JP2005273413A - 排水栓 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 栓蓋と、栓蓋から垂設した排水栓軸と、排水栓軸を取り巻くように配置され排水口内での排水栓軸の傾きを矯正する矯正部材と、排水栓軸に着脱可能に取り付けられる目皿を備え、手洗い器や洗面器等の排水口に着脱自在に装着できる排水栓において、前記排水栓軸の外周面または前記目皿の内周面に弾性部材を設け、前記弾性部材の弾性力によって前記目皿を前記排水栓軸に取り付けた。
【選択図】 図6
Description
そして、目皿を排水栓より取外す際は、目皿を下方に引下げると、支持軸の略中央部に周設した弾性部材を乗越えて、目皿は支持軸の周面を下方へ摺動して脱着される。
また、目皿は一般的に内周部より外周部が高くなるような椀形の形状をなし、支持軸に取り付けられている。(特許文献1を参照のこと)
また、通常設置状態では弾性部材を目皿の下方に露出して支持軸に設けているので、弾性部材は常に排水にさらされた環境下となり劣化しやすくなる他、排水栓を排水口から取り出したときに鋭利なもので弾性部材を傷つけ破損する可能性があり、掛り止め機能が低下し目皿が支持軸から抜落する可能性がある。
さらに、目皿は一般的に椀形の形状で挿入方向に対し非対称の形状であるため、使用者が目皿の清掃を終了後、再び目皿を支持軸に装着する時、誤った方向から装着する可能性があり、その場合、目皿本来の捕捉機能が損なわれることになる。
本発明の請求項3では、前記目皿を前記栓蓋からの距離を一定に保つストッパ部を、前記排水栓軸に設けたことを特徴とした。
一般的に洗面器110は、図1に示すように水を溜めるボウル部120が形成され、このボウル部120の底部には排水口部111、上方部にはボウル部120から水が溢れるのを防止する溢れ口121、ボウル部120の裏側で溢れ口121から排水口部111まで連通する排水通路110cが設けられている。また、洗面器110のボウル部120とは異なる位置に水栓器具122、排水口部111に取り付けられる排水栓104を遠隔操作する操作レバー123が備えられている。
そして、洗面器110内周壁110a側からU字状のUパッキン115を介して排水栓本体101が挿入され、洗面器110の外周壁110b側からパッキン102を介して固定ナット103を螺合して排水栓本体101が洗面器110に固定される。(図2参照)そして、排水栓本体101に排水栓104が取り外し自在に挿入される。なお、排水栓本体101の先端には、操作レバー123の操作と連動し排水栓104を上下動させるキックレバー(図示しない)が設けられるとともに排水管(図示しない)が接続される。
図3に示すように、排水栓104は、栓蓋105と栓蓋105から垂設した排水栓軸106と、排水栓軸106に取り付けられる弾性部材109と、栓蓋105の下方に取り付けられる矯正部材107と、排水栓軸105の外周にスライド自在に嵌装された目皿108とから構成されている。
材質としては外観品となるためメッキ可能な黄銅あるいは樹脂材料又はステンレス又は樹脂材料をベースにステンレス薄板を被せたものが好ましい。
また、排水栓軸106のほぼ中央部の外周に溝106bが周設され、この溝106bに弾性部材109が取り付けられる。この溝106bは、目皿108を排水栓軸106に装着する時、目皿108がガイド107と当接し、弾性部材109が排水栓軸106と目皿108の間に介在する位置に設定されるようになっている。すなわち、ガイド107の形状により溝106bの位置は自在に設定できるものである。
排水栓軸106の材質は、が確実に閉栓時に自重により降下できるように比重の大きなメタル、またはそれに代わる都合良く閉栓できる比重を持った材質のものが好ましい。
矯正部材107の羽根107aは、排水栓本体101内を排水栓104が殆ど抵抗なくスライド自在に移動できるように、その突出寸法、即ち半径方向寸法は排水栓本体101の内径よりも小さく形成されている。そして、羽根107aは下方に延びており、その先端には、目皿108の挿入を制限するストッパー部107cを備えている。このストッパー部107cは、排水栓104を排水口本体101に取り付ける際、目皿108が排水通路110cより下方になるような位置で目皿108と当接するように下方に延設されている。(図4(b)参照)
なお、羽根107aは、排水栓本体101内の排水能力に影響を及ぼさないように羽根107aの数やその厚みを自在に調整することが可能である。また、ストッパー部107cの位置は、排水栓104の大きさや上記した洗面器110の排水通路110cの有無によって自在に設定が可能である。
矯正部材107の中心部は排水栓軸106の雄ネジ部106a外径が挿通できる僅かに大きい挿通孔107bが設けられており、この挿通孔107bに排水栓軸106を挿入し、上方から栓蓋105と排水栓軸106を螺合して固定される。
材質は特に問わないがポリアセタールのような樹脂が好ましい。
このように、矯正部材107の主たる役割は、排水栓軸106下端を上下スライド操作される時に排水栓104が傾いて排水栓本体101の上方に引っ掛かることや使用者が排水栓104を排水栓本体101に挿入する時に傾いたまま取り付けられることを防止するためで、スムーズに排水栓本体101内を排水栓104が上下移動できるようにするためのものである。もう一つの役割は上述したように目皿108と当接することで目皿108の位置決めに利用されることである。
内壁108aの内部は、排水栓軸106の外径よりも僅かに大きく、排水栓軸106に配置された弾性部材109の外径よりも僅かに小さく形成された開口孔108dが設けられている。
捕捉壁108cは、内壁108aから外壁108bに向けて放射状に複数設けられ、各捕捉壁108c間は開口部113となっている。また、捕捉壁108cは、図5の(b)に示すように内壁108aの高さ方向のほぼ中心部から外壁108bの上面及び下面に向かって傾斜が形成されゴミを捕捉できるように略凹形状となっている。
外壁108bは、排水栓104が上下方向に移動する際に排水栓本体101の内径部と接触して引っかかって外れたりしないようにするため、外径は矯正部材107の外径よりも僅かに小さく形成されている。
通常、操作レバー123は押された状態にあり、このとき、キックレバー(図示しない)は排水栓軸106の下端を上方向へ押し上げ、排水栓104が排水栓本体101から突出して開栓状態になる。(図6参照)この状態で使用者が湯水を使用すると、湯水は、栓蓋105と排水栓本体101の間から流れ出て、矯正部材107の各羽根107a間、目皿108の開口部113を通って排水管(図示しない)に排水される。このとき、湯水と一緒に流れるゴミや毛髪は目皿108の捕捉壁108cによって捕捉される。
前述の状態から操作レバー123を引き上げるとキックレバー(図示しない)が下がると同時に排水栓104が自重により降下して栓蓋105が排水栓本体101を塞ぎ閉栓する。(図7参照)そして、ボール部120に湯水を溜めることができ、湯水を溜めて使用した後、操作レバー123を押すと上記のとおり開栓状態となって湯水が排水される。
このようにして、洗面器110に水を溜めたり排水したりできる。
そして、取り外した目皿108に溜まったゴミ、毛髪等を手やブラシで掃除する。このように目皿108を排水栓軸106から容易に取り外すことができるので、目皿108の清掃を自在に行なうことができる。
さらに、目皿108を清掃した後、排水栓軸106に装着するとき、目皿108は挿入方向に対して対称形状のため、使用者は装着方向を気にする事無く、目皿108を排水栓軸106に挿入して矯正部材107に当接するまで装着すると、弾性部材109の弾性力で装着される。
このように、目皿108を挿入方向に対して対象に形成しているため、どちらから挿入しても同様の機能を発揮でき、目皿108の誤挿入がなくなる。
この場合、ストッパー部106cの位置は、矯正部材107に設けるときと同様、目皿108が排水通路110cより下方の位置になるように設定されることが好ましいが、排水栓104の大きさや排水通路110cの有無によって、その位置は自在に設定できるものである。
102…パッキン
103…固定ナット
104,300…排水栓
105…栓蓋
106,301…排水栓軸
107…矯正部材
108,302…目皿
109,303…弾性部材
110…洗面器
111…排水口部
Claims (5)
- 栓蓋と、該栓蓋から垂設した排水栓軸と、該排水栓軸に着脱可能に取り付けられる目皿を備え、手洗い器や洗面器等の排水口に着脱自在に装着できる排水栓において、前記排水栓軸の外周面または前記目皿の内周面に弾性部材を設け、前記弾性部材の弾性力によって前記目皿を前記排水栓軸に取り付けたことを特徴とする排水栓。
- 請求項1記載の排水栓において、前記排水栓軸を取り巻くように配置され排水口内での前記排水栓軸の傾きを矯正する矯正部材を備え、前記目皿を前記栓蓋からの距離を一定に保つストッパ部を、前記矯正部材に取り付けたことを特徴とする排水栓。
- 請求項1記載の排水栓において、前記目皿を前記栓蓋からの距離を一定に保つストッパ部を、前記排水栓軸に設けたことを特徴とする排水栓。
- 請求項2、3何れか1項に記載の排水栓は、湯水を溜めるボウル部と、前記ボウル部からの溢れ水を防止する溢れ口と、前記ボウル部の底部に設けた排水口と、前記溢れ口から前記排水口に通じる排水通路を備えた洗面器に着脱自在に装着するものであって、前記目皿が前記排水通路の下方に位置するように前記ストッパー部を設けたことを特徴とする排水栓。
- 請求項1〜4の何れか1項に記載の排水栓において、前記目皿は、前記内周面を有する内壁と、外壁と、毛髪やコンタクトレンズ等を捕捉する捕捉壁と、排水のための開口孔を備え、前記目皿の高さ方向に対して対称形状に形成したことを特徴とする排水栓。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004092425A JP2005273413A (ja) | 2004-03-26 | 2004-03-26 | 排水栓 |
Applications Claiming Priority (1)
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ID=35173374
Family Applications (1)
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JP2004092425A Pending JP2005273413A (ja) | 2004-03-26 | 2004-03-26 | 排水栓 |
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Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009007756A (ja) * | 2007-06-26 | 2009-01-15 | Panasonic Electric Works Co Ltd | 排水栓 |
JP2011106246A (ja) * | 2009-11-13 | 2011-06-02 | Nippon Alpha:Kk | ヘアーキャッチャーの取付構造 |
JP2014227679A (ja) * | 2013-05-20 | 2014-12-08 | 株式会社日本アルファ | 排水栓装置 |
JP2021021293A (ja) * | 2019-07-30 | 2021-02-18 | Toto株式会社 | 排水目皿およびボウルユニット |
JP2021110104A (ja) * | 2020-01-07 | 2021-08-02 | 株式会社日本アルファ | 排水栓装置 |
-
2004
- 2004-03-26 JP JP2004092425A patent/JP2005273413A/ja active Pending
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JP7396648B2 (ja) | 2020-01-07 | 2023-12-12 | 株式会社日本アルファ | 排水栓装置 |
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