JP2005269135A - 認証装置及び認証方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】AV機器の多機能化により優先順位の高いデバイスの制御に処理が実行されることで第3認証鍵更新信号に応じて第3認証部6が第3認証を実行できないことやマイコン一つあたりの制御するデバイス数が増大することでマイコンの入力ポート及び出力ポートの枯渇が問題となっている。
【解決手段】HDCP規格に記載の第3認証を行う場合において、認証装置とTMDS生成部の第3認証鍵更新の基準となる信号を認証装置内のタイマーからの入力に置き換え、TMDS生成部間の配線数を低減することで、マイコンの資源のひとつである入力ポート使用数を低減することを効果とする。さらに、上記タイマーに置き換えた場合でも鍵比較条件を最適化することにより、TMDS生成部からTMDS受信部へ送信されたTMDS信号内の垂直同期周波数の同期信号を受信できなかった場合でも、第3認証鍵の不一致をできる限り早く検出する。
【選択図】図1
【解決手段】HDCP規格に記載の第3認証を行う場合において、認証装置とTMDS生成部の第3認証鍵更新の基準となる信号を認証装置内のタイマーからの入力に置き換え、TMDS生成部間の配線数を低減することで、マイコンの資源のひとつである入力ポート使用数を低減することを効果とする。さらに、上記タイマーに置き換えた場合でも鍵比較条件を最適化することにより、TMDS生成部からTMDS受信部へ送信されたTMDS信号内の垂直同期周波数の同期信号を受信できなかった場合でも、第3認証鍵の不一致をできる限り早く検出する。
【選択図】図1
Description
本発明は、HDCP規格に対応した機器認証に用いて有効な認証装置および認証方法に関するものである。
HDCP(High−bandwidth Digital Content Protection System )規格では、TMDS送信部がAV出力前に、TMDS受信部の正当性を確認するために第1の鍵の比較を行う。これを第1認証と呼ぶ。
次に、TMDS受信部がTMDSを中継する機能を持ち合わせる場合、HDMIツリー上の後段に接続されたTMDS受信部の正当性を確認するために第2の鍵の比較を行う。これを第2認証と呼ぶ。
次に、TMDS送信部からAVが出力された後も、TMDS受信部の正当性を確認するために第3の鍵の比較を行う。これを第3認証と呼ぶ。以降、前記第3の鍵を第3認証鍵と記載する。
さらに、TMDS送信部とTMDS受信部第3認証鍵は、TMDS送信部からTMDS受信部に送信されるTMDS信号内の垂直同期信号を基準に約2秒毎に更新される。
次に図5に記載のHDCP規格に記載の第3認証処理を実現する従来の認証装置と認証装置を含むTMDS送信部について説明する。従来の第3認証部6及びTMDS送信部2は、TMDS生成部3のレジスタをデータ入出力バス5を介して読み出す第3認証部6とAUDIO及びVIDEOのストリームデータ及び制御信号をTMDS生成部3に出力する入力ポート1とTMDS信号を出力ポート7及びHDMケーブル9を介してTMDS受信部10に出力し、鍵更新信号を出力ポート4を介して第3認証部6に出力し、TMDS受信部10のレジスタを入力ポート8及びHDMIケーブル9を介して読み出すTMDS生成部2から構成することを特徴とし、TMDS送信部2からポート4を介して出力される鍵更新信号に応じて、第3認証部6がデータ入出力バス5を介して、TMDS送信部(TMDS生成部)及びTMDS受信部の第3認証鍵を読み出した後、比較することでHDCP規格に記載の第3認証を実現する。
TMDS送信部とTMDS受信部の第3認証鍵が一致せず第3認証が失敗した場合は、第3認証部6がデータ入出力バス5を介してTMDS停止要求をTMDS生成部3に出力しTMDS生成部がTMDSの出力を停止する。
また、TMDS生成部は、TMDS信号を生成することから高周波で動作する必要があり認証装置は、第3認証は垂直同期周波数同期信号を基準して更新される第3認証鍵毎にTMDS生成部に比べて低周波で動作しても良いことから、別デバイスで実装されることが予想される。
AV機器の多機能化により、装置間の配線数の増加することで機能検証時間及び製造コストの増大が問題となっている。
さらに、第3認証装置は、他の機能と共に汎用マイコン上で実現することが予想される。
特開2002−281464号公報
特開2002−314970号公報
しかしながら上記構成では、AV機器の多機能化により優先順位の高いデバイスの制御に処理が実行されることで鍵更新信号に応じて第3認証部6が第3認証を実行できないことやマイコン一つあたりの制御するデバイス数が増大することでマイコンの入力ポート及び出力ポートの枯渇が問題となっている。
また、HDCP規格の第3認証処理中においてDVDプレイヤー等に内蔵されたTMDS送信部では、入力されたオーディオ及びビデオデータと同データ毎の擬似ランダムデータ値との排他的論理和を取ることにより、TMDSデータを暗号化して出力する。オーディオ再生機能を備えたビデオモニター等に内蔵されたTMDS受信部では前記TMDSデータを受信しTMDS送信部と同じ擬似ランダムデータ値と排他的論理和を取ることにより、TMDSデータを元の形式に戻し、オーディオ又はビデオデータが再生可能となる。擬似ランダムデータの一部は、第3認証鍵に用いられているため、TMDS受信部で元の形式に戻せなくなったことを、ほとんどの場合、第3認証が失敗(TMDS送信部とTMDS受信部の第3認証鍵の不一致)することで検出することが可能である。そのため、TMDS送信部を設計する上では最小限の遅延時間でTMDS受信部が再生不可能であることを第3認証の失敗で検出し、TMDS送信部の状態を復旧処理状態等に遷移すことが重要となる。
さらに、前記擬似ランダムデータは更新基準には垂直同期周波数同期信号が用いられるために、TMDS受信部で前記同期信号を1つ受信できなかった場合、TMDS受信部ではTMDS送信部とは違う擬似ランダムデータ値で排他的論理和を取るので、元の形式に戻せなくなり、TMDS受信部でオーディオ又はビデオデータを再生不可能となる。しかしながら、第3認証鍵は約2秒毎にしか更新されないので受信部で前記同期信号を1つ受信できなかった場合、TMDS受信部の第3認証鍵の更新が垂直同期周波数の1周期分遅れが発生するが第3認証鍵の更新周期内においてTMDS送信部の第3認証鍵とTMDS受信部の第3認証鍵の不一致が発生する区間は垂直同期周波数の1周期分のみとなるため第3認証処理でTMDS受信部が再生不可能であることを検出することが困難となる。
本発明は上記問題に鑑み、HDCP規格に記載の第3認証を行う場合において、認証装置とTMDS生成部の第3認証鍵更新の基準となる信号を認証装置内のタイマーからの入力に置き換え、TMDS生成部間の配線数を低減することで、マイコンの資源のひとつである入力ポート使用数を低減すること及び第3認証処理でTMDS受信装置が再生不可能であることを検出する遅延時間の低減を効果とする。
上記課題を解決するために本発明の認証装置は、TMDS出力停止要求を入出力ポートに出力する鍵比較部と、TMDS送信部の第3認証鍵及び鍵更新状態及びTMDS受信部の第3認証鍵を鍵比較部に出力する入出力ポートと、鍵更新タイミングとは非同期である第3認証開始信号を鍵比較部に出力する第3認証開始信号生成部とを有することで、鍵更新信号用の入力ポートが不要となり最小限の装置間の接続配線数でHDCP規格に記載の第3認証機能を実現する認証装置を実現可能となる。
また、本発明の認証方法は、HDCP規格に記載の第3認証機能を実現する認証方法において、第3認証鍵更新タイミングとは非同期である第3認証開始信号を用いて第3認証処理を実施することで、最小限の遅延時間で、第3認証の失敗を検出することが可能となる。
以上のように、本願の請求項1の発明に係る認証装置によれば、TMDS出力停止要求を入出力ポートに出力する鍵比較部とTMDS送信部の第3認証鍵及び鍵更新状態及びTMDS受信部の第3認証鍵を鍵比較部に出力する入出力ポートと鍵更新タイミングとは非同期である第3認証開始信号を鍵比較部に出力する第3認証開始信号生成部とを有することで、第3認証鍵更新信号専用の入力ポートが不要となり最小限の装置間の接続配線数でHDCP規格に記載の第3認証機能を実現する認証装置を実現できる効果がある。
また、本願の請求項2の発明に係る認証装置によれば、請求項1記載の認証装置においてTMDS送信部内の鍵更新状態が更新状態を示さない場合に、T時間(1≦T≦∞)更新状態に変化しないか待ち、更新状態に変化すれば第3認証を実施することで、最小限の遅延時間で、第3認証の失敗を検出する効果がある。
また、本願の請求項3の発明に係る認証装置によれば、本願の請求項3の発明に係る認証装置は、請求項1記載の認証装置においてTMDS送信部内の鍵更新状態が更新状態の1つ前の状態を示す場合にのみ、T時間(1≦T≦∞)更新状態に変化しないか待ち、更新状態に変化すれば第3認証を実施することで、最小限の遅延時間で、第3認証の失敗を検出する効果がある。
また、本願の請求項4の発明に係る認証装置によれば、請求項2及び請求項3記載の認証装置において第3認証が失敗すれば、TMDS出力停止要求を入出力ポートに出力する鍵比較部を有することで、最小限の遅延時間で、第3認証の失敗をTMDS受信部に伝送する効果がある。
また、本願の請求項5の発明に係る認証装置によれば、請求項4記載の認証装置においてTMDS出力停止中は第3認証開始信号を鍵比較部に出力しない第3認証開始信号生成部を有することで、最小限の遅延時間で、第3認証の失敗を検出する効果がある。
また、本願の請求項6の発明に係る認証方法によれば、HDCP規格に記載の第3認証機能を実現する認証方法において鍵更新タイミングとは非同期である第3認証開始信号を用いて第3認証処理を実施することで、最小限の遅延時間で、第3認証の失敗を検出する効果がある。
また、本願の請求項7の発明に係る認証方法によれば、TMDS送信部内の鍵更新状態が更新状態でない場合、T時間(1≦T≦∞)前記レジスタが更新状態に変化しないか待ち、更新状態に変化すれば第3認証を実施することで、最小限の遅延時間で、第3認証の失敗を検出する効果がある。
また、本願の請求項8の発明に係る認証方法によれば、請求項6記載の認証方法において、TMDS送信部内の鍵更新状態が更新状態の1つ前の状態を示す場合にのみ、T時間(1≦T≦∞)更新状態に変化しないか待ち、更新状態に変化すれば第3認証を実施することで、最小限の遅延時間で、第3認証の失敗を検出する効果がある。
また、本願の請求項9の発明に係る認証方法によれば、請求項7及び請求項8記載の認証方法において第3認証が失敗すれば、TMDS出力停止要求を発行することで、最小限の遅延時間で、第3認証の失敗をTMDS受信部に伝送する効果がある。
また、本願の請求項10の発明に係る認証方法によれば、請求項9記載の認証方法において、TMDS出力停止中は鍵更新タイミングとは非同期である第3認証開始信号を出力しないことで、最小限の遅延時間で、第3認証の失敗を検出する効果がある。
本願の請求項1の発明に係る認証装置は、TMDS出力停止要求を入出力ポートに出力する鍵比較部と、TMDS送信部の第3認証鍵及び鍵更新状態及びTMDS受信部の鍵を鍵比較部に出力する入出力ポートと、鍵更新タイミングとは非同期である第3認証開始信号を鍵比較部に出力する第3認証開始信号生成部とを有することで、第3認証鍵更新信号専用の入力ポートが不要となり最小限の装置間の接続配線数でHDCP規格に記載の第3認証機能を実現する認証装置が実現可能となる。
本願の請求項2の発明に係る認証装置は、請求項1記載の認証装置において、TMDS送信部内の鍵更新状態が更新状態を示さない場合に、T時間(1≦T≦∞)更新状態に変化しないか待ち、更新状態に変化すれば第3認証を実施することで最小限の遅延時間で、第3認証の失敗を検出することが可能となる。
本願の請求項3の発明に係る認証装置は、請求項1記載の認証装置において、TMDS送信部内の鍵更新状態が更新状態の1つ前の状態を示す場合にのみ、T時間(1≦T≦∞)更新状態に変化しないか待ち、更新状態に変化すれば第3認証を実施することで最小限の遅延時間で、第3認証の失敗を検出することが可能となる。
本願の請求項4の発明に係る認証装置は、請求項2及び請求項3記載の認証装置において第3認証が失敗すれば、TMDS出力停止要求を入出力ポートに出力する鍵比較部を有することで、最小限の遅延時間で、第3認証の失敗をTMDS受信部に伝送することが可能となる。
本願の請求項5の発明に係る認証装置は、請求項4記載の認証装置においてTMDS出力停止中は第3認証開始信号を鍵比較部に出力しない第3認証開始信号生成部を有することで、最小限の遅延時間で、第3認証の失敗を検出することが可能となる。
本願の請求項6の発明に係る認証方法は、HDCP規格に記載の第3認証機能を実現する認証方法において、鍵更新タイミングとは非同期である第3認証開始信号を用いて第3認証処理を実施することで、最小限の遅延時間で、第3認証の失敗を検出することが可能となる。
本願の請求項7の発明に係る認証方法は、請求項6記載の認証方法においてTMDS送信部内の鍵更新状態が更新状態でない場合、T時間(1≦T≦∞)前記レジスタが更新状態に変化しないか待ち、更新状態に変化すれば第3認証を実施することで、最小限の遅延時間で、第3認証の失敗を検出することが可能となる。
本願の請求項8の発明に係る認証方法は、請求項6記載の認証方法においてTMDS送信部内の鍵更新状態が更新状態の1つ前の状態を示す場合にのみ、T時間(1≦T≦∞)更新状態に変化しないか待ち、更新状態に変化すれば第3認証を実施することで、最小限の遅延時間で、第3認証の失敗を検出することが可能となる。
本願の請求項9の発明に係る認証方法は、請求項7及び請求項8記載の認証方法において第3認証が失敗すれば、TMDS出力停止要求を発行することで、最小限の遅延時間で、第3認証の失敗をTMDS受信部に伝送することが可能となる。
本願の請求項10の発明に係る認証方法は、請求項9記載の認証方法においてTMDS出力停止中は、鍵更新タイミングとは非同期である第3認証開始信号を出力しないことで、最小限の遅延時間で、第3認証の失敗を検出することが可能となる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。
(実施の形態1)
次に図1に記載のHDCP規格に記載の第3認証処理を実現する実施例1の認証装置について説明する。
次に図1に記載のHDCP規格に記載の第3認証処理を実現する実施例1の認証装置について説明する。
26は第3認証部で、TMDS停止要求を入出力ポート25に出力する鍵比較部31と鍵更新タイミングとは非同期である第3認証開始信号を第3認証鍵比較部31に出力する第3認証開始信号生成部33とから構成される。
22はTMDS送信部で、オーディオ及びビデオデータ及びその制御信号をTMDS生成部23に出力する入力ポート21と、TMDS信号を出力ポート27に出力し(TMDS信号はHDMIケーブル29を経由してTMDS受信部30に出力される。)TMDS送信部22の第3認証鍵及び鍵更新状態及びTMDS受信部30の第3認証鍵を入出力ポート25に出力するTMDS生成部23と、TMDS送信部23の第3認証鍵及び鍵更新状態及びTMDS受信部30の第3認証鍵を鍵比較部31に出力する入出力ポート25と、TMDS停止要求を入出力ポート25に出力する第3認証部26とTMDS受信部30の第3認証鍵をHDMIケーブル29を経由してTMDS送信部23に出力する入出力ポート28とから構成される。TMDS送信部22は例えばDVDプレーヤなどに搭載される。また、TMDS受信部10は例えばテレビジョン受像機などに搭載される。
次に、鍵状態(RISTATE)が、垂直同期周波数同期信号(VSYNC)毎に0から127までカウントアップされ、127の次に0戻り、鍵状態(RISTATE)が127から0に遷移する場合にTMDS送信部23の第3認証鍵(TXRI)及びTMDS受信部30の第3認証鍵(RXRI)が更新され第3認証開始信号生成部33から鍵比較部31に出力される第3認証鍵更新タイミングとは非同期である第3認証開始信号(START)を用いて鍵比較部31で第3認証を実行する場合における認証装置の処理の流れについて図2のフローチャートを用いて説明する。
認証装置では、鍵更新状態(RISTATE)の値が127でなくなるまで、入出力ポート25からTMDS生成部23内の鍵更新状態(RISTATE)読出すことを繰り返す(図2のステップ201、202)。
次に、TMDS送信部22の第3認証鍵(TXRI)と、TMDS受信部30の第3認証鍵(RXRI)とを読出す(図2のステップ203、204)。
次に、ステップ203と204で読み出した第3認証鍵に基づき第3認証処理を実行し(図2のステップ205)、認証が成功したか失敗したかを判断する(図2のステップ206)。そして、第3認証が成功した場合は処理を終了するが、第3認証が失敗した場合にはTMDS停止要求を入出力ポート25に出力する(図2のステップ207)。
以上の処理により、非同期である第3認証開始信号(START)を用いて起動していてもTMDS送信部第3認証鍵(TXRI)及びTMDS受信部第3認証鍵(RXRI)が更新した直後にHDCP規格に記載の第3認証処理を実行する頻度を向上する。
次に、TMDS受信部30でTMDS信号内の垂直同期周波数同期信号(VSYNC)が全て受信できている場合の認証装置の動作についてタイミングチャート図3を用いて説明する。
図3内では、鍵状態(RISTATE)が127から0に遷移する場合にTMDS送信部23の第3認証鍵(TXRI)及びTMDS受信部30の第3認証鍵(RXRI)がRI0からRI1に更新されるものとする。1回目の第3認証開始信号(START)がHIに遷移した場合には鍵更新状態(RISTATE)が126であるので第3認証処理実行(TXRIとRXRIの比較)し、TMDS送信部23の第3認証鍵(TXRI)及びTMDS受信部30の第3認証鍵(RXRI)が共にRI0であり等しいので、第3認証は成功する。
2回目の第3認証開始信号(START)がHIに遷移した場合には鍵更新状態(RISTATE)が127であるので鍵更新状態(RISTATE)が0に遷移するまで待ち第3認証処理実行(TXRIとRXRIの比較)し、TMDS送信部23の第3認証鍵(TXRI)及びTMDS受信部30の第3認証鍵(RXRI)が共にRI1であり等しいので、第3認証は成功する。
3回目以降の第3認証開始信号(START)がHIに遷移した場合には鍵更新状態(RISTATE)が127ではないので第3認証処理実行(TXRIとRXRIの比較)し、TMDS送信部23の第3認証鍵(TXRI)及びTMDS受信部30の第3認証鍵(RXRI)が共にRI1であり等しいので、第3認証は成功する。
次に、TMDS受信部30でTMDS信号内の垂直同期周波数同期信号(VSYNC)が1つ受信できなかった場合の第3認証装置の動作についてタイミングチャート図4を用いて説明する。
図4内では、TMDS受信部30でTMDS信号内の垂直同期周波数同期信号(VSYNC)が1つ受信できなかったので鍵状態(RISTATE)が127から0に遷移する場合にTMDS送信部23の第3認証鍵(TXRI)がRI0からRI1に更新され第3認証鍵状態(RISTATE)が0から1に遷移する場合にTMDS受信部30の第3認証鍵(RXRI)がRI0からRI1に更新されものとする。
1回目の第3認証開始信号(START)がHIに遷移した場合には鍵更新状態(RISTATE)が126であるので第3認証処理実行(TXRIとRXRIの比較)し、TMDS送信部23の第3認証鍵(TXRI)及びTMDS受信部30の第3認証鍵(RXRI)が共にRI0であり等しいので、第3認証は成功する。
2回目の第3認証開始信号(START)がHIに遷移した場合には鍵更新状態(RISTATE)が127であるので鍵更新状態(RISTATE)が0に遷移するまで待ち第3認証処理実行(TXRIとRXRIの比較)し、TMDS送信部23の第3認証鍵(TXRI)がRI1でTMDS受信部30の第3認証鍵(RXRI)がRI0であるので第3認証は失敗しTMDS停止要求を入出力ポート25に出力する。TMDS受信部30でTMDS信号内の垂直同期周波数同期信号(VSYNC)が1つ受信できなかった場合でも第3認証の失敗を検出することが可能となる。また、図4内では、上記のTMDS停止要求を受けTMDS信号は停止しているので再開するまで、第3認証開始信号(START)がHIに遷移しないものとする。
次に、本実施の形態の認証装置を用いたシステム例について説明する。
図6は本実施の形態の認証装置を用いたシステムを示すブロック図で、40はTMDS送信部22などを内包したディスク再生装置で、例えばDVD(デジタル多用途ディスク)を再生可能なDVDプレーヤに相当する。またTMDS受信装置30はHDMIケーブル29を着脱可能な端子を有し、入力される映像信号を映出可能なテレビジョン受像機や、AVアンプに相当する。本実施の形態ではDVDプレーヤとテレビジョン受像機を例として説明するが、これらの機器に限定されるものではない。35は映像信号や音声信号などの各種情報信号が記録された記録媒体から情報信号を読み出すドライブ装置、34はドライブ装置35から読み出したMPEGフォーマットの映像信号をデコードするMPEGデコーダである。
このように、図1に記載のTMDS送信部22に、入力ポート21にAVデータを出力するMPEGデコーダ34と、MPEGデコーダ34にDVDディスクデータを出力するドライブ装置35とを備えることにより、本発明の第3認証装置を内蔵したTMDS送信機能を備えたDVD再生装置を実現することも可能である。
さらに、図1に記載のTMDS送信部22に、入力ポート21にAVデータを出力するMPEGデコーダ34と、MPEGデコーダ34に受信データを出力するチューナー或いは復調装置(図示せず)とを備えることにより、本発明の第3認証装置を内蔵したTMDS送信機能を備えたセットトップボックスを実現することも可能である。
本発明にかかる認証装置によれば、TMDS出力停止要求を入出力ポートに出力する鍵比較部とTMDS送信部の第3認証鍵及び鍵更新状態及びTMDS受信部の第3認証鍵を鍵比較部に出力する入出力ポートと鍵更新タイミングとは非同期である第3認証開始信号を鍵比較部に出力する第3認証開始信号生成部とを有することで、第3認証鍵更新信号専用の入力ポートが不要となり最小限の装置間の接続配線数でHDCP規格に記載の第3認証機能を実現する認証装置を実現することによって、AV出力機能を備えたDVD再生装置又はセットトップボックス等に適用可能となる。
22 TMDS送信部
23 TMDS生成部
26 第3認証部
30 TMDS受信部
31 鍵比較部
33 第3認証開始信号生成部
23 TMDS生成部
26 第3認証部
30 TMDS受信部
31 鍵比較部
33 第3認証開始信号生成部
Claims (10)
- HDCP規格に記載の第3認証機能を実現する認証装置であって、
TMDS出力停止要求を入出力ポートに出力する鍵比較部と、
TMDS送信部の第3認証鍵及び鍵更新状態及びTMDS受信部の第3認証鍵を鍵比較部に出力する入出力ポートと、
鍵更新タイミングとは非同期である第3認証開始信号を鍵比較部に出力する第3認証開始信号生成部とを有することを特徴とする認証装置。 - TMDS送信部内の鍵更新状態が更新状態を示さない場合に、T時間(1≦T≦∞)更新状態に変化しないか待ち、更新状態に変化すれば第3認証を実施することを特徴とする請求項1記載の認証装置。
- TMDS送信部内の鍵更新状態が更新状態の1つ前の状態を示す場合にのみ、T時間(1≦T≦∞)更新状態に変化しないか待ち、更新状態に変化すれば第3認証を実施することを特徴とする請求項1記載の認証装置。
- 第3認証が失敗すれば、TMDS出力停止要求を入出力ポートに出力する鍵比較部を有することを特徴とする請求項2及び請求項3記載の認証装置。
- TMDS出力停止中は第3認証開始信号を鍵比較部に出力しない第3認証開始信号生成部を有することを特徴とする請求項4記載の認証装置。
- HDCP規格に記載の第3認証機能を実現する認証方法であって、鍵更新タイミングとは非同期である第3認証開始信号を用いて第3認証処理を実施することを特徴とする認証方法。
- TMDS送信部内の鍵更新状態が更新状態でない場合、T時間(1≦T≦∞)前記レジスタが更新状態に変化しないか待ち、更新状態に変化すれば第3認証を実行することを特徴とする請求項6記載の認証方法。
- TMDS送信部内の鍵更新状態が更新状態の1つ前の状態を示す場合にのみ、T時間(1≦T≦∞)更新状態に変化しないか待ち、更新状態に変化すれば第3認証を実施することを特徴とする請求項7記載の認証装置方法。
- 第3認証が失敗すれば、TMDS出力停止要求を発行することを特徴とする請求項7及び請求項8記載の認証方法。
- TMDS出力停止中は鍵更新タイミングとは非同期である第3認証開始信号を出力しないことを特徴とする請求項9記載の認証方法。
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CN107454392A (zh) * | 2017-09-22 | 2017-12-08 | 上海帆声图像科技有限公司 | 直接检测式电视机hdcp加密检测方法 |
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