JP2005268360A - レール型非接触電力伝送装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】レールにおける任意の位置において電力を取出すことができ、電位差のある導電部が露出しない高い安全性を有し、電力の伝送効率が極めて良いレール型非接触電力伝送装置を提供する。
【解決手段】受電ユニットを任意の位置で支持するための平行する2本のレールと、その2本のレールに沿って設けられた給電コイルと、その給電コイルに出力する交流電流が所定値となるように制御する制御部を有する給電ユニットと、組合わせることにより2本レールを貫通させるための2つの孔が形成される第1コアおよび第2コアと、その2つの孔に沿って周回する受電コイルと有する受電ユニットを備えるようにしたレール型非接触電力伝送装置。
【選択図】 図1

Description

本発明は非接触電力伝送の技術分野に属する。特に、長いレールを有する給電ユニットと、そのレールの任意位置に任意個数の小型の受電ユニットを取付けて、その間で電力を伝送できるようにしたレール型非接触電力伝送装置に関する。
レールで支持しレールから電力を供給する照明器具が知られている。この照明器具ではレールにおける任意の位置に照明器具を配置でき、電源コードを見えなくするするため、展示物、等を照明するための照明器具として好適である(特許文献1)。しかし、ここで用いられる通電レールにおいては任意の位置で照明器具に配電できるように導電部が露出する構造となっている。ところが、不特定の人間が集まる展示会のような公共性の高い場所においては、不測の行為により電気的なコンタクト、コネクター、等から感電することや災害を招くことにも配慮する必要性がある。また、水周りや雨が降り掛かる恐れのある屋外においてそれらを使用するときには水の浸透による漏電の危険性を回避する必要がある。そこで、安全性を高めるためには電位差のある導電部が露出しないような通電方法が望まれる。
それを可能とするものとして、非接触電力伝送方式を適用したスライドレールによって移動ユニットに通電するようにした電気テルハーの提案がある(特許文献2)。しかし、この電気テルハーにおいては、通電のためのフィーダを1本としており、またコアによって閉ループの磁気回路を構成することが困難であるため電力の伝送効率が極めて悪いものとなっている。
特開平11−221141 特表2003−528555
本発明の目的は、レールにおける任意の位置において電力を取出すことができ、電位差のある導電部が露出しないから高い安全性を有し、しかも電力の伝送効率が極めて良いレール型非接触電力伝送装置を提供することにある。
本発明の請求項1に係るレール型非接触電力伝送装置は、受電ユニットを任意の位置で支持するための平行する2本のレールと、その2本のレールに沿って設けられた給電コイルと、その給電コイルに交流電流を出力する給電回路とを有する給電ユニットと、組合わせることにより前記2本レールを貫通させるための2つの孔が形成される第1コアおよび第2コアと、その2つの孔に沿って周回する受電コイルと、その受電コイルに誘導される電力を入力する受電回路とを有する受電ユニットとを備え、前記第1コアと前記第2コアを前記組合わせるとき前記2本のレールが前記2つの孔を貫通するように挟み込むことによって前記2本のレールが前記受電ユニットを支持するようにしたものである。
また本発明の請求項2に係るレール型非接触電力伝送装置は、請求項1に係るレール型非接触電力伝送装置において、前記レールは前記給電コイルの導線を内部に密閉して電気絶縁性を付与するレールであるようにしたものである。
また本発明の請求項3に係るレール型非接触電力伝送装置は、請求項1または2に係るレール型非接触電力伝送装置において、前記給電コイルは導線を延長してUターンさせ戻した1回巻のコイルであるようにしたものである。
また本発明の請求項4に係るレール型非接触電力伝送装置は、請求項1〜3のいずれかに係るレール型非接触電力伝送装置において、前記給電ユニットが前記給電コイルに出力する前記交流電流が所定値となるように制御する制御部を有するようにしたものである。
本発明の請求項1に係るレール型非接触電力伝送装置によれば、2本のレールによって受電ユニットが任意の位置で支持される。またその2本のレール沿って設けられた給電コイルにより受電ユニットにおける第1コアおよび第2コアは磁化されて閉ループの磁気回路が形成される。そして、そこに設けられた受電コイルには電磁誘導により効率的に電力が供給される。したがって、レールにおける任意の位置において電力を取出すことができ、電力の伝送効率が極めて良いレール型非接触電力伝送装置が提供される。
また本発明の請求項2に係るレール型非接触電力伝送装置によれば、レールにより給電コイルの導線が内部に密閉されて電気絶縁性が付与される。したがって、電位差のある導電部が露出せず高い安全性が得られる。
また本発明の請求項3に係るレール型非接触電力伝送装置によれば、給電コイルは導線を延長してUターンさせ戻した1回巻のコイルである。したがって、給電コイルの製造や配設が容易である。
また本発明の請求項4に係るレール型非接触電力伝送装置によれば、制御部により給電コイルに出力する交流電流が所定値となるように制御される。したがって、レールに支持された受電ユニットの個数や各々の電力消費に依らず安定した電力供給を行うことができる。
本発明のレール型非接触電力伝送装置について図1〜図10を参照して説明する。図1はレール型非接触電力伝送装置における全体構成を示す図である。図1において、101は給電部、102は電流検出部、103は給電コイル、200a,200b,200c,200dは受電部である。
給電部101は給電コイル103を通じで電磁誘導により受電部200a〜200dに電力を伝送する部分である。給電部101は、そための給電回路、給電コイル103に流れる電流を検出して給電回が給電コイル103に出力する交流電流が所定値となるように制御する制御回路、等を備える。
電流検出部102は給電コイル103に流れる電流を検出する部分である。電流検出部102としては、受電部200a等と同様の構成、すなわちダミーの受電部を適用することができる。しかし、電力を取出す必要はなく電流を検出するだけでよいから、検出により給電部101の負荷が増加しない、より簡易な構成を適用することができる。たとえば、周知の電流検出器を適用することができる。電流検出部102の出力は給電部101によって入力が行われ、前述したように、給電部101の制御回路によりコイル103に出力する交流電流が所定値となるように制御が行われる。給電コイル103に流れる電流は、制御を行わないときには、受電部200a〜200dの個数によって変化する。
なお、図1に示す一例おいては、電流検出部102は給電部101とは別個に設けられいるが、給電部101に内蔵してもよい。
給電コイル103は、図1に示すように、複数個の受電部200a〜200dに電力を伝送できるように長く延長されたコイルである。一般的に、コイルにおける巻線の巻回数は複数回であると考えられているが、本発明のレール型非接触電力伝送装置における給電コイル103においては、巻線の巻回数を1回巻とすると好適である。1回巻とすることにより給電コイル103の製造が極めて容易と成る。すなわち、導線を延長してUターンさせて戻したものを給電コイル103とすることができる。このような給電コイル103の導線としては、機械的な強度があって大容量の電流が流せる平角銅線を使用すると好適である。コイルとしての機能だけでなく、行きと戻りの平角銅線を平行に配設し、受電部200a〜200dを任意の位置に配置するためのレールとしての機能を持たせることができる。勿論、電位差のある導電部を露出させないためには、電気絶縁性の被覆を必要とする。
受電部200a〜200dは、給電コイル103を介して電磁誘導により給電部101から電力の供給を受ける部分である。受電部200a〜200dの構成の一例を図2に示す。図2に示すように、受電部200a〜200dは、受電コイル201、受電回路202、コア203,204、支持部材205,206、筐体207を備える。
受電コイル201は、長く延長されたコイルである給電コイル103から電磁誘導による電力供給を受けるコイルである。図2に示す一例においては、受電コイル201は、FPC(flexible print circuit)により形成したコイルである。FPCには受電コイル201だけでなく、受電回路202やその他の回路が1枚のFPC上に形成されている。
コア203とコア204はフェライト材料から成るE形状のコアである。コア203とコア204は密着、離脱が可能なように対向して設けられ、密着したときにはE形状における突起部の密着面において対称となるように筐体207に配置されている。また支持部材205と支持部材206は非磁性の電気絶縁材料から成るE形状の支持部材である。コア203,204と同様に、支持部材205と支持部材206は密着、離脱が可能なように対向して設けられ、密着したときにはE形状における突起部の密着面において対称となるように筐体207に配置されている。
図2に示す一例において、筐体207は開閉が可能な蓋様体と箱様体とから成る。図2には蓋様体を開いた状態が示されている。図2に示すように、コア203と支持部材205は蓋様体によって支持され、コア204と支持部材206は箱様体によって支持されている。そして、蓋様体を閉じたときにはコア203とコア204および支持部材205と支持部材206は密着する。また蓋様体を開いたときにはコア203とコア204および支持部材205と支持部材206は離脱する。
図2において示す点線a,bは給電コイル103の経路を示している。コア203とコア204をE形状における突起部の密着面において対称となるように密着するとき、その密着により形成される2つの孔の部分において、給電コイル103が貫通するように密着を行うことができる。これにより、給電コイル103が生成する磁束によって、コア203とコア204には閉ループの磁気回路が形成される。また図2に示すように、受電コイル201はE形状のコア203における中央の突起部を囲むように導線が巻かれたコイルである。したがって、コア203とコア204を密着すると受電コイル201はその形成された磁気回路を囲むコイルとなり、給電コイル103と受電コイル201との間では効率的に電磁誘導を行うことができる。
この受電部と給電部を組合わせて給電状態とする過程についてさらに説明する。図3はその過程の一例を示す模式図である。図3に示すように、受電部200a〜200dにおいて、受電コイル201は2つのE形状のコア203,204が突起部を向かい合わせて密着したことにより形成される2つの孔を周回するように導線が巻かれたコイルである。給電部101から長く延長されたコイル103は、見かけ上は、行きと戻りの2本の導線a,b(実際は電気的に接続された1本の導線である)によって構成されるコイルである。
受電部と給電部を組合わせたときには、図3に示すように、受電部のコアにおける2つの孔における一方の孔に導線aを貫通させ、他方の孔に導線bを貫通させる。このとき受電コイル201とコイル103は共に、E形状のコアにおける中央の突起部を囲むコイルとなる。その結果、電磁誘導により給電部101から受電部200a〜200dに電力の伝送が行われ、たとえば受電部200a〜200dにおけるELシート300を点灯させることができる。
図4には受電部と給電部を組合わせる過程が、一例としての各部位の寸法と共に、図によって示されている。図4においては、左側からステップの番号S1〜S4、ステップの内容、断面図、平面図、受電コイルの順番に図が配置されている。
まず、図4のステップS1(給電部平角線)において、給電部101の給電コイル103が内壁、外壁、天井、床、台、等の所定の場所に設けられる。すでに説明したように、給電コイル103に平角線を適用することができる。その平角線の長さは、たとえば、1000mmである。勿論、本発明はこの長さに限定されない、給電コイル103は長く延長されたコイルであってその長さは任意である。
次に、ステップS2(受電部ハネ上げ)において、E形状のコア203,204が2つに分離される。図2に示す受電部の一例においては蓋様体を開くことに相当する。E形状のコア203,204における各々の寸法は、たとえば、幅が15mm、高さが25mm、奥行きが7mmの外形寸法である。勿論、本発明はこの寸法に限定されない。また、E形状のコア203には受電コイル201が配置されている。
次に、ステップS3(受電部挟み込み)において、受電部を給電コイル103に近づけ潜らすようにして、形状のコア203,204における2つの凹部に2つの平角線の各々を挟み込む。
次に、ステップS4(給電状態磁束発生)において、2つの平角線の各々を挟み込んだ状態で、分離されたE形状のコア203,204を戻して密着する。給電コイル103に交流電量を流すとコア203,204には、図4に示すような、閉ループの磁気回路が形成され、電磁誘導により受電コイル201から電力を取出すことができる。図4における中央の列の図、すなわち平面図に示すように、受電コイル201は長く延長された給電コイル103の任意の位置において電力を取出すことができる。言い換えると、長く延長された給電コイル103の任意の位置に受電部を配置することができる。
組合わせて給電状態とする受電部と給電部の別の形態を図5に示す。図3、図4においては、給電コイル103の2つの平角線a,bを縦に(上下に)並べたが、図5に示す一例においては、2つの平角線a,bは横(左右に)並べた形態と成っている。たとえば、垂直な壁に平角線a,bを縦に取付けたときには、平角線a,bの前面と背面からコア203,204によって挟み込むことによって給電状態とすることができる。これに対して、垂直な壁に平角線a,bを横に取付けたときには、平角線a,bの上側と下側からコア203,204によって挟み込むことによって給電状態とすることができる。どちらの形態を採用するかは、給電コイル103を設置する場所、受電部200a〜200dの形態、等による。
また、図5に示す一例においては、2つの平角線a,bは非磁性体で電気絶縁性を有するプラスチック等の材料によって被覆(モールド)されている。すなわち、給電コイル103の導線が内部に密閉されて電気絶縁性が付与される。したがって、電位差のある導電部が露出せず高い安全性が得られる。
上述の説明(図1〜図4を参照した説明)においては、受電部200a〜200dの支持方法については説明していない。ここでは、受電部200a〜200dを任意の位置で支持するための長い支持体のことをレールと呼ぶことにする。図5に示すように、2つの平角線a,bを非磁性体で電気絶縁性を有する材料によって被覆したものは、受電部200a〜200dを支持する支持体、すなわち2本のレールとすることができる。
この2本のレールにおける断面の形状を、2つのE形状のコア203,204が突起部を向かい合わせて密着したことにより形成される2つの孔の形状と一致させるか、むしろ多少小さくする。これにより、受電部200a〜200dを2本のレールに支持させたときに、過剰な遊びによる不適切な位置への変位を無くすことができる。図5における左側の図には、支持させたときの状態の一例が断面図として示されている。この断面図に示すように、2つのE形状のコア203,204が形成する2つの孔の上部は受電コイル201が占める。そして2つの孔における残りの空間をほぼ充たすように2本のレールが占める。
2つの平角線a,bを内蔵する2本のレールは、たとえば、断面が凹形状の棒材(図9(A)参照)と、その凹部に平角線を配置した後にその凹部を密閉するための蓋材によって構成することができる(図9(B)参照)。
この2本のレールを垂直な壁や水平な台に固定するためには、固定部材を準備しておくと便利である。たとえば、平角線a,bが1本となって接続されているUターン部分を非磁性体で電気絶縁性を有する材料によって被覆するとともに、2本のレールを支持するようにした固定部材の一例を図10(A)に設計図として示す。図10(A)における左上の図は固定体の正面図、左下の図は固定体の側面図、右上の図は蓋体の正面図、右下の図は蓋体の側面図である。
また、受電部200a〜200dを2本のレールに任意の位置で支持させたときの受電部と受電部の間にできる空き領域において2本のレールを支持するようにした固定部材の一例を図10(B)に設計図として示す。図10(B)における上の図は正面図、下の図は側面図である。左右方向に各種の長さのものを並べて示してある。空き領域の長さに合わせて選択組合わせすることができる。
次に、給電部101における給電回路について説明する。図6は給電回路の一例を示すブロック図である。また、図7は給電回路の一例を示す回路図である。図6と図7は異なる形式の図であるが、実質は同一の回路を表した図である。主として、図6を参照して説明する。
給電回路は、オートとマニュアルから成る2つのモードのいずれかにおいて動作する。給電部101による電力の伝送と、受電部における電力の消費量とが適合するように自動制御するモードがオートであり、手動で制御するモードがマニュアルである。図6において、スイッチSW−2はオートとマニュアルの切替えスイッチとなっている。スイッチSW−2がマニュアルのときには、IC−3の1番ピンと2番ピンが接続され3番ピンと4番ピンが開放される。これによりIC−4の3番ピンにはD.SET VR4において手動設定した電圧が印加される。これにより給電回路はマニュアル(手動)で動作する。
一方、スイッチSW−2がオートのときには、IC−3の1番ピンと2番ピンが開放され3番ピンと4番ピンが接続される。これによりIC−4の3番ピンには電流検出部102(図1参照)が検出した電流値に対応する電圧が印加される。これにより給電回路はオート(自動)で動作する。
IC−4(OSC、PWM)は矩形波を出力する発信回路である。IC−4が出力する矩形波は、ドライブ回路を介してP.O−SW(スイッチング用トランジスタ2SK2952)をスイッチングし電力増幅され、20KHzから1MHzの交流電流を給電コイル103に流す。このIC−4は、その3番ピンに印加される電圧によってその矩形波のデューティ比を変化させることができる。デューティ比とは、信号レベルとしてH(高い電圧)とL(低い電圧)を繰り返す矩形波の周期(Hの時間とLの時間を加算した時間)に対するアクティブの時間(この場合はHの時間)の比率である。したがって、デューティ比が大きいときには伝送できる電力が大きく、デューティ比が小さいときには伝送できる電力が小さい。
オートのときには、電流検出部102が検出する電流値は、電力の消費量が小さいとき、すなわち負荷(インピーダンス)が小さいときには大きくなる。したがって、IC−4の3番ピンに印加される電圧が大きくなり、デューティ比が小さくなり、伝送できる電力が小さくなる。反対に、電流検出部102が検出する電流値は、電力の消費量が大きいとき、すなわち負荷(インピーダンス)が大きいときには小さくなる。したがって、IC−4の3番ピンに印加される電圧が小さくなり、デューティ比が大きくなり、伝送できる電力が大きくなる。この制御により、長く延長した2本のレールに任意個数の受電部を配置しても、消費される電力に適合する電力を給電回路によって供給することができる。
次に、受電部における受電回路202について説明する。図8は受電回路の一例を示す回路図である。図8において、受電回路240は、D1,D2,D3,D4から成るダイオード整流ブリッジ,IC−1,等を有する。
受電ユニットのコイル(FPCコイル)は電磁誘導により交流の起電力を生じ、ダイオード整流ブリッジにその電力を供給する。ダイオード整流ブリッジにおいてその電力が整流されキャパシターC1に蓄積される。IC−1はその入力端子がキャパシターC1に接続された安定化電源用の3端子レギュレータである。IC−1の出力端子はキャパシターC2に接続されており、安定化された電力はキャパシターC2に蓄積される。
レール型非接触電力伝送装置における全体構成を示す図である。 受電部の構成の一例を示す図である。 受電部と給電部を組合わせて給電状態とする過程の一例を示す模式図である。 受電部と給電部を組合わせる過程と、一例としての各部位の寸法を示す図である。 組合わせて給電状態とする受電部と給電部の別の形態を示す図である。 給電回路の一例を示すブロック図である。 給電回路の一例を示す回路図である。 受電回路の一例を示す回路図である。 2つの平角線を内蔵する2本のレールを構成するための凹形状の棒材と、密閉するための蓋材を示す図である。 2本のレールを支持するようにした固定部材の一例を示す図である。
符号の説明
101 給電部
102 電流検出部
103 給電コイル
200a,200b,200c,200d 受電部
201 受電コイル
202 受電回路
203,204 コア
205,206 支持部材
207 筐体
300 ELシート
a,b 平角線































Claims (4)

  1. 受電ユニットを任意の位置で支持するための平行する2本のレールと、その2本のレールに沿って設けられた給電コイルと、その給電コイルに交流電流を出力する給電回路とを有する給電ユニットと、
    組合わせることにより前記2本レールを貫通させるための2つの孔が形成される第1コアおよび第2コアと、その2つの孔に沿って周回する受電コイルと、その受電コイルに誘導される電力を入力する受電回路とを有する受電ユニットとを備え、
    前記第1コアと前記第2コアを前記組合わせるとき前記2本のレールが前記2つの孔を貫通するように挟み込むことによって前記2本のレールが前記受電ユニットを支持するようにしたことを特徴とするレール型非接触電力伝送装置。
  2. 請求項1記載のレール型非接触電力伝送装置において、前記レールは前記給電コイルの導線を内部に密閉して電気絶縁性を付与するレールであることを特徴とするレール型非接触電力伝送装置。
  3. 請求項1または2記載のレール型非接触電力伝送装置において、前記給電コイルは導線を延長してUターンさせ戻した1回巻のコイルであることを特徴とするレール型非接触電力伝送装置。
  4. 請求項1〜3のいずれかに記載のレール型非接触電力伝送装置において、前記受電ユニットが前記給電コイルに出力する前記交流電流が所定値となるように制御する制御部を有することを特徴とするレール型非接触電力伝送装置。

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2014207458A (ja) * 2011-04-27 2014-10-30 サムソン エレクトロ−メカニックス カンパニーリミテッド. 無接点電力伝送装置及びこれを備える電子機器

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