JP2005273433A

JP2005273433A - 既存高速道路上に新たな高速道路を建設する工法

Info

Publication number: JP2005273433A
Application number: JP2004124818A
Authority: JP
Inventors: Takao Ushiyama; 昂夫牛山
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 2004-03-25
Filing date: 2004-03-25
Publication date: 2005-10-06

Abstract

【課題】新たな用地を必要としない、現在ある高速道路の上に、さらに高速道路を建設する工法を提供する。
【解決手段】工法の基本は、製造と設置は併行進行とする。施工の概要は支柱の製造・設置、道路側桁の製造・設置、工事足場の製造・設置、門型走行クレーンの製造・設置、道路桁の製作・設置、道路桁上面の舗装工事が一連の工事内容である。新高速道路の複線化を早期に実現させるため構造物などの製造は製造工場でどんどん製作して置き、工事用足場及び門型走行クレーンを複数製造・設置し、複数ヶ所から施工スタートし、工期の短縮を図ることで、より早期実現が図れることになる。
【選択図】図１

Description

本発明は、既存の高速道路上にそれもいかしながら高速道路を追加建設する建築工法である。

高速道路建設は建設・土木技術を駆使して、安全性、快適性、経済性を考慮しながら建設推進されているが、現状は新たに用地を確保し、その上に建設をしている。

発明が解決しようとする課題

首都圏の高速道路では交通量が飽和状態で慢性の交通渋滞が発生している。新たに高速道路を建設して回避したいが首都圏では設置場所を新たに取得する事は困難となっている。しかし、このまま放置しては経済的な損失、またあらゆる人々の貴重な時間の浪費等、損失はますます莫大となってしまう。更に経済競争に負けてしまう状況も目に見えて明らかであり、何らかの対策を行う状況下にいたっている。
打開策として、新たな用地を必要としない、現在ある高速道路の上に、さらに高速道路を建設する工法を課題とする。

課題を解決するための手段

既存の高速道路上の空間に新たな高速道路を建設して活用する。

発明の効果

交通渋滞の解消による、人件費及び諸々の運送コスト削減による経済的寄与が大いに期待できる。

既存高速道路をいかしながら、その真上に新たな高速道路を建設する。
既存高速道路の両側にある間隔で支柱を建て、その支柱に新たな高速道路の道路側桁を乗せ、工場で製造した道路桁を左右の道路側桁の内側にはめ込み道路を形成する建設工法。

既存高速道路をいかしながら、その真上に新たな高速道路を早期建設する工法について、以下で説明す、同時に図１も参照ください。工法の基本は、製造と設置は併行進行とする。施工の概要は支柱の製造・設置、道路側桁の製造・設置、工事足場の製造・設置、門型走行クレーンの製造・設置、道路裄の製作・設置、道路桁上面の舗装工事が一連の工事内容である。新高速道路の複線化を早期に実現させるため構造物などの製造は製造工場でどんどん製作して置き、工事用足場及び門型走行クレーンを複数製造・設置し、複数ヶ所から施工スタートし、工期の短縮を図ることで、より早期実現が図れることになる。
尚、図１は道路の縦断面イメージ図で新建設道路側桁を支柱から吊るタイプの吊り橋タイプ方式をイメージした実施例を示す。本工法は吊り橋タイプ方式以外の例えば支柱を多く使用した支柱だけのタイプでも工法及び使用設備は全く同様となります。

本工法の特徴を図２を参照しながら述べる。図２は道路の横断面イメージ図を示す。
本工事の特徴は、工事用足場を装備することで道路桁を設置する工事の時に工事現場下の既存高速道路への工事機器・人等が落下する事故を完全に防げることである。
これによって既存高速道路をいかしながら真上に新たな高速道路を建設することが可能となる。工事用足場は道路側桁の内側下部に設置したレール上を走行車輪（駆動装置付き）で走行する、本足場は道路桁の塗装又は定期点検時の装置にも利用する。
その外にも道路桁を工場生産して専用の据付装置の門型走行クレーンを装備することで設置工事の効率が上がり工期の短縮が図れる。
門型走行クレーンは道路側桁の内側上部に設置したレール上を走行車輪（駆動装置付き）で走行する、操作手順は運搬車で運ばれてきた施工用道路桁の重心上に走行移動、吊り具を設置し、揚降し装置で吊り揚げ、運搬車抜き取り、施工用道路桁を設置方向へ回転、設置位置へ移動、揚降し装置で吊り降し、施工用道路桁の設置、以上で一つの道路桁の設置作業が完了となる。道路桁の設置作業はこの繰り返しとなる。本システムを複数装備すれば更に工期の短縮が図れることになる。

既存高速道路上に新たな高速道路を建設する工法イメージ（縦断面イメージ図）既存高速道路上に新たな高速道路を建設する工法イメージ（横断面イメージ図）

Claims

既存高速道路をいかしながら、その真上に新たな高速道路を建設する工法を請求項１とする。その内容は明細書の実施例１の０００７による。
本工法の特徴である工事用足場及び門型走行クレーンを用いた施工工法を請求項２とする。その内容は明細書の実施例２の０００８による。