JP2005274557A5 - - Google Patents

Claims (6)

1. 複数個の圧電素子の配列からなるアレイセンサを用い、フェーズドアレイ方式により動作する超音波探傷方法において、
   前記複数個の圧電素子の中心間距離が、検査対象内での超音波の縦波成分の波長の４分の１の長さを越え、２分の１の長さ未満に収められており、
   超音波の縦波が前記検査対象の板厚方向に往復伝播する第１の時間と横波が前記板厚方向に往復伝播する第２の時間の和に相当する時間以上の期間、前記アレイセンサによる受信信号を表示させることを特徴とする超音波探傷方法。
2. 請求項１に記載の超音波検査方法において、
   前記第１の時間の２倍に相当する時間を越え、前記第１の時間と前記第２の時間の和に相当する時間までの間に表示される信号の有無により前記検査対象の健全性を評価することを特徴とする超音波探傷方法。
3. 請求項１に記載の超音波検査方法において、
   前記縦波が前記板厚方向に片道伝播する第３の時間と前記横波が前記板厚方向に片道伝播する第４の時間の和に相当する時間を越え、前記第３の時間の３倍と前記第４の時間の和に相当する時間までの間に表示される信号の有無により前記検査対象の健全性を評価することを特徴とする超音波探傷方法。
4. 複数個の圧電素子の配列からなるアレイセンサを用い、フェーズドアレイ方式により動作する超音波探傷装置において、
   前記アレイセンサが、前記複数個の圧電素子の中心間距離を、検査対象内での超音波の縦波成分の波長の４分の１の長さを越え、２分の１の長さ未満に収まっているアレイセンサで構成されており、
   超音波の縦波が前記検査対象の板厚方向に往復伝播する第１の時間と横波が前記板厚方向に往復伝播する第２の時間の和に相当する時間以上の期間、前記アレイセンサによる受信信号を表示させる表示部が設けられていることを特徴とする超音波探傷装置。
5. 請求項４に記載の超音波検査装置において、
   前記第１の時間の２倍に相当する時間を越え、前記第１の時間と前記第２の時間の和に相当する時間までの間、前記アレイセンサによる受信信号を表示させる表示部が設けられていることを特徴とする超音波探傷装置。
6. 請求項４に記載の超音波検査装置において、
   前記縦波が前記板厚方向に片道伝播する第３の時間と前記横波が前記板厚方向に片道伝播する第４の時間の和に相当する時間を越え、前記第３の時間の３倍と前記第４の時間の和に相当する時間までの間、前記アレイセンサによる受信信号を表示させる表示部が設けられていることを特徴とする超音波探傷装置。