JP2005273049A - 弾性を有するプラスチックネット球状体の製造方法及びその製造装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】プラスチックネット球状体を作成するにあたり、手で丸める方法ではなく、安定して大量に供給する方法及び装置を提供する。
【解決手段】筒状プラスチックネット(10)を中心軸(11)から連続して押し込み装置(22)にて押し込み、ネット球状化溝ガイド(31)にてカールさせながら、上下に連続的に可動する押さえ板(21)にてカールしたネットを圧縮、解放を交互に行うことにより球状化する製造方法である。この際、中心軸(11)にネット球状体を保持するためのガイド軸(12)を設けるとさらに安定した製造方法となる。
【選択図】図1

Description

本発明は、ガラス瓶、プラスチック容器等の詰め物、廃水処理装置装填材、装飾品等として利用される弾性を有するプラスチックネット球状体の製造方法及び装置に関するものである。
プラスチックネット球状体を製造する場合、現状手作業による他はなく大量生産が出来なかった。下記特許文献では、容器の詰め物として開示されていたが、具体的な製造方法が記されておらず、産業分野での利用が難しかった。
特開2003−40335号公報
解決しようとする問題点は、プラスチックネット球状体を製造する場合、現状手作業による他はなく大量生産ができない点である。
本発明は、筒状プラスチックネットを球状体へ加工する方法として、押し込み装置及びネット球状化溝ガイド及び上下に連続的に可動する押さえ板を設けることを主要な特徴とする。
請求項1に係わる発明は、筒状プラスチックネット(10)を中心軸(11)から連続して押し込み装置(22)にて押し込み、ネット球状化溝ガイド(31)にてカールさせながら、上下に連続的に可動する押さえ板(21)にてカールしたネットを圧縮、解放を交互に行うことにより球状化する製造方法である。
請求項2に係わる発明は、請求項1の発明において、中心軸(11)にネット球状体を保持するためのガイド軸(12)を設けた製造方法である。
請求項3に係わる発明は、筒状プラスチックネット(10)を中心軸(11)から連続して押し込み装置(22)にて押し込み、ネット球状化溝ガイド(31)にてカールさせながら、上下に連続的に可動する押さえ板(21)にてカールしたネットを圧縮、解放を交互に行うことにより球状化する製造方法を用いて作成された、筒状プラスチックネットの球状化装置である。
請求項4に係わる発明は、請求項3の発明において、さらに、中心軸(11)にネット球状体を保持するためのガイド軸(12)を設けた製造装置である。
本発明の筒状プラスチックネットの球状化装置を使用することにより、手作業で作成する方法と比較し、衛生面に問題なく安定した形状の弾性を有するプラスチックネット球状体が効率よく大量に製造できる。
手作業により作成する他なかった工程を、機械化により、製品品質(形状、大きさ)を安定させ、効率よく衛生的に製造することが可能となった。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
図1は、本発明装置の実施例の正面図(受け板(30)部分は、断面図)であり、プラスチックネット(10)を中心軸に装着した状態を示した説明図である。図7は、本発明装置の実施例の上面図である。筒状プラスチックネットの球状化装置は、中央にガイド軸(12)と一体化した中心軸(11)及び中心軸(11)を上下に可動できるように穴を設け、ネット球状化ガイド(31)を施した受け板(30)及び筒状プラスチックネットを下に移動できるように送り込み装置(22)を設けた押さえ板(21)から構成されている。中心軸(11)には窪み(13)が設けられ光センサー(40)等で筒状プラスチックネットの終端が検知できるようになっている。
両端が解放され、且つ筒状に形成された伸縮性を有するプラスチックネット(10)を所定の長さに切り取り、本発明装置の中心軸(11)に装着する(図1)。装着後、プラスチックネットは連続して押さえ板(21)に固定して設けられた送り込み装置(22)にて受け板(30)へと送られる。受け板(30)にはネットがカールし易いように輪形の窪み、ネット球状化ガイド(31)が設けられており、プラスチックネットはこの窪みに沿って反転カールされる(図2)。更に反転したネット先端は連続して上下可動する押さえ板(21)にて再反転される(図3)。プラスチックネットは連続送り込みと、押さえ板(21)と受け板(30)の間での圧縮、解放相互作用により球状化される(図4及び図5)。押さえ板(21)の上下動のストロークは目的とするプラスチックネット球状体の大きさにより自由に調整する。中心軸(11)には窪み(13)が設けてあり光センサー(40)等でプラスチックネット(10)の終端を検知し、検知した時点もしくは一定時間後に押さえ板(21)の上下動を停止することにより、一定の大きさのプラスチックネット球状体を作成する。中心軸(11)及びガイド軸(12)を移動させプラスチックネット球状体の末端を一定の位置に固定し、取出し扱い易くする(図6)。一定の位置に固定されることにより、成形したネット球状体を挟む等の手段による取出し装置で本発明装置からの取り出しが容易に可能となる。
本発明のプラスチックネット球状体製造装置にネットを供給するにあたり、ロープ状に巻き取られた筒状プラスチックネットを一定の長さに切断しながら中心軸にセットするようにして連続した成形加工装置とすることにより、本発明をより効果的に利用することができる。
本発明は、筒状プラスチックネットを球状化する方法及び装置であるためこの装置のみでプラスチックネット球状体を製造することができる。用途に応じて他の装置と組み合わせることで更に有効に利用することができる。利用例として、特開平5−221429号で開示されたネット緩衝材を瓶に詰める装置においてネットを瓶上部空間に挿入する直前部に本発明を好適に利用することができる。
本発明は、図面の説明で明らかなように筒状プラスチックネットを球状化する。この場合の球状化とは、丸みをもった形状に成形することであり、輪状、ドーナツ状、リンゴ状に形成されることを含んでいる。送り込み装置でプラスチックネットを下方へ送り込み球状化する際のストローク、押さえ板と受け板との距離、中心軸の径、ネット球状化ガイド、これらをプラスチックネットのサイズ及びプラスチックネットの弾力性等に応じて調整することにより、丸みをもった多様な形状をもつプラスチックネット球状体を得ることができる。
本発明の装置により得られる弾性を有するプラスチックネット球状体はカールした球状部を巻き戻すことにより、元の筒状に戻すことが可能である。ネット球状体の取扱いまたは用途に応じて、手荒に扱ってもネット球状体が巻き戻ったりして形状が崩れないように溶着、固定具、接着等の方法により形状を固定処理することができる。また、得られるネット球状体の末端部は火炎、電熱等で溶着処理することが可能である。
両端が解放され、且つ筒状に形成された伸縮性を有するプラスチックネットとして商品名、ネトロン(商標)R−028、東京インキ株式会社製を長さ400mmに切り取り、本発明装置の中心軸に装着し、球状体を作成すると、径39mm、球状部の高さ33mmの弾性を有するプラスチックネット球状体が1個4秒間で得られる。
実施例1で使用したプラスチックネットを商品名、ネトロンR−055東京インキ株式会社製に換えて、長さ700mmに切り取り、実施例1と同様にプラスチックネット球状体を作成する。径48mm、球状部の高さ40mmの弾性を有するプラスチックネット球状体が1個4秒間で得られる。
弾性を有するプラスチックネット球状体は適度なクッション性を有することや、容器内への挿入、取り出しが容易なために、ガラス瓶、プラスチック容器等の器の中に入れる詰め物として利用できる。彩色を施すことにより、装飾品としても用いられる。排水処理装置内に装填することにより処理効果向上に有用である。また、プラスチックネット球状体には適度な空間があるので微生物の床用途にも適用できる。
本発明装置の実施例の正面図であり(受け板部分は、断面図)、プラスチックネットを中心軸に装着した状態を示す図である。 ネット球状化ガイドに沿ってプラスチックネットが反転カールされた状態を示す図である。 反転カールされたプラスチックネットが押さえ板にて再反転された状態を示す図である。 プラスチックネットが押さえ板と受け板の間で圧縮された状態を示す図である。 押さえ板と受け板の間で開放され、プラスチックネット球状体が形成された状態を示す図である。 図5の状態から中心軸を移動させプラスチックネット球状体を、取出し扱い易くした状態を示す図である。 本発明装置の実施例の上面図である。
符号の説明
10 筒状プラスチックネット
11 中心軸
12 ガイド軸
13 窪み
21 押さえ板
22 送り込み装置
30 受け板
31 ネット球状化ガイド
40 光センサー

Claims (4)

  1. 筒状プラスチックネットを中心軸から連続して押し込み装置にて押し込み、ネット球状化溝ガイドにてカールさせながら、上下に連続的に可動する押さえ板にてカールしたネットを圧縮、解放を交互に行うことにより球状化する製造方法。
  2. 中心軸にネット球状体を保持するためのガイド軸を設けた請求項1記載の製造方法。
  3. 請求項1記載の製造方法を用いて作成された、筒状プラスチックネットの球状化装置。
  4. 請求項2記載の製造方法を用いて作成された、筒状プラスチックネットの球状化装置。
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