JP2005270177A - 子守帯 - Google Patents
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Abstract
【課題】 乳幼児の成長に応じて腹部の収納容積の大きさを変えることのできる子守帯を提供する。
【解決手段】 子守帯の前当て部1は、表側の中央の布地を内側に畳み込んだまち部20と、このまち部20を閉じるように前当て部1の中央において上下に延びるスライドファスナ21とを有する。スライダ22を下方に引き下げるとまち部20が露出するようになるので、前当て部1の幅方向長さを大きくすることができる。
【選択図】 図7
【解決手段】 子守帯の前当て部1は、表側の中央の布地を内側に畳み込んだまち部20と、このまち部20を閉じるように前当て部1の中央において上下に延びるスライドファスナ21とを有する。スライダ22を下方に引き下げるとまち部20が露出するようになるので、前当て部1の幅方向長さを大きくすることができる。
【選択図】 図7
Description
この発明は、子守帯に関し、特に成長に合わせてサイズを変更できる子守帯に関するものである。
特開2001−95654号公報(特許文献1)は、乳幼児の成長に応じて柔軟にその形態を変化させることにより、乳幼児の頭部を適切に保護することのできる子守帯を開示している。
特開2001−95654号公報(段落0021、図1)
特開2001−95654号公報に開示された発明は乳幼児の頭部の保護に焦点を当てているが、腹式呼吸をする乳幼児の腹部の保護も非常に大切である。乳幼児の腹部は、子守帯の前当て部と背当て部とによって挟持される。前当て部と背当て部との間の間隔が身体の小さい乳幼児の腹部の大きさに適合するものであるならば、成長して身体が大きくなった乳幼児にとってはその間隔が窮屈なものとなり、前当て部によって腹部が圧迫されることになる。
特開2001−95654号公報に開示された子守帯の場合、前当て部の上部にベルト部材が設けられており、このベルト部材の両端にあるフック部材を背当て部に対して着脱可能に連結している。文章として特に明記されていないが、図面を見る限り、前当て部上部のベルト部材の長さを調節することが可能であると思われる。したがって、このベルト部材の長さを調節することにより、前当て部と背当て部との間隔を調節することができる。
身体が大きくなった乳幼児に適合させるために、ベルト部材の長さを長くして前当て部と背当て部との間隔を大きくした場合、乳幼児の側部に形成される隙間が大きくなってしまうので、安全上好ましくない。また、成長に応じて乳幼児の腹部の横の広がりが大きくなるので、乳幼児の腹部に対する前当て部の相対面積は次第に小さくなる。
この発明の目的は、乳幼児の成長に応じて腹部の収納容積の大きさを変えることのできる子守帯を提供することである。
この発明に従った子守帯は、乳幼児の腹部を支持するものであり、その幅方向長さが可変である前当て部と、前当て部に連なり乳幼児の股部を支持する股当て部と、股当て部に連なり乳幼児の背部を支持する背当て部と、前当て部と背当て部とを連結する連結手段と、前当て部の幅方向長さを固定する固定手段とを備える。
上記構成の本発明によれば、前当て部の幅方向長さが可変であるので、乳幼児の成長に応じて乳幼児の腹部を支持する前当て部の面積を大きくすることができる。したがって、身体の大きくなった乳幼児に対しても腹部に対する前当て部の面積を大きく保つことができ、しかも前当て部と背当て部との隙間を小さく維持することができる。
前記前当て部は、例えば、内側または外側に畳み込んだまち部を有する。また、固定手段は、まち部が幅方向に広がるのを阻止する係止部材を含む。
一つの実施形態では、前当て部は、中央の布地を内側に畳み込んだまち部を有し、固定手段は、まち部を閉じるように前当て部の中央において上下に延びるスライドファスナを含む。
図1および図2は、この発明の一実施形態の子守帯の展開状態を示す図であり、図1は子守帯の内側の面を示し、図2は子守帯の外側の面を示している。図3は、背当てパッド12を取り出した状態を示している。
図4は、ヘッドサポート部4が背当て部3とほぼ同方向に延在している使用形態を示し、図5は、ヘッドサポート部4が背当て部3に対して起立した使用形態を示している。図6は使用状態にある子守帯の前当て部1を正面側から見た図であり、図7は前当て部1の幅方向の広がりを大きくした状態を示している。図8はヘッドサポート部4を背当て部3の背面側に折り返した状態を示し、図9はヘッドサポート部4および背当て部3の上方部分を折り返した状態を示している。
図10〜図16は、乳幼児を保持する種々の形態を示している。図10は横抱き状態を示し、図11は母親と乳幼児とが対面した縦抱き状態を示している。図12は、子守帯を保持した母親の背中側の状態を示している。図13は、図11に示す状態から、ヘッドサポート部4を折り返した状態を示している。図14は、おんぶの状態を示している。図15は、図14の状態から、ヘッドサポート部4を折り返した状態を示している。図16は、乳幼児が前方に向いている縦抱き状態を示している。
主に図1および図2を参照して、子守帯の構成を説明する。
図示した実施形態の子守帯は、基本的には一体となった一つの部材からなり、種々の乳幼児保持形態を実現できるようになっている。具体的には、子守帯は、乳幼児の腹部を支持する前当て部1と、前当て部1に連なり乳幼児の股部を支持する股当て部2と、股当て部2に連なり乳幼児の背部を支持する背当て部3と、背当て部3に連なり乳幼児の頭部を支持するヘッドサポート部4と、ヘッドサポート部4の両側部から側方に張り出している1対の側方張出部5と、背当て部3の両側縁に連なって上下方向に延在する1対の側部形成部材6と、1対の側方張出部5の先端と1対の側部形成部材6とを着脱可能に連結する連結手段とを備える。
各側部形成部材6は、背当て部3の側部に位置して乳幼児の側部を支持する側壁形成部61と、背当て部3の上端から上方に延びている肩掛け帯部62とを含む。
子守帯は、1対の側部形成部材6上に固着されて上下方向に延びる第1ベルト部材13および第2ベルト部材14を備える。第1ベルト部材13および第2ベルト部材14は、股当て部2上で交差する。第1および第2ベルト部材13,14は、その上下端が肩掛け帯部62および股当て部2を越えて長く延びており、その両端に互いに係合する連結具を有している。図示する実施形態では、第1ベルト部材13は、その上端に連結差込具17を有し、その下端に連結差込具17と係合する連結受具18を有している。同様に、第2ベルト部材14も、その上端に連結差込具17を有し、その下端に連結差込具17と係合する連結受具18を有している。
1対の側方張出部5の先端と1対の側部形成部材6とを着脱可能に連結する連結手段は、1対の側方張出部5の先端に設けられた先端連結具7と、先端連結具7に係合可能であり1対のベルト部材13,14上に設けられた第1連結具8と、先端連結具7に係合可能であり第1連結具8よりも下方の位置で1対のベルト部材13,14上に設けられた第2連結具9とを含む。1対のベルト部材13,14上には、第2連結具9よりも下方の位置に第3連結具10が設けられている。
図示した実施形態では、第1、第2および第3連結具8,9,10は子守帯の背面上に露出した留めボタンであり、先端連結具7は、留めボタンを着脱可能に受入れる係合穴を有している。好ましくは、先端連結具7は、表裏反転させても留めボタンに係合し得る構造となっている。他の形態として、先端連結具7を、側方張出部5の先端に自由に回転できるように連結してもよい。
前当て部1の先端部分の両側部には、第3連結具10に着脱可能に係合する連結具19が取り付けられている。この連結具19は、上述した先端連結具7と同じ構造であり、留めボタンを着脱可能に受入れる係合穴を有している。
図3に示すように、背当て部3は、背面側において袋状部分を形成する背面カバー11と、背面カバー11の下に出し入れ可能に装着される背当てパッド12とを含む。図1および図2は背当てパッド12が装着されている状態を示し、図3は背当てパッド12を取り外した状態を示している。背面カバー11の先端は、互いに接合する面ファスナー15および16によってその開口部が閉じられるようになっている。背当てパッド12が背面カバー11の下に収納されている状態では、背当て部3の剛性が高まる。一方、背当てパッド12を取り外した状態では、背当て部3の上方部分を背面側に折り返すことが可能となる。
なお、ヘッドサポート部4および1対の側方張出部5は、その内部にパッド等の比較的剛性のある部材を有していて、所定の保形性を発揮する。ヘッドサポート部4は背当て部3に対して屈曲可能であり、また1対の側方張出部5はヘッドサポート部4に対して屈曲可能である。
図1、図2、図6および図7に示すように、前当て部1は、表側の中央の布地を内側に畳み込んだまち部20と、このまち部20を閉じるように前当て部1の中央において上下に延びるスライドファスナ21とを有している。図7に示すようにスライダ22を下方に引き下げるとまち部20が露出するようになるので、前当て部1の幅方向長さを大きくすることができる。身体の大きい乳幼児の場合にスライドファスナ21を開いた状態で使用すれば、乳幼児の腹部を大きな面積となった前当て部1で支持することができる。スライダ22の引き下げ位置を適宜調節すれば、乳幼児の大きさに適合した背当て部1の面積とすることができる。このように、前当て部1に、まち部20と、幅方向への広がりを禁止するスライドファスナ21とを設けることにより、乳幼児の身体の大きさに合わせた腹部部分の容積調整が可能となる。
図1、図2、図6および図7に示した実施形態では、まち部は内側に畳み込まれていたが、外側に畳み込むようにしてもよい。また、まち部が幅方向に広がるのを阻止する係止部材として、スライドファスナを示したが、他の手段を用いることも可能である。さらに、腹部部分の容積調整を可能にするための手段としてまち部以外のものも可能である。要するに、前当て部の幅方向長さが可変であるならば、どのような構造のものでもよい。この場合、固定手段は、前当て部の幅方向長さを固定するものであればよい。
次に子守帯の種々の使用形態について説明する。
図4は、1対の側方張出部5の先端にある先端連結具7を、最も上方の位置にある第1連結具8に係合させている状態を示している。前当て部1に取り付けられている連結具19は、最も下方の位置にある第3連結具10に係合している。図4に示す状態では、ヘッドサポート部4は、背当て部3とほぼ同方向に延在する。図11に示す対面縦抱き、または図14に示すおんぶをするとき、図4に示す使用形態とする。図12は対面縦抱きをしている母親の背面を示しており、1対のベルト部材13および14は母親の背中で交差している。
図5は、1対の側方張出部5の先端にある先端連結具7を、中間の位置にある第2連結具9に係合させている状態を示している。この状態では、ヘッドサポート部4は、背当て部3に対して起立した形態となる。図10に示す横抱きをするとき、図5に示す使用形態とする。起立したヘッドサポート部4および1対の側方張出部5は、乳幼児の頭部の周りを取り囲むので安全上好ましい。
図8は、ヘッドサポート部4を背当て部3の背面上に重なるように折り返し、1対の側方張出部5の先端にある先端連結具7を、最も上方の位置にある第1連結具8に係合させている状態を示している。身体の大きい乳幼児を図13に示すように対面縦抱きするとき、あるいは図15に示すようにおんぶするときに、図8に示す使用形態とする。ヘッドサポート部4を折り返すことにより、背当て部3よりも上方に位置する領域が開放されるので、ヘッドサポート部4の存在が邪魔にならない。
図9は、背当てパッド12を取り外し、背当て部3の上方部分をヘッドサポート部4と共に背当て部3の下方部分の背面上に重なるように折り返し、1対の側方張出部5の先端にある先端連結具7を、中間の位置にある第2連結具9に係合させている状態を示している。図16に示すように乳幼児を前方に向けて縦抱きをするときには、図9に示す使用形態とし、乳幼児の顔の前の視界を大きく開放する。
以上、図面を参照してこの発明の実施形態を説明したが、この発明は、図示した実施形態のものに限定されない。図示した実施形態に対して、この発明と同一の範囲内において、あるいは均等の範囲内において、種々の修正や変形を加えることが可能である。
この発明は、成長に合わせてサイズを変更できる子守帯に有利に利用され得る。
1 前当て部、2 股当て部、3 背当て部、4 ヘッドサポート部、5 側方張出部、6 側部形成部材、61 側壁形成部、62 肩掛け帯部、7 先端連結具、8 第1連結具、9 第2連結具、10 第3連結具、11 背面カバー、12 背当てパッド、13 第1ベルト部材、14 第2ベルト部材、15,16 面ファスナ、17 連結差込具、18 連結受具、19 連結具、20 まち部、21 スライドファスナ、22 スライダ。
Claims (3)
- 乳幼児の腹部を支持するものであり、その幅方向長さが可変である前当て部と、
前記前当て部に連なり乳幼児の股部を支持する股当て部と、
前記股当て部に連なり乳幼児の背部を支持する背当て部と、
前記前当て部と前記背当て部とを連結する連結手段と、
前記前当て部の幅方向長さを固定する固定手段とを備える、子守帯。 - 前記前当て部は、内側または外側に畳み込んだまち部を有し、
前記固定手段は、前記まち部が幅方向に広がるのを阻止する係止部材を含む、請求項1に記載の子守帯。 - 前記前当て部は、中央の布地を内側に畳み込んだまち部を有し、
前記固定手段は、前記まち部を閉じるように前当て部の中央において上下に延びるスライドファスナを含む、請求項1に記載の子守帯。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2004084571A JP2005270177A (ja) | 2004-03-23 | 2004-03-23 | 子守帯 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2004084571A JP2005270177A (ja) | 2004-03-23 | 2004-03-23 | 子守帯 |
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JP2004084571A Withdrawn JP2005270177A (ja) | 2004-03-23 | 2004-03-23 | 子守帯 |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2008516725A (ja) * | 2005-03-10 | 2008-05-22 | ベビー ビヨルン アクティエボラーグ | ベビーキャリア |
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2004
- 2004-03-23 JP JP2004084571A patent/JP2005270177A/ja not_active Withdrawn
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JP2008516725A (ja) * | 2005-03-10 | 2008-05-22 | ベビー ビヨルン アクティエボラーグ | ベビーキャリア |
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