JP2005267020A - 遠隔カウンタ受信器 - Google Patents

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Abstract

【課題】接続先のメータからのアラームデータを、メータにおけるアラームデータの有無を問わず、過去のアラームデータであっても読み出すことが可能な遠隔カウンタ受信器を提供する。
【解決手段】メータ2に接続された遠隔カウンタ受信器1はアラーム受信手段,アラーム記憶手段,アラーム読み出し手段を備える。アラーム受信手段は、メータ2からアラームデータを受信する手段であり、この手段では、例えば所定の周期毎で或いは外部機器からの要求によりメータ2にアラームデータを要求して、アラームデータを受信する。アラーム記憶手段は、アラーム受信手段で受信したアラームデータを記憶する。アラーム読み出し手段は、遠隔カウンタ受信器1に有線又は無線で接続された外部機器や表示手段(表示部11)に、アラーム記憶手段に記憶された過去のアラームデータを読み出すための手段である。
【選択図】図1

Description

本発明は、遠隔カウンタ受信器に関し、より詳細には、水道メータ等のメータに接続され、メータの指針値をメータから離れた所で表示することができる遠隔カウンタ受信器に関する。
電子式水道メータは、北海道など寒冷地で使用されることが多く、図1のように、凍結防止のため地面4から1.5m程度の深さの地中に設置されており、また冬場には雪が積もり、水道メータ2の指針値を直接見ることが困難であるため、地上に遠隔カウンタ受信器1を設置し、通信により水道メータ2の積算値やアラーム情報を読み出し、表示している。また、遠隔カウンタ受信器1においては、水道メータ2からの流量パルス信号により流量の積算も行っている。
現在、アラーム情報が表示された時、その原因が判明し、対策が終了した時点で、アラーム表示と情報を遠隔カウンタ受信器1から消去することができるようになっている。なお、遠隔カウンタ受信器については、水道メータの逆接続に対応するためのものが様々提案されている(例えば、特許文献1−4を参照)。
特開平11−110681号公報 特開平11−110682号公報 特開2000−28414号公報 特開2000−28415号公報
しかしながら、水道メータは検定満期まで8年間、ノーメンテナンスで動作しなければならず、水道メータの製造から検定満期までに、その挙動を製造元(メーカ)で把握することは難しい。仮にアラームが発生したとしても、消去されてしまえば、アラームデータはおろか、アラームが発生したことも分からないままである。
また、水道事業者にあっては、アラームが発生していても、そのままクリアしてしまうことが多いため、何度も同じアラームが発生したとしても、過去そのアラームが何回起こったかといったことは、アラームが発生する度にメモなどしていないと分からない。従って、仮に、水道使用者が想定外の使い方をしていたとしても、水道事業者が水道使用者に対して注意を促すことも、水道メータの口径を上げることや早期交換を勧めることもできない。
また、メータのアラームが消去されたとしても、アラーム履歴をメータ内に保存し、検定満期後にメーカに戻ってきたメータのアラーム履歴を呼び出すことができればよいが、メータは様々な機能を持っているため、アラーム履歴を保存するためのメモリに余裕はない場合が多い。しかし、メータに接続される遠隔カウンタは、メータの積算値、アラームを表示するための機能以外の機能は少ないため、メモリにも余裕がある。
また、水道メータに限らず、被計測物(他種の流体の流量や流速など)を計測しその計測結果やメータ自身の異常を検出して警告を行うメータにあっても、メータの設置場所などの問題によってメータから離間した場所に遠隔カウンタ受信器を設けなければならない環境は存在するので、上述のごとき問題は、そのようなメータに接続する遠隔カウンタ受信器であっても生ずることとなる。
本発明は、上述のごとき実情に鑑みてなされたものであり、メータからのアラームデータを、メータにおけるアラームデータの有無を問わず、過去のアラームデータであっても読み出すことが可能な、メータに接続される遠隔カウンタ受信器を提供することをその目的とする。
本発明は、上述のごとき課題を解決するために、以下の各技術手段により構成される。
第1の技術手段は、メータに接続され、該メータの指針値を表示する表示手段を備えた遠隔カウンタ受信器であって、前記メータは、該メータでの計測結果の異常及びメータ自身の異常に関するアラームデータを当該遠隔カウンタ受信器に伝送する手段を備え、当該遠隔カウンタ受信器は、前記メータから前記アラームデータを受信するアラーム受信手段と、該受信したアラームデータを記憶するアラーム記憶手段と、前記メータにおけるアラームデータの有無を問わず、前記アラーム記憶手段に記憶された過去のアラームデータを読み出すアラーム読み出し手段と、を備えることを特徴としたものである。
第2の技術手段は、第1の技術手段において、前記アラーム読み出し手段は、当該遠隔カウンタ受信器に対するアラームデータ読み出し要求を、当該遠隔カウンタ受信器に接続された外部機器から受信する手段と、該受信した要求に応じて前記アラーム記憶手段に記憶されたアラームデータを前記外部機器に伝送する手段と、を有し、前記メータにおけるアラームデータの有無を問わず前記外部機器へアラームデータを読み出すことを特徴としたものである。
第3の技術手段は、第1又は第2の技術手段において、前記アラーム読み出し手段は、前記表示手段に、前記アラーム受信手段で受信したアラームデータに関するアラーム情報を表示する手段を有し、前記メータにおけるアラームデータの有無を問わず前記表示手段にアラームデータを読み出すことを特徴としたものである。
第4の技術手段は、第3の技術手段において、前記表示手段に表示したアラーム情報を消去するアラーム消去手段を備え、該アラームデータ消去手段によっては、消去したアラーム情報対応する、前記アラーム記憶手段に記憶されたアラームデータの削除を実行しないことを特徴としたものである。
本発明によれば、メータに発生したアラームをメータ側で消去していたとしても、過去のアラームの履歴を遠隔カウンタ受信器側で読み出すことが可能となり、そのデータをもとに、その後の製品開発に活かすことが可能となる。また、水道事業者においても、水道メータのアラーム履歴を別途記録する必要がなく、使用者の想定外の使い方を現地で知ることが可能となる。
本発明に係る遠隔カウンタ受信器は、メータに接続され、そのメータの指針値を表示する表示手段を備えた装置である。以下、本発明に係る遠隔カウンタ受信器を、電子式水道メータに接続されたものとして例に挙げて説明するが、水道メータ以外のメータであっても、被計測物(他種の流体の流量や流速、その他流体計測に係わらない物理量など)を計測し、その計測結果(指針値やそれに基づく異常検知結果)やメータ自身の異常を検出して警告を行うメータに対しても当然適用可能であり、メータの指針値及び警告(アラーム)を遠隔カウンタ受信器側に有線回線や無線回線を介して伝送可能なメータであればよい。また、本発明に係る遠隔カウンタ受信器は、その指針値を電子式で表示するものだけでなく機械式で表示するものであってもよい。さらに、本発明に係る遠隔カウンタ受信器は、メータと1対1で接続される装置として以下に説明するが、集合住宅等に設置され、多数の水道メータと接続される集中検針盤など、1台の遠隔カウンタ受信器に対し複数台のメータが接続される形態であっても、同様に適応可能である。
本発明に係る遠隔カウンタ受信器は、次のアラーム受信手段,アラーム記憶手段,アラーム読み出し手段を備えるものとする。アラーム受信手段は、メータからアラームデータを受信する手段であり、この手段では、例えば所定の周期毎で或いは外部機器からの要求によりメータにアラームデータを要求して、アラームデータを受信する。アラーム記憶手段は、アラーム受信手段で受信したアラームデータを記憶する。アラーム読み出し手段は、メータにおけるアラームデータの有無を問わず、前記アラーム記憶手段に記憶された過去のアラームデータを読み出すための手段であり、この手段によって、メータにおけるアラームデータの有無を問わず、すなわちメータ側でアラームデータが消去されるか或いは予め蓄積されない構造になっていても、外部機器や表示手段へアラームデータを読み出すことを可能としている。このように、本発明に係る遠隔カウンタ受信器は、メータに接続され、メータのアラーム情報を複数保存し、メータのアラーム情報を消去しても、過去のアラームデータを外部より読み出すことが可能となっている。
図1は、本発明の一実施形態に係る遠隔カウンタ受信器とそれに接続される電子式水道メータとの接続状況を説明するための概略図で、図中、1は遠隔カウンタ受信器、2は電子式水道メータ、3は電子式水道メータ付属コード、4は地面、5はコード挿入穴、11は表示用LCD(Liquid Crystal Display)、12はリードスイッチ(リードSW)である。
電子式水道メータ2は、図1のように、凍結防止のため地面4から穴5を掘って1.5m程度の深さの地中に設置されており、地上に遠隔カウンタ受信器1を設置し、その付属コード3を介した通信により水道メータ2の積算値やアラーム情報を読み出し、表示している。また、遠隔カウンタ受信器1においては、水道メータ2からの流量パルス信号により流量の積算も行っている。
図2は、図1の遠隔カウンタ受信器の一構成例を示す機能ブロック図で、図中、6は外部機器、13は制御部、14はメータ通信I/F、15はパルス出力I/F、16は外部通信I/F、17はパルス入力I/Fである。
ここで簡易的に例示する構成例の遠隔カウンタ受信器1は、表示手段の一例としての表示用LCD11、アラーム受信手段の一例としてのメータ通信I/F14、パルス出力I/F15、外部通信I/F16、パルス入力I/F17、及びそれらを制御する制御部13を備える。
制御部13は、遠隔カウンタ受信器のあらゆる動作を制御するものであり、マイクロコンピュータ(以下、マイコンという)、その他周辺回路で構成されるものである。表示用LCD11は、電子式水道メータ2の指針値やアラーム情報を表示するものである。メータ通信I/F(メータ通信用I/F)14は、電子式水道メータ2と遠隔カウンタ受信器1との通信を行うためのインターフェースである。パルス入力I/F17は、遠隔カウンタ受信器1側で流量を積算するに際し、電子式水道メータ2からの流量パルスを受信するためのインターフェースである。
外部通信I/F16は外部機器6と遠隔カウンタ受信器1との通信を行うためのインターフェースである。リードSW12は、通信用の外部機器6がない場合などに、外部より電子式水道メータ2又は遠隔カウンタ受信器1を制御するためのスイッチである。パルス出力I/F15は、遠隔カウンタ受信器1から外部機器6にパルスを出力するためのインターフェースである。
図3は、図2の遠隔カウンタ受信器における制御部内のマイコンを示すブロック図で、図中、21は内部バス、22はCPU(Central Processing Unit)、23は入出力ポート、24はタイマ、25はROM(Read Only Memory)、26はRAM(Random Access Memory)、27はLCD制御部、28は通信制御部である。以下、図3に基づき、遠隔カウンタ受信器1の制御部13内のマイコンの構成例を簡単に説明する。
遠隔カウンタ受信器1の制御部13内のマイコンは、CPU22、入出力ポート23、タイマ24、ROM25、RAM26、LCD制御部27、及び通信制御部28を備え、それらを内部バス21により接続してなる。マイコンは、少なくとも上述の各手段の一部又は全部として機能するICである。
CPU22は、プログラムを実行するために、他の様々な部分を制御するものである。ROM25は、遠隔カウンタ受信器1のプログラムが書かれている記憶部である。RAM26は、書き換える必要のあるデータの記憶部である。このように、マイコンは演算処理をするCPU22やMPU(Microprocessing Unit)と、それら各手段としてCPU22やMPUを機能させるためのプログラムを記録し処理データを記録するメモリとで構成される。タイマ24は、遠隔カウンタ受信器1の制御上必要な時間を作成する部分である。入出力ポート23は、マイコンとマイコン外部の回路等の様々な信号のやり取りを行うポートである。LCD制御部27は、表示用LCD11の表示制御を行う部分である。通信制御部28は、電子式水道メータ2又は外部機器6等との通信を制御する部分である。内部バス21は、マイコン内の各部分間で情報をやり取りするための通路である。
遠隔カウンタ受信器1は、決まった周期毎に、或いは外部機器6やリードSW12用のリード棒(後述する)など外部からの要求により、電子式水道メータ2に積算値を読みにいき、その結果を表示用LCD11に表示している。また、電子式水道メータ2からの流量パルスを受け、RAM26内の積算値を更新し、積算値を表示用LCD11に表示している。
遠隔カウンタ受信器1は、水道メータ2にアラームが発生していたら、アラームデータをRAM26内に保存し、同時に、アラームデータを取得した日時も保存する。そして遠隔カウンタ受信器1に対して過去のアラームデータの読み出し要求を受けたら、時系列的にアラームデータとそのアラームデータをRAM26内に保存した日時を外部に返す応答を行う。
本実施形態によれば、水道メータに発生したアラームをメータ側で消去していたとしても、或いは予め蓄積する構成となっていなくても、過去のアラームの履歴を遠隔カウンタ受信器側で読み出すことが可能となり、そのデータをもとに、その後の製品開発に活かすことが可能となる。また、水道事業者においても、水道メータのアラーム履歴を別途記録する必要がなく、使用者の想定外の使い方を現地で知ることが可能となる。アラーム履歴が分かれば、メータの挙動がある程度は把握できるため、今後の開発に活かせる可能性が高い。仮に、水道使用者が想定外の使い方をしていたとすると、過去のアラーム履歴を簡単に知ることができれば、使用者に対して、注意を促すことができたり、水道メータの口径を上げることや早期交換を勧めることもできる。
図4は、本発明の他の実施形態に係る遠隔カウンタ受信器とそれに接続される電子式水道メータ及び電文設定器との接続状況を説明するための概略図で、図中、6は外部機器の一例としての電文設定器である。
アラームデータの読み出しは、遠隔カウンタ受信器1のアラーム記憶手段(例えばRAM26)を抜きとって持ち帰ることにより、他の機器で実行するようにしてもよいが、安価且つ簡単に行うことが好ましく、本発明の他の実施形態として、保存された複数のアラームデータを通信にて読み出すことができるよう構成することが好ましい。本実施形態に係る遠隔カウンタ受信器1におけるアラーム読み出し手段は、次のような構成とする。
すなわち、本実施形態におけるアラーム読み出し手段は、遠隔カウンタ受信器1に対するアラームデータ読み出し要求を、遠隔カウンタ受信器1に有線又は無線で接続された外部機器6から受信する手段と、受信した要求に応じてアラーム記憶手段に記憶されたアラームデータを外部機器6に伝送する手段と、を有する。これらの手段は、水道メータ2におけるアラームデータの有無を問わず外部機器6へ過去のアラームデータを読み出すためのものであり、例えば上述した外部通信I/F16及びその制御部13により構成される。
図4で例示する接続例では、電子式水道メータ2に遠隔カウンタ受信器1が接続され、さらに遠隔カウンタ受信器1に外部機器6の一例としての電文設定器6が接続されており、これにより、遠隔カウンタ受信器1に保存された水道メータ2のアラームデータの読み出しを通信により行うことを可能としている。
電文設定器6は、通常、電子式水道メータ2に対して、データの要求や設定を行うために用意されている専用のハンディターミナル機器である。本発明のごとく遠隔カウンタ受信器1が接続された水道メータ2に対しては、遠隔カウンタ受信器1経由で電文設定器6と水道メータ2の通信を行う。
通常、電文設定器6から電子式水道メータ2に対する通信の場合、遠隔カウンタ受信器1は波形整形を行うか、若しくは何もせず、信号を通過させていた。そこで、遠隔カウンタ受信器1専用の電文を用意し、遠隔カウンタ受信器1は電文設定器6からの電文を読み込み、水道メータ2への電文であれば、波形整形をして水道メータ2に送り、遠隔カウンタ受信器1専用の電文であれば、水道メータ2にはその電文を送ることなく、遠隔カウンタ受信器1への電文に応じた、応答を返すこととする。ここで、遠隔カウンタ受信器1専用の電文に、過去のアラームデータを呼び出すものを用意し、その電文(要求電文)を受信したら、時系列的にアラームデータとそのアラームデータをRAM26内に保存した日時を外部に応答する。このようにしてアラームデータを通信により読み出すことにより、安価かつ簡単にアラームデータの読み出しが可能となる。
図5は、本発明の他の実施形態に係る遠隔カウンタ受信器及びそれを操作する操作用マグネットの一例を示す図、図6は、図5の遠隔カウンタ受信器における液晶表示部の一例を示す図、図7は、図5の遠隔カウンタ受信器内に保存されたアラームデータを液晶表示部に表示させた例を示す図である。図5は、遠隔カウンタ受信器に対するリードスイッチ操作の例で、図中、7はマグネット、31はアラーム表示部、31aは電池電圧低下アラームマーク、31bは過大流量アラームマーク、31cは漏水アラームマーク、31dは水不使用アラームマーク、31eは逆流アラームマーク、32はパイロット表示部、33は積算値表示部、33aはアラーム発生時刻表示例、34は機能選択表示部、34aは「随時」機能マーク、34bは「瞬流」機能マーク、34cは「定時」機能マーク、34dは「漏水」機能マーク、34eは「最大」機能マーク、34fは「ALRM」機能マークである。
上述した実施形態のように通信によりアラームデータを読み出す場合、上位側に読み出すための装置(上述の外部機器6)が必要となる。従って、本発明の他の実施形態として、上述のごとき遠隔カウンタ受信器1において、保存されたアラームデータを予め装備されている表示部に表示することが好ましい。
すなわち、ここで説明する実施形態におけるアラーム読み出し手段は、表示手段に、アラーム受信手段で受信したアラームデータに関するアラーム情報を表示する手段を有するものとする。この手段により、水道メータ2におけるアラームデータの有無を問わず表示手段に過去のアラームデータを読み出すことを可能とする。例えば、遠隔カウンタ受信器1は、決まった周期毎に、或いは外部機器6や後述のリードSW12用のリード棒の操作など外部からの要求により、アラーム情報を表示用LCD11に表示してもよい。
さらに、遠隔カウンタ受信器1が表示手段に表示したアラーム情報を消去するアラーム消去手段を備えた形態にあっても、このアラームデータ消去手段によっては、消去したアラーム情報対応する、アラーム記憶手段に記憶されたアラームデータの削除を実行しないよう構成するとよい。
通常、遠隔カウンタ受信器1は、外部から簡易的に様々な操作ができるように、スイッチを有している。例えば、リードSW12を内蔵し、リード棒によりリードSW12を操作することにより、水道メータ2に対して、瞬間流量等を読み出し、その結果を表示用LCD11などの表示部に反映させるような制御を外部から可能としている。本実施形態に係る遠隔カウンタ受信器1では、このようなリードSW12及びそのリード棒(例えばマグネット7)或いは操作用ボタンを備え、遠隔カウンタ受信器1にアラーム情報を表示するための操作に利用するとよい。
図5で例示するリードSW操作において、リードSW12は、遠隔カウンタ受信器1のケースに窪みを設け、その窪みに対応する位置のケース内部に設置されている。このリードSW12の窪みには、マグネット7が刺さるようになっており、この窪みはリードSW12の位置を識別するためのものとなっている。
図6で例示する遠隔カウンタ受信器1の液晶表示部(LCD表示部)11においては、水道メータ2において発生したアラーム表示部31、パイロット表示部32、積算値表示部33、及び機能選択表示部34よりなる。アラーム表示部31は、通常(正常時)消灯しており、メータの電池が低下していることを示す電池電圧低下アラームマーク31a、想定以上の流量で水が流れていることを示す過大流量アラームマーク31b、水が想定以上の長時間に渡り流れ続けていることを示す漏水アラームマーク31c、水が想定以上の間使用されていないことを示す水不使用アラームマーク31d、水が想定以上の間逆流を続けたことを示す逆流アラームマーク31eの各マークが適時表示可能となっている。パイロット表示部32では、水道メータから送られてくる流量パルス毎にパイロットマークの点灯,消灯を繰り返す。積算値表示部33は、流量の積算値を表示可能となっている。機能選択表示部34は、通常消灯しており、随時流量積算値を表示するための「随時」機能マーク34a,瞬時の流量を表示するための「瞬流」機能マーク34b,所定の時間毎に流量を表示するための「定時」機能マーク34c,漏水状況を表示するための「漏水」機能マーク34d,最大流量を表示するための「最大」機能マーク34e,アラーム情報を表示するための「ALRM」機能マーク34fが適時表示可能となっている。
ここで、マグネット7をリードSW12の窪みに近づけると、通常は消灯している機能選択表示部34において、まず「随時」機能マーク34aが例えば3秒間点灯し、点灯中にマグネット7を離すと「随時」機能が働く。「随時」機能マーク34aが点灯中でも、マグネット7を離さないでおくと、機能選択表示部34は「随時」機能マーク34aが消え、「瞬流」機能マーク34bが例えば3秒間点灯する。ここで、マグネット7を離せば、「瞬流」機能が働くが、まだマグネット7を離さなければ、「瞬流」機能マーク34bが消え、「定時」機能マーク34cが点灯する。このように、マグネット7をリードSW12の窪みに当て続ければ、機能選択表示部34は働かせたい機能名が左から右に移動していき、点灯している機能名の箇所でマグネット7を離せば、その機能が働くことになる。
「ALRM」機能マーク34fが点灯している時にマグネット7を離すことにより、遠隔カウンタ受信器1内に保存された、水道メータ2のアラームデータからアラーム情報を表示する。例えば、図7では、逆流アラームが発生したことを、2002年3月10日00時58分(アラーム発生時刻表示例33aを参照)に水道メータ2から遠隔カウンタ受信器1に通知されたことを示している。遠隔カウンタ受信器1は、表示部にアラームが通知された順に、図7のように発生したアラームマークと日時を、例えば5秒間ずつ表示していく。表示部に表示させたアラーム情報は、この5秒間でメモを記録するようにすればよい。
また、アラーム表示部31にマークがないアラームが発生した場合などは、アラームマークを複数表示させることにより、アラームの種類を判別する。例えば、電池電圧低下アラームマーク31aと過大流量アラームマークを31bと同時に点灯させた場合は、水道メータ2の近くに積算機能を低下させる磁気を帯びた物体があることを検知したことを示す磁気感知アラームが発生したことを示す、などである。
上述したように、本実施形態に係る遠隔カウンタ受信器1は、外部機器6やリードSW12など外部よりアラームの消去を要求されても、消去するのは、表示用LCD11のアラームマークと接続されている水道メータ2のアラーム表示とアラーム情報として、遠隔カウンタ受信器1内に記憶されているアラーム情報は消去せず、保持するよう構成するとよい。
本実施形態によれば、遠隔カウンタ受信器に保存されたメータのアラームデータを遠隔カウンタ受信器の表示部に表示させることにより、別途読み出し装置(外部機器6)を必要とせず、安価にアラームデータの読み出しが可能となる。
本発明の一実施形態に係る遠隔カウンタ受信器とそれに接続される電子式水道メータとの接続状況を説明するための概略図である。 図1の遠隔カウンタ受信器の一構成例を示す機能ブロック図である。 図2の遠隔カウンタ受信器における制御部内のマイコンを示すブロック図である。 本発明の他の実施形態に係る遠隔カウンタ受信器とそれに接続される電子式水道メータ及び電文設定器との接続状況を説明するための概略図である。 本発明の他の実施形態に係る遠隔カウンタ受信器及びそれを操作する操作用マグネットの一例を示す図である。 図5の遠隔カウンタ受信器における液晶表示部の一例を示す図である。 図5の遠隔カウンタ受信器内に保存されたアラームデータを液晶表示部に表示させた例を示す図である。
符号の説明
1…遠隔カウンタ受信器、2…電子式水道メータ、3…電子式水道メータ付属コード、4…地面、5…コード挿入穴、6…外部機器(電文設定器)、7…マグネット、11…表示用LCD、12…リードスイッチ、13…制御部、14…メータ通信I/F、15…パルス出力I/F、16…外部通信I/F、17…パルス入力I/F、21…内部バス、22…CPU、23…入出力ポート、24…タイマ、25…ROM、26…RAM、27…LCD制御部、28…通信制御部、31…アラーム表示部、31a…電池電圧低下アラームマーク、31b…過大流量アラームマーク、31c…漏水アラームマーク、31d…水不使用アラームマーク、31e…逆流アラームマーク、32…パイロット表示部、33…積算値表示部、33a…アラーム発生時刻表示例、34…機能選択表示部、34a…「随時」機能マーク、34b…「瞬流」機能マーク、34c…「定時」機能マーク、34d…「漏水」機能マーク、34e…「最大」機能マーク、34f…「ALRM」機能マーク。

Claims (4)

  1. メータに接続され、該メータの指針値を表示する表示手段を備えた遠隔カウンタ受信器であって、前記メータは、該メータでの計測結果の異常及びメータ自身の異常に関するアラームデータを当該遠隔カウンタ受信器に伝送する手段を備え、当該遠隔カウンタ受信器は、前記メータから前記アラームデータを受信するアラーム受信手段と、該受信したアラームデータを記憶するアラーム記憶手段と、前記メータにおけるアラームデータの有無を問わず、前記アラーム記憶手段に記憶された過去のアラームデータを読み出すアラーム読み出し手段と、を備えることを特徴とする遠隔カウンタ受信器。
  2. 前記アラーム読み出し手段は、当該遠隔カウンタ受信器に対するアラームデータ読み出し要求を、当該遠隔カウンタ受信器に接続された外部機器から受信する手段と、該受信した要求に応じて前記アラーム記憶手段に記憶されたアラームデータを前記外部機器に伝送する手段と、を有し、前記メータにおけるアラームデータの有無を問わず前記外部機器へアラームデータを読み出すことを特徴とする請求項1に記載の遠隔カウンタ受信器。
  3. 前記アラーム読み出し手段は、前記表示手段に、前記アラーム受信手段で受信したアラームデータに関するアラーム情報を表示する手段を有し、前記メータにおけるアラームデータの有無を問わず前記表示手段にアラームデータを読み出すことを特徴とする請求項1又は2に記載の遠隔カウンタ受信器。
  4. 前記表示手段に表示したアラーム情報を消去するアラーム消去手段を備え、該アラームデータ消去手段によっては、消去したアラーム情報対応する、前記アラーム記憶手段に記憶されたアラームデータの削除を実行しないことを特徴とする請求項3に記載の遠隔カウンタ受信器。
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JP2008243068A (ja) * 2007-03-28 2008-10-09 Kimmon Mfg Co Ltd 遠隔式表示装置
JP2020153721A (ja) * 2019-03-19 2020-09-24 東洋計器株式会社 水使用状況監視システム

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