JP2005268521A - 導電性接着剤によって回路要素を形成し接続子と接続する方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 下ケース10の内面に導電性接着剤を印刷し、この導電性接着剤の所定箇所にコネクタ14、16の接続端子18、20を載置した後に導電性接着剤を硬化させることによって、下ケース10の内面に所定形状の配線パターン22を形成するとともに、配線パターン22のランド部にコネクタ14、16の接続端子18、20を接続する。これによって、従来例のようなプリント配線基板を利用した半田接続や導電性ペーストによる配線パターン形成を不要にできる。
【選択図】 図1
Description
本発明は、例えば、絶縁体としての絶縁基板の表面に所定形状の配線パターンを形成し、この配線パターンの所定箇所にコネクタの接続端子を接続する方法に関するものである。
次に、部品実装領域などを除いて絶縁ペーストを印刷し、これを加熱することによって第1のレジスト層129と第2のレジスト層131を形成する。
ついで、図8に示すように、配線パターン123の所定箇所(例えばランド部)に導電性接着剤133を印刷し、この導電性接着剤133上にチップ部品135の接続端子137〜137を載置し、加熱乾燥して導電性接着剤133を硬化させることにより、チップ部品135の接続端子137〜137を導電性接着剤133を介して配線パターン123と電気的、機械的に接続していた(例えば特許文献1参照)。
また、図7及び図8に示した従来例では、半田接続作業を不要にできるが、絶縁基板121上に導電性ペーストを印刷し、これを硬化させて配線パターン123を形成した後に、導電性接着剤133を用いてチップ部品135の接続端子137〜137を配線パターン123の所定箇所に接続していたので、作業工数が増加し作業時間が長くなるという問題点があった。
(1)導電性接着剤を回路要素の形成と回路要素・接続子間の接続の両方に利用することができるため、作業工数を減らし、作業時間を短縮することができる。
(2)回路要素・接続子間の接続に半田接続作業を不要として、作業工数を減らし、作業時間を短縮することができる。
(3)半田接続作業を不要にして、半田接続時に発生する熱の悪影響を排除することができるとともに、放熱対策を不要とすることができる。
(4)半田接続作業を不要として、フラックスによる悪影響(例えばフラックス残留物の生成)を排除することができるとともに、フラックス対策を不要とすることができる。
図1において、10は下ケース(絶縁体の一例)、12は上ケース、14、16は種類や形状の異なるコネクタ(例えば丸型コネクタと角型コネクタ)、18、20はコネクタ14、16の接続端子(接続子の一例)、22は導電性接着剤によって形成された配線パターン(回路要素の一例)、24は上下のケース12、10で形成された絶縁筺体である。
配線パターン22を形成するために利用した導電性接着剤は公知のもので、例えば溶剤にバインダ樹脂と導電性フィラーとを混入してなるものである。
絶縁筺体24を形成する下ケース10と上ケース12は、絶縁性合成樹脂によって成型される。
下ケース10の内面に所定形状の配線パターン22を形成するために、下ケース10の内面に導電性接着剤をスクリーン印刷し、下ケース10に係止されたコネクタ14、16の接続端子18、20を、配線パターン22のランド部に相当する箇所に載置した後に、加熱乾燥して導電性接着剤を硬化させる。このように導電性接着剤によって、下ケース10の内面に配線パターン22が形成されるとともに、この配線パターン22のランド部にコネクタ14、16の接続端子18、20が接続されるので、次の(1)〜(6)に記載の効果を有する。
(1)導電性接着剤を配線パターン22の形成と配線パターン22・接続端子18、20間の接続の両方に利用することができるため、作業工数を減らし、作業時間を短縮することができる。
(2)配線パターン22・接続端子18、20間の接続に半田接続作業を不要として、作業工数を減らし、作業時間を短縮することができる。
(3)半田接続作業を不要として、半田接続時に発生する熱の悪影響を排除することができるとともに、放熱対策を不要にすることができる。
(4)半田接続作業を不要として、フラックスによる悪影響(フラックス残留物の生成)を排除することができるとともに、フラックス対策を不要とすることができる。
(5)印刷法によって下ケース10の内面に導電性接着剤を塗布する構成としたので、微細な配線パターン22を容易に形成できるとともに、この配線パターン22と接続端子18、20の接続を容易かつ正確に行うことができる。
(6)プリント配線基板を不要として、装置の小型化、省スペース化を図ることができる。
図2において、30は絶縁性合成樹脂で成形された絶縁基板(絶縁体の一例)、32、34は種類や形状の異なるコネクタ、36、38はコネクタ32、34の接続端子(例えば接続用のパッド)(接続子の一例)、40は導電性接着剤によって形成された配線パターン(回路要素の一例)である。
絶縁基板30の表面に導電性接着剤をスクリーン印刷し、コネクタ32、34の接続端子36、38を配線パターン40のランド部に相当する箇所に載置した後に、加熱乾燥で導電性接着剤を硬化させる。このように導電性接着剤によって絶縁基板30の表面に配線パターン40が形成されるとともに、この配線パターン40のランド部にコネクタ32、34の接続端子36、38が接続されるので、図1の実施例と同様の効果を有する。
図3において、30aフレキシブル絶縁基板、32a、34aは種類や形状の異なるコネクタ、40aは導電性接着剤によって形成された配線パターン(回路要素の一例)である。
フレキシブル絶縁基板30aの表面に導電性接着剤をスクリーン印刷し、コネクタ32a、34aの接続端子を配線パターン40aのランド部に相当する箇所に載置した後に、加熱乾燥で導電性接着剤を硬化させることによって、フレキシブル絶縁基板30aの表面に配線パターン40aが形成されるとともに、この配線パターン40aのランド部にコネクタ32a、34aの接続端子が接続される。このため、図2の実施例と同様の効果を達成できる。
図4及び図5において、50は絶縁基板(絶縁体の一例)、52はアンテナの給電部(接続子の一例)、54は導電性接着剤によって形成されたアンテナのエレメント部(回路要素の一例)である。
アンテナの給電部52は、弾性を有する銅合金板などの導電性金属板の打ち抜き加工で形成される。
絶縁基板50の表面に所定形状(例えば蛇行形状)のエレメント部54を形成するために、絶縁基板50の表面に導電性接着剤をスクリーン印刷し、エレメント部54の給電点に相当する箇所に給電部52を載置した後に、加熱乾燥して導電性接着剤を硬化させることによって、絶縁基板50の表面にアンテナのエレメント部54が形成されるとともに、このエレメント部54の給電点にアンテナの給電部52が接続される。このため、絶縁基板50上にアンテナを形成する場合に、前記実施例と同様の効果を有する。
例えば、絶縁体にコネクタを固定し、このコネクタの接続端子の表面と絶縁体の表面とに導電性接着剤を印刷することによって、配線パターンを形成するとともに、この配線パターンを接続端子に接続するようにした場合についても利用することができる。
また、導電性接着剤は、加熱乾燥を省略してペースト状のままとした場合についても利用することができる。
14、16、32、32a、34、34a…コネクタ(電子部品の一例) 18、20、36、38…接続端子(接続子の一例)
30、30a、50…絶縁基板(絶縁体の一例)
22、40、40a…配線パターン(回路要素の一例)
52…アンテナの給電部(接続子の一例)
54…アンテナのエレメント部(回路要素の一例)
Claims (9)
- 絶縁体に導電性接着剤を塗布することによって、回路要素を形成するとともに、この回路要素を接続子と電気的及び機械的に接続する方法。
- 絶縁体に導電性接着剤を塗布することによって回路要素を形成し、この回路要素の所定箇所に接続子を載置することによって前記回路要素を前記接続子と電気的及び機械的に接続する方法。
- 絶縁体の所定箇所に接続子を載置し、前記絶縁体に導電性接着剤を塗布することによって回路要素を形成するとともに前記回路要素の所定箇所を前記接続子と電気的及び機械的に接続する方法。
- 印刷によって絶縁体に導電性接着剤を塗布することを特徴とする請求項1、2又は3記載の方法。
- 絶縁体が絶縁筺体(24)であり、回路要素が絶縁筺体(24)に導電性接着剤を塗布して形成される配線パターン(22)であり、接続子が絶縁筺体(24)に固定される電子部品(14)(16)の接続端子(18〜18)(20〜20)であることを特徴とする請求項1、2、3又は4記載の方法。
- 絶縁筺体(24)が上下のケース(12)(10)で形成され、このケース(12)(10)のうちの一方のケース(10)の内面に導電性接着剤を塗布して配線パターン(22)が形成されることを特徴とする請求項5記載の方法。
- 絶縁体が絶縁基板(30,30a)であり、回路要素が絶縁基板(30,30a)に導電性接着剤を塗布して形成される配線パターン(40,40a)であり、接続子が絶縁基板(30,30a)上に実装される電子部品(32,32a)(34,34a)の接続端子(36〜36)(38〜38)であることを特徴とする請求項1、2、3又は4記載の方法。
- 絶縁体が絶縁基板(50)であり、回路要素が絶縁基板(50)に導電性接着剤を塗布して形成される電気回路素子であり、接続子が前記電気回路素子との接続部であることを特徴とする方請求項1、2、3又は4記載の方法。
- 電気回路素子がアンテナのエレメント部(54)であり、接続部が前記アンテナの給電部(52)であることを特徴とする請求項8記載の方法。
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