JP2005270045A - 豚舎構造、豚舎構造における豚の飼育方法、豚舎構造における敷料床の維持方法、及び、豚舎構造に使用する豚舎用敷料の製造方法 - Google Patents

豚舎構造、豚舎構造における豚の飼育方法、豚舎構造における敷料床の維持方法、及び、豚舎構造に使用する豚舎用敷料の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 鋸屑等の吸着材を使用することなく、悪臭の少ない、衛生状態の良好な豚舎用敷料を製造すると共に、該豚舎用敷料を豚舎の床部に敷設して敷料床を形成し、良好な豚の飼育環境を確保できるようにする。
【解決手段】 豚房15の床部2を、コンクリート床3と、豚の糞尿を堆肥化した豚舎用敷料8の敷料床9とで構成し、母豚の分娩の際には、豚房15のコンクリート床3を仕切り部材11,…によって囲繞して小収容室16,…を形成すると共に、出産した子豚を飼育する際には、豚房15の床部2を仕切り部材11,…によって囲繞して大収容室17,…を形成し、さらに、豚房15の敷料床9の豚舎用敷料8を攪拌する攪拌移送機20を設けて、敷料床9の良好な状態に維持し、一つの豚房15で母豚の分娩から豚の飼育まで行えるようにする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、母豚の分娩から出産した子豚から肉豚出荷まで行える豚房を備えた豚舎構造、豚舎構造における豚の飼育方法、豚舎構造における敷料床の維持方法、及び、豚舎構造に使用する豚舎用敷料の製造方法に関する。
従来の豚舎構造としては、オガ粉等の糞尿吸着剤の投入位置から排出側にかけて糞尿排泄等の豚の生活行動(習癖)を通して生じさせ、豚舎床面のオガ粉等の糞尿吸着剤と糞尿の混合物を投入側から排出側へ向けて人為的なものを加えず一方向に順次移動させ排出させるようにしたものが公知になっている(例えば、特許文献1参照)。
特開平8―51882号公報(第1―7頁、図1乃至図5)
しかしながら、従来の豚舎構造の場合、鋸屑等の吸着材を豚房内に敷設して糞尿を吸着させているため、糞尿と鋸屑とが混練されて汚泥化するにつれ悪臭がひどく、衛生状態も悪化する。そのため一定期間毎の交換作業は欠かせず、人が豚房内に入って作業するには極めて過酷な作業となるという問題がある。
そこで、本発明は上記問題点に鑑み、鋸屑等の吸着材を使用することなく、悪臭の少ない、衛生状態の良好な豚舎用敷料を製造すると共に、該豚舎用敷料を豚舎の床部に敷設して敷料床を形成し、良好な豚の飼育環境を確保できる豚舎構造、豚舎構造における豚の飼育方法、豚舎構造における敷料床の維持方法、及び、豚舎構造に使用する豚舎用敷料の製造方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の豚舎構造は、請求項1に示す如く、母豚の飼育、母豚の分娩、母豚からの離乳、及び、豚の飼育が行える豚房を備えた豚舎構造において、該豚房は、その床部が、コンクリートの床と、豚の糞尿を堆肥化した豚舎用敷料の床とで構成され、且つ、豚房は、その床部が仕切り部材によって囲繞されて形成される大収容室と、コンクリート床又は敷料床のいずれか一方が仕切り部材によって囲繞されて形成される小収容室とに使い分け可能に構成するようにしたものである。
ここでいう大収容室と小収容室との使い分けとは、例えば、母豚を分娩させるに充分な収容室(小収容室)を確保する場合、母豚の飼育、離乳した豚の飼育、成長した豚の飼育が行えるに充分な収容室(大収容室)を確保する場合、豚の成長に合わせて小収容室から大収容室に拡張する場合、及び、敷料床の豚舎用敷料の攪拌する際に大収容室から小収容室に縮小する場合などをいう。
具体的に説明すると、例えば、母豚を分娩させる場合、コンクリート床を仕切り部材によって囲繞して小収容室を形成し、母豚の出産に必要とされる分娩柵を、小収容室のコンクリート床に設置して出産させる。そして、豚が成長した場合、豚房の床部を仕切り部材によって囲繞することで大収容室を形成し、大収容室の拡張された広いスペースで豚を飼育する。この場合、小収容室から大収容室に拡張する際には、コンクリート床を仕切り部材によって囲繞した状態で、敷料床を仕切り部材によって囲繞し、その後、コンクリート床と敷料床との境界部位の仕切り部材を取り外す。
また、豚房の敷料床を攪拌する場合、豚房の床部を仕切り部材によって囲繞した状態で、豚をコンクリート床側に移動させ、コンクリート床と敷料床との境界部位に仕切り部材を立設し、その後、敷料床の仕切り部材を取り外し、敷料床の豚舎用敷料を攪拌する。
つまり、いずれの場合も、豚房の床部やコンクリート床を囲繞する仕切り部材の位置や数を変更したり、コンクリート床と敷料床との境界部位の仕切り部材を着脱又は開閉(位置変更)したりすることで、大きさの異なる収容室を場合に合わせて適宜形成し、使い分けしている。なお、仕切り部材としては、例えば、柵、壁材、網目の形成された板材などを使用する。
また、請求項2に示す如く、敷料床の豚舎用敷料を攪拌する攪拌移送機を豚房に設けるようにしたものである。
豚舎用敷料は、その表面から約10cmの下層部で40℃前後の発酵温度となっている。この発酵温度が豚の飼育に必要な保温に適しており、保温効果で豚の生育も良く、良質の豚肉が安価に得られるようになる。この豚舎用敷料の発酵温度を維持するには、豚の糞尿によって豚舎用敷料に含まれる水分を蒸散する必要がある。その手段として、攪拌移送機によって豚舎用敷料を攪拌することが効果的である。そうすることで、豚舎用敷料の発酵温度が維持されて、豚房の収容室が好環境に保全されることになる。
さらに、請求項3に示す如く、緩やかな下降傾斜面を豚房のコンクリート床に形成し、排泄物の排出溝を下降傾斜面の下端部に隣接して形成し、排出溝の開口部を、着脱可能な簾子によって閉塞するようにしてもよい。
例えば、分娩後の母豚や豚の排泄物を排出溝から外部に排出できるし、夏場におけるコンクリート床の清掃の際にも有効である。さらに、排出溝も簾子を取り外せば容易に清掃できる。即ち、排出溝や簾子を設けることで、生長した豚の飼育環境もよくなり、豚房内を清潔な環境に維持できる。
加えて、本発明の豚舎構造における豚の飼育方法は、請求項4に示す如く、コンクリートの床と、豚の糞尿を堆肥化した豚舎用敷料の床とで床部が構成され、且つ、その床部が仕切り部材によって囲繞されて形成される大収容室と、コンクリート床が仕切り部材によって囲繞されて形成される小収容室とに使い分け可能に構成された豚房を供えた豚舎構造における豚の飼育方法であって、豚房のコンクリート床を仕切り部材によって囲繞して小収容室を形成し、つぎに、該小収容室に分娩柵を設置した後、分娩前の母豚を分娩柵に収容して出産させ、出産終了後、母豚の哺乳によって子豚を育成すると共に、豚房の床部を仕切り部材によって囲繞して大収容室を形成し、大収容室において、分娩柵を撤去して、豚を母豚から離乳させ飼育するようにしたものである。
したがって、コンクリート床であれば、分娩から哺乳の時期において使用される分娩柵の設置が容易に行える。さらに、出産終了後の子豚が暖かい敷料床を遊び場所や寝床として利用できる。加えて、離乳からの成長期においては、分娩柵を取除くことによって、コンクリート床と敷料床との両方の使用できるため、ゆったりとした移動範囲が確保できる一方、夏はコンクリート床で、冬は暖かい敷料床で過ごせることになって、肉付きがよくなる。
また、本発明の豚舎構造における敷料床の維持方法は、請求項5に示す如く、コンクリートの床と、豚の糞尿を堆肥化した豚舎用敷料の床とで床部が構成され、且つ、その床部が仕切り部材によって囲繞されて形成される大収容室と、コンクリート床が仕切り部材によって囲繞されて形成される小収容室とに使い分け可能に構成された豚房を設け、さらに、敷料床の豚舎用敷料を攪拌する攪拌移送機を設けた豚舎構造における敷料床の維持方法であって、豚舎用敷料の攪拌の際、豚を小収容室に収容した後、攪拌移送機を往復動させることによって、敷料床の豚舎用敷料を上流側から下流側に攪拌移送するようにしたものである。
例えば、敷料床の豚舎用敷料を上流側から下流側に攪拌する際、大収容室で飼育している豚を小収容室に収容できるため、豚は一つの豚房内を移動するだけでよく、豚に与えるストレスを低減できる。また、豚舎用敷料の発酵温度が維持されるため、例えば、冬場、敷料床の表面部分が冷たくなっても、敷料床の内部の発酵温度は維持されており、豚が敷料床の表面を取り除いて発酵温度の維持された敷料床の内部に横たわることができるようになる。
さらに、本発明の豚舎構造における敷料床の維持方法は、請求項6に示す如く、緩やかな下降傾斜面が形成されたコンクリートの床と、豚の糞尿を堆肥化した豚舎用敷料の床とで床部が構成され、且つ、その床部が仕切り部材によって囲繞されて形成される大収容室と、コンクリート床が仕切り部材によって囲繞されて形成される小収容室とに使い分け可能に構成された豚房を設け、さらに、敷料床の豚舎用敷料を攪拌する攪拌移送機を設け、加えて、コンクリート床の下降傾斜面の下端部に隣接して排泄物の排出溝を形成すると共に、該排出溝の開口部を、着脱可能な簾子によって閉塞した豚舎構造における敷料床の維持方法であって、排出溝に溜まった排泄物を敷料床に散布する一方、豚舎用敷料の攪拌の際、豚を小収容室に収容した後、攪拌移送機によって、敷料床の豚舎用敷料を往復動して攪拌移送するようにしたものである。
そうすれば、排出溝に溜まった排泄物の再利用が可能になると共に、敷料床の厚さを容易に維持できることになる。
加えて、本発明の豚舎構造に使用する豚舎用敷料の製造方法は、請求項7に示す如く、発酵菌を豚の糞に添加して堆肥化装置に投入し、10日間程度攪拌して65〜75度に発酵させるようにしたものである。
この場合、鋸屑などの吸着材を使用していないため、さらさらした顆粒状の豚舎用敷料を容易に製造できる。しかも、この豚舎用敷料は、病原菌や寄生虫卵が死滅し、豚が病気にかかりにくく、瀕死頭数を低減できる。さらに、豚の糞尿が攪拌されることで、糞尿の水分が蒸散するため、汚泥化されにくく悪臭の発生もなくなる。
以上説明したように、本発明の豚舎構造によれば、豚房の床部を、コンクリートの床と、豚の糞尿を堆肥化した豚舎用敷料の床とで構成し、一つの豚房を、豚房の床部を仕切り部材によって囲繞して形成する大収容室と、コンクリート床を仕切り部材によって囲繞して形成する小収容室とに使い分けするようにしたので、小収容室において、母豚の分娩、及び、母豚から子豚への哺乳を行うことができ、大収容室において、母豚の飼育、母豚からの離乳、離乳した豚の飼育、成長した豚の飼育を行うことができる。即ち、一つの豚房で豚の成長に合った飼育を行うことができる。
さらに、豚房のコンクリート床の緩やかな下降傾斜面によって水勾配を形成し、該水勾配によって排泄物の排出を可能にするようにしたので、コンクリート床の衛生管理に効果的である。
加えて、攪拌移送機によって、豚房の敷料床の豚舎用敷料を攪拌して維持したり、排出溝に溜まった排泄物を敷料床に散布したりするようにしたので、豚舎用敷料を他社から仕入れる必要がなく、資源の有効利用が実現されて、経費節減が図られる。
また、発酵菌の添加された豚の糞を、堆肥化装置に投入し10日間程度攪拌して65〜75度に発酵させるようにしたので、65℃以上の発酵温度が電気等の光熱を利用することなく得られることができ、光熱費が節減できると共に、漏電等の心配もなく安全である。
本発明を実施するための最良の形態につき、図1〜図8を参照して説明する。本発明の豚舎構造について、要部となる豚舎の床部の構造について図1〜図3を参照して説明する。豚舎1の床部2は、該床部2に敷設された平面視略矩形状のコンクリート床3と、該コンクリート床3の略中央部に形成された縦長の凹溝4と、該凹溝4の底壁に長手方向に沿って立設された三つの突条壁5a〜5cと、凹溝4の左右の側壁、及び、左右の突条壁5a、5bによって形成された二つの細長い排出溝6,6と、該両排出溝6,6の開口部を閉塞した着脱可能な複数の簾子6a,…と、凹溝4の底壁、及び、各突条壁5a〜5cによって形成された二つの幅広の敷料床形成溝7,7と、該両敷料床形成溝7,7に敷設された豚舎用敷料8と、該豚舎用敷料8によって形成された敷料床9,9とから構成されている。
コンクリート床3の両側、及び、各突条壁5a〜5cには、複数の支柱10,…が縦列に立設されている。この各支柱10,…は、図1に示すように、前後左右に等間隔(3m間隔)に立設されており、平面から見ると、碁盤格子の交点(縦7個×横5個)にそれぞれ立設されたようになっている。
さらに、コンクリート床3の両側に立設された各支柱間10,…、即ち左端縦列の各支柱間10,…、及び、右端縦列の各支柱10,…間には、仕切り部材としての固定柵11,…が縦方向に取り付けられている。しかも、該両端縦列の各支柱10,…と、左右の突条壁5a、5cに立設された両縦列の各支柱10,…との間には、仕切り部材としての固定柵11,…が横方向に取り付けられている。さらに、中央の突条壁5bに立設された縦列の各支柱10,…間には、仕切り部材としての固定柵11,…が縦方向に取り付けられている。加えて、左右の突条壁5a、5cに立設された両縦列の各支柱10,…には、仕切り部材としての開閉柵12,…が回動可能に支持されている。
そして、開閉柵12,…を、左右の突条壁5a、5cの各支柱10,…に係止させた状態においては、平面視正方形状の6個の小収容室16,…が床部2の両側に一列ずつ形成される。さらに、開閉柵12,…を中央の縦列の各支柱10,…に係止させた状態においては、平面視矩形状の6個の大収容室17,…が隣接して二列に形成される。なお、図1においては、平面視矩形状の6個の大収容室17,…が床部2の左側に形成されると共に、平面視正方形状の6個の小収容室16,…が床部2の右側に形成された状態が便宜上図示されている。
凹溝4は、幅3m、深さ0.8mの大きさになっている。そして、凹溝4に敷設された敷料床9の床面と、コンクリート床3の床面とが略同一になっている。
コンクリート床3には、排出溝6に向かって緩やかに下降傾斜した傾斜面3aが形成されている。この排出溝6は、分娩の際、母豚や子豚からの排泄物、及び、成長した豚の夏場の排泄物を外部へ排出するためのものである。
排出溝6には、スクレーパ6bが設けられ、上述した排泄物を円滑に外部に排出できるようになっている。
豚舎用敷料8は、豚の糞尿に発酵菌(土着菌又は枯草菌)を添加し、図示しない密閉型堆肥化装置(市販品)に投入して製造されている。例えば、発酵菌が土着菌の場合には、生糞に対して約0.2%添加し、枯草菌(納豆菌と同種)の場合には、生糞に対して約0.01%添加する。そして、密閉型堆肥化装置の攪拌速度は、3分間に1回攪拌し、15分間稼動させる。これを1日8回稼動(1日40回の攪拌)させて10日間行う。そうすれば、豚舎用敷料8の発酵温度が65度〜75度になる。豚舎用敷料8の発酵温度を65℃以上にすることで、病原菌や寄生虫卵が死滅すると共に、尿水分が蒸散し、良好な豚舎用敷料8が得られる。また、土着菌を発酵菌として使用した場合には、悪臭の発生が阻止できる。したがって、鋸屑(オガ粉)等の吸着材を使用していないため、豚舎1より発生する悪臭及び豚より排泄される尿汚水の放流をなくすことができ、豚の病気を少なくして健康な発育を促し、良質な豚肉を得ることができる。なお、密閉型堆肥化装置に限定されるものではない。
また、豚舎1には、敷料床9を往復動する攪拌移送機20が設けられている。この攪拌移送機20は、図4〜図6に示すように、豚舎1の支柱1a,…に前後方向に架設された二本の前後移動用軌条21,21と、該両前後移動用軌条21,21を移動する平面視四角形状の前後移動用架台22と、該前後移動用架台22に垂設された搭載枠23と、前後移動用架台22に設けられた左右方向の二本の左右移動用軌条24,24と、該両左右移動用軌条24,24を移動する左右移動用架台25とから構成されている。
前後移動用架台22には、左右方向の車軸Jと、該車軸Jの両端部に設けられたローラR,…と、該ローラR,…を回動させる前後移動用モータ30とを有している。そして、前後移動用モータ30の回動軸と、車軸Jに設けられたプーリPとにベルトBが捲回され、前後移動用モータ30の回動が車軸Jに伝達され、前後移動用架台22が前後移動用軌条21,21を移動するようになる。
搭載枠23には、その下端部に攪拌ロータ35が取り付けられると共に、上部に攪拌モータ38が搭載されている。そして、攪拌ロータ35は、大径の芯棒36と、該芯棒36に径外方向に設けられた複数の攪拌羽37,…と、芯棒36の両端部から軸線方向に延出された細径の支軸38,38と、攪拌ロータ35の支軸38,38に設けられたプーリPとを有している。さらに、攪拌モータ39の回動軸と、攪拌ロータ35の一方の支軸38のプーリPとにベルトBが捲回され、攪拌モータ39の回動が攪拌ロータ35の支軸38,38に伝達され、攪拌ロータ35が回動するようになる。
左右移動用架台25には、前後方向の車軸Jと、該車軸Jの両端部に設けられたローラR,…と、該ローラR,…を回動させる左右移動用モータ31とを有している。そして、左右移動用モータ31の回動軸と、車軸Jに設けられたプーリPとにベルトBが捲回され、左右移動用モータ31の回動が車軸Jに伝達され、左右移動用架台25が左右移動用軌条を移動するようになる。
つぎに、コンクリート床3に設置される分娩柵40について図7を参照して説明する。該分娩柵40は、平面視四角形状の底板41と、該底板41の下面の四隅に垂設された取付脚42,…と、底板41の上面に立設されたコ字形状の固定ガード44と、後述する固定ガード44の後ガード44c、44cの間に設けられた開閉扉45と、内部に設けられた横倒れ防止体46と、前側上部に設けられた頭部位置規制体47と、後部に設けられた尻位置規制体48とを具備している。なお、分娩柵40を豚房15に設置する場合には、クレーンなどによって分娩柵40を吊り下げて移動させる場合もある。
底板41には、出産直後の子豚の脚が突き出ない程度の網目41a,…が形成されている。
取付脚42,…には、コンクリート床3にアンカーボルト止めできる取付板43,…が溶着されている。
固定ガード44は、底板41の両側に立設された側ガード44aと、底板41の前部の両側に立設された前ガード44bと、後部の両側に立設された後ガード44cとを有している。そして、底板41の前側の中央部が開放されていると共に、底板41の後側の中央部が開閉扉45によって閉塞されている。底板41の前側の中央部が開放されている理由としては、母豚への餌箱を設置するためである。
横倒れ防止体46は、前後方向の棒体46aと、該棒体46aに所定の間隔をおいて斜め下方に傾斜して固着された当接片46b,…とを具備している。この各当接片46b,…は、母豚が横向きに倒れた際に、子豚が圧死しないように母豚から保護するためのものである。
頭部位置規制体47は、側面視略台形状を呈し、母豚の頭部を保護すると共に、母豚の頭部が固定ガード44から突出しないようにしている。
尻位置規制体48は、開閉扉12から母豚が後退しないように、四本の棒体が「井」の字形状に骨組みされている。なお、この尻位置規制体48は、母豚の分娩柵40への収容が終了すれば取り外す。
つぎに本発明の豚舎構造における豚の飼育方法、及び、豚房の敷料床9の維持方法について説明する。まず、開閉柵12を左右の突条壁5a、5cの各支柱10,…に係止させて、豚房15,…のコンクリート床3を固定柵11,…、及び、開閉柵12によって囲繞し、平面視正方形状の6個の小収容室16,…を床部2の両側に一列ずつ形成する。
つぎに、敷料床形成溝7,7に豚舎用敷料8を敷設して敷料床9,9を形成する。この際、コンクリート床3の床面と敷料床9,9の床面を略同一高さにする。その後、複数の分娩柵40,…を各小収容室16,…にそれぞれ設置した後、分娩前の母豚を分娩柵40,…に収容して出産させる。なお、この実施形態では、複数の分娩柵40,…を各小収容室16,…に設置したが、一つの分娩柵40を小収容室16,…に移動させるようにしてもよい。
出産直後、開閉柵12を中央の突条壁5bの各支柱10,…に係止させ、豚房15,…の床部2を固定柵11,…、及び、開閉柵12によって囲繞して、平面視矩形状の6個の大収容室17,…を形成する。分娩柵40,…は、約14日間大収容室17,…に設置した状態で、母豚の哺乳によって子豚を育成する。この際、母豚が横倒れの状態になっても、母豚の胴部が分娩柵40の横倒れ防止体46の当接片46b,…に当接して、母豚から子豚を保護できる。出産してから15日後、分娩柵40,…を撤去する。
続いて、大収容室17,…において、平均24(21日〜28日)日令で豚を母豚から離乳させて飼育する。
この際、大収容室17が、コンクリート床3と敷料床9との両方を有しているため、豚(子豚)は、発酵熱で保温された敷料床9を寝場所として、又は、遊び場所として使用することができる。よって、豚(子豚)は、活発に運動して、飼料の食い込みがよく、肉付きや肌つやがよく、健康に発育することになる。なお、豚(子豚)は、夏場においては、コンクリート床3を休息場所としている。
一方、豚が成長するにつれて、排泄物の量も多くなり、豚舎用敷料8に多くの水分が含まれることになるため、敷料床9の豚舎用敷料8を攪拌移送機20によって攪拌し、敷料床9に含まれる水分を蒸散させて、敷料床9の発酵温度を維持する必要がある。なお、敷料床9の湿り具合は、作業者の目視によって行われている。
この場合、豚をコンクリート床3側に移動させ、中央の突条壁5bの各支柱10,…に係止した開閉柵12を、左右の突条壁5a,5bの各支柱10,…に係止させて、豚房15のコンクリート床3を固定柵11,…、及び、開閉柵12によって囲繞して小収容室16,…を形成し、豚を小収容室16,…に収容する。なお、豚の移動は豚房15の内部での移動であることから豚に与えるストレスは少ないと考えられる。
この状態で、攪拌移送機20の攪拌モータ39、及び、前後移動用モータ30を駆動させ、前後移動用架台22を前方へ移動させると共に、攪拌ロータ35によって豚舎用敷料8の発酵を促しながら上流側から下流側に攪拌移送する。なお、攪拌モータ39の回転速度は、1.5秒間に1回転、移動速度は、1時間に80mであることが好ましい。
その後、前後移動用モータ30を逆回動させて、攪拌移送機20を下流側から上流側に後退させる。つぎに、左右移動用モータ31を駆動させて攪拌移送機20を左側に移動させて、左側の縦列の豚房15,…の豚舎用敷料8を前記と同様に攪拌する。なお、豚房15における飼育内容(小収容室16の使用、大収容室17の使用、母豚の収容、育成、分娩、離乳、出荷、敷料床9の攪拌)と期間との関係を図8に示す。
攪拌移送されて下流側に排出された豚舎用敷料8は、そのまま上流側から再度供給するか、或いは、発酵菌を添加して密閉型堆肥化装置に再度投入し、10日間程度攪拌して65〜75度に発酵させた後、上流側から供給する。また、排出溝6,6に溜まった排泄物を敷料床9に散布してもよい。この場合、資源の再利用が可能になり、経費節減に繋がる。
なお、前記実施形態の場合、生糞(主として豚の生糞)を堆肥化するようにしたが、これに限定されるものではなく、食品バイプロ、野菜くず、牧草等を堆肥化するようにしてもよい。
また、前記実施形態の場合、平面視矩形状又は正方形状の豚房15としたが、扇形、円形、楕円形、多角形であってもよく、豚房15の数も単数であってもよい。
さらに、前記実施形態の場合、図7に示す分娩柵40を使用したが、分娩柵40の内部において母豚の位置を規制でき、且つ、子豚の圧死を防止できるものであればよく、分娩柵40の形状は図示に限定されるものではない。例えば、固定ガード44(側ガード44a、前ガード44b、後ガード44c)の無い分娩柵40であってもよい。
加えて、前記実施形態の場合、分娩前の母豚を収容して分娩させ、出産した豚を飼育するようにしたが、母豚の飼育、母豚からの離乳のみ、成長した豚の飼育にも適用できるのは言うまでもない。
つぎに実施例について説明する。飼育期間を平成15年5月18日〜11月26日とし、離乳時の豚の飼育頭数を894頭とし、本発明の豚舎を使用した場合と、コンクリート床に簾子を敷設した従来型の豚舎を使用した場合とにおいて、離乳時の豚の平均体重(開始体重)、平均出荷日令、平均枝重、瀕死頭数の統計をとった(表1参照)。各項目を比較すると、本発明の豚舎1の方が、平均出荷日令は3日早く、平均枝重は0.3kg重く、瀕死頭数が大幅に少なくなっている。この結果から、本発明の豚舎で飼育された豚は、豚の成長が早くて肉付きがよく、しかも、本発明の豚舎は、病原菌の少ない好環境であることが実証されている。
Figure 2005270045
本発明の豚舎構造、豚舎構造における豚の飼育方法、豚舎構造における敷料床の維持方法、及び、豚舎構造に使用する豚舎用敷料の製造方法によれば、悪臭の少ない豚舎用敷料を製造できることに加えて、糞と尿を個別に処理する糞尿処理施設が不要になるため、畜産産業に貢献できる可能性は高い。
豚舎構造の一実施形態を示す豚舎内平面図である。 豚舎構造の一実施形態を示す縦断面図である。 豚舎構造の一実施形態を示す要部斜視図である。 撹拌移送装機の斜視図である。 撹拌移送装機の側面図である。 撹拌ロータの斜視図である。 分娩柵の斜視図である。 本発明の豚舎構造における飼育内容と期間との関係を示した図である。
符号の説明
1 豚舎
1a、10 支柱
2 床部
3 コンクリート床
3a 傾斜面
4 凹溝
5a〜5c 突条壁
6 排出溝
6a 簾子
6b スクレーパ
7 敷料床形成溝
8 豚舎用敷料
9 敷料床
11 固定柵(仕切り部材)
12 開閉柵(仕切り部材)
15 豚房
16 小収容室
17 大収容室
20 攪拌移送機
21 前後移動用軌条
22 前後移動用架台
23 搭載枠
24 左右移動用軌条
25 左右移動用架台
30 前後移動用モータ
31 左右移動用モータ
35 攪拌ロータ
36 芯棒
37 攪拌羽
38 支軸
39 攪拌モータ
40 分娩柵
41 底板
41a 網目
42 取付脚
43 取付板
44 固定ガード
44a 側ガード
44b 前ガード
44c 後ガード
45 開閉扉
46 横倒れ防止体
46a 棒体
46b 当接片
47 頭部位置規制体
48 尻位置規制体
B ベルト
J 車軸
P プーリ
R ローラ

Claims (7)

  1. 母豚の飼育、母豚の分娩、母豚からの離乳、及び、豚の飼育が行える豚房を備えた豚舎構造において、該豚房は、その床部が、コンクリートの床と、豚の糞尿を堆肥化した豚舎用敷料の床とで構成され、且つ、豚房は、その床部が仕切り部材によって囲繞されて形成される大収容室と、コンクリート床が仕切り部材によって囲繞されて形成される小収容室とに使い分け可能に構成されてなることを特徴とする豚舎構造。
  2. 敷料床の豚舎用敷料を攪拌する攪拌移送機が設けられてなることを特徴とする請求項1に記載の豚舎構造。
  3. 豚房のコンクリート床には、緩やかな下降傾斜面が形成され、しかも、該下降傾斜面の下端部に隣接して排泄物の排出溝が形成され、さらに、該排出溝の開口部が、着脱可能な簾子によって閉塞されてなることを特徴とする請求項1又は2に記載の豚舎構造。
  4. コンクリートの床と、豚の糞尿を堆肥化した豚舎用敷料の床とで床部が構成され、且つ、その床部が仕切り部材によって囲繞されて形成される大収容室と、コンクリート床が仕切り部材によって囲繞されて形成される小収容室とに使い分け可能に構成された豚房を供えた豚舎構造における豚の飼育方法であって、
    豚房のコンクリート床を仕切り部材によって囲繞して小収容室を形成し、つぎに、該小収容室に分娩柵を設置した後、分娩前の母豚を分娩柵に収容して出産させ、出産終了後、母豚の哺乳によって子豚を育成すると共に、豚房の床部を仕切り部材によって囲繞して大収容室を形成し、大収容室において、分娩柵を撤去して、豚を母豚から離乳させ飼育することを特徴とする豚舎構造における豚の飼育方法。
  5. コンクリートの床と、豚の糞尿を堆肥化した豚舎用敷料の床とで床部が構成され、且つ、その床部が仕切り部材によって囲繞されて形成される大収容室と、コンクリート床が仕切り部材によって囲繞されて形成される小収容室とに使い分け可能に構成された豚房を設け、さらに、敷料床の豚舎用敷料を攪拌する攪拌移送機を設けた豚舎構造における敷料床の維持方法であって、
    豚舎用敷料の攪拌の際、豚を小収容室に収容した後、攪拌移送機によって、敷料床の豚舎用敷料を往復動して攪拌移送することを特徴とする豚舎構造における敷料床の維持方法。
  6. 緩やかな下降傾斜面が形成されたコンクリートの床と、豚の糞尿を堆肥化した豚舎用敷料の床とで床部が構成され、且つ、その床部が仕切り部材によって囲繞されて形成される大収容室と、コンクリート床が仕切り部材によって囲繞されて形成される小収容室とに使い分け可能に構成された豚房を設け、さらに、敷料床の豚舎用敷料を攪拌する攪拌移送機を設け、加えて、コンクリート床の下降傾斜面の下端部に隣接して排泄物の排出溝を形成すると共に、該排出溝の開口部を、着脱可能な簾子によって閉塞した豚舎構造における敷料床の維持方法であって、
    排出溝に溜まった排泄物を敷料床に散布する一方、豚舎用敷料の攪拌の際、豚を小収容室に収容した後、攪拌移送機によって、敷料床の豚舎用敷料を往復動して攪拌移送することを特徴とする豚舎構造における敷料床の維持方法。
  7. 発酵菌を豚の糞に添加して堆肥化装置に投入し、10日間程度攪拌して65〜75度に発酵させることを特徴とする豚舎構造に使用する豚舎用敷料の製造方法。
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