを示している。この解析手順表示画面600Aは、図7に示した構造解析の場合の解析手順表示画面200Dと比較すると、条件設定の手順のところが異なっている。すなわち、構造解析の場合では「固定条件の設定」と「負荷条件の設定」となっているが、熱解析の場合では「境界条件の設定」となっている。つまり、熱解析の場合も、(1)解析作業のスタート、(2)解析モデルの読み込み、(4)メッシュ分割開始、(5)メッシュ分割終了、(6)解析開始、(7)解析終了、(8)解析結果の確認、等の処理手順は、上記の[構造解析]で説明した手順と同じであり、違うところは、条件設定のところである(3)解析条件編集及び条件確認、の手順のみであるので、ここでは、(3)解析条件の編集及び条件確認の手順のみ説明し、他の手順については説明を省略する。
(3)解析条件編集及び条件確認
端末装置10Aの作業者は、次に境界条件である面温度などの解析条件を編集する。
図26及び図27は、端末装置10Aにおける境界条件の設定画面例である。この設定画面では、メニュー画面600Bがモデル画面500Bの画面上に透過形のツリー構造として表示されているが、この表示形態については後述する。すなわち、図26は、端末装置10Aの作業者が、ツリー構造の透過メニュー画面600Bから境界条件の設定を選択し、その中から温度(「面に温度を与える」)を選択した状態を示している。モデル画面500B上には、設定履歴画面601とチャット画面602とが表示されている。設定履歴画面601には、CAE作業の設定履歴が残っており、チャット画面602には、端末装置間で送受信したメッセージ履歴が残っている。また、図27は、面温度を、メニュー画面600Bのすぐ下に表示されている透過形の説明画面603の指示に従って設定する画面である。図中、右下に表示されている入力ボックス604で温度を与える面と温度との設定を行い、適用ボタンを押下げすることで設定が決定される。適用ボタンが押下げされると、この充填時間の情報が他の端末装置10Bに送信される。これにより、端末装置10Aで設定された条件が端末装置10Bにも反映される。
図28は、設定された面と面温度の情報を受信した端末装置10Bの表示画面例を示し
ている。端末装置10Aで追加された面(ID−30)と面温度(80度)が、画面右下に表示されている設定履歴画面601に面と面温度情報(図中、斜線を付して示している)として追加されている。
端末装置10Bでは、端末装置10Aで設定された面と面温度(80度)の条件を選択して、内容を編集する。
なお、端末装置10Bにおいて内容を編集している状態の画面例は図示を省略するが、端末装置10Aで設定した面と面温度に誤りがあった場合には、この編集画面で端末装置10Bの作業者が修正を行うこととなる。すなわち、チャット画面(図20に示すチャット画面209と基本的に同じ)を利用して、面と面温度の両方またはいずれか一方を変更しようとしていることを端末装置10Aに送信する。そして、メニュー画面のすぐ下に表示される透過形の入力ボックスで条件設定を修正し、適用ボタンを押下げすることで、修正された設定が決定される。適用ボタンが押下げされると、修正後の面と面温度の情報が端末装置10Aに送信される。これにより、端末装置1Bで修正して設定された面と面温度の条件が端末装置10Aに反映される。
このように、各端末装置10A,10Bの作業者は、他の端末装置の作業者とチャット画面によるメッセージの交換を行い、設定した解析条件についての確認を行う。すなわち、端末装置10Bの作業者は、条件設定の履歴を確認して、問題点を指摘し、サポートする。ここで、本実施例では、条件設定履歴から各端末装置ごとの操作履歴を確認することが可能とっている。
以上が、本発明に係わる解析作業のサポート、教育等の実施例1〜実施例3の説明である。なお、説明は省略しているが、これら以外のCAE解析処理でも同様にして解析作業のサポート、教育等が可能である。
次に、解析作業の作業手順や、表示部1の表示画面の表示形態に自由度を持たせる実施例について説明する。
<解析作業手順に自由度を持たせる実施例の説明>
上記基本動作の説明では、例えば図7に示された解析手順である、形状作成、メッシュ分割、材料選択、固定条件設定、負荷条件設定、解析作業の順番が固定となっており、例えば負荷条件設定の作業を行った後で、その上の固定条件設定や材料選択の作業に戻ると、その戻った作業から再びこの順番で各手順を実施しなければならず、それまでの作業が無駄になってしまっていた。そのため、本実施形態では、解析作業の作業手順に自由度を持たせる工夫を行っている。
図29は、この様子を概念的に示した説明図であり、図中左側が従来の作業手順、右側が本発明の作業手順である。すなわち、メッシュ分割、材料選択、固定条件設定、負荷条件設定の各作業の順番を、作業者が自由に決定できるようにシステムを構築している。また、本実施形態では、各作業手順のステップを、図16〜図20、図22〜図24、図26〜図28に示すようにツリービューで表示するように構成している。これにより、現在の作業状況を見やすく表示することができる。
<表示形態に自由度を持たせる実施例の説明>
上記基本動作の説明では、メニュー画面200が常にモデル画面100の右側に配置されており、その配置位置が固定となっている。そのため、処理手順によってはモデル画面100を表示部1の表示画面全体に拡大表示して操作したい場合があっても、このメニュー画面200が邪魔になって拡大表示できないといった不具合があった。
そこで、本実施形態では、モデル画面100とメニュー画面200の表示形態を工夫することによって、モデル画面100上での操作性の向上を図っている。すなわち、既に図16〜図20を用いて説明しているように、本実施形態では、ツリー構造を含むメニュー画面200M〜200Qを透過ウィンドウ(または半透過ウィンドウ)として、表示部1の画面全体に拡大表示したモデル画面100M〜100Q上の任意の位置に重畳して表示可能に設けている。このようにすると、メニュー画面200M〜200Qによってモデル画面100M〜100Qに表示されている3次元モデルがメニュー画面200M〜200Qによって遮られるといったことがなく、3次元モデルを拡大表示した状態で各種の作業を行うことができる。さらに、図16〜図20に示すように、メニュー画面200M〜200Qや設定履歴画面208、チャット画面209、説明画面206、入力ボックス207といった各画面をモデル画面100M〜100Q上で任意の位置に分離して表示可能に設けている。これにより、作業者の操作性がさらに向上することになる。このことは、図22〜図24に示す流動解析の場合、及び図26〜図28に示す熱解析の場合も同様である。
以上説明したCAE解析ナビゲーションシステムは、共通の解析対象物について共通に適用されるCAE解析の解析手順を各端末装置間で同時にかつ連係して順次実行するためのCAE解析処理プログラムによって実現されている。本発明の対象とするのは、このプログラムそのものであってもよいし、このプログラムがコンピュータで読み取り可能な記録媒体に格納されているものであってもよい。
本発明では、この記録媒体として、例えばROMのようなものそのものがプログラムメディアであってもよいし、また、図示していない外部記憶装置としてプログラム読み取り装置が設けられ、そこに記録媒体を挿入することで読み取り可能なプログラムメディアであってもよい。
ここで、上記プログラムメディアとしては、本体と分離可能に構成される記録媒体であって、FD(フレキシブルディスク)やHD(ハードディスク)等の磁気ディスク系、CD−ROM/MO/MD/DVD等の光ディスク系、ICカード/光カード等のカード系、マスクROM、EPROM、EEPROM、フラッシュROM等による半導体メモリ系などがある。
また、本発明においては、インターネットを含む通信ネットワークと接続可能なシステム構成とはなっているため、通信ネットワークからプログラムをダウンロードするように流動的にプログラムを保持する記録媒体であってもよい。
本発明のCAE解析ナビゲーションシステムのシステム構成を示すイメージ図である。 図1に示すCAE解析ナビゲーションシステムにおける端末装置の一実施形態を概念的に示したブロック図である。 表示部に表示されるモデル画面とメニュー画面の基本的配置構成例を示す説明図である。 データベースを開いたときの初期画面例を示す説明図である。 解析種類選択画面例を示す説明図である。 境界条件のケース数入力画面例を示す説明図である。 構造解析の場合の解析手順表示画面例を示す説明図である。 解析モデル選択画面例を示す説明図である。 形状作成画面例を示す説明図である。 CADファイル選択画面例を示す説明図である。 CADファイル選択画面例を示す説明図である。 CADファイル選択画面例を示す説明図である。 モデル確認画面例を示す説明図である。 解析手順表示画面例を示す説明図である。 メッシュ分割画面例を示す説明図である。 端末装置における固定条件の設定画面例を示す説明図である。 端末装置における固定条件の設定画面例を示す説明図である。 面固定の情報を受信した端末装置の表示画面例を示す説明図である。 端末装置において内容を編集している状態の画面例を示す説明図である。 修正後の面固定の情報を受信した端末装置の表示画面例を示す説明図である。 流動解析の場合の解析手順表示画面例を示す説明図である。 端末装置における成形条件の設定画面例を示す説明図である。 端末装置における成形条件の設定画面例を示す説明図である。 充填時間の情報を受信した端末装置の表示画面例を示す説明図である。 熱解析の場合の解析手順表示画面例を示す説明図である。 端末装置における境界条件の設定画面例を示す説明図である。 端末装置における境界条件の設定画面例を示す説明図である。 面及び温度の情報を受信した端末装置の表示画面例を示す説明図である。 解析作業手順の自由度を説明するための図である。
符号の説明
1 表示部
2 入力部
3 画面表示プログラム格納部
4 解析ノウハウ格納部
5 解析計算処理部
6 プリポスト
61 演算部
62 解析情報ファイル部
63 解析結果ファイル部
7 ネットワークI/F
8 対話型制御部
81 汎用解析手順ファイル部
82 解析ノウハウ入出力部82
9 ホストコンピュータ
10(10A,10B,10C) 端末装置
208 設定履歴画面(電子掲示板)
209 チャット画面(電子掲示板)
N 通信ネットワーク

Claims (10)

  1. CAE解析の解析手順がプログラムとして格納されている複数台の端末装置が通信ネットワークを介して接続されたCAE解析ナビゲーションシステムであって、
    前記各端末装置は、各端末装置からの個別の入力により、一つの解析対象物に対し前記通信ネットワークを通じて同時にかつ連係してCAE解析の解析手順を実行するとともに、相互に解析作業のサポートを行うサポート機能を備えていることを特徴とするCAE解析ナビゲーションシステム。
  2. 前記サポート機能は、音声情報、文字情報、動画を含む画像情報のうちの少なくとも一つの情報を含むことを特徴とする請求項1に記載のCAE解析ナビゲーションシステム。
  3. 前記端末装置は、対象物の解析手順画面を表示する表示手段と、解析の各種対象物について共通に適用されるCAE解析の手順がナビゲートされている汎用解析手順プログラムを格納した汎用解析手順プログラム格納手段と、前記汎用解析手順プログラム格納手段に格納されている汎用解析手順プログラムに基づいて、特定の対象物の解析計算処理を実行する解析計算処理手段とを備えていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のCAE解析ナビゲーションシステム。
  4. 解析の各種対象物について共通に適用されるCAE解析の手順がナビゲートされている汎用解析手順プログラムを格納した汎用解析手順プログラム格納手段が前記通信ネットワーク上に配置されており、
    前記端末装置は、対象物の解析手順画面を表示する表示手段と、前記汎用解析手順プログラム格納手段に格納されている汎用解析手順プログラムに基づいて、特定の対象物の解析計算処理を実行する解析計算処理手段とを備えていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のCAE解析ナビゲーションシステム。
  5. 前記表示手段には、解析対象物のモデルを表示するモデル画面とメニュー画面とが表示されるとともに、前記メニュー画面の表示サイズが変更可能に設けられていることを特徴とする請求項3または請求項4に記載のCAE解析ナビゲーションシステム。
  6. 前記表示手段には、解析対象物のモデルを表示するモデル画面とメニュー画面とが表示されるとともに、前記メニュー画面が透過ウィンドウまたは半透過ウィンドウとして前記モデル画面上の任意の位置に重畳して表示可能に設けられていることを特徴とする請求項3または請求項4に記載のCAE解析ナビゲーションシステム。
  7. 前記メニュー画面が前記モデル画面上で分離可能に設けられていることを特徴とする請求項6に記載のCAE解析ナビゲーションシステム。
  8. 通信ネットワークを介して相互に接続された複数台の端末装置のそれぞれに格納されており、共通の解析対象物について共通に適用されるCAE解析の解析手順を各端末装置間で同時にかつ連係して順次実行するためのコンピュータ読み取り可能なCAE解析処理プログラムであって、
    前記解析手順は、解析対象モデルの作成ステップと、メッシュ分割ステップと、材料選択ステップと、解析内容に応じた条件を設定する条件設定ステップと、解析実行ステップとを含むとともに、前記各ステップでの処理を端末装置間で共有するために他の端末装置に対して処理情報を送信するステップと、他の端末装置から送信されてきた処理情報を自らの処理に反映させるステップとをさらに含むことを特徴とするCAE解析処理プログラム。
  9. 前記各ステップでの処理に対応した解析作業のサポート情報を各端末装置間で共有するステップをさらに含むことを特徴とする請求項8に記載のCAE解析処理プログラム。
  10. 前記請求項8または請求項9に記載のCAE解析処理プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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