JP2005268705A - 半導体素子の実装方法及び半導体素子実装体 - Google Patents

半導体素子の実装方法及び半導体素子実装体 Download PDF

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Abstract

【課題】 流体中において自己整合的に実装を行う半導体素子の実装方法において、実装用基板上の複数の機能チップの配置位置に、機能チップを高効率に配置できるようにする。
【解決手段】
主面上に行列状に形成され、複数の機能チップ104、105を配置する複数のリセス部を有するウェハ200Bと、主面上に形成され、複数のリセス部のうち行方向に配列されたリセス部と一致する方向に延びると共にリセス部の2つ分の幅を持つ複数のガイド用溝300aを有するU字状溝付き基板ベース300Bとを用意する。続いて、複数の機能チップ104、105を基板ベース300Bの各ガイド用溝300aに整列した後、各ガイド用溝300aの一方の端部を、ウェハ200Bにおける1列分のリセス部を露出する側の端面に揃えることにより、各ガイド用溝300aに整列した1列分の機能チップ104、105をウェハ200Bの1列分のリセス部に流体の流れにより嵌め込む。
【選択図】 図6

Description

本発明は、半導体レーザのような微細な機能チップを実装用基板上に実装する実装方法に関し、特に、光ディスクの読み出し及び書き込みに使用する光ピックアップに搭載される半導体素子の実装方法及びその実装方法に用いる半導体素子実装体に関する。
近年、情報技術に対する需要の急激な増大により、半導体素子がますます微細化されてきている。
従って、例えばIII-V族化合物半導体からなる複数の半導体レーザや赤外線フィルタ、受光素子などの機能チップを、例えばプリント回路基板(PCB)等の実装用基板上に実装して集積化することが、以前よりも増して重要となってきている。そこで、機能チップを実装用基板上に実装する自動化の手法が盛んに研究されてきている。これらの機能チップは、通常はそのサイズが小さいため人手では扱えず、また、組立ロボットを用いた場合には、該組立ロボットが機能チップを保持して所定の位置に置くまでにかなりの時間を要してしまう。その上、半導体レーザ、赤外線フィルタ及び受光素子等はその表面が傷つきやすく、従ってロボットアームとの接触部分にダメージを受けるおそれがある。
そこで、近年、実装時に機能チップに対する物理的な接触を避けるために、機能チップを液体中に分散した状態で実装用基板上に配置して実装する、いわゆる流体自己実装(Fluidic Self Assembly:FSA)法が提案されている。
以下、従来のFSA法について図14及び図15を参照しながら説明する。
図14は第1の従来例に係る実験的なFSA法を用いた半導体素子実装体700Aを模式的に示している。図14に示すように、ウェハ又はPCBからなり、その表面に実装位置を規制する複数のリセス部610aが設けられた実装用基板610は、液体中にその表面を液面から傾けて保持される。続いて、多数の機能チップ600が分散されたスラリ状の液体711をピペット710を通して実装用基板610の表面に注ぐ。ここで、機能チップ600の形状は、通常、正方形状、円盤状又は球形状である。実装用基板610の表面に注がれた液体711に含まれる多数の機能チップ600は該実装用基板610の表面を滑りながら、形状が一致する空のリセス部610aに重力及び流体の流れにより偶然に且つ自然に嵌まり込む。
図15は第2の従来例に係るバブルポンプ付き半導体素子実装体700Bを模式的に示している。図15に示すように、バブルポンプ付き半導体素子実装体700Bは、液体711及び実装用基板610を収納する容器712と、機能チップ600を循環するブロック循環部713とから構成されている。
ブロック循環部713は、実装用基板610のリセス部610aに嵌まらなかった機能チップ600aを実装用基板610よりも高い位置にまで泡711aの浮力によって搬送する。搬送された機能チップ600aは、再度、実装用基板610の表面に注がれる。泡711aは、ブロック循環部713に供給される窒素ガス714から、ブロック循環部713の下部に設けられた機能チップ停止具を兼ねるノズル713aによって生成される。
米国特許第5904545号明細書 米国特許第5994159号明細書 米国特許第6417025号明細書 米国特許第6479395号明細書 A.K. Verma, M.A. Hadley, H.J. Yeh, J.S. Smith, "Fluidic self assembly of silicon microstructures" Las Vegas, NV, May 21-24, 1995, pp 1263-8. I. Soga, Y. Ohno, S. Kishimoto, K. Maezawa, T. Mizutani, "Fluidic assembly of thin GaAs blocks on Si Substrates", JJAP Vol. 42, Part 1, 4B, April 2003, pp 2226-9. A. Terfort, N. Bowden, G.M. Whitesides, "Three dimensional self assembly of millimeter-scale components", Nature, 386, 162-164 (1997). H. J. Yeh, J.S Smith, "Fluidic self assembly for the integration of GaAs light emitting diodes on Si substrates", IEEE PTL, Vol. 6, No. 6, June 1994. U. Srinivasan, M.A.Helmbrecht, C.Rambe, R.S. Muller, R.T. Howe, "Fluidic self assembly of micromirrors onto microactuators using capillary forces", IEEE Journal of selected topics in Quantum Electronics, Vol. 8, No.1, (2002), pp 4-11.
しかしながら、前記従来の半導体素子実装体は、図14に示すように、各機能チップ600は、実装用基板610の表面に設けた複数のリセス部610aに対して重力及び流体の流れにより偶然に嵌まり込む。従って、機能チップ600を実装用基板610のすべてのリセス部に効率良く配置するには、実装用基板610に設けたリセス部610aの個数の数十倍も用意しなければならないという第1の問題がある。
さらに、機能チップ600の外形状が正方形状、円盤状及び球形状のように、対称軸を多く持つ形状でないと高効率に実装できないという第2の問題がある。すなわち、従来のFSA法においては、機能チップ600には、その外形状に円形状や立方体形状、さらにはそれ以上に多くの対称軸を持たせている。従って、機能チップ600の外形状が、真円状の円盤から楕円状の円盤、正方形、三角形、らせん又は長方形のように対称軸が少ない程、FSA法による自己整合的な実装効率が低下する。
一方、現状のマイクロエレクトロメカニカルシステム(Micro electromechanical systems:MEMS)のような機能チップは、たいていの場合、複雑で且つ高度に束縛された設計が要求されるため、望むような(対称軸が多い)外形状とすることができない。これらの機能チップは、通常、機械的、電子的及び光学的な構成要素を含み、各構成要素はその方向、位置及びサイズによっては傷付きやすい。従って、これらの機能チップは、FSA法のように多数の機能チップを一度に混合して実装用基板上に注入することは避けられている。また、経験上、指向性を有する平面長方形状の光学機能チップを従来のFSA法により実装を行なったところ、その実装効率は極めて低いことを確認している。確かに、FSA手法は、実装用基板上に設けたリセス部に最も近接した機能チップが直ちにリセス部に嵌まる点では有効ではあるが、あいにく、これら機能チップ自体は、配置位置(リセス部)からの距離の遠近に拘わらず、該リセス部に近接する術(すべ)がない。
さらに、現在、MEMS、半導体レーザ、誘電体フィルタ又は受光素子等からなる多数の機能チップを実装用基板上に正確且つ高効率で自己整合的に実装できる手法はない。一方、例えば、CD(Compact Disc)及びDVD(Digital Versatile Disc)のような光ディスク装置市場においては、光ピックアップの中核部品であるレーザ素子の生産性を高めるよう要求されている。特に近年、互いに異なる2つの波長のレーザ光を出力するレーザ素子の生産性を高めるために、例えば異なる波長のレーザ光を出力する2つの半導体レーザ素子を自己整合的に、迅速且つ正確に実装できる実装方法が望まれている。
本発明は、前記従来の問題を解決し、FSA法のように、物理的な接触により傷つきやすい機能チップを実装用基板に配置可能な実装方法において、実装用基板に設けた複数の機能チップの配置位置(リセス部)に機能チップを高効率に配置できるようにする。さらには、複数の機能チップをミクロンオーダー又はサブミクロンオーダーの正確さで自動的に且つ迅速にウェハ上のリセス部にまで搬送できるようにする。また、機能チップの形状が、正方形状、円盤状、立方体形状又は球形状のように多くの対称軸を持たない形状であっても実装可能にすることを目的とする。
前記の目的を達成するため、本発明は、複数の機能チップを分散した液体を、多数のリセス部が設けられた実装用基板上にでたらめに注ぐのではなく、複数のガイド用溝が形成された基板ベースの該ガイド用溝を用いて、複数の機能チップを実装用基板上のリセス部に高効率に配置できる半導体素子の実装方法を提案する。
具体的に、本発明に係る第1の半導体素子の実装方法は、主面上に行列状に形成され、それぞれが機能チップを配置する複数のリセス部を有する実装用基板と、主面上に形成され、それぞれが複数のリセス部のうち行方向に配列されたリセス部と一致する方向に延びると共にリセス部の少なくとも1つ分の幅を持つ複数のガイド用溝を有するガイド用溝付き基板ベースとを用意する工程と、複数の機能チップをガイド用溝付き基板ベースの各ガイド用溝に整列した後、ガイド用溝付き基板ベースにおける各ガイド用溝の一方の端部を、実装用基板における1列分のリセス部を露出する側の端面に揃えることにより、各ガイド用溝に整列した1列分の機能チップを実装用基板の1列分のリセス部に流体中において自己整合的に嵌め込む工程とを備えていることを特徴とする。
第1の半導体素子の実装方法によると、実装用基板に形成された複数のリセス部のうち、例えば行方向に配列されたリセス部と一致する方向に延びると共にリセス部の少なくとも1つ分の幅を持つ複数のガイド用溝が主面上に形成されたガイド用溝付き基板ベースを用意しておき、機能チップをリセス部に嵌め込む工程において、複数の機能チップをガイド用溝付き基板ベースの各ガイド用溝に整列した後、ガイド用溝付き基板ベースにおける各ガイド用溝の一方の端部を、実装用基板における1列分のリセス部を露出する側の端面に揃えることにより、各ガイド用溝に整列した1列分の機能チップを実装用基板の1列分のリセス部に流体中において自己整合的に嵌め込むため、複数の機能チップを、実装用基板の複数のリセス部の近傍にまで確実に且つ迅速に搬送できるようになる。従って、液体中に分散した機能チップを液体ごと実装用基板の上にでたらめに注いで確率的に実装する従来の方法と比べて、複数の機能チップの実装用基板への実装効率が格段に向上する。
第1の半導体素子の実装方法において、機能チップをリセス部に嵌め込む工程は、1列分のリセス部に機能チップが嵌め込まれた後に、ガイド用溝付き基板ベースを実装用基板における次の1列分のリセス部を露出する側の端面に揃え、その後、各ガイド用溝に整列した次の1列分の機能チップを実装用基板の次の1列分のリセス部に嵌め込む工程を含むことが好ましい。このようにすると、実装用基板の主面上に行列状に形成された複数のリセス部のすべてに機能チップを確実に配置することができる。
第1の半導体素子の実装方法において、ガイド用溝付き基板ベースにおける各ガイド用溝の一方の端部の底面には、機能チップの少なくとも1つ分の平面形状と一致する開口部がそれぞれ形成されている好ましい。このようにすると、機能チップの平面形状に拘わらず、各機能チップを高精度に実装することが可能となる。
第1の半導体素子の実装方法において、機能チップをリセス部に嵌め込む工程は、実装用基板における複数のリセス部と同一の開口パターンを有する板状のマスク部材を実装用基板の上に載置した状態で行なうことが好ましい。このようにすると、機能チップの平面形状及びサイズに拘わらず、各機能チップを高精度に実装することが可能となる。
本発明に係る第2の半導体素子の実装方法は、主面上に1列に形成され、それぞれが機能チップを配置する複数のリセス部を有する実装用基板と、主面上に形成され、それぞれが1列分のリセス部と直交する方向に延びると共にリセス部の少なくとも1つ分の幅を持つ複数のガイド用溝が形成されたガイド用溝付き基板ベースとを用意する工程と、複数の機能チップをガイド用溝付き基板ベースの各ガイド用溝に整列した後、ガイド用溝付き基板ベースにおける各ガイド用溝の一方の端部を、実装用基板における1列分のリセス部を露出する側の端面に揃えることにより、各ガイド用溝に整列した1列分の機能チップを実装用基板の1列分のリセス部に流体中において自己整合的に嵌め込む工程とを備え、機能チップをリセス部に自己整合的に嵌め込む工程は、ガイド用溝付き基板ベースにおける各リセス部及び各ガイド用溝との対向部分が除去されてなる複数の切り欠き部を有する櫛形状マスク部材をガイド用溝付き基板ベースの上に保持した状態で行なうことを特徴とする。
第2の半導体素子の実装方法によると、主面上に1列分のリセス部が形成された実装用基板を用いる場合に、機能チップをリセス部に嵌め込む工程において、ガイド用溝付き基板ベースにおける各リセス部及び各ガイド用溝との対向部分が除去されてなる複数の切り欠き部を有する櫛形状マスク部材をガイド用溝付き基板ベースの上に保持した状態で行なうため、実装精度を向上することができる。
第2の半導体素子の実装方法は、機能チップをリセス部に嵌め込む工程において、ガイド用溝付き基板ベースにおける各ガイド用溝と擦動可能に嵌合する複数の歯を持つ板状のツールであって、該ツールの複数の歯により、各ガイド用溝に整列した各機能チップを各ガイド用溝の他方の端部側から一方の端部側に押しながら搬送することが好ましい。このように、ガイド用溝付き基板ベースにおける各ガイド用溝と擦動可能に嵌合する複数の歯を持つ板状のツールを用意し、該ツールの複数の歯により、各ガイド用溝に整列した各機能チップを各ガイド用溝の他方の端部側から一方の端部側に押しながら搬送すると、流体の流れにのみ頼ることなく、各ガイド用溝に整列された機能チップを実装用基板状のリセス部の近傍に搬送することが可能となるので、実装効率がさらに向上する。
第1又は第2の半導体素子の実装方法において、ガイド用溝付き基板ベースにおける各ガイド用溝の底面上には、複数の凹部、貫通孔、凸部又は溝部が形成されていることが好ましい。このようにすると、ガイド用溝の底面と機能チップとの間に働く粘性のファンデアワールス力(摩擦力)を低減することができるため、ガイド用溝の底面上に整列した機能チップが速やかに移動するようになる。
本発明に係る第3の半導体素子の実装方法は、主面上にストライプ状に形成された複数の第1のガイド用溝と、各第1のガイド用溝の底面上に互いに間隔をおいて形成され、それぞれが機能チップを配置する複数のリセス部を有するガイド用溝付き実装用基板と、ガイド用溝付き実装用基板に形成された各第1のガイド用溝及び各リセス部と一致する位置に複数の第2のガイド用溝及び開口部を有するガイド用溝付きマスク部材とを用意する工程と、複数の機能チップをガイド用溝付きマスク部材の各第2のガイド用溝に整列した後、ガイド用溝付きマスク部材の各開口部から、ガイド用溝付き実装用基板の各リセス部が露出するように揃えることにより、各第2のガイド用溝に整列した機能チップをガイド用溝付き実装用基板のリセス部に流体中において自己整合的に嵌め込む工程とを備えていることを特徴とする。
第3の半導体素子の実装方法によると、ガイド用溝付き実装用基板には第1のガイド用溝を設け、該ガイド用溝付き実装用基板の上には、第2のガイド用溝及び開口部を有するガイド用溝付きマスク部材を載置して、第2のガイド用溝に整列した機能チップをガイド用溝付き実装用基板のリセス部に流体により自己整合的に嵌め込むため、従来の方法と比べて実装効率が格段に向上する。
第3の半導体素子の実装方法において、ガイド用溝付き基板は、主面上における複数のリセス部を除く領域に複数の凹部、貫通孔、凸部又は溝部が形成されており、ガイド用溝付きマスク部材は、各第2のガイド用溝の底面上における開口部を除く領域に複数の凹部、貫通孔、凸部又は溝部が形成されていることが好ましい。
第1〜第3の半導体素子の実装方法において、各凹部、貫通孔若しくは凸部の径又は溝部の幅は、機能チップの0.2倍以下であることが好ましい。
第3の半導体素子の実装方法は、機能チップをリセス部に嵌め込む工程において、ガイド用溝付きマスク部材における各第2のガイド用溝と擦動可能に嵌合する複数の歯を持つ板状のツールであって、該ツールの複数の歯により、各第2のガイド用溝に整列した各機能チップを押しながら搬送することが好ましい。
第1〜第3の半導体素子の実装方法において、機能チップをリセス部に嵌め込む工程は液体中で行なうことが好ましい。このようにすると、実装工程において、機能チップ同士が互いに接触したり、また機能チップが実装用基板やガイド用溝付き基板ベースと接触したりしたとしても、機能チップに与える衝撃を緩和することができる。
本発明に係る第1の半導体素子実装体は、主面上に行列状に形成された複数のリセス部を有する実装用基板における複数のリセス部にそれぞれ機能チップを自己整合的に配置するための半導体素子実装体を対象とし、板状部材からなり、その主面に、それぞれが複数のリセス部のうち行方向に配列されたリセス部と一致する方向に延びると共に、リセス部の少なくとも1つ分の幅を持つ複数のガイド用溝が形成されていることを特徴とする。
本発明に係る第2の半導体素子実装体は、主面上に1列に形成された複数のリセス部を有する実装用基板における複数のリセス部にそれぞれ機能チップを自己整合的に配置するための半導体素子実装体を対象とし、主面に、それぞれが1列分のリセス部と直交する方向に延びると共に、リセス部の少なくとも1つ分の幅を持つ複数のガイド用溝が形成されたガイド用溝付き基板ベースと、ガイド用溝付き基板ベースにおける各ガイド用溝と擦動可能に嵌合する複数の歯を持つ板状のツールと、実装用基板上に保持され、該実装用基板の各リセス部を露出すると共に、それぞれがガイド用溝付き基板ベースにおける各ガイド用溝との対向部分が除去されてなる複数の切り欠き部を有する櫛形状マスク部材とを備えていることを特徴とする。
第1又は第2の半導体素子実装体において、各ガイド用溝の底面上には、複数の凹部、貫通孔、凸部又は溝部が形成されていることが好ましい。
本発明に係る第3の半導体素子実装体は、主面上に行列状に形成された複数のリセス部を有する実装用基板における複数のリセス部に光素子又は電子素子を含む複数の機能チップを自己整合的に配置するための半導体素子実装体を対象とし、主面上にストライプ状に形成された複数の第1のガイド用溝と、各第1のガイド用溝の底面上に互いに間隔をおいて形成され、それぞれ機能チップを配置する複数のリセス部を有するガイド用溝付き実装用基板の上に載置されて使用され、板状のガイド用溝付きマスク部材であり、ガイド用溝付き実装用基板に形成された各第1のガイド用溝及び各リセス部と一致する位置に複数の第2のガイド用溝及び開口部を有することを特徴とする。
第3の半導体素子実装体において、ガイド用溝付き基板は、主面上における複数のリセス部を除く領域に複数の凹部、貫通孔、凸部又は溝部が形成されており、ガイド用溝付きマスク部材は、各第2のガイド用溝の底面上における開口部を除く領域に複数の凹部、貫通孔、凸部又は溝部が形成されていることが好ましい。
第1〜第3の半導体素子実装体において、各凹部、貫通孔若しくは凸部の径又は溝部の幅は、機能チップの0.2倍以下であることが好ましい。
本発明に係る半導体素子の実装方法及び半導体素子実装体によると、傷つきやすい機能チップを含む機能チップを実装用基板状に実装する際に、機能チップを傷つけることなく、複数の機能チップを高精度で且つ高効率に実装することが可能となる。
(第1の実施形態)
本発明の第1の実施形態について図面を参照しながら説明する。
図1(a)〜図1(d)は本発明の第1の実施形態に係る半導体素子の実装方法により作製された半導体素子であって、(a)は正面構成を示し、(b)は左側面構成を示し、(c)は例えばリセス付きサブマウントである実装用基板の平面構成を示し、(d)は互いの発振波長が異なる2つの半導体レーザである機能チップの正面構成を示している。
図1(a)及び(b)に示すように、第1の実施形態に係る半導体素子は、例えばシリコン(Si)からなる実装用基板101と、その主面上にレーザ光の出射方向が揃うように配置され、発振波長が互いに異なる第1の機能チップ104及び第2の機能チップ105とから構成されている。第1の機能チップ104及び第2の機能チップ105におけるレーザ光の出射方向(長手方向)の寸法は、自己整合的に実装可能となるように互いに変えられており、ここでは、第1の機能チップ104と比べて第2の機能チップ105の方を長くしている。
図1(a)及び(d)に示すように、第1の機能チップ104及び第2の機能チップ105の出射端面には、各レーザ光の出力部(活性領域)104a及び105aがそれぞれ設けられている。また、図1(a)〜(c)に示すように、実装用基板101の上部には、各機能チップ104及び105の出力部104a及び105aが覆われない程度の深さを有する第1のリセス部102及び第2のリセス部103が形成されている。また、第1のリセス部102及び第2のリセス部103における各機能チップ104及び105の出射端面とそれぞれ対向する対向面102a及び103aは、実装用基板101における各機能チップ104及び105の出射端面側の端部と揃えられ且つ該端部に近接するように設けられている。これにより、図1(b)に示すように、各機能チップ104及び105から出力される各レーザ光106が実装用基板101の上端部によって遮られるという不具合を防止することができる。このことから、図1(c)に示すように、互いの長辺方向の寸法が異なる第1の機能チップ104及び第2の機能チップ105が嵌まるように、実装用基板101における各機能チップ104及び105の出力制御面との対向面102b及び103bは不揃いに配置されている。ここで、各機能チップ104及び105の出力制御面とは、各機能チップ104及び105における出射端面との対向面から微弱に出力される光を検出して、各機能チップ104及び105の出力状態が制御可能であることから付された名称である。
また、図1(a)及び(d)に示すように、第1の機能チップ104及び第2の機能チップ105は、実装用基板101の各リセス部102及び103の底面上に配された半田材104b及び105bによりそれぞれ固着されている。
以下、図1(a)に示した半導体素子の実装方法について図面を参照しながら説明する。
図2(a)及び図2(b)は、本発明の第1の実施形態に係る実装用基板101を個片に分割する前のウェハであって、(a)は互いの発振波長が異なる1対の機能チップ用のウェハ200Aの平面構成を示し、(b)は互いの発振波長が異なる2対の機能チップ用のウェハ200Bの平面構成を示している。
図2(a)に示すウェハ200Aの主面には、それぞれが互いに対をなす第1のリセス部102及び第2のリセス部103が形成された複数の実装用基板101Aが行列状に配置されている。
図2(b)に示すウェハ200Bの主面には、それぞれが互いに対をなす第1のリセス部102及び第2のリセス部103の2対分を含み、各リセス部102及び103における出射端面との対向面102aと103aとを互いに対向させた複数の実装用基板101Bが行列状に配置されている。
図3(a)は本発明に係る半導体素子の実装方法に用いる断面U字状のU字状溝付き基板ベースの部分的な斜視構成を示し、図3(b)は一変形例に係るU字状溝付き基板ベースの部分的な斜視構成を示している。図3(a)に示すように、例えばシリコン(Si)からなるU字状溝付き基板ベース300Aは、その主面上に互いに平行に延びる複数のU字状溝300aが形成されている。また、図3(b)に示すU字状溝付き基板ベース300Bには、各U字状溝の一方の端部に実装対象である機能チップの平面サイズと一致する開口部300bがそれぞれ形成されている。
図4(a)は本発明の第1の実施形態に係る半導体素子の実装方法に用いる、端面に櫛形状の歯310aを持つ歯付きツール310の部分的な斜視構成を示し、図4(b)はU字状溝付き基板ベース300Aの各U字状溝300aに歯310aを擦動(スライド)可能に嵌め合わせた状態を表わしている。
ここで、図5に示すように、各U字状溝300aの底面上に、径が複数の微小孔又微小粒300cを設けると良い。このようにすると、U字状溝300aの底面とその上をスライドする機能チップ104及び105の下面との間の接触面積が小さくなって、接触面同士の間に働く摩擦力が低減されるため、機能チップ104及び105がU字状溝300aの底面上を搬送される際の粘性抵抗が低減される。また、図示はしていないが、各U字状溝300aの底面上には、微小孔又は微小粒300aに代えて該微小孔の開口径と同等の幅を持つ複数の微小溝を設けてもよい。
なお、U字状溝300aの断面形状は、断面U字状に限られず、断面V字状でもよく、他の形状でもよい。すなわち、U字状溝300aは実装対象である機能チップのサイズと形状とに合致するガイド用レールとして機能すればよい。
以下、前記のような構成を持つ半導体素子の実装方法において、U字状溝付き基板ベース及びツールを用いた機能チップの実装方法を図面に基づいて説明する。
図6は本発明の第1の実施形態に係る半導体素子の実装方法を示している。
図6に示すように、複数の機能チップ104及び105はそれぞれの動作確認を行なった後、各U字状溝300aに交互に整列させる。
続いて、U字状溝300aに機能チップ104及び105を配列した状態のU字状溝付き基板ベース300Aを、ウェハ200Bにおける1対のリセス部102及び103と、1本のU字状溝300aとの互いの位置合わせを行なう。その後、ウェハ200B、U字状溝付き基板ベース300A及び歯付きツール310を液体中に投入する。U字状溝300aに整列された各機能チップ104及び105は、流体の流れにより又は歯付きツール310をU字状溝付き基板ベース300Aの各U字状溝300aに嵌めた状態で前方(図中の左下)に押し出すことにより、ウェハ200Bに設けたリセス部102及び103にまで容易に且つ確実に搬送することができる。
U字状溝付き基板ベース300Aの端部に1対ずつの機能チップ104及び105が到達すると、到達した1対ずつの機能チップ104及び105は、その下側に位置するウェハ200Aに設けられた1対ずつのリセス部102及び103に押し出されて嵌まり込む。なお、歯付きツール310は必ずしも必要ではなく、該歯付きツール310を用いない場合には、ウェハ200Bの主面を水平面から90°以内で傾けると良い。
その後は、各リセス部102及び103の底面にあらかじめ配置しておいた半田材等を加熱により溶着し、さらに、複数の機能チップ104及び105がそれぞれリセス部102及び103に嵌め込まれたウェハ200Bを個片状の複数の実装用基板101に分割して、図1(a)に示す半導体素子を得る。
ここで、U字状溝付き基板ベース300Aに代えて、図3(b)に示すような、各U字状溝300aの端部に開口部300bを設けたU字状溝付き基板ベース300Bを用いてもよい。
このように、第1の実施形態に係る半導体素子の実装方法によると、従来のように、実装用基板(ウェハ)の上に、機能チップを分散した液体を直接に、すなわちでたらめに注ぐのではなく、機能チップの搬送時のガイドであって、実装用基板のリセス部に機能チップを導くための互いに平行に延びる複数のU字状溝300aが形成されたU字状付き基板ベース300A、300Bを実装用基板の主面上に載置して実装を行なっている。これにより、機能チップのサイズがナノメータ、マイクロメータ又はミリメータサイズであっても、また任意の形状であっても、U字状溝300aの幅又は深さを調整することにより、実装用基板の所定の位置に高精度及び高効率で且つ確実に機能チップを実装することができる。
第1の実施形態においては、発振波長が互いに異なる第1の機能チップ104及び第2の機能チップ105を1対として、同時に複数対の機能チップ104及び105を実装することが可能である。
ここで、前述したように、機能チップ104、105は半導体レーザに限られない。すなわち、機能チップには、導体、半導体、絶縁性ガラス、絶縁性樹脂又は誘電体材料からなる機能素子を用いることができる。
(第2の実施形態)
以下、本発明の第2の実施形態について図面を参照しながら説明する。
図7(a)及び図7(b)は、ウェハの主面上に保持され、機能チップの実装位置(リセス部)と対応する位置にそれぞれ開口部を設けた板状の金属マスクであって、(a)は互いの発振波長が異なる1対の機能チップ用の金属マスク400Aの平面構成を示し、(b)は発振波長が異なる2対の機能チップ用の金属マスク400Bの平面構成を示している。
図7(a)に示すように、例えば、ニッケル(Ni)又はニッケル合金等からなる金属マスク400Aには、機能チップを実装するウェハに形成された複数の第1のリセス部102及び第2のリセス部103を露出する複数の開口部400aが行列状に配置されている。
また、図7(b)に示す金属マスク400Bには、それぞれが互いに対をなし、且つ2対の第1のリセス部102及び第2のリセス部103を露出する複数の開口部400bが行列状に配置されている。ここで、金属マスク400Bの各開口部400bは、各機能チップ104及び105における出射端面同士が対向して実装される配置となるように形成されている。
図8に示す金属マスク400Cは、他の変形例であって、平面長方形の複数の開口部400cが行列状に配置されている。ここで、各開口部400cは、任意の平面形状を持つ機能チップと一致する開口形状とされている。
以下、前記のような構成を持つ半導体素子の実装方法におけるU字状溝付き基板ベース及びツールを用いた機能チップの実装方法を図面に基づいて説明する。
図9は本発明の第2の実施形態に係る半導体素子の実装方法であって、1対の機能チップの実装方法を示している。
まず、例えば図2(b)に示すように、機能チップ104及び105の実装用基板であるウェハ200Bの所定の位置にあらかじめ複数のリセス部102及び103を設けておき、設けた複数のリセス部102及び103と一致するように複数の開口部400bが形成された金属マスク400Bを用意する。続いて、用意した金属マスク400Bをウェハ200Bの上に、金属マスク400Bの各開口部400bがウェハ200Bにおける1対のリセス部102及び103とそれぞれ一致するように保持する。
次に、図9に示すように、U字状溝付き基板ベース300Aの各溝部300aの内側に、機能チップ等からなる機能チップ104及び105を整列させる。続いて、金属メタル400Bの上に、各U字状溝300aに機能チップ104及び105があらかじめ整列されたU字状溝付き基板ベース300Aの一端面を、金属マスク400Bの各開口部400により形成される一の列と一致させるように載置する。
次に、ウェハ(図示せず)、金属マスク400B、U字状溝付き基板ベース300A及び歯付きツール310を液体中に投入する。U字状溝300aの内側に整列された各機能チップ104及び105は、液体の流れに加え、歯付きツール310をU字状溝付き基板ベース300Bの各U字状溝300aに嵌めた状態で前方(図中の左下)に押し出すことにより、金属マスク400Bに設けた開口部400bにまで容易に且つ確実に搬送することができる。金属マスク400Bの各開口部400bに到達した機能チップ104及び105は、各開口部400bを通してウェハの1対のリセス部に確実に実装される。ここで、U字状溝付き基板ベース300Aにおける前端面は、金属マスク400Bの1列分の開口部400bの後端面に合わせる。ここで、1列分の開口部400bとは、U字状溝300aが延びる方向と直交する方向に並ぶ開口部400bをいい、ここでは例えば20個とする。従って、第2の実施形態においては、歯付きツール310を1列分だけ押すと一度に20対の機能チップ104及び105をウェハの各リセス部に実装することができる。このように、1列分のリセス部に対応する機能チップの実装工程を、金属マスク400Bと共にウェハを順次1列ずつずらしながら、ウェハのすべてのリセス部に機能チップ104及び105が実装されるまで繰り返す。なお、歯付きツール310における歯310aの高さは、各機能チップ104及び105の傷つきやすい領域に損傷を与えない寸法に設定されている。
このように、第2の実施形態によると、1対の機能チップ104及び105は、実装用基板であるウェハ200Bの1対のリセス部102及び103に、液体中において自己整合的に且つ高精度で、しかも例えば1秒間に20対の機能チップ104及び105が一度に搬送できる。
なお、第2の実施形態においても、図5に示すように、U字状溝付き基板ベース300Bの各U字状溝300aの底面に、微小孔又微小粒300cを設けておくと、各機能チップ104及び105の擦動抵抗が低減されて、それらの動き(流れ)が滑らかとなる。
(第2の実施形態の第1変形例)
図10(a)は第2の実施形態の第1変形例であって、1つの機能チップを実装する実装方法を示している。図10(a)に示すように、第1変形例は、各U字状溝300aの端部に主面とその裏面とを貫通する開口部300bが設けられたU字状溝付き基板ベース300Bを用いている。さらに、機能チップ105を実装する実装用基板101Aには、1つ分のリセス部しか形成されていない。従って、金属マスク400Aにも実装用基板101Aのリセス部と対応する開口部400aが形成されている。また、金属マスク400Aの上に載置されるU字状溝付き基板ベース300Bの各U字状溝300aの幅と各開口部300bの平面形状とは、1つの機能チップ105の寸法に合わせて形成され、歯付きツール310の各歯310aの幅もU字状溝300aの幅に合わせて形成されている。
(第2の実施形態の第2変形例)
図10(b)は第2の実施形態の第2変形例であって、第1変形例と同様に、1つの機能チップを実装する他の実装方法を示している。図10(b)に示すように、第2変形例においては、実装対象である機能チップ121の外形状を円筒形状としている。従って、金属マスク400Cにも実装用基板101Bの複数のリセス部と対応するように平面円形状の複数の開口部400cが形成されている。さらに、金属マスク400Cの上に載置されるU字状溝付き基板ベース300Bの各U字状溝300aの幅は、1つの機能チップ121の径に合わせて形成され、歯付きツール310の各歯310aの幅も、U字状溝300aの幅に合わせて形成されている。
なお、実装対象である機能チップ121は、円筒形状に限られず、任意の形状であっても、本発明を適用することが可能である。
(第3の実施形態)
以下、本発明の第3の実施形態について図面を参照しながら説明する。
図11は本発明の第3の実施形態に係る半導体素子の実装方法であって、1対の機能チップの半導体素子の実装方法による実装方法を示している。
図11に示すように、第3の実施形態においては、1対の機能チップ104及び105を実装する実装用基板がウェハではなく、代わりに、上面に機能チップの実装位置を規定する1列分のリセス部が形成された、例えば炭化ケイ素(SiC)からなる棒状のサブマウント210を用いる。従って、U字状溝付き基板ベース300Aの前方端は、サブマウント210の側面と各U字状溝300aがサブマウント210の各リセス部と一致するように接続された状態で、機能チップ104及び105が実装される。また、ここでは、U字状溝付き基板ベース300Aにおける各U字状溝300aの底面には、多数の微小孔300cが設けられている。なお、微小孔300cに代えて微小溝でもよく、さらには、断面球状(半球状)又は断面ピラミッド(四角錐)状の微小粒であってもよい。
このとき、サブマウント210の上面には、該サブマウント210上のリセス部を露出する複数の切り欠き部410aが形成された櫛形状マスク410が保持されている。櫛形状マスク410は、例えば磁性ニッケル又は磁性ニッケル合金からなり、各切り欠き部410aは、U字状溝付き基板ベース300Aの各U字状溝300aの前方端と対向する部分を開口している。これにより、サブマウント210上のリセス部が比較的浅い構成であっても、歯付きツール310に押された1列分の機能チップ104及び105は、サブマウント210の上面で位置ずれを起こすことなく、対応する各リセス部に確実に実装される。なお、櫛形状マスク410の形成材料は磁性ニッケル又はその合金に限られず、加工性に優れ錆びにくい材料であればよい。
このように、複数の機能チップ104及び105は、適切に設計された櫛形状マスク410によりサブマウント210の各リセス部に位置決めされ、その後、熱処理により溶融された半田材等により固着される。
以下、第3の実施形態に係るサブマウント210への実装方法を実現する実装体を図12に基づいて説明する。
図12の流れ図に示すように、工程Iにおいて、サブマントバー210をサブマウントホルダ510に保持し、次の工程IIにおいて、サブマントバー210が保持されたサブマウントホルダ510を、サブマウントホルダ510、U字状溝付き基板ベース300A等を保持する保持ベース本体520にボルト又はピン等で取り付けて、工程III の状態を得る。
次に、工程IV及びVにおいて、U字状溝付き基板ベース300Aと、該U字状溝付き基板ベース300Aの上にその複数のU字状溝300aと噛み合いながら擦動可能に載置された歯付きツール310とを保持ベース本体520上の保持位置に載置する。
次に、工程VIにおいて、サブマントバー210の各リセス部を露出するように形成された複数の切り欠き部410aを有する櫛形状マスク410をサブマウントホルダ510の上に取り付ける。
その後、工程VII において、サブマントバー210の各リセス部に実装された機能チップを保持する機能チップ保持ツール530を、保持ベース本体520上にサブマウント210を覆うように取り付けて、工程VIIIの状態の半導体素子の実装方法による実装システム500を得る。
(第4の実施形態)
以下、本発明の第4の実施形態について図面を参照しながら説明する。
図13は本発明の第4の実施形態に係る半導体素子の実装方法を示している。
図13に示すように、第4の実施形態においては、実装用基板であるガイド溝付きウェハ200Cの主面上に、複数の機能チップ104及び105を配置する複数の第1のリセス部102及び第2のリセス部103だけでなく、該リセス部102、103を底部に設け且つその長辺方向に延びる複数のガイド用溝200aが形成されている。さらに、ガイド溝付きウェハ200Cの主面上には、各リセス部102、103の底面を除く領域の全面に、微小孔200cが形成されている。
また、U字状溝付き基板ベース300Aを用いずに、ウェハ200Cのガイド用溝200aと対向する位置に形成された複数のガイド用溝400dと、ウェハ200Cの各リセス部102、103と対向する位置で且つガイド用溝400dの底部に形成された複数の開口部400eとを有するガイド溝付き金属マスク400Dを用いる。ここで、各ガイド用溝400dの底面上には微小孔400fが形成されている。
まず、各機能チップ104、105の動作確認を行なった後、これら機能チップ104及び105のうち平面積が大きい第2の機能チップ105を複数のガイド用溝400dに向きを合わせて整列する。その後、ガイド溝付きウェハ200Cの上にガイド溝付き金属マスク400Dを保持して、歯付きツール310の歯310aを、ガイド溝付き金属マスク400Dに設けられた各ガイド用溝400dに沿わせて押していくと、機能チップ105がガイド溝付きウェハ200Cの各リセス部103に高効率で実装される。続いて、平面積が第2の機能チップ105よりも小さい第1の機能チップ104を、第2の機能チップ105と同様にしてガイド溝付きウェハ200Cの各リセス部102に実装する。その後は、図示していないが、ガイド溝付きウェハ200Cを実装用基板ごとにチップ状に分割して、図1(a)に示す半導体素子を得る。
ここで、ガイド溝付きウェハ200Cに設けられた微小孔200の径は、機能チップが落ち込まないように、該機能チップのサイズの0.2倍以下とする。また、微小孔200cの開口形状は、円形、三角形、長方形等の任意の形状でよい。また、微小孔200cはガイド溝付きウェハ200Cを貫通していても、貫通していなくてもよい。また、微小孔200cに代えて微小溝でもよく、さらには、径が機能チップのサイズの0.2倍以下の島状の微小粒としてもよい。このようにすると、機能チップは、ガイド溝付きウェハ200Cの表面において、最小限の接触となることにより摩擦力を最小限にまで低減できる。これは、ガイド溝付き金属マスク400Dの各ガイド用溝400dの底面上に設けた微小孔400fについても同様である。
なお、例えば、機能チップ104及び105を、金属マスク400Aに設けられた各開口部400aを通してウェハ200Aの第1のリセス部102及び第2のリセス部103に嵌め込む際には、最適化された低周波振動を印加しながら自己実装を行なうことが好ましい。前述したように、各リセス部102及び103に自己実装された機能チップ104及び105は、実装前にリセス部102及び103の底面上にめっきによりあらかじめ成膜された半田材に加熱処理を行なうことにより、ウェハ200Aと確実に固着される。さらに、この加熱処理時に、適切で且つ恒久的な半田付けを行なえるように、すべての機能チップ104及び105に対して上方から同時に軽く押圧することが好ましい。
本発明に係る半導体素子の実装方法および半導体素子実装体は、MEMS、光学素子、液晶表示素子、ICチップ等の電子部品に適用可能である。また、本発明は、上記以外の技術分野においても、導体、半導体、絶縁体又は誘電体材料からなる機能チップに対して等しく有用である。
(a)〜(d)は本発明の第1の実施形態に係る半導体素子の実装方法により作製された半導体素子を示し、(a)は正面図であり、(b)は左側面図であり、(c)はリセス付き実装用基板の平面図であり、(d)は互いの発振波長が異なる2つのレーザダイオードチップの正面図である。 (a)〜(b)は、本発明の第1の実施形態に係る実装用基板を個片に分割する前のウェハを示し、(a)は互いの発振波長が異なる1対の機能チップ用のウェハを示す平面図であり、(b)は発振波長が異なる2対の機能チップ用のウェハを示す平面図である。 (a)は本発明に係る半導体素子の実装方法に用いる断面U字状のU字状溝付き基板ベースを示す部分的な斜視図であり、(b)は一変形例に係るU字状溝付き基板ベースを示す部分的な斜視図である。 (a)は本発明に係る半導体素子の実装方法に用いる櫛形状の歯付きツールを示す部分的な斜視図であり、(b)はU字状溝付き基板ベースの各U字状溝に櫛形状の歯を擦動(スライド)可能に嵌め合わせた状態を示す部分的な斜視図である。 本発明の第1の実施形態に係るU字状溝付き基板ベースのU字状溝の底面に微小孔又は微小粒を設けた場合を示す部分的な斜視図である。 本発明の第1の実施形態に係る半導体素子の実装方法であって、半導体素子の実装方法による機能チップの実装方法を示す模式的な斜視図である。 (a)及び(b)は、本発明の第1の実施形態に係る半導体素子の実装方法に用いる金属マスクを示し、(a)は互いの発振波長が異なる1対の機能チップ用の金属マスクを示す平面図であり、(b)は発振波長が異なる2対の機能チップ用の金属マスクを示す平面図である。 本発明の第1の実施形態に係る半導体素子の実装方法に用いる金属マスクの一変形例を示す平面図である。 本発明の第2の実施形態に係る半導体素子の実装方法であって、1対の機能チップの実装方法を示す模式的な斜視図である。 (a)は第2の実施形態の第1変形例であって、半導体素子の実装方法による1つの機能チップの実装方法を示す模式的な斜視図である。(b)は第2の実施形態の第2変形例であって、1つの機能チップの他の実装方法を示す模式的な斜視図である。 は本発明の第3の実施形態に係る半導体素子の実装方法を示す模式的な斜視図である。 本発明の第3の実施形態に係る半導体素子実装体の組立順序を示す流れ図である。 本発明の第4の実施形態に係る半導体素子の実装方法を示す流れ図である。 第1の従来例に係る実験的な半導体素子実装体を示す模式的な斜視図である。 第2の従来例に係るバブルポンプ付き半導体素子実装体を示す模式的な構成図である。
符号の説明
101 実装用基板
101A 実装用基板
101B 実装用基板
102 第1のリセス部
102a 出射端面との対向面
102b 出力制御面との対向面
103 第2のリセス部
103a 出射端面と対向する壁面
103b 出力制御面と対向する壁面
104 第1の機能チップ
104a 出力部
104b 半田材
105a 出力領域
105b 半田材
105 第2の機能チップ
106 レーザ光
121 機能チップ
200A 1対のLD用のウェハ
200B 2対のLD用のウェハ
200C ガイド溝付きウェハ
200a 微小孔
210 サブマウント
300A U字状溝付き基板ベース
300a U字状溝
300B 開口部付きU字状溝付き基板ベース
300b 開口部
300c 微小孔/微小粒
310 歯付きツール
310a 櫛形状の歯
400A 1対のLD用の金属マスク
400a 開口部
400B 2対のLD用の金属マスク
400b 開口部
400C 金属マスク
400c 開口部
400D ガイド溝付き金属マスク
400d ガイド用溝
400e 開口部
400f 微小孔
410 櫛形状マスク
410a 切り欠き部
500 実装システム
510 サブマウントホルダ
520 保持ベース本体
530 機能チップ保持ツール

Claims (18)

  1. 主面上に行列状に形成され、それぞれが機能チップを配置する複数のリセス部を有する実装用基板と、主面上に形成され、それぞれが前記複数のリセス部のうち行方向に配列されたリセス部と一致する方向に延びると共に前記リセス部の少なくとも1つ分の幅を持つ複数のガイド用溝を有するガイド用溝付き基板ベースとを用意する工程と、
    前記複数の機能チップを前記ガイド用溝付き基板ベースの前記各ガイド用溝に整列した後、前記ガイド用溝付き基板ベースにおける前記各ガイド用溝の一方の端部を、前記実装用基板における1列分のリセス部を露出する側の端面に揃えることにより、前記各ガイド用溝に整列した1列分の機能チップを前記実装用基板の1列分のリセス部に流体中において自己整合的に嵌め込む工程とを備えていることを特徴とする半導体素子の実装方法。
  2. 前記機能チップをリセス部に嵌め込む工程は、前記1列分のリセス部に前記機能チップが嵌め込まれた後に、前記ガイド用溝付き基板ベースを前記実装用基板における次の1列分のリセス部を露出する側の端面に揃え、その後、前記各ガイド用溝に整列した次の1列分の機能チップを前記実装用基板の次の1列分のリセス部に嵌め込む工程を含むことを特徴とする請求項1に記載の半導体素子の実装方法。
  3. 前記ガイド用溝付き基板ベースにおける前記各ガイド用溝の一方の端部の底面には、前記機能チップの少なくとも1つ分の平面形状と一致する開口部がそれぞれ形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の半導体素子の実装方法。
  4. 前記機能チップをリセス部に嵌め込む工程は、
    前記実装用基板における前記複数のリセス部と同一の開口パターンを有する板状のマスク部材を前記実装用基板の上に載置した状態で行なうことを特徴とする請求項1〜3のうちのいずれか1項に記載の半導体素子の実装方法。
  5. 主面上に1列に形成され、それぞれが機能チップを配置する複数のリセス部を有する実装用基板と、主面上に形成され、それぞれが前記1列分のリセス部と直交する方向に延びると共に前記リセス部の少なくとも1つ分の幅を持つ複数のガイド用溝が形成されたガイド用溝付き基板ベースとを用意する工程と、
    前記複数の機能チップを前記ガイド用溝付き基板ベースの前記各ガイド用溝に整列した後、前記ガイド用溝付き基板ベースにおける前記各ガイド用溝の一方の端部を、前記実装用基板における1列分のリセス部を露出する側の端面に揃えることにより、前記各ガイド用溝に整列した1列分の機能チップを前記実装用基板の1列分のリセス部に流体中において自己整合的に嵌め込む工程とを備え、
    前記機能チップをリセス部に自己整合的に嵌め込む工程は、
    前記ガイド用溝付き基板ベースにおける前記各リセス部及び各ガイド用溝との対向部分が除去されてなる複数の切り欠き部を有する櫛形状マスク部材を前記ガイド用溝付き基板ベースの上に保持した状態で行なうことを特徴とする半導体素子の実装方法。
  6. 前記機能チップをリセス部に嵌め込む工程において、
    前記ガイド用溝付き基板ベースにおける前記各ガイド用溝と擦動可能に嵌合する複数の歯を持つ板状のツールであって、該ツールの複数の歯により、前記各ガイド用溝に整列した前記各機能チップを前記各ガイド用溝の他方の端部側から前記一方の端部側に押しながら搬送することを特徴とする請求項1〜5のうちのいずれか1項に記載の半導体素子の実装方法。
  7. 前記ガイド用溝付き基板ベースにおける前記各ガイド用溝の底面上には、複数の凹部、貫通孔、凸部又は溝部が形成されていることを特徴とする請求項1〜6のうちのいずれか1項に記載の半導体素子の実装方法。
  8. 主面上にストライプ状に形成された複数の第1のガイド用溝と、前記各第1のガイド用溝の底面上に互いに間隔をおいて形成され、それぞれが機能チップを配置する複数のリセス部を有するガイド用溝付き実装用基板と、
    前記ガイド用溝付き実装用基板に形成された前記各第1のガイド用溝及び各リセス部と一致する位置に複数の第2のガイド用溝及び開口部を有するガイド用溝付きマスク部材とを用意する工程と、
    前記複数の機能チップを前記ガイド用溝付きマスク部材の前記各第2のガイド用溝に整列した後、前記ガイド用溝付きマスク部材の各開口部から、前記ガイド用溝付き実装用基板の各リセス部が露出するように揃えることにより、前記各第2のガイド用溝に整列した機能チップを前記ガイド用溝付き実装用基板のリセス部に流体中において自己整合的に嵌め込む工程とを備えていることを特徴とする半導体素子の実装方法。
  9. 前記ガイド用溝付き基板は、主面上における前記複数のリセス部を除く領域に複数の凹部、貫通孔、凸部又は溝部が形成されており、
    前記ガイド用溝付きマスク部材は、前記各第2のガイド用溝の底面上における前記開口部を除く領域に複数の凹部、貫通孔、凸部又は溝部が形成されていることを特徴とする請求項8に記載の半導体素子の実装方法。
  10. 前記各凹部、貫通孔若しくは凸部の径又は前記溝部の幅は、前記機能チップの0.2倍以下であることを特徴とする請求項7又は9に記載の半導体素子の実装方法。
  11. 前記機能チップをリセス部に嵌め込む工程において、
    前記ガイド用溝付きマスク部材における前記各第2のガイド用溝と擦動可能に嵌合する複数の歯を持つ板状のツールであって、該ツールの複数の歯により、前記各第2のガイド用溝に整列した前記各機能チップを押しながら搬送することを特徴とする請求項8〜10のうちのいずれか1項に記載の半導体素子の実装方法。
  12. 前記機能チップをリセス部に嵌め込む工程は液体中で行なうことを特徴とする請求項1〜11のうちのいずれか1項に記載の半導体素子の実装方法。
  13. 主面上に行列状に形成された複数のリセス部を有する実装用基板における前記複数のリセス部にそれぞれ機能チップを自己整合的に配置するための半導体素子実装体であって、
    板状部材からなり、その主面に、それぞれが前記複数のリセス部のうち行方向に配列されたリセス部と一致する方向に延びると共に、前記リセス部の少なくとも1つ分の幅を持つ複数のガイド用溝が形成されていることを特徴とする半導体素子実装体。
  14. 主面上に1列に形成された複数のリセス部を有する実装用基板における前記複数のリセス部にそれぞれ機能チップを自己整合的に配置するための半導体素子実装体であって、
    主面に、それぞれが前記1列分のリセス部と直交する方向に延びると共に、前記リセス部の少なくとも1つ分の幅を持つ複数のガイド用溝が形成されたガイド用溝付き基板ベースと、
    前記ガイド用溝付き基板ベースにおける前記各ガイド用溝と擦動可能に嵌合する複数の歯を持つ板状のツールと、
    前記実装用基板上に保持され、該実装用基板の前記各リセス部を露出すると共に、それぞれが前記ガイド用溝付き基板ベースにおける前記各ガイド用溝との対向部分が除去されてなる複数の切り欠き部を有する櫛形状マスク部材とを備えていることを特徴とする半導体素子実装体。
  15. 前記各ガイド用溝の底面上には、複数の凹部、貫通孔、凸部又は溝部が形成されていることを特徴とする請求項13又は14に記載の半導体素子実装体。
  16. 主面上に行列状に形成された複数のリセス部を有する実装用基板における前記複数のリセス部にそれぞれ機能チップを自己整合的に配置するための半導体素子実装体であって、
    主面上にストライプ状に形成された複数の第1のガイド用溝と、前記各第1のガイド用溝の底面上に互いに間隔をおいて形成され、それぞれ機能チップを配置する複数のリセス部を有するガイド用溝付き実装用基板の上に載置されて使用され、板状のガイド用溝付きマスク部材であり、前記ガイド用溝付き実装用基板に形成された前記各第1のガイド用溝及び各リセス部と一致する位置に複数の第2のガイド用溝及び開口部を有することを特徴とする半導体素子実装体。
  17. 前記ガイド用溝付き基板は、主面上における前記複数のリセス部を除く領域に複数の凹部、貫通孔、凸部又は溝部が形成されており、
    前記ガイド用溝付きマスク部材は、前記各第2のガイド用溝の底面上における前記開口部を除く領域に複数の凹部、貫通孔、凸部又は溝部が形成されていることを特徴とする請求項16に記載の半導体素子実装体。
  18. 前記各凹部、貫通孔若しくは凸部の径又は前記溝部の幅は、前記機能チップの0.2倍以下であることを特徴とする請求項15又は17に記載の半導体素子実装体。
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