JP2005268990A - 脱落防止具 - Google Patents

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Abstract

【課題】 人の耳からイヤホンが脱落するのを効果的に抑制し得る脱落防止具を提供する。
【解決手段】 イヤホン本体20の音声放出頭部21に着脱自在に取付けられる外被ベース部2と、外被ベース部2から突出状に連設されると共に人の耳孔に挿入される挿入管部3と、挿入管部3の外周面に突出状に形成されると共に外被ベース部2側へ広がる弾性傘状の抜止遮音部5と、を有する。また、抜止遮音部5よりも先端側に於て挿入管部3の外周面に突出状に形成される先端誘導傘部6を有する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、脱落防止具に係り、特に、イヤホンが人の耳から脱落するのを防止するための脱落防止具に関する。
従来、人の耳の凹部により保持されるイヤホンでは、イヤホン本体の円盤状の音声放出頭部にスポンジ状のカバーを被せて摩擦力を増すことによって、耳からの脱落防止を図ったものが広く知られている。しかしながら、イヤホン本体の円盤状の音声放出頭部にスポンジ状のカバーをかぶせた従来のイヤホンでは、個人差がある耳の凹部の形状に十分対応することができず、わずかな外力で耳から容易にはずれてしまうという問題点がある。 そこで、従来、イヤホンが人の耳から脱落するのを防止するための種々の構造が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
この特許文献1に開示されたイヤホンでは、人の耳の凹部に保持される円盤状の音声放出頭部を有するイヤホン本体と人の耳たぶの裏面に位置付け得る抑え部材とを備えている。そして、イヤホンが耳からはずれそうになったときに抑え部材が耳たぶの裏面に接触して脱落を防止する構造となっている。特許文献1では、抑え部材により、人の耳からイヤホンが完全に脱落するのを防止することができる。
実開平7−39195号公報
しかしながら、上記特許文献1に開示されたイヤホンの構造では、人の耳の凹部に保持される音声放出頭部の形状が従来のものと変わらないので、身体を横に傾けたり、少しの外力によって、容易に音声放出頭部が正規位置からずれてしまうという問題点があった。そのため、特許文献1に開示されたイヤホンでは、耳からの脱落防止機能が不完全である。
また、容易に音声放出頭部が正規位置からずれてしまうので、音声放出頭部が発する音以外の外部からの不必要な音が容易に耳に入り込むという問題点もある。
そこで、本発明は、人の耳からイヤホンが脱落するのを効果的に抑制し得る脱落防止具を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明に係る脱落防止具は、イヤホン本体の音声放出頭部に着脱自在に取付けられる外被ベース部と、該外被ベース部から突出状に連設されると共に人の耳孔に挿入される挿入管部と、該挿入管部の外周面に突出状に形成されると共に該外被ベース部側へ広がる弾性傘状の抜止遮音部と、を有するものである。
また、イヤホン本体の音声放出頭部に着脱自在に取付けられる外被ベース部と、該外被ベース部から突出状に連設されると共に人の耳孔に挿入される挿入管部と、該挿入管部の外周面に突出状に形成されると共に該外被ベース部側へ広がる弾性傘状の抜止遮音部と、該抜止遮音部よりも先端側に於て上記挿入管部の外周面に突出状に形成される先端誘導傘部と、を有するものである。
また、上記外被ベース部は、その内部に於て、上記音声放出頭部の先端面が対向する内面位置と該先端面との間に、集音空間用小間隙を形成するための放射状に延びる複数の規制リブを有している。
また、上記外被ベース部と上記挿入管部と上記抜止遮音部と上記先端誘導傘部は、弾性材料により一体的に形成されている。
本発明に係る脱落防止具によれば、人の耳により容易にイヤホンを取付けることができると共に、耳からイヤホンが脱落するのを防止することができる。
また、音声放出頭部が発する音以外の外部からの不必要な音が抜止遮音部と耳孔との間隙から耳孔の奥側へ侵入するのを防止することができる。また、静かな電車・エレベータ等に於て、周囲の人に音漏れによる迷惑をかけることもない。
以下、実施の形態を示す図面に基づき、本発明を詳説する。
図1〜図6は、本発明の一実施形態に係る脱落防止具の構造の説明図である。なお、本発明の一実施形態に係る脱落防止具は、形状が軸対称であり、図1は、正面図を表すが、側面図、背面図に於ても図1と同様の形状が現れる(図示省略)。
本発明の一実施形態に係る脱落防止具1は、図1に示すように、既製のイヤホン本体20の円盤状の音声放出頭部21に着脱自在に取付けられるものである。そして、脱落防止具1とイヤホン本体20との接続により、脱落防止機能が付加されたイヤホンを形成するものである。
脱落防止具1は、図1及び図2に示すように、外被ベース部2と、孔部4を有する挿入管部3と、抜止遮音部5と、先端誘導傘部6と、を有する。
外被ベース部2と挿入管部3と抜止遮音部5と先端誘導傘部6は、例えばシリコンゴム等の弾性材料により一体的に形成されている。
外被ベース部2は、図2〜図6に示すように、円状に開口した開口部8を有する円盤状に形成されている。外被ベース部2は、被膜状となっており、その内面2aによりイヤホン本体20の音声放出頭部21を被覆する。これにより、イヤホン本体20と脱落防止具1が接続される。
ここで、外被ベース部2は、図1、図4及び図5に示すように、イヤホン本体20と脱落防止具1との接続時に、その内面2a側に於て、音声放出頭部21の先端面21aが対向する内面位置と先端面21aとの間に、集音空間用小間隙Gを形成するための4個の規制リブ7…を有している。集音空間用小間隙Gは、図5及び図6に示すように、音声放出頭部21の先端面21a上に空間を形成することにより、先端面21aから発せられる音を無駄なく集音するためのものである。つまり、先端面21aから発せられる音を挿入管部3の先端まで効率よく伝達するためのものである。
4個の規制リブ7…は、挿入管部3の孔部4を基準として放射状に延びるように形成されている。
この放射状に延びる規制リブ7…に於て、半径方向外方側の端部は、対向する音声放出頭部21の円状の先端面21aの外周縁近傍に対応する位置(図5中の矢印Cの位置)まで延びている。これにより、音声放出頭部21の先端面21a上の全域に渡って規制リブ7…が働いて、集音空間用小間隙Gが形成される。
なお、規制リブ7…は、4個に限るものではなく、4個以上設けるも好ましい。また、規制リブ7…は、放射状に延びるように形成したものに限るのではなく、他の形状とするも自由である。例えば、孔部4を基準として渦巻き状とするも好ましい。
挿入管部3は、図2及び図5に示すように、人の耳孔に挿入される部分であり、外被ベース部2から突出状に連設されている。また、挿入管部3が有する孔部4は、外被ベース部2の内面2aに通じている。この孔部4により、イヤホン本体20の音声放出頭部21が発する音は、挿入管部3の先端まで伝達される。
挿入管部3は、基端部側の円筒状の第1挿入管部3aと先端部側の円筒状の第2挿入管部3bとから成る。第1挿入管部3aと第2挿入管部3bは、同軸状となっている。
第2挿入管部3bの外径D2 は、第1挿入管部3aの外径D4 よりも小さく形成されている。挿入管部3の先端部側の径を基端部側より小さく形成することにより、挿入管部3の先端部側をより容易に変形させることができる。これにより、挿入管部3を人の耳孔に挿入する際に、よりスムーズな挿入が可能となる。
第2挿入管部3bの外径D2 は、例えば 3.5mm〜 5.5mmの大きさに形成されるのが好ましい。また、第1挿入管部3aの外径D4 は、例えば6mm〜7mmの大きさに形成されるのが好ましい。
なお、挿入管部3は、外径の異なる第1挿入管部3aと第2挿入管部3bとにより形成されたものに限るのではなく、別の形状とするも好ましい。例えば、テーパ筒状とするも好ましい。
ここで、抜止遮音部5は、挿入管部3の外周面に突出状に形成されている。より詳しくは、抜止遮音部5は、第1挿入管部3aの外周面に突出状に形成されると共に外被ベース部2側へ広がる弾性傘状となっている。
抜止遮音部5は、頂部から外周縁にかけて、側面視で挿入管部3の挿入側に凸の弧状に形成されている。また、抜止遮音部5は、挿入管部3の軸心を基準として半径方向に均等に広がるように形成されている。即ち、平面視では、抜止遮音部5の外周縁は円状となる(図3参照)。抜止遮音部5の外周縁径D3 は、大人の平均的な耳孔の内径よりも大きく形成されている。これにより、耳孔内に挿入された抜止遮音部5は、弾性変形し、その弾発力により、耳孔の内面を押圧するように構成される。抜止遮音部5の外周縁径D3 は、例えば、9mm〜13mmの大きさに形成されるのが好ましい。ここで、D3 <9mmの場合には、耳孔の内面を押圧する抜止遮音部5の弾発力が不十分となって、抜止遮音部5の効果が不十分なものとなる。また、D3 >13mmの場合には、耳孔の内面を押圧する抜止遮音部5の弾発力が非常に大きくなって、耳孔を傷つける虞れがある。
また、抜止遮音部5の厚みt1 (図5参照)は、 0.2mm〜 0.8mmの厚みに形成するのが好ましい。t1 < 0.2mmの場合には、耳孔の内面を押圧する抜止遮音部5の弾発力が不十分となって、抜止遮音部5の効果が不十分なものとなる。また、t1 > 0.8mmの場合には、耳孔の内面を押圧する抜止遮音部5の弾発力が非常に大きくなって、耳孔を傷つける虞れがある。
なお、抜止遮音部5は、1個のみならず、挿入管部3に複数設けるも好ましい。この場合、抜止遮音部5を設けることによる効果をより増大させることができる。
先端誘導傘部6は、脱落防止具1の挿入管部3を人の耳孔に挿入する際に、挿入管部3の先端部を耳孔内に誘導するためのものである。先端誘導傘部6は、抜止遮音部5よりも先端側に、挿入管部3の外周面に突出状に形成されている。より詳しくは、先端誘導傘部6は、第2挿入管部3bの先端外周面に突出状に形成されると共に外被ベース部2側へ広がる弾性傘状となっている。
また、先端誘導傘部6は、頂部から外周縁にかけて、側面視で挿入管部3の挿入側に凸の弧状に形成されている。また、先端誘導傘部6は、挿入管部3の軸心を基準として半径方向に均等に広がるように形成されている。即ち、平面視では、先端誘導傘部6の外周縁は円状となる(図3参照)。先端誘導傘部6の外周縁径D1 は、大人の平均的な耳孔の内径と略同一又はそれよりも小さく形成されている。先端誘導傘部6の外周縁径D1 は、例えば、 7.5mm〜 9.5mmの大きさに形成されるのが好ましい。ここで、D1 < 7.5mmの場合には、先端誘導傘部6と耳孔との間隙が大きなものとなるので、挿入管部3の手探りによる位置決めが不正確なものとなる。また、D1 > 9.5mmの場合には、耳孔の内面に先端誘導傘部6の外周縁が常に当接し、挿入管部3の耳孔内へのスムーズな誘導が困難となる。
また、先端誘導傘部6の外周縁径D1 は、抜止遮音部5の外周縁径D3 よりも小さく形成されている。例えば、先端誘導傘部6の外周縁径D1 は、抜止遮音部5の外周縁径D3 の45%〜90%に形成されるのが好ましい。
また、先端誘導傘部6の厚みt2 (図5参照)は、 0.2mm〜 0.8mmの厚みに形成するのが好ましい。t2 < 0.2mmの場合には、小さい外力にて先端誘導傘部6が大きく変形するので、挿入管部3の手探りによる位置決めが不正確なものとなる。また、t2 > 0.8mmの場合には、先端誘導傘部6が変形しにくくなるので、挿入管部3の先端部を手探りにより耳孔に挿入する際に、人に不快感を与える。
図7及び図8は、上述した構造の脱落防止具1をイヤホン本体20に取付けることによって形成されたイヤホンを人の耳に装着する際の説明図である。
脱落防止具1の挿入管部3を人の耳孔Hに挿入する際には、まず、図7に示すように、挿入管部3(第2挿入管部3b)の先端誘導傘部6を手探りにより人の耳孔Hに挿入する。
そして、手探りにより、先端誘導傘部6が耳孔Hに挿入されたのを確認した後、図8に示すように、挿入管部3をさらに耳孔Hの内部側へ押し込む。この際、先端誘導傘部6は、直線状ではない人の耳孔Hの道筋に沿って進むが、それと同時に挿入管部3が全体的に弯曲して耳孔Hの形状に適合する。
また、挿入管部3が耳孔Hの奥側へ押し込まれるのに伴って、抜止遮音部5も耳孔H内に挿入される。耳孔H内に挿入された抜止遮音部5は、弾性変形し、その弾発力により、耳孔Hの内面を押圧する。
そして、挿入管部3が基端部(正規位置)まで挿入され、抜止遮音部5が人の耳孔Hの内面に密着した状態で装着完了となる。
以上のように、本発明に係る脱落防止具は、イヤホン本体20の音声放出頭部21に着脱自在に取付けられる外被ベース部2と、外被ベース部2から突出状に連設されると共に人の耳孔Hに挿入される挿入管部3と、挿入管部3の外周面に突出状に形成されると共に外被ベース部2側へ広がる弾性傘状の抜止遮音部5と、を有するので、使用時に、抜止遮音部5を弾性変形させて、その弾発力により抜止遮音部5を耳孔Hの内面に密着させることができる。これにより、使用時にイヤホンを耳から引き離そうとする外力が働いた場合、抜止遮音部5と耳孔Hの内面との間に生じる摩擦力によって、耳からイヤホンが脱落するのを防止することができる。
また、耳孔Hの内面に抜止遮音部5を密着させることができるので、音声放出頭部21が発する音以外の外部からの音が抜止遮音部5と耳孔Hとの間隙から耳孔Hの奥側へ侵入するのを防止することができる。また、音声放出頭部21の発する音が耳孔H内部(イヤホン)から外部に漏れないようにすることができるので、静かな電車・エレベータ等に於て、周囲の人に迷惑をかけることもない。
また、抜止遮音部5を外被ベース部2側へ広がる弾性傘状とすることによって、使用時にイヤホンを耳から引き離そうとする外力が働いた場合、抜止遮音部5の外周縁が耳孔Hの内面に容易に引っ掛かるようにすることができる。これにより、耳からイヤホンが脱落するのを防止することができる。
また、抜止遮音部5を、外被ベース部2側へ広がる弾性傘状とすることによって、人の耳孔Hに脱落防止具1の挿入管部3を挿入するときに、耳孔Hを傷つけることなく、挿入管部3を人の耳孔Hに容易に挿入することができる。
また、抜止遮音部5を弾性傘状とすることによって、容易に抜止遮音部5の外周縁径D3 を変化させることができる。これにより、個人差がある種々の耳孔Hの径の大きさ・形状にも対応することができる。
また、抜止遮音部5よりも先端側に於ける挿入管部3の外周面に、先端誘導傘部6を挿入管部3の外周面から突出状に形成することによって、人の耳孔Hに挿入管部3を挿入するときに先端誘導傘部6により、挿入管部3を容易に耳孔H内へ誘導することができる。これにより、人の耳により容易にイヤホンを取付けることができる。
また、外被ベース部2の内部に於ける、音声放出頭部21の先端面21aが対向する内面位置と先端面21aとの間に、集音空間用小間隙Gを形成するための放射状に延びる複数の規制リブ7…を設けることによって、外被ベース部2と音声放出頭部21が対向する方向に力が加わっても、集音空間用小間隙Gが潰されることがないようにすることができる。これにより、規制リブ7…が無い場合と比較して、外被ベース部2と音声放出頭部21が対向する方向に力が加わって集音空間用小間隙Gが潰されることによる集音能力の低下を抑制することができる。つまり、音声放出頭部21の先端面21aから発せられる音を挿入管部3の先端まで効率よく伝達するすることができる。
また、外被ベース部2と挿入管部3と抜止遮音部5と先端誘導傘部6を、弾性材料により一体的に形成することによって、部品点数を削減することができる。これにより、部品コスト及び製造コストを削減することができる。また、外被ベース部2と挿入管部3とを弾性材料により一体的に形成することによって、抜止遮音部5及び先端誘導傘部6に加えて、挿入管部3も弾性変形させることができる。これにより、直線状ではない人の耳孔Hの形状に挿入管部3の形状を適合させることができる。その結果、人の耳孔Hに脱落防止具1の挿入管部3を挿入するときに、耳孔Hを傷つけることなく、挿入管部3を人の耳孔Hに容易に挿入することができる。
イヤホン本体と本発明の一実施形態を示す脱落防止具とを示す説明用一部破断側面図である。 本発明の一実施形態を示す脱落防止具の正面図である。 平面図である。 底面図である。 図4のA−A線断面側面図である。 図4のB−B線断面側面図である。 本発明の一実施形態を示す脱落防止具が取付けられたイヤホンを人の耳に装着する際の説明図である。 脱落防止具が取付けられたイヤホンを人の耳に装着した使用状態を示した説明図である。
符号の説明
2 外被ベース部
3 挿入管部
5 抜止遮音部
6 先端誘導傘部
7 規制リブ
20 イヤホン本体
21 音声放出頭部
21a 先端面

Claims (4)

  1. イヤホン本体(20)の音声放出頭部(21)に着脱自在に取付けられる外被ベース部(2)と、該外被ベース部(2)から突出状に連設されると共に人の耳孔に挿入される挿入管部(3)と、該挿入管部(3)の外周面に突出状に形成されると共に該外被ベース部(2)側へ広がる弾性傘状の抜止遮音部(5)と、を有することを特徴とする脱落防止具。
  2. イヤホン本体(20)の音声放出頭部(21)に着脱自在に取付けられる外被ベース部(2)と、該外被ベース部(2)から突出状に連設されると共に人の耳孔に挿入される挿入管部(3)と、該挿入管部(3)の外周面に突出状に形成されると共に該外被ベース部(2)側へ広がる弾性傘状の抜止遮音部(5)と、該抜止遮音部(5)よりも先端側に於て上記挿入管部(3)の外周面に突出状に形成される先端誘導傘部(6)と、を有することを特徴とする脱落防止具。
  3. 上記外被ベース部(2)は、その内部に於て、上記音声放出頭部(21)の先端面(21a)が対向する内面位置と該先端面(21a)との間に、集音空間用小間隙(G)を形成するための放射状に延びる複数の規制リブ(7)を有している請求項1又は2記載の脱落防止具。
  4. 上記外被ベース部(2)と上記挿入管部(3)と上記抜止遮音部(5)と上記先端誘導傘部(6)は、弾性材料により一体的に形成されている請求項1、2又は3記載の脱落防止具。
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