JP2005274781A - 液晶表示装置 - Google Patents

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勝彦 若目田
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Abstract

【課題】 バックライト利用した種々の用途での周辺照明の要求に簡素な構成にて応え得る液晶表示装置を提供する。
【解決手段】 液晶パネル3と、この液晶パネル3を背面に対向配置された導光板40を介して照明するバックライト4と、これらを収容するパネルハウジング20とを備える液晶表示装置2において、光源管42及びリフレクタ43を備え、リフレクタ43に開設された光出射口44にレンズ45を装着してバックライト4の光源ユニット41を構成し、この光源ユニット41をパネルハウジング20の外部からの操作により導光板40の端縁に沿う軸回りに回転させて、光出射口44を導光板40に向けた液晶照射位置と、光出射口44をパネルハウジング20に開設された導光口24,25に向けた外部照射位置とを実現する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、液晶パネルに光照射するためのバックライトが、該液晶パネルの背面に対向配置された導光板の一端縁に沿って配された光源ユニットを備える液晶表示装置に関し、更に詳しくは、前記光源ユニットからの出射光を周辺照明のために利用可能に構成された液晶表示装置に関する。
透過型、又は半透過型の液晶パネルに画像表示を行わせる液晶表示装置は、ビデオカメラ、ディジタルスチルカメラ等の撮像機器用のモニタ表示装置、ノートパソコン、携帯電話、PDA(Personal Digital Assistant)等のモバイル機器用の情報表示装置として広く用いられている。
この種の液晶表示装置においては、表示画像の視認を可能とするために液晶パネルを背面から照明するバックライトが必要であり、撮像機器、モバイル機器に使用される比較的小さい(20インチ以下)パネルサイズを有する液晶表示装置の多くには、液晶パネルの背面に対向配置された導光板と、該導光板の一端縁に沿って配された光源ユニットとを備えてなり、該光源ユニットからの出射光を導光板を経て液晶パネルに導き、該液晶パネルを照明するように構成されたバックライト、所謂、エッジライト方式のバックライトが採用されている。
一方、前述した撮像機器及びモバイル機器は、屋外を含めた種々の環境下にて使用されており、使用環境によっては周辺を照明することが要求される場合があり、このような要求に応えるべく、モニタ表示用又は情報表示用の液晶表示装置に付設されたバックライトの光源ユニットを利用することが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
この液晶表示装置は、バックライトの光源ユニットを、撮像機器において被写体を照明するビデオライトとして使用すべく構成されたものであり、液晶パネル及びバックライトを収容するハウジングの被写体側に向かう部位、即ち、液晶パネルの表示面の逆側に向かう部位に開口(導光口)を設けると共に、光源ユニットを導光板の一端縁に沿う軸回りに回転操作可能としてある。
光源ユニットは、冷陰極蛍光ランプ等の光源管と、この光源管の発光を反射して一側に開設された光出射口から出射するリフレクタとを備えており、これらを、リフレクタの光出射口が導光板の端縁に向かう第1の回転位置と、同じくハウジングに設けた導光口に向かう第2の回転位置との間にて回転操作して、第1の回転位置にあるとき、前記光源管の発光が導光板を経て液晶パネルに照射され、該液晶パネルが照明される一方、第2の回転位置にあるとき、前記光源管の発光が前記導光口に固設されたレンズを経て外部に導出され、被写体が照明される構成となっている。
特開2002−311435号公報
さて、液晶表示装置を備える各種機器における周辺照明の要求は、撮像機器における被写体の照明に限らず、例えば、液晶パネルの表示面の周辺に配された各種の操作部を視認する際の照明、表示面の表示内容に基づき使用者が印刷文書を視認する際の照明、同じく手描きメモを作成する際の照明等、多岐に亘っている。
特許文献1に開示された構成においては、出射光の方向が一方向に限定され、またこの出射光の拡がり及び明るさの変更に対応することができないため、前述した如く多岐に亘る周辺照明の要求に応えることは難しい。なお複数の方向への照明光の出射は、ハウジングの複数箇所に開口を設け、光源ユニットの回転位置をこれらの開口の夫々に一致させるべく回転させることにより実現されるが、夫々の開口にレンズが必要であり、部品点数の増加及び構成の複雑化を招来することとなり、好ましい対策ではない。
また一方、撮像機器のモニタ表示用として用いられている液晶表示装置には、撮像機器本体に対して開閉可能に取り付けられており、通常時には閉位置とし、表示画面を視認を可能とする際にのみ開位置に切換えるようにしたものがあり、この種の液晶表示装置において特許文献1に開示された構成を採用した場合、バックライトの発光を周辺照明に利用する際に、開位置への切換え操作を行った後、光源ユニットの回転操作を行うという2段階の操作が必要であり、使い勝手が悪いという問題があった。
本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、バックライト利用した種々の用途での周辺照明の要求に簡素な構成にて応え得る液晶表示装置を提供することを目的とし、また、表示画面の視認を可能とするための開操作を必要とせずに周辺照明を行わせることが可能であり、使い勝手の良好な液晶表示装置を提供することを目的とする。
本発明に係る液晶表示装置は、液晶パネルと、該液晶パネルを背面に対向配置された導光板を介して照明するバックライトと、これらを収容するハウジングとを備える液晶表示装置において、前記バックライトは、光源管、該光源管の発光を反射して一側に開設された光出射口から出射するリフレクタ、及び前記光出射口に装着されたレンズを有し、前記導光板の端縁に沿う軸回りに、該端縁に前記光出射口を向けた液晶照射位置を含む所定の回転域内にて回転可能に支持された光源ユニットを備えており、該光源ユニットを前記ハウジングの外部からの操作により回転せしめる操作手段と、前記光源ユニットの回転域に面して前記ハウジングに開設され、前記光出射口から前記レンズを通して出射される光を前記ハウジングの外部に導く導光口とを備えることを特徴とする。
本発明においては、光源管及びリフレクタを備える共に、該リフレクタの光出射口にレンズを備えてバックライト用の光源ユニットを構成し、この光源ユニットを、操作手段の操作により導光板の端縁に沿う軸回りに回転させて、前記光出射口が導光板の端縁に向かう回転位置(液晶照射位置)にあるとき、光源管の発光を導光板を経て液晶パネルに照射し、該液晶パネルを照明する一方、前記光出射口がハウジングに設けた導光口に向かう回転位置(外部照射位置)にあるとき、光源管の発光を光出射口に備えられたレンズ、及び導光口を経て外部に出射して、周辺を照明する。光源ユニットを回転させる操作手段は、例えば、光源ユニットの回転支軸に同軸に取付けられ、ハウジングの外面に一部を露出させてある操作つまみにより簡素に構成することができる。
また本発明に係る液晶表示装置は、前記光源ユニットの回転域が、前記液晶照射位置を中央とする略180°の角度範囲内に設定してあり、前記導光口は、前記回転域の両端を含む複数箇所に開設してあることを特徴とする。
この発明においては、光源ユニットを液晶照射位置の両側に各90°回転させることができ、この回転域の両端に設けた導光口からの光出射により、少なくとも、液晶パネルの表示面と同側又は逆側への周辺照明を可能とする。
また本発明に係る液晶表示装置は、前記レンズを前記光源管に接離する方向に移動させるレンズ移動手段を備えることを特徴とする。
この発明においては、レンズ移動手段の動作により光源管に対してレンズを接離させ、光出射口からの出射光の拡がり角度を変えて、狭い範囲を強く照明する用途、広い範囲を弱く照明する用途等、種々の用途での周辺照明の要求に応える。レンズ移動手段は、例えば、駆動源としてのモータと該モータの回転をレンズの移動に変換する運動変換手段を備えて構成することができる。
また本発明に係る液晶表示装置は、前記レンズが偏光レンズであることを特徴とする。
この発明においては、偏光レンズの使用により、液晶照射位置にあるとき、リフレクタによる不規則な反射光を遮断して導光板の端縁への入射光の散乱成分を抑え、液晶パネルへの均等な光照射を行わせる。
更に本発明に係る液晶表示装置は、液晶パネルと、該液晶パネルを背面に対向配置された導光板を介して照明するバックライトと、これらを収容するハウジングとを備え、該ハウジングが、前記バックライトによる照明下にて前記液晶パネルを視認可能とするための開操作可能に対象機器に取り付けてある液晶表示装置において、前記バックライトは、光源管、該光源管の発光を反射するリフレクタ、及び該リフレクタの前記導光板の側及び逆側に夫々開設された第1,第2の光出射口を備えており、前記ハウジングの開操作及び閉操作に連動し、前記第2の光出射口を、前記開操作に応じて閉止し、前記閉操作に応じて開放する開閉部材と、前記第2の光出射口に面して前記ハウジングに開設され、開放された前記第2の光出射口から出射される光を前記ハウジングの外部に導く導光口とを備えることを特徴とする。
本発明においては、バックライトのリフレクタに、導光板の側及び逆側に向かう第1,第2の光出射口を開設し、逆側に向かう第2の光出射口を液晶パネルの視認を可能とするためのハウジングの開操作に連動する開閉部材により開閉する構成とし、液晶パネルの視認が必要なハウジングの開操作時には、第2の光出射口を閉止し、光源管の発光を導光板を経て液晶パネルに導き、該液晶パネルを照明する一方、液晶パネルの視認が不要なハウジングの閉操作時には、第2の光出射口を開放し、光源管の発光をハウジングに開設された導光口を経て外部に出射し、周辺を照明する。
また本発明に係る液晶表示装置は、前記開閉部材が、前記第2の光出射口の閉止時にリフレクタの内側に向かう一面に光反射体を備えることを特徴とする。
この発明においては、リフレクタの第2の光出射口が開閉部材により閉止されたとき、該開閉部材の一面に備えられた光反射体がリフレクタの内面に一致して光源管の発光を反射し、液晶パネルの照明を補助する。
本発明に係る液晶表示装置においては、リフレクタに開設された光出射口にレンズを取り付けて光源ユニットを構成したから、光源ユニットの回転操作により、リフレクタ及び光源管と共にレンズが回転し、前記光源管の発光を前記レンズを経て種々の方向に出射させることができ、多様な周辺照明の要求に簡素な構成にて応えることが可能となる。
また、光源ユニットを液晶照射位置を中央とする180°の角度範囲内にて回転可能とし、この角度範囲の両端の2つを含む複数の導光口を開設したから、液晶パネルの表示面と同側及び逆側を含めた複数の方向への光出射が可能となり、多様な周辺照明の要求に応えることができる。
また、光出射口に取り付けたレンズを光源管に対して移動可能としたから、光出射口及び導光口を経て外部出射される照明光の拡がり角度を変更することができ、強い光を一か所に集中させる照明、弱い光を周辺に分散させる照明等、多様な周辺照明の要求に応えることが可能となる。
更に、光出射口に取り付けたレンズを偏光レンズとしたから、光源ユニットが液晶照射位置にあるとき、導光板への入射光中の散乱光が前記レンズの通過により排除され、液晶パネルの均等な照明に寄与することが可能となる。
また本発明に係る液晶表示装置においては、リフレクタに導光板の逆側に向けて開設された第2の光出射口を設け、この光出射口をハウジングの開閉操作に連動する開閉部材により開閉する構成としたから、バックライトを利用した周辺照明を液晶表示装置の視認を可能とするための操作を必要とせずに周辺照明を行わせることができ、使い勝手の向上を図ることができる。
更に、開閉部材に光反射体を備えたから、開閉部材により第2の光出射口を閉止して行われる液晶パネルの照明を、光源管の発光を有効に利用してを行わせることができる等、本発明は優れた効果を奏する。
以下本発明をその実施の形態を示す図面に基づいて詳述する。図1は、本発明に係る液晶表示装置の第1の実施の形態を示す側断面図であり、図2は、図1に示す液晶表示装置の適用例を示す図である。
図2には、ビデオカメラにおける撮像画像のモニタ表示用の表示装置としての適用例が示されており、図示のビデオカメラ1は、録画ヘッド、再生ヘッド及びテープ駆動機構を含む記録部を内蔵し、グリップを兼ねる第1ハウジング10と、レンズ群、焦点調節機構及び撮像素子を含む撮像部を内蔵する第2ハウジング11とを備えている。第1ハウジング10と第2ハウジング11とは、夫々の一面を合わせ、この合わせ面内での相対回転が可能に連結されており、第2ハウジング11の他面には、撮像画像をモニタ表示するための液晶表示装置2が、回転ヒンジ21回りでの回転により開閉可能に取り付けてある。図2には、液晶表示装置2が開放された状態が示されている。
図1に示す如く液晶表示装置2は、液晶パネル3及びバックライト4と、これらの外側を一括して覆うパネルハウジング20とを備えており、パネルハウジング20の一側に沿う回転ヒンジ21により、図中に2点鎖線により略示する第2ハウジング11に枢支されている。液晶パネル3は、パネルハウジング20の中央部に矩形に開設された表示口22から表示面を露出させ、図1及び図2に示す如く液晶表示装置2が開放されたとき、外部からの表示面の視認が可能となるように取り付けられている。
バックライト4は、表示画像の視認を可能とするために液晶パネル3を背面から照明するものであり、くさび形断面を有し、液晶パネル3の背面に対向配置された導光板40と、該導光板40の広幅となる端縁に沿って配された光源ユニット41とを備えている。図3は、図1の III−III 線による光源ユニット41の周辺の平面断面図である。
図1及び図3に示す如く光源ユニット41は、冷陰極蛍光ランプ等を用いてなる光源管42と、該光源管42の外側を囲繞するリフレクタ43とを備えている。リフレクタ43には、導光板40の端縁に対向する部位を光源管42の略全長に亘って切欠いてなる光出射口44が開設されており、該光出射口44には、レンズ45が取り付けられている。この構成により、光源管42の発光は、リフレクタ43の内面の反射により光出射口44に集光され、レンズ45を経て導光板40に入射せしめられ、この導光板40の作用により分散されて液晶パネル3の背面全体に略均等に照射される。
なお液晶パネル3の背面には、導光板40からの照射光を拡散させて、液晶パネル3全域の均等照明を補助する作用をなす拡散シート3aが貼着され、また導光板40の背面には、同側に漏れ出す光を反射して、導光板40に戻す作用をなす反射シート4aが配してある。
また、光出射口44に取り付けられたレンズ45は、偏光フィルムを間に挾んで2枚のレンズ板を一体化してなる偏光レンズとしてある。このような偏光レンズの使用により、リフレクタ43の内面により不測な方向に反射された散乱光を遮断することができ、光出射口44を経て導光板40の端縁に入射される光の方向が一定化され、所謂、ぎらつきが抑制されて液晶パネル3の全面を均等に照明することが可能となる。
以上の如く構成された第1の実施の形態の液晶表示装置2において、光源ユニット41のリフレクタ43は、光源管42の支持部材を兼ねており、図3に示す如く、長手方向の両端部に突設された支軸46,46によりパネルハウジング20内に回転自在に枢支してある。一方の支軸46の中途部には、回転操作つまみ47が同軸的に固設してあり、この回転操作つまみ47は、図2に示す如く、パネルハウジング20の該当位置に開設された窓孔23から一部を露出させてある。
この構成により、パネルハウジング20の外側から回転操作つまみ47の露出部に周方向の操作力を加えることができ、この操作力が加えられた場合、光源管42、リフレクタ43及びレンズ45を備える光源ユニット41は、リフレクタ43の支軸46,46を枢軸として、図3中に矢符にて示す如く一体に回転せしめられる。この回転は、例えば、レンズ45が装着された出射口44が導光板40の端縁に向かう図1に示す回転位置(液晶照射位置)を中央とし、略180°の角度範囲を有して設定された回転域内にて可能としてある。このような回転域の制限は、前記支軸46,46の支持部に適宜のストッパ(図示せず)を設けることにより実現される。
図4は、光源ユニット41が回転域の両端に回転せしめられた状態を示す図である。本図に示す如く、光源ユニット41が回転域の両端にまで回転せしめられたとき、リフレクタ43の出射口44は、パネルハウジング20の表裏両面に内側から対向する状態となる。パネルハウジング20には、この対向部の夫々に、出射口44と略対応する幅及び長さを有してスリット状に開口する導光口24,25が夫々設けられている。図2には、液晶パネル3の露出面側に開口する導光口24が示されており、本図に示す如く導光口24は、液晶パネル3の側縁に沿って、この側縁の略全長に亘って開設されている。
図4(a)に示す如く、光源ユニット41の回転により、光出射口44が導光口25の内側に対向せしめられた場合、光出射口44からレンズ45を経て出射される光は、導光口25を経てパネルハウジング20の外部に導出され、液晶パネル3の表示面と逆側の周辺部分が照明される。この照明は、ビデオカメラ1による被写体を照明するビデオライトとして利用することができ、また、同側において使用者が、文書を視認する際の照明、手描きメモを作成する際の照明等、単純な照明装置として利用することもできる。
また図4(b)に示す如く、光源ユニット41の回転により、光出射口44が導光口24の内側に対向せしめられた場合、光出射口44からレンズ45を経て出射される光は、導光口24を経てパネルハウジング20の外部に導出され、液晶パネル3の表示面と同側の周辺部分が照明される。この照明により、例えば、第2ハウジング11の側面、パネルハウジング20の周縁に設けられた各種の操作ボタン及び表示部の視認が容易となり、暗所での使い勝手の向上に寄与することができる。また、前述した照明装置として利用することができる。
なお光源ユニット41の回転域は、前述した180°の角度範囲以上又は以下に設定することができ、また導光口24,25は、光源ユニット41の回転域内に適宜の個数形成することができ、更には、回転域の全域に亘る開口として形成することもできる。これにより光源ユニット41からの出射光を適宜の方向への外部照明に用いることが可能となり、多岐に亘る周辺照明の要求に応えることができる。また光源ユニット41の光出射口44にレンズ45が取り付けてあるから、複数の導光口、又は回転域の全域に亘る導光口を設ける場合であっても、これらの導光口を単なる開口として形成することができ、構成の簡素化を図ることができる。
更に、第1の実施の形態の液晶表示装置2においては、光出射口44に取り付けられたレンズ45を光源管42に対して接離する方向に移動させるレンズ移動手段が備えられている。このレンズ移動手段は、図3に示す如く、リフレクタ43の両側端部の外面に固設された小型のレンズモータ50,50と、該レンズモータ50,50の出力端に一体形成され、光源管42に対して接離する方向に延設されたねじ軸51,51と、該ねじ軸51,51に螺合する移動ナット52,52とを備え、これらの移動ナット52,52のレンズ45の両端面に夫々一体に連結して構成されている。
この構成により、適宜の操作によりレンズモータ50,50が回転駆動された場合、ねじ軸51,51の回転に伴って移動ナット52,52が、各別のねじ軸51,51の軸長方向に螺進し、移動ナット52,52に連結されたレンズ45が、ねじ軸51の軸長方向、即ち、光源管42に対して接離する方向に、図中に白抜矢符にて示す如く移動せしめられる。なおレンズ移動手段は、例えば、レンズモータ50の回転をラックピニオン機構により直線運動に変換してレンズ45を移動させる構成、また、モータを用いず、電圧の印加により生じる圧電素子の変形を利用してレンズ45を移動させる構成等、他の適宜の構成にて実現することができる。
このようなレンズ移動手段の動作によりレンズ45を移動させた場合、光源管42から直接に、又はリフレクタ43により反射されてレンズ45に入射し、該レンズ45を通過して外部に出射される光の拡がり角度を変えることができる。レンズ45を光源管42から離反させた場合、光源管42の発光が小なる拡がり角度を有して外部出射され、限定された範囲を強い光にて照明することが可能となり、逆に、レンズ45を光源管42に接近させた場合、光源管42の発光が大なる拡がり角度を有して外部出射され、比較的弱い光により広い範囲を照明することが可能となり、多様な周辺照明の要求に柔軟に対応することができる。なおレンズモータ50,50は、リフレクタ43に固設されており、前述したレンズ45の移動は、光源ユニット41の回転位置の如何に拘らず実施可能である。
以上の如く第1の実施の形態に示す液晶表示装置2によれば、バックライト4の光源ユニット41の発光を、種々の方向に、拡がり角度及び強さを変えて外部出射することが可能であり、種々の目的での周辺照明に対応することができる。なお以上の実施の形態においては、ビデオカメラ1のモニタ表示装置としての適用例について説明したが、ディジタルスチルカメラ等の他の撮像機器用のモニタ表示装置、更には、モバイル機器用の情報表示装置としての適用も可能であることは言うまでもない。
図5、図6は、本発明に係る液晶表示装置の第2の実施の形態を示す側断面図である。これらの図に示す液晶表示装置は、第1の実施の形態におけると同様、液晶パネル3及びバックライト4をパネルハウジング20の内部に備え、該パネルハウジング20の一側に沿う回転ヒンジ21により、図中に2点鎖線により略示する本体機器のハウジング(第2ハウジング11)の一面に枢支されている。このように枢支された液晶表示装置2は、回転ヒンジ21回りでの略90°の角度範囲にてなされる回転により第2ハウジング11に対して開閉可能である。図5には、液晶パネル3の表示面が第2ハウジング11の一面と略直交し、外部から視認可能となる開位置に操作された状態が示され、図6には、液晶パネル3の表示面が第2ハウジング11の一面に合わされ、外部から視認不可となる閉位置に操作された状態が示されている。
なお、液晶パネル3及びバックライト4の導光板40の構成及び取り付け態様は、夫々の周辺部分を含めて図1に示す第1の実施の形態と同様であり、対応する構成部材に図1と同一の参照符号を付して詳細な説明を省略する。一方、バックライト4を構成する光源ユニット41、及びこれの周辺部分の構成は、図1に示す実施の形態と一部異なっており、以下に光源ユニット41の周辺部分の構成及び動作の説明を行う。
第1の実施の形態と同様に光源ユニット41は、光源管42と、該光源管42の外側を囲繞するリフレクタ43とを備えている。またリフレクタ43には、導光板40の端縁への対向部に、第1の実施の形態と同様に、光源管42の略全長に亘って切欠いてなる光出射口44が開設されている。
一方、リフレクタ43は、第1の実施の形態と異なり、パネルハウジング20の内部に回転不可に固定されている。またリフレクタ43には、前記光出射口44の逆側に、該光出射口44と同様に、光源管42の略全長に亘って切欠いてなる第2の光出射口48が開設されており、この光出射口48の外側には、光反射シート 49aを一面に被着してなる反射板49が全長に亘って臨ませてある。開閉部材としての反射板49は、他面に突設されたホルダアーム26により、パネルハウジング20の一側を枢支する回転ヒンジ21と同軸に設けられた支軸27に連結されており、該支軸27と共に、回転ヒンジ21と独立して回転可能としてある。また、第2の光出射口48に対向するパネルハウジング20の周壁の一部には、この光出射口48に対応する形状を有する導光口30が、透光板31により全面を被覆されて開設されている。
前記反射板49の一側は、該反射板49の回転周上にて液晶表示装置2の開閉角度の略半分の中心角度を有して形成された円弧形のガイド孔28に係合されており、また反射板49を支持するホルダアーム26の回転軌跡上には、同じく前記開閉角度によって定まる所定の中心角度を有して対向配置された一対のストッパ突起29,29が設けてある。ガイド孔28は、例えば、パネルハウジング20に固設されたガイド板等、回転ヒンジ21回りのパネルハウジング20の開閉に伴って回転する部位に設けてあり、ストッパ突起29,29は、例えば、回転ヒンジ21の枢支部においてパネルハウジング20の内側に面する第2ハウジング11の一部等、パネルハウジング20の開閉の如何に拘らず回転不可である部位に設けてある。
図7は、液晶表示装置2の開閉に伴う反射板49の動作説明図であり、図7(a)は、図5に示す如く液晶表示装置2が開位置に操作された状態を示し、図7(b)は、図6に示す如く液晶表示装置2が閉位置に操作された状態を示している。
これらの図中には、ガイド孔28の位置が2点鎖線により、またストッパ突起29,29の位置が実線により夫々示してあり、図中の 49bは、ガイド孔28に係合すべく反射板49の同側端部に突設された係合ピンである。図7(a)に示す開位置においては、反射板49に突設された係合ピン 49bがガイド孔28の一側端部に当接し、また反射板49を支持するホルダアーム26の中途部に一方のストッパ突起29がガイド孔28と逆側から当接した状態となり、反射板49は、ガイド孔28の一端部とストッパ突起29とにより両側から挾持され、図示の如くに位置決めされる。
このとき反射板49は、図5に示す如く、リフレクタ43に開設された第2の光出射口48を外側を塞ぐように位置し、該反射板49の一面に被着された光反射シート 49aがリフレクタ43の内面に整合する。この状態で光源管41を発光させた場合、この発光は、リフレクタ43の内面、及び反射板49の一面の光反射シート 49aにより反射され、光出射口44を経て導光板40に入射せしめられ、この導光板40の作用により分散されて液晶パネル3の背面全体に略均等に照射されることとなり、開位置に操作された液晶表示装置2の表示は、バックライト4による液晶パネル3の照明下にて明瞭に視認することができる。
一方、以上の如き開位置にある液晶表示装置2のパネルハウジング20が、図7(b)に示す閉位置に操作された場合、パネルハウジング20と一体回転するガイド孔28は、支軸27の軸回りに略90°回転せしめられ、この回転に応じて反射板49は、ガイド孔28内にて位置を変える係合ピン 49bが前記ガイド孔28の他側端部に当接した後にパネルハウジング20との一体回転を始め、ホルダアーム26の中途部に他方のストッパ突起29がガイド孔28と逆側から当接するまで回転せしめられることとなり、反射板49は、ガイド孔28の他端部と他方のストッパ突起29とにより両側から挾持され、図7(b)に示す如く位置決めされる。
このとき反射板49は、図6に示す如く、リフレクタ43に開設された第2の光出射口48の外側から外れ、該光出射口48が開口せしめられる。この状態で光源管41を発光させた場合、この発光の一部は、第2の光出射口48を経て出射され、更に、パネルハウジング20の周壁の開設された導光口30を経て外部に出射される。またこのとき、光源管41の発光の残部は、光出射口44を経て導光板40に入射されるが、この光の照射先である光パネル3が第2ハウジング11の一面に合わされていることから、外部に漏れ出すことはなく、光源管41の発光の大部分は、第2の光出射口48及び導光口30を経て外部に出射されることとなる。
このように外部出射される光は、種々の用途での周辺照明に用いることができる。このような周辺照明は、液晶パネル3の表示面を視認可能とするための液晶表示装置2の開操作.具体的には、回転ヒンジ21回りのパネルハウジング20の回転操作を必要とせずに実現可能であり、煩雑な操作を必要とせずに種々の周辺照明の要求に迅速に対応することができ、使い勝手が良好となる。
反射板49は、液晶表示装置2の開操作に応じて、図7(b)の状態から図7(a)の状態に戻り、第2の光出射口48を塞いでリフレクタ43の一部をなすから、バックライト4による液晶パネル3の照明は確実になされ、開位置に操作された液晶表示装置2の表示は、バックライト4による液晶パネル3の照明下にて明瞭に視認することができる。
なお、第2の光出射口48を開閉する開閉部材としての反射板49は、以上の実施の形態に示す構成に限らず、液晶表示装置2の開閉操作に応じて開閉動作可能な適宜の構成にて実現することが可能である。
また、以上の第2の実施の形態においては、ビデオカメラ1のモニタ表示装置としての適用例について説明したが、第1の実施の形態と同様、ディジタルスチルカメラ等の他の撮像機器用のモニタ表示装置、更には、モバイル機器用の情報表示装置としての適用も可能であることは言うまでもない。
本発明に係る液晶表示装置の第1の実施の形態を示す側断面図である。 図1に示す液晶表示装置の適用例を示す図である。 図1の III−III 線による光源ユニットの周辺の平面断面図である。 光源ユニットが回転域の両端に回転せしめられた状態を示す図である。 本発明に係る液晶表示装置の第2の実施の形態を示す側断面図である。 本発明に係る液晶表示装置の第2の実施の形態を示す側断面図である。 液晶表示装置の開閉に伴う反射板の動作説明図である。
符号の説明
2 液晶表示装置
3 液晶パネル
4 バックライト
20 パネルハウジング
24 導光口
25 導光口
30 導光口
40 導光板
41 光源ユニット
42 光源管
43 リフレクタ
44 光出射口
45 レンズ
47 回転操作つまみ
48 第2の光出射口
50 レンズモータ
51 ねじ軸
52 移動ナット

Claims (6)

  1. 液晶パネルと、該液晶パネルを背面に対向配置された導光板を介して照明するバックライトと、これらを収容するハウジングとを備える液晶表示装置において、
    前記バックライトは、光源管、該光源管の発光を反射して一側に開設された光出射口から出射するリフレクタ、及び前記光出射口に装着されたレンズを有し、前記導光板の端縁に沿う軸回りに、該端縁に前記光出射口を向けた液晶照射位置を含む所定の回転域内にて回転可能に支持された光源ユニットを備えており、
    該光源ユニットを前記ハウジングの外部からの操作により回転せしめる操作手段と、
    前記光源ユニットの回転域に面して前記ハウジングに開設され、前記光出射口から前記レンズを通して出射される光を前記ハウジングの外部に導く導光口と
    を備えることを特徴とする液晶表示装置。
  2. 前記光源ユニットの回転域は、前記液晶照射位置を中央とする略180°の角度範囲内に設定してあり、
    前記導光口は、前記回転域の両端を含む複数箇所に開設してある請求項1記載の液晶表示装置。
  3. 前記レンズを前記光源管に接離する方向に移動させるレンズ移動手段を備える請求項1又は請求項2記載の液晶表示装置。
  4. 前記レンズは偏光レンズである請求項1乃至請求項3のいずれか1つに記載の液晶表示装置。
  5. 液晶パネルと、該液晶パネルを背面に対向配置された導光板を介して照明するバックライトと、これらを収容するハウジングとを備え、該ハウジングが、前記バックライトによる照明下にて前記液晶パネルを視認可能とするための開操作可能に対象機器に取り付けてある液晶表示装置において、
    前記バックライトは、光源管、該光源管の発光を反射するリフレクタ、及び該リフレクタの前記導光板の側及び逆側に夫々開設された第1,第2の光出射口を備えており、
    前記ハウジングの開操作及び閉操作に連動し、前記第2の光出射口を、前記開操作に応じて閉止し、前記閉操作に応じて開放する開閉部材と、
    前記第2の光出射口に面して前記ハウジングに開設され、開放された前記第2の光出射口から出射される光を前記ハウジングの外部に導く導光口と
    を備えることを特徴とする液晶表示装置。
  6. 前記開閉部材は、前記第2の光出射口の閉止時にリフレクタの内側に向かう一面に光反射体を備える請求項5記載の液晶表示装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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