JP2005275752A - 情報処理装置、情報サーバ、情報処理システム、情報処理方法およびそのプログラム - Google Patents

Abstract

【課題】 利用者が利用中のアプリケーションのスキンに応じたサービスを提供することができる情報処理装置、情報サーバ、情報処理システム、情報処理方法およびそのプログラムを提供する。
【解決手段】 メールソフト処理部３３は、メールソフトが提供するインタフェース画面を表示する。スキン処理部３４は、メールソフト処理部３３が表示中のインタフェース画面のスキン（背景デザイン）を管理する。スキン情報送信処理部３５は、スキン処理部３４が管理中のスキン（背景デザイン）に関する情報であるスキン情報を情報サーバ１５へ送信する。送受信処理部３２は、情報サーバ１５より、スキン情報送信処理部３５が送信したスキン情報に応じたコンテンツを受信する。
【選択図】 図３

Description

本発明は、ネットワークを介してコンテンツを配信するための情報処理装置、情報サーバ、情報処理システム、情報処理方法およびそのプログラムに関するものである。

従来、インターネット上の種々のコンテンツを閲覧するために、利用者端末上ではブラウザと呼ばれるアプリケーションが利用されている。
近年、ブラウザの背景に貼り付けることができるイラストや写真などの背景画像、いわゆるスキンと呼ばれる表示デザインが種々提供されている。これにより、利用者は、所望のスキンをブラウザにダウンロードすることにより、ブラウザの背景画像を自身の好みのデザインに設定変更できる。

例えば、動画や静止画といった画像情報と背景画像であるスキンとを関連付けて同時にダウンロードし、画像情報の再生時には関連付けられているスキンを背景画像として合わせて表示できる技術が開示されている（例えば、特許文献１参照。）。
すればよい。

特開２００４−０４０６８７号公報

しかしながら、上述したスキンは利用者の嗜好を少なからず反映したものであるので、ダウンロードされた後にスキンに応じたサービスを提供したいという要望がある。

本発明は、上述した事情を考慮してなされたもので、利用者が利用中のアプリケーションのスキンに応じたサービスを提供することができる情報処理装置、情報サーバ、情報処理システム、情報処理方法およびそのプログラムを提供することを目的とする。

この発明は、上述した課題を解決すべくなされたもので、本発明による情報処理装置においては、コンテンツを提供する情報サーバへネットワークを介して接続可能な情報処理装置であって、アプリケーションが提供するインタフェース画面を表示する表示手段と、表示手段が表示中のインタフェース画面のデザインを管理する管理手段と、管理手段が管理中のデザインに関する情報であるデザイン情報を情報サーバへ送信する送信手段とを具備することを特徴とする。

これにより、情報サーバはデザイン情報を受信するので、例えば、デザイン情報に応じたコンテンツを情報処理装置へ提供することができる。すなわち、情報処理装置においては、デザイン情報に応じたコンテンツを情報サーバより得ることができる。例えば、このデザイン情報が利用者の嗜好を反映したものであれば、利用者の嗜好に応じたコンテンツを情報サーバより得ることができる。

また、本発明による情報処理装置の一態様例においては、上記送信手段は、利用者に関する情報である利用者情報をデザイン情報と合わせて情報サーバへ送信することを特徴とする。
これにより、情報サーバはデザイン情報と合わせて利用者情報を受信するので、例えば、デザイン情報及び利用者情報に応じたコンテンツを情報処理装置へ提供することができる。すなわち、情報処理装置においては、デザイン情報及び利用者情報に応じたコンテンツを情報サーバより得ることができる。例えば、デザイン情報が利用者の嗜好を反映したものであり、利用者情報により利用者の性別や年齢が特定できれば、より利用者の嗜好に応じたコンテンツを情報サーバより得る可能性を高めることができる。

また、本発明による情報処理装置の一態様例においては、上記送信手段は、前記アプリケーション以外のアプリケーションの背景デザインまたはオペレーティングシステムの背景デザインに関する情報をデザイン情報に含めて情報サーバへ送信することを特徴とする。
これにより、情報サーバはデザイン情報と合わせて、他のアプリケーションの背景デザインに関する情報やオペレーティングシステムの背景デザインに関する情報（以下、単に背景デザイン情報とする）を受信するので、例えば、デザイン情報及び背景デザイン情報に応じたコンテンツを情報処理装置へ提供することができる。すなわち、情報処理装置においては、デザイン情報及び背景デザイン情報に応じたコンテンツを情報サーバより得ることができる。これにより、デザイン情報のみで利用者の嗜好を判断するよりも、背景デザイン情報も合わせて判断材料とすることで、より的確に利用者の嗜好に応じたコンテンツを情報サーバより得る可能性を高めることができる。

また、本発明による情報処理装置の一態様例においては、送信手段が送信したデザイン情報に応じたコンテンツを情報サーバより受信する受信手段を更に具備し、上記管理手段は、デザインの一部に受信手段が受信したコンテンツを表示することを特徴とする。
これにより、情報処理装置は、アプリケーションのデザイン情報に応じたコンテンツを、アプリケーションのデザインの一部として表示することができる。上述したように、このコンテンツが利用者の嗜好を反映したものであれば、よりアプリケーションの魅力を高めることができるという効果を得られる。

また、本発明による情報処理装置の一態様例においては、上記アプリケーションの処理及び上記管理手段の処理を、コンピュータが各処理を実現するためのプログラムを実行することで実現している場合に、アプリケーションの処理を行うプログラムと当該アプリケーションにおけるデザインを管理するプログラムとが独立していることを特徴とする。
これにより、アプリケーションのデザインの変更を行う場合に、アプリケーションの処理を行うプログラムはそのままで、アプリケーションのデザインを管理するプログラムのみを変更すればよく、アプリケーションのデザインの更新／管理がより簡便となる。

また、本発明による情報処理装置の一態様例においては、上記受信手段は、コンテンツを受信する前に、コンテンツの識別情報を情報サーバより受信し、受信手段が受信した識別情報を基に、上記コンテンツを既に受信済みであるか未受信であるかを判断する受信確認手段と、受信確認手段が未受信であると判断した場合に、情報サーバへコンテンツを要求する要求手段とを更に具備することを特徴とする。
これにより、既に同一コンテンツを受信済みであれば、無用なコンテンツの送受信処理を情報処理装置と情報サーバ間にて行わずに済むという効果を得られる。

また、本発明による情報サーバにおいては、ネットワークを介して利用者端末へコンテンツを提供する情報サーバであって、複数のコンテンツを格納するコンテンツデータベースと、利用者端末のプリケーションが提供するインタフェース画面のデザインに関する情報であるデザイン情報を利用者端末より受信する受信手段と、受信手段が受信したデザイン情報に応じたコンテンツをコンテンツデータベースより検索する検索手段と、検索手段が検索したコンテンツを利用者端末へ送信する送信手段とを具備することを特徴とする。

これにより、情報サーバは、利用者端末のアプリケーションが提供するインタフェース画面のデザインに応じたコンテンツを利用者端末へ提供することができる。例えば、上記デザインが利用者の嗜好を反映するものであれば、利用者の嗜好を反映したコンテンツを利用者端末へ提供することができる。

また、本発明による情報サーバの一態様例においては、上記デザイン情報が利用者の嗜好を示唆または特定する嗜好情報を含む場合に、検索手段は、デザイン情報に含まれる利用者の嗜好情報に関連するコンテンツをコンテンツデータベースより検索することを特徴とする。
これにより、情報サーバは、上記デザイン情報に含まれる嗜好情報に応じて利用者の嗜好を反映したコンテンツを利用者端末へ提供することができる。例えば、嗜好情報として特定のキャラクタに関する情報を得た場合には、情報サーバは、そのキャラクタに関連するコンテンツを提供することで、用者の嗜好を反映したコンテンツを利用者端末へ提供することができる。

また、本発明による情報サーバの一態様例においては、上記コンテンツは、利用者端末におけるアプリケーション以外のアプリケーションを起動するコンテンツ、嗜好情報に関連する情報を提供するネットワーク上の場所へ誘導するコンテンツ、利用者に対して双方向性を有するインタフェースを提供するコンテンツのいずれかであることを特徴とする。
これにより、情報サーバは、デザイン情報に応じた種々のコンテンツを利用者端末へ提供することができる。

また、本発明による情報サーバの一態様例においては、上記コンテンツは、利用者端末においてデザインの一部に表示されるコンテンツであることを特徴とする。
これにより、アプリケーションのデザインを、利用者にとってより魅力的にすることができる。

また、本発明による情報処理システムにおいては、利用者端末と、ネットワークを介して利用者端末へコンテンツを提供する情報サーバとを備える情報処理システムであって、利用者端末は、アプリケーションが提供するインタフェース画面を表示する表示手段と、表示手段が表示中のインタフェース画面のデザインを管理する管理手段と、管理手段が管理中のデザインに関する情報であるデザイン情報を情報サーバへ送信する送信手段とを具備し、情報サーバは、複数のコンテンツを格納するコンテンツデータベースと、利用者端末よりデザイン情報を受信する受信手段と、受信手段が受信したデザイン情報に応じたコンテンツをコンテンツデータベースより検索する検索手段と、検索手段が検索したコンテンツを利用者端末へ送信する送信手段とを具備することを特徴とする。

これにより、利用者端末のアプリケーションが提供するインタフェース画面のデザインに応じたコンテンツを情報サーバから利用者端末へ提供することができる。例えば、上記デザインが利用者の嗜好を反映するものであれば、利用者の嗜好を反映したコンテンツを利用者端末へ提供することができる。

また、本発明による情報処理方法においては、コンテンツを提供する情報サーバへネットワークを介して接続可能な情報処理装置を用いた情報処理方法であって、アプリケーションが提供するインタフェース画面を表示する表示ステップと、表示ステップで表示したインタフェース画面のデザインを管理する管理ステップと、管理ステップで管理中のデザインに関する情報であるデザイン情報を情報サーバへ送信する送信ステップとを有することを特徴とする。

また、本発明による情報処理方法においては、ネットワークを介して利用者端末へコンテンツを提供する情報サーバを用いた情報処理方法であって、利用者端末より、アプリケーションが提供するインタフェース画面のデザインに関する情報であるデザイン情報を受信する受信ステップと、複数のコンテンツを格納するコンテンツデータベースより受信ステップで受信したデザイン情報に応じたコンテンツを検索する検索ステップと、検索ステップで検索したコンテンツを利用者端末へ送信する送信ステップとを有することを特徴とする。

また、本発明によるプログラムは、コンテンツを提供する情報サーバへネットワークを介して接続可能な情報処理装置用のプログラムであって、アプリケーションが提供するインタフェース画面を表示する表示ステップと、表示ステップで表示したインタフェース画面のデザインを管理する管理ステップと、管理ステップで管理中のデザインに関する情報であるデザイン情報を情報サーバへ送信する送信ステップとをコンピュータに実行させるためのプログラムである。

また、本発明によるプログラムは、ネットワークを介して利用者端末へコンテンツを提供する情報サーバ用のプログラムであって、利用者端末より、アプリケーションが提供するインタフェース画面のデザインに関する情報であるデザイン情報を受信する受信ステップと、複数のコンテンツを格納するコンテンツデータベースより受信ステップで受信したデザイン情報に応じたコンテンツを検索する検索ステップと、検索ステップで検索したコンテンツを利用者端末へ送信する送信ステップとをコンピュータに実行させるためのプログラムである。

本発明の情報処理装置、情報サーバ、情報処理システム、情報処理方法およびそのプログラムは、利用者の情報処理装置（利用者端末）において利用中のアプリケーションのスキンに応じたサービス（コンテンツ）を提供することができる。

以下、図面を用いて本発明の実施形態について説明する。
まず、本発明の一実施形態として電子メールの送受信を行うアプリケーションソフトウェア（以下、メールソフトとする）を利用可能な利用者端末と、その利用者端末とネットワークを介して種々の情報を提供する情報サーバとから構成される情報処理システムについて説明する。本実施形態の情報処理システムでは、利用者端末でメールソフトのインタフェースデザイン（スキン）を好みのものに変更することができ、そのスキンに応じた情報を情報サーバが利用者端末に配信することができる。図１は、本発明の一実施形態である利用者端末及び情報サーバから構成される情報処理システムのシステム構成及び利用者端末のソフトウェア構成例を示す図である。

図１において、１０は、利用者端末であり、利用者が利用するネットワーク２０に接続可能なコンピュータ端末である。また、利用者端末１０のソフトウェア構成は、オペレーティングシステム（ＯＳ）１１上で、メールソフトであるアプリケーション１３（以下、メールソフト１３とする）が動作する構成である。また、ＯＳのスキン１２は、ＯＳ１１が提供するＧＵＩ（Ｇｒａｐｈｉｃａｌ Ｕｓｅｒ Ｉｎｔｅｒｆａｃｅ）のインタフェースデザイン（例えばウィンドウの枠のデザインや枠内のデザイン）を管理する。同様に、アプリケーションのスキン１４は、メールソフト１３の背景画像などのインタフェースデザイン（スキン）を管理する。

尚、本実施形態の特徴となる処理を行うソフトウェアは、アプリケーションのスキン１４である。特徴となる処理とは、アプリケーションのスキン１４は、メールソフト１３の起動時にメールソフト１３のスキンの設定に関する情報を後述する情報サーバ１５へ送信する処理であり、詳細は後述する。

１５は、情報サーバであり、ネットワーク２０を介して、利用者端末１０に種々の情報を提供する。本実施形態の情報サーバ１５は、利用者端末１０から、利用者端末１０で利用中のメールソフト１３のスキンに関する情報（デザイン情報）を受信して、そのスキンに応じた情報（コンテンツ）を利用者端末１０に返信する機能を有する。その機能の詳細については後述する。ネットワーク２０は、例えばインターネットなどの通信網である。１６は、映像サーバであり、ネットワーク２０を介してリアルタイムの映像コンテンツを配信するサーバである。

尚、図１に示したシステム構成は、一例であり、利用者端末が複数あってもよく、ネットワーク２０も無線通信網や専用線などを利用してもよく、情報サーバ１５も複数のサーバから構成されていてもよい。また、利用者端末１０のソフトウェア構成も、これに限定されるものではなく、あるソフトウェアが有する機能の一部または全部を他のソフトウェアが有する構成であってもよい。

次に、図１に示した利用者端末１０及び情報サーバ１５のハードウェア構成について説明する。図２は、図１に示した利用者端末１０及び情報サーバ１５のハードウェア構成例を示す図である。
図２において、ＣＰＵ１０１は、システムバス２０２に接続される各デバイスやコントローラを統括的に制御する中央演算装置である。また、ＲＯＭ１０３あるいは後述する記憶部１０５には、ＣＰＵ１０１の制御プログラムであるＢＩＯＳ（Ｂａｓｉｃ Ｉｎｐｕｔ／Ｏｕｔｐｕｔ Ｓｙｓｔｅｍ）や図１に示したＯＳ１１のプログラムや、利用者端末１０又は情報サーバ１５の有する機能を実現するために必要な各種プログラム等が記憶されている。ＲＡＭ１０４は、ＣＰＵ１０１の主メモリ、ワークエリア等として機能する。ＣＰＵ１０１は、処理の実行に際して必要なプログラム等をＲＡＭ１０４にロードして、プログラムを実行することで各種動作を実現する。

また、記憶部１０５は、ブートプログラム、各種のアプリケーション（図１のアプリケーション１３やアプリケーションのスキン１４を含む）、フォントデータ、ユーザファイル、編集ファイル、各種データ等を記憶するハードディスク（ＨＤ）やフレキシブルディスク（ＦＤ）等のコンピュータ読み取り可能な記録媒体である。入力部１０６は、キーボードやマウス等のポインティングデバイスであり、利用者からの入力を受け付ける。表示部１０７は、ＣＲＴ（Ｃａｔｈｏｄｅ Ｒａｙ Ｔｕｂｅ）や液晶ディスプレイ等の表示装置であり、種々の情報を表示する。

ＮＩＣ（ネットワーク インタフェース コントローラ）１０８は、ネットワーク２０を介して、外部機器と接続・通信するものであり、ネットワーク２０での通信制御処理を実行する。例えば、ＴＣＰ／ＩＰを用いたインターネット通信等が可能である。スピーカ１０９は、利用者の操作に応じて操作音や警告音またはアプリケーションにより再生された音声や音楽を発音する。
尚、本実施形態の情報サーバ１５は、必ずしも入力部１０６や表示部１０７を備える必要はない。また、本実施形態の利用者端末１０及び情報サーバ１５のハードウェア構成は、図２に示すハードウェア構成に限定されるものではなく、後述する図３の各機能を実現可能な構成であればよい。

次に、図１に示した利用者端末１０及び情報サーバ１５から構成される情報処理システムの機能構成について説明する。図３は、図１に示した利用者端末１０及び情報サーバ１５から構成される情報処理システムの機能構成例を示す図である。

まず、図３に示す利用者端末１０の機能構成から説明する。
３１は、制御部であり、利用者端末１０内のデータの流れを制御したり、各処理部の動作を制御したりする。また、制御部３１の機能は、例えば図２のＣＰＵが図１のＯＳ１１を実行することで実現される。３２は、送受信処理部であり、ネットワーク２０を介して情報サーバ１５と通信を行う。送受信処理部３２の機能は、例えば図２のＮＩＣ１０８をＣＰＵ１０１が制御することで実現される。

３３は、メールソフト処理部であり、メールソフトの起動処理や終了処理、メールソフトを利用した電子メールの送受信処理などメールソフトに関する処理を行う。このメールソフト処理部３３の機能は、例えば図２に示すＣＰＵ１０１が図１に示すメールソフト１３を実行することで実現される。具体的には、メールソフト処理部３３は、図４に示すインタフェース画面６０を表示部１０７に表示させる。図４は、本実施形態のメールソフト処理部３３が表示するインタフェース画面例を示す図である。図４に示すように、本実施形態におけるメールソフトのインタフェース画面６０は、利用者の嗜好を反映したスキンが設定されている。

ここで、図４に示したインタフェース画面６０について説明する。
図４において、点線で囲んだエリア６１には、例えば利用者が好きなキャラクタＡが表示されるエリアである。また、方形のエリア６２は、例えば、キャラクタＡに関する情報（文字、静止画像、動画像、音声またはそれらの組合せ等のコンテンツ）が表示されるエリアである。背景画像表示エリア６３は、例えば、キャラクタＡに関連する画像を表示するエリアである。以上に示した、エリア６１に表示するキャラクタＡや、エリア６２に表示する情報、及び背景画像表示エリア６３に表示する画像は、後述するスキン処理部３４の処理により、利用者のスキンの設定に応じて変更することができる。すなわち、利用者は、自身の好みに応じたキャラクタや画像をエリア６１、６２や背景画像表示エリア６３に表示することができる。

フォルダエリア６４は、受信したメールを格納する受信ボックスや、送信済みのメールを格納する送信ボックスなどのメールのフォルダを表示するエリアである。主要連絡先エリア６５は、利用者が登録した連絡先（電子メールアドレス）の一覧を表示するエリアである。メール情報表示エリア６６は、フォルダエリア６４において選択中のフォルダ（図３では受信ボックス）内に格納されているメールに関する情報（送信者、件名、受信日時など）の一覧を表示するエリアである。尚、メール情報表示エリア６６においていずれかのメールを選択すると、上述した背景画像表示エリア６３の画像上に、メールの内容（例えば文章）が表示される。

次に、図３の説明に戻り、３４は、スキン処理部であり、図４に示したメールソフトのインタフェース画面６０におけるスキンに関する処理を行う。具体的には、スキン処理部３４は、スキンの設定に応じてインタフェース画面６０におけるエリア６１にキャラクタＡを表示したり、エリア６２にキャラクタＡに関する情報を表示したり、背景画像表示エリア６３にキャラクタＡに関連する画像を表示したりする。特に、本実施形態におけるスキン処理部３４は、エリア６２に表示するキャラクタＡに関する情報（コンテンツ）として、情報サーバ１５より受信した情報（コンテンツ）を用いる。この情報サーバ１５より受信する情報（コンテンツ）は、利用者端末１０において利用中のスキン情報（例えば、キャラクタＡのスキンを利用していることを示す情報）に応じた情報（コンテンツ）であり、キャラクタＡに関する最新情報を利用者に効果的に伝えるコンテンツなどである。

また、スキン処理部３４は、音声処理の機能も有し、メールソフトに対する利用者の操作に応じて効果音やキャラクタＡに関連する音（音声や音楽）をスピーカ１０９から発音させることができる。例えば、エリア６２に表示するキャラクタＡに関する情報（コンテンツ）であって、情報サーバ１５より受信する情報（コンテンツ）に、音声情報を含めてもよい。これにより、利用者がエリア６２に対してなんらかの操作を行うと、その音声情報が再生され、スピーカ１０９から発音される。尚、情報サーバ１５より受信する情報（コンテンツ）及び、受信方法の詳細については後述する。

３５は、スキン情報送信処理部であり、プリファレンス（スキン情報を含む）を取得して、情報サーバ１５へ送信する処理を行う。本実施形態におけるプリファレンスは、利用中のスキンの種類を特定するスキン特定情報と、利用者の年齢及び性別に関する情報を含む情報である。ここで、スキン特定情報とは、例えば、エリア６１にキャラクタＡを表示し、かつ、背景画像表示エリア６３にキャラクタＡに関連する車の画像を表示するスキンを特定する情報である。また、本実施形態におけるスキン情報送信処理部３５は、プリファレンスに利用者の性別及び年齢を特定する情報を更に含めて情報サーバ１５へ送信するため、利用者の性別及び年齢を特定する情報を保持または参照する機能を有している。

３６は、取得確認処理部であり、情報サーバ１５よりエリア６２に表示する最新の情報を既に受信済みであるか否かを判断する処理を行う。本実施形態では、ソフトメール起動時に上述したプリファレンスが情報サーバ１５に送信されると、情報サーバ１５は、受信したプリファレンスに応じたエリア６２に表示する最新の情報（コンテンツ）の概要を示す概要情報を利用者端末１０へ返信する。これにより、利用者端末１０は、この概要情報を受信して、取得確認処理部３６は、この概要情報を基に、情報サーバ１５よりエリア６２に表示する最新の情報（コンテンツ）を既に受信済みであるか否かを判断する。このような処理を行うことで、プリファレンスを受信時に情報サーバ１５がプリファレンスに応じた最新の情報（コンテンツ）を返信する場合と比べて、既に利用者端末が最新の情報（コンテンツ）を取得済みであれば、無駄な送信処理を行うことを防ぐことができる。特にエリア６２に表示する最新の情報（コンテンツ）が、動画像データなどファイル容量の大きいデータである場合には、通信トラフィックの軽減などの効果が得られる。

３７は、情報要求処理部であり、取得確認処理部３６が、エリア６２に表示する最新の情報（コンテンツ）を未取得であると判断した場合に、情報サーバ１５へ当該最新の情報（コンテンツ）を要求する処理を行う。尚、上述したスキン処理部３４、スキン情報送信処理部３５、取得確認処理部３６及び情報要求処理部３７の機能は、例えば図２に示したＣＰＵ１０１が図１に示したアプリケーションのスキン１４を実行することで実現する。

次に、図３に示す情報サーバ１５の機能構成について説明する。
４１は、制御部であり、情報サーバ１５内のデータの流れを制御したり、各処理部の動作を制御したりする。制御部４１の機能は、例えば、図２のＣＰＵ１０１がＯＳプログラムを実行することで実現する。４６は、送受信処理部であり、ネットワーク２０を介して利用者端末１０と通信を行う。送受信処理部４２の機能は、例えば図２のＮＩＣ１０８をＣＰＵ１０１が制御することで実現される。４２は、コンテンツデータベースであり、送受信処理部４６が利用者端末１０から受信したプリファレンス（スキン情報を含む）に応じて、図４の背景画像表示エリア６３に表示するための種々の情報（以下、コンテンツとする）を格納する。また、コンテンツデータベース４２は、コンテンツの概要を示す概要情報（識別情報）をコンテンツと関連付けて格納している。尚、情報サーバ１５は、コンテンツデータベース４２内に格納するコンテンツを常時最新の内容となるよう更新しているとする。

４３は、コンテンツ検索部であり、送受信処理部４６が利用者端末１０から受信したプリファレンス（スキン情報を含む）を基に、コンテンツデータベース４２から図４の背景画像表示エリア６３に表示するためのコンテンツ（以下、提供コンテンツとする）を検索する。本実施形態のプリファレンスには、スキン特定情報、利用者の性別及び年齢を特定する情報が含まれているので、コンテンツ検索部４３は、それらの情報を基に利用者の嗜好に応じた提供コンテンツの検索を行う。本実施形態の例では、コンテンツ検索部４３は、スキン特定情報により利用者端末１０でメールソフトに利用されているのはキャラクタＡのスキンであることを特定することができ、キャラクタＡに関するコンテンツであって利用者の性別、年齢を考慮したコンテンツ（以下、コンテンツＡとする）を提供コンテンツとしてコンテンツデータベース４２から検索する。

４４は、概要送信処理部であり、コンテンツ検索部４３が検索した提供コンテンツの概要情報をコンテンツデータベース４２より取得して、プリファレンスの送信元である利用者端末１０へ送受信処理部４６を介して送信する。これにより、利用者端末１０の取得確認処理部３６は、受信した提供コンテンツの概要情報を基に、当該提供コンテンツを既に受信済みであるか否かを確認することができる。

４５は、コンテンツ送信処理部であり、利用者端末１０からのコンテンツの送信要求に応じて、コンテンツ検索部４３が検索した提供コンテンツを利用者端末１０へ送信する。具体的には、利用者端末１０の情報要求処理部３７がエリア６２に表示する最新のコンテンツを情報サーバ１５へ要求することにより、情報サーバ１５のコンテンツ送信処理部４５は、コンテンツ検索部４３が検索した提供コンテンツであるキャラクタＡに関する最新のコンテンツＡを利用者端末１０へ送信する。

以上に示した構成により、本実施形態における利用者端末１０は、メールソフト起動時にメールソフトのスキン特定情報を含むプリファレンスを情報サーバ１５へ送信することで、情報サーバ１５からスキン特定情報に応じたエリア６２に表示するための最新コンテンツを得て、エリア６２に表示することができる。これにより、本実施形態の利用者は、エリア６２に表示される、自分の好みのキャラクタＡに関する最新のコンテンツＡを見る（または視聴する）ことができる。

次に、図１に示した情報処理システムにおけるメールソフト起動時の処理について説明する。
図５−１および図５−２は、図１に示した情報処理システムにおけるメールソフト起動時の処理を示すフローチャートである。図５−１は、利用者端末１０におけるメールソフトの起動時の処理フローであり、図５−２は、情報サーバ１５における利用者端末１０からの要求に応じた処理フローを示している。

以下、図５−１および図５−２のフローチャートに従って説明する。
まず、図５−１のステップＳ１に示すように、メールソフト処理部３３がメールソフトを起動すると、利用者端末１０は、ネットワーク２０に接続可能であるか否かを判断する。ここで、接続不可能であればステップＳ９へ移行し、接続可能であればステップＳ２へ移行する。尚、メールソフト処理部３３がメールソフトを起動する処理に応じて、スキン処理部３４は、メールソフトのインタフェース画面６０におけるスキンに関する処理を行う。

次に、ステップＳ２おいて、利用者端末１０は、情報サーバ１５へ接続要求を送信する。これにより、図５−２のステップＳ２１において、情報サーバ１５は、利用者端末１０からの接続要求を受信して、接続確認の情報を利用者端末１０へ返信する。以上の処理により、利用者端末１０と情報サーバ１５の間において接続状態となる。

次に、図５−１に示すようにステップＳ３において、利用者端末１０は、情報サーバ１５と接続できたか否かを判断する。ここで、接続できていなければステップＳ９に移行し、接続できていればステップＳ４へ移行する。次に、ステップＳ４において、スキン情報送信処理部３５は、メールソフトに設定されているスキンに関する情報や利用者に関する情報を取得して、それらの情報を含むプリファレンスを情報サーバ１５へ送信する。

これにより、図５−２のステップＳ２２において、情報サーバ１５の送受信処理部４６は、利用者端末１０からプリファレンスを受信する。次に、ステップＳ２３において、情報サーバ１５のコンテンツ検索部４３は、受信したプリファレンスに応じた最新のコンテンツをコンテンツデータベース４２より検索し、概要送信処理部４４は、コンテンツ検索部４３の検索した最新のコンテンツの概要情報をコンテンツデータベース４２より参照して、利用者端末１０へ送信する。

これにより、図５−１のステップＳ５において、利用者端末１０の送受信処理部３２は、情報サーバ１５よりプリファレンスに応じた最新のコンテンツの概要情報を受信する。次に、ステップＳ６において、取得確認処理部３６は、受信した最新コンテンツの概要情報を基に、現在使用中のコンテンツを更新する必要の有無を確認する。すなわち、取得確認処理部３６は、受信した概要情報で特定される最新コンテンツを既に使用中であれば更新の必要無しと判断し、受信した概要情報で特定される最新コンテンツと使用中のコンテンツが異なるものであれば更新の必要有りと判断する。

ステップＳ６において、取得確認処理部３６が更新の必要無しと判断した場合にはステップＳ９に移行し、更新の必要有りと判断した場合にはステップＳ７に移行する。ステップＳ７において、情報要求処理部３７は、情報サーバ１５へエリア６２に表示する最新の情報（コンテンツ）を要求する処理を行う。

これにより、図５−２のステップＳ２４に示すように、情報サーバ１５の送受信処理部４６は、利用者端末１０より最新のコンテンツの送信要求を受信する。次に、ステップＳ２５において、コンテンツ送信処理部４５は、受信した送信要求に応じてコンテンツデータベース４２より最新のコンテンツを読み出して、利用者端末１０へ送信する（利用者端末１０にダウンロードさせる）。具体的には、コンテンツ送信処理部４５は、受信した送信要求に応じてコンテンツデータベース４２よりキャラクタＡに関する最新情報であるコンテンツＡを読み出して、利用者端末１０へ送信する。

これにより、図５−１のステップＳ８において、利用者端末１０の送受信処理部３２は、情報サーバ１５から最新のコンテンツを受信する。また、スキン処理部３４は、受信した最新のコンテンツをエリア６２に表示する情報として設定して、ステップＳ１２へ移行する。具体的には、キャラクタＡに応じた最新のコンテンツＡを受信した場合には、スキン処理部３４は、受信したコンテンツＡをエリア６２に表示する情報として設定する。

また、ステップＳ９において、スキン処理部３４は、キャッシュ上に、エリア６２に表示するコンテンツの有無を判断する。ここで、キャッシュとは、メールソフト処理部３３が、メールソフトにおける種々の処理を行う際に過去に処理したデータやファイルを記憶する機構である。このキャッシュは、例えば図２の記憶部１０５など不揮発性のメモリを利用して実現する。

ステップＳ９において、キャッシュ上にコンテンツが無いと判断した場合には、ステップＳ１０に進み、スキン処理部３４は、予め定められたコンテンツ（デフォルトのコンテンツ）をエリア６２に表示する情報として設定し、ステップＳ１２へ移行する。また、キャッシュ上にコンテンツが有ると判断した場合には、ステップＳ１１に進み、スキン処理部３４は、キャッシュ上に有るコンテンツをエリア６２に表示する情報として設定し、ステップＳ１２へ移行する。

ステップＳ１２おいて、メールソフト処理部３３は、図４に示すインタフェース画面６０を表示部１０７に表示する。この際、スキン処理部３４は、インタフェース画面６０において、エリア６１や背景画像表示エリア６３には設定に応じた画像を表示し、エリア６２には上述したステップＳ８、Ｓ１０又はＳ１１の処理により設定されたエリア６２用のコンテンツを表示する。具体的には、ステップＳ８でキャラクタＡに応じたコンテンツＡを情報サーバ１５から受信していた場合には、ステップＳ１２において、キャラクタＡに関する最新情報を示すコンテンツＡがエリア６２に表示される。

以上に示す処理により、本実施形態における利用者端末１０は、メールソフトに対して利用者が設定したスキンに応じたコンテンツを、エリア６２に表示することができる。例えば、利用者がキャラクタＡのスキンを設定していた場合には、キャラクタＡに応じたコンテンツＡをエリア６２に表示することができる。すなわち、利用者がメールソフトにおいて利用中のスキンに応じたサービス（コンテンツ）を提供することができる。

また、本実施形態の利用者端末１０においては、図１に示したように、アプリケーションのスキン１４が、アプリケーション１３と独立したソフトウェア構成であるので、アプリケーション１３とは別に、アプリケーションのスキン１４のみを更新／管理することが可能である。例えば、アプリケーションのスキン１４の修正／追加機能プログラムや、アプリケーションのスキン１４のバージョンアッププログラムなどを情報サーバ１５から提供することができる。

また、上述したソフトウェア構成により、エリア６２に表示するコンテンツとして、上述した文字や静止画像や動画像（音声を伴ってもよい）以外にも、種々のコンテンツを情報サーバ１５から提供することが可能である。以下、エリア６２に表示するコンテンツについて種々の具体例を挙げて説明する。
［具体例１：対話型コンテンツ］
例えば、エリア６２に表示するコンテンツとして、利用者の操作に応じて利用者へ文字の入力等を促したり、利用者に閲覧してもらいたいＷｅｂサイトに誘導したりするコンテンツが考えられる。すなわち、利用者と対話型のコンテンツをエリア６２に表示することで、より利用者の嗜好を把握することができる。具体的には、利用者がエリア６２をクリックすることで、キャラクタＡに関するアンケートの記入を促す記入画面を立ち上げるコンテンツや、キャラクタＡに関する商品を販売するＷｅｂサイトへ利用者を誘導するコンテンツなどが好適である。

また、エリア６２に対話型のコンテンツを表示する際には、利用者が入力した情報の漏洩を防ぐため、セキュリティを確保する必要がある。この場合も、上述したように情報サーバ１５からコンテンツを提供することができるので、コンテンツが利用者に要求する情報の秘匿性に応じて種々のセキュリティ処理を選択することができる。すなわち、対話型のコンテンツに予め特定のセキュリティ通信を行う機能を持たせることができる。

［具体例２：他のアプリケーション起動型コンテンツ］
例えば、エリア６２に表示するコンテンツとして、利用者端末１０がインストール済みの他のアプリケーションを起動可能なコンテンツが考えられる。具体的には、利用者がエリア６２をクリックすることで、動画像を再生可能なアプリケーションを起動して、キャラクタＡのアニメーションが再生されるコンテンツなどである。

［具体例３：リアルタイム映像コンテンツ］
例えば、エリア６２に表示するコンテンツとして、リアルタイムでネットワーク２０上に配信されている映像コンテンツが考えられる。具体的には、利用者がエリア６２をクリックすることで、利用者端末１０は、リアルタイムの映像コンテンツを提供する図１に示す映像サーバ１６よりキャラクタＡに関する映像データを受信するためのプログラムを起動して、映像サーバ１６より受信した映像データを表示するコンテンツである。尚、リアルタイム処理されるコンテンツとしては、映像コンテンツに限定されるものではなく、リアルタイムな音声を再生する音声コンテンツや、リアルタイムなデータの動きを示すグラフコンテンツなどでもよい。また、上述した映像コンテンツは、利用者端末１０が直接映像サーバ１６から受信したが、この限りではなく、情報サーバ１５を中継して受信してもよい。

以上に示すように、エリア６２に表示するコンテンツは種々のコンテンツを用いて好適であり、プログラムや再生可能なデータ（圧縮データや暗号化データを含む）などであってもよい。

尚、図２に示す各機能は、本実施形態の特徴となる処理に関連する機能を示すものであり、情報サーバ１５及び利用者端末１０は、一般的なコンピュータ端末が備える種々の他の機能を有してもよい。また、上述した実施形態においては、プリファレンスとして、スキン特定情報と、利用者の年齢及び性別に関する利用者情報とを利用したが、これに限定されるものではなく、スキンを設定した日付や、スキンの更新頻度などスキンに関する常用と、利用者の住所、利用者の趣味、利用者の嗜好などの利用者情報とのいずれかの組合せをプリファレンスに更に含めてもよいし、スキン特定情報のみが含まれていてもよい。例えば、スキンの更新頻度に関する情報は、利用者のスキンへの関心度の高さを示す情報ととらえることで、積極的にスキンに関連した情報を提供するか否かについて判断する際の好適な判断材料となる。

また、上述した実施形態においては、スキン特定情報とは、スキンで使用しているキャラクタやデザインを特定するものであったが、これに限定されるものではなく、スキンを区別する種々のパラメータを含む情報であってもよい。スキンを区別する種々のパラメータとは、例えばグレード別のスキンが提供されていれば、そのグレードを特定する情報であり、例えば、スキンに種々のオプションが付与されていれば、そのオプションを特定する情報などである。

また、本実施形態においては、スキン情報送信処理部３５は、メールソフトの起動時にプリファレンスの送信処理を行うが、これに限定されるものではなく、スキンの設定変更時に上記送信処理を行ったり、利用者端末１０を起動後の初回のメールソフト起動時にのみ上記送信処理を行ったりしてもよい。

また、上述したスキン情報送信処理部３５は、メールソフトのスキンに関する情報をプリファレンスとして情報サーバ１５へ送信したが、この限りではなく、スキン情報送信処理部３５が、図１に示すオペレーティングシステムのスキン１２よりＯＳスキン情報を取得して上記プリファレンスに含めて送信してもよいし、他の、アプリケーションにおけるスキン情報を取得して上記プリファレンスに含めて送信してもよい。このＯＳ・１１のスキン情報や他のアプリケーションのスキン情報を得ることにより、情報サーバ１５は、更に利用者の嗜好を的確に判断することができ、より、利用者の嗜好に応じたコンテンツを、エリア６２に表示するコンテンツとして利用者端末１０へ提供することができる。

尚、上述した実施形態においては、メールソフトのインタフェース画面６０におけるエリア６２に示す位置及び大きさで、スキン情報に応じた情報（以下、コンテンツとする）を表示したが、このコンテンツを表示する位置や大きさや数は、これに限定されるものではなく、インタフェース画面６０の任意の位置に任意の形状で一つまたは複数のコンテンツを配置してもよく、別ウィンドウでコンテンツを表示してもよい。

また、上述した利用者端末１０及び情報サーバ１５における種々の処理機能を実現する為のプログラムをメモリ（例えば記憶部１０５）より読み出してＣＰＵ１０１が実行することによりその機能を実現させるものであったが、この限りではなく、各処理の全部または一部の機能を専用のハードウェアにより実現してもよい。
また、上述したメモリは、光磁気ディスク装置、フラッシュメモリ等の不揮発性のメモリや、ＣＤ−ＲＯＭ等の読み出しのみが可能な記録媒体、ＲＡＭ以外の揮発性のメモリ、あるいはこれらの組み合わせによるコンピュータ読み取り、書き込み可能な記録媒体より構成されてもよい。

また、上述した利用者端末１０及び情報サーバ１５において図５−１及び図５−２に示す各種処理を行う機能を実現する為のプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することにより各処理を行っても良い。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、ＯＳや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。

また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ＲＯＭ、ＣＤ−ＲＯＭ等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムが送信された場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発メモリ（ＲＡＭ）のように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。

また、上記プログラムは、このプログラムを記憶装置等に格納したコンピュータシステムから、伝送媒体を介して、あるいは、伝送媒体中の伝送波により他のコンピュータシステムに伝送されてもよい。ここで、プログラムを伝送する「伝送媒体」は、インターネット等のネットワーク（通信網）や電話回線等の通信回線（通信線）のように情報を伝送する機能を有する媒体のことをいう。
また、上記プログラムは、前述した機能の一部を実現する為のものであっても良い。さらに、前述した機能をコンピュータシステムに既に記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル（差分プログラム）であっても良い。

また、上記のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体等のプログラムプロダクトも本発明の実施形態として適用することができる。
以上、この発明の実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も含まれる。

本発明の一実施形態である利用者端末及び情報サーバから構成される情報処理システムのシステム構成及び利用者端末のソフトウェア構成例を示す図である。 図１に示した利用者端末１０及び情報サーバ１５のハードウェア構成例を示す図である。 図１に示した利用者端末１０及び情報サーバ１５から構成される情報処理システムの機能構成例を示す図である。 本実施形態のメールソフト処理部３３が表示するインタフェース画面例を示す図である。 利用者端末１０におけるメールソフトの起動時の処理フローを示す図である。 情報サーバ１５における利用者端末１０からの要求に応じた処理フローを示す図である。

符号の説明

１０ 利用者端末
１１ オペレーティングシステム
１２ オペレーティングシステムのスキン
１３ アプリケーション
１４ アプリケーションのスキン
１５ 情報サーバ
２０ ネットワーク
３２ 送受信処理部
３３ メールソフト処理部
３４ スキン処理部
３５ スキン情報送信処理部
３６ 取得確認処理部
３７ 情報要求処理部
４２ コンテンツデータベース
４３ コンテンツ検索部
４４ 概要送信処理部
４５ コンテンツ送信処理部
４６ 送受信処理部
１０１ ＣＰＵ
１０３ ＲＡＭ
１０４ ＲＯＭ
１０５ 記憶部
１０７ 表示部

Claims (15)

1. コンテンツを提供する情報サーバへネットワークを介して接続可能な情報処理装置であって、
   アプリケーションが提供するインタフェース画面を表示する表示手段と、
   前記表示手段が表示中の前記インタフェース画面のデザインを管理する管理手段と、
   前記管理手段が管理中の前記デザインに関する情報であるデザイン情報を前記情報サーバへ送信する送信手段と
   を具備することを特徴とする情報処理装置。
2. 前記送信手段は、前記利用者に関する情報である利用者情報を前記デザイン情報と合わせて前記情報サーバへ送信することを特徴とする請求項１に記載の情報処理装置。
3. 前記送信手段は、前記アプリケーション以外のアプリケーションの背景デザインまたはオペレーティングシステムの背景デザインに関する情報を前記デザイン情報に含めて前記情報サーバへ送信することを特徴とする請求項１または２に記載の情報処理装置。
4. 前記送信手段が送信した前記デザイン情報に応じたコンテンツを前記情報サーバより受信する受信手段を更に具備し、
   前記管理手段は、前記デザインの一部に前記受信手段が受信した前記コンテンツを表示すること
   を特徴とする請求項１〜３のいずれか１項に記載の情報処理装置。
5. 前記アプリケーションの処理及び前記管理手段の処理を、コンピュータが各処理を実現するためのプログラムを実行することで実現している場合に、
   前記アプリケーションの処理を行うプログラムと当該アプリケーションにおける前記デザインを管理するプログラムとが独立していること
   を特徴とする請求項１〜４のいずれか１項に記載の情報処理装置。
6. 前記受信手段は、前記コンテンツを受信する前に、前記コンテンツの識別情報を前記情報サーバより受信し、
   前記受信手段が受信した前記識別情報を基に、前記コンテンツを既に受信済みであるか未受信であるかを判断する受信確認手段と、
   前記受信確認手段が未受信であると判断した場合に、前記情報サーバへ前記コンテンツを要求する要求手段と
   を更に具備すること
   を特徴とする請求項４または５に記載の情報処理装置。
7. ネットワークを介して利用者端末へコンテンツを提供する情報サーバであって、
   複数のコンテンツを格納するコンテンツデータベースと、
   前記利用者端末のアプリケーションが提供するインタフェース画面のデザインに関する情報であるデザイン情報を前記利用者端末より受信する受信手段と、
   前記受信手段が受信した前記デザイン情報に応じたコンテンツを前記コンテンツデータベースより検索する検索手段と、
   前記検索手段が検索したコンテンツを前記利用者端末へ送信する送信手段と
   を具備することを特徴とする情報サーバ。
8. 前記デザイン情報が利用者の嗜好を示唆または特定する嗜好情報を含む場合に、前記検索手段は、前記デザイン情報に含まれる利用者の嗜好情報に関連するコンテンツを前記コンテンツデータベースより検索することを特徴とする請求項７に記載の情報サーバ。
9. 前記コンテンツは、前記利用者端末における前記アプリケーション以外のアプリケーションを起動するコンテンツ、前記嗜好情報に関連する情報を提供する前記ネットワーク上の場所へ誘導するコンテンツ、前記利用者に対して双方向性を有するインタフェースを提供するコンテンツのいずれかであることを特徴とする請求項７または８に記載の情報サーバ。
10. 前記コンテンツは、前記利用者端末において前記デザインの一部に表示されるコンテンツであることを特徴とする請求項７〜９のいずれか１項に記載の情報サーバ。
11. 利用者端末と、ネットワークを介して前記利用者端末へコンテンツを提供する情報サーバとを備える情報処理システムであって、
    前記利用者端末は、
    アプリケーションが提供するインタフェース画面を表示する表示手段と、
    前記表示手段が表示中の前記インタフェース画面のデザインを管理する管理手段と、
    前記管理手段が管理中の前記デザインに関する情報であるデザイン情報を前記情報サーバへ送信する送信手段と
    を具備し、
    前記情報サーバは、
    複数のコンテンツを格納するコンテンツデータベースと、
    前記利用者端末より前記デザイン情報を受信する受信手段と、
    前記受信手段が受信した前記デザイン情報に応じたコンテンツを前記コンテンツデータベースより検索する検索手段と、
    前記検索手段が検索したコンテンツを前記利用者端末へ送信する送信手段と
    を具備すること
    を特徴とする情報処理システム。
12. コンテンツを提供する情報サーバへネットワークを介して接続可能な情報処理装置を用いた情報処理方法であって、
    アプリケーションが提供するインタフェース画面を表示する表示ステップと、
    前記表示ステップで表示した前記インタフェース画面のデザインを管理する管理ステップと、
    前記管理ステップで管理中の前記デザインに関する情報であるデザイン情報を前記情報サーバへ送信する送信ステップと
    を有することを特徴とする情報処理方法。
13. ネットワークを介して利用者端末へコンテンツを提供する情報サーバを用いた情報処理方法であって、
    前記利用者端末より、アプリケーションが提供するインタフェース画面のデザインに関する情報であるデザイン情報を受信する受信ステップと、
    複数のコンテンツを格納するコンテンツデータベースより前記受信ステップで受信した前記デザイン情報に応じたコンテンツを検索する検索ステップと、
    前記検索ステップで検索したコンテンツを前記利用者端末へ送信する送信ステップと
    を有することを特徴とする情報処理方法。
14. コンテンツを提供する情報サーバへネットワークを介して接続可能な情報処理装置用のプログラムであって、
    アプリケーションが提供するインタフェース画面を表示する表示ステップと、
    前記表示ステップで表示した前記インタフェース画面のデザインを管理する管理ステップと、
    前記管理ステップで管理中の前記デザインに関する情報であるデザイン情報を前記情報サーバへ送信する送信ステップと
    をコンピュータに実行させるためのプログラム。
15. ネットワークを介して利用者端末へコンテンツを提供する情報サーバ用のプログラムであって、
    前記利用者端末より、アプリケーションが提供するインタフェース画面のデザインに関する情報であるデザイン情報を受信する受信ステップと、
    複数のコンテンツを格納するコンテンツデータベースより前記受信ステップで受信した前記デザイン情報に応じたコンテンツを検索する検索ステップと、
    前記検索ステップで検索したコンテンツを前記利用者端末へ送信する送信ステップと
    をコンピュータに実行させるためのプログラム。

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