JP2005274374A - 検圧プラグ用治具及び検圧プラグ - Google Patents

検圧プラグ用治具及び検圧プラグ Download PDF

Info

Publication number
JP2005274374A
JP2005274374A JP2004088480A JP2004088480A JP2005274374A JP 2005274374 A JP2005274374 A JP 2005274374A JP 2004088480 A JP2004088480 A JP 2004088480A JP 2004088480 A JP2004088480 A JP 2004088480A JP 2005274374 A JP2005274374 A JP 2005274374A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gas passage
plug
valve
shielding member
downstream
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2004088480A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4596802B2 (ja
Inventor
Mario Iwakata
真理夫 岩片
Yasushi Kosugi
靖 小杉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Koyo Sangyo Co Ltd
Original Assignee
Koyo Sangyo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Koyo Sangyo Co Ltd filed Critical Koyo Sangyo Co Ltd
Priority to JP2004088480A priority Critical patent/JP4596802B2/ja
Publication of JP2005274374A publication Critical patent/JP2005274374A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4596802B2 publication Critical patent/JP4596802B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Measuring Fluid Pressure (AREA)

Abstract

【課題】 検圧時以外の不使用時に他の作業に邪魔にならない検圧プラグを提供する。
【解決手段】 プラグ本体3には、その上流側の端面3aから下流側の端面3bまで貫通するガス通路33を設ける。このガス通路33の内周面の下流側には、雌ねじ部34を形成する。この雌ねじ部34には、遮蔽部材4及び接続部材5が螺合可能であるが、検圧プラグ1の不使用時には、遮蔽部材4を螺合固定する。遮蔽部材4の下流側の端面4aは、遮蔽部材4をプラグ本体3に螺合固定したとき、プラグ本体3の下流側端面3bと同一平面上に位置させる。
【選択図】図5



Description

この発明は、ガス回路のガス圧を検査する際に用いられる検圧プラグに関する。
一般に、この種の検圧プラグは、プラグ本体を有している。プラグ本体の外周面の上流側端部には、雄ねじ部が形成されている。この雄ねじ部をガス管等に設けられた雌ねじ部に螺合させて締め付けることにより、プラグ本体がガス回路に取り付けられている。プラグ本体の外周面の下流側端部には、接続部が形成されている。一方、プラグ本体の内部には、その上流側の端面から下流側の端面まで貫通するガス通路が形成されている。このガス通路の内部には、ガス通路を開閉する開閉弁が設けられている。この開閉弁は、接続部にソケットが接続されと開弁する。その結果、ガス回路内のガス圧が、検圧プラグ、ソケット及びこのソケットに接続されたガス管を介して圧力計に導入され、圧力計によってガス回路内のガス圧が検出される(特許文献1参照)。なお、接続部からソケットを取り外すと、開閉弁が閉弁する。
特許第3302829号公報
上記従来の検圧プラグにおいては、プラグ本体の接続部が、検圧プラグが取り付けられるガス管等の外周面から大きく突出している。このため、検圧作業時以外の作業時にプラグ本体の接続部が邪魔になるという問題があった。
上記の問題を解決するために、第1の態様に係る発明は、内部に上流側の端面から下流側の端面まで貫通するガス通路が形成されたプラグ本体と、上記ガス通路の内面に形成された弁座、この弁座に着座、離間するよう、上記弁座より上流側の上記ガス通路内に移動可能に設けられた弁体、及びこの弁体を下流側へ付勢して上記弁座に着座させる付勢手段を有する開閉弁と、この開閉弁の上記弁座より下流側の上記ガス通路内に着脱可能に固定された遮蔽部材とを備え、上記遮蔽部材の下流側の端面が上記プラグ本体の下流側の端面に対してほぼ同一平面上又はそれより上流側に位置させられていることを特徴としている。
この場合、上記ガス通路の上記弁座より下流側における中間部内周面に雌ねじ部が形成され、上記遮蔽部材の上流側端部が上記雌ねじ部に着脱可能に螺合固定され、上記遮蔽部材の下流側端部が上記雌ねじ部より下流側の上記ガス通路内に挿脱可能に嵌合されていることが望ましい。
上記遮蔽部材の下流側の端面に複数の係合凹部が形成され、各係合凹部が上記雌ねじ部の軸線を中心とする円周上に周方向へ等間隔だけ離れて配置されていることが望ましい。
上記の問題を解決するために、第2の態様に係る発明は、内部に上流側の端面から下流側の端面まで貫通するガス通路が形成されたプラグ本体と、上記ガス通路の内面に形成された弁座、この弁座に着座、離間するよう、上記弁座より上流側の上記ガス通路内に移動可能に設けられた弁体、及びこの弁体を下流側へ付勢して上記弁座に着座させる付勢手段を有する開閉弁と、この開閉弁の弁座より下流側の上記ガス通路内に着脱可能に固定される遮蔽部材と、内部に上流側の端面から下流側の端面まで貫通するガス孔が形成され、上記遮蔽部材の上記プラグ本体からの取外し時には下流側端部に形成された接続部が上記ガス孔から外部に突出した状態で上流側端部が上記開閉弁より下流側の上記ガス通路に着脱可能に固定される接続部材とを備え、上記遮蔽部材が上記ガス通路に嵌合されたとき上記遮蔽部材の下流側の端面が上記プラグ本体の下流側の端面に対してほぼ同一平面上又はそれより上流側に位置させられていることを特徴としている。
この場合、上記ガス通路の中間部内周面には、上記遮蔽部材の上流側端部と上記接続部材の上流側端部とのいずれか一方が取り外されているときに他方が螺合固定される雌ねじ部が設けられていることが望ましい。
上記遮蔽部材の下流側の端面に複数の係合凹部が形成され、各係合凹部が上記雌ねじ部の軸線を中心とする円周上に周方向へ等間隔だけ離れて配置され、上記接続部材の上流側の端面に、上記複数の係合部にそれぞれ挿脱可能に係合し、上記接続部材の上記雌ねじ部の軸線を中心とする回転を上記遮蔽部材に伝達する複数の係合凸部が形成されていることが望ましい。
上記第2ガス孔内には、その長手方向へ移動可能に設けられ、所定の位置を越えて下流側へ移動したときに上記弁体に突き当たって弁体を上記付勢手段の付勢力に抗して上記弁座から離間させる可動部材が設けられていることが望ましい。
上記特徴構成を有する第1、第2の態様に係る発明によれば、検圧作業時以外の時には接続部材がプラグ本体に取り付けられることがなく、遮蔽部材がプラグ本体に螺合固定される。この状態においては、遮蔽部材の下流側の端面がプラグ本体の下流側の端面に対しほぼ同一平面上に位置するか、それより上流側に位置しているから、プラグ本体のガス管等からの突出高さが、接続部がプラグ本体に一体に形成された従来の検圧プラグに対して少なくとも接続部の分だけ低くなる。したがって、検圧プラグが検圧作業以外の作業時にほとんど邪魔になることがない。
以下、この発明を実施するための最良の形態を、図面を参照して説明する。
図1〜図5は、この発明に係る検圧プラグの一実施の形態を示す。図5に示すように、この実施の形態の検圧プラグ1は、検圧プラグ用治具2と接続部材5とを備えている。
検圧プラグ用治具2は、図1に示すように、プラグ本体3と遮蔽部材4とを有している。プラグ本体3は、真鍮等の金属からなるものであり、上流側端部(図1において右側の端部)の外周面には、テーパ雄ねじ部31が形成されている。このテーパ雄ねじ部31がガス管等のガス回路構成体(図示せず)に設けられた雌ねじ部(図示せず)に螺合固定されることにより、プラグ本体3がガス回路構成体に取り付けられている。プラグ本体3の下流側端部には、断面六角形のスパナ掛け部32が設けられている。プラグ本体3の内部には、上流側端面3aから下流側端面3bまで貫通するガス通路33が形成されている。このガス通路33は、その軸線がテーパ雄ねじ部31の軸線と一致するよう、プラグ本体3の中央部に配置されている。ガス通路33の内部で、その長手方向(ガスの流通方向:図1において左右方向)における中央より若干上流側の箇所には、開閉弁6が設けられている。ガス通路33の中央より若干下流側の箇所には、雌ねじ部34が形成されている。この雌ねじ部34と下流側端面3bとの間には、雌ねじ部34より大径の大径孔部35が形成されており、大径孔部35と雌ねじ部34との間には、下流側端面3b側を向く当接面36が形成されている。
上記開閉弁6は、弁座部材61、弁体62及び付勢手段63を有している。弁座部材61は、Oリングその他の環状をなすシール部材からなるものであり、ガス通路33の中央部より若干上流側の箇所にその軸線をガス通路33の軸線と一致させて配置固定されている。弁体62は、球状に形成されており、弁座部材61より上流側のガス通路33内にその長手方向(図1の左右方向)へ移動可能に収容されている。弁体62は、円錐台、その他の形状に形成してもよい。付勢手段63は、コイルばねその他の弾性材からなるものであり、弁体62より上流側のガス通路33内に配置されている。付勢手段63は、弁体62を下流側へ向かって付勢し、弁座部材61に着座させている。弁体62が弁座部材61に着座すると開閉弁6が閉弁状態になる。開閉弁6の閉弁時には、ガス通路33の内周面と弁体62の外周面との間が弁座部材61によって気密にシールされる。したがって、閉弁時には、ガス通路33の上流側端部に流入したガスが弁座部材61より下流側へ流れることがない。逆に、弁体62が弁座部材61から付勢手段63の付勢力に抗して離間すると開閉弁6が開弁状態になる。開弁時には、ガス通路33の上流側端部に流入したガスが弁座部材61の内部を通ってガス通路33の下流側へ流れる。
なお、弁体62が弁座部材61に着座した環状の部分が弁座になっている。弁座は、ガス通路33の内周面にプラグ本体3と一体に形成してもよい。
遮蔽部材4は、真鍮等の金属からなるものであり、上流側端部の外周面には雄ねじ部41が形成されている。遮蔽部材4の下流側端部には、頭部42が雄ねじ部41と同芯に形成されている。雄ねじ部41は、プラグ本体3の大径孔部35を貫通して雌ねじ部34に螺合されている。そして、頭部42が当接面36に突き当たるまで雄ねじ部41が雌ねじ部34にねじ込まれることにより、遮蔽部材4がプラグ本体3に着脱可能に固定されている。遮蔽部材4がプラグ本体3に螺合固定された状態においては、遮蔽部材4の頭部42全体が大径孔部35に嵌合し、遮蔽部材4の下流側端面4aがプラグ本体3の下流側端面3bと同一平面上に位置している。遮蔽部材4の下流側端面4aは、プラグ本体3の下流側端面3bより上流側に位置していてもよい。
遮蔽部材4の下流側端面4aには、一対の係合凹部43,43が形成されている。一対の係合凹部43,43は、頭部42の径方向へ互いに離れて配置されている。しかも、一対の係合凹部43,43は、頭部42の軸線を中心とする一つの円周上に周方向へ180°離れて配置されている。係合凹部43は、一つ又は三つ以上形成してもよい。三つ以上の形成する場合にも、各係合凹部については、頭部42の径方向へ互いに離れ、かつ頭部42の軸線を中心とする一つの円周上に周方向へ等間隔だけ離して配置するのが望ましい。下流側端面4aの中央部には、収容凹部44が形成されている。
遮蔽部材4の外周面とガス通路33の内周面との間は、Oリング等のシール部材S1によって気密にシールされている。しかも、シール部材S1が火災等によって消失したとしても、遮蔽部材4の外面とガス通路33の内周面との間からガスが漏れるのを防止するために、当接面36と頭部42との間には、金属等の不燃性材料又は難燃性材料からなるパッキンPが設けられている、
上記接続部材5は、その上流側端部(図3において右端部)下流側端部に向かって順次形成された雄ねじ部51、操作部52及び接続部53を有している。雄ねじ部51、操作部52及び接続部53は、互いの軸線を一致させて形成されている。雄ねじ部51は、雌ねじ部34に螺合可能であり、雄ねじ部51を雌ねじ部34に螺合させて締め付けると、操作部52が大径孔部35に嵌合するとともに、当接面に36に突き当たる。これにより、接続部材5がプラグ本体3に着脱可能に固定されている。この状態では、操作部52の下流側の略半分及び接続部53全体がプラグ本体3から下流側に向かって外部に突出している。接続部53は、日本工業規格JIS S 2135で規定された迅速継手のソケット(図示せず)が着脱可能に接続されるよう、同規格で定められたプラグの形状に形成されている。なお、操作部材5の外面とガス通路33の内周面との間は、Oリング等のシール部材S2によって気密にシールされている。
接続部材5の内部には、その上流側端面5aから下流側端面5bまで貫通するガス孔54が形成されている。このガス孔54は、その軸線が雄ねじ部51、操作部52及び接続部53の各軸線と一致するよう、接続部材5の中央部に配置されている。ガス孔54の内周面には、環状凹部55が形成されている。この環状凹部55は、下流側端面5bより若干上流側に寄った箇所に配置されている。
ガス孔55内には、可動部材7がガス孔54の軸線方向へ移動可能に収容されている。可動部材7は、ガス孔54に摺動可能に設けられた摺動部71と、この摺動部71の上流側端面の中央部に設けられ、ガス孔54の軸線上を上流側へ向かって延びる軸部72とを有している。摺動部71は、少なくとも下流側の端部がガス孔54の内周面に摺接しており、残りの上流側の部分が環状凹部55と対向している。摺動部71の内部には、その上流側の端面から下流側の端面まで貫通する貫通孔73が形成されている。この貫通孔73 により、ガス孔54の摺動部71より上流側の部分と下流側の部分とが連通されている。摺動部71の外周面の環状凹部55と対向する上端部には、複数(この実施の形態では3つ)の抜け止め突起74が設けられている。各抜け止め突起74は、周方向にほぼ等間隔に配置されている。抜け止め突起74は、一つだけ形成してもよい。抜け止め突起74が環状凹部55の上流側の側面に突き当たると、可動部材7の上流側への移動が阻止される。これにより、可動部材7のガス孔54から上流側への抜け止めがなされている。同様に、抜け止め突起74が環状凹部55の下流側の側面に突き当たると、可動部材7の下流側への移動が阻止され、それによって可動部材7のガス孔54から下流側への抜け止めがなされている。
図3に示すように、抜け止め突起74が環状凹部55の下流側の側面に突き当たっているとき、軸部72の上流側の端部が弁座部材61に着座した弁体62に対して下流側へ若干離間している。このときの軸部72と弁体62との間の距離は、接続部53にソケットを接続したときに可動部材7がソケットに設けられた押し軸(図示せず)によって上流側へ押される距離より短くなっている。したがって、接続部53にソケットを接続すると、軸部72が弁体62を上流側へ押し、弁座部材61から離間させる。この結果、開閉弁6が開弁状態になり、プラグ本体3のガス通路33の上流側端部に供給されたガスが、ガス通路33、ガス孔54、ソケット及びこのソケットに接続されたガス管(図示せず)を介して圧力計(図示せず)に導入される。そして、圧力計によってガス回路内のガス圧が測定される。ガス圧の測定後、ソケットを接続部53から取り外すと、弁体62が弁座部材61に着座するまで付勢手段63によって上流側へ押圧移動させられる。それに追随して可動部材7が上流側へ移動させられる。
接続部材5の上流側端面5aには、係合凸部56が形成されている。係合凸部56は、係合凹部43と同数形成されている。したがって、この実施の形態では、係合凸部56が二つ形成されている。各係合凸部56は、係合凹部43とほぼ同一直径を有する円周上に周方向へ180°離れて配置されている。しかも、各係合凸部56,56は、係合凹部43,43に対してそれぞれ挿脱可能になっており、係合凸部56の周方向の幅は、係合凹部43の直径とほぼ同一の設定されている。したがって、係合凸部56,56は、係合凹部43,43に対し周方向(係合凹部43、及び係合凸部56が配置された円周の周方向)にほとんど隙間なく挿入可能であり、係合凸部56,56を係合凹部43,43に挿入した状態で接続部材5を回動操作することにより、遮蔽部材4の雄ねじ部41を雌ねじ部34に対して締め付けたり、緩めたりすることができる。これから明かなように、接続部材5は、遮蔽部材4に対する一種のねじ回し工具として兼用されている。
なお、接続部材5の断面円形に形成された操作部52の外周面には、滑り止め用に綾目のローレット加工が施されている。したがって、接続部材5は、操作部52を手で持って接続部材5を回動させることができ、それによって遮蔽部材4をプラグ本体3の雌ねじ部34に締め付け固定することができる。勿論、操作部52は、スパナによって回動させることができるよう、例えば断面六角形又は八角形に形成してもよい。また、可動部材7の軸部72の上流側端部が接続部材5の上流側端面5aから上流側に突出しているが、接続部材5によって遮蔽部材4を回動させる際には、軸部72の上流側端部が収容凹部44に隙間をもって収容される。したがって、接続部材5によって遮蔽部材4を回動操作する際に軸部72が邪魔になることがない。
上記構成の検圧プラグ1において、その使用時、つまり検圧時には図3に示すように、プラグ本体3から遮蔽部材4が取り外され、接続部材5が取り付けられる。この状態においては、検圧プラグ1が従来の検圧プラグと同様に使用することができる。一方、検圧プラグ1の不使用時には、接続部材5がプラグ本体3から取り外され、遮蔽部材4がプラグ本体3に取り付けられる。この状態では、遮蔽部材4全体がプラグ本体3のガス通路33内に収容されるので、検圧プラグ1が螺合固定されるガス回路構成からの検圧プラグ1の高さが、使用時における検圧プラグ1の高さより少なくとも接続部材5の接続部53の分だけ低くなる。したがって、検圧プラグ1が他の作業の邪魔になることがほとんどない。
また、この検圧プラグ1によれば、検圧プラグ1をプラグ本体3と接続部材5(可動部材7を含む)とによって構成した場合に比して製造費を低減することができる。すなわち、検圧プラグ1においては、遮蔽部材4が必須になるので、検圧プラグ1をプラグ本体3と接続部材5とで構成した場合に比して遮蔽部材4の分だけ製造費が嵩む。しかし、検圧プラグ1をプラグ本体3と接続部材5とで構成した場合には、全ての検圧プラグ1に接続部材5が必要になるのに対し、遮蔽部材4を用いた検圧プラグ1においては、接続部材5が検圧時にしか必要がないので、検圧作業者が所持していれば足りる。つまり、接続部材5は、全ての検圧プラグ1に設ける必要がないのである。ここで、接続部材5は、遮蔽部材4に比して大きい上、その内部に可動部材7が設けられているため、遮蔽部材4に比して製造費が嵩む。このように、検圧プラグ1では、各検圧プラグ1毎に遮蔽部材4が必須であるが、製造費が高い接続部材5は、検圧プラグ1の製造個数に比して大幅に減らすことができる。したがって、多数の検圧プラグ1を製造する場合には、トータル的な製造費を低減することができる。
さらに、検圧プラグ1の不使用時には、ガス通路33の下流側端部が遮蔽部材4によって閉じられているので、ガス通路33の下流側の端部から棒等を挿入して弁体62を弁座部材61から離間させるような悪戯を未然に防止することができる。しかも、遮蔽部材4は、その下流側端面に設けられた係合凹部43に係合凸部56を係合させて回すようになっているので、スパナ、ドライバ等の通常のねじ回し工具では回動させることができない。したがって、遮蔽部材4が検圧作業者以外の者によって取り外されるような事態を未然に防止することができる。また、接続部材5に係合凹部43に係合可能な係合凸部56を形成しているので、検圧作業者は遮蔽部材4を回動操作するための特殊な工具を持ち歩く必要がなく、検圧に必要な接続部材5だけを所持していれば足りる。したがって、所持すべき工具の数を減らすことができる。
この発明の一実施の形態を、プラグ本体に遮蔽部材を取り付けた状態で示す断面図である。 図1のX矢視図である。 同実施の形態を、プラグ本体に接続部材を取り付けた状態で示す断面図である。 プラグ本体を省略して示す図3のX矢視図である。 同実施の形態において、遮蔽部材をプラグ本体に接続部材を用いて回動操作する際の状態を示す断面図である。
符号の説明
1 検圧プラグ
2 検圧プラグ用治具
3 プラグ本体
3a 上流側の端面
3b 下流側の端面
4 遮蔽部材
4a 下流側の端面
5 接続部材
5a 上流側の端面
5b 下流側の端面
6 開閉弁
7 可動部材
33 ガス通路
34 雌ねじ部
43 係合凹部
53 接続部
54 ガス孔
61 弁座部材
62 弁体
63 付勢手段

Claims (7)

  1. 内部に上流側の端面から下流側の端面まで貫通するガス通路が形成されたプラグ本体と、上記ガス通路の内面に形成された弁座、この弁座に着座、離間するよう、上記弁座より上流側の上記ガス通路内に移動可能に設けられた弁体、及びこの弁体を下流側へ付勢して上記弁座に着座させる付勢手段を有する開閉弁と、この開閉弁の上記弁座より下流側の上記ガス通路内に着脱可能に固定された遮蔽部材とを備え、上記遮蔽部材の下流側の端面が上記プラグ本体の下流側の端面に対してほぼ同一平面上又はそれより上流側に位置させられていることを特徴とする検圧プラグ用治具。
  2. 上記ガス通路の上記弁座より下流側における中間部内周面に雌ねじ部が形成され、上記遮蔽部材の上流側端部が上記雌ねじ部に着脱可能に螺合固定され、上記遮蔽部材の下流側端部が上記雌ねじ部より下流側の上記ガス通路内に挿脱可能に嵌合されていることを特徴とする請求項1に記載の検圧プラグ用治具。
  3. 上記遮蔽部材の下流側の端面に複数の係合凹部が形成され、各係合凹部が上記雌ねじ部の軸線を中心とする円周上に周方向へ等間隔だけ離れて配置されていることを特徴とする請求項2に記載の検圧プラグ用治具。
  4. 内部に上流側の端面から下流側の端面まで貫通するガス通路が形成されたプラグ本体と、上記ガス通路の内面に形成された弁座、この弁座に着座、離間するよう、上記弁座より上流側の上記ガス通路内に移動可能に設けられた弁体、及びこの弁体を下流側へ付勢して上記弁座に着座させる付勢手段を有する開閉弁と、この開閉弁の弁座より下流側の上記ガス通路内に着脱可能に固定される遮蔽部材と、内部に上流側の端面から下流側の端面まで貫通するガス孔が形成され、上記遮蔽部材の上記プラグ本体からの取外し時には下流側端部に形成された接続部が上記ガス孔から外部に突出した状態で上流側端部が上記開閉弁より下流側の上記ガス通路に着脱可能に固定される接続部材とを備え、上記遮蔽部材が上記ガス通路に嵌合されたとき上記遮蔽部材の下流側の端面が上記プラグ本体の下流側の端面に対してほぼ同一平面上又はそれより上流側に位置させられていることを特徴とする検圧プラグ。
  5. 上記ガス通路の中間部内周面には、上記遮蔽部材の上流側端部と上記接続部材の上流側端部とのいずれか一方が取り外されているときに他方が螺合固定される雌ねじ部が設けられていることを特徴とする請求項4に記載の検圧プラグ。
  6. 上記遮蔽部材の下流側の端面に複数の係合凹部が形成され、各係合凹部が上記雌ねじ部の軸線を中心とする円周上に周方向へ等間隔だけ離れて配置され、上記接続部材の上流側の端面に、上記複数の係合部にそれぞれ挿脱可能に係合し、上記接続部材の上記雌ねじ部の軸線を中心とする回転を上記遮蔽部材に伝達する複数の係合凸部が形成されていることを特徴とする請求項5に記載の検圧プラグ。
  7. 上記第2ガス孔内には、その長手方向へ移動可能に設けられ、所定の位置を越えて下流側へ移動したときに上記弁体に突き当たって弁体を上記付勢手段の付勢力に抗して上記弁座から離間させる可動部材が設けられていることを特徴とする請求項4〜6のいずれかに記載の検圧プラグ。
JP2004088480A 2004-03-25 2004-03-25 検圧プラグ用治具及び検圧プラグ Expired - Fee Related JP4596802B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004088480A JP4596802B2 (ja) 2004-03-25 2004-03-25 検圧プラグ用治具及び検圧プラグ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004088480A JP4596802B2 (ja) 2004-03-25 2004-03-25 検圧プラグ用治具及び検圧プラグ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005274374A true JP2005274374A (ja) 2005-10-06
JP4596802B2 JP4596802B2 (ja) 2010-12-15

Family

ID=35174203

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004088480A Expired - Fee Related JP4596802B2 (ja) 2004-03-25 2004-03-25 検圧プラグ用治具及び検圧プラグ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4596802B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006184067A (ja) * 2004-12-27 2006-07-13 Tokyo Gas Co Ltd 検圧プラグ及び検圧プラグ用工具セット
JP2013520678A (ja) * 2010-03-08 2013-06-06 テアー・ハイドロニクス・アクチボラグ 逆止弁の機能を有する測定ニードル
JP2018163074A (ja) * 2017-03-27 2018-10-18 日本電産トーソク株式会社 油圧センサ取付構造
JP2021056009A (ja) * 2019-09-27 2021-04-08 株式会社サンコー 検圧プラグ及びバネ兼用部材

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59154628U (ja) * 1983-03-31 1984-10-17 片倉チツカリン株式会社 Lpg自動車の高圧配管部
JPH0735122A (ja) * 1993-07-26 1995-02-03 Bai Corp 周方向スロット形状の凹みを具えたねじ及びそのための駆動工具
JP3302829B2 (ja) * 1994-06-03 2002-07-15 株式会社藤井合金製作所 ガス漏れ検査用プラグ
JP2005207865A (ja) * 2004-01-22 2005-08-04 Tokyo Gas Co Ltd ガス配管の試験口構成具及び試験口構造

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59154628U (ja) * 1983-03-31 1984-10-17 片倉チツカリン株式会社 Lpg自動車の高圧配管部
JPH0735122A (ja) * 1993-07-26 1995-02-03 Bai Corp 周方向スロット形状の凹みを具えたねじ及びそのための駆動工具
JP3302829B2 (ja) * 1994-06-03 2002-07-15 株式会社藤井合金製作所 ガス漏れ検査用プラグ
JP2005207865A (ja) * 2004-01-22 2005-08-04 Tokyo Gas Co Ltd ガス配管の試験口構成具及び試験口構造

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006184067A (ja) * 2004-12-27 2006-07-13 Tokyo Gas Co Ltd 検圧プラグ及び検圧プラグ用工具セット
JP2013520678A (ja) * 2010-03-08 2013-06-06 テアー・ハイドロニクス・アクチボラグ 逆止弁の機能を有する測定ニードル
JP2018163074A (ja) * 2017-03-27 2018-10-18 日本電産トーソク株式会社 油圧センサ取付構造
JP2021056009A (ja) * 2019-09-27 2021-04-08 株式会社サンコー 検圧プラグ及びバネ兼用部材
JP7398086B2 (ja) 2019-09-27 2023-12-14 株式会社サンコー 検圧プラグ及びバネ兼用部材

Also Published As

Publication number Publication date
JP4596802B2 (ja) 2010-12-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6170530B1 (en) Sealing device
EP3224522B1 (en) Swivel joint for oilfield pumping stimulation
US3509905A (en) Line clamping self-tapping service valve
KR20160041811A (ko) 밸브 장치
US10571038B2 (en) Breakaway coupling
US3592439A (en) Fluid line coupling with check valve opener
GB2417535A (en) A sealing arrangement for an undersea hydraulic coupling member
US2924421A (en) High pressure cylinder valve
JP4596802B2 (ja) 検圧プラグ用治具及び検圧プラグ
CA3077166A1 (en) Replaceable valve plug tip
WO2007063717A1 (ja) 継手構造
JP4856706B2 (ja) ネジ式構成部品を耐圧試験するための方法
JPH07333100A (ja) ガス漏れ検査用プラグ
JP2010078027A (ja) 配管用継手
JP4131435B2 (ja) 乾式ガス安全器
US3548861A (en) Line tapping service valve
JP2015180827A (ja) 過流出防止機構付きガス栓
US20150233478A1 (en) Valve With Stop Mechanism
WO2005003606A1 (en) Post valve having an annular valve seat
JP4987528B2 (ja) ガス供給接続具
JP2008164270A (ja) ビルトイン式ガスコンロ
JP4554251B2 (ja) ガスの流量検出装置
JP6918318B2 (ja) 検査孔付きガス栓
JP2009281396A (ja) プラグとソケットとの封止構造
AU745961B2 (en) Sealing device

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070220

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100119

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100511

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100708

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100921

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100921

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131001

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees