JP2005274686A - Tft基板検査装置、及びtft基板のアライメント方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】 TFT基板検査装置及びTFT基板のアライメントにおいて、アライメントマークが任意の位置に設定されたTFT基板に対して位置合わせを行うこと。
【解決手段】 本発明は、アライメントマークを検出する撮像手段を任意の位置に設置し、この固定位置に設置された撮像手段に対してTFT基板をステージによって移動させ、このステージ移動によって撮像手段によるアライメントマークの撮像を可能とする。これにより、TFT基板上のアライメントマークが任意の位置に設定された場合であっても、TFT基板の位置ずれを検出して位置合わせを行う。固定位置に設置された撮像手段に対してプローバフレームをステージによって移動させることにより、プローバフレーム上のアライメントマークの撮像を可能とし、プローバフレームの位置ずれを検出して位置合わせを行う。
【選択図】図1
【解決手段】 本発明は、アライメントマークを検出する撮像手段を任意の位置に設置し、この固定位置に設置された撮像手段に対してTFT基板をステージによって移動させ、このステージ移動によって撮像手段によるアライメントマークの撮像を可能とする。これにより、TFT基板上のアライメントマークが任意の位置に設定された場合であっても、TFT基板の位置ずれを検出して位置合わせを行う。固定位置に設置された撮像手段に対してプローバフレームをステージによって移動させることにより、プローバフレーム上のアライメントマークの撮像を可能とし、プローバフレームの位置ずれを検出して位置合わせを行う。
【選択図】図1
Description
本発明は、TFT基板検査装置及びTFT基板のアライメント方法に関するものである。
TFT(薄膜トランジスタ)をアレイ状に配列した構成として例えば液晶基板があり、液晶ディスプレイ等のフラットパネルディスプレイ(FPD)等に用いられている。
TFTを用いて構成される液晶ディスプレイは、TFT及びピクセル電極が形成された一方のガラス基板と対向電極が形成された他方のガラス基板との間に液晶を流しこんだ液晶パネルを基本構造としている。
TFT基板の回路検査は液晶注入前に行われる。TFT基板の検査方法として、プローブによるものが知られている。このプローブによるTFT基板の検査では、TFT基板を支持台上の載置し、TFT基板の各電極にプローブピンを接触させ、このプローブピンを介してTFT基板の回路に通電し、断線や短絡等の検査を行う。
このプローブを用いたTFT基板検査では、TFT基板上の電極をプローブピンに正確に接触させることが重要であり、検査前の段階において、支持台上に載置したTFT基板をプローバフレームのプローブピンに対して正確に位置合わせさせておく必要がある。
従来、TFT基板とプローバフレームとの位置合わせを、TFT基板に設けた位置認識用のマークを検出することで行うプローブ装置が知られている(特許文献1参照)。
このプローブ装置では、基板を支持台上に載置し、この基板の表面に設けた2つの位置認識用マークを2つのCCDカメラ検出器でそれぞれ検出し、この検出信号に基づいて基板とプローブとの相対位置を認識し、基板とプローブとの位置ずれを補正する移動量を求め、この移動量に基づいて支持台を移動させて、基板をプローブに位置合わせしている。
図11は、従来のTFT基板検査装置において、TFT基板をプローバフレームに位置合わせする構成を説明するための概略図である。図11において、TFT基板検査装置は、TFT基板をプローバフレームに位置合わせする構成として、TFT基板10と、載置したTFT基板10を移動させて位置合わせを行うステージ3と、TFT基板10上に設けた位置認識用のアライメントマークMa,Mbを撮像するCCDカメラ等の撮像手段A,Bを備える。なお、図11においてプローバフレームは図示していないが、プローバフレームはTFT基板10の上方に位置し、プローバフレームの下面に設けたピンをTFT基板10の電極5と接触させることにより通電を行う。
上記構成において、撮像手段A,Bは、プローバフレームとTFT基板との位置合わせが正確に行われている状態においてTFT基板に設けられた位置認識用マークMa,Mbが撮像範囲内となるような所定位置に固定される。
この位置において、撮像手段AはアライメントマークMaを撮像し、撮像手段BはアライメントマークMbを撮像する。図12(a)は撮像手段Aの撮像画像を示し、図12(b)は撮像手段Bの撮像画像を示している。TFT基板がプローバフレームと正確に位置あわせされている場合には、アライメントマークMa及びMbはそれぞれ図12(a)中の破線で示す像100a及び図12(b)中の破線で示す像100bとして撮像される。一方、TFT基板がプローバフレームと正確に位置あわせが不十分である場合には、アライメントマークMa及びMbはそれぞれ図12(a)中の実線で示す像101a及び図12(b)中の実線で示す像101bとして撮像される。
これらの像の位置は撮像手段に対するTFT基板の位置を表しており、破線で示す像から得られるTFT基板の位置と実線で示す像から得られるTFT基板の位置のずれを求めることによって、TFT基板の撮像手段の設置位置に対する位置ずれを知ることができる。ここで、撮像手段の設置位置をプローバフレームに対して所定位置とすることによって、求めた位置ずれはプローバフレームに対するTFT基板の位置ずれと一致する。
したがって、この位置ずれを補正するようにステージ3を移動させることによって、プローバフレームに対してTFT基板の位置合わせを行うことができる。
特公平8−17194号
上記した構成では、2つの撮像手段は、TFT基板に設けられたアライメントマークが撮像範囲内に入るように設定位置を定める必要がある。
TFT基板に設けられるアライメントマークの位置は、TFT基板の種類に応じて種々異なる場合があるが、従来のTFT基板検査装置では、ある一種類のアライメントマーク位置に対応する位置に撮像手段を設置しているため、そのTFT基板検査装置で検査することができるアライメントマークの位置を変更することができないという問題がある。
アライメントマークの位置が異なるTFT基板に対しては、撮像手段によってアライメントマークを検出することができず、TFT基板をプローバフレームに位置合わせすることができない。図11(b)は、TFT基板10のアライメントマークの位置Ma′,Mb′が図11(a)のアライメントマークの位置Ma,Mbと異なる場合を示している。撮像手段A,Bの位置はアライメントマークの位置Ma,Mbに対応して設置されているため、アライメントマークの位置Ma′,Mb′を検出することができない。
このように、基板上に設けるアライメントマークの位置が異なるTFT基板を同じTFT基板検査装置で検査するには、異なるアライメントマークの位置毎に撮像手段の設置位置を変更する必要がある。
そこで、本発明は上記課題を解決し、TFT基板検査装置及びTFT基板のアライメントにおいて、アライメントマークが任意の位置に設定されたTFT基板に対して位置合わせを行うことができることを目的とする。
上記目的を解決するために、本発明は、アライメントマークを検出する撮像手段を任意の位置に設置し、この固定位置に設置された撮像手段に対してTFT基板をステージによって移動させ、このステージ移動によって撮像手段によるアライメントマークの撮像を可能とする。これにより、TFT基板上のアライメントマークが任意の位置に設定された場合であっても、TFT基板の位置ずれを検出して位置合わせを行うことができる。
また、固定位置に設置された撮像手段に対してプローバフレームをステージによって移動させることにより、プローバフレーム上のアライメントマークの撮像を可能とし、プローバフレームの位置ずれを検出して位置合わせを行うことができる。
本発明のTFT基板検査装置は、TFT基板の位置ずれを補正する形態と、TFT基板の位置ずれとプローバフレームの位置ずれを補正する形態とを含む。
TFT基板の位置ずれを補正する形態は、一つの撮像手段によりTFT基板のアライメントマークを検出する構成である。
また、TFT基板の位置ずれとプローバフレームの位置ずれを補正する形態は、二つの撮像手段によりTFT基板のアライメントマークとプローバフレームのアライメントマークを検出する構成のほか、一つの撮像手段によりTFT基板のアライメントマークとプローバフレームのアライメントマークを検出する構成とすることができる。
一つの撮像手段によりTFT基板のアライメントマークを検出してTFT基板の位置ずれを補正する形態は、プローバフレームにTFT基板を配置し、TFT基板の電極とプローバピンとを接触させることにより基板検査を行うTFT基板検査装置であって、TFT基板上のアライメントマークを撮像する任意の位置に設置した一つの撮像手段と、撮像手段が撮像するTFT基板上の複数のアライメントマークの画像位置に基づいて、TFT基板の基準設置位置からの位置ずれ量を算出する位置ずれ量算出手段と、TFT基板を移動するステージを備えた構成である。
ステージは、アライメントマークが撮像手段の撮像範囲内となる位置にTFT基板を移動して、前記撮像手段と複数のアライメントマークとの位置合わせを順次行う工程と、位置ずれ量に基づくTFT基板の移動によりTFT基板の位置ずれを補正する工程を行って、TFT基板とプローバフレームとの位置合わせを行う。
二つの撮像手段によりTFT基板のアライメントマークとプローバフレームのアライメントマークを検出して、TFT基板の位置ずれとプローバフレームの位置ずれを補正する形態は、プローバフレームにTFT基板を配置し、TFT基板の電極とプローバピンとを接触させることにより基板検査を行うTFT基板検査装置であって、TFT基板上のアライメントマークを撮像する任意の位置に設置した一つの第1の撮像手段と、プローバフレーム上のアライメントマークを撮像する任意の位置に設置した一つの第2の撮像手段と、第1の撮像手段が撮像するTFT基板上の複数のアライメントマークの画像位置に基づいてTFT基板の基準設置位置からのTFT基板の位置ずれ量と、第2の撮像手段が撮像するプローバフレーム上の複数のアライメントマークの画像位置に基づいてプローバフレームの基準設置位置からのプローバフレームの位置ずれ量を算出する位置ずれ量算出手段と、TFT基板を移動するステージを備えた構成である。
ステージは、TFT基板のアライメントマークが第1の撮像手段の撮像範囲内となる位置にTFT基板を移動して、第1の撮像手段とTFT基板上の複数のアライメントマークとの位置合わせを順次行う工程と、TFT基板の位置ずれ量に基づくTFT基板の移動によりTFT基板の位置ずれを補正する工程と、プローバフレームの位置ずれ量に基づくTFT基板の移動によりプローバフレームの位置ずれを補正する工程によって、TFT基板とプローバフレームとの位置合わせを行う。
一つの撮像手段によりTFT基板のアライメントマークとプローバフレームのアライメントマークを検出して、TFT基板の位置ずれとプローバフレームの位置ずれを補正する形態は、プローバフレームにTFT基板を配置し、TFT基板の電極とプローバピンとを接触させることにより基板検査を行うTFT基板検査装置であって、TFT基板上のアライメントマーク及びプローバフレーム上のアライメントマークを撮像する任意の位置に設置した一つの撮像手段と、撮像手段が撮像するTFT基板上の複数のアライメントマークの画像位置に基づいてTFT基板の基準設置位置からのTFT基板の位置ずれ量と、撮像手段が撮像するプローバフレーム上の複数のアライメントマークの画像位置に基づいてプローバフレームの基準設置位置からのプローバフレームの位置ずれ量を算出する位置ずれ量算出手段と、TFT基板を移動するステージを備えた構成である。
ステージは、TFT基板のアライメントマークが撮像手段の撮像範囲内となる位置にTFT基板を移動して、撮像手段とTFT基板上の複数のアライメントマークとの位置合わせを順次行う工程と、プローバフレームのアライメントマークが撮像手段の撮像範囲内となる位置にTFT基板を移動して、撮像手段とプローバフレーム上の複数のアライメントマークとの位置合わせを順次行う工程と、TFT基板の位置ずれ量に基づくTFT基板の移動によりTFT基板の位置ずれを補正する工程と、プローバフレームの位置ずれ量に基づくTFT基板の移動によりプローバフレームの位置ずれを補正する工程によって、TFT基板とプローバフレームとの位置合わせを行う。
上記各構成において、ステージは、TFT基板をアライメントマーク間の距離だけ移動させて、撮像手段とアライメントマークとの位置合わせを行う。
また、本発明のTFT基板のアライメント方法は、TFT基板の位置ずれの位置合わせを行う形態と、TFT基板の位置ずれとプローバフレームの位置ずれを位置合わせする形態とを含む。
TFT基板の位置ずれを位置合わせする形態の方法は、プローバフレームとTFT基板との位置合わせを行うTFT基板のアライメント方法であって、TFT基板を載置したステージを移動して、TFT基板上のアライメントマークを撮像することにより、撮像手段と複数のアライメントマークとの位置合わせを順次行う工程と、位置合わせ位置において、TFT基板上の複数のアライメントマークの画像位置を取得する工程と、アライメントマークの画像位置に基づいて、TFT基板の基準設置位置からの位置ずれ量を算出する工程と、位置ずれ量に基づいてステージを移動して、TFT基板の位置ずれを補正する工程により、TFT基板とプローバフレームとの位置合わせを行う。
また、TFT基板の位置ずれとプローバフレームの位置ずれを位置合わせする形態の方法は、プローバフレームとTFT基板との位置合わせを行うTFT基板のアライメント方法であって、TFT基板を載置したステージを移動して、TFT基板上のアライメントマークを撮像することにより、第1の撮像手段と複数のTFT基板上のアライメントマークとの位置合わせを順次行う工程と、位置合わせ位置において、TFT基板上の複数のアライメントマークとプローバフレーム上のアライメントマークの画像位置を取得する工程と、TFT基板を載置したステージを移動して、プローバフレーム上のアライメントマークを撮像することにより、第2の撮像手段と複数のプローバフレーム上のアライメントマークとの位置合わせを順次行う工程と、TFT基板上のアライメントマークの画像位置に基づいて、TFT基板の基準設置位置からの位置ずれ量を算出する工程と、プローバフレーム上のアライメントマークの画像位置に基づいて、プローバフレームの基準設置位置からの位置ずれ量を算出する工程と、TFT基板の位置ずれ量に基づいてステージを移動して、TFT基板の位置ずれを補正する工程と、プローバフレームの位置ずれ量に基づいてプローバフレームを移動して、プローバフレームの位置ずれを補正する工程によって、TFT基板とプローバフレームとの位置合わせを行う。
また、TFT基板の位置ずれとプローバフレームの位置ずれを位置合わせする他の形態の方法は、プローバフレームとTFT基板との位置合わせを行うTFT基板のアライメント方法であって、TFT基板を載置したステージを移動して、TFT基板上のアライメントマークを撮像することにより、撮像手段と複数のTFT基板上のアライメントマークとの位置合わせを順次行う工程と、位置合わせ位置において、TFT基板上の複数のアライメントマークの画像位置を取得する工程と、TFT基板を載置したステージを移動して、プローバフレーム上のアライメントマークを撮像することにより、撮像手段と複数のプローバフレーム上のアライメントマークとの位置合わせを順次行う工程と、位置合わせ位置において、プローバフレーム上の複数のアライメントマークの画像位置を取得する工程と、TFT基板上のアライメントマークの画像位置に基づいて、TFT基板の基準設置位置からの位置ずれ量を算出する工程と、プローバフレーム上のアライメントマークの画像位置に基づいて、プローバフレームの基準設置位置からの位置ずれ量を算出する工程と、TFT基板の位置ずれ量に基づいてステージを移動して、TFT基板の位置ずれを補正する工程と、プローバフレームの位置ずれ量に基づいてプローバフレームを移動して、プローバフレームの位置ずれを補正する工程によって、TFT基板とプローバフレームとの位置合わせを行う。
本発明のTFT基板検査装置及びTFT基板のアライメント方法によれば、TFT基板検査装置及びTFT基板のアライメントにおいて、アライメントマークが任意の位置に設定されたTFT基板に対して位置合わせを行うことができる。
以下、本発明の実施の形態について図を参照しながら詳細に説明する。なお、以下では、基板検査装置として液晶基板等のTFT基板の検査装置を例として説明するが、検査基板は液晶のTFT基板に限られるものではなく、有機ELの基板、半導体基板など各種の基板に適用することができる。
図1は、本発明の基板検査装置の第1の形態を説明するための概略図である。第1の形態は、TFT基板の位置ずれを補正する形態である。
本発明の基板検査装置1は、TFT基板10を支持しx,y方向、及びθ方向に移動可能なステージ3と、TFT基板10に検査信号を通電するプローバフレーム2と、撮像手段4を備える。
プローバフレーム2はプローブピン5を備え、TFT基板10の電極11と接触することによって、検査手段20からTFT基板10に検査信号を通電する。
撮像手段4及びステージ3は、プローバフレーム2とTFT基板10とを位置合わせするアライメント機構を構成し、電極11をプローブピン5に正確に位置合わせして接触状態を良好なものとする。
TFT基板のアライメントを行う回路構成は、撮像手段4と、撮像手段4で撮像した画像を画像処理してTFT基板10のアライメントマーク12a,12bの画像を取得する画像解析手段21と、画像解析手段21で取得したアライメントマークの画像に基づいてTFT基板10の位置ずれを算出する位置ずれ算出手段22と、位置ずれ算出手段で算出した位置ずれに基づいてステージの駆動を制御するステージ駆動制御手段23とを備える。ステージ3は、x,y方向の並進移動、及びθ方向回転移動することによって、プローバフレーム2に対するTFT基板10の位置ずれを補正する(ステップS3)。
撮像手段4は、TFT基板検査装置あるいはプローバフレームに対して固定位置に設置し、ステージ3を駆動することによって複数のアライメントマークの画像を撮像する。撮像手段4としては、例えばCCDカメラを用いることができる。なお、ここでは、プローバフレームは基準位置に設置されているものとする。
図1(a)はプローバフレーム2、TFT基板10、及びステージ3が分離した状態を示し、図1(b)はステージ3上に載置したTFT基板10をプローバフレーム2に位置あわせした状態を示している。
図2〜図6を用いて、本発明の第1の形態によるTFT基板のアライメントについて説明する。なお、図2はステージ駆動によるTFT基板の移動状態を示し、図3はアライメントの動作を説明するフローチャートであり、図4は撮像手段による撮像画像を示し、図5,6はアライメントマークの撮像画像を用いたステージの駆動を説明するための図である。
TFT基板のアライメントは、TFT基板10がステージ3上に載置された状態において、プローバフレームに対する位置ずれを検出し、この位置ずれを補正するようにステージを駆動することで行う。
はじめに、撮像手段4によってTFT基板のエッジ部分を撮像して、TFT基板がステージ3上に載置されていることを確認する。図2(a)はこの状態を示し、図4(a)は撮像手段4による撮像画像を示している(ステップS1)。
次に、ステージ3を駆動してTFT基板10上に設けられた第1の基板アライメントマーク12aを撮像する。なお、ここでは、TFT基板10上の一方の辺のX軸方向にそって所定距離x2の間隔を開けて第1の基板アライメントマーク12aと第2基板アライメントマーク12bが設けられており、第1の基板アライメントマーク12aはTFT基板10のエッジ部分から所定距離x1の位置に設けられているものとする。ステージ駆動制御手段23は、これらのアライメントマークの位置関係を格納し、自動でステージを駆動すると共に、所定位置において撮像手段4で撮像を指示する。
図4(b)は第1基板アライメントマーク12aの撮像画像の一例であり、破線はTFT基板が基準位置にある場合の撮像画像であり、TFT基板に位置ずれしている場合には、実線に示す撮像画像のように基準位置からずれた位置に撮像される。この基準位置からのずれは、TFT基板のプローバフレームに対する位置ずれを表すことになる(ステップS2,3)。
画像解析手段21は、撮像手段4で撮像した画像を解析して、画像面内の第1基板アライメントマーク12aの位置を求める(ステップS4)。
次に、ステージ3をX軸方向にx2駆動し、TFT基板10上に設けられた第2の基板アライメントマーク12bを撮像する。図2(b)はこの状態を示している。図4(c)は第2基板アライメントマーク12bの撮像画像の一例であり、破線はTFT基板が基準位置にある場合の撮像画像であり、TFT基板に位置ずれしている場合には、実線に示す撮像画像のように基準位置からずれた位置に撮像される。この基準位置からのずれは、TFT基板のプローバフレームに対する位置ずれを表すことになる(ステップS5,6)。
画像解析手段21は、撮像手段4で撮像した画像を解析して、画像面内の第2基板アライメントマーク12bの位置を求める(ステップS7)。
撮像手段4の設置位置はTFT基板検査装置1において固定であり、プローバフレーム2はTFT基板検査装置1に対して正確に位置決めされているものとすると、撮像手段4で映し出された第1基板アライメントマーク12a及び第2基板アライメントマーク12bの画像位置は、プローバフレーム2に対する位置を表している。
したがって、第1基板アライメントマーク12a及び第2基板アライメントマーク12bの基準位置からの位置ずれ量は、TFT基板10のプローバフレーム2に対する位置ずれ量となる。位置ずれ算出手段22は、画像解析手段21で取得した第1基板アライメントマーク12a及び第2基板アライメントマーク12bの位置を用いて位置ずれ量(オフセット量)を求め(ステップS8)、補正量を求める(ステップS9)。
ステージ駆動制御手段23は、求めた補正量に基づいてステージ3を駆動して、TFT基板10をプローバフレーム2に対する位置合わせを行う(ステップS10)。
図5を用いてアライメント動作の一例について説明する。ここでは、アライメントはXYステージのθ回転とXY並進移動によって行う例について説明する。
図5において、位置合わせされた基板の位置を基準位置(図中の実線で表示)とし、ロードロックからチャンバー内に搬送された直後の基板の位置をロード位置(図中の破線で表示)としている。ここで、基準位置において、ステージの回転中心及び基板中心を“O”とし、第1のアライメントマーク(図5中の下方に示すアライメントマーク)の測定値をA1(X1,Y1)、第2のアライメントマーク(図5中の上方に示すアライメントマーク)の測定値をA2(X2,Y2)、アライメントマーク間の距離をc(=a+b)mm、Xs方向のアライメントマークから基板中心までの距離をdmmとする。また、ロード位置において、基板の傾きをθ、基板搬送後の基板中心を“O′”とし、第1のアライメントマークの測定値をA1(Xc1,Yc1)、第2のアライメントマークの測定値をA2(Xc2,Yc2)、測定分解能をemm/pixとする。
なお、測定値(X1,Y1),(Xc1,Yc1),(X2,Y2),及び(Xc2,Yc2)は撮像画像のピクセル位置として求められる値である。
図5の関係から、傾きθは第1のアライメントマーク及び第2のアライメントマークの測定位置から以下の式(1)で求めることができる。
θ=tan-1{(|Yc1−Y1|−|Yc2−Y2|*e)/(|Xc1−X1|−|Xc2−X2|*e+c)} …(1)
θ=tan-1{(|Yc1−Y1|−|Yc2−Y2|*e)/(|Xc1−X1|−|Xc2−X2|*e+c)} …(1)
また、ステージのθ軸を回転させた後のアライメントマークの位置は、前記式(1)で求めた傾きθを元にして求めることができる。
図6において、一般にXY直交座標系で点P(x,y)をθ回転させて点P′の座標(x′,y′)は次式(2)により求めることができる。
x′=rcos(θ+α)
y′=rsin(θ+α) …(2)
ここで、
r=(x2+y2)1/2
α=tan-1(y/x) …(3)
である。
x′=rcos(θ+α)
y′=rsin(θ+α) …(2)
ここで、
r=(x2+y2)1/2
α=tan-1(y/x) …(3)
である。
式(3)から、図5でのA1(Xc1,Yc1)のrとαを求めると、以下の式(4)となる。
r={(d+(Yc1+Y1))2+(a+(Xc1−X1)2}1/2
α=tan-1{(a+(Xc1−X1))/(d+(Yc1−Y1))} …(4)
r={(d+(Yc1+Y1))2+(a+(Xc1−X1)2}1/2
α=tan-1{(a+(Xc1−X1))/(d+(Yc1−Y1))} …(4)
式(4)で求めたrとαと式(2)に代入することにより、θ回転後のXc1′とYc1′を求める。
次に、θ回転の後、基準位置のA1(X1,Y1)と、上記の演算で求めたA1′(Xc1′,Yc1′)との差をとって、オフセットΔX,ΔYを求める。
ΔX=Xc1′−d
ΔY=Yc1′−a …(5)
ΔX=Xc1′−d
ΔY=Yc1′−a …(5)
次に、求めたオフセットからセット位置を求める。補正前のセット位置Xtr,Ytrとするとき、補正したセット位置は以下の式(6)で求めることができる。
Xtr′=Xtr+ΔX
Ytr′=Ytr+ΔY …(6)
Xtr′=Xtr+ΔX
Ytr′=Ytr+ΔY …(6)
求めたセット位置によりステージを駆動制御してTFT基板をアライメントする。
次に、本発明の基板検査装置の第2の形態について、図7,8を用いて説明する。第2の形態は、TFT基板の位置ずれ及びプローバフレームの位置ずれを補正する形態である。前記した第1の形態は、プローバフレームは位置ずれが無いものとしているが、プローバフレームの位置がずれた場合には、基板を位置合わせする基準が不定となるため、アライメントができなくなる。第2の形態は、アライメント用の撮像手段を2台用い、1台の撮像手段により基板の位置を確認し、他の1台の撮像手段によりプローバフレーム位置の確認することによって、プローバフレームに位置がずれた場合であってもTFT基板のアライメントを可能とする。
図7は第2の形態を説明するための概略図であり、図8は第2の形態のアライメント動作を説明するためのフローチャートである。なお、第2の形態は第1の形態と、撮像手段の構成において相違するのみであるため、図7では図1の構成の一部のみを示し共通する構成については省略して示している。
図7において、第2の形態は二つの撮像手段4a,4bを備える。撮像手段4aはTFT基板10の位置確認用であり、TFT基板10の12a,12bを撮像する。一方、撮像手段4bはプローバフレーム2の位置確認用であり、プローバフレーム2のプローバフレームアライメントマーク6a,6bを撮像する。
図7(a)において、撮像手段4aは基板アライメントマーク12aを撮像し、撮像手段4bはプローバフレームアライメントマーク6aを撮像する。一方、図7(b)は図7(a)の位置からステージをX軸方向に移動させた状態を示し、この移動によって、基板アライメントマーク12bは撮像手段4aの撮像範囲内となり、プローバフレームアライメントマーク6bは撮像手段4bの撮像範囲内となる。これによって、TFT基板とプローバフレームの位置を求めることができる。
なお、図7では、基板アライメントマーク12aと12bとの間の距離xと、プローバフレームアライメントマーク6aと6bとの間の距離xとを同距離とし、ステージをX軸方向に距離xだけ移動させることによって、基板アライメントマークの撮像とプローバフレームアライメントマークの撮像とを一回のステージ移動によって行えるようにしている。この各アライメントマーク間の距離は必ずしも同一である必要はなく、異なる距離としてもよい。この場合には、1回のステージによって、基板アライメントマークとプローバフレームアライメントマークを撮像することができないことがあるが、ステージを複数回移動させることにより各アライメントマークを撮像手段して位置を取得することができる。
TFT基板のアライメントは、TFT基板10をプローバフレーム2に予めセットした状態において、TFT基板10の位置ずれ量とプローバフレーム2の位置ずれ量をそれぞれ検出し、プローバフレーム2の位置ずれを考慮したTFT基板10の補正量を求め、その後TFT基板10のみを移動して位置合わせを行う。
はじめに、撮像手段4aによってプローバフレーム2上に設けられた第1のプローバフレームアライメントマーク6aを撮像し、撮像手段4bによって基板10上に設けられた第1の基板アライメントマーク12aを撮像する(ステップS11)。
画像解析手段21は、撮像手段4で撮像した画像を解析して、画像面内の第1のプローバフレーム6a及び第1の基板アライメントマーク12aの位置を求める(ステップS12)。
次に、ステージ3をX軸方向にx駆動し(ステップS13)、撮像手段4aによってプローバフレーム2上に設けられた第2のプローバフレームアライメントマーク6bを撮像し、撮像手段4bによって基板10上に設けられた第2の基板アライメントマーク12bを撮像し(ステップS14)、画像解析手段21によって撮像手段4で撮像した画像を解析し、画像面内の第2のプローバフレーム6b及び第2の基板アライメントマーク12bの位置を求める(ステップS15)。
撮像手段4a,4bの設置位置はTFT基板検査装置1において固定であるため、撮像手段4a,4bで映し出された第1,2プローバフレームアライメントマーク6a,6b、及び第1,2基板アライメントマーク12a,12b画像位置は、TFT基板検査装置1上の基準位置に対する位置を表している。
したがって、各アライメントマークの画像位置から求める位置ずれ量は、基板検査装置1の基準位置に対する位置ずれ量となる。位置ずれ算出手段22は、画像解析手段21で取得した第1プローバフレームアライメントマーク6a及び第2プローバフレームアライメントマーク6bの位置を用いて、プローバフレーム2の位置ずれ量(オフセット量)を求め、第1基板アライメントマーク12a及び第2基板アライメントマーク12bの位置を用いて、TFT基板10の位置ずれ量(オフセット量)を求め(ステップS16)、補正量を求める(ステップS17)。
ステージ駆動制御手段23は、プローバフレームとTFT基板とを仮位置で位置合わせした状態において、プローバフレームの補正量に基づいてステージ3を駆動してプローバフレーム2の位置合わせを行った後、TFT基板をプローバフレームから分離し、TFT基板の補正量に基づいてステージ3を駆動してTFT基板2の位置合わせを行う。
あるいは、ステージ駆動制御手段23は、TFT基板をプローバフレームから分離し、プローバフレームの位置ずれを考慮したTFT基板の補正量に基づいてステージ3を駆動してTFT基板2の位置合わせを行う(ステップS18)。
次に、本発明の基板検査装置の第3の形態について、図9,10を用いて説明する。第3の形態は、第2の形態と同様に、TFT基板の位置ずれ及びプローバフレームの位置ずれを補正する形態である。前記した第2の形態はアライメント用の撮像手段を2台用いる形態であるが、第3の形態は1台の撮像手段によって基板の位置及びプローバフレームの位置を確認することによって、プローバフレームに位置がずれた場合であってもTFT基板のアライメントを可能とする。
図9は第3の形態を説明するための概略図であり、図10は第3の形態のアライメント動作を説明するためのフローチャートである。なお、第3の形態は第1,2の形態と、撮像手段の構成において相違するのみであるため、図9では図1の構成の一部のみを示し共通する構成については省略して示している。
図9において、第3の形態は一つの撮像手段4を備える。撮像手段4はTFT基板10及びプローバフレーム2の位置確認用であり、TFT基板10の12a,12b、及びプローバフレーム2のプローバフレームアライメントマーク6a,6bを撮像する。これらのアライメントマークは同時に撮像することができないため、ステージを順次移動させることによって撮像する。
図9(a)において、撮像手段4はプローバフレームアライメントマーク6aを撮像する。一方、図9(b)は図9(a)の位置からステージをX軸方向に移動させた状態を示し、この移動によって、プローバフレームアライメントマーク6bは撮像手段4の撮像範囲内となる。これによって、プローバフレームアライメント6a,6bの撮像し、プローバフレームの位置を求める。
次に、ステージを駆動して基板アライメントマーク12bを撮像し(図9(c))、さらに、ステージを駆動して基板アライメントマーク12aを撮像して(図9(d))、TFT基板の位置を求める。
なお、図9において、プローバフレームアライメントマーク6aと6bの間、及び、基板アライメントマーク12aと12bとの間はX軸方向に距離x1だけ離れた位置に設けられ、また、プローバフレームアライメントマーク6a,6bと基板アライメントマーク12a,12bとの間は、X軸方向に距離x2、Y軸方向に距離yだけ離れた位置に設けられる。
なお、各アライメントマーク間の距離は必ずしも上記の距離である必要はなく、異なる距離としてもよい。
TFT基板のアライメントは、TFT基板10をプローバフレーム2に予めセットした状態において、TFT基板10の位置ずれ量とプローバフレーム2の位置ずれ量をそれぞれ検出し、プローバフレーム2の位置ずれを考慮したTFT基板10の補正量を求め、その後TFT基板10にみを移動して位置合わせを行う。
はじめに、撮像手段4によってプローバフレーム2上に設けられた第1のプローバフレームアライメントマーク6aを撮像し(ステップS21)、画像解析手段21は、撮像手段4で撮像した画像を解析して、画像面内の第1のプローバフレーム6aの位置を求める(ステップS22)。
ステージ3をX軸方向にx1駆動し(ステップS23)、撮像手段4によってプローバフレーム2上に設けられた第2のプローバフレームアライメントマーク6bを撮像し(ステップS24)、画像解析手段21は、撮像手段4で撮像した画像を解析して、画像面内の第2のプローバフレーム6bの位置を求める(ステップS25)。
ステージ3をX軸方向にx2、Y軸方向にy駆動し(ステップS26)、撮像手段4によって基板10上に設けられた第2の基板アライメントマーク12bを撮像し(ステップS27)、画像解析手段21は、撮像手段4で撮像した画像を解析して、画像面内の第2の基板アライメントマーク12bの位置を求める(ステップS28)。
ステージ3をX軸方向に−x1駆動し(ステップS29)、撮像手段4によって基板10上に設けられた第1の基板アライメントマーク12aを撮像し(ステップS30)、画像解析手段21は、撮像手段4で撮像した画像を解析して、画像面内の第1の基板アライメントマーク12aの位置を求める(ステップS31)。
撮像手段4の設置位置はTFT基板検査装置1において固定であるため、撮像手段4で映し出された第1,2プローバフレームアライメントマーク6a,6b、及び第1,2基板アライメントマーク12a,12b画像位置は、TFT基板検査装置1上の基準位置に対する位置を表している。
第2の形態と同様にして、位置ずれ算出手段22は、画像解析手段21で取得した第1プローバフレームアライメントマーク6a及び第2プローバフレームアライメントマーク6bの位置を用いて、プローバフレーム2の位置ずれ量(オフセット量)を求め、第1基板アライメントマーク12a及び第2基板アライメントマーク12bの位置を用いて、TFT基板10の位置ずれ量(オフセット量)を求め(ステップS32)、補正量を求める(ステップS33)。
ステージ駆動制御手段23は、プローバフレームとTFT基板とを仮位置で位置合わせした状態において、プローバフレームの補正量に基づいてステージ3を駆動してプローバフレーム2の位置合わせを行った後、TFT基板をプローバフレームから分離し、TFT基板の補正量に基づいてステージ3を駆動してTFT基板2の位置合わせを行う。
あるいは、ステージ駆動制御手段23は、TFT基板をプローバフレームから分離し、プローバフレームの位置ずれを考慮したTFT基板の補正量に基づいてステージ3を駆動してTFT基板2の位置合わせを行う(ステップS34)。
ステージはX軸方向にx3、Y軸方向に−y移動させることによって、初期位置に合わせることができる(ステップS35)。
本発明のTFT基板検査装置及びTFT基板検査方法は、液晶基板の他、有機EL基板に対しても適用することができる。
1…TFTアレイ検査装置、2…プローバフレーム、3…ステージ、4,4a,4b…撮像手段、5…プローブピン、6a,6b…プローバフレームアライメントマーク、10…TFT基板、11…電極、12a,12b…基板アライメントマーク、20…検査手段、21…画像解析手段、22…位置ずれ算出手段、23…ステージ駆動手段、100a,100b,101a,101b…像、A,B…撮像手段、Ma,Mb…アライメントマーク。
Claims (7)
- プローバフレームにTFT基板を配置し、TFT基板の電極とプローバピンとを接触させることにより基板検査を行うTFT基板検査装置であって、
TFT基板上のアライメントマークを撮像する任意の位置に設置した一つの撮像手段と、
前記撮像手段が撮像するTFT基板上の複数のアライメントマークの画像位置に基づいて、TFT基板の基準設置位置からの位置ずれ量を算出する位置ずれ量算出手段と、
TFT基板を移動するステージを備え、
前記ステージは、アライメントマークが撮像手段の撮像範囲内となる位置にTFT基板を移動して、前記撮像手段と複数のアライメントマークとの位置合わせを順次行う工程と、
前記位置ずれ量に基づくTFT基板の移動によりTFT基板の位置ずれを補正する工程を行って、TFT基板とプローバフレームとの位置合わせを行うことを特徴とするTFT基板検査装置。 - プローバフレームにTFT基板を配置し、TFT基板の電極とプローバピンとを接触させることにより基板検査を行うTFT基板検査装置であって、
TFT基板上のアライメントマークを撮像する任意の位置に設置した一つの第1の撮像手段と、
プローバフレーム上のアライメントマークを撮像する任意の位置に設置した一つの第2の撮像手段と、
前記第1の撮像手段が撮像するTFT基板上の複数のアライメントマークの画像位置に基づいてTFT基板の基準設置位置からのTFT基板の位置ずれ量と、前記第2の撮像手段が撮像するプローバフレーム上の複数のアライメントマークの画像位置に基づいてプローバフレームの基準設置位置からのプローバフレームの位置ずれ量を算出する位置ずれ量算出手段と、
TFT基板を移動するステージを備え、
前記ステージは、
TFT基板のアライメントマークが第1の撮像手段の撮像範囲内となる位置にTFT基板を移動して、第1の撮像手段とTFT基板上の複数のアライメントマークとの位置合わせを順次行う工程と、
前記TFT基板の位置ずれ量に基づくTFT基板の移動によりTFT基板の位置ずれを補正する工程と、
前記プローバフレームの位置ずれ量に基づくTFT基板の移動によりプローバフレームの位置ずれを補正する工程によって、
TFT基板とプローバフレームとの位置合わせを行うことを特徴とするTFT基板検査装置。 - プローバフレームにTFT基板を配置し、TFT基板の電極とプローバピンとを接触させることにより基板検査を行うTFT基板検査装置であって、
TFT基板上のアライメントマーク及びプローバフレーム上のアライメントマークを撮像する任意の位置に設置した一つの撮像手段と、
前記撮像手段が撮像するTFT基板上の複数のアライメントマークの画像位置に基づいてTFT基板の基準設置位置からのTFT基板の位置ずれ量と、撮像手段が撮像するプローバフレーム上の複数のアライメントマークの画像位置に基づいてプローバフレームの基準設置位置からのプローバフレームの位置ずれ量を算出する位置ずれ量算出手段と、
TFT基板を移動するステージを備え、
前記ステージは、
TFT基板のアライメントマークが撮像手段の撮像範囲内となる位置にTFT基板を移動して、撮像手段とTFT基板上の複数のアライメントマークとの位置合わせを順次行う工程と、
プローバフレームのアライメントマークが撮像手段の撮像範囲内となる位置にTFT基板を移動して、撮像手段とプローバフレーム上の複数のアライメントマークとの位置合わせを順次行う工程と、
前記TFT基板の位置ずれ量に基づくTFT基板の移動によりTFT基板の位置ずれを補正する工程と、
前記プローバフレームの位置ずれ量に基づくTFT基板の移動によりプローバフレームの位置ずれを補正する工程によって、
TFT基板とプローバフレームとの位置合わせを行うことを特徴とするTFT基板検査装置。 - 前記ステージは、TFT基板をアライメントマーク間の距離だけ移動させて、撮像手段とアライメントマークとの位置合わせを行うことを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載のTFT基板検査装置。
- プローバフレームとTFT基板との位置合わせを行うTFT基板のアライメント方法であって、
TFT基板を載置したステージを移動して、TFT基板上のアライメントマークを撮像することにより、撮像手段と複数のアライメントマークとの位置合わせを順次行う工程と、
前記位置合わせ位置において、TFT基板上の複数のアライメントマークの画像位置を取得する工程と、
前記アライメントマークの画像位置に基づいて、TFT基板の基準設置位置からの位置ずれ量を算出する工程と、
前記位置ずれ量に基づいてステージを移動して、TFT基板の位置ずれを補正する工程により、
TFT基板とプローバフレームとの位置合わせを行うことを特徴とするTFT基板のアライメント方法。 - プローバフレームとTFT基板との位置合わせを行うTFT基板のアライメント方法であって、
TFT基板を載置したステージを移動して、TFT基板上のアライメントマークを撮像することにより、第1の撮像手段と複数のTFT基板上のアライメントマークとの位置合わせを順次行う工程と、
前記位置合わせ位置において、TFT基板上の複数のアライメントマークとプローバフレーム上のアライメントマークの画像位置を取得する工程と、
TFT基板を載置したステージを移動して、プローバフレーム上のアライメントマークを撮像することにより、第2の撮像手段と複数のプローバフレーム上のアライメントマークとの位置合わせを順次行う工程と、
前記TFT基板上のアライメントマークの画像位置に基づいて、TFT基板の基準設置位置からの位置ずれ量を算出する工程と、
前記プローバフレーム上のアライメントマークの画像位置に基づいて、プローバフレームの基準設置位置からの位置ずれ量を算出する工程と、
前記TFT基板の位置ずれ量に基づいてステージを移動して、TFT基板の位置ずれを補正する工程と、
前記プローバフレームの位置ずれ量に基づいてプローバフレームを移動して、プローバフレームの位置ずれを補正する工程によって、
TFT基板とプローバフレームとの位置合わせを行うことを特徴とするTFT基板のアライメント方法。 - プローバフレームとTFT基板との位置合わせを行うTFT基板のアライメント方法であって、
TFT基板を載置したステージを移動して、TFT基板上のアライメントマークを撮像することにより、撮像手段と複数のTFT基板上のアライメントマークとの位置合わせを順次行う工程と、
前記位置合わせ位置において、TFT基板上の複数のアライメントマークの画像位置を取得する工程と、
TFT基板を載置したステージを移動して、プローバフレーム上のアライメントマークを撮像することにより、前記撮像手段と複数のプローバフレーム上のアライメントマークとの位置合わせを順次行う工程と、
前記位置合わせ位置において、プローバフレーム上の複数のアライメントマークの画像位置を取得する工程と、
前記TFT基板上のアライメントマークの画像位置に基づいて、TFT基板の基準設置位置からの位置ずれ量を算出する工程と、
前記プローバフレーム上のアライメントマークの画像位置に基づいて、プローバフレームの基準設置位置からの位置ずれ量を算出する工程と、
前記TFT基板の位置ずれ量に基づいてステージを移動して、TFT基板の位置ずれを補正する工程と、
前記プローバフレームの位置ずれ量に基づいてプローバフレームを移動して、プローバフレームの位置ずれを補正する工程によって、
TFT基板とプローバフレームとの位置合わせを行うことを特徴とするTFT基板のアライメント方法。
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JP2004084606A JP2005274686A (ja) | 2004-03-23 | 2004-03-23 | Tft基板検査装置、及びtft基板のアライメント方法 |
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JP2007178410A (ja) * | 2005-12-28 | 2007-07-12 | Shimadzu Corp | プローバフレームおよび液晶基板検査装置 |
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- 2004-03-23 JP JP2004084606A patent/JP2005274686A/ja active Pending
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