JP2006161419A - 排水目皿 - Google Patents

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Abstract

【課題】排水目皿の捕集ゴミを捕集しやすい、且つ捕集された捕集ゴミを取りやすい、そして排水目皿を排水栓に取り付けやすい排水目皿を提供する。
【解決手段】内部に水を貯水する槽体と、槽体に開口された排水口と、排水口に取着される排水栓と、該排水栓内に取り着けられる排水目皿7を、中心から外側方向へ向かって延出して構成された捕集リブ10、該捕集リブ10間に設けられた間隙14、から構成される排水目皿7において、前記捕集リブ10の外端部15に凸部11を構成した。
【選択図】図5

Description

本発明は、洗面台や流し台などの、槽体を備えた排水口に用いられる、排水中の排水ゴミや髪の毛、コンタクトレンズを捕集する排水目皿に関するものである。
従来より、図9に示したように、例えば洗面台の排水口において、排水中の排水ゴミや髪の毛、コンタクトレンズを捕集するための排水目皿が良く知られている。
この従来の排水目皿は、以下に記載する槽体としての洗面ボウル、排水口、排水栓、弁体、遠隔操作装置、排水目皿、排水管の構成を備えている。
洗面ボウルは、内部に水を貯水するための槽体として構成される。
排水口は、槽体の底部に開口され、洗面ボウル内の排水を下水側へと排水するために後記する排水栓を取着する開口である。
排水栓は、円筒形状であって、前記排水口に取着され、上端に外側方向に向かって突出するフランジを構成する。また、排水栓の内周面には中心方向に向かって突出して目皿載置部を構成し、排水栓の外周面には、雄ねじが形成される。
弁体は、排水栓の開口/閉口を行う部材であって、排水栓の水密化を行うパッキンと、弁体の下側中心から延出して構成される軸から構成される。
遠隔操作装置は、洗面ボウルの上端縁に構成される操作部と、操作部から伸びて弁体の軸下方まで位置されるレリースワイヤと、からなり、操作部を操作することで、レリースワイヤが作動し、排水栓の弁体が上下する。この操作部の作動を行うことで、排水栓の開口/閉口を行うことができる。
排水目皿は、中心から外側方向へ向かって延出して構成された捕集リブを構成するとともに、当該捕集リブの外周面に円筒状のガイドを構成する。また、弁体の軸を中心として上下動自在に取り付けられ、排水栓の内周面の目皿載置部に排水目皿のガイドを載置することで、排水栓中に排水目皿を位置させることができる。また、捕集リブは中心から外方へ向かうほど下方へと配置されるように放射状に構成される。
排水管は、排水栓の下方から下水管まで接続される部材であって、内部に封水を溜めて下水からの臭気や害虫の逆流を防止する排水トラップなどから構成される。
上記した従来の排水目皿は、以下のように取り付けられる。
洗面ボウルの排水口に排水栓のフランジを係止させ、洗面ボウルの裏面からナットなどの取着部材で排水栓の雄ねじに螺合させ、洗面ボウルの排水口を排水栓のフランジと取着部材で挟持する様に取り付け、排水栓の取り付けが完了する。その後排水栓より下流に排水トラップなどの排水管を接続し、配管が完了する。そして、遠隔操作装置の取り付けを行い、その後弁体を排水栓内に取り付ける。この時、弁体の軸の排水目皿は排水栓内周面の目皿載置部に載置して取り付けられる。
そして、操作部の操作により弁体が上下動する構成となる。尚、弁体が上下動するときの排水目皿の作動は、弁体の軸に対して上下動自在に取り付けられているため、排水目皿は排水栓内周の目皿載置部から上下動することはない。
また、上記した従来例の洗面ボウルは以下のような排水の流れとなる。
洗面ボウル内の排水は、排水口に取り付けられた排水栓内の弁体が開口しているとき、排水栓内に流れ込み、弁体の軸に取り付けられている排水目皿へ到達する。このとき、排水目皿には捕集リブが構成されているため、排水中のゴミや髪の毛、水垢などが捕集される。そして、排水目皿を通過した排水は、排水栓より下方の排水管へと排出される。
特開平10−88638号公報(図2)
上記した排水目皿には以下のような問題点がある。
1.排水目皿にガイドが構成されているため、ガイド分の排水栓内の通水面積が狭くなり、排水流量が悪くなっていた。
2.排水目皿に捕集されたゴミを取り除く際は、排水目皿にガイドが構成されていることから排水目皿のゴミを上側方向へ摘んで取らなければならない。
特に髪の毛等の長い糸状の排水ゴミの場合、捕集リブにまたがる形で捕集されるとガイドが邪魔になり、確実に上側方向に摘まなければ取り除くことが出来ない。更には排水目皿上方には弁体が位置するため、排水目皿の捕集ゴミを取り除く際は、排水目皿の上方に位置する弁体が邪魔となり、捕集ゴミを取り除きにくかった。
3.排水目皿の捕集リブは中心から外方へ向かうほど下方へと配置されるように放射状に構成されているため、排水目皿を軸に取り付ける際に、上下逆に取り付けてしまう可能性があった。また、仮に上下逆に取り付けてしまうと、排水目皿に方向性があるため、排水目皿の効果を達成することが出来なかった。
本発明は上記問題点を解決するために発明されたものであって、排水目皿の捕集ゴミを捕集しやすい、且つ捕集された捕集ゴミを取りやすい、そして排水目皿を排水栓に取り付けやすい排水目皿を提供する。
本発明の排水目皿(7)は、内部に水を貯水する槽体(1)と、槽体(1)に開口された排水口(2)と、排水口(2)に取着される排水栓(3)と、該排水栓(3)内に取り着けられる排水目皿(7)を、中心から外側方向へ向かって延出して構成された捕集リブ(10)、該捕集リブ(10)間に設けられた間隙(14)、から構成される排水目皿(7)において、前記捕集リブ(10)の外端部(15)に凸部(11)を構成したことを特徴とする排水目皿(7)である。
本発明の排水目皿(7)は、前記捕集リブ(10)の凸部(11)を側面視上下方向に構成したことを特徴とする前記段落0007に記載の排水目皿(7)である。
本発明の排水目皿(7)は、前記捕集リブ(10)の凸部(11)を平面視側面方向に構成したことを特徴とする前記段落0007又は段落0008に記載の排水目皿(7)である。
本発明の排水目皿(7)は、前記排水栓(3)の内部に凹溝(5)を構成し、更に排水目皿(7)の外端部(15)を凹溝(5)に嵌合させることを特徴とする前記段落0007乃至段落0009に記載の排水目皿(7)である。
本発明の排水目皿(7)は、前記捕集リブ(10)の中心側端部に、ガイド部(12)を構成したことを特徴とする前記段落0007乃至段落段落0010に記載の排水目皿(7)である。
本発明の排水目皿(7)によれば、以下の効果を奏する。
1.請求項1の排水目皿(7)は、捕集リブ(10)の外周面に凸部(11)を構成したことから、捕集リブ(10)に捕集された排水ゴミや髪の毛を側面に逃がすことなく確実に捕集することができる。
2.請求項2の排水目皿(7)は、捕集リブ(10)の凸部(11)を側面視上下面に構成したことから、排水目皿(7)の逆入れ取り付けなどの誤取り付けを防ぐことができる。
3.請求項3の排水目皿(7)は、捕集リブ(10)の凸部(11)を平面視側面方向に構成したことから、捕集リブ(10)に捕集された排水ゴミや髪の毛を側面に逃がすことなく確実に捕集することができる。
4.請求項4の排水目皿(7)は、前記排水栓(3)の内部に凹溝(5)を構成し、更に排水目皿(7)の外端部(15)を凹溝(5)に嵌合させたことから、排水目皿(7)と排水栓(3)を強固に取り付けることができる。特に捕集リブ(10)と捕集リブ(10)間がフリーになっている排水目皿(7)においては、排水栓(3)と嵌合させる際に、捕集リブ(10)が撓む分のスペースが増すため、取り付け時の捕集リブ(10)の折れ等を防ぐことができる。
5.請求項5の排水目皿(7)は、前記捕集リブ(10)の中心側端部に、ガイド部(12)を構成したことから、捕集リブ(10)の強度が増す。
以下に、本発明の第1実施例について図面を参照しつつ説明する。
本実施例の排水目皿(7)は、図1乃至図5に記載したように、以下に記載する洗面ボウル、排水口(2)、排水栓(3)、弁体(17)、排水目皿(7)、排水管(16)の構成からなる。
洗面ボウルは、内部に水を貯水するための槽体(1)として構成される。
排水口(2)は、槽体(1)の底部に開口され、洗面ボウル内の排水を下水側へと排水するために後記する排水栓(3)を取着する開口である。
排水栓(3)は、円筒形状であって、前記排水口(2)に取着され、上端に外側方向に向かって突出するフランジ部(4)を構成する。また、排水栓(3)の内周面には中心方向に向かって突出して目皿載置部(6)を構成し、排水栓(3)の外周面には、雄ねじが形成される。
弁体(17)は、排水栓(3)の開口/閉口を行う部材であって、排水栓(3)の水密化を行うため、ゴムなどの弾性部材から構成されるゴム栓である。
排水目皿(7)は、図2乃至図5に記載し、かつ下記にも記載する上目皿(8)、下目皿(9)、軸部(13)、捕集リブ(10)、ガイド部(12)から構成される。
上目皿(8)は、排水栓(3)の開口からの排水ゴミや髪の毛をキャッチする捕集リブ(10)を構成してなる。
下目皿(9)は、排水栓(3)のオーバーフロー口から排水される排水中のゴミや髪の毛をキャッチする捕集リブ(10)を構成してなる。
軸部(13)は、上目皿(8)と下目皿(9)を一体的に構成するための部材であって、平面視上目皿(8)と下目皿(9)の中心に軸部(13)を立設する。
捕集リブ(10)は、中心から外側方向へ向かって延出して構成されるとともに、該捕集リブ(10)の外端部(15)を、平面視捕集リブ(10)と捕集リブ(10)との間に、間隙(14)を設けて構成して成る。更に捕集リブ(10)には平面視渦巻き状の形状で延出されるとともに、捕集リブ(10)の外端上下面に凸部(11)を構成している。なお、本発明の排水目皿(7)の外端部(15)は、捕集リブ(10)の平面視外側方向部分のことを指す。排水目皿(7)は上目皿(8)と下目皿(9)を構成してなり、その2枚の目皿は軸部(13)によって軸着されている。また、凸部(11)を捕集リブ(10)の外端部(15)に構成していることから、捕集リブ(10)に捕集した排水ゴミや髪の毛を逃がすことなく確実に補修することができる。また、捕集リブ(10)の上下面に凸部(11)を構成したことから、上下対称形となり排水目皿(7)の組み立て時の逆入れなどが発生することがない。
また、排水栓(3)の内周面の目皿載置部(6)に排水目皿(7)の外端部(15)を載置することで、排水栓(3)中に排水目皿(7)を位置させることができる。
ガイド部(12)は、軸部(13)から渦巻状に延出される捕集リブ(10)と捕集リブ(10)の軸部(13)側の間に、捕集リブ(10)の強度を強めるために構成される。これは平面視軸部(13)を囲う円形状であって、捕集リブ(10)間をつなぐように構成してなる。
排水管(16)は、排水栓(3)の下方から下水管まで接続される部材であって、内部に封水を溜めて下水からの臭気や害虫の逆流を防止する排水トラップなどから構成される。
上記した排水目皿(7)は、以下のように取り付けられる。
洗面ボウルの排水口(2)に排水栓(3)のフランジ部(4)を係止させ、洗面ボウルの裏面からナットなどの取着部材で排水栓(3)の雄ねじに螺合させ、洗面ボウルの排水口(2)を排水栓(3)のフランジ部(4)と取着部材で挟持する様に取り付け、排水栓(3)の取り付けが完了する。その後排水栓(3)より下流に排水トラップなどの排水管(16)を接続し、配管が完了する。そして、排水目皿(7)を排水栓(3)内に取り付ける。この時、排水目皿(7)は、排水目皿(7)の外端部(15)が排水栓(3)内周面の目皿載置部(6)に載置して取り付けられる。
そして、弁体(17)を排水栓(3)に着脱自在に取り着けて、取付が完了する。
また、実施例1は以下のような排水の流れとなる。
洗面ボウル内の排水は、排水口(2)に取り付けられた排水栓(3)内に弁体(17)を取り着けないとき、排水栓(3)内に流れ込み、排水栓(3)内の排水目皿(7)の上目皿(8)へ到達する。このとき、排水目皿(7)には捕集リブ(10)が構成されているため、排水中のゴミや髪の毛、水垢などが捕集される。そして、排水目皿(7)(上目皿(8))を通過した排水は、下目皿(9)を通過し排水栓(3)より下方の排水管(16)へと排出される。尚、下目皿(9)については、槽体(1)の排水が溢れないように構成しているオーバーフロー口からの排水のゴミの捕集を行う。
上記の排水目皿(7)を掃除する際は、使用者が排水目皿(7)の上方から髪の毛や排水ゴミを外端部(15)方向へスライドさせるだけで取り除くことができる。
また、排水目皿(7)には従来例のように外周面にガイドを構成していないことから、排水の通水面積を従来例に比べて広くすることができる。
以下に、本発明の第2実施例について図面を参照しつつ説明する。
本実施例の排水目皿(7)は、図6乃至図7に記載したように、以下に記載する洗面ボウル、排水口(2)、排水栓(3)、弁体(17)、排水目皿(7)、排水管(16)の構成からなる。
洗面ボウルは、内部に水を貯水するための槽体(1)として構成される。
排水口(2)は、槽体(1)の底部に開口され、洗面ボウル内の排水を下水側へと排水するために後記する排水栓(3)を取着する開口である。
排水栓(3)は、円筒形状であって、前記排水口(2)に取着され、上端に外側方向に向かって突出するフランジ部(4)を構成する。また、排水栓(3)の内周面には円周方向に沿って凹溝(5)を構成し、排水栓(3)の外周面には、雄ねじが形成される。
弁体(17)は、排水栓(3)の開口/閉口を行う部材であって、本実施例においては、下記に記載する軸部(13)、保持機構部、水密パッキンから構成される。
軸部(13)は弁体(17)の下方中心部から下方に向けて立設され、保持機構部を構成してなる。また、後記する排水目皿(7)の上目皿(8)を下方に落下させず且つ取り外し可能な強度で係合させるリブを軸部(13)の中間位置に構成し、排水目皿(7)の下目皿(9)を係合させるために軸部(13)の下方に先割れ部を構成する。
保持機構部は、弁体(17)の開口/閉口を保持する機構であって、例えば、従来より公知のスラストロック機構等を備えて成る。
排水目皿(7)は、下記に記載する上目皿(8)、下目皿(9)、軸部(13)、捕集リブ(10)、から構成される。
上目皿(8)は、排水栓(3)の開口からの排水ゴミや髪の毛をキャッチする捕集リブ(10)を構成してなる。また、上記した軸部(13)のリブに係合されて軸部(13)に取り着けられる。
下目皿(9)は、排水栓(3)のオーバーフロー口から排水される排水中のゴミや髪の毛をキャッチする捕集リブ(10)を構成してなる。また、平面視中心に孔が開口されており、当該孔に前記軸部(13)の先割れ部が挿入され係合取着される。
捕集リブ(10)は、中心から外側方向へ向かって延出して構成されるとともに、該捕集リブ(10)の外端部(15)を、平面視捕集リブ(10)と捕集リブ(10)との間に、間隙(14)を設けて構成して成る。更に捕集リブ(10)には平面視渦巻き状の形状で延出されるとともに、捕集リブ(10)の外端部(15)の上下面に凸部(11)を構成している。なお、本発明の排水目皿(7)の外端部(15)は、捕集リブ(10)の平面視外側方向部分のことを指す。
また、排水栓(3)の内周面の凹溝(5)に排水目皿(7)の外端部(15)を係合させることで、排水栓(3)に対して排水目皿(7)を取着することができる。また、このとき、捕集リブ(10)の外端部(15)は間隙(14)が構成されているため、係合時の応力が捕集リブ(10)に加わって変形しても、捕集リブ(10)外端部(15)の間隙(14)が有るため、捕集リブ(10)の変形をその間隙(14)で吸収することができる。
排水管(16)は、排水栓(3)の下方から下水管まで接続される部材であって、内部に封水を溜めて下水からの臭気や害虫の逆流を防止する排水トラップなどから構成される。
上記した排水目皿(7)は、以下のように取り付けられる。
洗面ボウルの排水口(2)に排水栓(3)のフランジ部(4)を係止させ、洗面ボウルの裏面からナットなどの取着部材で排水栓(3)の雄ねじに螺合させ、洗面ボウルの排水口(2)を排水栓(3)のフランジ部(4)と取着部材で挟持する様に取り付け、排水栓(3)の取り付けが完了する。その後排水栓(3)より下流に排水トラップなどの排水管(16)を接続し、配管が完了する。そして、排水目皿(7)を排水栓(3)内に取り付ける。この時、排水目皿(7)は、排水目皿(7)の外端部(15)が排水栓(3)内周面の目皿載置部(6)に載置して取り付けられる。
そして、弁体(17)を排水栓(3)に着脱自在に取り着けて、取付が完了する。
また、実施例2の弁体(17)は、以下の動作で排水栓(3)の開口/閉口を行う。
閉口時の弁体(17)を直接押すと、弁体(17)が下動し、保持機構部が作動して保持が解除され、軸部(13)が上動する。その状態で保持機構部が保持され、弁体(17)が上方に位置した状態で固定される。このとき、排水栓(3)が開口状態となる。そして、排水栓(3)が開口状態で再度弁体(17)を押すと、保持機構部の保持が解除され、弁体(17)が下動し、再度保持機構部によって軸部(13)が保持され、弁体(17)と排水栓(3)が当接する。このとき、水密パッキンが排水栓(3)のフランジ部(4)と水密的に当接されることで、排水栓(3)の閉口となる。
また、実施例2は以下のような排水の流れとなる。
洗面ボウル内の排水は、排水口(2)に取り付けられた排水栓(3)内に弁体(17)を取り着けないとき、排水栓(3)内に流れ込み、排水栓(3)内の排水目皿(7)の上目皿(8)へ到達する。このとき、排水目皿(7)には捕集リブ(10)が構成されているため、排水中のゴミや髪の毛、水垢などが捕集される。そして、排水目皿(7)(上目皿(8))を通過した排水は、下目皿(9)を通過し排水栓(3)より下方の排水管(16)へと排出される。尚、下目皿(9)については、槽体(1)の排水が溢れないように構成しているオーバーフロー口からの排水のゴミの捕集を行う。
また、実施例2の排水目皿(7)を掃除する際は、使用者が排水目皿(7)の上方から髪の毛や排水ゴミを外端部(15)方向へスライドさせるだけで取り除くことができる。
また、排水目皿(7)には従来例のように外周面にガイドを構成していないことから、排水の通水面積を従来例に比べて広くすることができる。
また、排水栓(3)と捕集リブ(10)を嵌合させる際に、捕集リブ(10)と捕集リブ(10)の間に間隙(14)が構成されているため、取り付けの捕集リブ(10)のたわみをその間隙(14)で吸収することができ、捕集リブ(10)と排水栓(3)の取り付け時の捕集リブ(10)の折れを防ぐことができる。そして、特に本実施例の排水目皿(7)の捕集リブ(10)は平面視渦巻状であるため、よりたわみやすく、上記の効果が一層効果的に働く。
尚、排水目皿(7)と排水栓(3)との嵌合は、特に本実施例のような、直接弁体(17)の押し操作を行うことで弁体(17)が上下動する、いわゆる保持機講を備えた装置を備えている排水栓装置に使用する際、排水栓(3)と排水目皿(7)を強固に取り付けることで、弁体(17)のはずれを防止することができる点で、非常に効果を有する。
また、本発明の排水目皿(7)は、上記の実施例に限定されることはなく、請求項に記載の範囲内において適宜変更は可能である。
上記実施例での捕集リブ(10)は中心から渦巻状に延出されているが、例えば図8に示したように、中心から側面方向に垂設されてもよい。
また、上記実施例では捕集リブ(10)の凸部(11)は上下方向に構成されているが、例えば図8に示したように、平面視側面方向に凸設されてもよい。
また、上記実施例では捕集リブ(10)の凸部(11)は上下方向に構成されているが、上方向のみ・若しくは下方向のみに凸部(11)を構成しても良い。
また、上記実施例では捕集リブ(10)の凸部(11)は上下方向に構成されているが、例えば、図8に示したように平面視側面方向の片側のみに構成しても良い。
本発明の第一実施例の施工状態を示す断面図である。 本発明の第一実施例の排水目皿を示す、図3および図4におけるA−A’断面図である。 本発明の第一実施例の排水目皿(上目皿)を示す平面図である。 本発明の第一実施例の排水目皿(下目皿)を示す平面図である。 本発明の第一実施例の排水目皿を示す斜視図である。 本発明の第二実施例の排水目皿を示す断面図である。 本発明の第二実施例の施工状態を示す断面図である。 本発明の他の実施例の排水目皿を示す平面図である。 従来の排水目皿を示す斜視図である。
符号の説明
1 槽体
2 排水口
3 排水栓
4 フランジ部
5 凹溝
6 目皿載置部
7 排水目皿
8 上目皿
9 下目皿
10 捕集リブ
11 凸部
12 ガイド部
13 軸部
14 間隙
15 外端部
16 排水管
17 弁体

Claims (5)

  1. 内部に水を貯水する槽体(1)と、
    槽体(1)に開口された排水口(2)と、
    排水口(2)に取着される排水栓(3)と、
    該排水栓(3)内に取り着けられる排水目皿(7)を、中心から外側方向へ向かって延出して構成された捕集リブ(10)、
    該捕集リブ(10)間に設けられた間隙、
    から構成される排水目皿(7)において、
    前記捕集リブ(10)の外端部(15)に凸部(11)を構成したことを特徴とする排水目皿。
  2. 前記捕集リブ(10)の凸部(11)を側面視上下方向に構成したことを特徴とする請求項1に記載の排水目皿。
  3. 前記捕集リブ(10)の凸部(11)を平面視側面方向に構成したことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の排水目皿。
  4. 前記排水栓(3)の内部に凹溝(5)を構成し、更に排水目皿(7)の外端部(15)を凹溝(5)に嵌合させることを特徴とする請求項1乃至請求項3に記載の排水目皿。
  5. 前記捕集リブ(10)の中心側端部に、ガイド部(12)を構成したことを特徴とする請求項1乃至請求項4に記載の排水目皿。
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