JP2005269532A - トランスコーディング方法、トランスコーダ及びプログラム - Google Patents

トランスコーディング方法、トランスコーダ及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 フレーム間符号化されている画像データについて、フレーム単位でのトランスコーディングを少ない演算量で行うことを可能とする。
【解決手段】 先頭GOP内において、GOP内最初のピクチャからトランスコード範囲内最初のPピクチャまでを復号化し、トランスコード範囲内最初のピクチャからトランスコード範囲内最初のPピクチャまでの復号画像データをフレーム内符号化モード等で符号化する。また、末尾GOP内において、GOP内最初のピクチャからトランスコード範囲内末尾ピクチャまでを少なくとも復号化し、トランスコード範囲内最後のIピクチャ又はPピクチャからトランスコード範囲内末尾ピクチャまでの復号画像データをフレーム内符号化モード等で符号化する。残りのピクチャはビットレート変換する。
【選択図】 図21

Description

本発明は、ある符号化方式で符号化されているデータを他の符号化方式で再符号化するためのトランスコーディング方法、トランスコーダ及びプログラムに関し、特に、MPEG(Moving Picture Experts Group)方式で符号化されている動画データのビットレートを変換するためのトランスコーディング方法、トランスコーダ及びプログラムに関する。
MPEG方式は、動画データの伝送方式及び蓄積方式として普及している。すなわち、デジタルテレビ放送においては、MPEG方式を用いて動画データが伝送される。また、DVD(Digital Versatile Disc)には、MPEG方式で符号化された動画データが記録される。更に、ハードディスクレコーダにも、MPEG方式で符号化された動画データが記録される。
MPEG方式では、各タイトルに含まれる動画データのフレーム(MPEG規格ではピクチャと呼ばれる。)をGOP(Group Of Picture)に分割される。すなわち、一般には、複数のGOPより1タイトルの動画データが構成される。1つのGOPには、I(Intra-frame)ピクチャ、P(Predictive)ピクチャ及びB(Bidirectional)ピクチャが含まれる。Iピクチャは、フレーム内符号化され、Pピクチャは、前方フレーム間符号化され、Bピクチャは双方向フレーム間符号化される。Iピクチャの各DCT(Discrete Cosine Transform)ブロックは、離散コサイン変換され、量子化され、二次元ハフマン符号に符号化される。Pピクチャの各DCTブロックは、マクロブロック単位で動きベクトルにより動き補正された直前のIピクチャ又はPピクチャのDCTブロックとの差分が取られた後に、離散コサイン変換され、量子化され、二次元ハフマン符号に符号化される。Bピクチャの各DCTブロックは、マクロブロック単位で動きベクトルにより動き補正された直前のIピクチャ又はPピクチャのDCTブロック及び/又マクロブロック単位で動きベクトルにより動き補正された直後のIピクチャ又はPピクチャのDCTブロックとの差分が取られた後に、離散コサイン変換され、量子化され、二次元ハフマン符号に符号化される。また、一度、符号化されたIピクチャ及びPピクチャは、GOP内の残りのIピクチャ及びBピクチャを符号化するために局部復号され、メモリに格納される。
ところで、近年、HDD搭載DVDレコーダ(ホームAVサーバともいう。)が普及し始めてきた。HDD搭載DVDレコーダは、テレビチューナ、MPEGエンコーダ、MPEGデコーダ、ハードディスクドライブ及びDVDドライブを備えており、これを利用すると、テレビ番組のハードディスク又はDVDへの記録及びそれからのテレビ番組の再生ができる。また、特に、ハードディスクドライブ及びDVDドライブを備えるため、テレビ番組を一旦ハードディスクドライブに記録し、必要なテレビ番組だけハードディスクドライブからDVDにコピーすることができる。
ところが、長時間のテレビ番組を1枚のDVDにコピーをしたり、複数のテレビ番組を1枚のDVDにコピーしようとした場合、ハードディスクドライブに記録されているままのMPEGデータでは1枚のDVDに収りきらない場合が生ずる。複数のDVDに分割して記録しても良いが、そうすると、後に、DVDに記録されているテレビ番組を再生しようとした場合、複数のDVDをHDD搭載DVDレコーダに挿入したり、抜き出したりしなければならず、煩雑となる。また、複数のDVDに跨り記録されたテレビ番組を管理することも煩わしい。
そこで、ハードディスクドライブに記録されているMPEGデータのビットレートを低下させてDVDに記録すれば、長時間のテレビ番組や複数のテレビ番組を1枚のDVDにコピーすることが可能となる。MPEGデータのビットレートを低下させる技術は、トランスコーディングの一種である。
このようなトランスコーディングに関し、以下のような先行技術文献が開示されている。特許文献1乃至4に記載の発明によれば、トランスコード前の動きベクトルをトランスコード後においてもそのまま利用することにより、動きベクトル検索を不要とし、従って、演算量を低減させることができる。
特開2001−160967号公報 特開2001−186517号公報 特開2003−189309号公報 特開2003−244705号公報 特開2001−169295号公報 特開平11−341435号公報 特開平11−341436号公報 特開平 7−154802号公報
しかし、特許文献1乃至4の発明では、トランスコーディング前のPピクチャ(Pフレーム)及びBピクチャ(Bフレーム)は、それぞれ、トランスコーディング後においてもPピクチャ及びBピクチャのままである。そして、トランスコーディング後のPピクチャ及びBピクチャを復号するためには、トランスコーディング後のIピクチャを必要とする。従って、GOPの途中からトランスコーディングを開始すると、トランスコーディング後のPピクチャ及びBピクチャを復号することができなくなる。従って、トランスコーディングは、GOPを単位として行わなければならず、ピクチャ(フレーム)を単位として行うことはできない。
特許文献5乃至8の発明では、トランスコーディングを行うに際し、GOP構成を変更することにより、ピクチャ(フレーム)単位のトランスコーディングを可能としている。しかし、GOP内のピクチャを全て復号した後に、通常のMPEG方式の圧縮方法により再圧縮をするので、Pピクチャ及びIピクチャを再圧縮するためには、各マクロブロックについての動きベクトルを検索しなければならない。従って、トランスコーディングをハードウェアにより実現するためには、動きベクトル処理部を有する通常のハードウェアMPEGエンコーダをトランスコーダに含めなければならず、ハードウェア規模が大きくなる。また、トランスコーディングをソフトウェアにより実現するためには、動きベクトル処理部を有する通常のソフトウェアMPEGエンコーダをトランスコーダに含めなければならず、高いCPU能力を必要とし、また、処理時間が長くなる。
殊に、現在、DVDレコーダの記録速度は10〜20倍程度となっているため、他の阻害要因がなければ、例えば、一旦ハードディスクドライブに記録した1時間のコンテンツをトランスコーディングしてDVDに書込むためには、3〜6分程度で済む。しかし、トランスコーダが動きベクトル処理を必要とすると、この時間が阻害要因となり、DVDレコーダの記録速度に関する性能を十分発揮することができなくなってしまう。そうすると、ユーザが個人的又は家庭的に気軽にハードディスクドライブに記録されているコンテンツをDVDにコピーすることができなくなってしまう。
そこで、本発明は、フレーム間符号化されている画像データについて、フレーム単位でのトランスコーディングを少ない演算量で行うことを可能とするトランスコーディング、トランスコーダ及びプログラムを提供することを目的とする。
本発明の第1の観点によれば、トランスコード範囲に属する複数のフレームのうちの、前記トランスコード範囲に属さない少なくとも1つのフレームを利用してフレーム間符号化されている1又は2以上のフレームを検出する検出ステップと、前記検出ステップで検出された1又は2以上のフレームを、前記トランスコード範囲に属さない少なくとも1つのフレームを利用して、フレーム間復号化する復号化ステップと、前記復号化ステップでフレーム間復号化された1又は2以上のフレームを、動き補償無しの符号化モードで符号化する符号化ステップと、を備えることを特徴とするトランスコーディング方法が提供される。
上記のトランスコーディング方法において、前記符号化ステップは、前記復号化ステップでフレーム間復号化された1又は2以上のフレームのうちの少なくとも1つのフレームをフレーム内符号化するフレーム内符号化ステップを備えていてもよい。
上記のトランスコーディング方法において、前記フレーム内符号化ステップは、前記復号化ステップでフレーム間復号化された1又は2以上のフレームの全てをフレーム内符号化してもよい。
上記のトランスコーディング方法において、前記符号化ステップは、前記復号化ステップでフレーム間復号化された1又は2以上のフレームのうちの、前記フレーム内符号化ステップで符号化されなかった1又は2以上のフレームを、前記フレーム内符号化ステップで符号化されたフレームを用いて、動き補償無しで、フレーム間符号化するフレーム間符号化ステップを更に備えていてもよい。
上記のトランスコーディング方法において、前記符号化ステップは、前記復号化ステップでフレーム間復号化された1又は2以上のフレームのうちの、前記フレーム内符号化ステップで符号化されなかった1又は2以上のフレームを、フレーム間差分が無いとして扱った上で、フレーム間符号化するフレーム間符号化ステップを更に備えていてもよい。
上記のトランスコーディング方法において、前記検出ステップでは、前記トランスコード範囲の最初のフレームから前記トランスコード範囲の最初のフレーム内符号化フレーム又は前記トランスコード範囲の最初の前方向予測フレームまでを検出し、前記復号化ステップでは、前記トランスコード範囲の最初のフレームから前記トランスコード範囲の最初のフレーム内符号化フレームの直前のフレーム又は前記トランスコード範囲の最初の前方向予測フレームまでを復号化し、前記符号化ステップでは、前記復号化ステップで復号化された前記トランスコード範囲の最初のフレームから前記トランスコード範囲の最初のフレーム内符号化フレームの直前のフレーム又は前記トランスコード範囲の最初の前方向予測フレームまでのうちの少なくとも1つのフレームを、フレーム内符号化してもよい。
上記のトランスコーディング方法において、前記符号化ステップでは、前記復号化ステップで復号化された前記トランスコード範囲の最初のフレームから前記トランスコード範囲の最初のフレーム内符号化フレームの直前のフレーム又は前記トランスコード範囲の最初の前方向予測フレームまでのうちの、前記フレーム内符号化がされなかったフレームを動きベクトルがゼロであるとしてフレーム間符号化してもよい。
上記のトランスコーディング方法において、前記フレーム間符号化において、更に、フレーム間の差分がゼロであるとしてフレーム間符号化を行ってもよい。
上記のトランスコーディング方法において、前記検出ステップでは、トランスコード範囲の後のフレームを利用してフレーム間符号化されているトランスコード範囲のフレームを検出し、前記復号化ステップでは、少なくとも、トランスコード範囲の最後のフレーム内符号化フレームからトランスコード範囲の後のフレームを利用してフレーム間符号化されているトランスコード範囲のフレームまでを復号化し、前記符号化ステップでは、前記復号化ステップで復号化されたフレームのうちの、復号化前において前記トランスコード範囲で最後のフレーム内符号化フレーム又は最後の前方フレーム間符号化フレームであったフレームの次のフレームから前記トランスコード範囲の最後のフレームの範囲にあるフレームまでのうちの少なくとも1つのフレームを、フレーム内符号化してもよい。
上記のトランスコーディング方法において、前記符号化ステップでは、前記復号化ステップで復号化されたフレームのうちの、復号化前において前記トランスコード範囲で最後のフレーム内符号化フレーム又は最後の前方フレーム間符号化フレームであったフレームの次のフレームから前記トランスコード範囲の最後のフレームの範囲にあるフレームまでのうちの、前記フレーム内符号化がされなかったフレームを動きベクトルがゼロであるとしてフレーム間符号化してもよい。
上記のトランスコーディング方法において、前記フレーム間符号化において、更に、フレーム間の差分がゼロであるとしてフレーム間符号化を行ってもよい。
本発明の第2の観点によれば、トランスコード範囲に属する複数のフレームのうちの、前記トランスコード範囲に属さない少なくとも1つのフレームを利用してフレーム間符号化されている1又は2以上のフレームを検出する検出手段と、前記検出手段で検出された1又は2以上のフレームを、前記トランスコード範囲に属さない少なくとも1つのフレームを利用して、フレーム間復号化する復号化手段と、前記復号化手段でフレーム間復号化された1又は2以上のフレームを、動き補償無しの符号化モードで符号化する符号化手段と、を備えることを特徴とするトランスコーダが提供される。
本発明によれば、フレーム間符号化されている画像データについて、フレーム単位でのトランスコーディングを少ない演算量で行うことを可能となる。
以下、図面を参照して本発明を実施するための最良の形態について詳細に説明する。以下の説明では、1つのGOPは、基本的に、Iピクチャ、Bピクチャ、Bピクチャ、Pピクチャ、Bピクチャ、Bピクチャ、Pピクチャ、Bピクチャ、Bピクチャの順に並んだ9つのピックチャより構成されるとするが、これは、あくまで、一例であり、本発明はこれに限定されるものではない。
本実施形態によるトランスコーディング方法は、MPEGデータのビットレートを低減するものである。ここで、ビットレートの低減とは、平均して、1ピクチャあたりのビット数を削減することを言う。従って、ビットレートの低減率を適切に定めることにより、トランスコーディング前には、1枚のDVDに収まらないMPEGデータが、トランスコーディング後には、1枚のDVDに収まるようになる。
図1は、本実施形態によるトランスコーダの構成を示すブロック図である。
図1を参照すると、本実施形態によるトランスコーダは、トランスコード範囲入力部101、先頭ピクチャ検出部103、先頭GOP検出部105、先頭I(P)ピクチャ検出部107、末尾ピクチャ検出部109、末尾GOP検出部111、末尾I(P)ピクチャ検出部113、デコード部115、エンコード部117、ビットレート変換部119及び一次格納部119を備える。
これらの部分は、ハードウェアによって実現されても良いが、コンピュータをこれらの部分として機能させるためのプログラムをコンピュータが読み込んで、実行することによって実現しても良い。
トランスコーダ131は、原MPEGデータ131をトランスコーディングして、トランスコードされたMPEGデータ135を出力する。
トランスコード範囲入力部101は、ユーザインターフェースを用いてユーザからトランスコード範囲を入力する。トランスコード範囲は、ピクチャ単位で指定される。トランスコード範囲入力部101は、原MPEGデータ131をデコード部115でデコードして得た画像を画面に表示して、ユーザがトランスコード範囲の指定を容易にできるようにしても良い。
先頭ピクチャ検出部103は、トランスコード範囲入力部101が入力したトランスコード範囲の先頭にあるピクチャを検出する。先頭GOP検出部105は、先頭ピクチャ検出部103が検出した先頭ピクチャが属するGOPである先頭GOPを検出する。先頭I(P)ピクチャ検出部107は、トランスコード範囲にあるピクチャのうちで最初に現れるIピクチャ又はPピクチャを検出する。
末尾ピクチャ検出部109は、トランスコード範囲入力部101が入力したトランスコード範囲の末尾にあるピクチャを検出する。末尾GOP検出部111は、末尾ピクチャ検出部109が検出した末尾ピクチャが属するGOPである末尾GOPを検出する。末尾I(P)ピクチャ検出部113は、トランスコード範囲にあるピクチャのうちで最後に現れるIピクチャ又はPピクチャを検出する。
デコード部115は、原MPEGデータ131をデコードする。デコード部115は、図2に示すような構成を有するMPEGデコーダである。これは、慣用技術であるので、これについての説明は省略する。
エンコード部117、デコード部115によりデコードされた画像データを再エンコードする。エンコード部117は、図3に示す通常のMPEGデコーダに対し図4に示すように変更を加えたものである。図3に示すような構成を有するMPEGエンコーダは、慣用技術であるので、これについての説明は省略する。
図4に示す本実施形態によるエンコード部117の、図3に示す慣用されているエンコーダとの相違点を説明すると、以下のようになる。
すなわち、実施形態1によるエンコード部117は、全てのピクチャをIピクチャに符号化する。また、実施形態2によるエンコード部117は、一部のピクチャをIピクチャに符号化し、残りのピクチャを該ピクチャの全マクロブロックの動きベクトルをゼロに固定してPピクチャ又はBピクチャに符号化する。実施形態3によるエンコード部117は、一部のピクチャをIピクチャに符号化し、残りのピクチャを該ピクチャの全マクロブロックの動きベクトルをゼロに固定してPピクチャ又はBピクチャに符号化する。また、Bピクチャに符号化するピクチャに関しては、ピクチャ全体に亘り差分がゼロであるとする。
従って、図4に示すような本実施形態によるエンコード部117は、図3に示すような従来のエンコーダが備える動き検索部118−1及び動き補正部118−2を、備えていない。フレームメモリ117−5から読み出された画像データは、動き補正されずにスイッチ117−6に供給される。また、エンコード部117は、ゼロベクトル生成部117−1を備え、これは、値がゼロの動きベクトルを生成し、可変長符号化器117−2に供給する。
動き検索部118−2は、ハードウェアにより実現する場合には、ゲート数が膨大となり、また、ソフトウェアにより実現する場合には、演算量が膨大となる。従って、これを省略することにより、ハードウェア規模乃至演算量を削減することができる。ことに、トランスコーディングをソフトウェアにより行う場合には、トランスコーディングの速度を制限要因として、DVDの高速書き込みの能力を十分に発揮できない、という事態を防止することができる。
また、ピクチャ全体に亘り差分がゼロになるようにするために、エンコード部117は、ゼロ振幅生成部117−1及びスイッチ117−4を備える。スイッチ117−4は、差分をゼロとするべき時(実施形態3でピクチャをBピクチャに符号化する時)にゼロ振幅生成部117−3が出力するゼロを選択するように制御される。
エンコード部117は、デコード部115によりデコードされ、一次格納部133に一時的に格納されている動画像データをエンコードする。エンコード部117は、通常のMPEGエンコーダであり、図4に示すような構成を有する。MPEGエンコーダは、慣用技術であるので、これについての説明は省略する。但し、動作は通常のMPEGエンコーダとは異なる。実施形態1では、エンコード部117は、エンコードが必要な全てのピクチャをIピクチャにエンコードする。実施形態2では、エンコード部117は、エンコードが必要なピクチャのうちの1つのピクチャのみをIピクチャにエンコードし、他のピクチャを動きベクトルがゼロであるとしてPピクチャ又はBピクチャにエンコードする。実施形態3では、エンコード部117は、エンコードが必要なピクチャのうちの1つのピクチャのみをIピクチャにエンコードし、他のピクチャを動きベクトルがゼロであるとしてPピクチャ又はBピクチャにエンコードする。また、実施形態3では、ピクチャをBピクチャにエンコードする場合には、動きベクトルをゼロとするばかりではなく、差分もゼロであるとする。すなわち、当該ピクチャは参照ピクチャと同一であるとしてBピクチャにエンコードする。
ビットレート変換部119は、トランスコード範囲にあるピクチャのうちの、エンコード部117でエンコードされないピクチャのビットレートを変換する。ビットレート変換部は、特許文献1の図5に記載されているようなトランスコーダである。これを図5に示す。図5に示すトランスコーダを簡単に説明すると、MPEGデータのうちのDCT係数の符号のみを変更してビットレートを低減させる。この変更のために、DCT係数の符号の復号化、逆量子化、再量子化及び再符号化を行う。また、再量子化ノイズを低減させるために、再量子化ノイズを量子化の前段にフィードバックする。また、フィードバックするに際し、原MPEGデータに含まれている動きベクトルを用いて、量子化ノイズの動き補正も行うことにより、正しい位置にノイズがフィードバックされるようにする。
一時格納部133は、デコード部115から出力された復元画像を一時的に格納する。一時的に格納された復元画像の全部又は一部は、エンコード部117に供給される。また、ビットレート変換部119によりビットレート変換された符号をリアルタイムで出力しない場合には、一時格納部133は、ビットレート変換部119によりビットレート変換された符号を一時的に格納しても良い。
[実施形態1]
図8乃至13は、実施形態1において、図1に示すトランスコーダにより行われるトランスコーディング方法を説明するための図である。図8乃至10は、トランスコード範囲の先頭部におけるトランスコーディング方法を説明するための図であり、図11乃至13は、トランスコード範囲の末尾部におけるトランスコーディング方法を説明するための図である。図8乃至10は、トランスコード範囲の最初のピクチャがGOP内のどこにあるかという点で、相互に異なる。また、図11乃至13は、トランスコード範囲の最後のピクチャがGOP内のどこにあるかという点で、相互に異なる。
図8は、本実施形態によるトランスコーディング方法により、トランスコード範囲の先頭GOPの第2番目のピクチャであるBピクチャからトランスコーディングをする例を説明するための図である。
図8を参照すると、この例では、トランスコーディングにより、ピクチャB、B、Pは、ピクチャ種類が変わり、ピクチャI’、I’、I’となる。ピクチャB5以降のピクチャは、ピクチャ種類が変わらず、例えば、ピクチャB、B、P、…は、ピクチャB’、B’、P’、…となる。
ピクチャB’、B’、P’、…のビットレートは、B、B、P、…のビットレートよりも低い。ピクチャI’、I’、I’は、フレーム内符号化がされているので、フレーム間符号化されているピクチャB、B、Pよりもビットレートが高い可能性がある。しかし、ピクチャI’、I’、I’は、トランスコード範囲に占める割合が少ないので、トランスコード範囲全体に亘るビットレートの低減には、殆ど影響を及ぼさない。
図6を参照すると、まず、先頭ピクチャ検出部103は、トランスコード範囲の先頭ピクチャを検出する(ステップS201)。図8の例では、検出される先頭ピクチャは、ピクチャBである。次に、先頭GOP検出部105は、ステップS201で検出された先頭ピクチャが属するGOP(先頭GOP)を検出する(ステップS203)。次に、先頭I(P)ピクチャ検出部107は、ステップS201で検出された先頭ピクチャ以降の最初のIピクチャ又はPピクチャを検出する(ステップS205)。このピクチャは、トランスコード範囲の最初のIピクチャ又はPピクチャでもある。図8の例では、検出されるピクチャは、ピクチャPである。次に、デコード部115は、ステップ203で検出された先頭GOPの最初のピクチャ(一般には、先頭ピクチャとは異なる。)からステップS205で検出されたピクチャまでをデコードして、復元ピクチャを得て(ステップS207)、復元ピクチャを一時格納部133に格納する。図8の例では、ピクチャIからピクチャPまでをデコードして、復元ピクチャD乃至Dを得る。次に、エンコード部117は、ステップS207でのデコードにより得られた復元ピクチャのうちのステップS201で検出された先頭ピクチャに対応する復元ピクチャからステップS205で検出されたピクチャに対応する復元ピクチャまでを一時格納部133から読出し、Iピクチャにエンコードする(ステップS209)。図8の例では、ピクチャD乃至Dをエンコードして、ピクチャI’乃至I’を得る。ステップS209で得られたIピクチャが、トランスコーダが出力するべきMPEGデータの先頭部のピクチャである。次に、ビットレート変換部119は、ステップS209でエンコードしたピクチャに続くピクチャをビットレート変換する(ステップS211)。図8の例では、ステップS211では、ピクチャB、B、P、B、B、I10、B11、…のビットレートを変換して、ピクチャB’、B’、P’、B’、B’、I’10、B’11、…を得る。
図9に示す例では、先頭ピクチャがピクチャBである。ステップS205では、先頭GOP内の2番目のPピクチャであるピクチャPが検出される。ステップS207では、ピクチャI乃至Pがデコードされる。ステップS209では、復元ピクチャD乃至Dがエンコードされ、ピクチャI’乃至I’が得られる。ステップS211では、ピクチャB以降のピクチャのビットレートが変換される。
図10に示す例では、先頭ピクチャがピクチャBである。ステップS205では、先頭GOPの次のGOPの最初のIピクチャであるピクチャI10が検出される。ステップS207では、ピクチャI乃至I10がデコードされる。ステップS209では、復元ピクチャD及びDがエンコードされ、ピクチャI’及びI’が得られる。ステップS211では、ピクチャI10以降のピクチャのビットレートが変換される。図10の例では、上述のステップS209の説明に従うと、ステップS209では、復元ピクチャD乃至D10をエンコードすることとなるが、ピクチャI10が存在するので、ビットレート変換によりピクチャI’10を得ることとした。
図11は、本実施形態によるトランスコーディング方法により、トランスコード範囲の末尾GOPの第2番目のピクチャであるB83ピクチャまでトランスコーディングをする例を説明するための図である。トランスコード範囲の先頭ピクチャは、図8、9及び10に示した何れかの先頭ピクチャ等である。
図11を参照すると、この例では、トランスコーディングにより、ピクチャB83及びB84は、ピクチャ種類が変わり、それぞれ、ピクチャI’83及びI’84なる。ピクチャI82は、ピクチャ種類が変わらずピクチャI’82となる。
ピクチャ…、B’80、B’81、I’82のビットレートは、ピクチャ…、B80、B81、I82のビットレートよりも低い。ピクチャI’83及びI’84は、フレーム内符号化されているので、フレーム間符号化されているピクチャB83及びB84よりもビットレートが高い可能性がある。しかし、ピクチャI’83及びI’84は、トランスコード範囲に占める割合が少ないので、トランスコード範囲全体に亘るビットレートの低減には、殆ど影響を及ぼさない。
図7を参照すると、まず、末尾ピクチャ検出部109は、トランスコード範囲の末尾ピクチャを検出する(ステップS221)。図11の例では、検出される末尾ピクチャは、ピクチャB84である。次に、末尾GOP検出部111は、ステップS221で検出された末尾ピクチャが属するGOP(末尾GOP)を検出する(ステップS223)。次に、末尾I(P)ピクチャ検出部113は、ステップS201で検出された末尾ピクチャ以前の最後のIピクチャ又はPピクチャを検出する(ステップS225)。図11の例では、検出されるピクチャは、ピクチャI82である。次に、デコード部115は、少なくともステップS225で検出されたI(P)ピクチャの次のピクチャからステップS221で検出された末尾ピクチャまでの復元ピクチャが得られるようにデコードを行い(ステップS227)、得られた復元ピクチャを一時格納部133に格納する。このためには末尾GOPの最初のピクチャであるIピクチャからデコードを開始する必要がある。また、Bピクチャもデコードするので、一般に、デコードの途中で、ステップS221で検出された末尾ピクチャより後ろに位置するピクチャもデコードする場合がある。図11の例では、ピクチャI82、P85、83及びB84をデコードして、復元ピクチャD82、D85、D83及びD84を得る。次に、エンコード部117は、ステップS227でのデコードにより得られた復元ピクチャのうちのステップS225で検出されたI(P)ピクチャの次のピクチャに対応する復元ピクチャからステップS221で検出された末尾ピクチャに対応する復元ピクチャまでをIピクチャにエンコードする(ステップS229)。図8の例では、ピクチャD83及びD84をエンコードして、ピクチャI’83乃至I’84を得る。ステップS229で得られたIピクチャが、トランスコーダが出力するべきMPEGデータの末尾部のピクチャである。次に、ビットレート変換部119は、ステップS229でエンコードしたピクチャより前のピクチャをビットレート変換する(ステップS231)。図11の例では、ステップS231では、ピクチャ…、B77、B78、P79、B80、B81及びB82のビットレートを変換して、ピクチャ…、B’77、B’78、P’79、B’80、B’81及びB’82を得る。
説明のために、ステップS211のビットレート変換とステップS231のビットレート変換を別々のものとしたが、これらを共通とし、ステップS209の次に、ステップS211に進み、ステップS229の次に、必要なビットレート変換を全て行うようにしても良い。ここで、必要なビットレート変換とは、ステップS205で検出されたIピクチャ又はPピクチャの次のピクチャからステップS225で検出されたIピクチャ又はPピクチャまでの範囲に亘るビットレート変換である。
図12に示す例では、末尾ピクチャがピクチャB87である。ステップS225では、末尾ピクチャ以前の最後のIピクチャ又はPピクチャとしてピクチャP85が検出される。ステップS227では、ピクチャI82乃至P88がデコードされる。ステップS229では、復元ピクチャD86及びD87がエンコードされ、ピクチャI’86乃至I’87が得られる。ステップS211では、ピクチャP85以前のピクチャのビットレートが変換される。
図13に示す例では、末尾ピクチャがピクチャB89である。ステップS225では、末尾ピクチャ以前の最後のIピクチャ又はPピクチャとしてピクチャP88が検出される。ステップS227では、ピクチャI82乃至P89及びI91がデコードされる。ステップS229では、復元ピクチャD89がエンコードされ、ピクチャI’89が得られる。ステップS211では、ピクチャP88以前のピクチャのビットレートが変換される。
[実施形態2]
実施形態1では、先頭部及び末尾部のピクチャをIピクチャにエンコードした。ここで、先頭部とは、先頭ピクチャからステップS205で検出されるピクチャまでの範囲のことである。また、末尾部とは、ステップS225で検出されるI(P)ピクチャの次のピクチャから末尾ピクチャまでの範囲のことである。
これに対し、実施形態2では、先頭部のピクチャのうちの最初のピクチャのみをIピクチャにエンコードし、先頭部のピクチャのうちの残りのピクチャをPピクチャ又はBピクチャにエンコードする。また、末尾部のピクチャのうちの最初のピクチャのみをIピクチャにエンコードし、末尾部のピクチャのうちの残りのピクチャをPピクチャ又はBピクチャにエンコードする。
実施形態2によるトランスコーディング方法の基本的な流れは実施形態1と同様である。しかし、エンコード部117のステップS209内における動作及びステップS229内における動作が実施形態1と異なる。
図14乃至19は、実施形態2において、図1に示すトランスコーダにより行われるトランスコーディング方法を説明するための図である。図14乃至19は、それぞれ、実施形態1における図8乃至13に対応し、同様なトランスコード範囲を示す。
図14に示す例では、エンコード部117は、復元画像D、D及びDを、それぞれ、ピクチャI’、B’及びP’にエンコードする。
また、エンコード部117は、復元画像D及びDを、それぞれ、ピクチャB’及びP’に符号化する際に、それらのピクチャの全てのマクロブロックの動きベクトルをゼロに固定する。こうすることにより、符号化するべき差分の量が増加し、符号量が増えるが、全体に占める割合が少ないので問題はない。また、動きベクトルを探索するための処理が不要となるので、エンコード部117の演算量を削減することができる。
図15に示す例では、エンコード部117は、復元画像D、D及びDを、それぞれ、ピクチャI’、B’及びP’にエンコードする。
また、エンコード部117は、復元画像D及びDを、それぞれ、ピクチャB’及びP’に符号化する際に、それらのピクチャの全てのマクロブロックの動きベクトルをゼロに固定する。
図16に示す例では、エンコード部117は、復元画像D及びDを、それぞれ、ピクチャI’及びB’にエンコードする。
また、エンコード部117は、復元画像Dを、ピクチャB’に符号化する際に、そのピクチャの全てのマクロブロックの動きベクトルをゼロに固定する。
図17に示す例では、エンコード部117は、復元画像D83及びD84を、それぞれ、ピクチャI’83及びP’84にエンコードする。
また、エンコード部117は、復元画像D84を、ピクチャP’84に符号化する際に、そのピクチャの全てのマクロブロックの動きベクトルをゼロに固定する。
図18に示す例では、エンコード部117は、復元画像D86及びD87を、それぞれ、ピクチャI’86及びP’87にエンコードする。
また、エンコード部117は、復元画像D87を、ピクチャP’87に符号化する際に、そのピクチャの全てのマクロブロックの動きベクトルをゼロに固定する。
図19に示す例では、エンコード部117は、復元画像D88及びD89を、それぞれ、ピクチャI’88及びP’89にエンコードする。
また、エンコード部117は、復元画像D89を、ピクチャP’89に符号化する際に、そのピクチャの全てのマクロブロックの動きベクトルをゼロに固定する。
なお、トランスコードされたMPEGデータ13には、ピクチャI’88を含めても良いし、P’88を含めても良い。
[実施形態3]
実施形態2では、ピクチャをBピクチャに符号化する際に、そのピクチャの全マクロブロックの動きベクトルをゼロに固定した。実施形態3は、実施形態2を基本として、ピクチャをBピクチャに符号化する際に、そのピクチャの全マクロブロックの動きベクトルをゼロに固定すると共に、ピクチャ全体に亘って差分がゼロであるとして扱う。従って、当該ピクチャは、前又は後のピクチャと同一となる。また、図23、24及び25に示す例のように、ピクチャをPピクチャに符号化する際にも、そのピクチャの全マクロブロックの動きベクトルをゼロに固定すると共に、ピクチャ全体に亘って差分がゼロであるとして扱ってもよい。
実施形態3によるトランスコーディング方法の基本的な流れは実施形態1及び2と同様である。しかし、エンコード部117のステップS209内における動作及びステップS229内における動作が実施形態1及び2と異なる。
図20乃至25は、実施形態3において、図1に示すトランスコーダにより行われるトランスコーディング方法を説明するための図である。図20乃至25は、それぞれ、実施形態1における図8乃至13に対応し、また、実施形態2における図14乃至19に対応し、同様なトランスコード範囲を示す。
図20に示す例では、エンコード部117は、復元画像D、D及びDを、それぞれ、ピクチャI’、B’及びP’にエンコードする。
また、エンコード部117は、復元画像Dを、ピクチャP’に符号化する際に、そのピクチャの全てのマクロブロックの動きベクトルをゼロに固定する。こうすることにより、符号化するべき差分の量が増加し、符号量が増えるが、全体に占める割合が少ないので問題はない。また、動きベクトルを探索するための処理が不要となるので、エンコード部117の演算量を削減することができる。
更に、エンコード部117は、復元画像Dを、ピクチャB’に符号化する際に、そのピクチャの全てのマクロブロックの動きベクトルをゼロに固定し、且つ、そのピクチャの全DCTブロックの全DCT係数の差分をゼロに固定する。こうすることにより、符号量を減らすことができるまた、動きベクトルを探索するための処理が不要となるので、エンコード部117の演算量を削減することができる。なお、当該ピクチャがI’ピクチャを基準とするか、又は、P’ピクチャを基準とするかは自由である。また、ピクチャB’の符号量を削減できるので、その分をピクチャP’に充当することができ、ピクチャP’からピクチャB’までの画質を向上することができる。
図21に示す例では、エンコード部117は、復元画像D、D及びDを、それぞれ、ピクチャI’、B’及びP’にエンコードする。
また、エンコード部117は、復元画像Dを、ピクチャP’に符号化する際に、そのピクチャの全てのマクロブロックの動きベクトルをゼロに固定する。
更に、エンコード部117は、復元画像Dを、ピクチャB’に符号化する際に、そのピクチャの全てのマクロブロックの動きベクトルをゼロに固定し、且つ、そのピクチャの全DCTブロックの全DCT係数の差分をゼロに固定する。
ピクチャB’の符号量を削減できるので、その分をピクチャP’に充当することができ、ピクチャP’からピクチャB’までの画質を向上することができる。
図22に示す例では、エンコード部117は、復元画像D及びDを、それぞれ、ピクチャI’及びB’にエンコードする。
また、エンコード部117は、復元画像Dを、ピクチャB’に符号化する際に、そのピクチャの全てのマクロブロックの動きベクトルをゼロに固定し、且つ、そのピクチャの全DCTブロックの全DCT係数の差分をゼロにする。
図23に示す例では、エンコード部117は、復元画像D84及びD85を、それぞれ、ピクチャI’83及びP’84にエンコードする。
また、エンコード部117は、復元画像D84を、ピクチャP’84に符号化する際に、そのピクチャの全てのマクロブロックの動きベクトルをゼロに固定し、且つ、そのピクチャの全DCTブロックの全DCT係数の差分をゼロに固定する。
図24に示す例では、エンコード部117は、復元画像D86及びD87を、それぞれ、ピクチャI’86及びP’87にエンコードする。
また、エンコード部117は、復元画像D87を、ピクチャP’87に符号化する際に、そのピクチャの全てのマクロブロックの動きベクトルをゼロに固定し、且つ、そのピクチャの全DCTブロックの全DCT係数の差分をゼロに固定する。
図25に示す例では、エンコード部117は、復元画像D88及びD89を、それぞれ、ピクチャI’88及びP’89にエンコードする。
また、エンコード部117は、復元画像D89を、ピクチャP’89に符号化する際に、そのピクチャの全てのマクロブロックの動きベクトルをゼロに固定し、且つ、そのピクチャの全DCTブロックの全DCT係数の差分をゼロに固定する。
なお、トランスコードされたMPEGデータ13には、ピクチャI’88を含めても良いし、P’88を含めても良い。
ピクチャ内の全てのマクロブロックの動きベクトルがゼロであり、ピクチャ内の全てのDCTブロックの全てのDCT係数の差分がゼロであるBピクチャの符号は、図26に示すような決まったパターンを有し、同様に、ピクチャ内の全てのマクロブロックの動きベクトルがゼロであり、ピクチャ内の全てのDCTブロックの全てのDCT係数の差分がゼロであるPピクチャの符号は別の決まったパターンを有するので、そのようなパターンを格納する部分とスイッチを設け、そのスイッチが通常は、可変長符号化器117−2の出力を選択し、必要時にパターン格納部の出力を選択するようにしても良い。
また、図6及び7とは順番が異なるが、図16に示すB’を生成する場合、図22に示すピクチャB’を生成する場合その他必要が生じた場合に、ビットレート変換した後の圧縮データをデコード部115がデコードし、エンコード部117に渡すようにしても良い。
本発明は、フレーム間符号化されている画像データのフレーム単位で指示される範囲をトランスコーディングすることに利用することができる。
本発明の実施形態によるトランスコーダの構成を示すブロック図である。 図1に示すデコード部の構成を示すブロック図である。 図1に示すエンコーダ部の基となる従来例によるエンコーダの構成を示すブロック図である。 図1に示すエンコーダ部の構成を示すブロック図である。 図1に示すビットレート変換部の構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態によるエンコーディング方法を示す第1のフローチャートである。 本発明の実施形態によるエンコーディング方法を示す第2のフローチャートである。 実施形態1によるエンコーディング方法によるエンコード範囲先頭部の扱い方を示す第1の図である。 実施形態1によるエンコーディング方法によるエンコード範囲先頭部の扱い方を示す第2の図である。 実施形態1によるエンコーディング方法によるエンコード範囲先頭部の扱い方を示す第3の図である。 実施形態1によるエンコーディング方法によるエンコード範囲末尾部の扱い方を示す第1の図である。 実施形態1によるエンコーディング方法によるエンコード範囲末尾部の扱い方を示す第2の図である。 実施形態1によるエンコーディング方法によるエンコード範囲末尾部の扱い方を示す第3の図である。 実施形態2によるエンコーディング方法によるエンコード範囲先頭部の扱い方を示す第1の図である。 実施形態2によるエンコーディング方法によるエンコード範囲先頭部の扱い方を示す第2の図である。 実施形態2によるエンコーディング方法によるエンコード範囲先頭部の扱い方を示す第3の図である。 実施形態2によるエンコーディング方法によるエンコード範囲末尾部の扱い方を示す第1の図である。 実施形態2によるエンコーディング方法によるエンコード範囲末尾部の扱い方を示す第2の図である。 実施形態2によるエンコーディング方法によるエンコード範囲末尾部の扱い方を示す第3の図である。 実施形態3によるエンコーディング方法によるエンコード範囲先頭部の扱い方を示す第1の図である。 実施形態3によるエンコーディング方法によるエンコード範囲先頭部の扱い方を示す第2の図である。 実施形態3によるエンコーディング方法によるエンコード範囲先頭部の扱い方を示す第3の図である。 実施形態3によるエンコーディング方法によるエンコード範囲末尾部の扱い方を示す第1の図である。 実施形態3によるエンコーディング方法によるエンコード範囲末尾部の扱い方を示す第2の図である。 実施形態3によるエンコーディング方法によるエンコード範囲末尾部の扱い方を示す第3の図である。 ピクチャ内の全てのマクロブロックの動きベクトルがゼロであり、ピクチャ内の全てのDCTブロックの全てのDCT係数の差分がゼロであるBピクチャの符号を示す図である。
符号の説明
101 トランスコード範囲入力部
103 先頭ピクチャ検出部
105 先頭GOP検出部
107 先頭I(P)ピクチャ検出部
109 末尾ピクチャ検出部
111 末尾GOP検出部
113 末尾I(P)ピクチャ検出部
115 デコード部
117 エンコード部
119 ビットレート変換部
131 原MPEGデータ
133 一時格納部
135 トランスコードされたMPEGデータ

Claims (24)

  1. トランスコード範囲に属する複数のフレームのうちの、前記トランスコード範囲に属さない少なくとも1つのフレームを利用してフレーム間符号化されている1又は2以上のフレームを検出する検出ステップと、
    前記検出ステップで検出された1又は2以上のフレームを、前記トランスコード範囲に属さない少なくとも1つのフレームを利用して、フレーム間復号化する復号化ステップと、
    前記復号化ステップでフレーム間復号化された1又は2以上のフレームを、動き補償無しの符号化モードで符号化する符号化ステップと、
    を備えることを特徴とするトランスコーディング方法。
  2. 請求項1に記載のトランスコーディング方法において、
    前記符号化ステップは、前記復号化ステップでフレーム間復号化された1又は2以上のフレームのうちの少なくとも1つのフレームをフレーム内符号化するフレーム内符号化ステップを備えることを特徴とするトランスコーディング方法。
  3. 請求項2に記載のトランスコーディング方法において、
    前記フレーム内符号化ステップは、前記復号化ステップでフレーム間復号化された1又は2以上のフレームの全てをフレーム内符号化することを特徴とするトランスコーディング方法。
  4. 請求項2に記載のトランスコーディング方法において、
    前記符号化ステップは、前記復号化ステップでフレーム間復号化された1又は2以上のフレームのうちの、前記フレーム内符号化ステップで符号化されなかった1又は2以上のフレームを、前記フレーム内符号化ステップで符号化されたフレームを用いて、動き補償無しで、フレーム間符号化するフレーム間符号化ステップを更に備えることを特徴とするトランスコーディング方法。
  5. 請求項2に記載のトランスコーディング方法において、
    前記符号化ステップは、前記復号化ステップでフレーム間復号化された1又は2以上のフレームのうちの、前記フレーム内符号化ステップで符号化されなかった1又は2以上のフレームを、フレーム間差分が無いとして扱った上で、フレーム間符号化するフレーム間符号化ステップを更に備えることを特徴とするトランスコーディング方法。
  6. 請求項1に記載のトランスコーディング方法において、
    前記検出ステップでは、前記トランスコード範囲の最初のフレームから前記トランスコード範囲の最初のフレーム内符号化フレーム又は前記トランスコード範囲の最初の前方向予測フレームまでを検出し、
    前記復号化ステップでは、前記トランスコード範囲の最初のフレームから前記トランスコード範囲の最初のフレーム内符号化フレームの直前のフレーム又は前記トランスコード範囲の最初の前方向予測フレームまでを復号化し、
    前記符号化ステップでは、前記復号化ステップで復号化された前記トランスコード範囲の最初のフレームから前記トランスコード範囲の最初のフレーム内符号化フレームの直前のフレーム又は前記トランスコード範囲の最初の前方向予測フレームまでのうちの少なくとも1つのフレームを、フレーム内符号化することを特徴とするトランスコーディング方法。
  7. 請求項6に記載のトランスコーディング方法において、
    前記符号化ステップでは、前記復号化ステップで復号化された前記トランスコード範囲の最初のフレームから前記トランスコード範囲の最初のフレーム内符号化フレームの直前のフレーム又は前記トランスコード範囲の最初の前方向予測フレームまでのうちの、前記フレーム内符号化がされなかったフレームを動きベクトルがゼロであるとしてフレーム間符号化することを特徴とするトランスコーディング方法。
  8. 請求項7に記載のトランスコーディング方法において、
    前記フレーム間符号化において、更に、フレーム間の差分がゼロであるとしてフレーム間符号化を行うことを特徴とするトランスコーディング方法。
  9. 請求項1に記載のトランスコーディング方法において、
    前記検出ステップでは、トランスコード範囲の後のフレームを利用してフレーム間符号化されているトランスコード範囲のフレームを検出し、
    前記復号化ステップでは、少なくとも、トランスコード範囲の最後のフレーム内符号化フレームからトランスコード範囲の後のフレームを利用してフレーム間符号化されているトランスコード範囲のフレームまでを復号化し、
    前記符号化ステップでは、前記復号化ステップで復号化されたフレームのうちの、復号化前において前記トランスコード範囲で最後のフレーム内符号化フレーム又は最後の前方フレーム間符号化フレームであったフレームの次のフレームから前記トランスコード範囲の最後のフレームの範囲にあるフレームまでのうちの少なくとも1つのフレームを、フレーム内符号化することを特徴とするトランスコーディング方法。
  10. 請求項9に記載のトランスコーディング方法において、
    前記符号化ステップでは、前記復号化ステップで復号化されたフレームのうちの、復号化前において前記トランスコード範囲で最後のフレーム内符号化フレーム又は最後の前方フレーム間符号化フレームであったフレームの次のフレームから前記トランスコード範囲の最後のフレームの範囲にあるフレームまでのうちの、前記フレーム内符号化がされなかったフレームを動きベクトルがゼロであるとしてフレーム間符号化することを特徴とするトランスコーディング方法。
  11. 請求項10に記載のトランスコーディング方法において、
    前記フレーム間符号化において、更に、フレーム間の差分がゼロであるとしてフレーム間符号化を行うことを特徴とするトランスコーディング方法。
  12. トランスコード範囲に属する複数のフレームのうちの、前記トランスコード範囲に属さない少なくとも1つのフレームを利用してフレーム間符号化されている1又は2以上のフレームを検出する検出手段と、
    前記検出手段で検出された1又は2以上のフレームを、前記トランスコード範囲に属さない少なくとも1つのフレームを利用して、フレーム間復号化する復号化手段と、
    前記復号化手段でフレーム間復号化された1又は2以上のフレームを、動き補償無しの符号化モードで符号化する符号化手段と、
    を備えることを特徴とするトランスコーダ。
  13. 請求項12に記載のトランスコーダにおいて、
    前記符号化手段は、前記復号化手段でフレーム間復号化された1又は2以上のフレームのうちの少なくとも1つのフレームをフレーム内符号化するフレーム内符号化手段を備えることを特徴とするトランスコーダ。
  14. 請求項13に記載のトランスコーダにおいて、
    前記フレーム内符号化手段は、前記復号化手段でフレーム間復号化された1又は2以上のフレームの全てをフレーム内符号化することを特徴とするトランスコーダ。
  15. 請求項13に記載のトランスコーダにおいて、
    前記符号化手段は、前記復号化手段でフレーム間復号化された1又は2以上のフレームのうちの、前記フレーム内符号化手段で符号化されなかった1又は2以上のフレームを、前記フレーム内符号化手段で符号化されたフレームを用いて、動き補償無しで、フレーム間符号化するフレーム間符号化手段を更に備えることを特徴とするトランスコーダ。
  16. 請求項13に記載のトランスコーダにおいて、
    前記符号化手段は、前記復号化手段でフレーム間復号化された1又は2以上のフレームのうちの、前記フレーム内符号化手段で符号化されなかった1又は2以上のフレームを、フレーム間差分が無いとして扱った上で、フレーム間符号化するフレーム間符号化手段を更に備えることを特徴とするトランスコーダ。
  17. 請求項12に記載のトランスコーダにおいて、
    前記検出手段では、前記トランスコード範囲の最初のフレームから前記トランスコード範囲の最初のフレーム内符号化フレーム又は前記トランスコード範囲の最初の前方向予測フレームまでを検出し、
    前記復号化手段では、前記トランスコード範囲の最初のフレームから前記トランスコード範囲の最初のフレーム内符号化フレームの直前のフレーム又は前記トランスコード範囲の最初の前方向予測フレームまでを復号化し、
    前記符号化手段では、前記復号化手段で復号化された前記トランスコード範囲の最初のフレームから前記トランスコード範囲の最初のフレーム内符号化フレームの直前のフレーム又は前記トランスコード範囲の最初の前方向予測フレームまでのうちの少なくとも1つのフレームを、フレーム内符号化することを特徴とするトランスコーダ。
  18. 請求項17に記載のトランスコーダにおいて、
    前記符号化手段では、前記復号化手段で復号化された前記トランスコード範囲の最初のフレームから前記トランスコード範囲の最初のフレーム内符号化フレームの直前のフレーム又は前記トランスコード範囲の最初の前方向予測フレームまでのうちの、前記フレーム内符号化がされなかったフレームを動きベクトルがゼロであるとしてフレーム間符号化することを特徴とするトランスコーダ。
  19. 請求項18に記載のトランスコーダにおいて、
    前記フレーム間符号化において、更に、フレーム間の差分がゼロであるとしてフレーム間符号化を行うことを特徴とするトランスコーダ。
  20. 請求項12に記載のトランスコーダにおいて、
    前記検出手段では、トランスコード範囲の後のフレームを利用してフレーム間符号化されているトランスコード範囲のフレームを検出し、
    前記復号化手段では、少なくとも、トランスコード範囲の最後のフレーム内符号化フレームからトランスコード範囲の後のフレームを利用してフレーム間符号化されているトランスコード範囲のフレームまでを復号化し、
    前記符号化手段では、前記復号化手段で復号化されたフレームのうちの、復号化前において前記トランスコード範囲で最後のフレーム内符号化フレーム又は最後の前方フレーム間符号化フレームであったフレームの次のフレームから前記トランスコード範囲の最後のフレームの範囲にあるフレームまでのうちの少なくとも1つのフレームを、フレーム内符号化することを特徴とするトランスコーダ。
  21. 請求項20に記載のトランスコーダにおいて、
    前記符号化手段では、前記復号化手段で復号化されたフレームのうちの、復号化前において前記トランスコード範囲で最後のフレーム内符号化フレーム又は最後の前方フレーム間符号化フレームであったフレームの次のフレームから前記トランスコード範囲の最後のフレームの範囲にあるフレームまでのうちの、前記フレーム内符号化がされなかったフレームを動きベクトルがゼロであるとしてフレーム間符号化することを特徴とするトランスコーダ。
  22. 請求項21に記載のトランスコーダにおいて、
    前記フレーム間符号化において、更に、フレーム間の差分がゼロであるとしてフレーム間符号化を行うことを特徴とするトランスコーダ。
  23. 請求項1乃至11の何れか1項に記載のトランスコーディング方法をコンピュータに行わせるためのプログラム。
  24. 請求項12乃至22の何れか1項に記載のトランスコーダとしてコンピュータを機能させるためのプログラム。
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