JP2005274303A - 特性インピーダンス測定治具 - Google Patents

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和之 宇田川
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Abstract

【課題】 プローブピンの部分の特性インピーダンスを所望の値に設定することのできる特性インピーダンス測定治具を提供する。
【解決手段】 平板状をなし表面から裏面に貫通したピン穴33,34が形成され、表面側に被測定部品が圧接される金属製のピンホルダ26a,26bと、ピン穴33,34内にピン穴33,34内周面との間に隙間を持って挿通された金属製のプローブピン35と、前記隙間に充填された合成樹脂製の誘電体36と、ピンホルダ26a,26bの裏面にて測定器に電気的に接続される回路基板とを備え、プローブピン35は一端の固定ピン35cが前記回路基板の導体パターンに、他端の可動ピン35bが前記被測定部品の端子にそれぞれ当接される。
【選択図】 図3

Description

本発明は特性インピーダンス測定治具に係り、特にコネクタのような電子部品の特性インピーダンスを測定するのに好適な特性インピーダンス測定治具に関するものである。
導体パターンをハードボードにプリントした回路基板に各種電子部品を配列した電子機器においては、その各々の電子部品間の特性インピーダンスを整合させることが重要である。もし、各電子部品間の特性インピーダンスが相違していると、各電子部品間で伝達される電気信号に反射が起こり、電気信号の波形に歪みが生じて、回路の誤動作を引き起こす原因となる。
各電子部品間の特性インピーダンスを整合させるためには、回路基板の導体パターンを含めてその各々の電子部品単体の特性インピーダンスを正しく測定しなければならない。
例えば、電子部品としては図4に示すようなコネクタ1が知られているが、このコネクタ1の特性インピーダンスを測定する場合について説明する。
コネクタ1には、ソケット2を有するソケット側回路基板3が設けられ、このソケット側回路基板3の面上には導体パターン4が形成されている。またコネクタ1には、プラグ5を有するプラグ側回路基板6も設けられ、このプラグ側回路基板6の表面には導体パターン7が形成されている。コネクタ1は、いわゆるホードツーボード型コネクタで、プラグ5がソケット2の内部に嵌り込み、その各々の接触子14,13が互いに強固に接して電気的接続を達成するもので、ソケット2のテール15は、基板3に形成したスルーホール16を貫通して導体パターン4に繋がり、プラグ5のテール17も基板6の導体パターン7に繋がっている(例えば、特許文献1参照)。
そして、上記コネクタ1の特性インピーダンスを測定する場合は、ソケット側回路基板3の導体パターン4と、プラグ側回路基板6の導体パターン7のそれぞれに、導線8,9を介して測定器10に接続されたプローブピン11,12を圧接すればよい。このようにすると、測定器10−導線8−プローブピン11−基板3の導体パターン4−ソケット2の接触子13−プラグ5の接触子14−基板6の導体パターン7−プローブピン12−導線9−測定器10の測定回路が成立し、コネクタ1の特性インピーダンスを測定することができる(例えば、特許文献2参照)。
実開平6−11268号公報 特開平5−102622号公報
ところで、上述した測定回路では、インピーダンス測定結果に、導体パターン4,7、導線8,9、およびプローブピン11,12が影響しており、コネクタ1単体での特性インピーダンスとはならない。従来では、これら導体パターン4,7、導線8,9、およびプローブピン11,12の各々の特性インピーダンスを、測定器10の信号源のインピーダンスに合わせて例えば50Ωに設定し、それらの影響を消去するようにしていた。
しかし、例えば、特開平11−64419号公報がその段落〔0004〕にて問題提起しているように、ピン端子の特性インピーダンスは、その構造上30Ω程度のものが多く、50Ωの測定回路とはミスマッチを起こし、正確な特性評価ができず、また特開2001−244308号公報の段落〔0002〕に示されているように、多くのプローブピンは50Ωに設定されている。そのため、プローブピンの特性インピーダンスの選定には、事実上、自由度がなかった。
すなわち、導体パターン4,7および導線8,9の特性インピーダンスを所望の値にすることは比較的容易であるものの、プローブピン11,12の特性インピーダンスを変えると、その外径を変更せざるを得ないことから、同軸構造の汎用性のある50Ωの特性インピーダンスを有するもの以外には、入手困難であった。
本発明の課題は、プローブピンの部分の特性インピーダンスを所望の値に設定することのできる特性インピーダンス測定治具を提供することにある。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、貫通したピン穴が形成され、表面側に被測定部品が位置付けされる金属製のピンホルダと、前記ピン穴内に該ピン穴内周面との間に隙間を持って挿通された金属製のプローブピンと、前記隙間に充填された合成樹脂製の誘電体と、前記ピンホルダの裏面にて測定器に電気的に接続される回路基板とを備え、前記プローブピンは一端が前記回路基板の導体パターンに、他端が前記被測定部品の端子にそれぞれ当接されることを特徴としている。
また、請求項2に記載の発明は、貫通したピン穴が形成された金属製のピンホルダが2つ設けられ、前記各ピンホルダのピン穴内に該ピン穴内周面との間に隙間を持って挿通された金属製のプローブピンと、前記隙間に充填された合成樹脂製の誘電体と、前記各ピンホルダの裏面にて測定器に電気的に接続される回路基板とを備えた特性インピーダンス測定治具であって、前記2つのピンホルダを平行に配置するとともに、該ピンホルダ間で被測定部品を挟み込むことにより、前記プローブピンの一端が前記回路基板の導体パターンに、他端が前記被測定部品の端子にそれぞれ当接されることを特徴としている。
上記各構成によれば、特定のプローブピンに対し、ピンホルダのピン穴の内径を選定するだけで、任意の特性インピーダンスのプローブピンを用意することができ、測定回路全体の特性インピーダンスを容易に一致させ、正確な測定が可能となる。
請求項3に記載の発明は、請求項2において、前記2つのピンホルダのうち一方のピンホルダは固定治具に取り付けられ、他方のピンホルダは前記固定治具に対して上下方向に移動可能な可動治具に取り付けられることを特徴としている。
上記構成によれば、可動治具を上方向または下方向に移動させることにより、2つのピンホルダの間に被測定部品を挟んで、プローブピンの他端を被測定部品に確実に接続することができる。
請求項4に記載の発明は、請求項2又は3において、前記2つのピンホルダのうちどちらか一方には、前記被測定部品を保持して固定する保持部材が設けられていることを特徴としている。
上記構成によれば、被測定部品が所定位置に高精度に位置決めされ、2つのピンホルダのプローブピンを被測定部品の端子により正確に接続することができる。
本発明によれば、プローブピンに対して内径の異なるピン穴が形成されたピンホルダを数種類用意することにより、所望の特性インピーダンスのプローブピンを容易に選定することが可能となる。
以下、本発明の実施例について図面に従って説明する。
図1は本発明に係る特性インピーダンス測定治具20の全体構成を示している。図1において、21は固定治具、22は固定治具21の上方に配置された可動治具である。可動治具22は固定治具21に設けられた2本のガイドピン23に沿って上下方向(図の矢印A方向)に移動自在である。
固定治具21は、平板状をなした金属製(鋳鉄、真鍮など)の基台24と、基台24の上に載置された合成樹脂製(エポキシ樹脂など)の回路基板25と、回路基板25の上に載置された金属製のピンホルダ26とを備えている。回路基板25には、その絶縁板上に導体パターン25aがプリントされている。なお、回路基板25は導体パターン25aを上向きにして載置されている。
固定治具21には、上記構成に加え、保持部材としてコネクタキャッチャ27が設けられている。このコネクタキャッチャ27は合成樹脂で形成され、ピンホルダ26の上に載置されている。コネクタキャッチャ27には、被測定部品としてのコネクタ29が搭載される。コネクタ29は雄型コネクタ29aおよび雌型コネクタ29bからなっており、上側に雄型コネクタ29aが、下側すなわちピンホルダ26側に雌型コネクタ29bがそれぞれ来るように、コネクタキャッチャ27にセットされる。また、コネクタキャッチャ27の横方にはコネクタチャック28が設けられており、コネクタ29の動きを規制している。
なお、回路基板25、ピンホルダ26およびコネクタキャッチャ27は、複数の穴付きボルト30aとナット30b(図2参照)および複数のスタッドボルト31a(図2参照)とナット31bにより基台24に締結されている。
一方、可動治具22は平板状をなした金属製(鋳鉄、真鍮など)の基台32を備え、この基台32の下面側には、固定治具21と同様、回路基板25とピンホルダ26とが設けられている。なお、可動治具22では回路基板25は図示しない導体パターン25aを下向きにして配置されている。
なお、固定治具21および可動治具22において、それぞれの回路基板25に図示しないSMAコネクタを設け、回路基板25上の導体パターン25aをこのSMAコネクタに接続し、またこのSMAコネクタに、図4に示したような測定器10に繋がった導線8,9を接続することは、測定の効率向上に有効である。
ピンホルダ26は、図2に示すように、略矩形状の上板26aおよび下板26bを備え、これら上板26aおよび下板26bには、前記コネクタ29の端子配列に応じて長手方向に沿ってピン穴33,34(図3参照)がそれぞれ2列ずつ配列されている。ピン穴33,34は互いに対向する位置に形成され、上板26aと下板26bとを重ね合わせると、同心軸上に配置されて、上板26aの表面側から下板26bの裏面側まで連通した貫通孔を形成する(図3参照)。なお、図2には、138本のプローブピン26が2列に配置された例を示したが、このプローブピン26は要所に数本とすることも可能である。
ピンホルダ26の上に載置されるコネクタキャッチャ27、すなわち被測定部品であるコネクタ29を保持して固定する固定部材は平板状をなし、その外形はピンホルダ26と略同形状に形成されている。コネクタキャッチャ27の中央部には長手方向に沿って細長形状の貫通穴27aが形成され、図1に示したコネクタ29は貫通穴27a内に収容される。
貫通穴27aの長さは、長さが最も大きいコネクタ29に合わせてある。このため、長さの短いコネクタ29を貫通穴27a内に収容したときは、そのコネクタ29を貫通穴27aの一側(図2の右側)に置いて、この状態でコネクタチャック28をコネクタキャッチャ27にボルト等で締結し、長さの短いコネクタ29をコネクタキャッチャ27にセットする。なお、コネクタ29の長さと幅はその端子の数で変わってくるが、本実施例のように構成すれば、長さの異なる多種類のコネクタに対応可能となる。
ピンホルダ26において、同心軸上に配置されたピン穴33,34の内部には、図3に示すように、ピン穴33,34の中心軸に沿ってプローブピン35が挿通されている。プローブピン35の外径はピン穴33,34の内径よりも小さく、プローブピン35の外表面とピン穴33の内周面との間、およびプローブピン35の外表面とピン穴34の内周面との間にはそれぞれ隙間が形成されている。そして、プローブピン35の外表面とピン穴33の内周面との間の隙間、およびプローブピン35の外表面とピン穴34の内周面との間の隙間には、合成樹脂等からなる誘電体36が充填されている。
プローブピン35は、細い円筒形状のケーシング35aと、ケーシング35aの上端に設けられ図の上下方向に移動自在な可動ピン35bと、ケーシング35aの下端に固定された固定ピン35cと、ケーシング35aの内部に設けられ可動ピン35bを上方向へ付勢するスプリング35dとを備えている。可動ピン35bは先端部が細くなっているが、基部は太くなっていてケーシング35aの上部に係合されており、ケーシング35aからは抜けないようになっている。また、可動ピン35bはその先端部が下方向に押圧されると、スプリング35dの付勢力に抗してケーシング35a内に埋没する。
プローブピン35は、ピン穴33,34の内部に挿通されたとき、自由状態(図3のようにプローブピン35の上下に何も設けられていない状態)では、可動ピン35bの先端部はピンホルダ26の上板26a表面より上に僅かに突き出ており、また固定ピン35cの底部はピンホルダ26の下板26b底面より下に僅かに突き出ている。
固定治具21を組み立てる場合は、先ず、導体パターン25aを上向きにして回路基板25を基台24の上のスタッドボルト31に挿通、搭載し、さらに回路基板25の上に、ピンホルダ26およびコネクタキャッチャ27を、ピンホルダ26内のプローブピン35の固定ピン35c側を下にして載せ、ボルト30a、ナット30bで一体的に締結する。
勿論、可動治具22も、導体パターン25aを下向きにして回路基板25と、プローブピン35の可動ピン35bを下向きにしてピンホルダ26を、共にボルト30a、ナット30bで取り付ける。したがって、回路基板25の導体パターン25aには、プローブピン35の固定ピン35cが確実に当接している。
上記構成の特性インピーダンス測定治具20を用いてコネクタ29の特性インピーダンスを測定する場合は、予め雄型コネクタ29aと雌型コネクタ29bを合体させておき、固定治具21側のコネクタキャッチャ27の貫通孔27a内に、この雌コネクタ29bを下に、雄型コネクタ29aを上にして収納し、さらに前記コネクタチャック28をもってこのコネクタ29の位置決めを行う。続いて可動治具22をガイドピン23に沿って下方向に移動させる。すると、可動治具22側のピンホルダ26に設けられたプローブピン35の可動ピン35b先端部が雄型コネクタ29aの端子に接触し、さらにこの端子を押圧する。
雄型コネクタ29aと雌型コネクタ29bは予め一体的に結合されており、雄型コネクタ29aの端子が押圧されると、コネクタ29全体が僅かに押し下げられ、その結果、雌型コネクタ29bの端子が、固定治具21側のピンホルダ26に設けられたプローブピン35の可動ピン35b先端部に接触し、さらに可動ピン35b先端部を押圧する。
可動ピン35bは、ケーシング35a内部のスプリング35dによって、固定治具21側に設けられたプローブピン35では上方向に、可動治具22側に設けられたプローブピン35では下方向にそれぞれ付勢されており、コネクタキャッチャ27の貫通孔27a内にコネクタ29が収納されていない状態では上述したようにピンホルダ26表面から僅かに突き出している。そして、コネクタ29を収容して押圧されると、可動ピン35bはスプリング35dの付勢力に抗してケーシング35a側へ押し戻される。
ケーシング35a側へ押し戻されたとき、その押し戻された量に比例して、可動ピン35bにはスプリング35dから逆方向(押し戻された方向と反対方向)に付勢力が作用する。その結果、可動ピン35bの先端部を雄型コネクタ29aの端子や雌型コネクタ29bの端子に圧接することが可能となる。
上記のように、固定治具21にコネクタ29をセットしてから、可動治具22を下方向に移動させて、可動ピン35bの先端部を雄型コネクタ29aの端子や雌型コネクタ29bの端子に圧接すると、測定器10(図4参照)−導線8(図4参照)−SMAコネクタ(図示省略)−可動治具22側の回路基板25の導体パターン25a−可動治具22側のプローブピン35の固定ピン35c−同プローブピン35の可動ピン35b−雄型コネクタ29aの端子−雌型コネクタ29bの端子−固定治具21側のプローブピン35の可動ピン35b−同プローブピン35の固定ピン35d−固定治具21側の回路基板25の導体パターン25a−SMAコネクタ(図示省略)−導線9(図4参照)−測定器10(図4参照)の測定回路が成立し、特性インピーダンスを測定することができる。
このとき、測定器10の信号源インピーダンスが50Ωの場合には、導線8,9、SMAコネクタ、導体パターン25a、プローブピン35の各々の特性インピーダンスも50Ωにしておくことが、また測定器10の信号源インピーダンスが40Ωのときは、導線8,9、SMAコネクタ、導体パターン25a、プローブピン35の各々の特性インピーダンスも40Ωにしておくことが肝要である。前者の50Ωへの対応は汎用の50Ωのプローブピンの存在もあって既に広く実施されているが、後者のような40Ωといった任意な特性インピーダンスの対応は行われていなかった。
本実施例においては、ピンホルダ26のピン穴33,34内に、ピン穴33,34の内周面との間に隙間を持ってプローブピン35を挿通させる構成であるから、ピン穴33,34の内径を色々と変化させて、ピン穴33,34の内周面とプローブピン35との隙間が異なる、つまり特性インピーダンスが異なった多種類のピンホルダ26を用意しておくことにより、例えば40Ωといった任意な特性インピーダンスにも対応可能となる。
周知のように、極めて単純化した場合、特性インピーダンスZと、インダクタンスLと、キャパシタンスCとの間には、Z=√(L/C)の関係がある。また、プローブピン35のケーシング35aの外径d1と、ピン穴33,34の内径d2と、キャパシタンスCとの間には、C=d2/d1の関係がある。さらにキャパシタンスCはプローブピン35のケーシング35aの外径d1と、ケーシング35aの周囲を取り囲む誘電体36の材質で一義的に決まってくるものである。以上のことから、ある特定のプローブピン35が選定され、すなわちそのプローブピン35の外径d1が決まり、プローブピン35が挿通されるピン穴33,34の内径d2を適確に設定し、且つそこに充填される誘電体36が選定されれば、その特性インピーダンスZは決定される。言い換えれば、これらのパラメータとして任意に特性インピーダンスを設定することができることになる。
本実施例によれば、特定のプローブピンに対し、ピンホルダ26のピン穴33,34の内径を適確に選定するだけで、任意の特性インピーダンスのプローブピンを用意することができ、測定回路全体の特性インピーダンスを容易に一致させ、正確なインピーダンス測定が可能となる。
また、固定治具21並びに可動治具22の双方にピンホルダ26を介してプローブピン35を取り付けたので、被測定部材であるコネクタ29をコネクタキャッチャ27にセットし、可動治具22を降下させるだけで、コネクタ29の両端子とプローブピン35とを接続でき、測定そのものを正確に且つ容易に行うことができる。
さらに、固定治具21側および可動治具22側の回路基板25の導体パターン25a、測定器10と、導体パターン25aと測定器10とを繋ぐ導線8,9の特性インピーダンスをも整合させておくことによって、より一層の正確な測定が可能となる。
なお、本実施例ではボードツーボード型のコネクタを被測定部品として説明したが、この種のコネクタに限定されるものではなく、更に被測定部品としてあらゆる電気部品が適用される。
本発明による特性インピーダンス測定治具の全体斜視図である。 図1に示した特性インピーダンス測定治具の要部拡大図である。 プローブピンが設けられたピンホルダの拡大断面図である。 従来の特性インピーダンス測定治具を説明する図である。
符号の説明
20 特性インピーダンス測定治具
21 固定治具
22 可動治具
23 ガイドピン
24,32 基台
25 回路基板
25a 導体パターン
26 ピンホルダ
26a 上板
26b 下板
27 コネクタキャッチャ
28 コネクタチャック
29 コネクタ
29a 雄型コネクタ
29b 雌型コネクタ
33,34 ピン穴
35 プローブピン
35a ケーシング
35b 可動ピン
35c 固定ピン
35d スプリング
36 誘電体

Claims (4)

  1. 貫通したピン穴が形成され、表面側に被測定部品が位置付けされる金属製のピンホルダと、
    前記ピン穴内に該ピン穴内周面との間に隙間を持って挿通された金属製のプローブピンと、
    前記隙間に充填された合成樹脂製の誘電体と、
    前記ピンホルダの裏面にて測定器に電気的に接続される回路基板とを備え、
    前記プローブピンは一端が前記回路基板の導体パターンに、他端が前記被測定部品の端子にそれぞれ当接されることを特徴とする特性インピーダンス測定治具。
  2. 貫通したピン穴が形成された金属製のピンホルダが2つ設けられ、
    前記各ピンホルダのピン穴内に該ピン穴内周面との間に隙間を持って挿通された金属製のプローブピンと、
    前記隙間に充填された合成樹脂製の誘電体と、
    前記各ピンホルダの裏面にて測定器に電気的に接続される回路基板とを備えた特性インピーダンス測定治具であって、
    前記2つのピンホルダを平行に配置するとともに、該ピンホルダ間で被測定部品を挟み込むことにより、前記プローブピンの一端が前記回路基板の導体パターンに、他端が前記被測定部品の端子にそれぞれ当接されることを特徴とする特性インピーダンス測定治具。
  3. 前記2つのピンホルダのうち一方のピンホルダは固定治具に取り付けられ、他方のピンホルダは前記固定治具に対して上下方向に移動可能な可動治具に取り付けられることを特徴とする請求項2に記載の特性インピーダンス測定治具。
  4. 前記2つのピンホルダのどちらか一方には、前記被測定部品を保持して固定する保持部材が設けられていることを特徴とする請求項2又は3に記載の特性インピーダンス測定治具。
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