JP2005267915A - 中継コネクタ - Google Patents
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Abstract
【課題】構造が簡単で高電圧に対応できる中継コネクタの提供を目的とする。
【解決手段】第一ハウジングと第二ハウジングとからなる中継コネクタであって、第一ハウジングは、極毎に筒状の隔壁からなるターミナル収納室を形成してターミナルを備え、第二ハウジングは、第一ハウジングのターミナル収納室を形成する隔壁の外周を呑み込むように筒状の隔壁室を備え、ターミナルは、第一ハウジング側又は第二ハウジング側のいずれか少なくとも一方に弾性爪部を備え、この弾性爪部に対応する第一ハウジング側又は第二ハウジング側の少なくとも一方のリード線を着脱自在に接続することを特徴とする。
【選択図】 図1
【解決手段】第一ハウジングと第二ハウジングとからなる中継コネクタであって、第一ハウジングは、極毎に筒状の隔壁からなるターミナル収納室を形成してターミナルを備え、第二ハウジングは、第一ハウジングのターミナル収納室を形成する隔壁の外周を呑み込むように筒状の隔壁室を備え、ターミナルは、第一ハウジング側又は第二ハウジング側のいずれか少なくとも一方に弾性爪部を備え、この弾性爪部に対応する第一ハウジング側又は第二ハウジング側の少なくとも一方のリード線を着脱自在に接続することを特徴とする。
【選択図】 図1
Description
本発明は、リード線を中継する中継コネクタに関し、特に高い耐電圧性に優れた中継コネクタに係る。
電力又は電気信号をリード線接続する場合には電気・電子機器の組み立て性、保守性等により途中に中継コネクタを使用する場合が多い。
この種の中継コネクタとしては、図9のような、プラグ130とソケット120を嵌合するタイプが一般的であり、接続ターミナルやコンタクトと芯線は圧着接続となっている場合がほとんどである。
また、ターミナル及びコンタクト間の沿面距離が不充分であり高電圧を中継する目的としては使用できなかった。
特開平11−16629号公報には接触ピン間に隔壁を設け、小型化・高電圧化を図った技術が開示されているが、プラグ・ソケットタイプの複雑な構造で、且つ接続にはリード線の圧着が必要である。
この種の中継コネクタとしては、図9のような、プラグ130とソケット120を嵌合するタイプが一般的であり、接続ターミナルやコンタクトと芯線は圧着接続となっている場合がほとんどである。
また、ターミナル及びコンタクト間の沿面距離が不充分であり高電圧を中継する目的としては使用できなかった。
特開平11−16629号公報には接触ピン間に隔壁を設け、小型化・高電圧化を図った技術が開示されているが、プラグ・ソケットタイプの複雑な構造で、且つ接続にはリード線の圧着が必要である。
本発明は上記技術的課題に鑑みて、構造が簡単で高電圧に対応できる中継コネクタの提供を目的とする。
請求項1記載の発明の技術的要旨は、第一ハウジングと第二ハウジングとからなる中継コネクタであって、第一ハウジングは、極毎に筒状の隔壁からなるターミナル収納室を形成してターミナルを備え、第二ハウジングは、第一ハウジングのターミナル収納室を形成する隔壁の外周を呑み込むように筒状の隔壁室を備え、ターミナルは、第一ハウジング側又は第二ハウジング側のいずれか少なくとも一方に弾性爪部を備え、この弾性爪部に対応する第一ハウジング側又は第二ハウジング側の少なくとも一方のリード線を着脱自在に接続する点である。
また、第一ハウジングには、ターミナル収納室の背後にリード線間を仕切るリード線隔壁室を備え、第二ハウジングには筒状の隔壁室の背後にリード線間を仕切るリード線隔壁室を備えると、より高い耐電圧性が得られる。
これにより、極間に第二ハウジング隔壁室と第二ハウジングのリード線隔壁室、及び第一ハウジング隔壁室と第一ハウジングのリード線隔壁室とを形成し、長い沿面距離を確保し、端子間の絶縁をする。
第一ハウジングのターミナル収納室を外側から呑み込むように、第二ハウジングの隔壁室を嵌合することで、第一ハウジングと第二ハウジングの接続面を形成する。
第一ハウジングのリード線の接続は、リード線を第一ハウジングリード線隔壁室とターミナル収納室との間に形成した連通孔を通してターミナルに接続する。
一方、第二ハウジングのリード線接続はリード線をリード線隔壁室と筒状の隔壁室との間に形成した連通孔を通してターミナルに接続する。
これにより、極間に第二ハウジング隔壁室と第二ハウジングのリード線隔壁室、及び第一ハウジング隔壁室と第一ハウジングのリード線隔壁室とを形成し、長い沿面距離を確保し、端子間の絶縁をする。
第一ハウジングのターミナル収納室を外側から呑み込むように、第二ハウジングの隔壁室を嵌合することで、第一ハウジングと第二ハウジングの接続面を形成する。
第一ハウジングのリード線の接続は、リード線を第一ハウジングリード線隔壁室とターミナル収納室との間に形成した連通孔を通してターミナルに接続する。
一方、第二ハウジングのリード線接続はリード線をリード線隔壁室と筒状の隔壁室との間に形成した連通孔を通してターミナルに接続する。
即ち、本発明にて特徴的なのは、第一ハウジングに形成した極毎(リード線毎)の筒状の隔壁からなるターミナル収納室を、第二ハウジングの隔壁室がターミナル収納隔壁の外周を呑み込むように接続した点である。
これにより、このターミナル収納室に収納したターミナルに第一ハウジング側からと、第二ハウジング側からリード線芯線を接続できる。
ターミナルの、第一ハウジング側又は第二ハウジング側のいずれか少なくとも一方に弾性爪部を備えると、この弾性爪部にリード線の芯線を着脱自在に接続することができる。
弾性爪部にリード線の芯線を着脱自在に接続する構造例としては、リード線の芯線の挿入接続方向に対して、ターミナルの弾性爪部が鋭角に当接するように、ターミナルに弾性爪部を形成し、リード線の隔壁室に沿って弾性爪部を押圧する接続解除釦を備えたものが挙げられる。
これにより、芯線を弾性爪部に差し込むだけで接続でき、接続解除釦を押し込むことで、弾性爪部が芯線から離れる方向に押し曲げられ簡単に接続解除できる。
ここで、ターミナルの、第一ハウジング側又は第二ハウジング側のいずれか少なくとも一方に弾性爪部を備えるとは、第一ハウジングと第二ハウジングとでターミナルを収納するように形成する中継コネクタに、リード線を着脱自在に接続するのが目的であり、第一ハウジング側又は第二ハウジング側のいずれか少なくとも一方に弾性爪部を形成していれば、充分という趣旨である。
従って、ターミナルの両側に弾性爪を形成すると、第一ハウジング側と第二ハウジング側の両方に、リード線を着脱自在に接続できる。
これにより、このターミナル収納室に収納したターミナルに第一ハウジング側からと、第二ハウジング側からリード線芯線を接続できる。
ターミナルの、第一ハウジング側又は第二ハウジング側のいずれか少なくとも一方に弾性爪部を備えると、この弾性爪部にリード線の芯線を着脱自在に接続することができる。
弾性爪部にリード線の芯線を着脱自在に接続する構造例としては、リード線の芯線の挿入接続方向に対して、ターミナルの弾性爪部が鋭角に当接するように、ターミナルに弾性爪部を形成し、リード線の隔壁室に沿って弾性爪部を押圧する接続解除釦を備えたものが挙げられる。
これにより、芯線を弾性爪部に差し込むだけで接続でき、接続解除釦を押し込むことで、弾性爪部が芯線から離れる方向に押し曲げられ簡単に接続解除できる。
ここで、ターミナルの、第一ハウジング側又は第二ハウジング側のいずれか少なくとも一方に弾性爪部を備えるとは、第一ハウジングと第二ハウジングとでターミナルを収納するように形成する中継コネクタに、リード線を着脱自在に接続するのが目的であり、第一ハウジング側又は第二ハウジング側のいずれか少なくとも一方に弾性爪部を形成していれば、充分という趣旨である。
従って、ターミナルの両側に弾性爪を形成すると、第一ハウジング側と第二ハウジング側の両方に、リード線を着脱自在に接続できる。
本発明に係る中継コネクタにおいては、リード線の接続は、芯線と、ターミナルの弾性爪部による係止であるため、リード線をターミナルに圧着する必要がなく鋭角状の爪部に挿入するだけで簡単に接続でき、接続解除釦を押すだけで簡単に取り外せる。
極間に第二ハウジング隔壁室と第二ハウジングのリード線隔壁室、及び第一ハウジング隔壁室と第一ハウジングのリード線隔壁室とを形成し、第一ハウジングのターミナル収納室を外側から呑み込むように、第二ハウジングの隔壁室を嵌合することで、第一ハウジングと第二ハウジングの接続面を形成したので、端子間に長い沿面距離を確保でき、高電圧用の中継コネクタにも適用できる。
本発明の望ましい実施の形態を以下、図面に基づいて説明する。
図1に本発明に係る中継コネクタ10を示し、図1(イ)がリード線挿入方向から見た側面図、図1(ロ)がA−A線断面図を示し、図1(ハ)がB−B線断面図を示す。
中継コネクタ10は略筒状で第二ハウジング20と第一ハウジング30とが嵌合した構造となっている。
中継コネクタは、ターミナル(12、12)を2つ備え、それぞれの両側にリード線挿入孔24、34を配し、極11を2つ設けた2極コネクタである。
なお、図1に示した中継コネクタの例は、リード線が2本の2極用であるが、接続数には限定が無いのは言うまでもない。
従って、1つのターミナルに3以上の弾性爪部を設けてリード線挿入孔に臨ませた分配型の中継コネクタとしてもよい。
また、リード線の接続形態としてはターミナルの一端にリード線を固定的に直結して接続し、別のリード線を弾性爪部により着脱自在に接続する構造としても良い。
第一ハウジング30は、極11毎に筒状の隔壁31からなるターミナル収納室32を形成してターミナル12を備えている。
第二ハウジング20は第一ハウジング30のターミナル収納室32を形成する隔壁31の外周を呑み込むように筒状の隔壁室21を備えている。
第一ハウジング30はターミナル収納室32の背後に、並行して接続するリード線間を仕切るリード線隔壁室33を備えている。
リード線はリード線隔壁室33のリード線挿入孔34に挿入する。
リード線隔壁室33とターミナル収納室32は連通孔35で連通している。
第二ハウジング20も筒状の隔壁室21の背後に、接続するリード線間を仕切るリード線隔壁室23を備えている。
リード線はリード線隔壁室23のリード線挿入孔24に挿入する。
リード線隔壁室23と第二ハウジング隔壁室21内及び第一ハウジングターミナル収納室32とは連通孔26で連通している。
2つのターミナルは第一ハウジングターミナル収納室32の隔壁31と第二ハウジング隔壁室21とリード線隔壁室23、33により隔てられる。
これにより、ターミナル12間には長い沿面距離が形成され、耐電圧性に優れている。
ターミナル12は、第二ハウジング20側と第一ハウジング30側に弾性爪部12b、12cを備えている。
このターミナル12は板状導体の両端をバネ状に折り曲げて弾性爪部12bを形成し、弾性爪部12b、12c間は導通ベース部12aで導通している。
ターミナル12は弾性爪部12b、12cを、連通孔26、35に対して傾斜した状態で臨ませつつ、ターミナル収納室32の壁面31aに先端を対向させている。
リード線をリード線挿入孔24、34に挿入すると、リード線の芯線は連通孔26、35を通って弾性爪部12b、12cを押して曲げ変形する。
そして更に押し込むと、リード線芯線はターミナル収納室壁面31aと弾性爪部12b、12c先端の間に係止される。
この係止動作については後述する。
リード線はターミナル12の両側から弾性爪部12b、12cに係止することで導通状態となる。
弾性爪部12b、12cはリード線の芯線の挿入接続方向に対して鋭角に形成され、リード線芯線に鋭角に当接する。
弾性爪部12bに対しては、リード線隔壁室23に沿って棒状の接続解除釦25が先端部25aを臨ませている。
これにより、接続解除釦25を押し込むと弾性爪部12bを曲げ変形させて、接続しているリード線の係止を解除できる。
接続解除釦25の動作については後述する。
接続解除釦25は図ではわかりやすいように断面ではなく側面を描いてある。
図1に本発明に係る中継コネクタ10を示し、図1(イ)がリード線挿入方向から見た側面図、図1(ロ)がA−A線断面図を示し、図1(ハ)がB−B線断面図を示す。
中継コネクタ10は略筒状で第二ハウジング20と第一ハウジング30とが嵌合した構造となっている。
中継コネクタは、ターミナル(12、12)を2つ備え、それぞれの両側にリード線挿入孔24、34を配し、極11を2つ設けた2極コネクタである。
なお、図1に示した中継コネクタの例は、リード線が2本の2極用であるが、接続数には限定が無いのは言うまでもない。
従って、1つのターミナルに3以上の弾性爪部を設けてリード線挿入孔に臨ませた分配型の中継コネクタとしてもよい。
また、リード線の接続形態としてはターミナルの一端にリード線を固定的に直結して接続し、別のリード線を弾性爪部により着脱自在に接続する構造としても良い。
第一ハウジング30は、極11毎に筒状の隔壁31からなるターミナル収納室32を形成してターミナル12を備えている。
第二ハウジング20は第一ハウジング30のターミナル収納室32を形成する隔壁31の外周を呑み込むように筒状の隔壁室21を備えている。
第一ハウジング30はターミナル収納室32の背後に、並行して接続するリード線間を仕切るリード線隔壁室33を備えている。
リード線はリード線隔壁室33のリード線挿入孔34に挿入する。
リード線隔壁室33とターミナル収納室32は連通孔35で連通している。
第二ハウジング20も筒状の隔壁室21の背後に、接続するリード線間を仕切るリード線隔壁室23を備えている。
リード線はリード線隔壁室23のリード線挿入孔24に挿入する。
リード線隔壁室23と第二ハウジング隔壁室21内及び第一ハウジングターミナル収納室32とは連通孔26で連通している。
2つのターミナルは第一ハウジングターミナル収納室32の隔壁31と第二ハウジング隔壁室21とリード線隔壁室23、33により隔てられる。
これにより、ターミナル12間には長い沿面距離が形成され、耐電圧性に優れている。
ターミナル12は、第二ハウジング20側と第一ハウジング30側に弾性爪部12b、12cを備えている。
このターミナル12は板状導体の両端をバネ状に折り曲げて弾性爪部12bを形成し、弾性爪部12b、12c間は導通ベース部12aで導通している。
ターミナル12は弾性爪部12b、12cを、連通孔26、35に対して傾斜した状態で臨ませつつ、ターミナル収納室32の壁面31aに先端を対向させている。
リード線をリード線挿入孔24、34に挿入すると、リード線の芯線は連通孔26、35を通って弾性爪部12b、12cを押して曲げ変形する。
そして更に押し込むと、リード線芯線はターミナル収納室壁面31aと弾性爪部12b、12c先端の間に係止される。
この係止動作については後述する。
リード線はターミナル12の両側から弾性爪部12b、12cに係止することで導通状態となる。
弾性爪部12b、12cはリード線の芯線の挿入接続方向に対して鋭角に形成され、リード線芯線に鋭角に当接する。
弾性爪部12bに対しては、リード線隔壁室23に沿って棒状の接続解除釦25が先端部25aを臨ませている。
これにより、接続解除釦25を押し込むと弾性爪部12bを曲げ変形させて、接続しているリード線の係止を解除できる。
接続解除釦25の動作については後述する。
接続解除釦25は図ではわかりやすいように断面ではなく側面を描いてある。
本発明に係る中継コネクタ10にリード線を挿入接続する方法について説明する。
図2はリード線1を挿入する前の状態のリード線挿入孔24付近の拡大断面図で(イ)はA−A線断面に対応し、(ロ)はB−B線断面に対応している。
リード線1は、リード線挿入孔24に挿入する。
すると、図3に示すようにリード線1の芯線2は連通孔26を通り、バネ状の弾性爪部12bとターミナル収納空間部の壁面31aとの間に挿し込まれる。
そして更に押し込むことで図4に示すようにバネ状の弾性爪部12bはリード線挿入方向に弾性変形し、芯線2を壁面31aと弾性爪部12bとの間に係止する。
このようにリード線1は、リード線挿入孔より挿し込み、芯線2をターミナル12の弾性爪部12bに係止する導通ベース部12aと導通して、図1における他端の弾性爪部12cと導通状態となる。
リード線は図1に示すコネクタ10のリード線挿入孔24、34に対してこの様に挿入することで芯線を対応する弾性爪部に係止する。
これにより、同じターミナルに芯線を係止しているリード線同士を互いに導通出来、コネクタによりリード線の中継ができる。
図2はリード線1を挿入する前の状態のリード線挿入孔24付近の拡大断面図で(イ)はA−A線断面に対応し、(ロ)はB−B線断面に対応している。
リード線1は、リード線挿入孔24に挿入する。
すると、図3に示すようにリード線1の芯線2は連通孔26を通り、バネ状の弾性爪部12bとターミナル収納空間部の壁面31aとの間に挿し込まれる。
そして更に押し込むことで図4に示すようにバネ状の弾性爪部12bはリード線挿入方向に弾性変形し、芯線2を壁面31aと弾性爪部12bとの間に係止する。
このようにリード線1は、リード線挿入孔より挿し込み、芯線2をターミナル12の弾性爪部12bに係止する導通ベース部12aと導通して、図1における他端の弾性爪部12cと導通状態となる。
リード線は図1に示すコネクタ10のリード線挿入孔24、34に対してこの様に挿入することで芯線を対応する弾性爪部に係止する。
これにより、同じターミナルに芯線を係止しているリード線同士を互いに導通出来、コネクタによりリード線の中継ができる。
次に係止したリード線の解除構造について説明する。
図5(イ)、(ロ)に示すように、リード線1の係止状態を解除するにはリード線挿入孔に並んで、リード線挿入口24a付近からターミナル収納室32に渡って設けられている接続解除釦25を押す。
図では分かりやすくするため、接続解除釦25は断面ではなく側面を描いてある。
この接続解除釦25はリード線挿入孔に並設されている接続解除釦挿入孔25bに挿入している。
そして、一端は接続解除釦挿入孔25bから外方へ突出させ、もう一端の接続解除釦先端部25aは接続解除釦ターミナル側挿入口25cから弾性爪部12bに臨むように配置している。
この接続解除釦挿入孔25bはリード線挿入孔24とはリブ状のガイドにて隔ている。
図6は接続解除釦を押し込んだ状態を示している。
接続解除釦25を弾性爪部12bに向けて押すことで接続解除釦先端部25aが弾性爪部12bに当たり弾性爪部12bを押し込む。
これにより弾性爪部12bは更にリード線挿入方向にバネ変形する。
よって、この変形により弾性爪部12bはリード線1の芯線2から外れ、図7に示すようにリード線1は係止が解除され抜き出し可能になる。
図5(イ)、(ロ)に示すように、リード線1の係止状態を解除するにはリード線挿入孔に並んで、リード線挿入口24a付近からターミナル収納室32に渡って設けられている接続解除釦25を押す。
図では分かりやすくするため、接続解除釦25は断面ではなく側面を描いてある。
この接続解除釦25はリード線挿入孔に並設されている接続解除釦挿入孔25bに挿入している。
そして、一端は接続解除釦挿入孔25bから外方へ突出させ、もう一端の接続解除釦先端部25aは接続解除釦ターミナル側挿入口25cから弾性爪部12bに臨むように配置している。
この接続解除釦挿入孔25bはリード線挿入孔24とはリブ状のガイドにて隔ている。
図6は接続解除釦を押し込んだ状態を示している。
接続解除釦25を弾性爪部12bに向けて押すことで接続解除釦先端部25aが弾性爪部12bに当たり弾性爪部12bを押し込む。
これにより弾性爪部12bは更にリード線挿入方向にバネ変形する。
よって、この変形により弾性爪部12bはリード線1の芯線2から外れ、図7に示すようにリード線1は係止が解除され抜き出し可能になる。
次にこの中継コネクタの組み立て構造について説明する。
図8は中継コネクタの第一ハウジングと第二ハウジングとを分解した図を示す。
中継コネクタは、第二ハウジング20と第一ハウジング30とを嵌合している。
第二ハウジング20はリード線挿入孔24を設けた第二ハウジングリード線隔壁室23と略筒状の第二ハウジング隔壁室21とを連結している。
第一ハウジング30はリード線挿入孔34を設けた第一ハウジングリード線隔壁室33と略筒状の第一ハウジングターミナル収納室隔壁31とを連結している。
第一ハウジングターミナル収納室隔壁31内のターミナル収納室32には、両端に弾性爪部12b、12cを設けたターミナル12を備えている。
図8は中継コネクタの第一ハウジングと第二ハウジングとを分解した図を示す。
中継コネクタは、第二ハウジング20と第一ハウジング30とを嵌合している。
第二ハウジング20はリード線挿入孔24を設けた第二ハウジングリード線隔壁室23と略筒状の第二ハウジング隔壁室21とを連結している。
第一ハウジング30はリード線挿入孔34を設けた第一ハウジングリード線隔壁室33と略筒状の第一ハウジングターミナル収納室隔壁31とを連結している。
第一ハウジングターミナル収納室隔壁31内のターミナル収納室32には、両端に弾性爪部12b、12cを設けたターミナル12を備えている。
この第一ハウジング30と第二ハウジング20とは、第二ハウジング隔壁室21内に第一ハウジングターミナル収納室隔壁31を挿入し、第二ハウジング係止部22を第一ハウジング突起33aにスナップ係止する。
このように第二ハウジングと第一ハウジングとを嵌合するため構造は簡単になる。
このように第二ハウジングと第一ハウジングとを嵌合するため構造は簡単になる。
1 リード線
2 リード線芯線
10 中継コネクタ
11 極
12 ターミナル
12a 導通ベース部
12b、12c 弾性爪部
20 第二ハウジング
21 第二ハウジング隔壁室
22 第二ハウジング係止部
23 第二ハウジングリード線隔壁室
24 第二ハウジングリード線挿入孔
24a 第二ハウジングリード線挿入口
25 接続解除釦
25a 接続解除釦先端部
25b 接続解除釦挿入孔
25c 接続解除釦ターミナル側挿入口
26 第二ハウジング連通孔
30 第一ハウジング
31 第一ハウジングターミナル収納室隔壁
31a 第一ハウジングターミナル収納室壁面
32 第一ハウジングターミナル収納室
33 第一ハウジングリード線隔壁室
33a 第一ハウジング突起
34 第一ハウジングリード線挿入孔
35 第一ハウジング連通孔
2 リード線芯線
10 中継コネクタ
11 極
12 ターミナル
12a 導通ベース部
12b、12c 弾性爪部
20 第二ハウジング
21 第二ハウジング隔壁室
22 第二ハウジング係止部
23 第二ハウジングリード線隔壁室
24 第二ハウジングリード線挿入孔
24a 第二ハウジングリード線挿入口
25 接続解除釦
25a 接続解除釦先端部
25b 接続解除釦挿入孔
25c 接続解除釦ターミナル側挿入口
26 第二ハウジング連通孔
30 第一ハウジング
31 第一ハウジングターミナル収納室隔壁
31a 第一ハウジングターミナル収納室壁面
32 第一ハウジングターミナル収納室
33 第一ハウジングリード線隔壁室
33a 第一ハウジング突起
34 第一ハウジングリード線挿入孔
35 第一ハウジング連通孔
Claims (3)
- 第一ハウジングと第二ハウジングからなる中継コネクタであって、第一ハウジングは、極毎に筒状の隔壁からなるターミナル収納室を形成してターミナルを備え、第二ハウジングは、第一ハウジングのターミナル収納室を形成する隔壁の外周を呑み込むように筒状の隔壁室を備え、ターミナルは、第一ハウジング側又は第二ハウジング側のいずれか少なくとも一方に弾性爪部を備え、この弾性爪部に対応する第一ハウジング側又は第二ハウジング側の少なくとも一方のリード線を着脱自在に接続することを特徴とする中継コネクタ。
- 第一ハウジングは、ターミナル収納室の背後に、リード線間を仕切るリード線隔壁室を備え、第二ハウジングは、筒状の隔壁室の背後にリード線間を仕切るリード線隔壁室を備えたことを特徴とする請求項1記載の中継コネクタ。
- リード線の芯線の挿入接続方向に対して、ターミナルの弾性爪部が鋭角に当接するように、ターミナルに弾性爪部を形成し、リード線の隔壁室に沿って弾性爪部を押圧する接続解除釦を備えたことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の中継コネクタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004075223A JP2005267915A (ja) | 2004-03-16 | 2004-03-16 | 中継コネクタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004075223A JP2005267915A (ja) | 2004-03-16 | 2004-03-16 | 中継コネクタ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005267915A true JP2005267915A (ja) | 2005-09-29 |
Family
ID=35092254
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004075223A Pending JP2005267915A (ja) | 2004-03-16 | 2004-03-16 | 中継コネクタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005267915A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN111902891A (zh) * | 2018-03-14 | 2020-11-06 | 松下知识产权经营株式会社 | 电子部件 |
-
2004
- 2004-03-16 JP JP2004075223A patent/JP2005267915A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN111902891A (zh) * | 2018-03-14 | 2020-11-06 | 松下知识产权经营株式会社 | 电子部件 |
CN111902891B (zh) * | 2018-03-14 | 2023-05-30 | 松下知识产权经营株式会社 | 电子部件 |
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