JP2005276089A - 入力装置、画像表示装置及びプロジェクタ - Google Patents

入力装置、画像表示装置及びプロジェクタ Download PDF

Info

Publication number
JP2005276089A
JP2005276089A JP2004092005A JP2004092005A JP2005276089A JP 2005276089 A JP2005276089 A JP 2005276089A JP 2004092005 A JP2004092005 A JP 2004092005A JP 2004092005 A JP2004092005 A JP 2004092005A JP 2005276089 A JP2005276089 A JP 2005276089A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
unit
information input
light
vibration
information
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2004092005A
Other languages
English (en)
Inventor
秀也 ▲関▼
Hideya Seki
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to JP2004092005A priority Critical patent/JP2005276089A/ja
Publication of JP2005276089A publication Critical patent/JP2005276089A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Projection Apparatus (AREA)
  • Position Input By Displaying (AREA)
  • Liquid Crystal (AREA)

Abstract

【課題】情報入力が確実に行われたことを触覚により確認することが可能な入力装置、及び快適な情報入力を行うことが可能な画像表示装置及びプロジェクタを提供すること。
【解決手段】接触体により表面を触れることで情報を入力する情報入力部200と、接触体が触れている表面上の位置を検知する位置検知部523と、位置検知部523により検知された位置を触れている接触体に所定の強度の刺激を与えるように駆動する駆動部である振動伝送部201、202、203、204と、を有し、振動伝送部201、202、203、204は、情報入力部200の表面に振動波を伝送し、位置検知部523により検知された情報入力部200上の表面を触れている接触体に所定の強度の振動波を与えることで所定の強度の刺激を与える。
【選択図】 図5

Description

本発明は、入力装置、画像表示装置及びプロジェクタ、特に、接触体で触れることで情報を入力可能な入力装置の技術に関する。
従来、画面を指や専用のペンで画面を触れることで情報を入力することが可能な入力装置、いわゆるタッチパネルが用いられている。近年、パソコン、時計、ゲーム機、家庭用電化製品に至るまで普及している対話型の電気機器は、機能が豊富になるにつれ、操作が複雑化している。このため、これらの電気機器において、画面そのものに情報入力機能を持たせるタッチパネルの有用性が近年高まりつつある。
通常、従来のタッチパネルは、画面の硬い表面に触れることで情報を入力する。情報の入力を画面の硬い表面に触れることのみによって行うと、ユーザは、スイッチを押圧するときのようなクリック感を感じることはない。情報の入力時にクリック感がないと、確実に情報が入力されたか否かを触覚で確認することができない。この場合、確実な入力を行うためには、入力作業において例えば画面を注視する必要が生じることがある。このようにタッチパネルにクリック感を感じないと、ユーザは、確実な入力を行うために快適さを妨げられる場合が生じ得る。情報が入力されたことの確認を容易にするため、クリック音の発生、画面の表示色の変化等、聴覚や視覚により確実に情報が入力されたことを確認できる工夫が行われている。ここで、確実に情報が入力されたことの確認において、聴覚や視覚に対する働きかけは触覚に対する働きかけより弱いと考えられる。このため、タッチパネルにおいて、確実に情報が入力されたことを触覚により確認できる技術が求められている。
触覚で情報入力を確認可能な技術としては、画面の押圧に伴って画面全体が沈む構成が考えられている。また、画面を押圧するときにクリック感を得るための技術としては、例えば、特許文献1に提案されているものがある。
特開2000−250709号公報
しかし、画面の押圧に伴って画面全体が沈むタッチパネルは、画面全体を押圧する構成であるから押圧抵抗が大きく、かえって快適な情報入力の妨げともなりかねない。また、画面のどの位置を押圧しても同様に画面が沈むことから、押圧動作を行ったことを確認できるのみで、押圧位置の選択の正しさまでを確認し得るものとは言い難い。上記特許文献1の技術はスイッチ間の分離や押圧動作を触覚によって確認できる構成である。しかし、特許文献1の技術によると、クリック感はスイッチのON/OFFに関係なく生じるものであるから、情報入力は、やはり画面を注視しながらの確認とともに行う必要が生じてしまう。このように、タッチパネルを用いて快適に情報入力を行うために、情報入力が行われたことを触覚により確認できる技術が求められている。
本発明は、上述に鑑みてなされたものであり、情報入力が確実に行われたことを触覚により確認することが可能な入力装置、その入力装置を用いることで快適な情報入力を行うことが可能な画像表示装置及びプロジェクタを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明によれば、接触体により表面を触れることで情報を入力する情報入力部と、接触体が触れている表面上の位置を検知する位置検知部と、位置検知部により検知された位置を触れている接触体に所定の強度の刺激を与えるように駆動する駆動部と、を有することを特徴とする入力装置を提供することができる。
入力装置は、例えば接触体であるユーザの指を用いて情報入力を行う。情報入力は、例えば情報入力部の表面を指で触れることによる電気的な抵抗値の変化を検知することで行う。位置検知部は、例えば電気的な抵抗値が変化する位置によって、ユーザが指で触れている情報入力部の表面上の位置を検知する。そして、駆動部は、位置検知部により検知した位置を触れている指に、所定の刺激をフィードバックするように駆動する。従って、ユーザは、情報入力に伴って、情報入力部の表面を触れている指に所定の刺激を受ける。情報入力とともに所定の刺激を受けることで、ユーザは、入力が確実に行われたことを確認することができる。
本発明によると、ユーザは、指に刺激を受けることで、情報入力を行ったことを触覚によって確認することができる。情報入力のために触れた位置で指に刺激を感じることで、情報入力のために触れた位置を確認できる。また入力に応じて刺激をフィードバックする構成とすることで、情報入力を行ったときのみ刺激を受けることとなる。これにより、情報入力が確実に行われたことを触覚により確認することが可能な入力装置を得られる。
また、本発明の好ましい態様によれば、駆動部は、情報入力部の表面に振動波を伝送する振動伝送部であって、振動伝送部は、位置検知部により検知された情報入力部上の表面を触れている接触体に所定の強度の振動波を与えることが望ましい。駆動部である振動伝送部は、振動波により接触体に刺激を与える。振動伝送部は、情報入力部の表面に振動波を与えることが可能であれば良いことから、情報入力部の外部に設けることができる。このようにすることで、入力装置は、振動伝送部が画面の表示光を遮らない構成にできる。振動伝送部としては、例えば従来の電磁アクチュエータや電歪素子を用いることができる。このため、入力装置を簡易な構成にできる。これにより、簡易な構成の入力装置を得られる。
また、本発明の好ましい態様によれば、駆動部は、情報入力部の表面に電流を供給する電流供給部であって、電流供給部は、位置検知部により検知された情報入力部上の表面を触れている接触体に所定の強度の電圧を印加することが望ましい。駆動部である電流供給部は、電圧を印加することで接触体に刺激を与える。接触体に電圧を印加するために、例えば、情報入力部の表面に透明電極を設ける構成とすることができる。この場合、電流供給部は、情報入力部の外部に設ける構成にできる。このようにすることで、入力装置は、振動伝送部が画面の表示光を遮らない構成とし、さらに簡易な構成にできる。これにより、簡易な構成の入力装置を得られる。
また、本発明の好ましい態様としては、少なくとも3つの振動伝送部は、情報入力部の表面の周辺部に設けられ、かつそれぞれが供給する振動波の位相を異ならせることで、情報入力部の表面の各位置で振動波を合成することが望ましい。少なくとも3つの振動伝送部を用いることで、情報入力部の表面の各位置に、各振動伝送部の振動波を合成することができる。また、振動伝送部からの振動波は、各振動伝送部からの振動波を合成したときのみ接触体で刺激として確認できる強度とすることが望ましい。これにより、接触体が情報入力をするために触れた位置に所定の強度の振動波を伝送することができる。
また、本発明の好ましい態様としては、情報入力部は、矩形形状の表面を有し、振動伝送部は、情報入力部の矩形形状の各辺に沿って設けられることが望ましい。情報入力部の矩形形状の各辺に情報入力部を設けることで、情報入力部の矩形形状の周辺部から中心に向かう振動波を供給することができる。これにより、接触体が情報入力をするために触れた位置に所定の強度の振動波を伝送することができる。
また、本発明の好ましい態様としては、情報入力部の矩形形状の各辺に対応して複数の振動伝送部が設けられることが望ましい。情報入力部の矩形形状の各辺に対応して複数の振動伝送部を設けることで、接触体の位置に応じて振動波を伝送する振動伝送部を選択して駆動することができる。これにより、少ない動力で各振動波を伝送する構成とすることができる。
また、本発明の好ましい態様としては、情報入力部の表面にライン状の電極を有し、2つの電極は、表面上の1箇所に交点を有するように設けられ、電流供給部は、接触体が交点を触れるタイミングで電極に電流を供給することが望ましい。2つの電極を用いて接触体が交点を触れるタイミングで電流を供給する構成とすることで、交点位置の接触体に電圧を印加することができる。また、各電極を流れる電流は、各電極を流れる電流により印加する電圧値を合成したときのみ接触体で刺激として確認できる強度とすることが望ましい。これにより、接触体が情報入力をするために触れた各電極の交点の位置に所定の強度の電圧を印加することができる。
また、本発明の好ましい態様としては、複数の電極は、互いに直交する2方向に格子状に設けられていることが望ましい。複数の電極を格子状に設けることで、情報入力部の表面に、2つの電極の交点を複数設ける構成にできる。これにより、接触体が情報入力をするために触れた位置に応じて所定の強度の電圧を印加することができる。
さらに、本発明によれば、画像信号に応じた画像を表示する画像表示部を有し、画像表示部は、上記の入力装置であることを特徴とする画像表示装置を提供することができる。上記の入力装置を用いることにより、情報入力が確実に行われたことを触覚により確認することができる。これにより、快適な情報入力を行うことが可能な画像表示装置を得られる。
さらに、本発明によれば、照明光を供給する光源部と、光源部からの照明光を画像信号に応じて変調する空間光変調装置と、空間光変調装置からの光を投写する投写レンズと、投写レンズからの光により投写像を表示するスクリーンと、を有し、スクリーンは、上記の入力装置であることを特徴とするプロジェクタを提供することができる。上記の入力装置を用いることにより、情報入力が確実に行われたことを触覚により確認することができる。これにより、快適な情報入力を行うことが可能なプロジェクタを得られる。
以下に図面を参照して、本発明の実施例を詳細に説明する。
図1は、本発明の実施例1に係る画像表示装置100の概略構成を示す。画像表示装置100は、画像信号に応じた画像を表示する画像表示部110を有する。また、画像表示部110は、接触体である指や専用ペンを触れることで情報を入力可能な、いわゆるタッチパネル式の入力装置である。ユーザは、画像表示部110上に表示されている入力ボタン112の画像の位置を接触体で触れることにより、情報を入力する。画像表示装置100は、画像表示部110に情報を入力する接触体に所定の刺激を与えることで、情報の入力が行われたことをユーザが触覚で確認できることを特徴とする。ここでは、接触体として指を用いることとし、ユーザが直接指で所定の刺激を受けるものとして説明する。
次に、画像表示装置100の画像表示部110により、指に所定の刺激を与えるための構成について説明する。図2は、画像表示部110の情報入力部及び駆動部の説明図である。情報入力部200は、画像を表示するとともに、指により表面を触れることで情報を入力する。情報入力部200は、矩形形状の表面を有する。情報入力部200の周辺には、情報入力部200の矩形形状の各辺に沿って振動伝送部201、202、203、204が設けられている。振動伝送部201、振動伝送部203は、情報入力部200を挟んで互いに対向する位置に設けられている。振動伝送部202、振動伝送部204は、情報入力部200を挟んで互いに対向する位置に設けられている。振動伝送部201、202、203、204としては、例えば、電磁アクチュエータや静電アクチュエータを用いる振動体や、ピエゾアクチュエータを用いる電歪素子を用いることができる。
振動伝送部201、202、203、204は、それぞれ情報入力部200の表面に振動波を伝送する。振動伝送部201、202、203、204は、情報入力部200の表面に振動波を伝送することで情報入力部200の表面を触れている指に所定の強度の刺激を与えるように駆動する駆動部である。振動伝送部201は、情報入力部200の表面に振動波W1を伝送する。振動伝送部202は、情報入力部200の表面に振動波W2を伝送する。振動伝送部203は、情報入力部200の表面に振動波W3を伝送する。振動伝送部204は、情報入力部200の表面に振動波W4を伝送する。
なお、振動波W1、W2、W3、W4は、それぞれ伝送源である各振動伝送部201、202、203、204から略同心円状に広がる。本実施例は、各振動伝送部201、202、203、204が情報入力部200の矩形形状の各辺に対応してライン状に設けられている。このことから、便宜上、情報入力部200には、矩形形状の各辺に略平行な方向に連なる振動波W1、W2、W3、W4が発生するものとして説明を行う。
各振動伝送部201、202、203、204からの振動波W1、W2、W3、W4は、情報入力部200の表面を伝送し、それぞれがぶつかりあう箇所において互いに干渉し合う。例えば、同一波形の振動波どうしは、互いに干渉し合うことで振幅が増幅された合成波を生じる。振動波どうしが合成する合成波は、さらに互いに干渉し合う。このとき、各合成波についても振幅が増幅されるように合成を繰り返すと、情報入力部200の表面の1点に各振動波W1、W2、W3、W4のエネルギーを集中させて1つの合成波WAを発生させることができる。各振動伝送部201、202、203、204は、所定の位相で振動波W1、W2、W3、W4を供給することで、このように1つの合成波WAを発生させる。
4つの振動波W1、W2、W3、W4により生じる合成波WAは、1つの振動伝送部から発生する振動波のエネルギーの略16倍のエネルギーを有する。画像表示部110は、情報入力部200上を触れている指に、所定の強度の合成波WAを与える。ユーザは、指に合成波WAが与えられることで所定の強度の刺激を受ける。これにより、ユーザは、画像表示部110で情報入力が行われたことを触覚により認識することができる。なお、振動波W1、W2、W3、W4はそれぞれ単独では指に刺激を感じない程度の強度とし、合成波WAとすることで指に刺激を感じる程度の強度とすることで、指による情報入力の確認を明確にすることができる。
図3、図4は、合成波WAの波形の例を示す。図3、図4ともに、縦軸に任意単位の振幅、横軸に時間tを示す。図3は、合成波WAとして単数パルスを用いる場合における、合成波WAの波形の例を示す。図3に示す合成波WAは、単数パルスの振動波W1、W2、W3、W4を合成することで得られる。指が情報入力部200の表面に触れた時間t1に合成波WAを発生することにより、指に1回の衝撃波が与えられる。
図4は、合成波WAとして複数パルスを用いる場合における、合成波WAの波動の例を示す。図4に示す合成波WAは、3つのパルスの振動波W1、W2、W3、W4を合成することで得られる。指が情報入力部200の表面に触れた時間t2に合成波WAを発生することにより、指に短時間の振動が与えられる。なお、指に与える刺激は、例えば合成波WAの継続時間や波形に応じて、適宜設定することができる。例えば、情報入力部200の表面から奥の方向へピークを有する合成波WAを用いると、情報入力部200の表面が凹んだようなクリック感を指に与えることも可能である。
次に、情報入力部200の表面に触れている指の位置に応じて所定の刺激を与えるための構成について説明する。図5は、画像表示部110の位置検知部の説明図である。位置検知部523は、指が触れている情報入力部200の表面上の位置を検知する。情報入力部200の表面には、入力ボタン112(図1参照)の各位置にタッチスイッチ部521が設けられている。タッチスイッチ部521は、指を触れないときは、情報入力部200の表面を構成する例えば透明樹脂部材により、電気的に絶縁されている。これに対して、タッチスイッチ部521に指を触れると、タッチスイッチ部521の抵抗値が小さくなるように変化する。
指を触れないとき、タッチスイッチ部521における抵抗値は、例えば数100MΩである。これに対して、指を触れると、タッチスイッチ部521は、例えば1MΩにまで小さくなる。二値化部522は、タッチスイッチ部521における抵抗値を大小の2つで判定するコンパレータである。二値化部522による判定結果は、二値のディジタル信号で位置検知部523に出力される。位置検知部523は、各二値化部522からの出力により、情報入力部200を触れている指の位置を検知する。
図6は、指で触れている位置を検知するための回路例を示す。情報入力部200は、複数のライン状の電極626、627を有する。電極626は、長手方向がX方向となるように設けられている。電極627は、長手方向がY方向となるように設けられている。電極626、627としては、例えばITOで構成される透明電極や炭素膜を用いることができる。電極626、627は、情報入力部200の表面上で直交するX方向及びY方向に格子状に設けられている。電極626は、一端がグラウンド電極628に接続され、他方の端が切断されているラインと、一端が二値化部522を介して不図示の外部電源に接続され、他方の端が切断されているラインとが交互に設けられている。
電極627も、一端がグラウンド電極629に接続され、他方の端が切断されているラインと、一端が二値化部522を介して不図示の外部電源に接続され、他方の端が切断されているラインとが交互に設けられている。電極626、627は、いずれも二値化部522が設けられているラインが高電位、グラウンド電極628、629が設けられているラインがグラウンド電位と略同一の低電位である。
電極626と電極627は、情報入力部200の表面に表示される入力ボタン112の位置で直交するように設けられている。ここで、電極626、627は、入力ボタン112の位置で直交する位置において、情報入力部200の表面の部材の抵抗値に相当する抵抗が接続されているとみなすことができる。ユーザが入力ボタン112の位置を指で触れると、電極626、627は、指により導通経路が短絡される。例えば、指を触れることで電極626、627の抵抗値はそれぞれ略100分の1となるように設定することができる。
指を触れることで電極626、627の抵抗値が小さくなると、指が触れられた電極626、627のうち高電位のラインがそれぞれグラウンド電位と略同一の低電位となる。二値化部522は、高電位のラインが低電位になることを検知することで、例えばON信号を位置検知部523に出力する。位置検知部523は、ON信号を出力した電極626に接続された二値化部522、電極627に接続された二値化部522のうちそれぞれ1つずつからのON信号を入力することで、ユーザが指で触れた位置を検知することができる。このほか、例えば指の誘電率による電気容量の変化を検出する方法や、指による圧力で抵抗値が変化するシートを積層する方法がある。
図5に戻って、位置検知部523は、指で触れられた位置の情報を振動発生駆動部524に出力する。振動発生駆動部524は、位置検知部523からの位置情報に応じて所定の位相及びレベルを有する駆動信号を、各振動発生ドライバ525を介して各振動伝送部201、202、203、204に供給する。各振動発生ドライバ525は、振動発生駆動部524からの信号に応じて各振動伝送部201、202、203、204を駆動することで、指で触れられた1箇所に合成波を与える。振動発生駆動部524は、各振動伝送201、202、203、204の振動波の位相(タイミング)を適宜変更することで、情報入力部200の表面のいずれの位置にも合成波を発生させることができる。
例えば、情報入力部200への情報入力と、位置検知部523への入力とを同一の電極626、627(図6参照)で行うこととすると、画像表示部110は、情報入力に対して合成波による刺激をフィードバックする構成とすることができる。ユーザは、情報入力に伴って、情報入力部200の表面を触れている指に所定の刺激を受ける。情報入力とともに所定の刺激を受けることで、ユーザは、入力が確実に行われたことを確認することができる。
ユーザは、指に刺激を受けることで情報入力が行われたことを触覚によって確認することができる。情報入力のために触れた位置で指に刺激を感じることで、情報入力のために触れた位置を確認できる。また入力に応じて刺激をフィードバックする構成とすることで、情報入力を行ったときのみ刺激を受けることとなる。これにより、情報入力が確実に行われたことを触覚により確認することができるという効果を奏する。
また、情報入力が行われたことを触覚により確認することが可能であっても、複雑な構成が必要であると高コストになってしまう。また、情報入力部200の表面に厚い層状構造が必要であると、画面を透過する光が層状構造で遮られる、あるいは全反射により閉じ込められることにより、画面の表示を暗くしてしまう場合もあり得る。従って、情報入力が行われたことを触覚で確認可能とする技術は、簡易な構成によって実現することが求められている。
振動伝送部201、202、203、204は、振動波により接触体に刺激を与える。各振動伝送部は、情報入力部200の表面に振動波を与えることが可能であれば良いことから、情報入力部200の外部に設けることができる。このようにすることで、画像表示部110は、振動伝送部201、202、203、204が表示光を遮らない構成とすることができる。また、振動伝送部201、202、203、204としては、簡易な構成の電磁アクチュエータや電歪素子等を用いることができる。
情報入力が確実に行われたことを触覚により確認することができることで、例えば入力の確認のために画面を注視しながらの入力を行う必要が無くなる。また、クリック音等の音声により入力を確認する必要も無いことから、静粛性を高くすることもできる。これにより、簡易な構成で、快適な情報入力を行うことが可能な画像表示装置100を得られるという効果を奏する。なお、情報入力を行うための接触体としてはユーザの指に限らず、例えばユーザの手のひらやユーザが手にする専用ペンであっても良い。また、情報入力部200は矩形形状に限らず、三角形等の多角形形状や、円形形状、及びこれらに類似する形状であっても良い。
本発明の画像表示部110には、例えば液晶パネル、ELディスプレイ、プラズマディスプレイ等の直視型ディスプレイを用いることができる。特に、硝子部材や樹脂部材で構成された基板を用いるこれらのディスプレイは、剛性が高いことから、伝送する振動の減衰が少なく好適である。また、情報入力部200の一部を振動発生部で構成しても良い。例えば、情報入力部200に電磁アクチュエータに用いるシートコイルや静電アクチュエータに用いる電極部材を成膜又は貼付することができる。また、ピエゾ膜を成膜又は貼付しても良い。さらに、振動伝送部は、画像表示装置100のパネルスピーカと兼用としても良い。画像表示部110は、1つの振動伝送部を用いて、指が触れている期間常に情報入力部200の表面に振動を伝送することとしても良い。
図7は、本発明の実施例2に係る画像表示部710の一部の特徴的部分の構成を示す。本実施例の画像表示部710は、上記実施例1の画像表示装置100に適用することができる。上記実施例1の画像表示装置100と同一の部分には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。本実施例の画像表示部710は、情報入力部200の矩形形状の各辺に対応して複数の振動伝送部が設けられることを特徴とする。
情報入力部200の矩形形状のX方向の辺に対応して、振動伝送ユニット701、703が設けられている。振動伝送ユニット701は、振動伝送部701a、701b、701c、701d、701eをX方向に並列して構成される。振動伝送ユニット703は、情報入力部200を挟んで振動伝送ユニット701に対向する位置に設けられている。振動伝送ユニット703は、振動伝送部703a、703b、703c、703d、703eをX方向に並列して構成される。
情報入力部200の矩形形状のY方向の辺に対応して、振動伝送ユニット702、704が設けられている。振動伝送ユニット702は、振動伝送部702a、702b、702c、702d、702eをY方向に並列して構成される。振動伝送ユニット704は、情報入力部200を挟んで振動伝送ユニット702に対向する位置に設けられている。振動伝送ユニット704は、振動伝送部704a、704b、704c、704d、704eをY方向に並列して構成される。
各振動伝送ユニットの各振動伝送部は、上記実施例1の振動伝送部と同様に、情報入力部200の表面に振動波を伝送する。また、各振動伝送部は、それぞれが振動発生駆動部(図5参照)によって異なる位相(タイミング)の振動波を伝送することができる。例えば、各振動伝送ユニット701のうちの振動伝送部701c、702c、703c、704bがそれぞれ振動波W11、W12、W13、W14を伝送する場合を考える。各振動波W11、W12、W13、W14は、それぞれ振動源の振動伝送部を中心とする略同心円状に広がる。そして、上記実施例1と同様に、情報入力部200の表面の1点に各振動波W11、W12、W13、W14のエネルギーを集中させて1つの合成波WBを発生させることができる。
このように情報入力部200の矩形形状の各辺に対応して複数の振動伝送部を設けることで、接触体の位置に応じて振動波を伝送する振動伝送部を選択して駆動することができる。これにより、少ない動力で各振動波を伝送する構成とすることができるという効果を奏する。なお、本実施例は各振動伝送ユニットについて1つの振動伝送部から振動を伝送することとしているが、各振動伝送ユニットから振動を伝送する構成に限られない。例えば、全ての振動伝送部のうち3つから振動を伝送する構成としても良い。
(実施例2の変形例)
図8は、実施例2の変形例に係る画像表示部810の概略構成を示す。本変形例の画像表示部810は、3つの振動伝送部801、802、803を有する。振動伝送部801は、情報入力部200の矩形形状の1辺の略中央の位置に設けられている。振動伝送部802、803は、それぞれ振動伝送部801が設けられている辺に対向する辺の両側の2隅にそれぞれ対向させて設けられている。振動伝送部801、802、803は、情報入力部200の表面にそれぞれ振動波W21、W22、W23を伝送する。そして、情報入力部200の表面の1点に各振動波W21、W22、W23のエネルギーを集中させて1つの合成波WCを発生させる。
各振動波W21、W22、W23が略同心円状に伝送することから、3つの振動伝送部801、802、803を用いることで情報入力部200の表面の各位置に合成波WCを発生させることができる。なお、3つの振動伝送部の位置は本変形例のものに限られない。例えば図9に示す画像表示部910の振動伝送部901、902、903のように情報入力部200の矩形形状の3隅にそれぞれ対向させて設けることができる。また、図10に示す画像表示部1010のように、情報入力部200の矩形形状の4隅にそれぞれ対向させて駆動伝送部1001、1002、1003、1004を設けることもできる。
図11は、本発明の実施例3に係る画像表示部1110の回路例を示す。本実施例の画像表示部1110は、上記実施例1の画像表示装置100に適用することができる。上記実施例1の画像表示装置100と同一の部分には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。本実施例の画像表示部1110は、駆動部として、振動伝送部に代えて電流供給部を有することを特徴とする。
電極626、627は、位置検知部523において指で触れている位置を検知するための2本のラインの間に、情報入力部200の表面に表示されている入力ボタン112の位置に電流を供給するための出力ラインが設けられている。入力ボタン112に電流を供給するための出力ラインは、アンプ1122を介して電流供給部1101に接続されている。位置検知部523は、指で触れられた位置の情報を電流供給部1101に出力する。電流供給部1101は、所定の強度の電流を位置検知部523からの位置情報に応じて電極626、627の出力ラインに供給する。このようにして、電流供給部1101は、情報入力部200表面に電流を供給する。
電極626、627の出力ラインに電流が供給されると、ユーザの指は、所定の強度の電圧が印加されることによる刺激を受ける。このようにして、画像表示部1110は、情報入力に対して電圧印加による刺激をフィードバックする構成とすることができる。このとき供給される電流は瞬間的かつ微量とする。例えば印加電圧は、数十ボルトとすることで、指の筋肉そのものを収縮させることで刺激を与える構成としても良い。
図12、図13、図14は、いずれも電流供給部1101から電極626、627の出力ラインに供給する電流によって情報入力部200の表面に印加される電圧の波形の例を示す。図12、図13、図14ともに、縦軸に任意単位の振幅、横軸に時間tを示す。図12は、単数パルスを用いる場合における電圧の波形の例を示す。単数パルスに限らず、図13に示す複数のパルスを用いても良い。また、図14に示すように、略1秒程度の短期間における正弦波を用いても良い。特に、図14に示す短期間における正弦波を用いると、指による明瞭な確認と電圧による不快感をさらに低減することができる。
図15は、電極626の出力ラインに供給する電流による電圧EX、電極627の出力ラインに供給する電流による電圧EYの波形の例を示す。電圧EXは、電極626の出力ライン上のいずれの位置でも印加される。電圧EYは、電極627の出力ライン上のいずれの位置でも印加される。そこで、実施例1の画像表示装置100と同様に、電圧EX、電圧EY単体の強度としては、指に刺激を感じない程度とすることが望ましい。そして、図15に示すように、電圧EX、電圧EYは、グラウンド電位EGを挟むような逆位相のパルスとする。このとき指には電圧EX、EYの電位差に相当する電圧が印加される。電圧EX、EYの電位差に相当する電圧を指に刺激を感じる程度とすると、指で触れている位置にスポット的に所定の強度の電圧を印加することができる。
このように、情報入力部200の表面の電極626、627に電流供給部1101の出力ラインを設けることで、電圧による刺激を指に与えることができる。電極626、627としては上記実施例1と同様に透明電極を用いることができる。また、情報入力部200の表面に電圧を印加可能とするためには、電極626、627の出力ライン以外の構成を情報入力部200の表面に設ける必要がない。このようにすることで、画像表示部1110は、電圧印加のための構成を設けても画面の表示光を遮らない構成にでき、さらに簡易な構成にできる。これにより、簡易な構成で、情報入力が確実に行われたことを触覚により確認することができるという効果を奏する。なお、指に対してクリック感に近い刺激を与えるのに最適な印加電圧は、指の発汗状態等により変化する。タッチスイッチ部521における出力を計測すると、指の表面抵抗を感知することができる。これにより指の表面抵抗に応じて印加電圧をフィードバック制御すると、指の発汗状態等に関わらず常に略一定のクリック感を与えることができる。
図16は、本発明の実施例4に係るプロジェクタ1600の概略構成を示す。本実施例のプロジェクタ1600は、筐体1680に設けられたスクリーン1610に投写光を透過させることによって画像を表示する、いわゆるリア型プロジェクタである。また、スクリーン1610は、投写光の観察者側の面S1を接触体により触れることで情報を入力することができる入力装置である。
光源部1601としては、例えば超高圧水銀ランプを用いることができる。光源部1601は、第1色光であるR光、第2色光であるG光、及び第3色光であるB光を含む照明光を供給する。光源部1601からの照明光は、直接又はリフレクタ1602で反射してフライアイ型インテグレータ1612に入射する。フライアイ型インテグレータ1612は、光源部1601からの光の照度分布を均一化する。
フライアイ型インテグレータ1612で照度分布を均一化された光は、偏光変換素子1614にて特定の振動方向を有する偏光光、例えばs偏光光に変換される。s偏光光に変換された光は、R光透過ダイクロイックミラー1621に入射する。以下、R光について説明する。R光透過ダイクロイックミラー1621は、R光を透過し、G光、B光を反射する。R光透過ダイクロイックミラー1621を透過したR光は、反射ミラー1622に入射する。反射ミラー1622は、R光の光路を90度折り曲げる。
光路を折り曲げられたR光は、第1色光用空間光変調装置であるR光用の液晶型空間光変調装置1630Rに入射する。液晶型空間光変調装置1630Rは、R光を画像信号に応じて変調する透過型の液晶表示装置である。なお、ダイクロイックミラーを透過しても、光の偏光方向は変化しないため、液晶型空間光変調装置1630Rに入射するR光は、s偏光光のままの状態である。液晶型空間光変調装置1630Rに入射したs偏光光は、p偏光光に変換されたのち、画像信号に応じた変調によりs偏光光に変換される。変調によりs偏光光に変換されたR光は、色合成光学系であるクロスダイクロイックプリズム1640に入射する。
次に、G光について説明する。R光透過ダイクロイックミラー1621で反射されたG光とB光とは、光路を90度折り曲げられる。光路を折り曲げられたG光とB光とは、B光透過ダイクロイックミラー1623に入射する。B光透過ダイクロイックミラー1623は、G光を反射し、B光を透過する。B光透過ダイクロイックミラー1623で反射されたG光は、第2色光用空間光変調装置であるG光用の液晶型空間光変調装置1630Gに入射する。
液晶型空間光変調装置1630Gは、G光を画像信号に応じて変調する透過型の液晶表示装置である。液晶型空間光変調装置1630Gに入射するG光は、s偏光光に変換されている。液晶型空間光変調装置1630Gに入射したs偏光光は、画像信号に応じた変調により、p偏光光に変換される。変調によりp偏光光に変換されたG光は、色合成光学系であるクロスダイクロイックプリズム1640に入射する。
次に、B光について説明する。B光透過ダイクロイックミラー1623を透過したB光は、リレーレンズ1624を透過した後、反射ミラー1625により光路を90度折り曲げられる。そして、B光は、さらにリレーレンズ1626を透過し、反射ミラー1627により光路を90度折り曲げられて、第3色光用空間光変調装置であるB光用の液晶型空間光変調装置1630Bに入射する。液晶型空間光変調装置1630Bは、B光を画像信号に応じて変調する透過型の液晶表示装置である。
なお、B光透過ダイクロイックミラー1623を透過したB光を2つのリレーレンズ1624、1626に透過させるのは、B光の光路の長さがR光及びG光の光路の長さよりも長いためである。2つのリレーレンズ1624、1626を用いることにより、B光透過ダイクロイックミラー1623を透過したB光を、そのまま液晶型空間光変調装置1630Bに導くことができる。液晶型空間光変調装置1630Bに入射するB光は、s偏光光に変換されている。液晶型空間光変調装置1630Bに入射したs偏光光は、p偏光光に変換されたのち、画像信号に応じた変調により、s偏光光に変換される。液晶型空間光変調装置1630Bで変調されたB光は、色合成光学系であるクロスダイクロイックプリズム1640に入射する。
色合成光学系であるクロスダイクロイックプリズム1640は、2つのダイクロイック膜1642、1644をX字型に直交して配置して構成されている。ダイクロイック膜1642は、R光を反射し、B光、G光を透過する。ダイクロイック膜1644は、B光を反射し、R光、G光を透過する。このように、クロスダイクロイックプリズム1640は、各色光用の液晶型空間光変調装置1630R、1630G、1630Bでそれぞれ変調されたR光、G光、B光を合成する。
なお、上述のように、液晶型空間光変調装置1630R、1630Bからクロスダイクロイックプリズム1640に入射される光は、s偏光光となるように設定される。また、液晶型空間光変調装置1630Gからクロスダイクロイックプリズム1640に入射される光は、p偏光光となるように設定される。このようにクロスダイクロイックプリズム1640に入射される光の偏光方向に差異をつけるのは、クロスダイクロイックプリズム1640において各色光用液晶表示装置から射出される光を有効に合成するためである。
ダイクロイック膜1642、1644は、通常、s偏光光の反射特性に優れる。このため、ダイクロイック膜1642、1644で反射されるべきR光及びB光をs偏光光とし、ダイクロイック膜1642、1644を透過すべきG光をp偏光光としている。投写レンズ1650は、クロスダイクロイックプリズム1640で合成された光を反射ミラー1652の方向へ投写する。反射ミラー1652は、投写レンズ1650からの投写光をスクリーン1610の方向へ反射する。スクリーン1610は、反射ミラー1652で反射された投写光を透過させることにより、観察者側の面S1に投写像を表示する。
このようにして、プロジェクタ1600は、スクリーン1610の面S1に画像信号に応じた画像を表示する。また、スクリーン1610は、上記各実施例の画像表示装置の画像表示部と同様の構成を有する。プロジェクタ1600は、スクリーン1610において画像信号に応じた画像に対応して情報を入力することができる。そして、スクリーン1610は、情報入力が確実に行われたことを触覚により確認することができる。これにより、快適な情報入力を行うことが可能なプロジェクタ1600を得られるという効果を奏する。スクリーン1610は、剛性が高い硝子部材や樹脂部材で基板を構成すると、伝送する振動の減衰が少なく好適である。また、リア型プロジェクタのスクリーンは、比較的画面が小さい上投写光を遮らないため、タッチパネルとして用いるのに好適である。従って、上記の画像表示装置の画像表示部は、リア型プロジェクタのスクリーンとして特に好適である。
なお、本実施例は、スクリーン1610に投写光を透過させるリア型のプロジェクタ1600について説明したが、投写光の投写側から画像を観察するフロント型プロジェクタについても適用することができる。例えば、フロント型プロジェクタは、上記の画像表示装置をスクリーンとして用いることで、プロジェクタからの画像に応じて情報を入力することができる。フロント型のプロジェクタのスクリーンは巻き取り可能な柔軟なものが一般的であるが、振動の伝送や電流の供給が可能であれば上記実施例と同様の効果を得ることができる、フロント型のプロジェクタのスクリーンに用いる振動伝送部としては、例えば柔軟な圧電膜を用いることで、スクリーンを巻き取り可能な構成にできる。
また、プロジェクタの構成は、光源部として超高圧水銀ランプを用いる構成に限らず、例えば発光ダイオード素子(LED)等の固体発光素子を用いても良い。また、3つの透過型液晶表示装置を設けたいわゆる3板式のプロジェクタに限らず、例えば、反射型液晶表示装置を用いたプロジェクタやティルトミラーデバイスを用いたプロジェクタであっても良い。
以上のように、本発明に係る入力装置は、指で接触することで情報を入力する場合に適している。
本発明の実施例1に係る画像表示装置の概略構成図。 情報入力部及び駆動部の説明図。 合成波の説明図。 合成波の波形の説明図。 位置検知部の説明図。 指で触れている位置を検知するための回路の説明図。 本発明の実施例2に係る画像表示部の説明図。 実施例2の変形例に係る画像表示部の説明図。 実施例2の変形例に係る画像表示部の説明図。 実施例2の変形例に係る画像表示部の説明図。 本発明の実施例3に係る画像表示部の説明図。 印加電圧の波形の説明図。 印加電圧の波形の説明図。 印加電圧の波形の説明図。 印加電圧の波形の説明図。 本発明の実施例4に係るプロジェクタの概略構成図。
符号の説明
100 画像表示装置、110 画像表示部、112 入力ボタン、200 情報入力部、201、202、203、204 振動伝送部、521 スイッチ部、521 タッチスイッチ部、522 二値化部、523 位置検知部、524 振動発生駆動部、525 振動発生ドライバ、626、627 電極、628、629 グラウンド電極、701、702、703、704 振動伝送ユニット、701a〜701e、702a〜702e、703a〜703e、704a〜704e、705a〜705e 振動伝送部、710 画像表示部、801、802、803 振動伝送部、810 画像表示部、901、902、903 振動伝送部、910 画像表示部、1001、1002、1003、1004 駆動伝送部、1010 画像表示部、1101 電流供給部、1110 画像表示部、1122 アンプ、1600 プロジェクタ、1601 光源部、1602 リフレクタ、1610 スクリーン、1612 フライアイ型インテグレータ、1614 偏光変換素子、1621 R光透過ダイクロイックミラー、1622 反射ミラー、1623 B光透過ダイクロイックミラー、1624、1626 リレーレンズ、1625、1627 反射ミラー、1630R、1630G、1630B 液晶型空間光変調装置、1640 クロスダイクロイックプリズム、1642、1644 ダイクロイック膜、1650 投写レンズ、1652 反射ミラー、1680 筐体、W1〜W4 振動波、WA、WB、WC 合成波

Claims (10)

  1. 接触体により表面を触れることで情報を入力する情報入力部と、
    前記接触体が触れている前記表面上の位置を検知する位置検知部と、
    前記位置検知部により検知された位置を触れている前記接触体に所定の強度の刺激を与えるように駆動する駆動部と、を有することを特徴とする入力装置。
  2. 前記駆動部は、前記情報入力部の前記表面に振動波を伝送する振動伝送部であって、
    前記振動伝送部は、前記位置検知部により検知された前記情報入力部上の前記表面を触れている前記接触体に所定の強度の前記振動波を与えることを特徴とする請求項1に記載の入力装置。
  3. 前記駆動部は、前記情報入力部の前記表面に電流を供給する電流供給部であって、
    前記電流供給部は、前記位置検知部により検知された前記情報入力部上の前記表面を触れている前記接触体に所定の強度の電圧を印加することを特徴とする請求項1に記載の入力装置。
  4. 少なくとも3つの前記振動伝送部は、前記情報入力部の前記表面の周辺部に設けられ、かつそれぞれが供給する前記振動波の位相を異ならせることで、前記情報入力部の前記表面の各位置で前記振動波を合成することを特徴とする請求項2に記載の入力装置。
  5. 前記情報入力部は、矩形形状の前記表面を有し、
    前記振動伝送部は、前記情報入力部の前記矩形形状の各辺に沿って設けられることを特徴とする請求項4に記載の入力装置。
  6. 前記情報入力部の前記矩形形状の前記各辺に対応して複数の前記振動伝送部が設けられることを特徴とする請求項5に記載の入力装置。
  7. 前記情報入力部の前記表面にライン状の電極を有し、
    2つの前記電極は、前記表面上の1箇所に交点を有するように設けられ、
    前記電流供給部は、前記接触体が前記交点を触れるタイミングで前記電極に前記電流を供給することを特徴とする請求項3に記載の入力装置。
  8. 複数の前記電極は、互いに直交する2方向に格子状に設けられていることを特徴とする請求項7に記載の入力装置。
  9. 画像信号に応じた画像を表示する画像表示部を有し、
    前記画像表示部は、請求項1〜8のいずれか一項に記載の入力装置であることを特徴とする画像表示装置。
  10. 照明光を供給する光源部と、
    前記光源部からの前記照明光を画像信号に応じて変調する空間光変調装置と、
    前記空間光変調装置からの光を投写する投写レンズと、
    前記投写レンズからの光により投写像を表示するスクリーンと、を有し、
    前記スクリーンは、請求項1〜8のいずれか一項に記載の入力装置であることを特徴とするプロジェクタ。
JP2004092005A 2004-03-26 2004-03-26 入力装置、画像表示装置及びプロジェクタ Withdrawn JP2005276089A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004092005A JP2005276089A (ja) 2004-03-26 2004-03-26 入力装置、画像表示装置及びプロジェクタ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004092005A JP2005276089A (ja) 2004-03-26 2004-03-26 入力装置、画像表示装置及びプロジェクタ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2005276089A true JP2005276089A (ja) 2005-10-06

Family

ID=35175668

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004092005A Withdrawn JP2005276089A (ja) 2004-03-26 2004-03-26 入力装置、画像表示装置及びプロジェクタ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2005276089A (ja)

Cited By (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009511970A (ja) * 2005-10-14 2009-03-19 ソニー エリクソン モバイル コミュニケーションズ, エービー 画像を表示するアセンブリ及び方法
JP2011527791A (ja) * 2008-10-03 2011-11-04 日本写真印刷株式会社 タッチ検知デバイス
JP2012511360A (ja) * 2008-12-11 2012-05-24 ノキア コーポレイション 神経刺激を提供する装置及び関連方法
JP2012517643A (ja) * 2009-02-12 2012-08-02 ソニーモバイルコミュニケーションズ, エービー タッチパネルにおける埋め込みピエゾ素子
US8779307B2 (en) 2009-10-05 2014-07-15 Nokia Corporation Generating perceptible touch stimulus
US8791800B2 (en) 2010-05-12 2014-07-29 Nokia Corporation Detecting touch input and generating perceptible touch stimulus
JP2015106232A (ja) * 2013-11-29 2015-06-08 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 操作パネル装置及び画像形成装置
JP2015518990A (ja) * 2012-06-06 2015-07-06 コミッサリア ア レネルジー アトミーク エ オ ゼネルジ ザルタナテイヴ 時間反転触覚刺激インターフェース
US9110507B2 (en) 2010-08-13 2015-08-18 Nokia Technologies Oy Generating perceptible touch stimulus
US9579690B2 (en) 2010-05-20 2017-02-28 Nokia Technologies Oy Generating perceptible touch stimulus
JP2018037077A (ja) * 2016-09-01 2018-03-08 アップル インコーポレイテッド 感知された位置に基づく触覚アクチュエータの駆動を組み込んだ電子デバイス及び関連方法
JP2019133693A (ja) * 2014-09-02 2019-08-08 アップル インコーポレイテッドApple Inc. 可変触覚出力のための意味論的フレームワーク
US10901513B2 (en) 2016-09-06 2021-01-26 Apple Inc. Devices, methods, and graphical user interfaces for haptic mixing
US10901514B2 (en) 2016-09-06 2021-01-26 Apple Inc. Devices, methods, and graphical user interfaces for generating tactile outputs
US11037413B2 (en) 2016-06-12 2021-06-15 Apple Inc. Devices, methods, and graphical user interfaces for providing haptic feedback
US11314330B2 (en) 2017-05-16 2022-04-26 Apple Inc. Tactile feedback for locked device user interfaces
US11379041B2 (en) 2016-06-12 2022-07-05 Apple Inc. Devices, methods, and graphical user interfaces for providing haptic feedback

Cited By (30)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009511970A (ja) * 2005-10-14 2009-03-19 ソニー エリクソン モバイル コミュニケーションズ, エービー 画像を表示するアセンブリ及び方法
GB2464117B (en) * 2008-10-03 2015-01-28 Hiwave Technologies Uk Ltd Touch sensitive device
JP2011527791A (ja) * 2008-10-03 2011-11-04 日本写真印刷株式会社 タッチ検知デバイス
US10108268B2 (en) 2008-10-03 2018-10-23 Nvf Tech Ltd Touch sensitive device
KR101281434B1 (ko) 2008-10-03 2013-07-02 하이웨이브 테크놀러지스 (유케이) 리미티드 터치 감응 디바이스
US9041662B2 (en) 2008-10-03 2015-05-26 Nvf Tech Ltd Touch sensitive device
JP2012511360A (ja) * 2008-12-11 2012-05-24 ノキア コーポレイション 神経刺激を提供する装置及び関連方法
US8805517B2 (en) 2008-12-11 2014-08-12 Nokia Corporation Apparatus for providing nerve stimulation and related methods
JP2012517643A (ja) * 2009-02-12 2012-08-02 ソニーモバイルコミュニケーションズ, エービー タッチパネルにおける埋め込みピエゾ素子
US8779307B2 (en) 2009-10-05 2014-07-15 Nokia Corporation Generating perceptible touch stimulus
US8791800B2 (en) 2010-05-12 2014-07-29 Nokia Corporation Detecting touch input and generating perceptible touch stimulus
US9579690B2 (en) 2010-05-20 2017-02-28 Nokia Technologies Oy Generating perceptible touch stimulus
US9110507B2 (en) 2010-08-13 2015-08-18 Nokia Technologies Oy Generating perceptible touch stimulus
JP2015518990A (ja) * 2012-06-06 2015-07-06 コミッサリア ア レネルジー アトミーク エ オ ゼネルジ ザルタナテイヴ 時間反転触覚刺激インターフェース
JP2015106232A (ja) * 2013-11-29 2015-06-08 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 操作パネル装置及び画像形成装置
US10977911B2 (en) 2014-09-02 2021-04-13 Apple Inc. Semantic framework for variable haptic output
US11790739B2 (en) 2014-09-02 2023-10-17 Apple Inc. Semantic framework for variable haptic output
JP2019133693A (ja) * 2014-09-02 2019-08-08 アップル インコーポレイテッドApple Inc. 可変触覚出力のための意味論的フレームワーク
US11379041B2 (en) 2016-06-12 2022-07-05 Apple Inc. Devices, methods, and graphical user interfaces for providing haptic feedback
US11037413B2 (en) 2016-06-12 2021-06-15 Apple Inc. Devices, methods, and graphical user interfaces for providing haptic feedback
US11468749B2 (en) 2016-06-12 2022-10-11 Apple Inc. Devices, methods, and graphical user interfaces for providing haptic feedback
US11735014B2 (en) 2016-06-12 2023-08-22 Apple Inc. Devices, methods, and graphical user interfaces for providing haptic feedback
JP2018037077A (ja) * 2016-09-01 2018-03-08 アップル インコーポレイテッド 感知された位置に基づく触覚アクチュエータの駆動を組み込んだ電子デバイス及び関連方法
CN107797659A (zh) * 2016-09-01 2018-03-13 苹果公司 含基于感测位置驱动的触觉致动器的电子设备和相关方法
US10671167B2 (en) 2016-09-01 2020-06-02 Apple Inc. Electronic device including sensed location based driving of haptic actuators and related methods
US10901513B2 (en) 2016-09-06 2021-01-26 Apple Inc. Devices, methods, and graphical user interfaces for haptic mixing
US10901514B2 (en) 2016-09-06 2021-01-26 Apple Inc. Devices, methods, and graphical user interfaces for generating tactile outputs
US11221679B2 (en) 2016-09-06 2022-01-11 Apple Inc. Devices, methods, and graphical user interfaces for generating tactile outputs
US11662824B2 (en) 2016-09-06 2023-05-30 Apple Inc. Devices, methods, and graphical user interfaces for generating tactile outputs
US11314330B2 (en) 2017-05-16 2022-04-26 Apple Inc. Tactile feedback for locked device user interfaces

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2005276089A (ja) 入力装置、画像表示装置及びプロジェクタ
US20190138100A1 (en) Input apparatus and control method for input apparatus
US9436312B2 (en) Input apparatus and control method for input apparatus
US8823662B2 (en) Input apparatus
US9046949B2 (en) Electronic device
US8659536B2 (en) Display module having haptic function
US8947388B2 (en) Input apparatus
US9208663B2 (en) Input apparatus and control method for input apparatus
JP5421500B2 (ja) 電子機器
JP5529515B2 (ja) 触感呈示装置
JP2015121983A (ja) 触感呈示装置
KR20120063344A (ko) 햅틱 구동부 및 이를 구비하는 전자 장치
JP2007108570A (ja) プロジェクタ装置
JP2011048846A (ja) 入力装置及び入力装置の制御方法
US10175758B2 (en) Tactile sense presentation device and method of driving tactile sense presentation device and electrode connection control
US8692811B2 (en) Display device having vibration function and vibration type touch-sensing panel
US9880622B2 (en) Tactile sensation providing apparatus and control method for tactile sensation providing apparatus when using an application that does not support operation of tactile sensation
JP2011048855A (ja) 入力装置および入力装置の制御方法
JPWO2012160827A1 (ja) 電子機器
JP2006209570A (ja) 入力装置
US9313483B2 (en) Polarization switching device, driver of polarization switching device, and method of driving the same
JP2011187087A (ja) 入力装置および入力装置の制御方法
JP2008015295A (ja) 電気光学装置及び電気光学装置の駆動方法並びに電気機器
JP2006235713A (ja) 画像表示装置
JP2011048814A (ja) 入力装置

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20070605