JP2005269307A - 誤差増幅器 - Google Patents

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Abstract

【課題】 CMOS集積回路上に構成するのに好適で、電流オフセットの生じ難い誤差増幅器を提供する。
【解決手段】 差動増幅回路13の各トランジスタ111、112にダイオード接続状態のトランジスタ113、114を接続する。そして、差動増幅回路13に応じて動作するトランジスタ116と117の直列回路とトランジスタ118と119の直列回路を設置すると共に、出力回路12を構成するトランジスタ108、109にトランジスタ112の通過電流に等しい電流が流れるように回路を構成する。その上で、電流オフセットを生じたとき、差動増幅回路13とその周辺回路に、トランジスタ116と117の共通接続点の電位を電圧源Vref1の出力電圧に等しくするような制御動作を差動増幅回路13およびその周辺の回路部分に行わせ、この動作に伴って電流オフセットをキャンセルする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、CMOS集積回路上に構成するのに好適なダブルエンドタイプの誤差増幅器に関し、特に誤差増幅器の電流オフセットをキャンセルするための技術に関するものである。
図2には従来の代表的な誤差増幅器を示した。図2に示す誤差増幅器は、大きく分けて差動増幅回路21と出力回路22から成っている。
差動増幅回路21は、差動対を形成する2つのトランジスタ201、202と、トランジスタ201、202の共通接続点に接続された電流源CS2とにより構成されている。なお、誤差増幅器の反転および非反転の各入力端子に相当する入力端子IN1とIN2は、それぞれトランジスタ201、202のゲートに接続されている。
一方、出力回路22は、トランジスタ201に直列接続されたダイオード接続状態のトランジスタ203と、トランジスタ202に直列接続されたダイオード接続状態のトランジスタ204と、ゲートがトランジスタ204のゲートに接続されたトランジスタ206と、ゲートがトランジスタ203のゲートに接続されたトランジスタ207と、トランジスタ206に直列に接続されたダイオード接続状態のトランジスタ208と、トランジスタ207に直列に接続され、ゲートがトランジスタ208のゲートに接続されたトランジスタ209と、トランジスタ207と209の共通接続点に接続された抵抗R21と電圧源Vref2の直列回路から成っている。なお、誤差増幅器の出力端子OUTはトランジスタ207と209の共通接続点に接続されている。
この図2の誤差増幅器は、所謂シングルエンドタイプの誤差増幅器であり、例えば特許文献1、特許文献2などに紹介されている。この図2に示すような回路構成では、トランジスタ207が出力端子OUTに電流を送り込むように働き、トランジスタ209が出力端子OUTから電流を引き抜くように働く。ここで、トランジスタ207を通過する電流はトランジスタ201を通過する電流にほぼ等しく、トランジスタ209を通過する電流はトランジスタ202を通過する電流にほぼ等しい。この差動回路の動作に応じたトランジスタ207と209の連動動作により、図2の回路は電流オフセットを生じにくいものとなっていた。
ところで、近年における半導体集積回路はCMOS技術によって製造されるものが多く、CMOS集積回路上に構成する誤差増幅器としてはシングルエンドタイプよりもダブルエンドタイプの方が都合が良い。図2の回路を単純にダブルエンドタイプにするには、トランジスタ208のダイオード接続状態を解除し、トランジスタ208と209に電流源CS2を流れる電流の1/2の大きさの固定された電流が流れるように回路構成を変更する。そして、出力端子OUTの他にもう一つ出力端子を設け、それをトランジスタ206と208の共通接続点に接続するという対応を取れば良い。
しかし、図2の回路構成を上述のように変更しただけでは、電流源CS2に連動するトランジスタ208と209を流れる電流と、差動増幅回路21に連動するトランジスタ206と207を流れる電流の整合性(マッチング)が不良となり、各出力端子に電流オフセットを生じ安くなる。そこでダブルエンドタイプの誤差増幅器では電流オフセットをキャンセルするための機構を付加するのが通例となっている。
図3には、電流オフセットをキャンセルするための機構を備えたダブルエンドタイプの誤差増幅器の一例の回路を示した。図3に示す回路は以下のような構成となっている。
トランジスタ301とトランジスタ302の主電流路の一端を共通接続し、その共通接続点をトランジスタ305を介してグランドに接続する。ここで、トランジスタ301のゲートは入力端子IN1に接続し、トランジスタ302のゲートは入力端子IN2に接続する。このトランジスタ301、302、305により差動増幅回路31が構成されている。
トランジスタ301の主電流路の他端と電源供給ラインVccとの間にはダイオード接続状態のトランジスタ303を接続し、トランジスタ302の主電流路の他端と電源供給ラインVccとの間にはダイオード接続状態のトランジスタ304を接続する。主電流路の一端を電源ラインVccに接続したトランジスタ306と307をそれぞれ設け、トランジスタ306のゲートはトランジスタ304のゲートに共通接続し、トランジスタ307のゲートはトランジスタ303のゲートに共通接続する。トランジスタ306の主電流路の他端はトランジスタ308を介してグランドに接続し、トランジスタ307の主電流路の他端はトランジスタ309を介してグランドに接続する。ここで、トランジスタ307と309の共通接続点は出力端子OUT1に接続し、トランジスタ306と308の共通接続点は出力端子OUT2に接続する。このトランジスタ303、304、306、307、308、309により出力回路34が構成されている。
更に、トランジスタ311とトランジスタ312の主電流路の一端を共通接続し、その共通接続点をトランジスタ314を介して電源供給ラインVccに接続する。トランジスタ311の主電流路の他端はダイオード接続状態のトランジスタ313を介してグランドに接続し、トランジスタ312の主電流路の他端は直接、グランドに接続する。トランジスタ311のゲートは低電位側電極がグランドに接続された電圧源Vref3の高電位側電極に接続する。この各トランジスタ311、312、313、314により、電流オフセットのキャンセル用の第2の差動増幅回路33が構成されている。
トランジスタ306と308の共通接続点とトランジスタ312のゲートとの間に抵抗R32を接続し、トランジスタ307と309の共通接続点とトランジスタ312のゲートとの間に抵抗R31を接続し、この2つの抵抗R31、R32により負荷回路34が構成されている。なお、トランジスタ312のゲートとグランドの間には位相補償用のコンデンサC2を接続する。
そして、電源供給ラインVccとグランドの間に電流源CS3とダイオード接続状態のトランジスタ331の直列回路を接続し、更に電源供給ラインVccとグランドの間にダイオード接続状態のトランジスタ333とそのゲートがトランジスタ331のゲートに接続されたトランジスタ332を直列に接続する。なお、トランジスタ331のゲートはトランジスタ305のゲートと共通接続され、トランジスタ333のゲートはトランジスタ314のゲートに共通接続されている。この電流源CS3と各トランジスタ331、332、333により定電流回路35が構成されている。
以上のような構成とした図3の回路において、例えば出力端子OUT1、OUT2に現れる各信号に正方向の電流オフセットが生じていた場合、トランジスタ312を通過する電流は減少し、トランジスタ311を通過する電流は増加する。トランジスタ311を通過する電流の増加に応じてトランジスタ308および309を通過する電流も増加し、各信号に生じている正方向の電流オフセットはキャンセルされる。つまり図3の回路は、第2の差動増幅回路33が出力回路32内のトランジスタ306と307を通過する電流とトランジスタ308と309を通過する電流が等しくなるように制御し、これにより出力信号の電流オフセットをキャンセルしている。
特開平05−145350号 特開2002−185260号 特開平09−199952号
先にも述べたように、近年の多くの半導体集積回路はCMOS技術によって製造されている。CMOS技術によって構成される回路は、対称的な動作をする回路部分を設け、回路各部を流れる電流のバランスを取ることにより動作の安定性や精度を高めている。
ここで図3の誤差増幅器について見ると、トランジスタ311の他端はトランジスタ313を介してグランドに接続されているのに対し、トランジスタ312の他端はグランドに直接接続されている。この部分は対称性が悪いため電流バランスが崩れ安く、電流バランスの崩れ方によっては出力信号に電流オフセットを生じさせる恐れがあった。そこで本発明の目的はは、CMOS集積回路上に構成するのに好適で、電流オフセットの生じ難い誤差増幅器を提供することとした。
上記課題を解決するための本発明は、反転入力端子と非反転入力端子に供給された入力信号に応じた信号を発生するための誤差増幅器において、 非反転入力端子から信号の供給を受ける第1のトランジスタと反転入力端子から信号の供給を受ける第2のトランジスタを有し、第1と第2のトランジスタが差動対を形成する第1の差動増幅回路と、 第3のトランジスタと第4のトランジスタが差動対を形成する第2の差動増幅回路と、 第1のトランジスタを通過する第1の電流に応じた電流を流す第5のトランジスタと第4のトランジスタを通過する第4の電流に応じた電流を流す第6のトランジスタを有し、第5のトランジスタと第6のトランジスタが第1の共通接続点を介して直列に接続された第1の直列回路と、 第2のトランジスタを通過する第2の電流に応じた電流を流す第7のトランジスタと第4のトランジスタを通過する第4の電流に応じた電流を流す第8のトランジスタを有し、第7のトランジスタと第8のトランジスタが第2の共通接続点を介して直列に接続された第2の直列回路と、 それぞれ第4の電流に応じた電流を流す第9のトランジスタと第10のトランジスタからなる第3の直列回路と、 第3のトランジスタを通過する第3の電流に応じた電流を流す第11のトランジスタと第3の直列回路を介して参照される第4の電流に応じた電流を流す第12のトランジスタを有し、第11のトランジスタと第12のトランジスタが第3の共通接続点を介して直列に接続された第4の直列回路と、 第1の共通接続点と第3の共通接続点の間に接続された第1の負荷回路と、 第2の共通接続点と第3の共通接続点の間に接続された第2の負荷回路と、を具備し、 第3のトランジスタには固定された信号が供給され、第4のトランジスタには第3の共通接続点に生じた信号が供給されることを特徴とする。
第2の差動増幅回路を構成する第3と第4のトランジスタに流れる電流を参照する第3の直列回路と第4の直列回路を設け、更に第3のトランジスタと第4のトランジスタのそれぞれにダイオード接続状態の第13のトランジスタと第14のトランジスタを直列に設けたことにより、第2の差動回路において電流のバランスが崩れることが防止でき、電流オフセットの発生を防止できる。
第1のトランジスタと第2のトランジスタを差動対を形成するように接続し、第1のトランジスタと第2のトランジスタの主電流路の共通接続点は一定の電流を流すように構成されたトランジスタを介してアースに接続し、第1の差動増幅回路を構成する。ここで、第1のトランジスタのゲートは第1の入力端子に接続し、第2のトランジスタのゲートは第2の入力端子に接続する。
第3のトランジスタと第4のトランジスタを差動対を形成するように接続し、て第3のトランジスタと第4のトランジスタの主電流路の共通接続点は一定の電流を流すように構成されたトランジスタを介してアースに接続し、第2の差動増幅回路を構成する。
第3のトランジスタに直列にダイオード接続状態の第13トランジスタを接続し、同様に第4のトランジスタに直列にダイオード接続状態の第14トランジスタを接続する。
第5のトランジスタと第6のトランジスタによる第1の直列回路を設け、第5のトランジスタには第1のトランジスタに流れる電流に応じた電流が流れるように、また第6のトランジスタには第14のトランジスタを介して第4のトランジスタに流れる電流に応じた電流が流れるように接続構成する。
第7のトランジスタと第8のトランジスタによる第2の直列回路を設け、第7のトランジスタには第2のトランジスタに流れる電流に応じた電流が流れるように、また第8のトランジスタには第14のトランジスタを介して第4のトランジスタに流れる電流に応じた電流が流れるように接続構成する。
第9のトランジスタとダイオード接続状態の第10のトランジスタによる第3の直列回路を設け、第9、第10のトランジスタに第14のトランジスタを介して第4のトランジスタに流れる電流に応じた電流が流れるように接続構成する。
第11のトランジスタと第12のトランジスタによる第4の直列回路を設け、第11のトランジスタには第13のトランジスタを介して第3のトランジスタに流れる電流に応じた電流が流れるように、また第11のトランジスタには第14のトランジスタを介して第4のトランジスタに流れる電流に応じた電流が流れるように接続構成する。なお、第11のトランジスタと第14のトランジスタの間には第3の直列回路を介在させる。
第5のトランジスタと第6のトランジスタの主電流路が接続される第1の共通接続点と第11のトランジスタと第12のトランジスタの主電流路が接続される第3の共通接続点との間に第1の抵抗を接続する。また第7のトランジスタと第8のトランジスタの主電流路が接続される第2の共通接続点と第11のトランジスタと第12のトランジスタの主電流路が接続される第3の共通接続点との間に第2の抵抗を接続する。
そして、第3のトランジスタのゲートを定電圧源に接続し、第4のトランジスタのゲートを第3の共通接続点に接続した回路構成とする。
電流オフセットの生じ難い本発明による誤差増幅器の回路を図1に示した。
図1の回路において、第1の差動増幅回路11と出力回路12の回路構成については、それぞれ図3の従来回路の第1の差動増幅回路31、出力回路32と同一となっている。図1の回路は、第2の差動増幅回路11とその周辺の回路構成が図3の回路と異なっている。
すなわち、トランジスタ111とトランジスタ112の主電流路の一端を共通接続し、その共通接続点をトランジスタ115を介してグランドに接続する。トランジスタ111の主電流路の他端はダイオード接続状態のトランジスタ113を介して電源供給ラインVccに接続し、トランジスタ112の主電流路の他端はトランジスタ114を介して電源供給ラインVccグランドに接続する。トランジスタ111のゲートは低電位側電極がグランドに接続された電圧源Vref1の高電位側電極に接続する。この各トランジスタ111、112、1113、114、115により第2の差動増幅回路13が構成されている。
電源ラインVccとグランドの間にトランジスタ118とダイオード接続状態のトランジスタ119の直列回路とトランジスタ120とダイオード接続状態のトランジスタ1121の直列回路を並列に接続する。トランジスタ118および120のゲートは共にトランジスタ114のゲートに共通接続し、トランジスタ121のゲートは出力回路12内のトランジスタ108および109のゲートに共通接続する。
さらに電源ラインVccとグランドの間にトランジスタ116とトランジスタ117の直列回路を接続し、トランジスタ116のゲートはトランジスタ113のゲートに、トランジスタ117のゲートはトランジスタ119のゲートにそれぞれ共通接続する。
出力回路12を構成するトランジスタ106と108の共通接続点とトランジスタ116と117の共通接続点との間に抵抗R12を接続し、出力回路12を構成するトランジスタ1107と109の共通接続点とトランジスタ116と117の共通接続点との間に抵抗R11を接続する。この抵抗R11、R12により負荷回路14が構成されている。なお、トランジスタ116と117の共通接続点とグランドの間には位相補償用のコンデンサC11が接続される。また、出力回路12のトランジスタ106と108の共通接続点は出力端子OUT1に接続され、トランジスタ107と109の共通接続点は出力端子OUT2に接続されている。
そして、電源供給ラインVccとグランドの間に電流源CS1とダイオード接続状態のトランジスタ131の直列回路を接続し、トランジスタ131のゲートをトランジスタ115およびトランジスタ105の各ゲートに共通接続する。この電流源CS1とトランジスタ131により電流源回路15が構成されている。
以上のような構成とした図1の回路において、入力端子IN1とIN2に供給される信号が同一であれば、トランジスタ106を通過する電流とトランジスタ107を通過する電流は等しくなる。この電流を便宜上、I1とする。一方、トランジスタ108と109はトランジスタ121と共にカレントミラー回路を構成しているため、当然、そこを流れる電流は等しくなる。この電流を便宜上、I2とする。
ここで、出力端子OUT1および出力端子OUT2に現れる各信号には正方向の電流オフセット(I1>I2)が生じていたと仮定する。すると、トランジスタ116と117の共通接続点に抵抗R11およびR12を介して電流2ΔI(ΔI=I1−I2)が流入し、回路各部の電流バランスを崩すと共に当該共通接続点の電位を上昇させる。
トランジスタ116と117の共通接続点の電位はトランジスタ112のゲートに供給されているため、共通接続点の電位は、差動増幅回路13とその周辺回路の動作によってトランジスタ111のゲートに接続された電圧源Vref1の出力電圧に等しくなるように制御される。具体的には、差分の電流2ΔIが流入することによりトランジスタ116と117の共通接続点の電位が上昇すると、トランジスタ112の通過電流は増加し、トランジスタ111の通過電流は減少する。トランジスタ116を通過する電流はトランジスタ113を介して参照されるトランジスタ111の電流に従い、一方、トランジスタ117を通過する電流はトランジスタ119、118、114を介して参照されるトランジスタ112の電流に従うため、上昇した共通接続点の電位を下げようとする作用が働くことになる。
ここで、出力回路12のトランジスタ108、109を流れる電流I2は、トランジスタ114、120、121を介して参照されたトランジスタ112の通過電流に等しい。従って、トランジスタ112の通過電流の増加に伴って電流I2も増加し、この動作はトランジスタ106(あるいは107)を流れる電流I1とトランジスタ108(あるいは109)を流れる電流I2がほぼ同一(I1=I2)になるまで行われる。電流I1と電流I2が同一(I1=I2)になった時、回路各部の電流バランスは安定し、出力端子OUT1、OUT2に現れる信号に含まれる電流オフセットを効果的にキャンセルした状態となる。
本発明によるダブルエンドタイプの誤差増幅器の実施例の回路図。 従来のシングルエンドタイプの誤差増幅器の一例の回路図。 従来のダブルエンドタイプの誤差増幅器の一例の回路図。
符号の説明
IN1、IN2:第1および第2の入力端子
OUT1、OUT2:第1および第2の出力端子
11:第1の差動増幅回路
12:出力回路
13:第2の差動増幅回路
14:負荷回路
15:定電流回路
101:第1のトランジスタ
102:第2のトランジスタ
105:第5のトランジスタ
106:第7のトランジスタ
108:第8のトランジスタ
109:第6のトランジスタ
111:第3のトランジスタ
112:第4のトランジスタ
113:第13のトランジスタ
114:第14のトランジスタ
116:第11のトランジスタ
117:第12のトランジスタ
118:第9のトランジスタ
119:第10のトランジスタ

Claims (4)

  1. 第1の入力端子と第2の入力端子に供給された入力信号に応じた信号を発生するための誤差増幅器において、
    第1の入力端子から信号の供給を受ける第1のトランジスタと第2の入力端子から信号の供給を受ける第2のトランジスタを有し、該第1と第2のトランジスタが差動対を形成する第1の差動増幅回路と、
    第3のトランジスタと第4のトランジスタが差動対を形成する第2の差動増幅回路と、
    該第1のトランジスタを通過する第1の電流に応じた電流を流す第5のトランジスタと該第4のトランジスタを通過する第4の電流に応じた電流を流す第6のトランジスタを有し、該第5のトランジスタと該第6のトランジスタが第1の共通接続点を介して直列に接続された第1の直列回路と、
    該第2のトランジスタを通過する第2の電流に応じた電流を流す第7のトランジスタと該第4のトランジスタを通過する第4の電流に応じた電流を流す第8のトランジスタを有し、該第7のトランジスタと該第8のトランジスタが第2の共通接続点を介して直列に接続された第2の直列回路と、
    それぞれ該第4のトランジスタを通過する第4の電流に応じた電流を流す第9のトランジスタと第10のトランジスタからなる第3の直列回路と、
    該第3のトランジスタを通過する第3の電流に応じた電流を流す第11のトランジスタと該第3の直列回路を介して参照される該第4の電流に応じた電流を流す第12のトランジスタを有し、該第11のトランジスタと該第12のトランジスタが第3の共通接続点を介して直列に接続された第4の直列回路と、
    該第1の共通接続点と該第3の共通接続点の間に接続された第1の負荷回路と、
    該第2の共通接続点と該第3の共通接続点の間に接続された第2の負荷回路と、
    を具備し、
    該第3のトランジスタには固定された信号が供給され、該第4のトランジスタには該第3の共通接続点に生じた信号が供給される
    ことを特徴とする誤差増幅器。
  2. 主電流路が前記第3のトランジスタに直列に接続され、ゲートが前記第11のトランジスタのゲートと共通接続された、ダイオード接続状態の第13のトランジスタと、
    主電流路が前記第4のトランジスタに直列に接続され、ゲートが前記第9のトランジスタのゲートと共通接続された、ダイオード接続状態の第14のトランジスタと、
    を具備することを特徴とする、請求項1に記載した誤差増幅器
  3. 前記第1の直列回路と前記第2の直列回路が出力回路を構成することを特徴とする、請求項1あるいは請求項2に記載した誤差増幅器。
  4. 第1の出力端子が前記第2の共通接続点に接続され、第2の出力端子が前記第1の共通接続点に接続されることを特徴とする、請求項3に記載した誤差増幅器。
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