JP2005270396A - 直動移動体駆動装置 - Google Patents

直動移動体駆動装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2005270396A
JP2005270396A JP2004089268A JP2004089268A JP2005270396A JP 2005270396 A JP2005270396 A JP 2005270396A JP 2004089268 A JP2004089268 A JP 2004089268A JP 2004089268 A JP2004089268 A JP 2004089268A JP 2005270396 A JP2005270396 A JP 2005270396A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
moving body
linear
mobile body
linear motor
reading light
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2004089268A
Other languages
English (en)
Inventor
Keiichi Yagi
圭一 八木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
Priority to JP2004089268A priority Critical patent/JP2005270396A/ja
Publication of JP2005270396A publication Critical patent/JP2005270396A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Radiography Using Non-Light Waves (AREA)
  • Apparatus For Radiation Diagnosis (AREA)

Abstract

【課題】 移動体を移動させるための手段としてリニアモーターを用いた直動移動体駆動装置において、リニアモーターの初期動作を妨げることなく、移動体の待機位置において、移動体が走査方向の端部に突き当たるのを防止するとともに、移動体の待機位置からの移動方向に鉛直上方向成分を含む場合に移動体を保持する。
【解決手段】 線状のリニアモーター21と、スライダー23とこれに固着された読取光源部31等からなる移動体と、リニアモーター21の両端部付近に設けられ、移動体のリニアモーター21端部へ向う方向への移動を規制する、弾性を有するストッパー40とを備え、移動体の待機位置を、移動体とストッパー40とが接しており、かつ移動体がストッパー40の反力に抗して移動可能な位置とする。
【選択図】 図2

Description

本発明は、露光対象物に対して線状光で走査を行う走査装置の光源等の移動体を直動移動させる直動移動体駆動装置に関するものである。
従来より、医療分野などにおいて、被写体を透過した放射線の照射を受けて被写体に関する放射線画像を記録する放射線画像記録媒体が各種提案、実用化されている。
上記のような放射線画像記録媒体としては、たとえば、放射線の照射により電荷を発生する半導体材料を利用した放射線画像検出器や、放射線の照射によりその放射線エネルギーを蓄積し、読取光の照射により輝尽発光を示す蓄積性蛍光体を利用した蓄積性蛍光体シートなどがある。
そして、上記のような放射線画像記録媒体から放射線画像を電気信号として読み取る際には、読取りの高速化などの観点から、ライン状の読取光を発する読取光源が用いられ、その読取光源がその長さ方向と略直交する方向に移動させられることにより読取光の走査が行われる(特許文献1参照)。
また、今日では、装置の小型化という観点から、上記のような放射線画像記録媒体と、この放射線画像記録媒体に読取光を照射するための読取光源を走査させるための直動移動体駆動装置等とがともにカセッテ内に設置されたものが提案されている。上記のようなカセッテを用いれば、放射線画像撮影装置において放射線画像の記録を行った後、即座に放射線画像の読取りを行うことが可能である。そして、その読み取られた放射線画像を観察し、即座に異なる撮影条件などで放射線画像の記録を行うようにすることができる。
特開平2000−105297号公報
ところで、上記のようなカセッテを用いた放射線画像撮影装置において、例えば乳房用X線撮影装置等では、撮影条件によってカセッテの向きを様々な方向に変化させて撮影を行うため、読取光源の移動方向が水平方向に対して傾いた角度となる場合が生じることがある。
上記カセッテに内蔵される直動移動体駆動装置においては、読取光源すなわち移動体は、読取光で走査を行う時以外は直動移動体駆動装置端部付近の所定の待機位置で待機させておくが、移動体の移動方向に鉛直方向成分を含む場合には、移動体に働く重力に抗して移動体を駆動手段により待機位置に保持する必要があり、待機中であっても電力を多く消費してしまうため、このような状態で長時間待機させておくことは好ましくない。なお、この駆動手段の電力消費量は、移動体の移動方向が鉛直方向に近くなるほど多くなる。
そのため、移動体が待機位置にある際には、端部付近に移動体の移動を規制するストッパーを設け、移動体が走査方向の端部に突き当たるのを防止するとともに、移動体の移動方向に鉛直成分を含む場合には移動体を保持して、駆動手段の電力消費量を低減させることが好ましい。
しかしながら、直動移動体駆動装置では移動体を移動させるための駆動手段としてリニアモーターを用いることがあるが、駆動手段にリニアモーターを用いた場合、リニアモーターによる移動体の移動開始時には移動体を微小な範囲で前後運動させるイニシャライズ動作が必要であるため、上記のようなストッパーを設けてしまうとリニアモーターの初期動作を妨げてしまうという問題がある。なお、リニアモーターに極磁センサーを設けることによってこの問題を解消することができるが、コストが増加するために好ましくない。
本発明は、上記事情に鑑み、上記のような放射線画像記録媒体に対して走査を行うための読取光源等の移動体を直動移動させるものであり、移動体を移動させるための手段としてリニアモーターを用いた直動移動体駆動装置において、リニアモーターの初期動作を妨げることなく、移動体が走査方向の端部に突き当たるのを防止するとともに、待機位置からの移動体の移動方向に鉛直上方向成分を含む場合に移動体を保持することができる直動移動体駆動装置を提供することを目的とするものである。
本発明による直動移動体駆動装置は、線状のリニアモーターと、リニアモーターの長手方向に直線移動される移動体と、リニアモーターの少なくとも一方の端部付近に設けられ、移動体のリニアモーター端部へ向う方向への移動を規制する、弾性を有するストッパーとを備え、移動体の待機位置が、移動体とストッパーとが接しており、かつ移動体がストッパーの反力に抗して移動可能な位置であることを特徴とするものである。
本発明において待機位置は、ストッパーの反力と移動体に働く重力の半分とが等しくなる位置としてもよい。
また、移動体の移動方向の傾きを検出する検出手段と、この検出手段により検出された傾きに基づいて移動体の待機位置を変更する変更手段とを設けて、移動方向の傾きに応じて待機位置を変更してもよい。
さらに、本発明による直動移動体駆動装置は、放射線画像を担持する放射線の照射を受けて放射線画像を記録し、読取光により走査されて放射線画像に応じた信号が読み出される放射線画像記録媒体に対して、読取光により走査を行う装置とし、移動体を、移動方向と直交する方向に延びる線状の読取光を射出する光源を備えたものとしてもよい。
本発明の直動移動体駆動装置によれば、線状のリニアモーターと、リニアモーターの長手方向に直線移動される移動体と、リニアモーターの少なくとも一方の端部付近に設けられ、移動体のリニアモーター端部へ向う方向への移動を規制する、弾性を有するストッパーとを備え、移動体の待機位置を、移動体とストッパーとが接しており、かつ移動体がストッパーの反力に抗して移動可能な位置としたことにより、移動体が待機位置にある際に、リニアモーターによる移動体の移動開始時の初期動作を妨げることなく、移動体が走査方向の端部に突き当たるのを防止するとともに、移動体の待機位置からの移動方向に鉛直上方向成分を含む場合に移動体を保持することができる。
なお、移動体の待機位置からの移動方向が鉛直上方向となっている場合にストッパーの反力により移動体の重量の殆どを支えた位置を待機位置とした場合には、移動体の移動方向を水平方向とした場合にリニアモーターによって移動体をストッパーの反力に抗して待機位置に保持しなければならず、逆に移動体の移動方向が水平方向となっている場合にストッパーの反力が殆ど発生しない位置を待機位置とした場合には、移動体の待機位置からの移動方向を鉛直上方向とした場合に移動体の重量の殆どをリニアモーターにより支えなくてはならない。そのため、待機位置を、ストッパーの反力と移動体に働く重力の半分とが等しくなる位置とすることにより、待機中の最大電力消費量を低くすることができる。
また、移動体の移動方向の傾きを検出する検出手段と、この検出手段により検出された傾きに基づいて移動体の待機位置を変更する変更手段とを設けて、移動体の移動方向の鉛直方向成分が多くなるほど待機位置をリニアモーター端部方向へ移動させて移動体の自重とストッパーの反力とが略つり合う位置にすることにより、上記に比べてさらに待機中の電力消費量を低く抑えることができる。
以下、図面を参照して本発明の第1の実施の形態による直動移動体駆動装置について説明する。図1に、この直動移動体駆動装置を利用した乳房用X線撮影装置の概略構成図を示す。
本乳房用X線撮影装置は、図1に示すように、撮影装置本体1と撮影装置本体1に装填されるカセッテ2とを備えている。
撮影装置本体1は、撮影台10、撮影台10に設置されたアーム部12およびアーム部12に設置されたカセッテ装填部14を備えている。
アーム部12は、撮影台10との接合部分14aを軸として矢印A方向に回転するものである。そして、アーム部12は自ら回転するとともに、カセッテ装填部14をも矢印A方向に回転させるものである。また、アーム部12の一部である放射線射出部12aには放射線源が内蔵されている。放射線射出部12aから射出された放射線はカセッテ装填部14に照射され、カセッテ装填部14に装填されたカセッテ2内の放射線画像検出器30に照射される。なお、本乳房用X線撮影装置によるX線撮影は、被写体がアーム部12の放射線射出部12aとカセッテ装填部14との間に位置した状態で行われる。そして、X線撮影の撮影目的に応じてアーム部12が回転し、様々な角度にアーム部12が傾いた状態でX線撮影が行われるものである。
図2に上記撮影装置本体1のカセッテ装填部14に装填されるカセッテ2の概略構成図を示す。
カセッテ2は、直方体の形状からなり、放射線を透過するとともに光を遮断する材料から形成された筐体20、筐体20内に設置された放射線画像検出器30、ライン状の読取光を放射線画像検出器30に向かって射出する読取光源部31、および読取光源部31を直動移動させる直動移動体駆動装置から構成されている。
直動移動体駆動装置は、線状のリニアモーター21と、リニアエンコーダー22と、このリニアモーター21の長手方向に直線移動されるスライダー23と、スライダー23に固着されたエンコーダーセンサー24と、スライダー23の移動方向の両端部にそれぞれ設けられた2つのアクチエーター25と、リニアエンコーダー22の両端部にそれぞれ設けられた2つの近原点センサー26と、リニアモーター21の両端部にそれぞれ設けられたストッパー40と、これらを統合制御する不図示の制御手段とからなり、また、スライダー23には読取光源部31が固着されており、リニアモーター21によって初期位置(リニアモーター21の一端側の待機位置)から終了位置(リニアモーター21の他端側の待機位置)までの間を駆動されることにより、読取光源部31を放射線画像検出器30の読取光走査面に対して略平行な方向(図2中上下方向)に移動させて読取光の走査を行うものである。
なお、本実施の形態において移動体とは、スライダー23と、このスライダー23に固着されたエンコーダーセンサー24、2つのアクチエーター25および読取光源部31を意味する。
読取光源部31すなわち移動体は、放射線画像検出器30に対して読取光で走査を行う時以外は、直動移動体駆動装置端部付近の所定の待機位置で待機させておくが、この待機位置は、移動体とストッパー40とが接しており、かつ移動体がストッパー40の反力に抗して移動可能な位置であって、ストッパー40の反力と移動体に働く重力の半分とが等しくなる位置に設定されている。
ストッパー40は、移動体が待機位置にある際に移動体のリニアモーター21端部方向への移動を許容するための所定の弾性を有するバネである。なお、ストッパーはこれに限らず、可撓性の樹脂部材や、軟質ゴム等、所定の弾性を有するものであればどのようなものでもよい。
このようなストッパー40を設けることによって、移動体が走査方向の端部に突き当たるのを防止するとともに、移動体の待機位置からの移動方向に鉛直上方向成分を含む場合に移動体を保持することができる。また、待機位置を、ストッパー40の反力と移動体に働く重力の半分とが等しくなる位置としているため、待機中のリニアモーター21の最大電力消費量を低くすることができる。
リニアエンコーダー22の移動体の待機位置に対応する位置には原点パターンPが形成されている。
近原点センサー26は、移動体に固着されたアクチエーター25の通過を検出するものであり、リニアエンコーダー22の原点パターンPから端部方向へエンコーダーセンサー24とアクチエーター25との間隔よりも短い距離の範囲に配されており、移動体を初期位置から終了位置まで走査させた際に、近原点センサー26によりアクチエーター25の通過が検出されると、エンコーダーセンサー24は原点パターンPの検出モードとなる。
放射線画像検出器30は、図3に示すように、放射線画像を担持した放射線L1を透過する第1の電極層33、第1の電極層33を透過した放射線L1の照射を受けることにより電荷を発生する記録用光導電層34、記録用光導電層34において発生した電荷に対しては絶縁体として作用し、且つその電荷と逆極性の輸送電荷に対しては導電体として作用する電荷輸送層35、読取光L2の照射を受けることにより電荷を発生する読取用光導電層36、および読取光L2を透過する線状に延びる線状電極37aが平行に配列された第2の電極層37をこの順に積層してなるものである。
上記放射線画像検出器30においては、第1の電極層33側から放射線L1が照射され、照射された放射線L1の線量に応じた量の潜像電荷が記録用光導電層34と電荷輸送層35との界面に形成される蓄電部38に蓄積されることより、放射線画像が記録される。そして、第2の電極層37側から照射された読取光L2が線状電極37aを透過して読取用光導電層36に照射され、その読取光L2の照射により読取用光導電層36において発生した一方の極性の電荷が蓄電部38における潜像電荷と結合するとともに、他方の極性の電荷が線状電極37aに接続された電流検出アンプ(図示省略)により検出されることにより放射線画像が電気信号として読み出される。
なお、放射線画像検出器30および読取光源部31は、上記読取光源部31の長さ方向と放射線画像検出器30の線状電極37aの長さ方向とが略直交するように設置されている。
次に、本乳房用X線撮影装置の作用について説明する。
まず、上記のように構成されたカセッテ2が撮影装置本体1のカセッテ装填部14に装填される。そして、撮影装置本体1におけるアーム部14が撮影目的に応じて所定の位置まで矢印A方向に回転する。次に、アーム部12の放射線射出部12aとカセッテ装填部14との間に被写体を位置させた状態で放射線射出部12aから放射線が射出され、その放射線は被写体を透過し、その被写体を透過した放射線がカセッテ2内の放射線画像検出器30に照射される。そして、上記のようにして放射線画像検出器30内の記録用光導電層34において放射線の照射量に応じた電荷が発生し、その電荷が蓄積されることにより放射線画像の記録が行われる。
放射線画像の記録後、カセッテ2内のリニアモーター21が不図示の制御手段によって駆動され、リニアモーター21により読取光源部31が初期位置から放射線画像検出器30の読取光走査面に対して略平行な方向(図2中上下方向)に移動され、その移動とともに読取光源部31が駆動されて読取光が放射線画像検出器30に向かって照射されて読取光の走査が行われる。
なお本実施の形態においては、リニアモーター21による移動体の移動開始時には、読取光源部31(移動体)は弾性を有するストッパー40に接しているため、リニアモーター21の初期動作を妨げることがない。
読取光源部31(移動体)が終了位置に近づき、近原点センサー26によりアクチエーター25の通過が検出されると、エンコーダーセンサー24は原点パターンPの検出モードとなり、原点パターンPが検出された位置、すなわち待機位置で読取光源部31(移動体)を停止させる。
上記読取光の走査により放射線画像検出器30に記録された放射線画像が電気信号として読み出される。
次に、図4を参照して本発明の第2の実施の形態について説明する。なおこの図4において、図2中の要素と同等の要素には同番号を付してあり、それらについての説明は特に必要の無い限り省略する。
この第2の実施の形態の直動移動体駆動装置は、第1の実施の形態の直動移動体駆動装置と比べて、移動体の移動方向の傾きに応じて待機位置を変更する点が異なるものであり、線状のリニアモーター21と、リニアエンコーダー22と、このリニアモーター21の長手方向に直線移動されるスライダー23と、スライダー23に固着されたエンコーダーセンサー24と、スライダー23の移動方向の両端部にそれぞれ設けられた2つのアクチエーター25と、リニアエンコーダー22の両端部にそれぞれ設けられた2つの近原点センサー26と、リニアモーター21の両端部にそれぞれ設けられたストッパー40と、移動体の移動方向の傾きを検出する検出手段41と、これらを統合制御する不図示の制御手段とからなり、また、スライダー23には読取光源部31が固着されており、リニアモーター21によって初期位置(リニアモーター21の一端側の待機位置)から終了位置(リニアモーター21の他端側の待機位置)までの間を駆動されることにより、読取光源部31を放射線画像検出器30の読取光走査面に対して略平行な方向(図4中上下方向)に移動させて読取光の走査を行うものである。
本実施の形態において、移動体の待機位置は、移動体とストッパー40とが接しており、かつ移動体がストッパー40の反力に抗して移動可能な位置であって、移動体の移動方向の傾き毎に、ストッパー40の反力と移動体に働く重力とが等しくなる位置に設定されている。
リニアエンコーダー22には、移動体の移動方向の傾きに応じた複数の原点パターンP、P、…Pが形成されている。
近原点センサー26は、移動体に固着されたアクチエーター25の通過を検出するものであり、リニアエンコーダー22の最も中心に近い原点パターンPから端部方向へエンコーダーセンサー24とアクチエーター25との間隔よりも短い距離の範囲に配されており、移動体を初期位置から終了位置まで走査させた際に、近原点センサー26によりアクチエーター25の通過が検出されると、エンコーダーセンサー24は検出手段41により検出された移動体の移動方向の傾きに応じた原点パターンの検出モードとなる。
また、待機中に移動体の移動方向が変わった場合には、それにあわせて移動体の待機位置を変更する。
なお、本実施の形態において変更手段とは、エンコーダーセンサー24および不図示の制御手段から構成される。
このように、移動体の待機位置を、移動体の移動方向の傾き毎にストッパー40の反力と移動体に働く重力とが等しくなる位置に変更することによって、待機中のリニアモーター21の負担を大幅に減少させることができるため、第1の実施の形態に比べてさらに待機中の電力消費量を低く抑えることができる。
なお、上記第1および第2実施の形態は、読取光源部のみを移動させることにより読取光の走査を行うものであるが、読取光源部は固定したままで放射線画像検出器を移動させることにより読取光の走査を行うものや、読取光源部および放射線画像検出器の両方を移動させることにより読取光の走査を行うものに対しても本発明の適用が可能である。
また、図5に示すように、移動体の移動方向の端部毎に、近原点センサー26を原点パターンPを挟んでもう一つ追加することによって、移動体が異常停止した場合の原点(待機位置)復帰を高速に行うことができる。
また、上記のいずれの場合も、アクチエーター25と近原点センサー26の配置を逆にする、すなわち移動体側に近原点センサー26を固着しても、同様の効果を得ることができる。
また、上記実施の形態においては、放射線画像を記録するものとして上記のように構成された放射線画像検出器を利用するようにしたが、これに限らず、たとえば、放射線の照射を受けて放射線画像を記録し、読取光の照射をうけることにより輝尽発光を示す蓄積性蛍光体を用いた蓄積性蛍光体シートを利用するようにしてもよい。なお、上記のように蓄積性蛍光体シートを利用する場合には、蓄積性蛍光体シートから発せられた輝尽発光光を検出する検出手段もカセッテ内に設置されることになる。
本発明による第1の実施の形態の直動移動体駆動装置を利用した乳房用X線撮影装置の概略構成図 上記乳房用X線撮影装置のカセッテ装填部に装填されるカセッテの概略構成図 図2に示すカセッテ内に設置される放射線画像検出器の概略構成図 本発明による第2の実施の形態の直動移動体駆動装置を利用した乳房用X線撮影装置のカセッテの概略構成図 本発明のその他の態様の直動移動体駆動装置を利用した乳房用X線撮影装置のカセッテの概略構成図
符号の説明
1 撮影装置本体
2 カセッテ
10 撮影台
12 アーム部
12a 放射線射出部
14 カセッテ装填部
20 筐体
21 リニアモーター
22 リニアエンコーダー
23 スライダー
24 エンコーダーセンサー
25 アクチエーター
26 近原点センサー
30 放射線画像検出器
31 読取光源部
40 ストッパー
41 検出手段

Claims (4)

  1. 線状のリニアモーターと、
    該リニアモーターの長手方向に直線移動される移動体と、
    前記リニアモーターの少なくとも一方の端部付近に設けられ、前記移動体の前記リニアモーター端部へ向う方向への移動を規制する、弾性を有するストッパーとを備え、
    前記移動体の待機位置が、前記移動体と前記ストッパーとが接しており、かつ前記移動体が前記ストッパーの反力に抗して移動可能な位置であることを特徴とする直動移動体駆動装置。
  2. 前記待機位置が、前記ストッパーの反力と前記移動体に働く重力の半分とが等しくなる位置であることを特徴とする請求項1記載の直動移動体駆動装置。
  3. 前記移動体の移動方向の傾きを検出する検出手段と、
    該検出手段により検出された傾きに基づいて、前記移動体の待機位置を変更する変更手段とを備えていることを特徴とする請求項1記載の直動移動体駆動装置。
  4. 放射線画像を担持する放射線の照射を受けて前記放射線画像を記録し、読取光により走査されて前記放射線画像に応じた信号が読み出される放射線画像記録媒体に対して、前記読取光により走査を行う装置であり、
    前記移動体が、移動方向と直交する方向に延びる線状の前記読取光を射出する光源を備えていることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項記載の直動移動体駆動装置。
JP2004089268A 2004-03-25 2004-03-25 直動移動体駆動装置 Withdrawn JP2005270396A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004089268A JP2005270396A (ja) 2004-03-25 2004-03-25 直動移動体駆動装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004089268A JP2005270396A (ja) 2004-03-25 2004-03-25 直動移動体駆動装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2005270396A true JP2005270396A (ja) 2005-10-06

Family

ID=35170670

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004089268A Withdrawn JP2005270396A (ja) 2004-03-25 2004-03-25 直動移動体駆動装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2005270396A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2014104745A1 (ko) * 2012-12-27 2014-07-03 주식회사 레이언스 X선 촬영장치

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2014104745A1 (ko) * 2012-12-27 2014-07-03 주식회사 레이언스 X선 촬영장치
US9629592B2 (en) 2012-12-27 2017-04-25 General Electric Company X-ray photographing apparatus

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4248940B2 (ja) 放射線検出用カセッテ
JP4738899B2 (ja) 画像情報検出装置
JP5908668B2 (ja) 可搬型放射線撮影装置
JP4248929B2 (ja) 放射線検出用カセッテ
JP4829740B2 (ja) 放射線撮影装置及びグリッド移動装置
US20100080360A1 (en) Radiographic imaging table
JP5032082B2 (ja) 放射線画像撮像装置及びその制御方法、並びに、放射線量検出器調整装置及びその調整方法
JP2006242702A (ja) 放射線検出用カセッテ
JP2005323733A (ja) 放射線乳房撮影装置
JP2009201561A (ja) 移動回診車
JP2007155433A (ja) 放射線検出用カセッテ
JP2005270396A (ja) 直動移動体駆動装置
US7391044B2 (en) Movable-component linear drive apparatus
JP2007082887A (ja) 放射線画像読取装置
JP2005275066A (ja) 走査装置
JP4838678B2 (ja) 放射線画像情報撮影装置
JP2005185637A (ja) 直動移動体駆動装置
US20090078893A1 (en) Image reading apparatus
JP4241663B2 (ja) 画像読取装置
JP5154677B2 (ja) 放射線撮影装置及びグリッド移動装置
JP2005003511A (ja) 静電潜像読取装置
JP5391136B2 (ja) 放射線画像読取装置および画像記録体
JP2000267209A (ja) 放射線画像記録読取装置、放射線画像記録媒体、カセッテおよび静電気除去方法
JP4153379B2 (ja) 放射線画像読取装置
JP2004144830A (ja) 放射線画像情報記録システム

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20070605