JP2005265646A - 車両用時計装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 多様な環境下で利用される車両用時計装置において、着実に標準電波を受信して時刻を修正することが可能な車両用時計装置を提供するものである。
【解決手段】 車両に搭載され利用者に時刻を知らせる表示器105と、時刻情報を含む標準電波を受信する受信手段103と、基準クロック信号を計数して時刻を求め表示器105に出力指示を行うとともに受信手段103を介して受信する時刻情報に基づいて時刻を修正する制御手段101とを備える車両用時計装置100であって、車両情報端子109cもしくは多重通信入出力手段190dを設け、車両用時計装置100は、車両情報端子109cもしくは多重通信入出力手段109dからの車両のドアの開閉情報に基づいて、時刻情報を含む標準電波を受信するものである。
【選択図】 図1

Description

本発明は、車両に搭載され利用者に時刻を知らせる車両用時計装置に関し、特に時刻情報を含む標準電波を受信して時刻を修正する車両用時計装置に関する。
従来、時刻情報を含んだ標準電波を受信し時刻を合わせる電波時計があった。この電波時計は、所定の時刻になると標準電波を自動的に受信し、時刻合わせを行うものであり、例えば1日(24時間)の内で予め定められた時刻(例えば午前2時と午前4時との2回)に自動的に標準電波を受信して時刻を修正するものであった(例えば、特許文献1参照)。
特開平9−43369号公報
このような電波時計を車両に搭載すると、車両を駐車する場所が標準電波の受信に不向きな場所、例えば、地下駐車場や、マンション等の鉄筋,鉄骨の建物の中や、高圧線,架線及び工事現場に近い場所、あるいは交通量が多い場所などでは、時刻情報が得られにくく、時刻修正が良好に行えないといった問題点があった。
そこで、本発明は前記問題点に着目し、多様な環境下で利用される車両用時計装置において、着実に標準電波を受信して時刻を修正することが可能な車両用時計装置を提供するものである。
本発明は、前記課題を解決するため、車両に搭載され利用者に時刻を知らせる表示器と、時刻情報を含む標準電波を受信する受信手段と、基準クロック信号を計数して時刻を求め前記表示器に出力指示を行うとともに前記受信手段を介して受信する時刻情報に基づいて時刻を修正する制御手段とを備える車両用時計装置であって、車両情報端子もしくは多重通信入出力手段を設け、前記車両用時計装置は、前記車両情報端子もしくは多重通信入出力手段からの車両のドアの開閉情報に基づいて、前記時刻情報を含む標準電波を受信するものである。
また、車両に搭載され利用者に時刻を知らせる表示器と、時刻情報を含む標準電波を受信する受信手段と、基準クロック信号を計数して時刻を求め前記表示器に出力指示を行うとともに前記受信手段を介して受信する時刻情報に基づいて時刻を修正する制御手段とを備える車両用時計装置であって、前記車両情報端子もしくは多重通信入出力手段を設け、前記車両用時計装置は、車両情報端子もしくは多重通信入出力手段からの車両のシートベルトの着用、非着用情報に基づいて、前記時刻情報を含む標準電波を受信するものである。
また、車両に搭載され利用者に時刻を知らせる表示器と、時刻情報を含む標準電波を受信する受信手段と、基準クロック信号を計数して時刻を求め前記表示器に出力指示を行うとともに前記受信手段を介して受信する時刻情報に基づいて時刻を修正する制御手段とを備える車両用時計装置であって、車両情報端子もしくは多重通信入出力手段を設け、前記車両用時計装置は、前記車両情報端子もしくは多重通信入出力手段からの車両のパーキングブレーキの解除、非解除情報に基づいて、前記時刻情報を含む標準電波を受信するものである。
また、車両に搭載され利用者に時刻を知らせる表示器と、時刻情報を含む標準電波を受信する受信手段と、基準クロック信号を計数して時刻を求め前記表示器に出力指示を行うとともに前記受信手段を介して受信する時刻情報に基づいて時刻を修正する制御手段とを備える車両用時計装置であって、車両情報端子もしくは多重通信入出力手段を設け、前記車両用時計装置は、前記車両情報端子もしくは多重通信入出力手段からの車両のシフトポジション情報に基づいて、前記時刻情報を含む標準電波を受信するものである。
また、車両に搭載され利用者に時刻を知らせる表示器と、時刻情報を含む標準電波を受信する受信手段と、基準クロック信号を計数して時刻を求め前記表示器に出力指示を行うとともに前記受信手段を介して受信する時刻情報に基づいて時刻を修正する制御手段とを備える車両用時計装置であって、車両情報端子もしくは多重通信入出力手段を設け、前記車両用時計装置は、前記車両情報端子もしくは多重通信入出力手段からの車両のサイドスタンドの解除、非解除情報に基づいて、前記時刻情報を含む標準電波を受信するものである。
また、前記車両用時計装置は、受信した時刻情報が正規なものか否かの判定を行い、この判定で正規なものでないと判定されたとき、前記時刻の修正を行わないものである。
また、前記車両用時計装置は、所定時刻毎に前記時刻情報を受信するものである。
また、前記車両用時計装置は、前記車両のバッテリが非接続状態から接続状態に移行したことを検出する検出機能を有し、前記検出機能の検出に応じて前記時刻情報を受信するものである。
以上、本発明によれば、初期の目的を達成することができ、多様な環境下で利用される車両用時計装置において、着実に標準電波を受信して時刻を修正することが可能な車両用時計装置を提供することができる。
以下、本発明の第1実施形態を添付図面に基づいて説明する。
図1は、車両用時計装置100のブロック図であり、ここでは、車両用計器装置に時計装置を集約したものを例に挙げる。車両用時計装置100は、車両用時計装置100の制御を行う(後述する処理動作をなす)マイクロコンピュータからなる制御手段101と、標準電波を受信するためのアンテナ102と、受信手段103と、車両インターフェース端子109a〜109fと、車両インターフェース手段108と、時刻,積算距離(オド,トリップ)等の表示を行う液晶表示素子や有機EL表示素子等からなるデジタル式の表示器105と、各種アナログ計器106と、各種警告表示部113a〜113cと、車両のトランスミッションのシフト位置を表示するギアシフト表示部114と、表示器105、各種アナログ計器106、各種警告表示部113a〜113c及びギアシフト表示部114の駆動手段104と、制御手段101及び後述する操作手段により定められる標準電波を受信する各時刻等を記憶する記憶手段107と、制御手段101の基準クロック信号を生成する水晶振動子112とから主に構成される。
車両インターフェース端子109a〜109dには、イグニッションキーのオン信号(投入信号)、操作手段からの指示信号、その他の車両情報がそれぞれ入出力されるべく、車両情報端子109c、多重通信入出力端子109dを介して信号線路が接続される。車両インターフェース端子109e〜109fには、バッテリおよびGNDが接続される。なお、前記バッテリと前記GNDは、電源手段110に接続され、車両用時計装置100内へ所定の電圧供給を行い、リセット手段111は、前記バッテリが非接続状態から接続状態に移行したときにリセット信号を発生する。
各種警告表示部113a〜113cは、本実施形態では、それぞれドア警告表示部113a、シートベルト警告表示部113b及びパーキングブレーキ警告表示部113cで構成されている。この各警告表示部113a〜113cは、車両情報端子109cあるいは多重通信入出力端子109dからの車両情報に基づいて、制御手段101が駆動手段104を介して駆動するものである。
次に図2、3を用いて、車両用時計装置100の制御手段101の処理動作について詳述する。制御手段101は、水晶振動子112から発せられる基準クロック信号を計数処理し時刻を求めて、駆動手段104を介して表示器105に時刻を表示する。そして図2において、制御手段101は、所定の時刻(ここでは午前(AM)2時、午前4時、午後(PM)2時、午後4時の4回)毎に、受信手段103を動作させて時刻情報を含む標準電波を受信する。制御手段101は、所定の時刻にて得られた正規な時刻情報を受信したと判定したときに、この受信した時刻情報に基づいて時刻を修正する。なお、正規な時刻情報か否かの判定において、制御手段101は、受信した時刻情報のパリティチェックでエラーの発生がなく、かつ、1分(時刻情報は1周期60秒)後に連続して得られる時刻情報を2回受信できたときに、正規な時刻情報を受信したと判定する。また、図中の受信結果において、○印は受信できたことを示し、×印は受信できなかったことを示すものとする。
図3は、車両用時計装置100の動作例を示すタイミングチャートである。制御手段101は、車両情報端子109cまたは多重通信入出力端子109dを介してドアの開閉情報を入手する。そして、制御手段101は、ドア開から閉に変化したことを検出すると、受信手段103を動作させて時刻情報を含む標準電波を受信する(T31、T32、T33)。T31において、利用者は車両のドアを開け、車両に乗り込みドアを閉め、イグニッションキーをオンし、車両の走行を開始したものとする(車両は標準電波の受信が難しい場所に駐車)。ここでの受信結果は、1回目に正規な時刻情報が受信できなかったため、再度受信動作を繰り返し、2回目に正規な時刻情報が受信できたが、3回目に正規な時刻情報が受信できなかったため時刻の修正は行わない。T32において、利用者はイグニッションキーをオンのまま、車両を停止したものとする(車両は標準電波の受信が良好な場所に停止)。ここでの受信結果は、1回目に正規な時刻情報が受信でき、2回目も正規な時刻情報が受信できたため受信した時刻情報に基づいて時刻を修正する。T33において、利用者は車両を駐車させ、車両から降車したものとする(車両は標準電波の受信が難しい場所に駐車)。ここでの受信結果は、1回目に正規な時刻情報が受信できなかったため、再度受信動作を繰り返し、2回目にも正規な時刻情報が受信できなかったため時刻の修正は行わない。なお、ここでは、ドア開から閉に変化したことを検出した実施例を示したが、ドア閉から開に変化したことを検出した時に、制御手段101が受信手段103を動作させても良い。
本実施の形態では、車両のドアの開閉に基づいて標準時刻電波の受信を行うため、標準時刻電波を受信する機会が、例えば、自宅の駐車場などの特定の場所に限定されにくく、標準時刻電波の受信成功の確率の向上が図られる。また、車両のドアの開閉情報は、ドア警告表示部113aで使用する情報であり、車両用計器装置においては、既存の情報であるので、新規に車両情報端子109cや多重通信入出力端子109dを設ける必要がなく、コストの上昇を伴うことがない。また、受信した時刻情報が正規なものか否かの判定を行うため、仮にエンジンノイズにより時刻情報がビット化けによって、不完全な場合であってもそれを検出可能であり、誤って時刻修正することはない。
次に、本発明の第2実施形態を図4に基づいて説明する。なお、前記実施形態と同一及び相当箇所には同一符号を付して、その詳細な説明は省略する。
図4は、第2実施形態の車両用時計装置100の動作例を示すタイミングチャートである。制御手段101は、車両情報端子109cまたは多重通信入出力端子109dを介してシートベルトの着用、非着用情報を入手する。そして、制御手段101は、シートベルトが非着用から着用、あるいは着用から非着用に変化したことを検出すると、受信手段103を動作させて時刻情報を含む標準電波を受信する(T41、T42)。T41において、利用者は車両に乗り込み、シートベルトを着用し、イグニッションキーをオンし、車両の走行を開始したものとする(車両は標準電波の受信が難しい場所に駐車)。ここでの受信結果は、1回目に正規な時刻情報が受信できなかったため、再度受信動作を繰り返し、2回目に正規な時刻情報が受信でき、3回目も正規な時刻情報が受信できたため受信した時刻情報に基づいて時刻を修正する。T42において、利用者は車両を駐車させ、シートベルトを非着用とし降車したものとする(車両は標準電波の受信可能な場所に停止)。ここでの受信結果は、1回目に正規な時刻情報が受信でき、2回目も正規な時刻情報が受信できたため受信した時刻情報に基づいて時刻を修正する。
なお、ここでは、シートベルトが非着用から着用、あるいは着用から非着用に変化したことを検出した実施例を示したが、いずれか一方であっても良いが、シートベルトが着用から非着用に変化したことを検出した時は、イグニッションスイッチがオフの可能性が高く、ノイズの影響を受けにくいので、良好に時刻情報を受信することができる。
本実施の形態では、シートベルトの着用、非着用に基づいて標準時刻電波の受信を行うため、標準時刻電波を受信する機会が、例えば、自宅の駐車場などの特定の場所に限定されにくく、標準時刻電波の受信成功の確率の向上が図られる。また、シートベルトの着用、非着用情報は、シートベルト警告表示部113bで使用する情報であり、車両用計器装置においては、既存の情報であるので、新規に車両情報端子109cや多重通信入出力端子109dを設ける必要がなく、コストの上昇を伴うことがない。
次に、本発明の第3実施形態を図5に基づいて説明する。なお、前記各実施形態と同一及び相当箇所には同一符号を付して、その詳細な説明は省略する。
図5は、第3実施形態の車両用時計装置100の動作例を示すタイミングチャートである。制御手段101は、車両情報端子109cまたは多重通信入出力端子109dを介してパーキングブレーキの解除、非解除情報を入手する。そして、制御手段101は、パーキングブレーキが非解除から解除、あるいは解除から非解除に変化したことを検出すると、受信手段103を動作させて時刻情報を含む標準電波を受信する(T51、T52)。T51において、利用者は車両に乗り込み、イグニッションキーをオンし、パーキングブレーキを解除し、車両の走行を開始したものとする(車両は標準電波の受信が難しい場所に駐車)。ここでの受信結果は、1回目に正規な時刻情報が受信できなかったため、再度受信動作を繰り返し、2回目に正規な時刻情報が受信でき、3回目も正規な時刻情報が受信できたため受信した時刻情報に基づいて時刻を修正する。T52において、利用者は車両を駐車させ、パーキングブレーキを非解除とし、イグニッションキーをオフして降車したものとする(車両は標準電波の受信可能な場所に停止)。ここでの受信結果は、1回目に正規な時刻情報が受信でき、2回目も正規な時刻情報が受信できたため受信した時刻情報に基づいて時刻を修正する。
なお、ここでは、パーキングブレーキが非解除から解除、あるいは解除から非解除に変化したことを検出した実施例を示したが、いずれか一方であっても良いが、パーキングブレーキが解除から非解除に変化したことを検出した時は、イグニッションスイッチがオフの可能性が高く、ノイズの影響を受けにくいので、良好に時刻情報を受信することができる。
本実施の形態では、パーキングブレーキの解除、非解除に基づいて標準時刻電波の受信を行うため、標準時刻電波を受信する機会が、例えば、自宅の駐車場などの特定の場所に限定されにくく、標準時刻電波の受信成功の確率の向上が図られる。また、パーキングブレーキの解除、非解除情報は、パーキングブレーキ警告表示部113cで使用する情報であり、車両用計器装置においては、既存の情報であるので、新規に車両情報端子109cや多重通信入出力端子109dを設ける必要がなく、コストの上昇を伴うことがない。
次に、本発明の第4実施形態を図6に基づいて説明する。なお、前記各実施形態と同一及び相当箇所には同一符号を付して、その詳細な説明は省略する。
図6は、第4実施形態の車両用時計装置100の動作例を示すタイミングチャートである。制御手段101は、車両情報端子109cまたは多重通信入出力端子109dを介してシフトポジション情報を入手する。そして、制御手段101は、シフトポジションがパーキングポジション(以下、“P”という)からドライブポジション(以下、“D”という)、あるいは“D”から“P”、に変化したことを検出すると、受信手段103を動作させて時刻情報を含む標準電波を受信する(T61、T62、T63、T64)。T61において、利用者は車両に乗り込み、イグニッションキーをオンし、シフトポジションを“P”から“D”に移動させ、車両の走行を開始したものとする(車両は標準電波の受信が難しい場所に駐車)。ここでの受信結果は、1回目に正規な時刻情報が受信できなかったため、再度受信動作を繰り返し、2回目に正規な時刻情報が受信できたが、3回目に正規な時刻情報が受信できなかったため時刻の修正は行わない。T62において、利用者はイグニッションキーをオンのまま、車両の停止したものとする(車両は標準電波の受信可能な場所に停止)。ここでの受信結果は、1回目に正規な時刻情報が受信でき、2回目も正規な時刻情報が受信できたため受信した時刻情報に基づいて時刻を修正する。なお、T63においては、T62の受信処理を継続中であるため、新たな受信処理は行わない。T64において、利用者は車両を駐車させ、車両から降車したものとする(車両は標準電波の受信が難しい場所に駐車)。ここでの受信結果は、1回目に正規な時刻情報が受信できなかったため、再度受信動作を繰り返し、2回目にも正規な時刻情報が受信できなかったため時刻の修正は行わない。
なお、ここでは、シフトポジションが“P”から“D”、あるいは“D”から“P”、に変化したことを検出した実施例を示したが、いずれか一方であっても良いが、シフトポジションが“D”から“P”に変化したことを検出した時は、イグニッションスイッチがオフの可能性が高く、ノイズの影響を受けにくいので、良好に時刻情報を受信することができる。
本実施の形態では、シフトポジジョンに基づいて標準時刻電波の受信を行うため、標準時刻電波を受信する機会が、例えば、自宅の駐車場などの特定の場所に限定されにくく、標準時刻電波の受信成功の確率の向上が図られる。また、シフトポジション情報は、ギアシフト表示部114で使用する情報であり、車両用計器装置においては、既存の情報であるので、新規に車両情報端子109cや多重通信入出力端子109dを設ける必要がなく、コストの上昇を伴うことがない。
次に、本発明の第5実施形態を図7に基づいて説明する。なお、前記各実施形態と同一及び相当箇所には同一符号を付して、その詳細な説明は省略する。
図7は、第5実施形態の車両用時計装置100の動作例を示すタイミングチャートである。本動作例では、車両がサイドスタンドを備えた2輪車の場合に適用されるものである。なお、本実施形態においては、車両用計器装置100は、図示しないサイドスタンド警告表示部を備えている。
制御手段101は、車両情報端子109cまたは多重通信入出力端子109dを介してサイドスタンドの解除、非解除情報を入手する。そして、制御手段101は、サイドスタンドが非解除から解除、あるいは解除から非解除に変化したことを検出すると、受信手段103を動作させて時刻情報を含む標準電波を受信する(T71、T72)。T71において、利用者は車両に跨り、サイドスタンドを解除し、イグニッションキーをオンし、車両の走行を開始したものとする(車両は標準電波の受信が難しい場所に駐車)。ここでの受信結果は、1回目に正規な時刻情報が受信できなかったため、再度受信動作を繰り返し、2回目に正規な時刻情報が受信でき、3回目も正規な時刻情報が受信できたため受信した時刻情報に基づいて時刻を修正する。T72において、利用者は車両を駐車させエンジンを停止させて、サイドスタンドを非解除としたものとする(車両は標準電波の受信可能な場所に停止)。ここでの受信結果は、1回目に正規な時刻情報が受信でき、2回目も正規な時刻情報が受信できたため受信した時刻情報に基づいて時刻を修正する。
なお、ここでは、サイドスタンドが非解除から解除、あるいは解除から非解除に変化したことを検出した実施例を示したが、いずれか一方であっても良いが、サイドスタンドが解除から非解除に変化した時は、イグニッションスイッチがオフの可能性が高く、ノイズの影響を受けにくいので、良好に時刻情報を受信することができる。
本実施の形態では、サイドスタンドの解除、非解除に基づいて標準時刻電波の受信を行うため、標準時刻電波を受信する機会が、例えば、自宅の駐車場などの特定の場所に限定されず、標準時刻電波の受信成功の確率の向上が図られる。また、サイドスタンド解除、非解除情報は、前記サイドスタンド警告表示部で使用する情報であり、車両用計器装置においては、既存の情報であるので、新規に車両情報端子109cや多重通信入出力端子109dを設ける必要がなく、コストの上昇を伴うことがない。
図8は、前記各実施形態にバッテリが接続されたか否かの条件を加えた場合の時刻情報の受信状態を示すものである。制御手段101は、バッテリの交換等によって車両インターフェース端子109dを介してバッテリの接続の有無を検出(具体的には、バッテリ接続により、リセット手段111からのリセット信号が発生したことを検出)し、時刻情報の受信を開始する。ここでは1回の受信で正規な時刻情報を受信できた例を示している。
また、前記各実施形態によれば、受信した時刻情報が正規なものか否かの判定を行うため、仮にエンジンノイズにより時刻情報がビット化けしたとしてもそれを検出可能であり、誤って時刻修正することはない。
また、前記各実施形態によれば、所定時刻毎に時刻情報の受信を行うので、標準時刻電波の受信成功の確率のさらなる向上が図られる。
また、前記各実施形態によれば、バッテリを接続したとき、時刻情報の自動受信を開始するので、バッテリ交換を行っても自動的に時刻合わせが可能である。
本発明の第1実施形態の車両用時計装置を示すブロック図。 同実施形態の車両用時刻装置の動作を説明する図。 同実施形態の車両用時刻装置の動作を説明する図。 同発明の第2実施形態の車両用時刻装置の動作を説明する図。 同発明の第3実施形態の車両用時刻装置の動作を説明する図。 同発明の第4実施形態の車両用時刻装置の動作を説明する図。 同発明の第5実施形態の車両用時刻装置の動作を説明する図。 同発明のバッテリ接続時の車両用時刻装置の動作を説明する図。
符号の説明
100 車両用時計装置
101 制御手段
102 アンテナ
103 受信手段
109a〜109f 車両インターフェース端子
107 記憶手段
112 水晶振動子
113a ドア警告表示部
113b シートベルト警告表示部
113c パーキングブレーキ警告表示部
114 ギアシフト表示部

Claims (8)

  1. 車両に搭載され利用者に時刻を知らせる表示器と、時刻情報を含む標準電波を受信する受信手段と、基準クロック信号を計数して時刻を求め前記表示器に出力指示を行うとともに前記受信手段を介して受信する時刻情報に基づいて時刻を修正する制御手段とを備える車両用時計装置であって、車両情報端子もしくは多重通信入出力手段を設け、前記車両用時計装置は、前記車両情報端子もしくは多重通信入出力手段からの車両のドアの開閉情報に基づいて、前記時刻情報を含む標準電波を受信することを特徴とする車両用時計装置。
  2. 車両に搭載され利用者に時刻を知らせる表示器と、時刻情報を含む標準電波を受信する受信手段と、基準クロック信号を計数して時刻を求め前記表示器に出力指示を行うとともに前記受信手段を介して受信する時刻情報に基づいて時刻を修正する制御手段とを備える車両用時計装置であって、前記車両情報端子もしくは多重通信入出力手段を設け、前記車両用時計装置は、車両情報端子もしくは多重通信入出力手段からの車両のシートベルトの着用、非着用情報に基づいて、前記時刻情報を含む標準電波を受信することを特徴とする車両用時計装置。
  3. 車両に搭載され利用者に時刻を知らせる表示器と、時刻情報を含む標準電波を受信する受信手段と、基準クロック信号を計数して時刻を求め前記表示器に出力指示を行うとともに前記受信手段を介して受信する時刻情報に基づいて時刻を修正する制御手段とを備える車両用時計装置であって、車両情報端子もしくは多重通信入出力手段を設け、前記車両用時計装置は、前記車両情報端子もしくは多重通信入出力手段からの車両のパーキングブレーキの解除、非解除情報に基づいて、前記時刻情報を含む標準電波を受信することを特徴とする車両用時計装置。
  4. 車両に搭載され利用者に時刻を知らせる表示器と、時刻情報を含む標準電波を受信する受信手段と、基準クロック信号を計数して時刻を求め前記表示器に出力指示を行うとともに前記受信手段を介して受信する時刻情報に基づいて時刻を修正する制御手段とを備える車両用時計装置であって、車両情報端子もしくは多重通信入出力手段を設け、前記車両用時計装置は、前記車両情報端子もしくは多重通信入出力手段からの車両のシフトポジション情報に基づいて、前記時刻情報を含む標準電波を受信することを特徴とする車両用時計装置。
  5. 車両に搭載され利用者に時刻を知らせる表示器と、時刻情報を含む標準電波を受信する受信手段と、基準クロック信号を計数して時刻を求め前記表示器に出力指示を行うとともに前記受信手段を介して受信する時刻情報に基づいて時刻を修正する制御手段とを備える車両用時計装置であって、車両情報端子もしくは多重通信入出力手段を設け、前記車両用時計装置は、前記車両情報端子もしくは多重通信入出力手段からの車両のサイドスタンドの解除、非解除情報に基づいて、前記時刻情報を含む標準電波を受信することを特徴とする車両用時計装置。
  6. 前記車両用時計装置は、受信した時刻情報が正規なものか否かの判定を行い、この判定で正規なものでないと判定されたとき、前記時刻の修正を行わないことを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の車両用時計装置。
  7. 前記車両用時計装置は、所定時刻毎に前記時刻情報を受信することを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の車両用時計装置。
  8. 前記車両用時計装置は、前記車両のバッテリが非接続状態から接続状態に移行したことを検出する検出機能を有し、前記検出機能の検出に応じて前記時刻情報を受信することを特徴とする請求項7に記載の車両用時計装置。
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