JP2005274671A - 自動演奏装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 同一パート内で自由に区間指定を行える自動演奏装置を提供する。
【解決手段】 自動演奏装置は、曲データを読み出す読み出し手段と、前記読み出した曲データを楽譜表示する表示手段と、前記曲データの必ずしも時間的に連続しない複数区間を指定する指定手段と、前記指定された複数区間を他の区間と異なる表示態様で表示するように前記表示手段を制御する制御手段とを有する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、自動演奏装置に関し、より詳しくは、曲データに基づき楽譜表示を行うことが出来る自動演奏装置に関する。
従来、自動演奏データ等の曲データに基づき、該曲データに対応する楽曲をディスプレイ等に五線譜等を用いて表示することが行われている。例えば、複数パートを有する自動演奏データを楽譜表示する際に、ユーザが指定したパートを他のパートと区別して表示し、さらに、指定したパートが演奏されないように制御する自動演奏装置がある(例えば特許文献1参照)。
特開平07−271361号公報
従来の自動演奏装置では、パートごとの指定なので、パート内の時間的に連続しない区間を選択することが出来なかったので、指定した区間のみを練習したい場合などに不便であった。
本発明の目的は、同一パート内で自由に区間指定を行える自動演奏装置を提供することである。
また、本発明の他の目的は、同一パート内で自由に選択した区間を楽譜表示することが出来る自動演奏装置を提供することである。
本発明の一観点によれば、自動演奏装置は、曲データを読み出す読み出し手段と、前記読み出した曲データを楽譜表示する表示手段と、前記曲データの必ずしも時間的に連続しない複数区間を指定する指定手段と、前記指定された複数区間を他の区間と異なる表示態様で表示するように前記表示手段を制御する制御手段とを有する。
本発明によれば、同一パート内で自由に区間指定を行える自動演奏装置を提供することができる。
また、本発明によれば、同一パート内で自由に区間指定を行える自動演奏装置を提供することができる。
図1は、本発明の実施例による自動演奏装置1のハードウェア構成を示すブロック図である。
自動演奏装置1はバス6、RAM7、ROM8、CPU9、タイマ10、検出回路11、パネル操作子12、演奏操作子22、表示回路13、ディスプレイ14、外部記憶装置15、MIDIインターフェイス16、音源回路18、効果回路19、サウンドシステム20、通信インターフェイス(I/F)21を含んで構成される。
バス6には、RAM7、ROM8、CPU9、外部記憶装置15、検出回路11、表示回路13、MIDIインターフェイス16、音源回路18、効果回路19、通信インターフェイス(I/F)21が接続される。
RAM7は、バッファ領域、フラグ、レジスタ、各種パラメータ等を記憶するCPU9のワーキングエリアを有する。
ROM8には、各種パラメータ及び制御プログラム、又は本実施例を実現するためのプログラム等を記憶することができる。この場合、プログラム等を重ねて、外部記憶装置15に記憶する必要は無い。
CPU9は、ROM8又は、外部記憶装置15に記憶されている制御プログラム等に従い、演算又は制御を行う。タイマ10は、CPU9に接続されており、基本クロック信号、割り込み処理タイミング等をCPU9に供給する。
ユーザは、検出回路11に接続されるパネル操作子12を用いて、各種入力及び設定をすることができる。パネル操作子12は、例えば、スイッチ、パッド、フェーダ、スライダ、文字入力用キーボード、マウス、ロータリーエンコーダ、ジョイスティック、ジョグシャトル等、ユーザの入力に応じた信号を出力できるものならどのようなものでもよい。また、パネル操作子12は、マウス等の他の操作子を用いて操作するディスプレイ14上に表示されるソフトスイッチ等でもよい。
演奏操作子22は、検出回路11に接続され、ユーザの演奏動作に従い、演奏情報を供給する。演奏操作子22として、演奏用の鍵盤、パッド等を用いることができる。なお、演奏操作子22はこれらに限らず、ユーザが演奏情報を入力できるものであればどのようなものでもよい。
表示回路13は、ディスプレイ14に接続され、各種情報をディスプレイ14に表示することができる。ディスプレイ14は、各種パラメータを表示する。また、図2に示す楽譜表示画面24及び図3に示す区間指定画面34を表示する。ユーザは、このディスプレイ14に表示される情報を参照して、各種入力及び設定を行うとともに、各種演奏ガイド、楽譜表示画面24等を参照して演奏操作を行う。また、ディスプレイ14は、外部の表示装置を接続することにより構成してもよい。
外部記憶装置15は、外部記憶装置用のインターフェイスを含み、そのインターフェイスを介してバス6に接続される。外部記憶装置15は、楽譜表示の元となる曲データを複数記憶することが出来る。
外部記憶装置15は、例えばフレキシブルディスク又はフロッピー(登録商標)ディスクドライブ(FDD)、ハードディスクドライブ(HDD)、光磁気ディスク(MO)ドライブ、CD−ROM(コンパクトディスク−リードオンリィメモリ)ドライブ、DVD(Digital Versatile Disc)ドライブ、半導体メモリ等である。
外部記憶装置15として、ハードディスクドライブ(HDD)が接続されている場合には、制御プログラム又は本実施例を実現するためのプログラム等は、外部記憶装置15内のハードディスク(HDD)に記憶させることもできる。ハードディスクからRAM7に制御プログラム等を読み出すことにより、ROM8に制御プログラム等を記憶させている場合と同様の動作をCPU9にさせることができる。このようにすると、制御プログラム等の追加やバージョンアップ等が容易に行える。
また、ハードディスクドライブに加えて、CD−ROMドライブが接続されている場合には、制御プログラム又は本実施例を実現するためのプログラム等をCD−ROMに記憶させることもできる。CD−ROMからハードディスクに制御プログラムや本実施例を実現するためのプログラム等をコピーすることができる。制御プログラム等の新規インストールやバージョンアップを容易に行うことができる。
MIDIインターフェイス(MIDI I/F)16は、MIDI機器17、その他の楽器、音響機器、コンピュータ等に接続できるものであり、少なくともMIDI信号を送受信できるものである。MIDIインターフェイス16は、専用のMIDIインターフェイスに限らず、RS−232C、USB(ユニバーサル・シリアル・バス)、IEEE1394(アイトリプルイー1394)等の汎用のインターフェイスを用いて構成してもよい。この場合、MIDIメッセージ以外のデータをも同時に送受信するようにしてもよい。
MIDI機器17は、MIDIインターフェイス16に接続される音響機器及び楽器等である。MIDI機器17の形態は鍵盤楽器に限らず、弦楽器タイプ、管楽器タイプ、打楽器タイプ等の形態でもよい。また、音源装置、自動演奏装置等を1つの電子楽器本体に内蔵したものに限らず、それぞれが別体の装置であり、MIDIや各種ネットワーク等の通信方法用いて各装置を接続するものであってもよい。
音源回路18は、外部記憶装置15、ROM8又はRAM7等に記録された曲データ若しくは演奏操作子22又はMIDIインターフェイス16に接続されたMIDI機器17等から供給される演奏信号、MIDI信号等に応じて楽音信号を生成し、効果回路19を介して、サウンドシステム20に供給する。
効果回路19は、音源回路18から供給される楽音信号に対して、各種音楽的効果を付与する。
サウンドシステム20は、D/A変換器及びスピーカを含み、供給されるデジタル形式の楽音信号をアナログ形式に変換し、発音する。
なお、音源回路18は、波形メモリ方式、FM方式、物理モデル方式、高調波合成方式、フォルマント合成方式、VCO(Voltage Controlled Oscillator)+VCF(Voltage Controlled Filter)+VCA(Voltage Controlled Amplifier)のアナログシンセサイザ方式、アナログシミュレーション方式等、どのような方式であってもよい。
また、音源回路18は、専用のハードウェアを用いて構成するものに限らず、DSP(Digital Signal Processor)+マイクロプログラムを用いて構成してもよいし、CPU+ソフトウェアのプログラムで構成するようにしてもよいし、サウンドカードのようなものでもよい。
さらに、1つの音源回路を時分割で使用することにより複数の発音チャンネルを形成するようにしてもよいし、複数の音源回路を用い、1つの発音チャンネルにつき1つの音源回路で複数の発音チャンネルを構成するようにしてもよい。
通信インターフェイス21は、LAN(ローカルエリアネットワーク)やインターネット、電話回線等の通信ネットワーク3に接続可能であり、該通信ネットワーク3を介して、サーバ5と相互に接続可能である。
なお、通信インターフェイス21及び通信ネットワーク3は、有線のものに限らず無線でもよい。また双方を備えていてもよい。また、通信インターフェイス21は、内蔵のものでも良いし、PCカード等の着脱可能なものでも良い。
図2は、本実施例による楽譜表示画面24(24a及び24b)の一例を示す概略図である。なお、説明の便宜上、図中単にボックスで示したが、各区間(小節)ボックス中には、五線譜や音符のデータ等が表示されているものとする。また、斜線が施されたボックスは指定された区間を示す。
図2(A)は、曲データに基づいて曲全体を表示した楽譜表示画面24aの一例を示す図である。図に示す状態では、2小節目のデータ、6小節目のデータ、7小節目のデータが指定されている。6小節目と7小節目のデータは時間的に連続しているが、これらのデータと2小節目のデータは時間的に不連続である。
また、図に示すように、指定されている区間(小節)は、他の区間(小節)とは異なる表示態様で表示される。ここで、異なる表示態様とは、例えば、指定区間の背景色を他の区間の背景色と異ならせたり、指定区間の五線譜及び音符のいずれか又は双方を他の区間のものと異なる色又は線の太さ等で表示したりすることである。それ以外にも、指定区間と他の区間が視覚的に区別して認識できるようにすることを本明細書では、異なる表示態様で表示すると呼ぶ。なお、この例では、再生開始位置は、再生開始位置指示RPの示す2小節目の先頭である。
なお、本実施例における曲データは、例えば、MIDI形式の自動演奏データである。また、本実施例では、MIDI形式の自動演奏データに基づき楽譜表示画面を生成する以外にも、再生用の自動演奏データとは別に曲データ中に含まれる楽譜表示用のデータ、又は再生用の曲データとは別ファイルの楽譜表示用データを用いて楽譜表示画面を生成してもよい。さらに、楽譜表示用のデータだけを記録しておき、再生時に該楽譜表示用データから自動演奏用のデータを生成するようにしてもよい。
図2(B)は、指定区間のみを表示した場合の楽譜表示画面24bの一例を示す図である。図中左側に配置されているページ切り替えタブ25をマウス等の操作子で選択(例えば、ポイントした後にクリック)することにより所望のページに切り替えることが出来る。
図に示すように、この楽譜表示画面24bでは指定された区間(2小節目のデータ、6小節目のデータ、7小節目のデータ)のみが時間的に連続するように表示されている。つまり、2小節目のデータと6小節目のデータの時間的間隔を詰めて表示している。
このように指定した区間のみを時間的に詰めて表示することで、指定した区間のみの楽譜を作成することが出来る。よって、ユーザは必要な区間のみの楽譜を見て演奏練習等を行うことが出来る。
なお、この例では、楽譜表示画面24a及び楽譜表示画面24bのそれぞれをページとして択一的に選択表示しているが、これらの画面を同時に同一ウインドウ内に並列して表示させるようにしてもよいし、楽譜表示画面24bを新たな表示画面として別ウインドウに表示するようにしてもよい。
図3は、区間指定画面34の一例を示す図である。区間指定画面34は、ユーザの区間指定指示により別ウインドウとして表示される。
区間指定画面34は、例えば、構成リストCL、区間指定の有無を選択する選択スイッチSS、確定スイッチOK及びキャンセルスイッチCNで構成される。
構成リストCLには、複数の構成をリスト表示することが出来る。それぞれの構成には、構成名及び区間情報が記録されている。構成名はユーザが任意につけることが出来る。区間情報は指定区間を識別するための情報であり、ユーザが区間指定の構成を作成すると構成名とともに記録される。
図中斜線で示す構成が選択されている構成である。この例では、構成2が選択されている。構成2は、2小節目のデータ、6小節目のデータ、7小節目のデータを指定する構成であるので、この構成に基づく楽譜表示画面24は、図2に示すものとなる。
区間指定の有無を選択する選択スイッチSSは、「楽譜に反映させる構成」および「区間指定なし」の二つのスイッチがあり、「楽譜に反映させる構成」の下には、現在選択されている構成の構成名が構成名ボックス35に表示され、該構成名に関連付けられている区間情報(指定区間を表す情報)が区間情報ボックス36に表示される。また、構成を楽譜に反映させる場合には、「楽譜に反映させる構成」スイッチをマウス等の操作子で選択する。区間指定しない場合は、区間指定なしスイッチを選択する。
区間指定画面34で、構成を作成または変更する場合は、構成名ボックス35に新規構成名を入力し、区間情報ボックス36に指定したい区間(小節)を数字入力することで行う。また、構成の変更も同様に、構成名ボックス35及び区間情報ボックス36を用いて行うことが出来る。なお、区間の指定は、この区間指定画面34に限らず、楽譜表示画面24a上で指定したい区間をマウス等の操作子で選択することによっても行うことが出来る。
ここでの操作が終了したら、確定スイッチOKを操作することで、設定内容が楽譜表示画面24等に反映される。キャンセルスイッチCNを操作するとここでの設定変更が破棄されて、従前の設定に基づき楽譜表示画面24の表示等を行う。
なお、区間指定画面34は、図3に示したものに限らず、複数の構成及び該複数の構成の区間情報を表示できるものであり、且つ、区間情報を新規入力及び変更できるとともに、構成を選択できるものであればどのようなものでもよい。
また、ここでの複数の構成のそれぞれは、楽譜表示画面24のそれぞれのページに対応するようにしてもよい。その場合、例えば、構成1〜4は、楽譜表示画面24のページ1〜4に対応する。
なお、指定区間の構成は、上述したようにユーザが作成する以外にも予め曲データごとにデフォルトの構成をいくつか記録しておき、それらを含めてユーザが選択できるようにしてもよい。
図4は、本発明の実施例による自動演奏処理を表すフローチャートである。
ステップSA1で自動演奏処理を開始し、ステップSA2では、例えば、図1の外部記憶装置15等に記憶されている複数の曲データから処理対象の曲データを選択して、読み出す。
ステップSA3では、ステップSA2で読み出した曲データに対応する曲全体を同一の表示態様で図1のディスプレイ14等に楽譜表示する。なお、ここで全体を楽譜表示するというのは、必ずしも曲全体が1画面に表示される必要は無く、スクロール等をすることにより曲全体の楽譜を表示させることが出来る状態を言う。
ステップSA4では、各種設定を行う。ここで行われる設定としては、例えば、区間指定の有無、区間指定する場合の表示モード(指定区間のみ表示/全体を表示)、再生開始位置の設定、繰り返し再生の有無等である。
スッテップSA5では、再生開始位置の指示操作があったか否かを検出する。再生開始位置の指示操作があった場合は、YESの矢印で示すステップSA6に進み、再生開始位置を更新(移動)させる。なお、再生開始位置の更新とともに、図2の再生開始位置指示RPの表示位置も更新する。指示が無い場合は、NOの矢印で示すステップSA7に進む。
ステップSA7では、区間指定をするか否かを検出する。区間指定をする場合は、YESの矢印で示すステップSA8に進む。区間指定をしない場合は、NOの矢印で示すステップSA16に進む。
ステップSA8では、例えば、図3の区間指定画面34を開き、構成リストから指定区間の構成を選択するか、若しくは、新規構成を作成して、区間情報を取得する。
ステップSA9では、指定区間のみを表示する設定か否かを判断する。指定区間のみを表示する場合は、YESの矢印で示すステップSA10に進む。指定区間以外の区間も併せて表示(全体を表示)する場合は、NOの矢印で示すステップSA11に進む。
ステップSA10では、新たな楽譜画面(例えば、図2(B)の楽譜表示画面24b)を作成し、ステップSA8で取得した区間情報に含まれる指定区間を時系列順に詰めて表示する。その後、ステップSA12に進む。
ステップSA11では、ステップSA8で取得した区間情報に含まれる指定区間の表示態様をその他の区間と異ならせて曲全体の楽譜を表示(例えば、図2(A)の楽譜表示画面24a)。
ステップSA12では、再生開始位置が指定区間のいずれかに含まれているか否かを判断する。指定区間内にある場合は、YESの矢印で示すステップSA16に進む。指定区間内に無い場合は、NOの矢印で示すステップSA13に進む。
ステップSA13では、再生開始位置より時間的に後ろにステップSA8で取得した区間情報に含まれる指定区間のいずれかがあるか否かを判断する。指定区間がある場合は、YESの矢印で示すステップSA14に進む。指定区間が無い場合は、NOの矢印で示すステップSA15に進む。
ステップSA14では、再生開始位置の直後の指定区間の先頭に再生開始位置を変更する。その後、ステップSA16に進む。
ステップSA15では、ステップSA8で取得した区間情報に含まれる全指定区間の先頭の区間の先頭位置に再生開始位置を変更する。
ステップSA16では、図5に示す再生処理を行う。再生処理では、区間指定がある場合は、指定区間のみを再生し、区間指定が無い場合は、曲全体を再生する。再生終了後、ステップSA17に進む。
ステップSA17では、本処理の終了操作を検出する。終了操作を検出した場合は、YESの矢印で示すステップSA18に進み、自動演奏処理を終了する。終了操作を検出しない場合は、NOの矢印で示すステップSA2に戻り以降の処理を繰り返す。
図5は、図4のステップSA16で行う再生処理を表すフローチャートである。
ステップSB1で、再生処理を開始し、ステップSB2では、区間指定が設定されているか否かを判断する。区間指定がある(図4のステップSA8で区間情報を取得した)場合は、YESの矢印で示すステップSB3に進む。区間指定が無い(図4のステップSA8で区間情報を取得していない)場合、もしくはステップSA7で区間を指定していない場合は、NOの矢印で示すステップSB6に進む。
ステップSB3では、繰り返し再生の設定がONであるか否かを判断する。繰り返し再生の設定がONである場合は、YESの矢印で示すステップSB4に進む。繰り返し再生の設定がOFFである場合はNOの矢印で示すステップSB5に進む。
ステップSB4では、図4のステップSA8で取得した区間情報に含まれる指定区間を再生開始位置から時系列順に再生し、再生開始位置より後の全指定区間を再生後、全指定区間の先頭位置に戻り再生を継続する。その後、ステップSB9に進む。
ステップSB5では、図4のステップSA8で取得した区間情報に含まれる指定区間を再生開始位置から時系列順に再生する。その後、ステップSB9に進む。
ステップSB6では、繰り返し再生の設定がONであるか否かを判断する。繰り返し再生の設定がONである場合は、YESの矢印で示すステップSB8に進む。繰り返し再生の設定がOFFである場合はNOの矢印で示すステップSB7に進む。
ステップSB7では、全区間を再生開始位置から時系列順に再生する。その後、ステップSB9に進む。
ステップSB8では、全区間を再生開始位置から時系列順に再生し、再生開始位置より後の全区間を再生後、全区間の先頭位置に戻り再生を継続する。その後、ステップSB9に進む。
ステップSB9では、再生が終了したか否か若しくは再生の終了指示があるか否かを判断する。再生を終了する場合はYESの矢印で示すステップSB10に進み再生処理を終了して図4のステップSA17に進む。再生を終了しない場合は、NOの矢印で示すステップSB2に戻り以降の処理を繰り返す。
以上、本発明の実施例によれば、指定された連続していない複数の区間を明確に、他の区間と区別した表示態様で表示することが出来る。また、該指定した区間のみを連続して再生することが出来る。さらに、該指定した区間のみを一連の楽譜として表示することが出来る。
このようにすることで、例えば、ユーザが楽譜表示を参照して、楽曲の一部分だけを集中して練習したい場合などに、ユーザに適した練習用楽譜を用意することが出来る。また、区間の構成を複数組用意することで、状況にあわせた練習用楽譜を用意することが出来る。
なお、実施例では、再生開始位置をユーザが操作子などで自由に設定できるようにしたが、指定区間以外では再生開始位置を設定できないように制御してもよい。また、指定区間以外の区間内に再生開始位置が移動された場合は、例えば、その位置に一番近い指定区間内の位置若しくは全指定区間の先頭位置に直ちに移動するようにしてもよい。
なお、実施例では、区間の指定を小節単位としたが、これに限らず、例えば、拍単位、音符単位、フレーズ単位、複数小節(2〜8小節等)単位等で区間を指定できるようにしてもよい。
また、本実施例の自動演奏装置にプリンタ等の印刷装置を接続することにより、本実施例で生成する楽譜表示画面24に対応した楽譜を印刷することも出来る。
なお、本実施例は、本実施例に対応するコンピュータプログラム等をインストールした汎用のコンピュータ等によって、実施させるようにしてもよい。
その場合には、本実施例に対応するコンピュータプログラム等を、CD−ROMやフロッピーディスク等の、コンピュータが読み込むことが出来る記憶媒体に記憶させた状態で、ユーザに提供してもよい。
以上実施例に沿って本発明を説明したが、本発明はこれらに制限されるものではない。例えば、種々の変更、改良、組み合わせ等が可能なことは当業者に自明であろう。
本発明の実施例による自動演奏装置1のハードウェア構成を示すブロック図である。 本実施例による楽譜表示画面24(24a及び24b)の一例を示す概略図である。 区間指定画面34の一例を示す図である。 本発明の実施例による自動演奏処理を表すフローチャートである。 図4のステップSA16で行う再生処理を表すフローチャートである。
符号の説明
1…自動演奏装置、3…通信ネットワーク、5…サーバ、6…バス、7…RAM、8…ROM、9…CPU、10…タイマ、11…検出回路、12…設定操作子、13…表示回路、14…ディスプレイ、15…外部記憶装置、16…MIDI I/F、17…MIDI機器、18…音源回路、19…効果回路、20…サウンドシステム、21…通信I/F、22…演奏操作子、24…楽譜表示画面、25…ページ切り替えタブ、34…区間指定画面、35…構成名ボックス、36…区間情報ボックス

Claims (6)

  1. 曲データを読み出す読み出し手段と、
    前記読み出した曲データを楽譜表示する表示手段と、
    前記曲データの必ずしも時間的に連続しない複数区間を指定する指定手段と、
    前記指定された複数区間を他の区間と異なる表示態様で表示するように前記表示手段を制御する制御手段と
    を有する自動演奏装置。
  2. さらに、前記曲データの前記指定された複数区間を時間的に連続して再生する再生手段を有する請求項1記載の自動演奏装置。
  3. さらに、前記再生手段が再生を開始する再生開始位置を指示する再生開始位置指示手段と、
    前記再生開始位置が、前記指定された複数区間内に含まれない場合に、前記指示された再生開始位置を前記指定された複数区間内に移動する再生開始位置移動手段とを有する請求項1又は2記載の自動演奏装置。
  4. さらに、前記指定された複数区間を指示する区間情報を複数組記憶する記憶手段と、
    前記区間情報を選択する選択手段とを有し、
    前記制御手段は、前記選択された区間情報に基づき楽譜表示を制御する請求項1〜3のいずれか1項に記載の自動演奏装置。
  5. 前記表示手段は、前記指定された複数区間のみを含む一連の時間的に連続する楽譜を新たに表示することもできる請求項1〜4のいずれか1項に記載の自動演奏装置。
  6. 曲データを読み出す読み出し手順と、
    前記読み出した曲データを楽譜表示する表示手順と、
    前記曲データの必ずしも時間的に連続しない複数区間を指定する指定手順と、
    前記指定された複数区間を他の区間と異なる表示態様で表示するように前記表示手順を制御する制御手順と
    を有する自動演奏処理をコンピュータで実行するためのプログラム。
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