JP2005273739A - チルトヒンジ - Google Patents

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Takayuki Kaneko
孝幸 金子
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Simotec Co Ltd
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Abstract

【課題】液晶表示装置等の回転部材の不要な傾斜角における回転移動を素早く移動することができ、また、摩擦トルク手段の耐久性を向上することができるチルトヒンジを提供する。
【解決手段】液晶モニタ等の回転部材に取り付けられる支持部材と、該支持部材に回転自在に軸着されると共にOA機器等の装置本体に取り付けられる第1回転軸と、該第1回転軸に固定されると共に所定の回転角に歯を設けた第1歯車と、上記支持部材に回転自在に且つ上記第1回転軸と平行に軸着される第2回転軸と、該第2回転軸に固着されて上記第1歯車の歯と噛み合う第2歯車と、上記第2回転軸に摩擦トルクを与える手段から成る。
【選択図】 図2

Description

本発明はチルトヒンジに関するものである。
従来のチルトヒンジとして、例えば、特開2001−32823号公報(特許文献1)に開示されているように、ノートパソコン等の機器本体に固定された取付部材と、該取付部材に回転自在に取り付けられると共に、液晶表示装置等の回転部材を固定する回転軸と、該回転軸に挿設された複数枚の皿バネと、これら皿バネを相互に圧接せしめて摩擦トルクを発生せしめる圧接手段から構成されるものがあった。上記皿バネに代えて複数枚の回転軸に摩擦板を挿設し、これらの摩擦板をスプリングワッシャやコイルバネ等により相互に圧接して摩擦トルクを発生せしめるものもある。(例えば、特開2002−266841号公報:特許文献2)
しかし、これら従来のチルトヒンジは、回転軸の全回転角に亘って摩擦トルクが働いてしまうため、液晶表示装置等の不要な傾斜角においても無駄に摩擦が働いてしまうだけでなく、このような途中の無駄な摩擦により皿バネや摩擦板等の摩擦トルク手段の寿命を短くする等の問題点があった。
特開2001−32823号公報 特開2002−266841号公報
本発明の解決しようとする課題は、液晶表示装置等の回転部材の不要な傾斜角における回転移動を素早く移動することができ、また、摩擦トルク手段の耐久性を向上することができるチルトヒンジを提供することにある。
本発明のチルトヒンジは、液晶モニタ等の回転部材に取り付けられる支持部材と、該支持部材に回転自在に軸着されると共にOA機器等の装置本体に取り付けられる第1回転軸と、該第1回転軸に固定されると共に所定の回転角に歯を設けた第1歯車と、上記支持部材に回転自在に且つ上記第1回転軸と平行に軸着される第2回転軸と、該第2回転軸に固着されて上記第1歯車の歯と噛み合う第2歯車と、上記第2回転軸に摩擦トルクを与える手段から成ることを特徴とする。また、上記第2回転軸に挿設されて上記装置本体に対して上記支持部材を一方に回転せしめるように付勢するトーションスプリングを設けたことを特徴とする。さらに、上記摩擦トルク手段が、皿バネから成ることを特徴とする。
本発明のチルトヒンジは、液晶表示装置等の回転部材の不要な傾斜角における回転移動を素早く移動することができ、また、摩擦トルク手段の耐久性を向上することができる。
図1は、本発明のチルトヒンジを有する液晶表示装置を示す図であって、Mは液晶モニタ、Hはチルトヒンジ、Sは装置本体(図示せず)への取付部材である。
図2に示すように、上記チルトヒンジHは、支持部材1と、第1回転2と、トーションスプリング3と、第1歯車4と、第2歯車5と、第2回転軸6と、摩擦ディスク7から構成される。
上記支持部材1は、液晶モニタM等の回転部材に取り付けられる取付板1aと、これからほぼ直角に立ち上がる支持板1bから成る。
上記第1回転軸2は、上記支持部材1の支持板1bに回転自在に軸着されると共に、上記取付部材Sに固着される。従って、該第1回転軸2は取付部材Sと共に回転する。
上記トーションスプリング3は、上記支持部材1と取付部材Sの間の第1回転2に取り付けられ、該取付部材Sを、第2図(A)において、矢印X方向に回転するように付勢する。
上記第1歯車4は、上記第1回転軸2に取り付け固定されて、該第1回転軸2すなわち取付部材Sと共に回転する。該第1歯車4には、所定回転角だけ歯4aが設けられている。従って、本第1歯車4はセクトルギヤであってもよい。
上記第2歯車5は、上記第2回転軸6に取り付け固定されると共に、上記第1歯車4の歯4aと噛み合うようになっている。
上記第2回転軸6は、上記第1回転軸2と平行に、上記支持部材1の支持板1bに回転自在に軸着されている。上記摩擦ディスク7は複数枚から成り、その一部は上記第2回転軸6に固着され、第2回転軸6と共に回転するようになっている。摩擦ディスク7の他の一部は、上記支持部材1の支持板1bと一体となっていて、回転しないようになっている。本実施例の摩擦ディスク7は皿バネ状に形成されているので、適当な締め付け具7aにより圧接することにより、摩擦トルクを生じるようになっている。
上記実施例のチルトヒンジは以上のように構成されているので、上記取付部材Sを、図1において、位置Pの回転角から位置Qの回転角まで回転させると、上記第1歯車4の歯4aは第2歯車5に噛み合わないので、上記トーションスプリング3の付勢力しか働かない。従って、位置Pと位置Qの間は、力を抜くと位置Pに戻ることになる。
次に、上記取付部材Sを、図1において、位置Qの回転角から位置Rの回転角まで回転させると、図3に示すように、上記第1歯車4の歯4aが第2歯車5に噛み合う。第2歯車5は第2回転軸6を介して摩擦ディスク7に連動しており、該摩擦ディスク7には摩擦トルクが働いているので、上記取付部材Sは、この摩擦トルク力によりその回転角の位置を保持する。なお、上記トーションスプリング3の付勢力は上記摩擦トルク力より小さく設定されている。
上記トーションスプリングは省略して、上記位置Pと位置Qの間はフリーの状態にしてもよい。
本発明は、液晶モニタに限らず、鏡など所定の角だけ傾斜させたい回転部材のヒンジに利用できる。
本発明のチルトヒンジを使用した液晶表示装置の説明図である。 本発明のチルトヒンジの構成説明図である。 図2のチルトヒンジの作用説明図である。
符号の説明
1 支持部材
2 第1回転軸
3 トーションスプリング
4 第1歯車
5 第2歯車
6 第2回転軸
7 摩擦ディスク
H チルトヒンジ
M 液晶モニタ
S 装置本体

Claims (3)

  1. 液晶モニタ等の回転部材に取り付けられる支持部材と、該支持部材に回転自在に軸着されると共にOA機器等の装置本体に取り付けられる第1回転軸と、該第1回転軸に固定されると共に所定の回転角に歯を設けた第1歯車と、上記支持部材に回転自在に且つ上記第1回転軸と平行に軸着される第2回転軸と、該第2回転軸に固着されて上記第1歯車の歯と噛み合う第2歯車と、上記第2回転軸に摩擦トルクを与える手段から成ることを特徴とするチルトヒンジ。
  2. 上記第2回転軸に挿設されて上記装置本体に対して上記支持部材を一方に回転せしめるように付勢するトーションスプリングを設けたことを特徴とする請求項1に記載のチルトヒンジ。
  3. 上記摩擦トルク手段が、皿バネから成ることを特徴とする請求項1または2に記載のチルトヒンジ。
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