JP2005267358A - 地域医療のための電子カルテ作成・管理システム及びその運営方法 - Google Patents

地域医療のための電子カルテ作成・管理システム及びその運営方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 電子カルテ作成の簡易化と、医療情報の共有化を図る地域医療のための電子カルテ作成・管理システムを提供する。
【解決手段】 医療機関21の医師は、テレビ電話23,73で在宅患者の遠隔診察を行う。医療機関21の端末装置22は、診察中の音声を音声ファイルデータとして地方自治体又は地方医師会のようなコミュニティを含むローカルエリア内に設置された電子カルテセンター11のサーバ12へネットワーク81を介して送信する。電子カルテセンター11のサーバ12は、音声ファイルデータを文章音声認識してテキスト化処理を行い、電子カルテを作成して保存、管理する。電子カルテセンター11に保存、管理された電子カルテは電子カルテ作成・管理システム1に加入、登録された医療機関等の端末装置からアクセスすることが可能となっている
【選択図】 図1

Description

本発明は、地方自治体又は地方医師会のようなコミュニティのための限定的地域医療に好適な電子カルテシステム作成・管理システムとその運用方法に関するものである。
従来、カルテは紙媒体へ診療歴、治療歴を医師が手書きして作成されていたが、その保管スペースの問題、その取り出し上の問題から、電子記録媒体や光記憶媒体を用いた電子カルテを作成するシステム、いわゆる電子カルテシステムが普及し始め、また近年は、その普及の促進が求められている。
電子カルテの作成は、患者を診察・治療した医師が患者の入れ替えの合間に電子カルテシステムの端末装置へ入力するとか、その日の診察が終了した後に、医師がメモや記憶、更には診断用画像を参照して電子カルテシステムの端末装置へ入力することにより行われていた。
また、手書きカルテであっても、電子カルテであっても、院外薬局に対する患者の処方箋用データとして、また訪問看護センターに対する被介護者のデータとして、カルテに記載された内容を外部機関へ伝達する必要が生ずると、従来は、病院内の担当者が紙媒体へカルテの記載内容のうち必要事項を、手書きして送るとか、編集してプリントアウトして送るとかの対応がなされていた。
ところで、電子カルテシステムの登場とともにその特徴を生かして、電子カルテシステムを備えた医療機関と薬局等の外部機関とをネットワークで結んで、医療機関内のカルテ情報を外部機関へ提供し、外部機関から患者情報を医療機関へ送るシステムが特許文献1に提案されている。
特開2001−344346号公報
前記特許文献1にて開示された電子カルテシステムは、診療所のような小規模の特定の一医療機関に設置された電子カルテシステムの情報を外部機関で利用可能にするので、電子カルテシステムの情報を有効に活用できるものである。
しかし、電子カルテの作成は電子カルテシステムを備えた医療機関の医師が行うものであるので、多忙な医師にとって負担が増えることになり、その結果入力ミスが発生する可能性が否定しきれないものである。
また、前記特許文献1に記載された電子カルテシステムが普及すると、大病院から診療所までの医療機関が全て電子カルテシステムを備えることになるものである。この結果、医療機関は全て高価な電子カルテシステムを導入する経費を負担せねばならず、経営を圧迫する要因となる可能性を秘めている。
本発明は上記に鑑みて成されたもので、医師の電子カルテ作成作業にかかる負担を軽減できる電子カルテシステムを提供することを第1の目的として成されたものである。
また、本発明は病院等の業務効率の向上と経費節減ができる電子カルテシステム及びその運用方法を提供することを第2の目的として成されたものである。
前記第1の目的を達成するための第1の発明は、地方公共団体又は地方医師会のようなコミュニティを含むローカルエリア内に設置された電子カルテセンターに配置され、ネットワークを介して入力された電子カルテ作成用医療情報から電子カルテを作成するとともに作成された電子カルテの保存・更新管理を行うサーバと、前記ローカルエリア内に離散的に位置する複数の医療機関にそれぞれ配置され、前記サーバへネットワーク接続された第1の端末装置であって、当該端末装置へ入力された電子カルテ作成用医療情報を前記サーバへ出力するとともに前記サーバによって管理された電子カルテへアクセス可能な端末装置と、前記医療機関の1つによって医療行為を施されている患者宅に設置され、前記サーバと前記第1の端末装置とへネットワーク接続された第2の端末装置とで電子カルテ作成・管理システムを構成したことを特徴としている。
そして、前記電子カルテセンター内には、電子カルテの作成用サーバと、作成された電子カルテの保管、電子カルテへのアクセス認証管理及びアクセス元への電子カルテの配信管理を行うサーバとが連携するように配置されていることが望ましい。
また、本発明の電子カルテシステムにおいて、前記各医療機関に配置された端末装置には医療従事者が医療情報を入力する音声入力装置が接続され、前記電子カルテセンターに配置されたサーバには受信した音声データに基づいて電子カルテを作成する手段を備えている。
また、好ましくは本発明の電子カルテシステムにおいて、前記サーバに備えられた電子カルテ作成手段には、音声データをテキストデータへ変換する手段と、音声データをテキストデータへ変換した際の変換ミスを抽出し表示させる手段とを備えている。
さらに好ましくは、前記ネットワークには、救急センター、院外薬局、訪問看護センター等の医療関連機関の端末装置が接続されても良い。
上記本発明の電子カルテシステムは以下のように運用されることにより、本発明の第2の目的が達成される。
すなわち本発明の第2発明は、地方公共団体又は地方医師会のようなコミュニティを含むローカルエリア内に電子カルテの作成及び保管・更新を行うサーバを有した電子カルテセンターを配置し、前記ローカルエリア内に離散的に位置する複数の医療機関にそれぞれが前記電子カルテセンター内のサーバとネットワーク接続された第1の端末装置を配置し、前記医療機関の1つによって医療行為を受けている患者宅に前記医療機関の端末装置及び電子カルテセンター内のサーバへネットワーク接続された第2の端末装置を配置し、前記医療機関において特定患者の医療行為が成されたときに医療従事者は前記第1の端末装置から患者情報を含むカルテ作成情報を入力し、前記ネットワークを介して前記医療従事者によって入力されたカルテ作成情報を前記サーバへ伝送し、伝送されたカルテ作成情報に基づいて前記サーバによって電子カルテを作成又は更新するとともに作成又は更新された電子カルテを保管し、前記医療機関の医療従事者又は前記患者が前記端末装置からネットワークを介して前記電子カルテセンターの電子カルテにアクセスして電子カルテに記載された情報を入手することを特徴とする電子カルテシステムの運用方法である。
本発明によれば、医師がカルテを作成するために掛かる負担が軽減され、医療機関における経費節減が図れる電子カルテシステムを提供することができる。
以下に、図面に基づいて本発明の実施の形態を詳細に説明する。図1は、本実施の形態に係る電子カルテ作成・管理システム1の構成を示す図である。
構成)
(1−1.電子カルテ作成・管理システム1の構成)
電子カルテ作成・管理システム1は、代表的には、地方公共団体又は地方医師会等のようなコミュニティを含むローカルエリア内に設置された電子カルテセンター11に配置されたサーバ12とこのサーバ12に備えられたデータベース14から成る電子カルテシステム15と、前記ローカルエリア内に位置し、電子カルテ作成・管理システムに契約により加入している病院、医院、診療所等の医療機関21(21a,21b,…,21m)のそれぞれに配置された端末装置22(22a,22b,…,22m)と、同じく電子カルテ作成・管理システムへ契約により加入している専門医・機能病院31、救急センター41、院外薬局51、訪問看護センター61のそれぞれに配置された端末装置32,42,52,62と、同じく電子カルテ作成・管理システムへ契約により加入しているとともに、前記医療機関の少なくとも一つを掛かりつけ医療機関としている患者宅71(71a,71b,…,71n)に配置された端末装置72(72a,72b,…,72n)と、前記サーバ12と前記端末装置22,32,42,52,62,72とをネットワーク接続する公衆電話回線又は専用回線からなるネットワーク81とから成る。
本実施形態の電子カルテ作成・管理システム1へは、上記構成以外にも、前記ローカルエリア内の大学病院のような大規模病院や保健所等の医療機関、企業内の医療機関、地方公共団体の役所、各種コミュニティの代表的施設等に配置された端末装置も契約によって参加できるようにし、ネットワーク81へそれらの端末装置を接続できるようにしても良い。
なお、この電子カルテ作成・管理システム1へ加入する在宅患者、医療機関21、専門医・機能病院31、救急センター41、院外薬局51、訪問看護センター61等は、セキュリティ保護のため、システムを利用するための登録を電子カルテセンター11の運営機関に対して行い、これによって電子カルテセンター11の運営機関からそれぞれに認証番号(ID)が付与されている。電子カルテ作成・管理システム1を利用する際には、端末装置からサーバ12へ認証番号の入力が成される。認証番号が入力されるとサーバ12で認証番号の照合が行われ、入力された認証番号がサーバ12によって管理されている認証番号に合致した場合のみ電子カルテへアクセスすることができるようになっている。
患者宅71には、端末装置72と、テレビ電話73と、バイタルセンサ74が設置されている。端末装置72はネットワーク81に接続されたコンピュータ等の装置である。テレビ電話73は、在宅患者が医療機関の医師との間で在宅診療を行ってもらうときに使用するものである。テレビ電話を用いた理由は、患者と医師とが、音声と同時に画像を含めて情報を交換することで、例えば、医師が患者の表情、顔色等から患者の体調を読み取ることができるようにしたためである。テレビ電話の他に医師と患者が情報交換をすることができるものとして、携帯電話、通常の回線電話、IP電話等を利用することも可能である。バイタルセンサ25は、在宅患者の操作によって或いは介護者の操作によって、在宅患者の血圧・脈拍・体温・体重などのバイタルデータを取得し、取得されたバイタルデータを端末装置72等を介してネットワーク81で医療機関21や訪問看護センター61等に送信するものである。
医療機関21は、例えば在宅患者が掛かりつけにしている病院、医院等である。医療機関21には、ネットワーク81に接続されたコンピュータ等の端末装置22、及び在宅患者を遠隔診療する際に使用するテレビ電話23が備えられている。医療機関にテレビ電話を備えた理由は、前記患者宅にテレビ電話を備えた理由と同じで、テレビ電話の他に医師と患者が情報交換をすることができるものとして、携帯電話、通常の回線電話、IP電話等を利用することも可能である。
端末装置22には、音声入力を行うためのマイクロフォン24が接続されている。このマイクロフォン24は、医師が診療を行った患者のカルテ情報を音声入力するためのものである。なお、マイクロフォン24は前記テレビ電話23のマイクロフォンによって代替することもできる。
電子カルテセンター11には、ネットワーク81に接続されたサーバ12とデータベース14とが備えられている。電子カルテセンター11のサーバ12は、電子カルテの作成支援や電子カルテの保存、更新、管理を主に司る。サーバ12とデータベース14の構造については後述する。
専門医・機能病院31には、ネットワーク81に接続されたコンピュータ等の端末装置32とテレビ電話33等を備えられている。それらは、医療機関21に備えられた端末装置22及びテレビ電話23と同一機能を有している。専門医・機能病院31は、医療機関21からある特定の診療科目についての患者の診療を委託されたり、在宅患者の診療を委託されたりする場合がある。したがって、専門医・機能病院31が本電子カルテ作成・管理システムへ加入していると、受入れ前の患者の医療情報を電子カルテセンター11で管理されている患者の電子カルテからオンラインで入手できるので、医療機関21からの引継ぎ業務が簡略化でき、また引継ぎミスを防ぐことができる。
訪問看護センター61には、ネットワーク81に接続されたコンピュータ等の端末装置31と、テレビ電話63等が備えられている。それらは、医療機関21や専門医・機能病院31に備えられた端末装置22,32及びテレビ電話23,33と同一機能を有している。訪問看護センター61は、医療機関21や専門医・機能病院31における診療を終え、自宅療養をすることとなった患者へ看護士等を派遣し、在宅患者の療養を医療機関等の医師の指示の下に支援する。看護支援には、カルテ情報や医師の指示を必要とするが、訪問看護センター61が本電子カルテ作成・管理システムへ加入していると、患者の診療歴が電子カルテからオンラインで入手できる。すなわち、患者の診療データである電子カルテを、ネットワーク81を介して必要な医療機関と共有し、患者の療養支援を行うことができる。
院外薬局51には、ネットワーク81に接続されたコンピュータ等の端末装置52が備えられている。したがって、院外薬局51は、在宅患者の要求を受けたときには、電子カルテセンター11が管理する電子カルテへ医師によって記載された薬剤の処方に関する薬剤情報を、ネットワーク81を介して端末装置52で得ることができる。従来から薬剤の処方箋は医療機関が特定の薬局を指定して発行することはできず、患者が処方箋を医療機関から発行してもらい、その処方箋を患者の意思によって選択した薬局へ持参し、薬剤を受け取るようになっていたが、本実施形態によれば、患者は病院まで出かけて処方箋をもらわずに、電子カルテ作成・管理システム1へ加入している希望の院外薬局へ行くことで薬剤を入手できるようになる。
救急センタ−41には、ネットワーク81に接続されたコンピュータ等の端末装置42、電話43及び無線通信装置45が備えられている。救急センター41は、救急の際にネットワーク81を介して電子カルテセンター11のサーバ12へ接続して、電子カルテセンター11が管理する電子カルテから患者の過去の病歴、治療歴等の医療データを得ることができる。無線通信装置45は、患者を搬送する救急車両の病院への誘導や、搬送中の患者に対する前記医療データに基づく処置等の指示を行うものである。
(1−2.サーバ12の構成)
図2は、サーバ12の構造を示す。図2において、サーバ12は、中央処理装置(CPU)等の制御部121と、HDD等の記憶部122と、フレキシブルディスクやCD−ROM等のメディアの読み込み書き込みを行うメディア入出力部123と、ネットワーク81に接続するモデムやLANボード等の通信部124と、キーボード、マウス又はマイク等の入力部125と、プリンタ等の印刷部126と、CRTや液晶表示装置等の表示部127とから構成され、それぞれがバス128で接続されている。なお、サーバ12は、電子カルテ作成のためのサーバと、電子カルテの保存管理、配信及び認証管理を行うためのサーバとを個別に準備し、それらが連携をとって動作するようにしても良い。
図3は、サーバ12の記憶部122を示す。記憶部122は、OS131と、本実施の形態のプログラム等を含む実行プログラム132と、各種データ133等を記憶する。
(1−3.データベース14の構成)
図4は、電子カルテセンター11のデータベース14を示す。特に本実施形態に係るデータは、電子カルテセンター11のデータベース14に保存するものとして説明するが、前述したサーバ12の記憶部122や各端末装置の記憶部へ、データベース14に保存するデータと同じ内容のデータ、またはその一部を保存してもよい。
患者属性データ141は、患者の個人データであり、例えば内容を図7に示す。患者属性データ141は、患者名141a、生年月日141b、性別141c、患者ID141d、保険証番号141e、住所141f、TEL No.141g、初診月日141h、医療機関ごとの診察日141i等から成る。電子カルテセンター11のサーバ12へ患者ID141d等を入力することにより、後述する患者のデータ(電子カルテデータ等)を検索することができる。なお、上記のように患者属性データが多項目から構成されるのは入力に手間が掛かるが、同姓同名、同一性年月日による患者特定ミスを防止するためには、ある程度の項目数が必要と考えられる。
医療機関のデータ142は、図面には示さないが、本実施の形態の電子カルテ作成・管理システム1へ加入している医療機関の名称、医療機関の認証番号(ID)、診療科目、住所、電話番号、メールアドレス、当該医療機関に勤務又は所属している医師名等のデータから成る。上記医療機関のデータは、データベース14へ登録され、また各医療機関の端末装置から電子カルテ作成のための情報とともに入力される。そして、それらは電子カルテの所定欄へ記入され、電子カルテの検索情報を構成することとなる。
単語認識辞書データ143は、後で説明するが、端末装置22に接続された音声入力装置、例えばマイクロフォンから入力される患者と医師との間の問診音声データ中から、電子カルテ作成に必要な特徴的な音声を認識して、単語を切出すために用いられる辞書データである。詳細には、単語認識辞書データ143は、「患者情報」、「症状」、「病名」、「処方」、「検査」等、及びそれらに関連する単語の辞書を有し、問診音声データ中から該当する単語を認識して抽出する際に使用される。特に、症状、病名、処方、処置検査項目の単語に関しては、それぞれの医療機関に対応した診療科目別の辞書を用意しても良く、それによると認識率の向上が図れる。また、患者情報の「氏名」を認識する辞書には、人名辞書等を用いて適切な漢字対応の単語化を図ることが望ましい。
文章音声認識辞書データ144は、前述の患者と医師の問診音声データ中の文章を効率良くテキスト変換する為のデータである。例えば、文章音声認識辞書データ144は、「て、に、を、は」、「です。ます。」、「。」、「改行」等、知識処理を基にした文章作成支援機能を利用して、問診音声データをテキスト化するために用いられる。また、本電子カルテ作成・管理システムには、文章音声認識辞書データ144に基づき、テキスト化変換時に変換ミス(例えば不鮮明な音声データや同音異義語等のある場合)を検出したり、変換候補を提示するテキスト変換支援機能が併せて組み込まれている。
個人データ145は、患者毎に保存されるデータであり、単語認識データ146、音声ファイルデータ147、イメージデータ148、電子カルテデータ149、レセプトデータ150等から成る。
単語認識データ146と音声ファイルデータ147は、患者と医師の問診内容をデータ化したものである。単語認識データ146は、前述した単語認識辞書データ143を利用して、問診内容から単語を切出したデータである。図8(a)に単語認識データ146を示す。単語認識データ146は、例えば、患者と医師の問診内容から、患者情報146a、症状146b、病名146c、処方146d、検査146e等に関するキーワードとなる単語がそれぞれ切出され、単語認識データ146として保存されたものである。
音声ファイルデータ147は、問診内容の音声ファイルであり、図8(b)に示すように、それぞれ単語認識された単語に対応する音声ファイルとして保存されたものである。即ち、患者情報146aに関する患者情報音声ファイル147a は、例えば「氏名は、山田○○で、年齢は63歳です。」であり、症状146bに関する症状音声ファイル131は、例えば「今朝は少し熱っぽくて、体がだるい。」である。音声ファイルデータ147には、さらに病名146cに対する病名音声ファイル147c、処方146dに対する処方音声ファイル147d、検査146e に対する検査音声ファイル147e
等が含まれている。これらの音声ファイル147a〜147e は、問診を行った医師、及び患者のそのままの音声として記録される。
イメージデータ148は、患者の診断画像データであり、イメージデータ148には、例えば、患者のX線画像、X線CT画像、MRI画像、超音波画像、PET画像等のデジタル画像データが含まれ、さらにはECG波形データ、眼底画像、歯科用画像等も含まれても良い。なお、イメージデータ148は、容量が極めて大きいので、別途ファイルとして保存すると良い。
電子カルテデータ149は、単語認識データ146、音声ファイルデータ147、イメージデータ148等を統合して、所定のフォーマットに則って電子カルテとして作成されたデータである。図9に電子カルテデータ149の例を示す。電子カルテデータ149は、カルテNo.、氏名、症状、病名、…等が電子化され記録されたもので、例えば前述の音声ファイルデータ147a〜147e 等はテキスト化処理され、症状、病名、処方、検査等の欄に記載される。また、電子カルテデータ149には、必要に応じてイメージデータ148を貼り付けることができる。或いは、イメージデータ148をその保存ファイルにリンクして表示できるように、図9に示すように電子カルテデータ149には、マウス等の位置入力装置からの入力によって、イメージデータ148を表示又は貼り付ける欄が設けられている。
また、電子カルテデータ149には、医師や患者の音声である音声ファイルデータ147を保存ファイルにリンクして読み出して聞くことができるように、音声ファイルデータ147読出しウィンドウ147fを設けても良い。この音声ファイル読出しウィンドウ147fを、例えばマウス等の位置入力装置によって指定すると、電子カルテに記載された患者の診察に関わらなかった他の医療機関が、電子カルテデータ149に記録されたデータの他に、患者の生の音声を聞くことにより、より正確で客観的な診断を行うことが可能になり、また、電子カルテに記載された内容に記載ミスがありはしないかと医師が不審を抱いた場合の参考データとすることができる。
なお、医師が端末装置22の表示部227に、この電子カルテデータ149を表示させ、例えば「症状」の部分をマウス等でクリックすると、症状に関する音声ファイルデータ147bから実際の診療時の音声を再生できるようにすることもできる。
レセプトデータ150には、健康保険によって決められた診療報酬データ(保険点数)や薬価基準データ(薬の単価)が含まれている。レセプトデータ150は、医療機関21や院外薬局51からの請求、または電子カルテセンター11へ医療機関21から電子カルテ作成のための医療情報が伝送された時に、電子カルテセンター11のサーバ12によって、診療報酬データと電子カルテデータ149とを基に自動的に作成される診療報酬明細書や、処方箋によって作成される薬剤請求明細書のデータである。
このように、患者の診療を行った医療機関とは異なる第三者機関としての電子カルテセンター11が診療報酬明細書や薬剤請求明細書を作成することで、診療報酬等の請求に関するトラブルが減ることが期待できる。さらに、図1には記載されていないが、ネットワーク81へ健康保険事務所や健康保険組合のコンピュータや、銀行等の金融機関のコンピュータを接続することで、医療機関21から健康保険事務所や健康保険組合に対する診療報酬の請求手続や、医療機関21から患者への医療費請求手続を電子カルテセンター11が代行することもできるようになる。
尚、図には示していないが、データベース14には、患者に対する請求書や、薬局への薬剤の処方箋データ等を保存することができるようにしても良い。
以上のデータベース14に保存される個人の電子カルテデータ149は、本システムで認証された端末装置からアクセスが可能であり、電子カルテデータ149に追記することもできる。この場合、図4には示していないが、追記データ、追記者のID及び、追記の時刻情報等の履歴もデータベース14に記録保管される。
(1−4.端末装置22の構成)
図5は、医療機関21に設置される端末装置22を示す。図5の端末装置22はコンピュータ等であり、中央処理装置(CPU)等の制御部221と、HDD等の記憶部222と、フレキシブルディスクやCD−ROM等のメディアの読み込み書き込みを行うメディア入出力部223と、ネットワーク81に接続するモデムやLANボード等の通信部224と、キーボード、マウスまたはマイク等の入力部225と、プリンタ等の印刷部226と、CRTや液晶表示装置等の表示部227とから構成され、それぞれがバス228で接続されている。端末装置22は、テレビ電話23とも接続され、患者と医師との間でなされる遠隔診察の音声データを読み込むことができるようになっている。
図6に、記憶部222に記憶されている記憶内容を示す。記憶部222には、OS222aと、本電子カルテ作成・管理システム1において各種データの入出力を行うためのプログラム等を含む実行プログラム222bとが記憶されている。本実施の形態の電子カルテ作成・管理システム1は、電子カルテセンター11のデータベース14がデータ全般を保存・管理するが、各端末装置の記憶部に、必要に応じてデータを保存・管理できるようにしても良い。すなわち、記憶部222に必要に応じて、患者属性データ222c、単語認識データ222d、音声ファイルデータ222e、イメージデータ222f、電子カルテデータ222g、レセプトデータ222h等のデータが記憶されるようにしても良い。ここに、患者属性データ222cは、当該医療機関21において診療履歴のある患者の個人データであり、データ内容は前述した図7に示す患者属性データ141と同じである。また、単語認識データ222d、音声ファイルデータ222e、イメージデータ222f、電子カルテデータ222g、レセプトデータ222hについては前述の図4に示す個人データ145と同じである。
図1に示す、患者宅71に設置される端末装置72、専門医・機能病院31に設置される端末装置32、救急センター41に設置される端末装置42、院外薬局51に設置される端末装置52、訪問看護センター61に設置される端末装置62は、端末装置22と基本的には同様な構成を持つ。ただし、それらの端末装置は、セキュリティー上の観点から、基本的には電子カルテに記載された内容を検索し、参照するものであるのであって、個人の音声ファイルデータ、イメージデータ及び電子カルテデータを記録する機能は付与されていないことが望ましい。したがって、記憶部は、個人の音声ファイルデータとイメージデータと電子カルテデータを除く個人データの他に、医療施設毎に必要なデータを保存・管理するものとなる。
(2.処理手順)
次に、図10により、本実施形態の電子カルテ作成・管理システム1の処理手順を説明する。ここで説明する処理手順は、医療機関21の医師がテレビ電話23等の通信手段を利用して在宅患者の遠隔診察を行う場合を例としたものであるが、医療機関内において医師が患者を診察する場合にもほぼ同等に処理手順がなされる。
最初に、患者は自宅の電話から診療を希望する医療機関21に対し、診療を申し込む。医療機関21において、患者から患者属性データの聞き取りと病状の聞き取りが成され、診療科が決定される。患者が医療機関21へ出向いて診療を申し込む際にも同様なことが行われる。
その後、医療機関21の当該診療科の医療従事者(医師或いは受付担当者)は、コンピュータ等の端末装置22を立ち上げる(START)。
すると、端末装置22の制御部221は、患者の個人情報や医療機関の保持するデータ等がネットワーク81を介して外部に流出することを防止するため、セキュリティー処理を行う(ステップ1001)。ここで行われるセキュリティー処理は、端末装置22の電子カルテ作成・管理システム1でネットワーク81を介してデータを送受信する際にデータの暗号化処理の設定が主なものである。
次に、操作者が端末装置22から電子カルテセンター11サーバ12へログインする認証番号(ID)を入力し、端末装置22の制御部221が通信部224を介して端末装置222をネットワーク81へ接続するとともに、電子カルテセンター11のサーバ12に対し通信回線接続するための操作を行う(ステップ1002)。
ステップ1002の操作が行われると、サーバ12はログイン接続された医療機関21の端末装置22へ入力された認証番号(ID)がデータベース14に登録されている医療機関のデータ142であるか否かを判定する。そして、医療機関21がシステム登録時に付与された認証番号(ID)を入力したことが確認されると、電子カルテセンター11のサーバ12へ端末装置22が接続され、電子カルテ作成・管理システム1を利用することができるようになった通知がサーバ12から端末装置22へ送られる。
操作者は、上記通知を確認した後、端末装置22のキーボードやマウスやマイク等の入力部225から、患者属性データ141のうちの幾つか、例えば在宅患者の患者名141a、患者ID141b等を入力し、診療受付を行う(ステップ1003)。すると、端末装置22の制御部221は、電子カルテセンター11のデータベース14に保持された該当する医療機関21の患者属性データ141をサーバ12経由で読み出す(ステップ1004)。サーバ12から送られてきた患者属性データ141が表示部227へ表示されるので、操作者はその内容が受け付けた患者のものであることを確認し、記憶部222へ保存する。
マイク等の入力部225から、患者名等の患者情報が音声入力される際には、サーバ12は図示していないがデータベース14の単語認識辞書データ143中の人名辞書と接続して認識率の向上を図るようになっている。また、人名入力は、漢字表記ではなく音声との照合性の良いカタカナあるいは英字表記を行うことで、修正作業の省力化を図ることもできる。
患者がその病院にて初診である場合には、端末装置22の制御部221は、入力部225に「初診」の音声データを得るので、電子カルテセンター11のデータベース14に保持された電子カルテデータ149から、初診用の電子カルテ書式を読み出して(ステップ1005)、ディスプレイ等の表示部227へ表示させる(ステップ1006)。患者が初診である場合には、患者属性データがデータベース14に存在しないので、医療機関21の操作者は、該電子カルテ書式に従って、入力部225から患者属性データ141を入力する。この入力方法は、キーボードから直接入力しても良いし、単語認識辞書データ143(図4)と接続して、音声入力しても良い。
また、端末装置22の制御部221は、入力部225に「再診」或いは「前回参照」等の音声データを得ると、電子カルテセンター11のデータベース14に保持されている電子カルテデータ149から、該当する患者の電子カルテデータ149を読み出し(ステップ1005)、更に追加分の入力書式と共に、ディスプレイ等の表示部227に表示させる(ステップ1006)。操作者は、表示された電子カルテを参照して、入力部225から必要事項を入力する。
次に、端末装置22の制御部221は、通信部224を介してネットワーク81と接続し、院内のテレビ電話23を在宅患者のテレビ電話73へ接続された端末装置72へ通信回線接続を行う(ステップ1007)。その後、医療機関21の医師は、院内のテレビ電話23と患者宅のテレビ電話73との間で、テレビ電話を利用した在宅患者の遠隔診察を開始する。尚、遠隔診察手段はテレビ電話に限らず、電話回線やIP電話等、音声を取得できるものであれば良い。なお、患者が来院患者であって、医師と患者が対面して診療が行われる場合には、この時の会話が端末装置22の入力部225のマイクロフォンを通じて入力されることとなる。また、医師が診療後に端末装置22へ向かって診療結果を入力する場合にも、それは端末装置22の入力部225のマイクロフォンを通じて入力される。さらに、診療結果は端末装置222の入力部225のキーボードを操作して入力することも可能である。
在宅患者の端末装置72は、在宅患者が医師からの質問内容に対しテレビ電話73で返答した音声を取得し、ネットワーク81を経由して医療機関21の端末装置22へ送信する(ステップ1008)。
医療機関21の端末装置22は、在宅患者の音声と医師の診察音声とを取得し、音声の信号処理を行う(ステップ1009)。すなわち、端末装置22の制御部221は、電子カルテセンター11のデータベース14に保持された単語認識辞書データ143(図4)をネットワーク81経由で参照して(ステップ1011)、診察音声に含まれる単語音声認識を行う(ステップ1010)。なお、単語認識辞書データ143は、それぞれの医療機関21の端末装置22に保持されていても良い。
単語音声認識とは、例えば、医師と患者との間に
医師:「お名前は、山田太郎さんですよね。今朝の症状はいかがですか。」
患者:「はい、今朝は熱が38.5度で、余り食欲がありませんでした。」
医師:「わかりました。では、いつもの解熱剤を3回分処方しておきましょうね。」
という会話があったとすると、端末装置22の制御部221は、診察と同時進行して、単語認識辞書データ143に事前に登録されている上記会話中の「名前」、「今朝の症状」、「処方」等という単語を認識し抽出して、表示部227に表示させると共に、テキスト化して単語認識データ222dとして記憶部222に登録することである。
また、端末装置22の制御部221は、それぞれ抽出した単語認識データ222dに対応する部分の音声を、音声ファイルデータ222eとして切出し、単語認識データ222dと対応させて記憶部222に登録する。
例えば,図8の、単語認識データ146と音声ファイルデータ147によると、
患者情報146a:「名前」…患者情報音声ファイル147a:「お名前は、山田太郎さんですよね。」
症状146b:「症状」…症状音声ファイル147b:「今朝は熱が38.5度で、余り食欲がありませんでした。」
処方146d:「処方」…処方音声ファイル147d:「では、いつもの解熱剤を3回分処方しておきましょうね。」
のように、認識される単語に、音声ファイルを対応させて登録する(ステップ1012)。
医師は問診とともに、在宅患者或いは在宅患者の介護者にテレビ電話23で指示して、バイタルセンサ74で患者の体温、血圧、脈拍、体重等の医療データを測定させることもできる。バイタルセンサ74は、体温、血圧、脈拍、体重などのバイタルデータを計測する体温計、血圧計、心電計、体重計等であり、患者自身或いは介護者が操作してデータを取得する。測定データは、バイタルセンサ74において、または端末装置72においてデジタルデータ化され医療機関21に送られて記録・管理され、医師の診断に利用される。この場合、バイタルセンサ74で取得されたデータや画像は、バイタルセンサ74が接続された端末装置72から直接に医療機関21の端末装置22へ送信される。また端末装置72へ接続されていないセンサのデータは、在宅患者自身によって、または介護者によって在宅患者の端末装置72へ数値で入力され、医療機関21の端末装置22へ送信され、表示される(ステップ1013)。
端末装置22の制御部221は、患者宅の端末装置72から送信されてきたバイタルセンサ74等で取得されたデータが画像データであれば保存用のイメージデータ222fに変換して記憶部222に登録する(ステップ1015)。
患者の遠隔診察が終了すると、在宅患者は端末装置72と電子カルテ作成・管理システム1との通信回線を切断する(ステップ1014)。
次に、端末装置22の制御部221は、記憶部222に取り込んだ在宅患者の単語認識データ222d、音声ファイルデータ222e、イメージデータ222fを、電子カルテセンター11のサーバ12に送信する(ステップ1016)。なお、各データは必要に応じてデータ圧縮されて送信されるようにすると良い。医療機関21の端末装置22は、上記データ送信が終了すると電子カルテ作成・管理システム1との通信回線が切断される(ステップ1017)。
以上、医療機関21の端末装置22は、医師と患者との会話に含まれる単語の単語音声認識を行い、単語認識データ222dを作成して記憶し、認識された単語に対応する音声ファイルデータ222eを抽出して記憶する。従って、例えば医師が単語認識データ222dの中から特定の単語(例えば「症状」)を指定すると、該単語に関連する音声ファイルデータ222eを読み出すことができるので、医師は実際の診療時の音声を再度聞き直すことで、患者の症状を再確認、すなわち電子カルテへ入力したデータを確認することが可能である。
ステップ1016以降は、電子カルテセンター11内のサーバ12により行われる電子カルテ作成の処理を示す。サーバ12の制御部121は、データベース14に保持されている文章音声認識辞書データ144を参照して(ステップ1018)、医療機関21の端末装置22から送られた音声ファイルデータ222eの文章音声認識を行う(ステップ1019)
次に、サーバ12の制御部121は、「てにをは」、「です。ます。」、「。」、「改行」等、知識処理を基にした文章作成支援機能により、音声ファイルデータ222eをテキスト化し(ステップ1020)、電子カルテデータ149の作成を行う(ステップ1021)。なお、文章作成支援機能には、音声ファイルデータ222eをテキスト化するために以下の機能を備える。
1.同音異義語等がある場合は、それらを操作者が識別、選択できるように表示する。
2.単語レベルで変換ミスを抽出し、修正候補を提示する。
3.テキスト変換の学習機能を備え、以前の変換履歴から優先順位を付けて変換候補を表示する。
4.文章の前後関係から自動的に訂正箇所を表示し、訂正候補を表示する。
5.種々の医療用語(例えば病名)等を、標準的な用語に自動的に修正する。
そして、上記諸機能によって変換ミス、単語の選択提示、訂正候補の表示がなされたテキスト化音声ファイルデータ147に対し、高度な医療知識を有した操作者が訂正を行う。なお、前記操作者によっても訂正等が困難な場合には、操作者は医師に電話連絡により確認を行う。
作成された電子カルテデータ149は、例えば図9の形式で表示される。また、電子カルテデータ149は、電子カルテセンター11のデータベース14に登録される。
以上の説明は一医療機関について説明したが、電子カルテセンター11は、複数の医療機関の患者の電子カルテデータを作成するとともに保存、管理する。
この電子カルテ作成・管理システム1では、電子カルテセンター11が管理する電子カルテデータを、必要に応じて本電子カルテ作成・管理システム1に加入している専門医・機能病院31、救急センター41、院外薬局51、訪問看護センター61等からも参照することができるので、患者の治療の迅速な対応や、適切な処置を行うことができるので、地域医療にとって重要な役割を果たすことができる。
次に、医療機関21と電子カルテセンター11との間でレセプト作成に関する契約が存在する場合には、サーバ12の制御部121は、記憶部222に保存された電子カルテデータ149と診療報酬データとを参照してレセプトデータ222hの作成を行う(ステップ1022)。レセプトは、定められた書式の診療報酬請求書である。現状は、医療機関では、専任の医療事務担当者がカルテを参照してレセプトを作成している。本実施形態では、レセプト作成を電子カルテセンター11に契約委託することにより、それぞれの医療機関はレセプト作成システム及びそれを運用する専任の医療事務担当者が不要となり、病院経営上の経費節減が計れる。
作成された電子カルテデータ222gやレセプトデータ222hは、必要に応じてサーバ12から医療機関21の端末装置22へ配信される(ステップ1023)。
なお、本実施形態の電子カルテシステム1は、患者の薬剤の処方箋を作成し、院外薬局51に送信する機能を備えてもよい。また、本電子カルテ作成・管理システム1に登録、加入している院外薬局51に対しては、指定された患者の電子カルテデータ149の一部、例えば処方に関するデータのみを抽出して、その端末装置52に配信するようにしても良い。すなわち、医師は患者を除いた第三者に対してはカルテを秘密にする義務(守秘義務)を負うので、本電子カルテ作成・管理システム1では、ある端末装置にはアクセスできる情報を制限する(情報の開示を制限する)機能を持たせることが望ましい。なお、電子カルテセンター11において、サーバ12を操作して電子カルテデータの変換ミスを修正する操作者にも当然に守秘義務が貸されていることは言うまでもない。
なお、図1には示していないが、本電子カルテ作成・管理システム1には、大学病院や成人病検診を行う検診センターまたはクリニックも加入対象とすることができる。それにより、患者が診療を受ける医療機関が複数であってもカルテは単一にできることになる。つまり、これにより、患者一人に対して単一の電子カルテデータが対応する。したがって、患者の医療歴が全て記載されたカルテが形成されるので、患者の健康の維持管理が容易と成ることが期待される。
また、本実施形態の電子カルテ作成・管理システム1には、費用の請求及び支払い機能を備えていてもよい。本電子カルテ作成・管理システム1が費用の請求・支払い機能を果たすためには、ネットワーク81へ銀行等の金融機関、さらには健康保険事務所や健康保険組合等のコンピュータを接続すれば良い。これによって、患者と医療機関等の間における費用の請求と支払い、医療機関と健康保険事務所や健康保険組合との間における費用の請求と支払いをオンラインで行うことができる。
また、本実施形態の電子カルテ作成・管理システム1は、患者が自宅から予約システム(図示していない)とシステム接続して、診察の予約が行えるようにしても良い。
また、電子カルテセンター11は、データベース14に医療機関別の電子カルテデータを保管するので、医療機関は医療機関のIDや、患者のIDや名前で、ネットワーク81を介して過去のカルテの検索参照を行うことができる。従って、各医療機関は自前で電子カルテシステムの構築や管理を行う必要がない。
また、本電子カルテ作成・管理システム1に登録している医療機関であれば、付与されている認証番号の照合を受け、電子カルテセンター11が管理している患者の電子カルテデータ等を参照することができる。なお、本電子カルテ作成・管理システム1は、医療機関によっては、参照できるデータの内容を限定することもできる(例えば薬局51には処方等は参照できるようにするが、患者のプライバシーに関するデータは提供しない)。
患者が、例えばかかりつけの医療機関21ではなく別の専門医31で診療を受けた場合、専門医31は本電子カルテ作成・管理システム1に登録していれば、この患者の電子カルテデータ149を電子カルテセンター11のデータベース14から参照することができる。また、専門医31は電子カルテデータ149に診療データなどを追記することができる。このとき、電子カルテセンター11のサーバ12は、診療データとともに追記時刻データと追記医療機関名等を同時にデータベース14の電子カルテデータ149に書き込み、データ履歴を記録しておく。
電子カルテセンター11の管理運営機関は、本電子カルテ作成・管理システム1に加入している医療機関21、専門医・機能病院31、救急センター41、院外薬局51、訪問看護センター61、在宅患者宅71に、電子カルテ作成・管理システム1の管理運営の費用を請求する。また、電子カルテセンター11は電子カルテの作成を依頼した医療機関、電子カルテに追記を依頼した医療機関、又電子カルテにアクセスした医療機関に費用の請求を行う。また、患者がA病院からB病院に移り、A病院が作成した電子カルテデータをB病院が参照する場合、B病院は電子カルテセンター11に費用を支払うとともに、A病院から紹介を受けたものとしてA病院に紹介料を支払う。このような費用の請求、支払いは前述のように、本電子カルテ作成・管理システム1へ銀行、信用金庫、郵便局のような金融機関のコンピュータを接続することでオンライン処理することができる。
(3.効果等)
このように、本実施形態では、遠隔診察の対話診断中に、単語音声認識を基にした内容別の音声ファイル作成を行うので、電子カルテ入力作業の簡素化の効果がある。従って、医師のカルテ作成作業の負担を軽減する効果がある。
また、診察終了後に、音声ファイルを文章音声認識して電子カルテのテキスト化を行うことで、電子カルテ作成業務の効率化を図ることができる。また、音声ファイルから文章認識してテキスト化する作業を電子カルテセンター11に業務委託することで、医療事務の効率化と医療事務費用の削減の効果がある。また、レセプト作成を電子カルテセンター11に業務委託することにより、電子カルテ作成・管理システム1に登録した医療機関全体としての医療事務費用の削減効果がある。
また、電子カルテセンター11で、電子カルテの保管や配信管理を行うことで、医療機関21と、専門医・機能病院31、救急センター41、院外薬局51、訪問看護センター61などとのチーム医療に必要な情報の共有化や連携が促進され、地域医療サービスの向上が期待できる。また、電子カルテの共有化により、各医療機関のカルテ管理業務を統合できるので、本電子カルテ作成・管理システム1に登録する全医療機関としてのカルテ管理コストが大幅に低減できる効果がある。
また、共有される電子カルテは、登録している医療機関からの追記が可能であり、追記の履歴も記録されるので、患者は複数の医療機関から診察を受けることにより医療の質の向上が期待できる効果がある。
また、共有される電子カルテには、音声ファイルデータ等、生の患者の音声等も登録されているので、複数の医療機関からアクセス可能にすることで、患者の客観的で正確な医療診断が期待できる。
本電子カルテ作成・管理システム1は、一部の医療機関にはデータの開示内容を制限する機能(例えば、院外薬局51は処方データ、処方履歴等を得ることはできるが、患者の個人データ(病歴、家族構成等…)を得ることはできない。)を有するので、必要以上の患者のプライバシーの流出を防ぐ効果がある。
また、電子カルテセンター11が患者のカルテデータを一括して管理するので、医療機関毎のデータの転記ミスや連絡ミス等を防止できる効果がある。同様に、医療機関は、院外薬局51や訪問看護センター61等に本電子カルテ作成・管理システム1を利用して処方データを転送することにより、薬剤の処方ミスを防ぐ効果がある。即ち、患者の治療経過や処方する薬のデータを各医療機関が共有できるので、医療行為の過不足を防止し、患者は適正な治療を受けることができる。
尚、本発明の技術的範囲は、前述した実施の形態に限られるものではなく、本電子カルテ作成・管理システムを、例えば眼科、歯科のような診療科のみに適用しても良い。当業者であれば、本願で開示した技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
本発明の本実施の形態における電子カルテ作成・管理システム1の構成を示す図 電子カルテセンターに設置されるサーバの構成を示す図 図2に示すサーバの記憶部を示す図 電子カルテセンターのデータベースを示す図 医療機関の端末装置の構成を示す図 図5に示す端末装置の記憶部を示す図 患者属性データを示す図 単語認識データと音声ファイルデータの関係を示す図 電子カルテデータの一例を示す図 図1に示す電子カルテ作成・管理システムにおける電子カルテの入力、作成、配信のフローチャート
符号の説明
1……電子カルテ作成・管理システム
11…電子カルテセンター
12…サーバ
14…データベース
21…医療機関
31…専門医・機能病院
41…救急センター
51…院外薬局
61…訪問看護センター
71…患者宅
74…バイタルセンサ
81…ネットワーク
22,32,42,52,62,72…端末装置
23、33,63,73…テレビ電話
43…電話
45…無線通信装置
141………患者属性データ
142………医療機関のデータ
143………単語認識辞書データ
144………文章音声認識辞書データ
145………個人データ
146………単語認識データ
147………音声ファイルデータ
148………イメージデータ
149………電子カルテデータ
150………レセプトデータ

Claims (4)

  1. 地方公共団体又は地方医師会のようなコミュニティを含むローカルエリア内に設置された電子カルテセンターに配置され、ネットワークを介して入力された電子カルテ作成用医療情報から電子カルテを作成するとともに作成された電子カルテの保存・更新管理を行うサーバと、前記ローカルエリア内に離散的に位置する複数の医療機関にそれぞれ配置され、前記サーバへネットワーク接続された第1の端末装置であって、当該端末装置へ入力された電子カルテ作成用医療情報を前記サーバへ出力するとともに前記サーバによって管理された電子カルテへアクセス可能な第1の端末装置と、前記医療機関の1つによって医療行為を施されている患者宅に設置され、前記サーバと前記第1の端末装置とへネットワーク接続された第2の端末装置とで構成されたことを特徴とする地域医療のための電子カルテ作成・管理システム。
  2. 前記各医療機関に配置された端末装置には医療従事者が医療情報を入力する音声入力装置が接続され、前記電子カルテセンターに配置されたサーバには受信した音声データに基づいて電子カルテを作成する手段を備えたことを特徴とする請求項1に記載の地域医療のための電子カルテ作成・管理システム。
  3. 前記ネットワークには、救急センター、院外薬局、訪問看護センター等の医療関連機関の端末装置が接続されていることを特徴とする請求項1に記載の地域医療のための電子カルテ作成・管理システム。
  4. 地方公共団体又は地方医師会のようなコミュニティを含むローカルエリア内に電子カルテの作成及び保管・更新を行うサーバを有した電子カルテセンターを配置し、前記ローカルエリア内に離散的に位置する複数の医療機関にそれぞれが前記電子カルテセンター内のサーバとネットワーク接続された第1の端末装置を配置し、前記医療機関の1つによって医療行為を受けている患者宅に前記医療機関の端末装置及び電子カルテセンター内のサーバへネットワーク接続された第1の端末装置を配置し、前記医療機関において特定患者の医療行為が成されたときに医療従事者は前記第1の端末装置から患者情報を含むカルテ作成情報を入力し、前記ネットワークを介して前記医療従事者によって入力されたカルテ作成情報を前記サーバへ伝送し、伝送されたカルテ作成情報に基づいて前記サーバによって電子カルテを作成又は更新するとともに作成又は更新された電子カルテを保管し、前記医療機関の医療従事者又は前記患者が前記端末装置からネットワークを介して前記電子カルテセンターの電子カルテにアクセスして電子カルテに記載された情報を入手することを特徴とする地域医療のための電子カルテ作成・管理システムの運用方法。
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