JP2005273773A - 異材管を用いた水道管の施工方法 - Google Patents

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Takeshi Matsui
松井  武
Tomokazu Miyahara
友計 宮原
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Abstract

【課題】ステンレス管及び樹脂管を用いた簡便な水道管の施工方法の開発。
【解決手段】ステンレス管及び樹脂管の端部外周面及び/又は当該端部と接合する樹脂製ソケットの内周面に接着剤を塗布したのち、当該ソケットの一方の接続口にステンレス管及び他方の接続口に樹脂管をそれぞれ差し込んでステンレス管と樹脂管とを樹脂製ソケットを用いて接続することを特徴とする水道管の施工方法。
【選択図】図1

Description

本発明は、ステンレス管と樹脂管との接続に係わる水道管の施工方法に関するものである。
水道管の材料には、主として鋼管(鉄管)が使用され、一部に錆の発生がなく衛生的であって耐久性にも優れているステンレス管が使用されている。さらに最近、ポリエチレン樹脂や塩化ビニル樹脂などからなる樹脂管が用いられるようになってきた。したがって、水道管の敷設工事において、金属管あるいはステンレス管と樹脂管とを接続する作業が必然的に多くなってきている。
そして、金属管と樹脂管との接続は、鋼管(鉄管)あるいはステンレス製管(以下両者を金属管と総称する)同士の接続においては多様な金属管継手が利用されているが、一方の樹脂管が軟質であるために、一般に使用されている金属管継手を利用することができない。また、樹脂管同士の接続には接着剤が用いられるが、金属管同士の接続あるいは金属管と樹脂管との接続には、水道管用として耐久性が不足していると考えられていたことから、接着剤の使用を避けてきた。したがって、金属管と樹脂管とを接続するには、それ独自の接続手段が採用されている。
従来、水道管の敷設工事における金属管と樹脂管との接続に用いられている方法の一つは、樹脂製ソケットの一方の接続口に金属環をインサートした成形品を用いて、このインサートした金属環に金属管(配管)を従来の金属管と金属管との接続方法、例えば、金属管継手を用いて接続し、他方の金属環がインサートされていない接続口(樹脂)には接着剤を用いて樹脂管(配管)を接続する方法である(図4参照)。このインサートした成形品(継手)は市販されており、これによる接続法が金属管と樹脂管との接続に最も一般的に行われている。
金属管と樹脂管との他の接続法は、例えば、実開平7−1390号公報に見られるように、樹脂管の一方の接続口端部にテーパを付けたスリ割リングとテーパをつけた袋ナットを嵌めてから、樹脂管の端部を管継手の内管と外管の間に嵌め込み、スリ割りリングのテーパ面を外管のテーパ面に接触させるとともに、袋ナットを外管の雄ネジに螺合して締付けると、スリ割りリングが袋ナットにより押し込まれて、樹脂管が固定され、金属管を管継手の他方の接続口に挿入して、ロー付あるいは袋ナットにより固定する、いわゆる異質管用継手を用いる方法である。
このように、従来の金属管と樹脂管との接続をともなう水道管の敷設は、それ専用の管継手を用いなければならず、管継手の製作費、そして敷設工事に経験と時間を要し敷設工事費が嵩む原因になっていた。しかも、これらの管継手は、100mmを超える径の管の接続には適さない。
本発明の目的は、水道管の配管にステンレス管および樹脂管が多く使用されるようになってきたことから、水道管路用として耐えうるステンレス管と樹脂管との簡便な接続法を開発し、施工時間および施工費を削減することにある。
本発明者らは、上記のような状況においてステンレス管と樹脂管との接続法について開発を進めたところ、従来、金属管の接合に用いられていない接着剤によって、ステンレス管と樹脂管とを接合したところ、水道管路用のものとして意外にも充分耐え得る強度が得られることを見出し、本発明をなすに至った。
すなわち、本発明は、ステンレス管及び樹脂管の端部外周面及び/又は当該端部と接合する樹脂製ソケットの内周面に接着剤を塗布したのち、当該ソケットの一方の接続口にステンレス管及び他方の接続口に樹脂管をそれぞれ差し込んでステンレス管と樹脂管とを樹脂製ソケットを用いて接続することを特徴とする水道管の施工方法を提供するものである。
本発明のステンレス管と樹脂管との施工方法は、特別な技術を必要とせず、従来の接着剤を用いた樹脂管の接着施工と同一の技術によって行うことができる。また、特殊な継手を必要とせず、材料費が安くなり、敷設時間も短縮されるので、施工費用が大幅に削減される。
以下、本発明の施工方法を図面を参照して詳細に説明する。
図1は、硬質塩化ビニル管とステンレス管とを直線配管する場合の施工方法を示している。1は塩化ビニル管、2はステンレス管、3は左右で径の異なる塩化ビニル製のソケット、4は接着剤で、硬質塩化ビニル管とステンレス管の外表面およびソケットの内面に接着剤が塗布されている例を示している。なお、ソケット3の内面には、必ずしも接着剤を塗布しなくともよい。樹脂管には硬質塩化ビニル管が多く用いられるが、硬質のポリエチレン管も用いられる。また、接着剤は、管路用として必要強度が得られれば種類を問わないが、水道管に用いる場合は人体への安全性が確かめられている接着剤を使用する必要があり、日本水道協会規格JWWA S101(硬質塩化ビニル管用接着剤)が適している。
図2は、硬質塩化ビニル管1,1にステンレス管2が分枝している配管される場合の施工例である。チーズ5の左右およびそれと直角方向にステンレス管2がそれぞれ硬質塩化ビニル製ソケット3を介して接続される。この場合、分枝個所にステンレス製のチーズ5を用いているので、分枝部分の強度が増す効果がある。
図3は、硬質塩化ビニル管1の間にステンレス製波状管6が敷設される場合の例である。ステンレス製波状管6は段差のある個所あるいは配管経路に障害物があるときにその障害物を避けて迂回配管する場合に利用されるもので、最長20m程度のものまで用いられている。ステンレス製波状管6の長さが3mを超える長さの場合には、ベローズ7は配管経路の状況に応じて通常複数箇設けられる。
硬質塩化ビニル管と内径20mmのステンレス管および接着剤として、硬質塩化ビニル管用接着剤を用いて、ステンレス管の差込量32mmにおいて、接着度試験を行ったところ、8,000Nの抜け出し阻止力を得た。この結果は、一般配管用ステンレス鋼管の管継手に求められている性能基準1,900Nを充分満たすものである。
この試験結果により、本発明のステンレス管と樹脂管とを接着剤による接続法が、管継手による接続以上の強度が得られ、水道管の施工に採用しうるものであることが確認された。
以上説明したように、本発明により、ステンレス管と樹脂管との接着剤を用いた水道管の施工法が開発されたことにより、従来の鋼管に代わって、水道管用のものとして、錆の発生がなく衛生的なステンレス管及び樹脂管の需要拡大が期待される。
本発明のステンレス管と硬質塩化ビニル管との施工例の分解図 本発明の分枝配管部分における施工例の分解図 ステンレス製波状管と硬質塩化ビニル管との施工例の一部断面図 金属環をインサートした従来の継手の接続図
符号の説明
1 硬質塩化ビニル管
2 ステンレス管
3 硬質塩化ビニル製ソケット
4 接着剤
5 チーズ
6 ステンレス製波状管
7 ベローズ
8 樹脂製継手
9 金属環

Claims (4)

  1. ステンレス管及び樹脂管の端部外周面及び/又は当該端部と接合する樹脂製ソケットの内周面に接着剤を塗布したのち、当該ソケットの一方の接続口にステンレス管及び他方の接続口に樹脂管をそれぞれ差し込んでステンレス管と樹脂管とを樹脂製ソケットを用いて接続することを特徴とする水道管の施工方法。
  2. 上記樹脂管が、硬質塩化ビニル管又は硬質ポリエチレン管である請求項1に記載の水道管の施工方法。
  3. 上記ステンレス管が波状管である請求項1又は請求項2に記載の水道管の施工方法。
  4. 上記接着剤が、硬質塩化ビニル樹脂用接着剤である請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の水道管の施工方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102011902A (zh) * 2010-11-15 2011-04-13 汪仕斌 一种承插环压式双环金属管件的连接方法
KR20190129248A (ko) * 2018-05-10 2019-11-20 김광태 그루브 조인트 연결용 cpvc 배관의 단부 연결구 및 이를 이용한 벽체 관통형 내진 배관 구조체

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