JP2005274639A - 音声ガイダンス装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】音声ガイダンスに対するユーザの応答入力操作を、より簡便にすることができる音声ガイダンス装置を提供する。
【解決手段】音声ガイダンスをユーザに送出する前に、少なくとも候補フレーズの選択を意味する入力操作を、特定のボタン操作に割り付けたことを内容とする説明の情報をユーザに対して音声送出する。その後、候補フレーズ毎にユーザに音声送出するが、候補フレーズの音声の送出に関連して、ユーザに対して入力操作の受け付け可能を通知するための無音区間あるいは特定の音声を付加するようにする。候補フレーズの音声の送出に関連するユーザからの入力操作に基づく信号を受け付けたときには、当該受け付けた信号に割り付けられた処理を即座に行い、信号を受け付けなかったときには、次の候補フレーズを読み出して、ユーザに対して音声送出させる動作を継続するようにする。
【選択図】図1

Description

この発明は、例えば電話回線を通じて音声ガイダンスをユーザに送出すると共に、当該音声ガイダンスに対するユーザからの応答を受信して所定の処理を行う音声ガイダンス装置に関する。
例えば、電話回線を通じてユーザからの着信を受け付けると、その着信に自動応答して、音声ガイダンスにより提供可能なサービス内容をユーザに通知すると共に、この音声ガイダンスを聴取したユーザからの選択操作入力を受け付けて、当該選択操作入力に応じたサービスを実行するようにする音声ガイダンス装置が提供されている。
例えば、特許文献1(特開平05-122247号公報)に記載のパソコン通信システムにおいては、次のような音声ガイダンスサービスが提供されることが記載されている。
まず、ユーザが電話機により電話回線を通じてセンタを呼び出すと、センタから、「こちらは××センタです。コマンドを入力して下さい。電子メールは「1」を、ファックスは「2」を入力して下さい。」との音声ガイダンスが出力される。
そこで、ユーザは、電子メールを選択する場合には「1」を、ファックスを選択する場合には「2」を、電話機のテンキーを用いて入力する。すると、入力操作に応じたPB(Push Button)信号がセンタに送られるので、センタでは、ユーザによりいずれが選択されたかを認識し、その認識結果に応じた処理を行う。
例えば、「2」のPB信号を受信したと認識したときには、センタは、これに対応して、「ファックス番号を入力して下さい。」との音声を送出する。これに対して、ユーザがファックス番号を入力すると、センタは、送信してよいか否かの確認をする音声を送るようにする。そして、ユーザが、送信の指示(YESの指示)をすると、センタはFAX送信を実行する。
上述の特許文献1に記載の発明は、より多数のサービスの選択肢から選択するようにする音声ガイダンスサービスにも適用することができる。
例えば、サービスセンタは、音声ガイダンスとして、「お聞きになりたいものを選んで下さい。国内ニュースは「1」、海外ニュースは「2」、天気予報は「3」、ショッピングは「4」、株価情報は「5」。もう一度お聞きになる場合には「6」。番号をどうぞ・・・・」をユーザに送出する。
これに対しては、ユーザは、例えば天気予報が聞きたいときには、天気予報は「3」であることを覚えておき、音声ガイダンスの終了後に、「3」のボタンを操作して、サービスセンタに電話機から、そのPB信号を送出させるようにする。
上記の特許文献は、次の通りである。
特開平05−122247号公報
上述したように、従来の音声ガイダンス装置においては、複数のサービスの選択肢から一つの選択肢を選択するようにする場合、ユーザは、選択肢の内容と選択肢の番号との対応を記憶しておかなければならない。このため、選択肢の数が多い場合や、選択肢の内容が長い場合には、記憶が困難となるので、ユーザは間違った選択をすることが多いという問題があった。
また、従来の音声ガイダンス装置の場合、前の項目に戻ったり、前のページに戻ったりする操作入力は割り当てられておらず、例えば前記の場合には、「6」を選択入力して、再度の音声ガイダンスの聴取を待って選択入力するようにしなければならないという問題があった。
この発明は、以上の点にかんがみ、音声ガイダンスに対するユーザの応答入力操作を、より簡便にすることができる音声ガイダンス装置を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、請求項1の発明は、
複数個の候補フレーズから、一つの候補フレーズを選択させるようにする音声ガイダンスをユーザに送出し、前記音声ガイダンスに対する前記ユーザの入力操作に基づく信号を受信して、予め定められた処理に行うようにする音声ガイダンス装置であって、
前記ユーザの入力操作に関する音声による説明であって、少なくとも前記候補フレーズの選択を意味する前記入力操作を、特定のボタン操作に割り付けたことを内容とする説明の情報と、前記複数個の候補フレーズの情報とを格納する音声ガイダンス情報格納部と、
前記候補フレーズの前記ユーザへの送出前に前記音声ガイダンス情報格納部から前記説明の情報を読み出して、当該説明の情報に基づく音声を前記ユーザに対して送出し、その後、前記音声ガイダンス情報格納部から前記候補フレーズ毎に読み出して、当該候補フレーズの音声を前記ユーザに送出すると共に、前記候補フレーズの音声の送出に関連して、前記ユーザに対して前記入力操作の受け付け可能を通知するための無音区間あるいは特定の音声の付加を伴なうようにする音声ガイダンス送出手段と、
前記候補フレーズの音声の送出に関連する前記ユーザからの前記入力操作に基づく信号を受け付ける受付手段と、
前記受付手段で、前記候補フレーズの送出に関連する前記ユーザからの前記入力操作に基づく信号を受け付けたときには、当該信号を受け付けたときの前記候補フレーズについて前記信号に割り付けられた処理を即座に行い、前記信号を受け付けなかったときには、前記音声ガイダンス情報格納部から次の候補フレーズを読み出して、前記音声ガイダンス送出手段により、前記ユーザに対して音声送出させるように制御する制御手段と、
を備えることを特徴とする音声ガイダンス装置を提供する。
上述の構成の請求項1の発明においては、ユーザに対しては、候補フレーズが順次に音声により提供される。そして、候補フレーズ毎に、無音区間あるいは特定の音声の付加により、ユーザは、入力操作の受け付けが可能であることを知る。そして、ユーザは、自分が選択したい候補フレーズとなったときに、例えば「#」のボタンなどの特定のボタン操作を行うことで、候補フレーズの選択ができる。
したがって、従来のように、各候補フレーズの内容と、選択番号などとの対応を覚えておく必要がなく、選択操作が簡単であると共に、間違いも少ない。
この発明によれば、候補フレーズの送出に関連して、特定の操作をすればよいので、従来のように、各候補フレーズの内容と、選択番号などとの対応を覚えておく必要がなく、選択操作が簡単であると共に、間違いも少ない。
以下、この発明による音声ガイダンス装置のいくつかの実施形態を、図を参照しながら説明する。
[第1の実施形態]
この第1の実施形態は、複数個の候補フレーズ、例えば、国内ニュース、海外ニュース、天気予報、ショッピング、株価情報などを、音声ガイダンスにより、ユーザに提供し、この音声ガイダンスにより提供された候補フレーズの中から、ユーザが選択した項目の音声サービスを、ユーザが聴取できるようにする場合である。
図1は、この発明による音声ガイダンス装置の第1の実施形態のブロック図を示すものである。この例の音声ガイダンス装置は、例えばコンピュータで構成される制御部10に対して、公衆網回線制御部11と、PB信号受信器12と、音声ガイダンス情報格納部13と、サービス音声情報格納部14と、セレクタ15と、音声合成処理部16と、ダイヤルトーン発生部17とが接続されて構成されている。
公衆網回線制御部11は、公衆電話網18に接続されており、ユーザの電話機19からの着信を検出して、その検出出力を制御部10に送出したり、ユーザの電話機19からのPB信号をPB信号受信器12に送ったり、さらに、ユーザの電話機19に対して、音声合成処理部16からの音声ガイダンス情報の音声を送出したりする。
PB信号受信器12は、ユーザの電話機19から送られてくるPB信号を公衆網回線制御部11を通じて受信し、テンキーのうちのいずれのボタン操作に対応するPB信号であるかを検出して、その検出出力を制御部10に送出する。なお、この例のPB信号受信器12は、通常一般に用いられるPB信号受信器と同様に、受信音声信号からダイヤルトーンを除去できる機能を備えている。
音声ガイダンス情報格納部13には、複数のフレーズ情報からなる音声ガイダンス情報が格納されており、制御部10から読み出しアドレスが指定されて、フレーズ情報単位の読み出しが制御される。この実施形態の音声ガイダンス情報は、図2に示すように、フレーズ番号がF1、F2、F3、F4、F5、F6、F7の7個のフレーズで構成されている。
フレーズ番号F1のフレーズは、ユーザの入力操作に関する音声による説明のフレーズであって、特定のPB信号のそれぞれに変換される特定のボタン操作のそれぞれに割り付けられた処理内容についての説明のフレーズである。このF1の説明のフレーズは、選択項目となる候補フレーズではない。
図2にも記載されているように、この例の説明のフレーズは、
「お聞きになりたいものに続けて「#」を押してください。戻る場合には「*」です。」
という内容とされている。つまり、選択操作は、「#」のボタン操作であり、選択したい候補フレーズが送出されたときに、それに続けて、「#」のボタン操作をすべきことを説明している。また、「*」のボタン操作は、戻る指示入力であることを説明している。なお、ここで、戻る操作は、特定の候補フレーズを選択して、対応する音声サービスを受けているときに、当該「*」のボタン操作を受け付けると、音声ガイダンスの候補フレーズの送出動作に戻ることを意味している。
なお、音声ガイダンスの各フレーズを複数ページとして用意し、各ページ毎に、ユーザに提供するようにする場合においては、「*」のボタン操作による戻る処理は、前ページに戻るように割り付けることもできる。
図2に示すように、フレーズ番号F2〜F7のフレーズは、それぞれ、選択項目の候補フレーズである。この例では、図2に示すように、フレーズ番号F2のフレーズは、「国内ニュース」、フレーズ番号F3のフレーズは、「海外ニュース」、フレーズ番号F4のフレーズは、「天気予報」、フレーズ番号F5のフレーズは、「ショッピング」、フレーズ番号F6のフレーズは、「株価情報」、フレーズ番号F7のフレーズは、「繰り返す」という音声情報とされている。
図2に示すように、フレーズ番号F2〜F6の各フレーズに対しては、それらが選択されたときの次動作を開始するための情報が対応して格納されている。すなわち、フレーズ番号F2〜F6の各フレーズに対しては、サービス音声情報格納部14の、それぞれのフレーズに対応するサービス音声情報が格納されているアドレス情報(例えば先頭アドレス)が格納されている。
ユーザにより、フレーズ番号F2〜F6のうちのいずれかのフレーズ番号のフレーズが選択されたときには、そのフレーズ番号のフレーズに対応するアドレス情報が、音声ガイダンス情報格納部13から読み出され、当該読み出されたアドレス情報に基づいて、サービス音声情報格納部14から選択されたフレーズに対応するサービス音声情報が読み出されて、音声サービスが実行される。
また、フレーズ番号F7のフレーズに対しては、フレーズ番号F1が格納されており、このフレーズ番号F7のフレーズが選択されたときには、フレーズ番号F1のフレーズから、音声ガイダンスを繰り返すようにされている。
サービス音声情報格納部14は、前述もしたように、フレーズ番号F2〜F6の選択項目の候補フレーズのそれぞれに対応するサービス音声情報が、前述したアドレス位置のそれぞれに格納されている。国内ニュース、海外ニュース、天気予報、ショッピング、株価情報の、それぞれの音声サービス情報は、常に最新のものに更新されて格納されている。
制御部10は、このサービス音声情報格納部14への読み出し/書き込みアドレス情報を制御して、その読み出しおよび書き込みを制御する。
セレクタ15は、音声ガイダンス情報格納部13から読み出されたフレーズ情報またはサービス音声情報格納部14から読み出された音声サービス情報のうちのいずれか一方を、制御部10からの選択制御信号により選択し、当該選択した音声情報を音声合成処理部16に供給する。
音声合成処理部16は、入力された音声情報から音声を合成して、公衆網回線制御部11を通じて公衆電話網18に送出する。
ダイヤルトーン発生部17は、制御部10からの制御信号に応じてダイヤルトーン信号を発生する。この実施形態では、後述もするように、制御部10は、フレーズ番号F2〜F7の候補フレーズを送出した後に、ユーザからのPB信号を受け付けることをユーザに通知する合図として、次のフレーズを送出するまでの間の所定時間、ダイヤルトーンを送出するように、ダイヤルトーン発生部17を制御する。
すなわち、ダイヤルトーンは、ユーザに対するPB信号の入力を促す合図ともなっており、この例では、制御部10は、ダイヤルトーンの送出開始時点から、PB信号の受信の受け付けを行う。これは、候補フレーズの音声送出の途中からPB信号の受信の受け付けを行う場合には、PB信号受信器12が、PB信号をフレーズの音声と区別して認識する必要があるため、誤動作し易い点を考慮したものである。
なお、ダイヤルトーンとPB信号とが混合してPB信号受信器12に入力されたとしても、前述もしたように、PB信号受信器12は、ダイヤルトーンは除去できる機能を備えるものであり、良好にPB信号の検出ができるものである。
[第1の実施形態の動作説明]
以上のように構成されている第1の実施形態の音声ガイダンス装置の、ユーザからの着信を受けたときの動作を、図3およびその続きである図4のフローチャートを参照して説明する。以下に説明する各ステップの処理は、制御部10が主として実行する処理である。
まず、制御部10は、ユーザからの着信を監視し(ステップS1)、公衆網回線制御部11からの着信検出出力に基づいて着信の受信を検出すると、当該着信に自動応答し(ステップS2)、通話路を生成する(ステップS3)。
そして、制御部10は、音声ガイダンス情報格納部13のフレーズ番号F1の説明情報のフレーズを読み出すと共に、セレクタ15を音声ガイダンス情報格納部13からの音声情報を選択する状態に制御して、読み出した説明情報のフレーズを公衆網回線制御部11および公衆電話網18を通じてユーザの電話機19に送る(ステップS4)。すなわち、この例では、「お聞きになりたいものに続けて「#」を押してください。戻る場合には「*」です。」という説明の音声がユーザに提供される。
次に、制御部10は、フレーズ番号F2の最初の候補フレーズを読み出すように制御し(ステップS5)、当該読み出した候補フレーズを、セレクタ15、音声合成処理部16および公衆網回線制御部11を通じて、ユーザの電話機19に送出するようにする(ステップS6)。そして、制御部10は、候補フレーズの送出後にダイヤルトーン発生部17を制御して、ダイヤルトーンを送出させるようにする(ステップS7)。
このダイヤルトーンの聴取によりユーザは、PB信号の受け付けを認識し、当該音声送出されたフレーズを選択する場合には、「#」のボタンを操作し、当該音声送出されたフレーズを選択しない場合には、何の操作もしない。
そこで、制御部10は、ダイヤルトーンの送出に関連して、ユーザからのPB信号を受信したか否か判別し(ステップS7)、PB信号を受信しなかったと判別したときには、音声ガイダンス情報格納部13から次の候補フレーズの情報を読み出し(ステップS9)、ステップS6に戻り、当該読み出した候補フレーズを、セレクタ15、音声合成処理部16および公衆網回線制御部11を通じて、ユーザの電話機19に送出するようにすると共に、ステップS7において、その送出後にダイヤルトーン発生部17を制御して、ダイヤルトーンを送出するようにする。
また、PB信号受信部12からの信号により、ステップS8で、ユーザからPB信号を受信したと判別したときには、制御部10は、受信したPB信号は、「#」のボタン操作によるものであるか否か判別し(ステップS10)、「#」以外のボタン操作であると判別したときには、そのPB信号を無視して(ステップS11)、ステップS9に進み、次の候補フレーズを続いて読み出すように制御する。
また、ステップS10で、受信したPB信号は、「#」のボタン操作によるものであると判別したときには、制御部10は、送出した候補フレーズは、フレーズ番号F7であるか否か判別する(ステップS12)。
ステップS12で、フレーズ番号F7の候補フレーズであると判別したときには、これはページの最後のフレーズであることから、制御部10は、ステップS4に戻り、音声ガイダンス格納部13に対して、フレーズ番号F1からの読み出し制御を再度行うように制御する。
ステップS12で、フレーズ番号F7ではないと判別したときには、制御部10は、「#」のPB信号を受信する直前に音声送出したフレーズ番号の候補フレーズに対応する音声サービス情報格納部14のアドレス情報を、音声ガイダンス情報格納部13から読み出し、当該読み出したアドレス情報を基に、音声サービス情報格納部14に対して読み出しアクセスをして、対応する音声サービス情報を読み出すと共に、セレクタ15を、音声サービス情報格納部13からの情報を出力する状態に切り換え制御する(ステップS13)。
これにより、ユーザが選択した候補フレーズの選択項目の音声サービス情報が、ユーザに対して提供される。
そして、この実施形態では、制御部10は、サービス音声情報の送出が終了するのを待ち(図4のステップS21)、サービス音声情報の送出終了を検知して無音区間になると、ダイヤルトーン発生部17を制御して、ダイヤルトーンをユーザに送信して、PB信号を受け付け可能であることを通知する(ステップS22)。
この通知を受けて、ユーザは、続けて他の音声サービスを受けたい場合には、戻る操作を意味する「*」の操作ボタンを押すようにする。
そこで、制御部10は、PB信号受信部12からの信号により、ダイヤルトーンの送出に関連して、ユーザからPB信号の受信したか否か判別し(ステップS23)、PB信号を受信しなかったと判別したときには、回線が切断されたか否か判別し(ステップS26)、切断されたと判別したときには、回線切断処理を行って(ステップS27)、この処理ルーチンを終了する。
また、ステップS26で、回線切断されなかったと判別したときには、ステップS23に戻る。そして、PB信号受信部12からの信号により、ステップS23で、ユーザからPB信号を受信したと判別したときには、制御部10は、受信したPB信号は、「*」のボタン操作によるものであるか否か判別し(ステップS24)、「*」以外のボタン操作であると判別したときには、そのPB信号を無視して(ステップS25)、ステップS26に進み、上述した処理を行う。
また、ステップS24で、受信したPB信号は、「*」のボタン操作によるものであると判別したときには、制御部10は、ステップS4に戻り、音声ガイダンス格納部13に対して、フレーズ番号F1からの読み出し制御を再度行うように制御する。
以上説明した音声ガイダンスの送出動作の具体例を挙げると、次のようなものとなる。すなわち、
「お聞きになりたいものに続けて「#」を押してください。戻る場合には「*」です。国内ニュース『 』、海外ニュース『 』、天気予報『 』、ショッピング『 』、株価情報『 』、繰り返す『 』。」
というようになる。
ここで、『 』は、ダイヤルトーンの送出区間を示している。すなわち、この例では、各候補フレーズの後に、ダイヤルトーンの送出区間を設けている。いずれかの候補フレーズの後のダイヤルトーンの送出区間において、「#」のPB信号を受け付けると、その候補フレーズが選択されたことを意味して、当該候補フレーズの音声サービス情報の送出が、上述のようにして実行されることになる。
なお、以上説明した例では、「*」のボタン操作に基づくPB信号は、音声サービス情報の送出から、音声ガイダンス送出の処理動作に戻ることを意味するものに割り付けるようにしたが、「**」(「*」のボタン操作の2回繰り返し操作)を音声サービス情報の送出から、音声ガイダンス送出のページに戻ることを意味するものに割り付け、「*」のボタン操作に基づくPB信号は、一つ前の候補フレーズの送出に戻ることを意味するものに割り付けるようにすることもできる。
その場合には、音声ガイダンスは、例えば、
「お聞きになりたいものに続けて「#」を押してください。前の項目に戻る場合は「*」です。前のページに戻る場合は「**」です。国内ニュース『 』、海外ニュース『 』、天気予報『 』、ショッピング『 』、株価情報『 』、繰り返す『 』。」
というようになる。なお、ここでは、処理動作の単位を便宜上ページと呼んでいる。
この場合における音声ガイダンス装置の動作のフローチャートを、図5および図6に示す。この図5および図6のフローチャートは、図3および図4のフローチャートの一部を修正したもので、修正部分のみを説明する。
まず、図5においては、ステップS10において、「#」以外のボタン操作であると判別したときには、「*」のボタン操作であるか否か判別する(ステップS14)。そして、「*」のボタン操作でもないと判別したときには、そのPB信号を無視して(ステップS11)、ステップS9に進み、次の候補フレーズを続いて読み出すように制御する。
また、ステップS14で、「*」のボタン操作であると判別したときには、制御部10は、その一つ前の候補フレーズを読み出すように制御して(ステップS15)、ステップS6に戻り、当該読み出した候補フレーズを、セレクタ15、音声合成処理部16および公衆網回線制御部11を通じて、ユーザの電話機19に送出するようにする。図5のその他の処理は、図3の対応する処理と全く同様である。
また、図6のフローチャートにおいては、図4のステップS24の代わりにステップS28が設けられ、このステップS28においては、「**」の操作がなされたか否か判別する。そして、ステップS28で、「**」以外のボタン操作であると判別したときには、そのPB信号を無視して(ステップS25)、ステップS26に進む。
また、ステップS28で、受信したPB信号は、「**」のボタン操作によるものであると判別したときには、制御部10は、ステップS4に戻り、音声ガイダンス格納部13に対して、フレーズ番号F1からの読み出し制御を再度行うように制御する。図6のその他は、図4の対応する処理と全く同様である。
以上のようにして、この実施形態によれば、ユーザは、進むを意味することとなる「#」と、戻るを意味する「*」の基本操作だけで、複雑な階層構造を持つ選択肢群でも、いちいち項目内容と対応番号を覚えておかなくても、容易に選択操作することが可能になる。この感覚は、インターネットブラウザで、「ハイパーテキストリンク」をクリックして各選択肢に進み、「戻る」ボタンのクリックで前のページへ戻る感覚と同様となり、非常に使い勝手が良い。
なお、上述の例では、ユーザからのPB信号を受け付ける合図となるダイヤルトーンは、候補フレーズと重ならないようしたが、音声信号と重なったPB信号の検出についての誤動作が少ないPB信号受信器を、PB信号受信器12として用いる場合には、候補フレーズの途中からユーザの電話機からのPB信号を受け付けるようにしてもよい。その場合には、制御部10は、ダイヤルトーンを候補フレーズの途中から重ねて送出するようにダイヤルトーン発生部17を制御するようにする。
また、ダイヤルトーンは、ユーザからのPB信号を受け付ける合図として必須のものではなく、当該合図として、所定の時間長の無音区間を用いることもできる。
[第2の実施形態]
上述した第1の実施形態は、音声ガイダンスが、先頭部分のユーザ操作に関する説明の情報部分を除いて、全て、ユーザが選択することが可能な候補フレーズからなる場合であったが、この発明は、このような候補フレーズのみからなる音声ガイダンスを提供する場合のみに適用されるものではない。
以下に説明する第2の実施形態は、例えばトピックニュースのように、必ずしも選択させる必要がない長い文章(以下、主題の情報という)を音声ガイダンス情報として提供するものであるが、当該長い文章中で、専門用語などの特定のフレーズに関しては、リンク先にジャンプしてその説明の音声メッセージを聴取して参照することができ、そして、当該リンク先から元の文章の音声ガイダンスに戻ることができるようにする例である。
例えば、主題の情報としてトピックニュースを、
「家庭内LANでは最近、『無線LAN』の普及が進んでいます。無線LANの方式としては『IEEE802.11b』が価格的にこなれてきたことで普及に拍車がかかっていますが、『IEEE802.11a』や『IEEE802.11g』などの更に高速な無線LANも商品化されています。」
というように、音声メッセージを音声ガイダンス情報として提供する場合が考えられる。
この例の場合において、上述の音声ガイダンスにおいて、『 』で囲んだ部分は、リンク先が設定されていて、そのリンク先にジャンプすることにより、そのフレーズの詳細な内容を聴取することができるように設定されている部分であって、この第2の実施形態においては、実際の音声ガイダンスの音声送出の際に、ダイヤルトーンがミキシングされて音声送出され、音声ガイダンスの聴取ユーザに、ユーザ操作に基づくPB信号の受信を可能とすることを通知するようにする。
そして、例えば、上述の音声ガイダンスにおいて、『IEEE802.11a』の箇所で、「進む」を意味する、例えば「#」のボタン操作に基づくPB信号をユーザから受け付けたときには、
「IEEE802.11aは5GHz帯の無線を使用する無線LANで、・・・・」
という説明にジャンプして、当該説明の音声情報をユーザに提供するようにする。上述の主題の音声ガイダンスにおいて、何もユーザから受信しないときには、音声ガイダンス装置は、そのまま主題の情報の音声メッセージの送出を継続するようにする。
この第2の実施形態のハードウエア構成例を図7に示す。この第2の実施形態の音声ガイダンス装置は、例えばコンピュータで構成される制御部20に対して、公衆網回線制御部21と、PB信号受信器22と、音声ガイダンス情報格納部23と、音声合成処理部24と、ダイヤルトーン発生部25とが接続されて構成されている。
この第2の実施形態では、ユーザに提供する音声メッセージの情報は、全て音声ガイダンス情報格納部23に格納されている。このため、第1の実施形態と比較すると、第2の実施形態では、第1の実施形態の場合のサービス音声情報格納部14とセレクタ15とが存在しない構成となっている。音声ガイダンス情報格納部23の格納データおよび制御部20の制御処理内容以外の各部の構成は、第1の実施形態と全く同様である。
この第2の実施形態では、音声ガイダンス情報格納部23に格納される音声ガイダンス情報は、ユーザの入力操作に関する音声による説明情報と、音声ガイダンスフレーズ情報とで構成される。音声ガイダンスフレーズ情報は、複数ページで構成されるもので、各ページは、一つあるいは複数のフレーズで構成される。
説明情報は、第1の実施形態と同様のものであって、例えば、
「詳細をお聞きになりたいときはダイヤルトーンが聞こえるところで「#」を押してください。ページの先頭に戻る場合は「*」です。前のページに戻る場合は「**」です。」
というものとされる。
図8に、この第2の実施形態における音声ガイダンス情報格納部23に格納される音声ガイダンスフレーズ情報の例を示す。この例では、音声ガイダンスフレーズ情報は、6ページで構成され、各ページが複数個のフレーズで構成されている。そして、各ページを構成するフレーズには、フレーズ番号Fi(i=1,2,3,・・・)が付与されている。
そして、詳細な情報がリンクされているフレーズについては、ユーザの入力操作に基づくPB信号を割り込み処理により受け付けることを可能にするために、割り込みフラグが、割り込み有りを意味する「1」に設定されると共に、そのフレーズのところでユーザから「#」のPB信号が到来したときの飛び先頁(ジャンプ先)が設定されている。
そして、割り込みフラグが「1」とされている各フレーズ番号のフレーズの音声送出時には、制御部20は、ダイヤルトーンを当該フレーズに重ねて(混合して)送出するように制御する。このため、この第2の実施形態では、PB信号受信器12は、音声信号と重なったPB信号の検出についての誤動作が少ないPB信号受信器を用いるようにする。
具体例に沿って説明すると、図8において、ページP1は、主題の情報の音声メッセージの部分であり、この例では、前述した
「家庭内LANでは最近、『無線LAN』の普及が進んでいます。無線LANの方式としては『IEEE802.11b』が価格的にこなれてきたことで普及に拍車がかかっていますが、『IEEE802.11a』や『IEEE802.11g』などの更に高速な無線LANも商品化されています。『このページの最後です。』」
というメッセージ情報が、図8に示されるように、10個のフレーズに分解され、各フレーズ毎に、F1〜F10までのフレーズ番号が付与されて格納されている。
そして、上述において、『 』で囲んで示したフレーズ番号F2、F5、F7、F8およびF10のフレーズについては、割り込みフラグが「1」に設定されていると共に、飛び先頁がそれぞれ設定されている。また、『 』で囲んで示したフレーズ部分の音声送出の際には、ダイヤルトーンがミキシングされて音声送出され、音声ガイダンスの聴取ユーザに、PB信号を受信することが通知される。
ページP2は、主題の情報のページのうちのフレーズ番号F2のフレーズ「無線LANの」にリンクして、当該「無線LAN」についての説明をする音声情報のページである。この例では、ページP2は、無線LANについての説明の情報のフレーズ(フレーズ番号F1)と、「このページの最後です。」というフレーズ(フレーズ番号F2)との2つのフレーズからなる。「このページの最後です。」というフレーズについては、ユーザからのPB信号を受付可能とするために割り込みフラグが「1」に設定されている。
したがって、このページP2が読み出されると、
「無線LANはイーサネット(登録商標)ケーブルの代わりに無線を使用します。無線なので新たに配線する必要がなく、移動も容易です。『このページの最後です。』」
という内容になり、『 』で囲んで示した部分では、ダイヤルトーンがミキシングされて音声送出され、この音声ガイダンスの聴取ユーザに、PB信号を受信することが通知される。
ページP3は、主題の情報のページのうちのフレーズ番号F5のフレーズ「IEEE802.11b」にリンクして、当該「IEEE802.11b」についての説明をする音声情報のページであり、この例では、フレーズ番号F1からフレーズ番号F3までの3フレーズで構成されるIEEE802.11bについての説明の情報と、「このページの最後です。」というフレーズ(フレーズ番号F4)とからなっている。
そして、フレーズ番号F2の「Mbpsの」というフレーズと、フレーズ番号F4の「このページの最後です。」というフレーズについては、ユーザからのPB信号を受付可能とするために割り込みフラグが「1」に設定されている。
したがって、このページP3が読み出されると、
「IEEE802.11bは2.4GHz帯の無線を使用するLANの規格で最大11『Mbpsの』速度でデータを送ることができます。『このページの最後です。』」
という内容になり、『 』で囲んで示した部分では、ダイヤルトーンがミキシングされて音声送出され、この音声ガイダンスの聴取ユーザに、PB信号を受信することが通知される。
ページP4は、主題の情報のページのうちのフレーズ番号F7のフレーズ「IEEE802.11a」にリンクして、当該「IEEE802.11a」についての説明をする音声情報のページであり、この例では、フレーズ番号F1からフレーズ番号F3までの3フレーズで構成されるIEEE802.11aについての説明の情報と、「このページの最後です。」というフレーズ(フレーズ番号F4)とからなっている。
そして、フレーズ番号F2の「Mbpsの」というフレーズと、フレーズ番号F4の「このページの最後です。」というフレーズについては、ユーザからのPB信号を受付可能とするために割り込みフラグが「1」に設定されている。
したがって、このページP4が読み出されると、
「IEEE802.11aは5.2GHz帯の無線を使用するLANの規格で最大54『Mbpsの』速度でデータを送ることができます。『このページの最後です』。」
という内容になり、『 』で囲んで示した部分では、ダイヤルトーンがミキシングされて音声送出され、この音声ガイダンスの聴取ユーザに、PB信号を受信することが通知される。
ページP5は、主題の情報のページのうちのフレーズ番号F8のフレーズ「IEEE802.11g」にリンクして、当該「IEEE802.11g」についての説明をする音声情報のページであり、この例では、フレーズ番号F1からフレーズ番号F3までの3フレーズで構成されるIEEE802.11gについての説明の情報と、「このページの最後です。」というフレーズ(フレーズ番号F4)とからなっている。
そして、フレーズ番号F2の「Mbpsの」というフレーズと、フレーズ番号F4の「このページの最後です。」というフレーズについては、ユーザからのPB信号を受付可能とするために割り込みフラグが「1」に設定されている。
したがって、このページP5が読み出されると、
「IEEE802.11gは5GHz帯の無線を使用するLANの規格で最大54『Mbpsの』速度でデータを送ることができます。『このページの最後です』。」
という内容になり、『 』で囲んで示した部分では、ダイヤルトーンがミキシングされて音声送出され、この音声ガイダンスの聴取ユーザに、PB信号を受信することが通知される。
ページP6は、ページ3、ページ4またはページ5のそれぞれのフレーズ番号F2のフレーズ「Mbpsの」にリンクして、当該「Mbpsの」についての説明をする音声情報のページである。この例では、ページP6は、Mbpsについての説明の情報のフレーズ(フレーズ番号F1)と、「このページの最後です。」というフレーズ(フレーズ番号F2)との2つのフレーズからなる。「このページの最後です。」というフレーズについては、ユーザからのPB信号を受付可能とするために割り込みフラグが「1」に設定されている。
したがって、このページP6が読み出されると、
「Mbpsはデータ転送の速度の単位で、1Mbpsは1秒間に1Mbitの情報データを送ることができます。『このページの最後です。』」
という内容になり、『 』で囲んで示した部分では、ダイヤルトーンがミキシングされて音声送出され、この音声ガイダンスの聴取ユーザに、PB信号を受信することが通知される。
また、この第2の実施形態では、上記の音声ガイダンス情報のほかに、図9に示すようなページ履歴テーブルが用意される。このページ履歴テーブルは、図7では、図示を省略したが、この例では、制御部20に内蔵されるメモリに格納される。
このページ履歴テーブルは、この第2の実施形態では、ページ単位で別ページに飛んだり、前のページに戻ったりすることができるようにするために設けられている。図9に示すように、このページ履歴テーブルは、履歴番号とページ番号との対応テーブルである。履歴番号は履歴番号ポインタに対応する。ユーザから「#」のPB信号を受け付けて、ページジャンプするたびに、1だけ増加した履歴番号を、このページ履歴テーブルに追加登録してゆき、当該追加登録した履歴番号に対応して、飛び先のページ番号を、ページ番号の欄に記録してゆく。
ユーザから「**」のPB信号を受け付けて前のページに戻るとき、このページ履歴テーブルを参照して、戻るページがいずれのページであるかを認識するようにする。また、ユーザから「*」のPB信号を受け付けてページの先頭に戻るときにも、当該送出中のページがどのページであるかを、このページ履歴テーブルを参照することにより認識することができる。
なお、上述の例では、各ページの最後のフレーズとして、「このページの最後です。」というフレーズを用いるようにしたが、この音声フレーズが煩わしい場合には、ページの最後を意味するものとして、例えば「ぴー」などという特定の音を送出して、当該フレーズを省略するようにすることもできる。
[第2の実施形態の動作説明]
以上のように構成されている第2の実施形態の音声ガイダンス装置の、ユーザからの着信を受けたときの動作を、図10、図11および図12のフローチャートを参照して説明する。以下に説明する各ステップの処理は、制御部20が主として実行する処理である。
まず、制御部20は、ユーザからの着信を監視し(ステップS31)、公衆網回線制御部21からの着信検出出力に基づいて着信の受信を検出すると、当該着信に自動応答し(ステップS32)、通話路を生成する(ステップS33)。
そして、制御部20は、音声ガイダンス情報格納部23から説明情報のフレーズを読み出して、読み出した説明情報のフレーズを公衆網回線制御部21および公衆電話網18を通じてユーザの電話機19に送る(ステップS34)。すなわち、この例では、
「詳細をお聞きになりたいときはダイヤルトーンが聞こえるところで「#」を押してください。ページの先頭に戻る場合は「*」です。前のページに戻る場合は「**」です。」
という説明の音声がユーザに提供される。
次に、制御部20は、音声ガイダンス情報格納部23からの音声ガイダンスフレーズ情報の送出処理ルーチンを実行する(ステップS35)。このステップS35の処理ルーチンの詳細は、図11および図12のフローチャートに示すようなものである。これについては後述する。
次に、制御部20は、ステップS35の処理ルーチンを実行中に、回線が切断されたか否か判別し(ステップS36)、回線が切断されていないと判別したときには、ステップS35の処理を継続し、回線が切断されたと判別したときには、回線切断処理を行って(ステップS37)、この図10の処理ルーチンを終了する。
次に、音声ガイダンスフレーズ情報の送出処理ルーチンについて説明する。
まず、図11に示すように、制御部20は、ページ番号を示すページカウンタ値PCを、初期値に、つまりPC=1に設定する。また、ページ履歴テーブルに履歴番号「1」を登録する(ステップS41)。
次に、制御部20は、ページカウンタ値PCが示すページを読み出し対象ページとして認識する(ステップS42)。そして、フレーズ番号を示すフレーズカウンタ値FCを、初期値に、つまりFC=1に設定する(ステップS43)。次に、音声ガイダンス情報格納部23の音声ガイダンスフレーズ情報の、読み出し対象ページのフレーズカウンタ値FCが示すフレーズ番号のフレーズの項目を参照し、そのフレーズについて割り込みフラグが「1」になっているか否か判別する(ステップS44)。
ステップS44で、割り込みフラグが「1」になっていると判別したときには、制御部20は、ユーザからのPB信号による割り込み入力の受け付けを許可し(ステップS45)、当該フレーズ番号のフレーズを音声送出する。このとき、制御部20は、ダイヤルトーン発生部25を制御して、当該フレーズの音声に重ねてダイヤルトーンを送出するように制御する(ステップS46)。
また、ステップS44で、割り込みフラグが「1」にはなっていないと判別したときには、制御部20は、ステップS45を飛ばして、ステップS46に進み、ダイヤルトーンを混合せずに、当該フレーズ番号のフレーズのみを音声送出する(ステップS46)。
次に、制御部20は、ユーザのボタン操作に基づくPB信号による割り込みを受け付けたか否か判別する(ステップS47)。割り込みを受け付けたと判別したときには、制御部20は、図12の割り込み処理ルーチンを実行する(ステップS48)。この割り込み処理ルーチンについては後述する。
また、ステップS47で、割り込みを受け付けなかった判別したときには、制御部20は、当該フレーズ番号のフレーズを最後まで送出したか否か判別し(ステップS49)、フレーズの最後まで送出し終えていないと判別したときには、ステップS46に戻る。
また、ステップS49で、フレーズの最後まで送出し終えたと判別したときには、ユーザからのPB信号入力による割り込みを禁止する(ステップS50)。そして、送出し終えたフレーズは、読み出し対象ページの最終フレーズであるか否か判別し(ステップS51)、最終フレーズであると判別したときには、ステップS42に戻り、当該読み出し対象ページのフレーズを再度音声送出するようにする。
ステップS51で、送出し終えたフレーズは、読み出し対象ページの最終フレーズではないと判別したときには、制御部20は、フレーズカウンタ値FCを、「1」だけインクリメントして、読み出し対象ページの次のフレーズ番号を指定し(ステップS52)、ステップS44に戻り、上述したステップS44以降の処理を繰り返す。
次に、ステップS35の割り込み処理ルーチンについて、図12のフローチャートを参照して説明する。
まず、制御部20は、割り込みを受け付けたのは、「#」、「*」あるいは「**」のいずれのPB信号であるかを判別する(ステップS61)。
ステップS61で、受け付けたのは「*」のPB信号であると判別したときには、制御部20は、PB信号入力による割り込みを禁止する処理を行い(ステップS67)、その後、図11のメインの処理ルーチンのステップS42に戻り、当該読み出し中であったページの先頭からフレーズの音声送出を行うようにする。
ステップS61で、受け付けたのは「#」のPB信号であると判別したときには、制御部20は、履歴番号ポインタを「1」だけインクリメントして、その履歴番号をページ履歴テーブルに登録する(ステップS62)。そして、制御部20は、音声ガイダンス情報格納部23の音声ガイダンスフレーズ情報を参照して、「#」のPB信号が入力されたフレーズ番号の飛び先ページを認識し、ページカウンタ値PCをその飛び先ページのページ番号に設定する(ステップS63)。
そして、制御部20は、ページ履歴テーブルに新たに登録した履歴番号に対応するページ番号の欄に、ステップS63で設定した飛び先ページのページ番号、つまり、ページカウンタ値PCをセットする(ステップS64)。
そして、制御部20は、PB信号入力による割り込みを禁止する処理を行い(ステップS67)、その後、図11のメインの処理ルーチンのステップS42に戻る。すると、このときには、制御部20は、設定されたページカウンタ値PCのページを読み出し対象ページとして、そのページの先頭からフレーズの音声送出を行うように動作する。
また、ステップS61で、受け付けたのは「**」のPB信号であると判別したときには、制御部20は、ページ履歴テーブルの履歴番号ポインタを「1」だけデクリメントする(ステップS65)。そして、ページ履歴テーブルにおいて、デクリメントして求められた履歴番号に対応するページ番号を検出し、検出した当該ページ番号をページカウンタ値PCにセットする(ステップS66)。
そして、制御部20は、PB信号入力による割り込みを禁止する処理を行い(ステップS67)、その後、図11のメインの処理ルーチンのステップS42に戻る。すると、このときには、制御部20は、ページカウンタ値PCに設定された前ページを読み出し対象ページとして、そのページの先頭からフレーズの音声送出を行うように動作する。
音声ガイダンス装置は、以上のような処理ルーチンにしたがって動作するので、最初は、1ページの最初のフレーズ番号F1のフレーズから音声送出を開始する。このとき、ページ履歴テーブルの履歴番号「1」を登録して、当該履歴番号「1」に対応するページ番号の欄にページP1を書き込む。
そして、制御部20は、音声ガイダンス情報格納部23を参照して、送出しようとするフレーズ番号のフレーズについての割り込みフラグが「1」となっているときには、当該フレーズの音声送出に重ねてダイヤルトーンを送出し、フレーズの受信ユーザにPB信号による割り込み入力が可能であることを通知する。
ダイヤルトーンを重ねて送出したフレーズに関連して、受信ユーザからのPB信号による割り込みを受信しなかったときには、制御部20は、順次に次のフレーズ番号のフレーズを読み出して、同様にして、音声送出するようにする。
また、ダイヤルトーンを重ねて送出したフレーズに関連して、受信ユーザから「#」のPB信号を受け付けたときには、制御部20は、音声ガイダンス情報格納部23の音声ガイダンスフレーズ情報の格納部分を参照して、当該フレーズにリンクしている飛び先ページにジャンプする。そして、ジャンプするたびに、番号ポインタを1つ増やし、その新たなページ番号を当該番号ポインタに対応させてページ履歴テーブルに書き込むようにする。
また、ダイヤルトーンを重ねて送出したフレーズに関連して、受信ユーザから「*」のPB信号を受け付けたときには、制御部20は、当該フレーズが含まれるページの先頭のフレーズに戻って、再度、当該先頭のフレーズから音声送出がなされる。
また、ダイヤルトーンを重ねて送出したフレーズに関連して、受信ユーザから「**」のPB信号を受け付けたときには、制御部20は、ページ履歴テーブルの、そのときの番号ポインタより一つ前の番号ポインタのページ番号を参照し、そのページ番号のページの先頭からフレーズを順次に読み出して、上述と同様にして音声送出を行う。
受信ユーザから「**」のPB信号を受け付けたときには、ページ履歴テーブルには、番号ポインタを追加せずに、ページ履歴テーブルの番号ポインタを一つ減らすようにする。なお、受信ユーザから「**」のPB信号を受け付けたときにも、番号ポインタを追加するようにすると共に、現在よりも一つ前の番号ポインタが示すページ番号を検出し、そのページ番号を、新たに追加した番号ポインタに対応して書き込むようにしても良い。
上述の例では、「*」のPB信号を受け付けたら、フレーズ送出中のページの先頭に戻るようにしたが、PB信号による割り込みを受け付け可能な前のフレーズのところに戻るようにしても良い。
[他の実施形態および変形例]
上述の第1の実施形態においては、ユーザに対して、PB信号による操作入力の受け付け可能を通知するために、フレーズの音声送出後、次のフレーズの音声送出前の区間にダイヤルトーンを送出するようにしたが、ダイヤルトーンを送出することなく、当該区間を無音区間とするようにしてもよい。
また、第1の実施形態においても、第2の実施形態と同様に、PB信号による操作入力の受け付け可能を通知するためのダイヤルトーンを、フレーズの音声に重ねて送出するようにしても良い。
また、第2の実施形態においては、PB信号による操作入力の受け付け可能を通知するためのダイヤルトーンを、フレーズの音声に重ねて送出するのではなく、PB信号による操作入力の受け付けを可能にするフレーズの音声送出後、次のフレーズの音声送出前の区間にダイヤルトーンを送出したり、ダイヤルトーンを送出することなく、当該区間を無音区間とするようにしてもよい。
また、ユーザからのフレーズの選択入力や、前の項目あるいは前のページへの入力は、上述のようなユーザのボタン操作に基づくPB信号を用いるのではなく、ユーザが発声する音声を、音声ガイダンス装置に音声認識手段を設けて検出することにより、受け付けるようにすることもできる。
例えば、第1の実施形態においては、「#」のPB信号に代えて、「はい」という音声を割り付け、「*」のPB信号に代えて、「戻る」という音声を割り付け、それらの音声を音声認識手段で認識して、検出するようにすることができる。また、第2の実施形態の場合であれば、「#」のPB信号に代えて、「進む」という音声を割り付け、「*」のPB信号に代えて、「戻る」という音声を割り付け、さらに「**」のPB信号に代えて、「前ページ」という音声を割り付け、それらの音声を音声認識手段で認識して、検出するようにすることができる。
このようにする場合にも、音声ガイダンスのフレーズを音声送出する前に、説明の情報として、各語の発声音声が、どのような処理内容に対応するかを送出するようにするものである。
また、上述の実施形態は、電話回線を通じて音声ガイダンス情報を提供するサービスの場合であるが、この発明は、電話回線を通じた音声ガイダンス情報の提供サービスに限定されるものではない。
例えば、音声ガイダンス装置に、ボタン操作手段や音声入力用のマイクロホンなどの入力手段を設けると共に、スピーカやヘッドホンなどの音声出力手段を設け、当該音声ガイダンス装置から、上述の例のような音声ガイダンス情報提供サービスを直接的にユーザが受けることができるようにすると共に、ボタン操作手段やマイクロホンを通じた音声による指示入力を受け付けるようにする場合にも、この発明を適用することができる。
この場合、ユーザが入力操作するボタンは、上述の例のようなテンキーではなくても良いことは言うまでもない。また、電話システムではないので、ボタン操作に対応して発生する信号は、PB信号でなくても良いことも言うまでもない。
この発明による音声ガイダンス装置の第1の実施形態を説明するためのブロック図である。 図1のブロック図における音声ガイダンス情報格納部の格納内容の例を示す図である。 第1の実施形態の音声ガイダンス装置の動作説明のためのフローチャートの一部である。 第1の実施形態の音声ガイダンス装置の動作説明のためのフローチャートの一部である。 第1の実施形態の音声ガイダンス装置の変形例の動作説明のためのフローチャートの一部である。 第1の実施形態の音声ガイダンス装置の変形例の動作説明のためのフローチャートの一部である。 この発明による音声ガイダンス装置の第2の実施形態を説明するためのブロック図である。 図7のブロック図における音声ガイダンス情報格納部の格納内容の例を示す図である。 第2の実施形態の音声ガイダンス装置の説明のための図である。 第2の実施形態の音声ガイダンス装置の動作説明のためのフローチャートの一部である。 第2の実施形態の音声ガイダンス装置の動作説明のためのフローチャートの一部である。 第2の実施形態の音声ガイダンス装置の動作説明のためのフローチャートの一部である。
符号の説明
10、20 制御部
11、21 公衆網回線制御部
12、22 PB信号受信器
13、23 音声ガイダンス情報格納部
14 サービス音声情報格納部
15 セレクタ
16、24 音声合成処理部
17、25 ダイヤルトーン発生部

Claims (10)

  1. 複数個の候補フレーズから、一つの候補フレーズを選択させるようにする音声ガイダンスをユーザに送出し、前記音声ガイダンスに対する前記ユーザの入力操作に基づく信号を受信して、予め定められた処理に行うようにする音声ガイダンス装置であって、
    前記ユーザの入力操作に関する音声による説明であって、少なくとも前記候補フレーズの選択を意味する前記入力操作を、特定のボタン操作に割り付けたことを内容とする説明の情報と、前記複数個の候補フレーズの情報とを格納する音声ガイダンス情報格納部と、
    前記候補フレーズの前記ユーザへの送出前に前記音声ガイダンス情報格納部から前記説明の情報を読み出して、当該説明の情報に基づく音声を前記ユーザに対して送出し、その後、前記音声ガイダンス情報格納部から前記候補フレーズ毎に読み出して、当該候補フレーズの音声を前記ユーザに送出すると共に、前記候補フレーズの音声の送出に関連して、前記ユーザに対して前記入力操作の受け付け可能を通知するための無音区間あるいは特定の音声の付加を伴なうようにする音声ガイダンス送出手段と、
    前記候補フレーズの音声の送出に関連する前記ユーザからの前記入力操作に基づく信号を受け付ける受付手段と、
    前記受付手段で、前記候補フレーズの送出に関連する前記ユーザからの前記入力操作に基づく信号を受け付けたときには、当該信号を受け付けたときの前記候補フレーズについて前記信号に割り付けられた処理を即座に行い、前記信号を受け付けなかったときには、前記音声ガイダンス情報格納部から次の候補フレーズを読み出して、前記音声ガイダンス送出手段により、前記ユーザに対して音声送出させるように制御する制御手段と、
    を備えることを特徴とする音声ガイダンス装置。
  2. 請求項1に記載の音声応答装置において、
    前記音声送出された候補フレーズの一つ前の候補フレーズへの音声送出の状態に戻ることを意味する前記入力操作として、前記特定の信号とは別の信号に変換されるボタン操作が割り付けられ、
    前記説明の情報には、前記別の信号に変換されるボタン操作が、前記音声送出された候補フレーズの一つ前の候補フレーズへのボタン操作であることを内容とする説明の情報を含む
    ことを特徴とする音声ガイダンス装置。
  3. 請求項1に記載の音声ガイダンス装置において、
    一つ前の処理動作の状態に戻ることを意味する前記入力操作として、前記特定の信号とは別の信号に変換されるボタン操作が割り付けられ、
    前記説明の情報には、前記別の信号に変換されるボタン操作が、前記一つ前の処理動作に戻ることを意味するボタン操作であることを内容とする説明の情報を含む
    ことを特徴とする音声ガイダンス装置。
  4. ユーザに音声ガイダンスの送出を行なうと共に、前記音声ガイダンスに対する前記ユーザの入力操作に基づく信号を受信して、予め定められた処理に移行するようにする音声ガイダンス装置であって、
    前記ユーザの入力操作に関する音声による説明であって、特定の信号のそれぞれに変換される特定のボタン操作のそれぞれに割り付けられた処理内容についての説明の情報と、一つあるいは複数のフレーズで構成されるページの複数ページで構成されると共に、前記フレーズのいくつかについては当該フレーズからジャンプするページが割り付けられている前記音声ガイダンスフレーズ情報とを格納する音声ガイダンス情報格納部と、
    前記音声ガイダンスフレーズ情報の前記ユーザへの音声送出前に、前記音声ガイダンス情報格納部から前記説明の情報を読み出して、当該説明の情報に基づく音声を前記ユーザに対して送出し、その後、前記音声ガイダンスフレーズ情報を、前記音声ガイダンス情報格納部から前記フレーズ毎に読み出して、音声として前記ユーザに送出すると共に、前記各ジャンプするページが割り付けられている前記フレーズの送出に関連して、前記ユーザに対して前記入力操作の受け付け可能を通知するための無音区間あるいは特定の音声の付加を伴なうようにする音声ガイダンス送出手段と、
    前記各ジャンプするページが割り付けられている前記フレーズの送出に関連する前記ユーザからの前記入力操作に基づく信号を受け付ける受付手段と、
    前記受付手段で、前記ジャンプするページが割り付けられている前記フレーズの送出に関連する前記ユーザからの前記入力操作に基づく信号を受け付けたときには、当該信号に割り付けられている処理を即座に行い、前記信号を受け付けなかったときには、前記音声ガイダンス情報格納部から次の候補フレーズを読み出して、前記音声ガイダンス送出手段により、前記ユーザに音声送出させるように制御する制御手段と、
    を備えることを特徴とする音声ガイダンス装置。
  5. 請求項4に記載の音声ガイダンス装置において、
    前記制御手段は、前記受付手段で、前記ジャンプするページが割り付けられている前記フレーズの送出に関連する前記ユーザからの前記入力操作に基づく信号を受け付けたときであって、当該信号がジャンプを意味するものであるときには、前記音声ガイダンス情報格納部を参照して、前記割り付けられたページの先頭にジャンプする処理を即座に行い、前記信号を受け付けなかったときには、前記音声ガイダンス情報格納部から次の候補フレーズを読み出して、前記音声ガイダンス送出手段により、前記ユーザに音声送出させるように制御する
    ことを特徴とする音声ガイダンス装置。
  6. 請求項4に記載の音声ガイダンス装置において、
    前記制御手段は、前記受付手段で、前記ジャンプするページが割り付けられている前記フレーズの送出に関連する前記ユーザからの前記入力操作に基づく信号を受け付けたときであって、当該信号が前項目に戻ることを意味するものであるときには、前記音声ガイダンス情報格納部を参照して、前記フレーズの一つ前の前記ジャンプページが割り付けられたフレーズを再度読み出す処理を行い、前記信号を受け付けなかったときには、前記音声ガイダンス情報格納部から次の候補フレーズを読み出して、前記音声ガイダンス送出手段により、前記ユーザに音声送出させるように制御する
    ことを特徴とする音声ガイダンス装置。
  7. 請求項4に記載の音声ガイダンス装置において、
    前記制御手段は、前記受付手段で、前記ジャンプするページが割り付けられている前記フレーズの送出に関連する前記ユーザからの前記入力操作に基づく信号を受け付けたときであって、当該信号がページの先頭に戻ることを意味するものであるときには、前記フレーズが含まれるページの先頭のフレーズから再度読み出す処理を行い、前記信号を受け付けなかったときには、前記音声ガイダンス情報格納部から次の候補フレーズを読み出して、前記音声ガイダンス送出手段により、前記ユーザに音声送出させるように制御する
    ことを特徴とする音声ガイダンス装置。
  8. 請求項4に記載の音声ガイダンス装置において、
    前記制御手段は、前記受付手段で、前記ジャンプするページが割り付けられている前記フレーズの送出に関連する前記ユーザからの前記入力操作に基づく信号を受け付けたときであって、当該信号が前ページに戻ることを意味するものであるときには、前記音声ガイダンス情報格納部を参照して、前記フレーズを含むページの一つ前の前記ページの先頭のフレーズを再度読み出す処理を行い、前記信号を受け付けなかったときには、前記音声ガイダンス情報格納部から次の候補フレーズを読み出して、前記音声ガイダンス送出手段により、前記ユーザに音声送出させるように制御する制御手段と、
    を備えることを特徴とする音声ガイダンス装置。
  9. 請求項1〜8のいずれかに記載の音声ガイダンス装置において、
    電話回線を通じたユーザからの着信に応じて通話路を生成し、前記ユーザに前記音声ガイダンスを送出するものであって、
    前記ユーザの入力操作に基づく信号は、PB(Push Button)信号である
    ことを特徴とする音声ガイダンス装置。
  10. 前記ユーザからの音声を認識する音声認識手段を備え、
    前記ユーザの入力操作に基づく信号を受信する代わりに前記ユーザの発声音声を受信し、当該受信したユーザの発声音声を前記音声認識手段で認識するようにし、
    前記制御手段は、前記認識した前記発声音声に割り付けられた処理を行うようにした
    ことを特徴とする請求項1〜9のいずれかに記載の音声ガイダンス装置。
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