JP2005264199A - 金属超微粒子の製造方法及び製造装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 連続的に超微粒子を製造でき、高効率の超微粒子回収を可能にする金属超微粒子の製造方法を提供する。
【課題】 数μm〜数百μm径のマイクロチャンネル9を有するマイクロリアクター1のマイクロチャンネル9に金属塩を含む水溶液を連続的に流しながら該水溶液に超音波発生装置2から超音波を照射して金属超微粒子を得る。
【選択図】 図1
【課題】 数μm〜数百μm径のマイクロチャンネル9を有するマイクロリアクター1のマイクロチャンネル9に金属塩を含む水溶液を連続的に流しながら該水溶液に超音波発生装置2から超音波を照射して金属超微粒子を得る。
【選択図】 図1
Description
本発明は、超音波照射による金属超微粒子の製造方法及び製造装置に関する。
金属イオンを含む水溶液に超音波を照射してナノメートルサイズの金属超微粒子を得る方法としては、例えば下記の特許文献1に記載されているものが挙げられる。
しかしながら、耐熱ガラス容器41に一定量の金属塩水溶液を入れて一括処理する研究室レベルの上記手法では、超微粒子化に時間がかかり、効率が悪いという問題点がある。
本発明の目的は、上記のような研究室レベルの手法を更に発展させるために、連続的に超微粒子を製造でき、高効率の超微粒子回収を可能にする金属超微粒子の製造方法及び製造装置を提供することにある。
本発明者等は種々検討を行った結果、金属塩を含む水溶液をマイクロリアクターの数μmから数百μm径のマイクロチャンネル(微細流路)に連続的に流しながら超音波を照射したところ、金属超微粒子を飛躍的に効率よく回収できることを見出して本発明を完成した。
即ち、本発明の金属超微粒子の製造方法は、数μm〜数百μm径のマイクロチャンネルを有するマイクロリアクターの前記マイクロチャンネルに金属塩を含む水溶液を連続的に流しながら該水溶液に超音波を照射して金属超微粒子を得ることに特徴を有するものである。この場合において、金属塩を含む水溶液には界面活性剤を添加することができる。
本発明の金属超微粒子の製造装置は、金属塩を含む水溶液が連続的に流される数μm〜数百μm径のマイクロチャンネルを有するマイクロリアクターと、超音波発生装置とがウォーターバスの内部に上下に配すべく設置され、前記マイクロチャンネルが、前記超音波発生装置からの超音波の照射方向に対して実質的に直交する水平流路を有し、この水平流路が超音波の干渉によって強め合う部分に位置するよう設定されていることに特徴を有するものである。この場合において、前記水平流路内に石英ガラス製のビーズを充填することができる。また前記水平流路は面状、渦巻状もしくはジグザク状に形成することができる。
上記製造方法で得られる金属超微粒子は、たとえば、Pt、Rh、Pd、Au、Cu、Niなどの超微粒子である。
上記構成の金属超微粒子の製造方法及び製造装置によれば、金属塩を含む水溶液を、数μmから数百μm径のマイクロチャンネルに連続的に流しながら超音波を照射することにより、飛躍的に効率よく還元反応させることができて高濃度でサイズの揃った金属超微粒子を連続して量産することができる。
マイクロリアクターの採用により比較的安価、小規模の設備で金属超微粒子を製造できる。
上記構成の金属超微粒子の製造装置によれば、マイクロチャンネルの、超音波照射方向に対して実質的に直交する水平流路が、超音波の干渉によって強め合う部分に位置するよう設定されているので、その水平流路内で金属塩水溶液を長い滞留時間をかけて流すことで還元反応が促進し、効率よく金属超微粒子を調製できる。
本発明の好適な実施の形態を図面に基づき説明するが、本発明はこれに限定されるものではない。
図1は、本発明の金属超微粒子の製造方法を実施できる装置の概略縦断面図、図2は、図1の装置に使用する底板、中間積層薄板及び天板の各平面図である。
図1において、1は対象の金属塩を含む水溶液が連続的に流されるマイクロリアクター、2は超音波をマイクロリアクター1の底側から上方へ向けて照射する超音波発生装置、3はマイクロリアクター1と超音波発生装置2を上下に配すべく内蔵するウォーターバス(水浴)である。
マイクロリアクター1は、全体が円筒状又は角筒状の形態を有する反応器4からなる。反応器4はステンレス、石英等のように超音波を通過させ易い材料よりなる複数枚の円形又は多角形の底板5、中間積層薄板6、天板7を積層一体化することにより金属塩を含む水溶液(金属塩水溶液)が流入する流入路8、この流入路8の下端に連続して上方へ蛇行状に連通する数μmから数百μm径のマイクロチャンネル(微細流路)9、およびマイクロチャンネル9の上端に連通形成される流出口10を形成している。マイクロチャンネル9は、超音波照射方向に対して実質的に直交する水平流路9aと、水平流路9a,9a同士を連通状につなぐ垂直流路9bとでもって蛇行状に形成されている。
図2に示すように、最下段に配備される底板5は盲壁状に形成される。最上段に配備される天板7は第1天板7Aと第2天板7Bの2種類が用意され、それぞれに流入路8を形成する流入口11と流出口12が異なる位置に形成される。底板5と第1天板7A又は第2天板7Bとの間に積層される中間積層薄板6は第1〜4中間積層薄板6A,6B,6C,6Dよりなる。
第1中間積層薄板6Aは中央に面状の水平流路9aを形成する抜き穴13を有する環状に形成され、内周一部に流入路8を形成する流入用切欠14、内周の他の箇所に流出用切欠15を有する形に形成される。第2中間積層薄板6Bは、流入路8を形成する流入孔16、および第1中間積層薄板6Aの流出用切欠15に連通して垂直流路9bを形成する連通孔17を有する形に形成される。第3中間積層薄板6Cは第1中間積層薄板6Aと同様に中央に面状の水平流路9aを形成する抜き穴18を有する環状に形成され、内周一部に流入路8を形成する流入孔19、第2中間積層薄板6Bの流出孔17に連通する流入用切欠20、および内周の他の箇所に流出用切欠21を有する形に形成される。第4中間積層薄板6Dは流入路8を形成する流入孔22、および第3中間積層薄板6Cの流出用切欠21に連通して垂直流路9bを形成する連通孔23を有する形に形成される。
底板5および第1,2天板7A,7Bのそれぞれの板厚は0.5〜1mm程度、第1〜4中間積層薄板6A〜6Dの各板厚は0.5mm程度に設定している。なお、底板5、第1,第2天板7A,7B、第1〜4中間積層薄板6A〜6Dのそれぞれの外周寄りには、相互に一体的に結合するための連結ボルト24(図1参照)が挿通される結合孔25が円周方向に所定ピッチで列設されている。
かくして、図1に例示する反応器4においては、底板5、第1中間積層薄板6A、第2中間積層薄板6B、第3中間積層薄板6C、第4中間積層薄板6D、第3中間積層薄板6C、第2中間積層薄板6B、第3中間積層薄板6C、第4中間積層薄板6D、第3中間積層薄板6C、および第1天板7Aの順に積み重ねられ、各板6A〜6Dの結合孔25に連結ボルト24を挿通して一体的に結合されるが、その際、各板6A〜6Dの流入用切欠14、流入孔16、流入孔19、流入孔22が合わされて流入路8が連通状に形成されるとともに、第1中間積層薄板6Aの水平流路9a、第2中間積層薄板6Bの垂直流路9b、第3中間積層薄板6Cの水平流路9a、および第4中間積層薄板6Dの垂直流路9bにより数μm〜数百μm径、好ましくは500μm径以下、より好ましくは100〜300μm径程度のマイクロチャンネル9が流入路8の下端と流出口10との間に蛇行状に連通形成される。
この場合、肝要なことは、図1に示すように、超音波発生装置2から発生する超音波26の波動性として干渉によって強め合う部分26aと弱め合う部分26bが交互に繰り返して生じるが、超音波照射直接還元反応を促進するために、干渉によって強め合う部分26aに、水平流路9aを有する第1,第3中間積層薄板6A,6Cがそれぞれ位置するように、干渉によって弱め合う部分26bに垂直流路9bを有する第2,第4中間積層薄板6B,6Dが位置するように積層されることである。例えば、超音波発生装置2の周波数fが200×103Hzで、波長λが7.5mmである場合、λ/2=3.75mmとなるので、3.75mm間隔Pで第1中間積層薄板6Aおよび第3中間積層薄板6Cが積層されることになる。
いま、図1に示す金属超微粒子製造装置において、ポンプ等で金属塩を含む水溶液をマイクロリアクター1の流入路8からマイクロチャンネル9に所定速度で流しながら、超音波発生装置2から高出力の超音波を照射することにより、水溶液中の金属イオンを還元し、Pt、Rh、Pd、Au、Cu、Niなどの超微粒子を連続的に製造できる。
金属塩を含む水溶液は数μm〜数百μm径のマイクロチャンネル9内に流すので流れが均一になり、水溶液の混合を促進でき、還元反応を促進できる。
とくに、マイクロチャンネル9の水平流路9a内において、金属塩水溶液は超音波の干渉によって強め合う部分26aで長い滞留時間をかけて流すことで効率よく還元反応させることができて超微粒子化を促進できる。
予め金属塩水溶液に界面活性剤を添加しておくことにより超微粒子の生成速度をアップさせることができる。超音波は、金属塩水溶液がマイクロチャンネル9内に完全に満たされてからでないと照射すべきでないが、金属塩水溶液を流す前に、マイクロチャンネル9内の雰囲気をアルゴンガスで置換しておけば、金属塩水溶液を流すと同時に超音波照射を行うことができる。
マイクロリアクター1、超音波発生装置2が水温10〜25℃、好ましくは20℃のウォーターバス3内で水冷されることにより超音波照射に伴う温度上昇を抑制し、反応を定常化することができる。
マイクロリアクター1としては、図1に示すごとき5層の水平流路9aを有するマイクロチャンネル9を形成する以外に、図2に示す底板5、第1〜第4中間積層薄板6A〜6D、第1又は2天板7A又は7Bを任意に組み合わせて、例えば、図3〜6に示すごとき1〜4層の水平流路9aを有するマイクロチャンネル9、または5層以上の水平流路9aを有するマイクロチャンネル9を形成するマイクロリアクターを作ることもできる。
図3にマイクロリアクター1は、底板5、第1又は3中間積層薄板6A,6C、及び第1天板7Aを組み合わせて1層の水平流路9aを有するマイクロチャンネル9を形成したマイクロリアクターである。
図4に示すマイクロリアクター1は、底板5に、第1中間積層薄板6A、第2中間積層薄板6B、第3中間積層薄板6C、第2天板7Bを順に積層して2層の水平流路9aを有するマイクロチャンネル9を形成したマイクロリアクターである。
図5に示すマイクロリアクター1は、底板5に、第1中間積層薄板6A、第2中間積層薄板6B、第3中間積層薄板6C、第4中間積層薄板6D、第3中間積層薄板6C、第1天板7Aを順に積層して3層の水平流路9aを有するマイクロチャンネル9を形成したマイクロリアクターである。
図6に示すマイクロリアクター1は、底板5に、第1中間積層薄板6A、第2中間積層薄板6B、第3中間積層薄板6C、第4中間積層薄板6D、第3中間積層薄板6C、第2中間積層薄板6B、第3中間積層薄板6C、第2天板7Bを順に積層して4層の水平流路9aを有するマイクロチャンネル9を形成したマイクロリアクターである。
マイクロチャンネル9の水平流路9a内を流れる金属塩を含む水溶液の混合をより一層促進するために、図7に示すように、超音波をよく通過させる石英ガラス製のビーズ27を水平流路9a内に充填する。石英ガラス製のビーズ27は超音波照射により振動するため金属塩を含む水溶液の混合が促進され効率良く還元反応させることができる。
また、マイクロリアクター1として、図8、図9に示すように、ポリ四フッ化エチレン等の細いプラスチック製チューブ(内径:0.5mm、外径:1mm)28を中心から渦巻状に巻き、この渦巻状のプラスチック製チューブ28を上下2枚のステンレス、石英等のように超音波をよく通過させる材料よりなる板厚0.5〜1mm円形、楕円形あるいは多角形状の薄板29,30で挟み、更に上側の薄板30と天板31との間に前記プラスチック製チューブと同じ渦巻状のプラスチック製チューブ32を挟んで両チューブ28,32の中央端28a,32a同士を薄板30の中央孔33を介して連通させてなるものとすることもできる。
このように構成されたマイクロリアクター1においても、金属塩を含む水溶液が下段の渦巻状のプラスチック製チューブ28の最外周端部28bから流入し該チューブ28内のマイクロチャンネル9(水平流路9a)に流通し、さらに上段のプラスチック製チューブ32内のマイクロチャンネル9(水平流路9a)を流通して該チューブ32の最外周端部32bから流出しながら、超音波発生装置2から高出力の超音波が照射されることにより、水溶液中の金属イオンを還元し、Pt、Rh、Pd、Au、Cu、Niなどの超微粒子を連続的に製造できる。この場合においても、超微粒子化の促進を図るために下段の水平流路9aを形成するプラスチック製チューブ28と上段の水平流路9aを形成するプラスチック製チューブ32とがそれぞれ図1にに示すごとく超音波発生装置2から発生する超音波の干渉によって強め合う部分26aに位置する間隔に設置されることが肝要である。
尚、図8のように渦巻状のプラスチック製チューブ28,32を上下2段、又は3段以上に積層する構造に代えて、渦巻状のプラスチック製チューブ28を1段のみで構成することもあり、この場合は金属塩を含む水溶液をプラスチック製チューブ28の中心部28aから該チューブ28内のマイクロチャンネル9(水平流路9a)に流通させ、該チューブ28の最外周端部28bから流出させる。
マイクロリアクター1としては、図10、図11に示すように平板状のマイクロリアクター要素34の片面にマイクロチャンネル9(水平流路9a)を、マイクロリアクター要素34の中心から渦巻き(図10)、又はマイクロリアクター要素34の一端側から他端側にわたってジグザグ状(図11)にエッチング加工等で形成し、金属塩を含む水溶液をマイクロチャンネル9の一端の流入口91から流入し、他端の流出口92から流出しながら、マイクロリアクター要素34の他面から超音波を照射するように構成することもできる。尚、図10に示すマイクロリアクター1はマイクロチャンネル9を丸く渦巻状に巻く形に形成してあるが、マイクロチャンネル9を四角形状にとぐろを巻く形状に形成することもできる。
図1に示すように、周波数fが200×103Hz、波長λが7.5mmの超音波発生装置2を使用する一方、図1に示す構造と同じマイクロリアクター1を使用するが、このマイクロリアクター1は、第1中間積層薄板6Aおよび第3中間積層薄板6Cが超音波26の干渉によって強め合う部分26aにそれぞれ位置するよう3.75mm間隔Pで、第2,第4中間積層薄板6B,6Dが超音波26の干渉によって弱め合う部分26bにそれぞれ位置するように積層一体化し、500μm径程度のマイクロチャンネル9を有するものを使用した。マイクロチャンネル9、超音波発生装置2は水温20℃のウォーターバス3内に設置した。
かくして、マイクロチャンネル9の雰囲気をアルゴンガスで置換した後、塩化白金酸と界面活性剤を含む水溶液を5ml/分の流量でマイクロチャンネル9内に流し続け、超音波発生装置2で超音波照射し3時間連続運転を行った。
この結果、塩化白金酸を含む水溶液を900ml処理でき、3m mol/l(濃度)の5〜10nmの白金超微粒子を得た。
比較例では、耐熱ガラス容器41として丸底形状のものを使用する以外は基本的に図12に示す従来の装置(本装置では平底形状の耐熱ガラス容器41が使用される。)と同じ装置を使用した。すなわち、塩化白金酸と界面活性剤を含む水溶液を50mlを、水温20℃のウォーターバス40内に設置した丸底形状の耐熱ガラス容器41に入れてアルゴンガスで置換し、次いで耐熱ガラス容器41の底から3.75mm程度の位置から上記実施例と同じ超音波発生装置で超音波を3時間照射した。この結果、3m mol/lの5〜10nmの白金超微粒子を得た。
上記実施例と比較例の試験結果からもわかるように、耐熱ガラス容器41に金属塩水溶液を入れて一括処理する研究室レベルの手法では、3時間で塩化白金酸を含む水溶液を50mlしか処理できないのに対し、実施例では水溶液の還元反応を促進すべく5ml/分の流量で流しても3時間で900mlも処理できた。
連続的に得られるナノサイズの金属超微粒子は触媒、電子材料、磁性材料、光機能材料などの新素材に利用できる。
1 マイクロリアクター
2 超音波発生装置
3 ウォーターバス(水浴)
4 反応器
5 底板
6 中間積層薄板
7 天板
9 マイクロチャンネル
9a 水平流路
26 超音波
26a 超音波の干渉によって強め合う部分
26b 超音波の干渉によって弱め合う部分
27 ビーズ
2 超音波発生装置
3 ウォーターバス(水浴)
4 反応器
5 底板
6 中間積層薄板
7 天板
9 マイクロチャンネル
9a 水平流路
26 超音波
26a 超音波の干渉によって強め合う部分
26b 超音波の干渉によって弱め合う部分
27 ビーズ
Claims (6)
- 数μm〜数百μm径のマイクロチャンネルを有するマイクロリアクターの前記マイクロチャンネルに金属塩を含む水溶液を連続的に流しながら該水溶液に超音波を照射して金属超微粒子を得ることを特徴とする、金属超微粒子の製造方法。
- 前記金属塩を含む水溶液に、界面活性剤を添加している、請求項1記載の金属超微粒子の製造方法。
- 金属塩を含む水溶液が連続的に流される数μm〜数百μm径のマイクロチャンネルを有するマイクロリアクターと、超音波発生装置とがウォーターバスの内部に上下に配すべく設置され、前記マイクロチャンネルが、前記超音波発生装置からの超音波の照射方向に対して実質的に直交する水平流路を有し、この水平流路が超音波の干渉によって強め合う部分に位置するよう設定されていることを特徴とする、金属超微粒子の製造装置。
- 前記水平流路内に石英ガラス製のビーズを充填している、請求項3記載の金属超微粒子の製造装置。
- 前記水平流路が面状に形成されている、請求項3記載の金属超微粒子の製造装置。
- 前記水平流路が渦巻状もしくはジグザク状に形成されている、請求項3記載の金属超微粒子の製造装置。
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