JP2005267446A - 携帯情報機器、その制御方法、および、その制御プログラム - Google Patents

携帯情報機器、その制御方法、および、その制御プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 携帯情報機器において、ユーザが表示に対応して操作を行なう際の利便性を向上させる。
【解決手段】 携帯電話機100では、ディスプレイ150は、垂直方向(両矢印A6で示された方向)に上下方向が設定されたメールの文書を表示する状態(縦長表示)と、水平方向(両矢印A7で示された方向)に上下方向を設定されたメール文書を表示する状態(横長表示)をとる。縦長表示の際、上下方向に並ぶ上キー121Aと下キー121Bは、表示のスクロールという機能に関する役割を持つ。なお、これらのキーは、横長表示の際、ディスプレイ150に表示されるメールを切替える機能に関する役割を持つ。また、縦長表示の際、左右方向に並ぶ左キー121Cと右キー121Dは、表示されるメールを切替える機能に関する役割を持つ。なお、これらのキーは、横長表示の際、表示のスクロールという機能に関する役割を持つ。
【選択図】 図6

Description

本発明は、携帯情報機器、その制御方法、および、その制御プログラムに関し、特に、画面に表示させた情報を自動的にスクロールさせる機能を有する携帯情報機器、その制御方法、および、その制御プログラムに関するものである。
PDA(Personal Digital Assistant)、携帯電話等の携帯情報機器が備える表示装置は、一般のデスクトップ型PC(Personal Computer)が備える表示装置よりも小さい。その結果、デスクトップ型PCが比較的多くの情報を一度の表示できるのに対し、携帯情報機器は、限られた量の情報しか一度に表示することができないと言える。このため、従来から、携帯情報機器に対して、表示される情報の全体像を容易に認識することができるように構成されるよう要望があった。
このような要望に応じて、従来の携帯情報機器には、特許文献1〜特許文献3に開示されるような、自動スクロール機能を有するものがあった。自動スクロール機能とは、画面の表示を、所定の速度で自動的に一定方向に移動させる機能であり、ユーザに継続して表示を移動させるための操作を行なわせることなく表示の移動を継続させる機能である。なお、特に、特許文献2および特許文献3には、所定の操作がなされることにより、スクロールの速度を変更できる技術も開示されている。
なお、携帯情報機器の多くは、ユーザによって持たれる方向を変更できるように構成されている。そして、従来の携帯情報機器には、特定の操作がなされる等により、表示装置における表示方向を変更できるように構成されているものがあった。携帯情報機器の表示装置における表示方向の変更について、図20を参照して説明する。
図20を参照して、携帯情報機器の一例である携帯電話機900では、その本体901に、表示装置902、および、複数のキーからなる操作部903が備えられている。そして、携帯電話機900は、図20(A)に示されるように、表示装置902を操作部903よりも上方に位置させた状態で、表示装置902における表示の上下方向を図中の両矢印のように設定されることもでき、かつ、図20(B)に示されるように、表示装置902を操作部903と横に並ぶように位置させた状態で、表示装置902における表示の上下方向を図中の両矢印のように設定されることもできる。
以上のように、従来では、携帯情報機器の表示装置における表示態様に関して、種々の技術が開示されてきた。
特開平11−203016号公報 特開2000−184420号公報 特開2003−162356号公報
しかしながら、従来の携帯情報機器では、表示装置における表示態様についての工夫がなされる一方で、ユーザは、表示装置における表示に対応して操作を行なう場合、操作に関してもさらなる工夫がなされることを希望する場合があった。
特に、携帯電話機に代表される携帯情報機器においては、上下左右の4方向に対応させて操作するためのカーソル等の操作手段を有し、かつ、表示部に対し縦方向に画像等を表示させて当該操作手段を操作する場合と、表示部に対し横方向に画像等を表示させて当該操作手段を操作する場合とが可能なものが知られている。
そして、上記のような従来の携帯電話機では、縦方向に表示させる場合と横方向に表示させる場合の各々の場合において、操作手段の中の上下左右の操作方向の割付が固定的なものであると、操作者が表示部の縦横方向を切替えるたびに操作方向を考慮して操作する必要が生じる。このことから、ユーザは、操作方向について混乱し、誤った操作をしてしまうという問題があった。
本発明は、かかる実情に鑑み考え出されたものであり、その目的は、携帯情報機器において、ユーザが表示に対応して操作を行なう際の利便性を向上させることである。
本発明に従った携帯情報機器は、第1の方向に並んで配置される、第1の操作手段および第2の操作手段と、前記第1の方向と交わる第2の方向に並んで配置される、第3の操作手段および第4の操作手段と、前記第1の方向および前記第2の方向に寸法を有する表示領域を含み、情報を表示する表示手段と、前記表示手段における表示態様を制御する表示制御手段とを備え、前記表示制御手段は、前記表示領域に、所定の画像を、当該所定の画像の所定の方向を前記第1の方向に沿わせて表示させる場合、前記第1の操作手段または前記第2の操作手段を操作されると第1の態様で前記表示手段における表示態様を制御し、かつ、前記第3の操作手段または前記第4の操作手段を操作されると前記第1の態様とは異なる第2の態様で前記表示手段における表示態様を制御し、前記表示領域に、前記所定の画像を、前記所定の方向を前記第2の方向に沿わせて表示させる場合、前記第1の操作手段または前記第2の操作手段を操作されると前記第2の態様で前記表示手段における表示態様を制御し、かつ、前記第3の操作手段または前記第4の操作手段を操作されると前記第1の態様で前記表示手段における表示態様を制御することを特徴とする。
また、本発明に従った携帯情報機器は、画像を撮影するカメラと、前記カメラの動作を制御するカメラ制御手段とをさらに備え、前記表示制御手段は、前記表示手段を、前記カメラの撮影する画像を表示させ、前記カメラ制御手段は、前記表示制御手段が、前記表示領域に、前記カメラの撮影する画像の中の或る方向を前記第1の方向に沿わせて表示させる場合、前記第1の操作手段または前記第2の操作手段を操作されると前記カメラについての第1の機能を実行し、かつ、前記第3の操作手段または前記第4の操作手段を操作されると前記カメラについての前記第1の機能とは異なる第2の機能を実行し、前記表示制御手段が、前記表示領域に、前記カメラの撮影する画像の中の前記或る方向を前記第2の方向に沿わせて表示させる場合、前記第1の操作手段または前記第2の操作手段を操作されると前記カメラについての前記第2の機能を実行し、かつ、前記第3の操作手段または前記第4の操作手段を操作されると前記カメラについての前記第2の機能をすることが好ましい。
また、本発明に従った携帯情報機器では、前記カメラについての前記第1の機能は、前記カメラのズーム倍率を変更する機能であり、前記カメラについての前記第2の機能は、前記カメラの露光量を切替える機能であることが好ましい。
また、本発明に従った携帯情報機器では、前記表示制御手段による前記第1の態様での制御は、前記第1の操作手段または前記第2の操作手段を操作されることに基づいて、前記表示領域に前記カメラの撮影する画像を、ズーム倍率を変更させて表示させる制御であり、前記表示制御手段による前記第2の態様での制御は、前記第1の操作手段または前記第2の操作手段を操作されることに基づいて、前記表示領域に前記カメラの撮影する画像を、露光量を変更させて表示させる制御であることが好ましい。
また、本発明に従った携帯情報機器では、前記所定の画像において、前記所定の方向は縦方向であり、前記第1の方向と前記第2の方向とは直交することが好ましい。
また、本発明に従った携帯情報機器では、複数の電子メールの文書を所定の順番で記憶する記憶手段と、前記記憶手段に記憶された電子メールの文書を前記表示領域に表示させるための画像に変換する変換手段とをさらに備え、前記表示制御手段は、前記変換手段によって変換された電子メールの文書の画像を、前記所定の画像として前記表示領域に表示可能であり、前記変換手段によって変換された或る電子メールの文書の画像を前記表示領域に表示させている場合、前記第3の操作手段を操作されることにより前記記憶手段において前記或る電子メールの文書の次に記憶されている電子メールの文書が前記変換手段によって変換された画像を前記表示領域に表示させ、前記第4の操作手段を操作されることにより前記記憶手段において前記或る電子メールの文書の前に記憶されている電子メールの文書が前記変換手段によって変換された画像を前記表示領域に表示させることが好ましい。
本発明に従った携帯情報機器の制御方法は、外部から情報を入力され第1の方向に並んで配置される第1の操作手段および第2の操作手段と、外部から情報を入力され前記第1の方向と交わる第2の方向に並んで配置される第3の操作手段および第4の操作手段と、前記第1の方向および前記第2の方向に寸法を有する表示領域を含む表示手段とを備える携帯情報機器の制御方法であって、前記表示領域に、所定の画像を、当該所定の画像の所定の方向を前記第1の方向に沿わせて表示させ、前記第1の操作手段または前記第2の操作手段を操作されることに応じて第1の態様で前記表示手段における表示態様を制御し、かつ、前記第3の操作手段または前記第4の操作手段を操作されることに応じて前記第1の態様とは異なる第2の態様で前記表示手段における表示態様を制御するステップと、前記表示領域に、前記所定の画像を、前記所定の方向を前記第2の方向に沿わせて表示させ、前記第1の操作手段または前記第2の操作手段を操作されることに応じて前記第2の態様で前記表示手段における表示態様を制御し、かつ、前記第3の操作手段または前記第4の操作手段を操作されることに応じて前記第1の態様で前記表示手段における表示態様を制御するステップとを備えることを特徴とする。
本発明に従った携帯情報機器の制御プログラムは、携帯情報機器に、上記した携帯情報機器の制御方法に備えられるステップを実行させることを特徴とする。
本発明によると、携帯情報機器において、ユーザは、第1の態様で表示制御手段に制御を行なわせたい場合には、所定の画像が、その所定の方向を、表示領域の第1の方向に沿わされて表示されても第2の方向に沿わされて表示されても、当該所定の方向が沿う方向に並んで配置される操作手段を操作すれば良いことになる。
これにより、ユーザは、携帯情報機器において所定の画像の表示される方向が変更されても、操作すべき操作手段を、表示領域の表示を見ることにより直感的に理解できるため、携帯情報機器は、ユーザが表示に対応して操作を行なう際の利便性を向上されたと言える。
また、本発明によると、携帯情報機器において、ユーザは、カメラを使用し、かつ、表示手段を当該カメラのファインダとして使用する場合であっても、表示領域における表示に関する操作または所望の機能の実行に関する操作について、表示領域の表示を見ることにより操作すべき操作手段を直感的に理解できる。
特に、本発明によると、ズーム倍率の変更や露光量の切替えという、カメラのファインダを注目しながらなされる操作についての操作手段を、カメラのファインダとして使用される表示手段の表示態様(所定の画像における所定の方向が、第1の方向に沿うか、第2の方向に沿うか)に関連したものとすることができるので、携帯情報機器の利便性が向上されると言える。
また、本発明によると、携帯情報機器において、電子メールの文書を画像として表示させることができ、さらに、表示させる電子メールの文書を、第3の操作手段または第4の操作手段を操作することにより、順に、入替えることができる。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがって、それらについての詳細な説明は繰り返さない。
[第1の実施の形態]
図1は、本発明の携帯情報機器の第1の実施の形態である、電子メール(以下、単に「メール」という)の送受信機能を有する携帯電話機100の斜視図である。
携帯電話機100は、本体101を備えている。本体101には、LCD(liquid crystal display)等からなるディスプレイ150、複数のキーを含む入力部120、スピーカ174、および、マイク172が備えられている。入力部120には、数字等の入力のためのテンキーを含む12キー124、上キー121A、下キー121、左キー121C、および、右キー121Dが備えられている。なお、携帯電話機100の構成は、図1に示された態様に限定されず、折畳式の携帯電話機等であっても良い。
図2は、携帯電話機100の機能ブロック図である。
図2をさらに参照して携帯電話機100について説明すると、携帯電話機100は、表示処理部111、レイアウト解析部112、スクロール処理部113、ワークメモリ115、VRAM(Video Random Access Memory)116、メールデータベース117、プログラム記憶部118、通話処理部175、メール処理部176、および、通信処理部170をさらに備えている。
表示処理部111は、ディスプレイ150の表示を制御する。具体的には、入力部120からの指示に基づいて、メールデータベース117から適宜表示しようとする文書を選択し、レイアウト解析部112に選択された文書をディスプレイ150に表示させるのに適する形態の画像にしてワークメモリ115に展開させ、展開された画像の中からディスプレイ150に表示させる部分を選択し当該選択された部分の画像をVRAM116へと送り、そして、VRAM116に送られた画像をディスプレイ150に表示させる。
通話処理部175、通信処理部170、および、アンテナ108は、携帯電話機100の音声通話のために動作する部位である。具体的には、携帯電話機100において、通話相手との間で接続が確立され音声による通話がなされる際、通話処理部175は、マイク172を介して入力された音声を音声信号に変換し、当該音声信号を、通信処理部170およびアンテナ108を介して通話相手に送る。また、通話相手から送られてきた音声信号は、アンテナ108および通信処理部170を介して通話処理部175に送られ、当該通話処理部175において音声に変換され、スピーカ174から出力される。
メール処理部176は、携帯電話機100においてメールの文書の作成や送受信を行なう。具体的には、メール処理部176は、入力部120から入力される内容に応じて、電子メールを作成し、作成されたメールの文書を通信処理部170を介してメールの宛先へと送信したりメールデータベース117に蓄積させたりし、また、通信処理部170で受信されたメールの文書をメールデータベース117に蓄積させる。
図3に、メールデータベース117の記憶内容を模式的に示す。図3を参照して、メールデータベース117には、主に、通信処理部170で受信されたメールの文書が記憶される受信メール記憶部181、メール処理部176によって作成され未だメールの宛先へと送信されていないメールの文書が記憶される送信待ちメール記憶部182、および、メール処理部176によって作成されかつ通信処理部170を介した送信の処理も完了したメールの文書が記憶される送信済みメール記憶部183が備えられる。
図4に、受信メール記憶部181の記憶内容を模式的に示す。図4を参照して、受信メール記憶部181には、領域181A、領域181B、領域181C、…、というようにメールの文書を1つのメールごとに記憶する複数の領域が定義されている。領域181A等の各領域には、「メール1」「メール2」「メール3」等の、たとえば受信した順に番号を付されたメールの文書が順番に蓄積されている。各メールの文書には、差出人、タイトル、本文、および、送信日時という情報が含まれている。
図5は、表示処理部111が実行する、メールデータベース117の受信メール記憶部181に記憶されたメールの文書を表示させる処理(メール表示処理)のフローチャートである。
図5を参照して、表示処理部111は、入力部120に対して、メールの文書を表示させるための操作がなされると、ステップS1(以下、「ステップ」を省略する)で、ユーザからの、受信メール記憶部181に記憶された複数のメールの中のどのメールを表示させたいかを指定する情報の入力を受付ける。なお、ユーザは、このような情報を、たとえば、入力部120を介して入力する。
次に、表示処理部111は、S2で、指定されたメールの文書を、受信メール記憶部181から呼び出してディスプレイ150に表示させる。
ディスプレイ150にメールの文書が表示される状態の一例を図6に示す。
図6では、携帯電話機100がディスプレイ150が入力部120よりも上方に位置する状態にされているときに、ディスプレイ150が、垂直方向(両矢印A6で示した方向)に表示の上下方向が設定されたメールの文書を表示する状態が記載されている。
ディスプレイ150は、長方形の形状を有しており、長辺と短辺とを有し、図6に示された状態では、その長辺が、ほぼ垂直方向を示す両矢印A6方向に沿い、その短辺が、ほぼ水平方向を示す両矢印A7方向に沿うように記載されている。そして、図6に示された状態では、ディスプレイ150内のメールの文書は、両矢印A6方向にその上下方向が沿い、両矢印A7方向にその左右方向が沿うように、表示されている。
携帯電話機100は、後述するS4の処理等により、ディスプレイ150における表示を、図7に示すようなものにすることもできる。図7は、ディスプレイ150にメールの文書が表示される状態の他の例を示す。
図7に示された状態では、ディスプレイ150は、その長辺が、ほぼ水平方向を示す両矢印A6方向に沿い、その短辺が、ほぼ垂直方向を示す両矢印A7方向に沿うように記載されている。そして、図7に示された状態では、ディスプレイ150内のメールの文書は、両矢印A7方向にその上下方向が沿い、両矢印A6方向にその左右方向が沿うように、表示されている。
また、ディスプレイ150では、ワークメモリ115に展開された画像の中の、一部分の画像が表示される。そして、ワークメモリ115に展開された画像の中の、ディスプレイ150に表示させる部分が移動することにより、ワークメモリ115に展開された画像のすべてがディスプレイ150に表示されることになる。
図8は、図6に示された状態で、ワークメモリ115に展開された画像の中からディスプレイ150に表示される部分が選択される状態を説明するための図であり、図9は、図7に示された状態で、ワークメモリ115に展開された画像の中からディスプレイ150に表示される部分が選択される状態を説明するための図である。
まず、図8(A)を参照して、図6に示された場合、表示処理部111は、レイアウト解析部112によってワークメモリ115に展開された画像200の中から、部分201Aを、ディスプレイ150に表示させる。部分201Aは、ディスプレイ150の形状に対応した長方形状を有しており、その長辺が両矢印A6方向に沿い、その短辺が両矢印A7方向に沿う。画像200は、両矢印B1方向を上下方向とし、両矢印B2方向を左右方向としている。これにより、部分201Aは、その長辺が画像200の上下方向に沿い、その短辺が画像200の左右方向に沿う。画像200の左右方向の寸法R1は、部分201Aの短辺方向の寸法と一致している。画像200の上下方向の寸法は、部分201Aの長辺方向の寸法よりも長い。そして、部分201Aは、上キー121Aまたは下キー121Bを操作されることにより、両矢印B1方向に移動される。
図8(A)中の部分201Aが矢印C1方向に移動された状態を、図8(B)に示す。図8(B)では、図8(A)の部分201Aに対応する部分が、画像200中の位置を変更されて、部分201Bとして記載されている。図8(B)中の部分201Bがさらに矢印C2方向に移動された状態を、図8(C)に示す。図8(C)では、図8(B)の部分201Bに対応する部分が、画像200中の位置を変更されて、部分201Cとして記載されている。図8に示したように、部分201A〜部分201Cというように、画像200からディスプレイ150に表示されるために選択される部分が画像200中を移動するため、画像200全体がディスプレイ150に表示されることが可能となる。このように、画像200からディスプレイ150に表示されるために選択されるための部分が画像200中を移動することを、「スクロール」と呼ぶ。また、当該部分が、部分201Aから部分201Bに、または、部分201Bから部分201Cに、つまり、画像200の下方向に移動することを「下スクロール」と呼び、逆に、部分201Bから部分201Aに、または、部分201Cから部分201Bに、つまり、画像200の上方向に移動することを「上スクロール」と呼ぶ。
次に、図9(A)を参照して、図7に示された場合、表示処理部111は、レイアウト解析部112によってワークメモリ115に展開された画像202の中から、部分203Aを、ディスプレイ150に表示させる。部分203Aは、ディスプレイ150の形状に対応した長方形状を有しており、その長辺が両矢印A6方向に沿い、その短辺が両矢印A7方向に沿う。画像202は、両矢印B3方向を上下方向とし、両矢印B4方向を左右方向としている。これにより、部分203Aは、その短辺が画像202の上下方向に沿い、その長辺が画像202の左右方向に沿う。画像202の左右方向の寸法R2は、部分203Aの長辺方向の寸法と一致している。画像202の上下方向の寸法は、部分203Aの短辺方向の寸法よりも長い。そして、部分203Aは、上キー121Aまたは下キー121Bを操作されることにより、両矢印B3方向に移動される。
図9(A)中の部分203Aが矢印C3方向に移動された状態を、図9(B)に示す。図9(B)では、図9(A)の部分203Aに対応する部分が、画像202中の位置を変更されて、部分203Bとして記載されている。図9(B)中の部分203Bがさらに矢印C4方向に移動された状態を、図9(C)に示す。図9(C)では、図9(B)の部分203Bに対応する部分が、画像202中の位置を変更されて、部分203Cとして記載されている。図9に示したように、部分201A〜部分201Cというように、画像200からディスプレイ150に表示されるために選択される部分が画像200中を移動するため、画像200全体がディスプレイ150に表示されることが可能となる。
以上、図6〜図9を用いて説明したように、携帯電話機100では、入力部120に対する操作に応じて、ディスプレイ150に、図6に示したようにも、図7に示したようにも、電子メールの文書を表示させることができる。なお、図6に示したような表示状態を、画像の縦方向がディスプレイ150の長辺方向に沿うため「縦長表示」と呼び、図7に示したような表示状態を、画像の横方向がディスプレイ150の長辺方向に沿うため「横長表示」と呼ぶ。また、特に、図8および図9を用いて説明したように、縦長表示の場合と横長表示の場合では、レイアウト解析部112がワークメモリ115に展開する画像のサイズが異なる。
再度、図5を参照して、S2で、指定されたメールの文書をディスプレイ150に表示させた後、S3で、ユーザから、入力部120に対して、ディスプレイ150における表示を反転させるための操作があったか否かを判断する。ディスプレイ150における表示の反転とは、ディスプレイ150において、上記した縦長表示と横長表示との間で、表示状態を入替えることを言う。そして、そのような操作があったと判断すると、S4で表示の縦横を反転させるための処理を行なった後S5に処理を進め、そのような操作がなかったと判断すると、そのままS5に処理を進める。なお、S4における、表示の縦横を反転させるための処理とは、図8に示した状態と図9に示した状態との間で、ディスプレイ150に表示させるための部分の選択態様を入替えることである。
S5では、表示処理部111は、ユーザから、入力部120に対して、ディスプレイ150における表示を下スクロールするためのキー(下スクロール用キー)が操作されたか否かを判断し、操作されたと判断すると、S6でディスプレイ150における表示を所定の量だけ下スクロールさせた後S7に処理を進め、操作されていないと判断すると、そのままS7に処理を進める。
S7では、表示処理部111は、ユーザから、入力部120に対して、ディスプレイ150における表示を上スクロールするためのキー(上スクロール用キー)が操作されたか否かを判断し、操作されたと判断すると、S8でディスプレイ150における表示を所定の量だけ上スクロールさせた後S9に処理を進め、操作されていないと判断すると、そのままS9に処理を進める。
S9では、表示処理部111は、ユーザから、入力部120に対して、ディスプレイ150に表示させるメールを、次のメールに変更するためのキー(次のメール表示用キー)が操作されたか否かを判断し、操作されたと判断すると、S10でディスプレイ150に表示させるメールを次のメールに変更してS11に処理を進め、操作されていないと判断すると、そのままS11に処理を進める。
なお、「次のメール」とは、受信メール記憶部181において、現在表示対象とされているメールの文書に付された順番の次の順番を付されて記憶されているメールの文書のことである。そして、ディスプレイ150に表示させるメールを次のメールに変更するということは、レイアウト解析部112が、ワークメモリ115に画像を展開するメールの文書を、現在のメールの文書から、受信メール記憶部181で当該現在のメールの文書の次の順番で記憶されているメールの文書に変更することをいう。
S11では、表示処理部111は、ユーザから、入力部120に対して、ディスプレイ150に表示させるメールを、前のメールに変更するためのキー(前のメール表示用キー)が操作されたか否かを判断し、操作されたと判断すると、S12でディスプレイ150に表示させるメールを前のメールに変更してS13に処理を進め、操作されていないと判断すると、そのままS13に処理を進める。なお、前のメールとは、受信メール記憶部181において、現在表示対象とされているメールの文書に付された順番の1つ前の順番を付されて記憶されているメールの文書のことである。
S13では、表示処理部111は、ユーザから、入力部120に対して、メールの表示の終了を希望する操作がなされたか否かを判断する。そして、そのような操作がなされていないと判断するとS3に処理を戻し、そのような操作がなされたと判断するとメール表示処理を終了させる。
上記したメール表示処理では、S5,S7,S9,S11の各ステップにおいて、それぞれ、キーの操作があったか否かが判断される。なお、携帯電話機100では、これらの各ステップにおいて判断対象となるキーは、ディスプレイ150における表示状態が縦長表示とされるか横長表示とされるかによって、図10に示されるように変更される。図10は、ディスプレイ150における表示状態と、S5の判断時に「下スクロール用キー」の役割をするキー、S7の判断時に「上スクロール用キー」の役割をするキー、S9の判断時に「次のメール表示用キー」の役割をするキー、および、S11の判断時に「前のメール表示用キー」の役割をするキーとの関係を表形式で示す図である。
図10を参照して、ディスプレイ150における表示状態が、図6に示されるように縦長表示とされた場合、上キー121Aが「上スクロール用キー」とされ、下キー121Bが「下スクロール用キー」とされ、右キー121Dが「次のメール表示用キー」とされ、左キー121Cが「前のメール表示用キー」とされる。
一方、ディスプレイ150における表示態様が、図7に示されるように横長表示とされた場合、右キー121Dが「上スクロール用キー」とされ、左キー121Cが「下スクロール用キー」とされ、下キー121Bが「次のメール表示用キー」とされ、上キー121Aが「前のメール表示用キー」とされる。
つまり、本実施の形態では、図1および図6に示された状態で、上下方向に並ぶ上キー121Aと下キー121Bとが、縦長表示の際には表示のスクロールという機能に関する役割を持つ。なお、これらのキーは、横長表示の際には表示されるメールを切替えるという機能に関する役割を持つ。
また、図1および図6に示された状態で、左右方向に並ぶ左キー121Cと右キー121Dとが、縦長表示の際には表示されるメールを切替えるという機能に関する役割を持つ。なお、これらのキーは、横長表示の際には表示のスクロールという機能に関する役割を持つ。
つまり、本実施の形態では、上キー121A、下キー121B、左キー121C、および、右キー121Dの中で、縦長表示にされても、横長表示にされても、表示される画像の縦方向と同じ方向に並ぶ2つのキーが、スクロールという機能に関する役割を持ち、表示される画像の横方向と同じ方向に並ぶ2つのキーが、表示されるメールを切替えるという役割を持つ。
また、図10に示されるように、上スクロール用キーは、縦長表示の際には、ディスプレイ150に表示される画像の縦方向(図6の両矢印A6方向)の上側に位置する上キー121Aとされ、横長表示の際にも、ディスプレイ150に表示される画像の縦方向(図7の両矢印A7方向)の上側に位置する右キー121Dとされる。
また、下スクロール用キーについても、縦長表示の際には、ディスプレイ150に表示される画像の縦方向(図6の両矢印A6方向)の下側に位置する下キー121Aとされ、横長表示の際にも、ディスプレイ150に表示される画像の縦方向(図7の両矢印A7方向)の下側に位置する左キー121Cとされる。
また、以上説明した本実施の形態では、携帯電話機100は、その内部(プログラム記憶部118)に予め記憶されたプログラムに従って動作するが、本発明に従った携帯情報機器はこれに限定されず、携帯電話機100とは離間した場所に記憶されたプログラムを読み込めるよう構成され、当該読み込まれたプログラムに従って動作するように構成されても良い。
[第2の実施の形態]
図11は、本発明の携帯情報機器の第2の実施の形態である、カメラを備え、当該カメラで撮影される画像を表示可能な携帯電話機500の斜視図である。
携帯電話機500は、主に、第1の筐体501、第2の筐体502、ならびに、第1の筐体501と第2の筐体502とを接続させるヒンジ503および回転軸504からなる。回転軸504は、第2の筐体502に両矢印Y方向に回転可能に取り付けられており、ヒンジ503は、第1の筐体501およびヒンジ503の内部に設けられている。
第1の筐体501には、LCD等からなるメインディスプレイ510、および、スピーカ561が備えられている。
回転軸504には、上キー551、下キー552、左キー553、および、右キー554が設置されている。
第2の筐体502には、数字等の入力のためにユーザに操作されるキー群550、および、マイク562が備えられている。
図12は、携帯電話機500の裏面図である。
図12をさらに参照して、第1の筐体501の裏面には、LCD等からなるサブディスプレイ520が備えられている。また、第2の筐体502の裏面には、カメラ530が備えられている。
第1の筐体501は、ヒンジ503を軸として、第2の筐体502に対して、両矢印X方向に回転可能に構成されている。図13に、携帯電話機500において、第1の筐体501がヒンジ503を軸として第2の筐体502に対して回転され、メインディスプレイ510の備えられた面を当該第2の筐体502のキー群550を備えられた面に対向させている状態を示す。本明細書では、図13に示された状態を、携帯電話機500の「第1の折り畳まれた状態」と呼ぶ。
図14は、携帯電話機500において、第1の筐体501が、図11に示された状態から、回転軸504と共に、第2の筐体502に対して両矢印Y方向に回転された状態を示す。また、図15は、第1の筐体501が、図14に示された状態から、回転軸504と共に、第2の筐体502に対してさらに両矢印Y方向(図11参照)に回転された状態を示す。
図15に示された状態では、携帯電話機500において、第1の筐体501が、サブディスプレイ520の備えられた面を第2の筐体502のキー群550を備えられた面に対向させている。本明細書では、図15に示された状態を、携帯電話機500の「第2の折り畳まれた状態」と呼ぶ。
図16は、携帯電話機500の機能ブロック図である。
図16をさらに参照して携帯電話機500について説明すると、携帯電話機500は、メインディスプレイ510およびサブディスプレイ520における表示態様を制御する表示処理部570、カメラ530で撮影された画像等の画像データを記憶するメモリ572、メモリ572に記憶された画像やカメラ530で撮影された画像に対して加工を施す画像処理部571、カメラ530で撮影された画像に対して種々の処理を行なうカメラ処理部573、メインディスプレイ510における画像表示のワークエリアとなるワークメモリ574、メインディスプレイ510で表示される画像のデータを保持するVRAM575、メインディスプレイ510に、カメラ530で撮影された画像またはメモリ572に記憶された画像に合成させて表示させる画像のデータを記憶する合成用画像記憶部576、第2の筐体502に対する第1の筐体501の回転の度合いを検出する回転検出部577、携帯電話機500が折り畳まれた状態にあるか否かを判断する開閉センサ578、回転軸504の回転度合いを検出する回転軸センサ579、携帯電話機500において音声に関する処理を行なう通話処理部563、携帯電話機500において通信に関する処理を行なう通信処理部564およびアンテナ565、ならびに、カメラ530で撮影された画像に関するデータを一時的に保存するバッファメモリ531をさらに備えている。
表示処理部111は、ディスプレイ150の表示を制御する。具体的には、入力部120からの指示に基づいて、メールデータベース117から適宜表示しようとする文書を選択し、レイアウト解析部112に選択された文書をディスプレイ150に表示させるのに適する形態の画像にしてワークメモリ115に展開させ、展開された画像の中からディスプレイ150に表示させる部分を選択し当該選択された部分の画像をVRAM116へと送り、そして、VRAM116に送られた画像をディスプレイ150に表示させる。
通話処理部175、通信処理部170、および、アンテナ108は、携帯電話機500の音声通話のために動作する部位である。具体的には、携帯電話機500において、通話相手との間で接続が確立され音声による通話がなされる際、通話処理部175は、マイク172を介して入力された音声を音声信号に変換し、当該音声信号を、通信処理部170およびアンテナ107を介して通話相手に送る。また、通話相手から送られてきた音声信号は、アンテナ108および通信処理部170を介して通話処理部175に送られ、当該通話処理部175において音声に変換され、スピーカ174から出力される。
メール処理部176は、携帯電話機500においてメールの文書の作成や送受信を行なう。具体的には、メール処理部176は、入力部120から入力される内容に応じて、電子メールを作成し、作成されたメールの文書を通信処理部170を介してメールの宛先へと送信したりメールデータベース117に蓄積させたりし、また、通信処理部170で受信されたメールの文書をメールデータベース117に蓄積させる。
携帯電話機500では、カメラ530で撮影されている画像をメインディスプレイ510に表示させることにより、メインディスプレイ510をファインダとして使用することができる。また、メインディスプレイ510は長辺と短辺を有し、そして、第1の実施の形態のディスプレイ150における表示と同様に、メインディスプレイ510における表示も、縦長表示と横長表示との間で切替えが可能に構成されている。メインディスプレイ510が、縦長表示を行なっている状態を図17に、横長表示を行なっている場合を図18にそれぞれ示す。図17および図18には、第1の筐体501および回転軸504が示されている。
図17では、メインディスプレイ510に、カメラ530によって撮影された画像であって被写体511を含む画像が、合成用画像記憶部576に記憶されたデータに基づいた画像であってカメラ530における露光量を示すバー512およびボタン512と合成されて、表示されている状態が示されている。なお、図17中、メインディスプレイ510の、長辺方向が両矢印N1で示され、短辺方向が両矢印N2で示されている。また、メインディスプレイ510中の、被写体511を含む画像とバー512とボタン513(以下、まとめて「メインディスプレイ510に表示される画像」という)の、上下方向が両矢印M1で示され、左右方向が両矢印M2で示されている。
つまり、図17に示されたような、縦長表示が行なわれている場合には、メインディスプレイ510に表示される画像の上下方向は、メインディスプレイ510の長辺方向に沿い、また、メインディスプレイ510に表示される画像の左右方向は、メインディスプレイ510の短辺方向に沿う。
図18でも、図17と同様に、メインディスプレイ510の長辺方向が両矢印N1で示されかつ短辺方向が両矢印N2で示され、インディスプレイ510に表示される画像の上下方向が両矢印M1で示されかつ左右方向が両矢印M2で示されている。
そして、図18に示されたような、横長表示が行なわれている場合には、メインディスプレイ510に表示される画像の上下方向は、メインディスプレイ510の短辺方向に沿い、また、メインディスプレイ510に表示される画像の左右方向は、メインディスプレイ510の長辺方向に沿う。
なお、図17および図18では、バー512は、メインディスプレイ510に表示される画像の左右方向(両矢印M2方向)に沿い、そして、バー512上のボタン513の左右方向での位置で、露光量が示される。具体的には、ボタン513が右方に位置するほど、露光量が多いことが示される。
携帯電話機500では、メインディスプレイ510がカメラ530のファインダとして使用されているときには、上キー551、下キー552、左キー553、および、右キー554には、カメラ530の動作に関連した情報を入力する役割が与えられている。なお、各キーに与えられる役割は、メインディスプレイ510において縦長表示が行なわれるか横長表示が行なわれるかによって、変更される。図19に、メインディスプレイ510がカメラ530のファインダとして使用されているときに、上キー551、下キー552、左キー553、および、右キー554に与えられる、カメラ530の動作に関連した役割を、表形式で示す。
図19を参照して、携帯電話機500では、縦長表示であれば右キー554および左キー553が、また、横長表示であれば上キー551および下キー552が、つまり、メインディスプレイ510に表示される画像の左右方向(両矢印M2方向)およびバー512が沿う方向に並ぶ2つのキーが、カメラ530の露光を切替える機能に関する役割を与えられている。
具体的には、縦長表示の場合には、右キー554が操作されると、カメラ530は露光量を増加させ、これにより、表示処理部570もカメラ530が撮影した画像を露光量が上げられた状態でメインディスプレイ510に表示させ、また、左キー553が操作されると、カメラ530は露光量を低下させ、これにより、表示処理部570はカメラ530が撮影した画像を露光量が下げられた状態でメインディスプレイ510に表示させる。
また、横長表示の場合には、下キー552が操作されると、カメラ530は露光量を増加させ、これにより、表示処理部570もカメラ530が撮影した画像を露光量が上げられた状態でメインディスプレイ510に表示させ、また、上キー551が操作されると、カメラ530は露光量を低下させ、これにより、表示処理部570はカメラ530が撮影した画像を露光量が下げられた状態でメインディスプレイ510に表示させる。
また、図19を参照して、携帯電話機500では、縦長表示であれば上キー551および下キー552が、また、横長表示であれば右キー554および左キー553が、つまり、メインディスプレイ510に表示される画像の上下方向(両矢印M1方向)に並ぶ2つのキーが、カメラ530のズーム倍率を切替える機能に関する役割を与えられている。
具体的には、縦長表示の場合には、上キー551が操作されると、カメラ530はズーム倍率を増加させ、これにより、表示処理部570はカメラ530が撮影した画像をズーム倍率が上げられた状態でメインディスプレイ510に表示させ、また、下キー552が操作されると、カメラ530はズーム倍率を低下させ、これにより、表示処理部570はカメラ530が撮影した画像をズーム倍率が下げられた状態でメインディスプレイ510に表示させる。
また、横長表示の場合には、右キー554が操作されると、カメラ530はズーム倍率を増加させ、これにより、表示処理部570もカメラ530が撮影した画像をズーム倍率が上げられた状態でメインディスプレイ510に表示させ、また、左キー553が操作されると、カメラ530はズーム倍率を低下させ、これにより、表示処理部570はカメラ530が撮影した画像をズーム倍率が下げられた状態でメインディスプレイ510に表示させる。
今回開示された各実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。各実施の形態に開示された技術は、単独でも、可能な限り組み合わされても、実施可能なものと解釈されるべきである。また、本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
本発明の携帯情報機器の第1の実施の形態である携帯電話機の斜視図である。 図1の携帯電話機の機能ブロック図である。 図2のメールデータベースの記憶内容を模式的に示す図である。 図3の受信メール記憶部の記憶内容を模式的に示す図である。 図1の携帯電話機の表示処理部が実行するメール表示処理のフローチャートである。 図1の携帯電話機における、ディスプレイにメールの文書が表示される状態の一例を示す図である。 図1の携帯電話機における、ディスプレイにメールの文書が表示される状態の他の例を示す図である。 図1の携帯電話機において、図6に示された状態で、ワークメモリに展開された画像の中からディスプレイに表示される部分が選択される状態を説明するための図である。 図1の携帯電話機において、図6に示された状態で、ワークメモリに展開された画像の中からディスプレイに表示される部分が選択される状態を説明するための図である。 図1の携帯電話機のディスプレイにおける表示状態と、図5に示した処理において各種の役割をするキーとの関係を表形式で示す図である。 本発明の携帯情報機器の第2の実施の形態である携帯電話機の斜視図である。 図11の携帯電話機の裏面図である。 図11の携帯電話機おいて、第1の筐体が、メインディスプレイの備えられた面を第2の筐体に対向させている状態を示す図である。 図11の携帯電話機において、第1の筐体が、図11に示された状態から、回転軸と共に、第2の筐体に対して回転された状態を示す図である。 図11の携帯電話機において、第1の筐体が、図14に示された状態から、回転軸と共に、第2の筐体に対してさらに回転された状態を示す図である。 図11の携帯電話機の機能ブロック図である。 図11の携帯電話機において、カメラで撮影されている画像がメインディスプレイで表示される状態の一例を示す図である。 図11の携帯電話機において、カメラで撮影されている画像がメインディスプレイで表示される状態の他の例を示す図である。 図11の携帯電話機のメインディスプレイがカメラのファインダとして使用されているときに、上キー、下キー、左キー、および、右キーに与えられる、カメラの動作に関連した役割を表形式で示す図である。 従来の携帯情報機器の表示装置における表示方向の変更を説明するための図である。
符号の説明
100,500 携帯電話機、108,565 アンテナ、111,570 表示処理部、112 レイアウト解析部、113 スクロール処理部、115 ワークメモリ、116 VRAM、117 メールデータベース、118 プログラム記憶部、120 入力部、121A,551 上キー、121B,552 下キー、121C,553 左キー、121D,554 右キー、124 12キー、150 ディスプレイ、170 通信処理部、172 マイク、174 スピーカ、175 通話処理部、176 メール処理部、181 受信メール記憶部、182 送信待ちメール保存部、183 送信済みメール保存部、501 第1の筐体、502 第2の筐体、503 ヒンジ、504 回転軸。

Claims (8)

  1. 第1の方向に並んで配置される、第1の操作手段および第2の操作手段と、
    前記第1の方向と交わる第2の方向に並んで配置される、第3の操作手段および第4の操作手段と、
    前記第1の方向および前記第2の方向に寸法を有する表示領域を含み、情報を表示する表示手段と、
    前記表示手段における表示態様を制御する表示制御手段とを備え、
    前記表示制御手段は、
    前記表示領域に、所定の画像を、当該所定の画像の所定の方向を前記第1の方向に沿わせて表示させる場合、前記第1の操作手段または前記第2の操作手段を操作されると第1の態様で前記表示手段における表示態様を制御し、かつ、前記第3の操作手段または前記第4の操作手段を操作されると前記第1の態様とは異なる第2の態様で前記表示手段における表示態様を制御し、
    前記表示領域に、前記所定の画像を、前記所定の方向を前記第2の方向に沿わせて表示させる場合、前記第1の操作手段または前記第2の操作手段を操作されると前記第2の態様で前記表示手段における表示態様を制御し、かつ、前記第3の操作手段または前記第4の操作手段を操作されると前記第1の態様で前記表示手段における表示態様を制御する、携帯情報機器。
  2. 画像を撮影するカメラと、
    前記カメラの動作を制御するカメラ制御手段とをさらに備え、
    前記表示制御手段は、前記表示手段を、前記カメラの撮影する画像を表示させ、
    前記カメラ制御手段は、
    前記表示制御手段が、前記表示領域に、前記カメラの撮影する画像の中の或る方向を前記第1の方向に沿わせて表示させる場合、前記第1の操作手段または前記第2の操作手段を操作されると前記カメラについての第1の機能を実行し、かつ、前記第3の操作手段または前記第4の操作手段を操作されると前記カメラについての前記第1の機能とは異なる第2の機能を実行し、
    前記表示制御手段が、前記表示領域に、前記カメラの撮影する画像の中の前記或る方向を前記第2の方向に沿わせて表示させる場合、前記第1の操作手段または前記第2の操作手段を操作されると前記カメラについての前記第2の機能を実行し、かつ、前記第3の操作手段または前記第4の操作手段を操作されると前記カメラについての前記第2の機能をする、請求項1に記載の携帯情報機器。
  3. 前記カメラについての前記第1の機能は、前記カメラのズーム倍率を変更する機能であり、
    前記カメラについての前記第2の機能は、前記カメラの露光量を切替える機能である、請求項2に記載の携帯情報機器。
  4. 前記表示制御手段による前記第1の態様での制御は、前記第1の操作手段または前記第2の操作手段を操作されることに基づいて、前記表示領域に前記カメラの撮影する画像を、ズーム倍率を変更させて表示させる制御であり、
    前記表示制御手段による前記第2の態様での制御は、前記第1の操作手段または前記第2の操作手段を操作されることに基づいて、前記表示領域に前記カメラの撮影する画像を、露光量を変更させて表示させる制御である、請求項3に記載の携帯情報機器。
  5. 前記所定の画像において、前記所定の方向は縦方向であり、
    前記第1の方向と前記第2の方向とは直交する、請求項1〜請求項4のいずれかに記載の携帯情報機器。
  6. 複数の電子メールの文書を所定の順番で記憶する記憶手段と、
    前記記憶手段に記憶された電子メールの文書を前記表示領域に表示させるための画像に変換する変換手段とをさらに備え、
    前記表示制御手段は、
    前記変換手段によって変換された電子メールの文書の画像を、前記所定の画像として前記表示領域に表示可能であり、
    前記変換手段によって変換された或る電子メールの文書の画像を前記表示領域に表示させている場合、前記第3の操作手段を操作されることにより前記記憶手段において前記或る電子メールの文書の次に記憶されている電子メールの文書が前記変換手段によって変換された画像を前記表示領域に表示させ、前記第4の操作手段を操作されることにより前記記憶手段において前記或る電子メールの文書の前に記憶されている電子メールの文書が前記変換手段によって変換された画像を前記表示領域に表示させる、請求項1〜請求項5のいずれかに記載の携帯情報機器。
  7. 外部から情報を入力され第1の方向に並んで配置される第1の操作手段および第2の操作手段と、外部から情報を入力され前記第1の方向と交わる第2の方向に並んで配置される第3の操作手段および第4の操作手段と、前記第1の方向および前記第2の方向に寸法を有する表示領域を含む表示手段とを備える携帯情報機器の制御方法であって、
    前記表示領域に、所定の画像を、当該所定の画像の所定の方向を前記第1の方向に沿わせて表示させ、前記第1の操作手段または前記第2の操作手段を操作されることに応じて第1の態様で前記表示手段における表示態様を制御し、かつ、前記第3の操作手段または前記第4の操作手段を操作されることに応じて前記第1の態様とは異なる第2の態様で前記表示手段における表示態様を制御するステップと、
    前記表示領域に、前記所定の画像を、前記所定の方向を前記第2の方向に沿わせて表示させ、前記第1の操作手段または前記第2の操作手段を操作されることに応じて前記第2の態様で前記表示手段における表示態様を制御し、かつ、前記第3の操作手段または前記第4の操作手段を操作されることに応じて前記第1の態様で前記表示手段における表示態様を制御するステップとを備える、携帯情報機器の制御方法。
  8. 携帯情報機器に、請求項7に記載の携帯情報機器の制御方法の備えるステップを実行させる、携帯情報機器の制御プログラム。
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