JP2005266356A - 画像表示処理装置 - Google Patents

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邦彦 小林
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Abstract

【課題】 簡便な構成でオフスクリーンメモリ使用量を低減できる、画像表示処理装置を提供する。
【解決手段】 表示対象として予め生成した画像を、記憶部内に確保したオフスクリーンメモリに格納して、表示処理に供する画像表示処理装置であって、表示領域を所定軸方向の線分で仮想的に分割し、複数の短冊状領域を画定し、当該複数の短冊領域ごとに、表示対象となる画像のうち所定条件を満足する部分の表示位置との関係において、所定軸方向の注目範囲を決定し、短冊領域の各々に対応し、各短冊領域について定められた注目範囲分の画像を格納可能なサイズのオフスクリーンメモリ群を記憶部内に確保する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ディスプレイ装置などに画像を表示する画像表示処理装置に関する。
コンピュータなどにおいては、ディスプレイ等に表示を行う際に、表示するべき画像の少なくとも一部を、一旦ディスプレイ表示用のメモリとは異なるメモリエリア(オフスクリーンメモリ)に蓄積する、いわゆるオフスクリーン方式を採用しているものがある。この方式により、入力操作に対する画面表示の応答時間の低下を回避することができるようになっている。
コンピュータは、ワードプロセッサで作成された文章等を表示するため、文章を表すデータに基づいてラスタ画像データを生成して、オフスクリーンメモリに格納する処理(オフスクリーン描画処理)を行う。なおPDA(Personal Digital Assistants)や、一般的なパーソナルコンピュータの場合は、OS(オペレーティングシステム)においては、オフスクリーンへの描画のための描画命令を備えていない場合もある。このため、アプリケーションプログラムにおいてオフスクリーンへのラスタ画像データの格納処理を行う場合がある。
特開平6−324665号公報
ところが、上記従来のオフスクリーンへの描画処理では、ディスプレイの表示領域全体の中で文章を表示する部分領域(対象領域)を画定し、当該対象領域のサイズのオフスクリーンの画像を生成するなどとして、オフスクリーンメモリのサイズを低減していた。例えば特許文献1には、文章のレイアウト情報を使用して、オフスクリーンメモリのサイズを決定する例が開示されている。
しかしながら、この方法では表示領域全体内に複数の対象領域を画定し、それぞれに対応するオフスクリーンメモリを確保する場合、当該複数のオフスクリーンメモリへの描画処理が個別の処理となってしまい、構成が複雑になる問題点があった。
本発明は上記実情に鑑みて為されたもので、簡便な構成でオフスクリーンメモリ使用量を低減できる、画像表示処理装置を提供することを、その目的の一つとする。
上記従来例の問題点を解決するための本発明は、表示対象として予め生成した画像を、記憶部内に確保したオフスクリーンメモリに格納して、表示処理に供する画像表示処理装置であって、表示領域を所定軸方向の線分で仮想的に分割し、複数の短冊状領域を画定し、当該複数の短冊領域ごとに、表示対象となる画像のうち所定条件を満足する部分の表示位置との関係において、前記所定軸方向の注目範囲を決定する手段と、前記短冊領域の各々に対応し、各短冊領域について定められた前記注目範囲分の画像を格納可能なサイズのオフスクリーンメモリ群を記憶部内に確保する手段と、を含むことを特徴としている。
このように短冊状領域ごとにオフスクリーンメモリを確保し、その確保幅を、各短冊状領域と表示対象の画像との関係に基づいて定めることで、簡便な構成でオフスクリーンメモリ使用量を低減できる。
また前記所定の条件を満足する部分は、前記表示対象となる画像のうち、レイアウトの対象となる画像要素の存在する部分であってもよい。さらに、前記表示対象の画像を最初に生成する際に、前記所定の条件を満足する部分を画定する情報を生成し、前記メモリ確保手段が、当該生成された情報に基づいて、前記生成した画像を格納するオフスクリーンメモリ群を記憶部内に確保することとしてもよい。
また、上記従来例の問題点を解決するための本発明は、表示対象として予め生成した画像を、記憶部内に確保したオフスクリーンメモリに格納して、表示処理に供する画像表示処理方法であって、表示領域を所定軸方向の線分で仮想的に分割し、複数の短冊状領域を画定し、当該複数の短冊領域ごとに、表示対象となる画像のうち所定条件を満足する部分の表示位置との関係において、前記所定軸方向の注目範囲を決定し、前記短冊領域の各々に対応し、各短冊領域について定められた前記注目範囲分の画像を格納可能なサイズのオフスクリーンメモリ群を記憶部内に確保する、ことを特徴としている。
さらに、上記従来例の問題点を解決するための本発明は、コンピュータに、表示対象として予め生成した画像を、記憶部内に確保したオフスクリーンメモリに格納して、表示処理に供させるプログラムであって、表示領域を所定軸方向の線分で仮想的に分割し、複数の短冊状領域を画定する手順と、当該複数の短冊領域ごとに、表示対象となる画像のうち所定条件を満足する部分の表示位置との関係において、前記所定軸方向の注目範囲を決定する手順と、前記短冊領域の各々に対応し、各短冊領域について定められた前記注目範囲分の画像を格納可能なサイズのオフスクリーンメモリ群を記憶部内に確保する手順と、を実行させることを特徴としている。
本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。本実施の形態の画像表示処理装置は、例えばコンピュータや携帯端末など、情報処理装置として実現できる。以下の説明では、携帯型の情報処理端末として実現した場合を例として述べる。
本実施の形態に係る画像表示処理装置は、図1に示すように、制御部11と、ROM(Read Only Memory)12と、RAM(Random Access Memory)13と、操作部14と、表示部15と、通信部16とを含んで構成され、これら各部は互いにバスを介して接続されている。制御部11は、ROM12やRAM13に格納されているプログラムに従って動作し、情報処理端末としての一般的な処理(OSや各種アプリケーションに関連する処理)を行う。本実施の形態の制御部11は、表示対象となった画像を予め生成して記憶部としてのRAM13に確保したオフスクリーンメモリに格納して表示処理に供する動作を行っている。また、オフスクリーンメモリを確保する際に、オフスクリーンメモリのサイズを決定する処理を実行する。このオフスクリーンに関連する種々の処理の具体的内容については、後に詳しく述べる。
ROM12は、制御部11によって実行されるプログラムや演算用パラメータのうち、書換えを基本的に要しないものを保持している。RAM13は、制御部11によって実行されるプログラムや、制御部11の処理時に適宜生成される情報(画像を含む)を保持する。本実施の形態では、このRAM13は本発明のオフスクリーンメモリを保持する記憶部として動作する。
操作部14は、入力キーやタッチパネルなどで構成され、ユーザの操作の内容を制御部11に伝達する。表示部15は、例えば液晶パネル等であり、制御部11から入力される指示に従って画像を表示する。通信部16は、制御部11から入力される指示に従って、携帯電話回線網との間でデータを送受信する。
ここで制御部11によって実行されるプログラムの内容について説明する。この制御部11が実行するプログラムは、図2に機能的に示すように、描画部21と、解析部22と、描画処理部23と、ユーザインタフェース(UI)処理部24とを含んで構成されている。また、この制御部11は、各部の処理を行うにあたり、OS内のUIシステムを制御するためのルーティン(API)を利用している。
OSのUIに係るAPIは、通常、アプリケーションごとのウインドウ表示のためのルーティン群と、アプリケーション側にて、当該ウインドウに関連して行われた操作をイベント情報として採り出すためのルーティン群とを含む。本実施の形態の画像表示処理装置が、近年一般的なGUI(グラフィカルユーザインタフェース)を備えている場合は、ウインドウ画面内には一般に、図3に示すように表示領域(V)とメニュー(M)とボタン(B)とが表示され、また、表示領域内の画像をスクロールするためのスクロールバー(S)が表示されることとなる。このため、OS側ではこれらのUI部品を表示、制御するためのAPIを備えている。
具体的にユーザがファイルを指定する操作を行った場合、イベント情報として、そのイベントが「ファイル指定」であることを表す情報と、当該指定されたファイルの名称(イベント属性情報)とがAPI側からアプリケーションへと通知される。アプリケーション側のUI処理部24は、この通知に応答してファイルを読み出すなどの処理を行うことになる。
また、通知されたイベント情報が「表示」に関するものである場合、アプリケーション側では、表示用の画像を生成するため、描画部21,解析部22,並びに描画処理部23での処理を実行し、これらの処理結果としての表示用の画像をOS側に出力する。OS側では、受け取った画像を表示部14に表示させる処理を行う。
さらに、図3に示した各種UI部品に対する操作に応じて、OS側からは、例えば表示対象の画像(例えばドキュメントのページ番号)、表示倍率の制御、回転方向なども合わせて指定される。
図2に示したプログラムにおいては、描画処理部23が画像の生成指示を受け入れて、描画部21と解析部22とに指示して画像を生成させ、当該生成した画像をUI処理部24に出力して表示処理に供する。
描画部21は、描画指示に基づいて画像(ビットマップデータ)を生成し、RAM13内の所定領域に当該画像を格納する。解析部22は、描画処理部23から入力される指示に従い、描画指示から描画領域のサイズや、描画部21によって描画される画像のうち、所定の条件を満足する領域を特定する情報を生成して出力する等の処理を行う。
描画処理部23は、アプリケーションが扱うデータ(グラフィックデータやテキストデータ等)を解析部22に解析させて描画領域(オフスクリーンメモリ)を記憶部であるRAM13内に確保するとともに、描画部21に上記データを出力して画像の生成を行わせるものである。また、この描画処理部23は、オフスクリーンメモリに格納された画像をUI処理部24に転送して、表示処理を行わせる。UI処理部24は、OSのAPIを制御し、オフスクリーンメモリ内の画像をVRAM(Video RAM、不図示)の対応領域に転送して、画像の表示を行わせる。
ここで描画処理部23がオフスクリーンメモリを確保する際の処理の具体的内容について説明する。描画処理部23は、画像を初めて生成する場合と、生成済みの画像を再度表示させる処理を行う場合とで異なる動作を行っている。
まず、画像を初めて生成する場合、描画処理部23は、アプリケーションが扱うデータを解析部22に出力する。そして解析部22からページの大きさなどの情報を取得し、当該取得したページの大きさや拡大率等の情報を元にオフスクリーンメモリのサイズを定める。ここでのサイズは、ページ全体のサイズとする。つまり、例えば、1ピクセルあたりをRGB各8ビットずつの24ビットで表現する場合であって、ページ領域が600×800ピクセルサイズの大きさであれば、1440バイトの連続したメモリ領域をRAM13内に確保し、この領域をオフスクリーンメモリとして用いる。つまり、描画部21は、生成した画像をこの領域内に格納することになる。
描画処理部23は、ページ内の画像を表示する指示を受けた場合、当該指示されたページの画像を格納したオフスクリーンメモリのメモリ領域を特定する情報(アドレス情報など)をUI処理部24に出力する。
また、描画処理部23は、解析部22に対してページ全体のオフスクリーンメモリ内の画像のうち所定条件を満足する部分を特定させる。ここで所定条件は、例えばレイアウトの対象となる画像要素の存在する部分(文字や図形を構成するピクセルを含む領域)である。解析部22は、当該条件を満足する部分を画定する情報(例えば外接矩形を特定する座標情報、以下、描画要素領域情報と呼ぶ)を出力する。
描画処理部23は、ページ全体(表示領域)を所定軸方向(例えば横軸(X軸)方向)に伸びる線分で仮想的に分割して複数の短冊状領域を画定する。そして描画処理部23は、各短冊状領域ごとに、描画要素領域情報によって画定される部分の存在するX軸方向の範囲を決定する。この範囲を以下、(短冊状領域ごとの)注目領域と呼ぶ。
具体的に、図4(a)に示すデータに対しては、解析部22により図4(b)に示すような描画要素領域情報が生成される。描画処理部23は、短冊状領域(図4(c)の破線で示した線分で分割される各領域)を画定し、各短冊状領域について、その内部に含まれる描画要素領域情報との比較によって、図形の存在する範囲の幅だけの注目領域を画定する。ここでの例では、同じ高さの10個の短冊状領域を画定した例を示している。
すなわち、図4(c)に示した例において、短冊状領域の一つである領域Pについては、図5(a)に示すように、所定軸方向には描画要素領域情報によって図形が存在するものとされる部分の幅だけ、所定軸方向に直交する方向には短冊状領域の幅だけの大きさの注目領域を生成する(なお、以下の説明では所定軸方向をX軸、それに直交する方向をY軸として説明する)。同様に、図4(c)に示した短冊状領域の別の例である領域Qについては、図5(b)に示すように、分断された複数の描画要素領域情報を包含する注目領域が生成される。
こうして各短冊状領域について注目領域を定めた結果は、図4(d)に示すようなものとなる。図4に示した例では、Y軸方向最上部と、上から5番目の短冊状領域には文字も図形も存在しないので、注目領域がない。
描画処理部23は、これら注目領域に関係する情報をレイアウト情報として生成し、後の描画処理のためにRAM13に格納する。具体的にレイアウト情報は、図6に示すように、短冊状領域を特定する情報(例えば上から何番目であるかを表す識別番号)と、文字や図形などが含まれているか否かを表すフラグ情報と、注目領域の開始点のX軸座標値と終了点のX軸座標値とを含む。
次に、既に生成してある画像(ページ全体のオフスクリーンメモリに格納しているものと同じ画像)を再度表示する場合(例えば画像の拡大・縮小等の処理が行われた場合など)の処理について説明する。この場合描画処理部23は、ページ全体分の画像に代えて、短冊状領域ごとのオフスクリーンメモリを改めて作成する。
具体的に描画処理部23は、画像を最初に生成したときにRAM13に格納したレイアウト情報を参照し、各短冊状領域ごとに、それぞれ注目領域分の画像を格納可能なメモリサイズを算出し、当該算出したサイズのメモリ領域をオフスクリーンメモリとしてRAM13内に確保する。
従って、図4(d)に示した例では、上から2番目、3番目、4番目の短冊状領域については座標x1sからx1eまで、6番目から9番目の短冊状領域については座標x2sからx2eまで、10番目の短冊状領域については座標x2sからx3eまでの各領域を格納できるだけのオフスクリーンメモリが確保される。
なお、拡大・縮小処理が行われる場合は、各座標値を拡大縮小後の座標値に変換して以下の処理を行う。
次に描画処理部23は、生成した画像を各オフスクリーンメモリに格納する処理を行う。この処理では、生成した画像(ビットマップデータ)の各画素を、どのオフスクリーンメモリのどの位置に格納するかを演算し、当該演算によって得た位置に、各画素のデータを格納していく。具体的には、描画処理部23は、図7に示すように、短冊状領域を特定する識別番号に対して、注目領域の始点X座標と終点X座標、並びに当該オフスクリーンメモリのRAM13上のメモリアドレス(例えばオフスクリーンメモリの先頭アドレス)とを関連付けたテーブルを生成しておく。なお、短冊状領域「1」と「4」とに対応する始点、終点、メモリアドレスは、あり得ない値(例えばすべて「−1」など)を設定しておく。
そして描画処理部23は、ビットマップデータの各画素について、当該画素のY座標値に基づき書込み先となるオフスクリーンメモリを選択する。この処理は、画素のY座標値を短冊状領域の高さ(ΔYとする)で除して、その少数部分を切捨てた整数値を演算すればよい。当該整数値に1を加えた値が短冊状領域の識別番号に対応することとなる。
また生成したテーブルを参照して、上記演算で得た識別番号に関連づけられている注目領域の始点、終点のX座標値xs,xeを取得し、画素のX座標値から注目領域の始点のX座標値xsを差引きした値xpを演算する。
さらに、画素のY座標値を短冊状領域の高さΔYで除した余りの値ypを演算する。そして、当該オフスクリーンメモリの先頭アドレスAsと、これらの値xs,xe,xp,ypを用いて、画素値を格納する先のオフスクリーンメモリ上のアドレス
A=As+(xeーxs)×yp+xp
を演算する。
描画処理部23は、生成した画像上の各画素の値をRAM13上の上記演算したアドレスに格納する。なお、ここでは画素ごとに処理する例について述べたが、描画処理部23は、個々の画素ではなく、一定の大きさの画素群ごとにオフスクリーンメモリへと格納してもよい。この場合も上述の例と同様の演算によりオフスクリーンメモリの対応する領域を、画素群ごとに演算することができる。
このアドレス演算の処理により、描画部21におけるビットマップデータ生成の処理は従来のものから変更する必要がなくなる。このように短冊状領域ごとにオフスクリーンメモリを確保し、その確保幅を、各短冊状領域と表示対象の画像との関係に基づいて定めることで、簡便な構成でオフスクリーンメモリ使用量を低減できる。
本発明の実施の形態に係る画像表示処理装置の構成ブロック図である。 本発明の実施の形態に係る画像表示処理装置の処理内容を表す機能ブロック図である。 本発明の実施の形態に係る画像表示処理装置が表示するインタフェースの一例を表す説明図である。 オフスクリーンメモリの生成処理例を表す説明図である。 注目領域の画定の例を表す説明図である。 レイアウト情報の例を表す説明図である。 オフスクリーンメモリを確保する際に生成するテーブルの例を表す説明図である。
符号の説明
11 制御部、12 ROM、13 RAM、14 操作部、15 表示部、16 通信部、21 描画部、22 解析部、23 描画処理部、24 UI処理部。

Claims (5)

  1. 表示対象として予め生成した画像を、記憶部内に確保したオフスクリーンメモリに格納して、表示処理に供する画像表示処理装置であって、
    表示領域を所定軸方向の線分で仮想的に分割し、複数の短冊状領域を画定し、
    当該複数の短冊領域ごとに、表示対象となる画像のうち所定条件を満足する部分の表示位置との関係において、前記所定軸方向の注目範囲を決定する手段と、
    前記短冊領域の各々に対応し、各短冊領域について定められた前記注目範囲分の画像を格納可能なサイズのオフスクリーンメモリ群を記憶部内に確保するメモリ確保手段と、
    を含むことを特徴とする画像表示処理装置。
  2. 請求項1に記載の画像表示処理装置において、
    前記所定の条件を満足する部分は、前記表示対象となる画像のうち、レイアウトの対象となる画像要素の存在する部分であることを特徴とする画像表示処理装置。
  3. 請求項1又は2に記載の画像表示処理装置において、
    前記表示対象の画像を最初に生成する際に、前記所定の条件を満足する部分を画定する情報を生成し、
    前記メモリ確保手段が、当該生成された情報に基づいて、前記生成した画像を格納するオフスクリーンメモリ群を記憶部内に確保する
    ことを特徴とする画像表示処理装置。
  4. 表示対象として予め生成した画像を、記憶部内に確保したオフスクリーンメモリに格納して、表示処理に供する画像表示処理方法であって、
    表示領域を所定軸方向の線分で仮想的に分割し、複数の短冊状領域を画定し、
    当該複数の短冊領域ごとに、表示対象となる画像のうち所定条件を満足する部分の表示位置との関係において、前記所定軸方向の注目範囲を決定し、
    前記短冊領域の各々に対応し、各短冊領域について定められた前記注目範囲分の画像を格納可能なサイズのオフスクリーンメモリ群を記憶部内に確保する、
    ことを特徴とする画像表示処理方法。
  5. コンピュータに、表示対象として予め生成した画像を、記憶部内に確保したオフスクリーンメモリに格納して、表示処理に供させるプログラムであって、
    表示領域を所定軸方向の線分で仮想的に分割し、複数の短冊状領域を画定する手順と、
    当該複数の短冊領域ごとに、表示対象となる画像のうち所定条件を満足する部分の表示位置との関係において、前記所定軸方向の注目範囲を決定する手順と、
    前記短冊領域の各々に対応し、各短冊領域について定められた前記注目範囲分の画像を格納可能なサイズのオフスクリーンメモリ群を記憶部内に確保する手順と、
    を実行させることを特徴とするプログラム。
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