JP2005271628A - 乗員検知システム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 シートに作用する荷重をセンサによって検出し、シートの着座状態が、乗員が着座していない非着座状態か、乗員が着座している着座状態かを判定する乗員検知システムであって、着座状態は、予め設定した状態振分荷重によって複数の着座状態に区分けしてあり、乗員が着座して、センサの荷重が複数の着座状態の一つに該当し、この状態が予め当該着座状態について設定した状態振分時間の間維持されたことで当該着座状態になったと判定するに際し、シートに対するシートベルトの装着状態及び非装着状態を検知する装着状態検知手段を備えてあり、シートベルトの装着状態及び非装着状態に基づいて、状態振分荷重及び状態振分時間のうち少なくとも何れか一方を変更する。
【選択図】 図2
Description
シートに着座している乗員の判定を行う技術には、例えば、シートの着座面に作用する荷重を検出するセンサを設置し、このセンサが検出した荷重に基づいて、シートに着座している乗員が大人であるか子供であるかの判定を行う乗員検知システムがある(例えば、特許文献1参照)。
このため、シートベルト装着時と非装着時とで同じ状態振分荷重を用いて判定を行う場合、シートベルト非装着時は、大きく荷重が変動する姿勢変更により誤判定され易くなる。更に、シートベルト非装着時は姿勢変更の頻度が多いことから、誤判定の回数も多くなると考えられ、判定の変更が多発する。一方、シートベルト装着時は、姿勢変更が抑制されることから、あまり荷重が変動せず、一度誤判定されると、当該誤判定が固定されるという問題があった。
この目的を達成するための本発明に係る乗員検知システムの第一特徴構成は、車両用のシートに作用する荷重をセンサによって検出し、当該センサの出力から、前記シートの着座状態が、乗員が着座していない非着座状態か、乗員が着座している着座状態かを判定する乗員検知システムであって、前記着座状態は、予め設定した状態振分荷重によって複数の着座状態に区分けしてあり、乗員が着座して、前記センサの荷重が前記複数の着座状態の一つに該当し、この状態が予め当該着座状態について設定した状態振分時間の間維持されたことで当該着座状態になったと判定するに際し、前記シートに対するシートベルトの装着状態及び非装着状態を検知する装着状態検知手段を備えてあり、前記シートベルトの装着状態及び非装着状態に基づいて、前記状態振分荷重及び前記状態振分時間のうち少なくとも何れか一方を変更する点にある。
即ち、本特徴構成によれば、シートベルトの装着状態及び非装着状態に応じて状態振分荷重及び状態振分時間のうち少なくとも一つを設定するので、シートベルトの装着状態及び非装着状態による乗員の姿勢変更の大きさや頻度に対応することができ、判定の信頼性をより高めることができる。
また、これら判定の結果を安全装備等の制御に用いる場合には、これら安全装備等の制御をより適切に実施することができ、乗員の安全性を高めることができる。
同第二特徴構成は、前記複数の着座状態が、大人着座状態と子供着座状態とを含む点にある。
エアバッグ等の安全装備の制御では、一般的に、大人であるか子供であるかに応じて制御が行われる。従って、本特徴構成の如く構成することにより、これら安全装備等に対応させることができる。
同第三特徴構成は、前記シートベルトが装着状態であり、前記大人着座状態であるとする現在の判定を、前記子供着座状態の判定に変更するとき、これら大人着座状態と子供着座状態との間に設定した状態振分荷重よりも小さい第1状態変更荷重を設定すること、及び、前記子供着座状態につき設定した状態振分時間よりも長い第1状態変更時間を設定することのうち、少なくとも何れか一方を行う点にある。
即ち、本特徴構成によれば、荷重の変動が比較的小さく、姿勢変更の頻度が少ないシートベルト装着時に、大人着座状態から子供着座状態に変更され易くする。従って、シートベルト装着時、仮に、誤判定された場合であっても、当該誤判定が固定されるのを防止することができ、判定復帰され易くすることができる。
同第四特徴構成は、前記シートベルトが非装着状態であり、前記大人着座状態であるとする現在の判定を、前記子供着座状態の判定に変更するとき、前記第1状態変更荷重より小さい第2状態変更荷重を設定すること、及び、前記第1状態変更時間よりも長い第2状態変更時間を設定することのうち、少なくとも何れか一方を行う点にある。
即ち、本特徴構成によれば、荷重の変動が比較的大きく、姿勢変更の頻度が多いシートベルト非装着時に、大人着座状態から子供着座状態へ変更され難くする。従って、本特徴構成の如く構成することにより、荷重の変動が大きい姿勢変更による誤判定や、判定の変更が頻繁に行われるのを抑制することができ、判定の信頼性をより高めることができる。
図1は、本発明に係る乗員検知システム及びその周辺の構成図である。本発明システムは、ECU1(Electronic Control Unit)に構築されており、車両用シート2に設置されたセンサ3からの出力、及び、シートベルトスイッチ10(以下、シートベルトSW10)からの出力を受取り、判定結果をエアバッグ制御回路8に出力するように構成されている。センサ3は、シート2のフロントの左右、リアの左右の少なくとも4ヶ所に設けられており、荷重データを電圧の形で出力する。
着座状態が、空虚状態及び子供着座状態から大人着座状態に変更される際の状態振分荷重として、状態振分荷重Aが設定されている。また、空虚状態から子供着座状態に変更される際の状態振分荷重、並びに、大人着座状態及び子供着座状態から空虚状態に変更される際の状態振分荷重として、状態振分荷重Cが設定されている。ここで、状態振分荷重Cは、子供の規定最大荷重である。
大人着座状態への切替には状態振分時間T1、子供着座状態への切替には状態振分時間T2、空虚状態への切替には状態振分時間T3が設定されている。
次に、CPU5は、検出回路9の出力信号から、シートベルトの装着状態及び非装着状態を取得する(ステップ#102)。ステップ#102において、非装着状態の場合には、切替フラグをセットし(ステップ#104)、装着状態の場合には、切替フラグをクリアする(ステップ#103)。切替フラグの設定後、ステップ#105に移行する。
また、本実施形態では、着座状態として、子供着座状態と大人着座状態とを設定したが、これに限るものではない。エアバッグの制御等、判定結果を利用する装置の態様に合わせて適切な数の着座状態を設定すると共に、着座状態の設定に応じて、適切な状態振分荷重及び状態振分時間、並びに、状態変更荷重及び状態変更時間を設定する。
2 シート
3 センサ
4 センサ信号入力回路
5 CPU
6 判定出力回路
7 電源回路
8 エアバッグ制御回路
9 検出回路
10 シートベルトスイッチ
Claims (4)
- 車両用のシートに作用する荷重をセンサによって検出し、当該センサの出力から、前記シートの着座状態が、乗員が着座していない非着座状態か、乗員が着座している着座状態かを判定する乗員検知システムであって、
前記着座状態は、予め設定した状態振分荷重によって複数の着座状態に区分けしてあり、乗員が着座して、前記センサの荷重が前記複数の着座状態の一つに該当し、この状態が予め当該着座状態について設定した状態振分時間の間維持されたことで当該着座状態になったと判定するに際し、
前記シートに対するシートベルトの装着状態及び非装着状態を検知する装着状態検知手段を備えてあり、
前記シートベルトの装着状態及び非装着状態に基づいて、前記状態振分荷重及び前記状態振分時間のうち少なくとも何れか一方を変更する乗員検知システム。 - 前記複数の着座状態が、大人着座状態と子供着座状態とを含む請求項1に記載の乗員検知システム。
- 前記シートベルトが装着状態であり、前記大人着座状態であるとする現在の判定を、前記子供着座状態の判定に変更するとき、
これら大人着座状態と子供着座状態との間に設定した状態振分荷重よりも小さい第1状態変更荷重を設定すること、及び、前記子供着座状態につき設定した状態振分時間よりも長い第1状態変更時間を設定することのうち、少なくとも何れか一方を行う請求項2に記載の乗員検知システム。 - 前記シートベルトが非装着状態であり、前記大人着座状態であるとする現在の判定を、前記子供着座状態の判定に変更するとき、
前記第1状態変更荷重よりも小さい第2状態変更荷重を設定すること、及び、前記第1状態変更時間よりも長い第2状態変更時間を設定することのうち、少なくとも何れか一方を行う請求項3に記載の乗員検知システム。
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JP2011068299A (ja) * | 2009-09-28 | 2011-04-07 | Honda Elesys Co Ltd | 乗員検知システム及び乗員検知方法 |
JP2014162403A (ja) * | 2013-02-27 | 2014-09-08 | Aisin Seiki Co Ltd | シート乗員判定装置 |
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2004
- 2004-03-23 JP JP2004084140A patent/JP4441861B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JP2014162403A (ja) * | 2013-02-27 | 2014-09-08 | Aisin Seiki Co Ltd | シート乗員判定装置 |
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