JP2005265104A5 - - Google Patents

Claims (9)

1. ステッピングモータにより弁体をバルブシートに対して接近あるいは離隔させ、その弁体とバルブシート間に形成された流路を流れる空気の流量を制御するとともに、前記ステッピングモータの回転角度を表す制御ステップで前記バルブシートに対する前記弁体の位置を検出する構成の流量制御装置であって、
   弁体の外周には、先細のテーパ面が形成されており、前記弁体が前記ステッピングモータにより所定の閉じ推力を受けて、その弁体の全閉位置で前記テーパ面が前記バルブシートに突き当てられ、さらにこの状態で前記制御ステップが初期化される構成であり、
   前記弁体の軸心に対する前記テーパ面の傾斜角度は、その弁体が前記バルブシートに食い付かない最小限の値に設定されていることを特徴とする流量制御装置。
2. 請求項１に記載された流量制御装置であって、
   バルブシートは、弁体の先端部を挿入可能なように、その弁体と同軸に設けられた空気通路の開口周縁部に形成されていることを特徴とする流量制御装置。
3. 請求項１又は請求項２のいずれかに記載された流量制御装置であって、
   弁体の軸心に対するテーパ面の傾斜角度が8°以上25°未満に設定されていることを特徴とする流量制御装置。
4. 請求項１から請求項３のいずれかに記載の流量制御装置であって、
   弁体とバルブシートとはガラス強化樹脂により形成されていることを特徴とする流量制御装置。
5. 請求項４に記載の流量制御装置であって、
   弁体及び／又はバルブシートを構成するガラス強化樹脂には、摩擦低減材が含有されていることを特徴とする流量制御装置。
6. 弁体とバルブシート間に形成された流路を流れる空気の流量を制御する流量制御装置と、その流量制御装置が設置されたバイパス通路とを備えるスロットルボディであって、
   前記流量制御装置の弁体、もしくはバルブシートのいずれか一方は、樹脂を主成分とする材料で形成され、この樹脂を主成分とする材料に摩擦低減材が混合されていることを特徴とするスロットルボディ。
7. 請求項６に記載されたスロットルボディであって、
   樹脂を主成分とする材料は、ガラス強化樹脂であることを特徴とするスロットルボディ。
8. 請求項６又は請求項７のいずれかに記載されたスロットルボディであって、
   摩擦低減材は、ポリテトラフルオロエチレンであることを特徴とするスロットルボディ。
9. 請求項６〜請求項８のいずれかに記載されたスロットルボディであって、
   弁体の軸心に対するテーパ面の傾斜角度が8°以上25°未満に設定されていることを特徴とするスロットルボディ。