JP2005263829A - 熱硬化性樹脂の混練方法及び装置 - Google Patents

熱硬化性樹脂の混練方法及び装置 Download PDF

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Abstract

【課題】無溶剤下で、混練時間を短縮しながら熱硬化性樹脂中に固形ゴム成分を均一的に分散することが可能な熱硬化性樹脂の混練方法及び装置を提供する。
【解決手段】硬化剤と液状熱硬化性樹脂とを混練する工程Mで得られた混練物mと、固形ゴム202と固形熱硬化性樹脂203とを混合する工程Nで得られた混合物nとを混練する熱硬化性樹脂の混練方法であり、工程Mで粉状の硬化剤と液状熱硬化性樹脂を混練し、工程Nで固形ゴム202と固形熱硬化性樹脂203を冷凍した後、粉状に粉砕して混合する。混練物mと混合物nの混練工程で、混練ロール311に巻き付けながら溝315により対流・置換を行いつつ、混合物nを混練ロール311の一方側に連続的に定量供給して混練し、中途部で混練物mを連続的に定量供給して混練された混合物nと混練する。
【選択図】図1

Description

本発明は、プリプレグなどに使用される熱硬化性樹脂の混練方法及び装置に関し、更に詳しくは、無溶剤下で混練時間を短縮しながら熱硬化性樹脂中に固形ゴム成分を均一的に分散することができる熱硬化性樹脂の混練方法及び装置に関する。
熱硬化性樹脂に強靱性を付与するため、熱硬化性樹脂マトリックス中に固形ゴム成分を分散するようにした技術が知られている(例えば、特許文献1,2参照)。
このような熱硬化性樹脂組成物を混練する際に、従来公知のニーダーなどを用いて無溶剤で混練する場合、長時間の混練が必要であり、また十分に固形ゴム成分を樹脂マトリックス中に微分散できない場合が生じるという問題があった。
特開平5−239317号公報 特開平8−209003号公報
本発明の目的は、無溶剤下で、混練時間を短縮しながら熱硬化性樹脂中に固形ゴム成分を均一的に分散することが可能な熱硬化性樹脂の混練方法及び装置を提供することにある。
上記目的を達成する本発明の熱硬化性樹脂の混練方法は、硬化剤と液状熱硬化性樹脂とを混練する工程Mで得られた混練物mと、固形ゴムと固形熱硬化性樹脂とを混合する工程Nで得られた混合物nとを混練する熱硬化性樹脂の混練方法であって、前記工程Mにおいて、粉状の硬化剤と液状熱硬化性樹脂を混練し、前記工程Nにおいて、固形ゴムと固形熱硬化性樹脂をそれぞれ冷凍した後、粉状に粉砕して混合し、前記混練物mと前記混合物nを混練する工程において、表面に螺旋状に延在する溝を形成した回転可能な2本の混練ロールを並設し、該混練ロール間のバンクに供給された被混練物を一方の混練ロールに巻き付けると共に、前記溝により被混練物の対流・置換を行いつつ、ロール軸方向に一方側から他方側に送りながら混練する混練手段を使用し、前記混合物nを前記混練ロールの一方側に連続的に定量供給して混練し、該混練ロールの中途部で前記混練物mを連続的に定量供給し、混練された前記混合物nと混練することを特徴とする。
本発明の熱硬化性樹脂の混練装置は、粉状の硬化剤と液状熱硬化性樹脂とを混練する第1混練手段と、固形ゴムと固形熱硬化性樹脂とを混合する混合手段と、前記第1混練手段で得られた混練物mと前記混合手段で得られた混合物nとを混練する第2混練手段を備えた熱硬化性樹脂の混練装置であって、前記第1混練手段が、硬化剤の粒子をジェット気流により互いに衝突させて粉砕することにより粉状にする硬化剤乾式粉砕部と、前記液状熱硬化性樹脂を供給する樹脂供給部と、前記硬化剤乾式粉砕部から供給された粉状の硬化剤と前記樹脂供給部から供給された液状熱硬化性樹脂とを混練する混練部とを具備し、前記混合手段が、固形ゴム塊を切断してゴム小片にするゴム切断部と、該ゴム小片及び前記固形熱硬化性樹脂を液体窒素により冷凍して粉状に粉砕する粉砕部とを具備し、前記第2混練手段が、表面に螺旋状に延在する溝を形成した回転可能な2本の混練ロールを並設し、該混練ロール間のバンクに供給された被混練物を一方の混練ロールに巻き付けると共に、前記溝により被混練物の対流・置換を行いつつ、ロール軸方向に一方側から他方側に送りながら混練する混練機を有することを特徴とする。
上述した本発明によれば、無溶剤の条件下で、混練時間を短縮しながら熱硬化性樹脂中に固形ゴム成分を均一的に分散することができる。
以下、本発明の実施の形態について添付の図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本発明の熱硬化性樹脂の混練装置の一例を示し、この混練装置は、粉状の硬化剤と液状熱硬化性樹脂とを混練する第1混練手段1、固形ゴムと固形熱硬化性樹脂とを混合する混合手段2、及び第1混練手段1で得られた混練物mと混合手段2で得られた混合物nとを混練する第2混練手段3とを備えている。
第1混練手段1は、硬化剤の粒子をジェット気流により互いに衝突させて粉砕することにより粉状にする硬化剤乾式粉砕部100、液状熱硬化性樹脂を供給する樹脂供給部130、粉状の硬化剤と液状熱硬化性樹脂とを混練する混練部160とを具備している。
硬化剤乾式粉砕部100は、粒径50〜500μm程度の硬化剤の粒子を連続的に定量供給する定量フィーダ101、この定量フィーダ101から供給された硬化剤をジェット気流により互いに衝突させて粉砕する乾式粉砕手段102、この乾式粉砕手段102で粉砕されて粉状になった硬化剤を捕集するバグフィルター部103とこのバグフィルター部103で捕集した硬化剤を回収する回収容器104を備えた回収手段105を有している。
図2〜4に、好ましい硬化剤乾式粉砕部100の一例を詳細に示す。この硬化剤乾式粉砕部100では、定量フィーダ101が移動自在な架台106上に立設した支持フレーム107の上部に設けられ、硬化剤を収容するホッパー108、このホッパー108の底に接続したシュート部109、このシュート部109に振動を与える振動部110を備えている。この振動部110によりシュート部109を振動させることで、ホッパー108内の硬化剤をシュート部109から乾式粉砕手段102に定量的に供給するようになっている。
乾式粉砕手段102は、図4に示すように、硬化剤をジェット気流により互いに衝突させて粉砕するための粉砕用容器111を備えている。粉砕用容器111の下壁部112には、内部空間113にジェット気流を供給するための気流供給口114が2か所に設けられ、この気流供給口114に接続プラグ115を介して不図示の高圧空気供給源が接続されている。
側壁部116には硬化剤を内部空間113に導入するための導入部117が突設され、この導入部117の上部導入口118からシュート部109を経た硬化剤が内部空間113に供給される。導入部117にもジェット気流を供給するための気流供給口126が設けられており、不図示の高圧空気供給源に接続されている。
気流供給口114,126から高圧空気が内部空間113に供給されると、その高圧空気は内部空間113内で渦巻き状のジェット気流を発生させ、そのジェット気流により導入部117から内部空間113内に供給された硬化剤が互いに衝突し、20μm以下の粉体に粉砕される。この粉砕された粉状の硬化剤は、出口119から配管120を介して回収手段105に送出される。粉砕用容器111は、架台106上に立設した支持体121に固定支持されている。
回収手段105は、移動自在な支持フレーム122上に上記バグフィルター部103を備えている。バグフィルター部103は、支持フレーム122に固定したタンク123内にバグフィルター124が配設され、このバグフィルター124に粉砕された粉状の硬化剤を捕集するようになっている。タンク123の下端に回収容器104が着脱自在に連結されている。硬化剤の捕集が終了すると、バグフィルター124に捕集した硬化剤を不図示のエアノッカーにより落下させて回収容器104内に回収するようになっている。
樹脂供給部130は、図1に示すように、粘度の異なる液状熱硬化性樹脂、例えばエポキシ樹脂を供給する複数(図では2つ)の供給手段131を備えている。各供給手段131は、液状熱硬化性樹脂を収容するタンク132と、このタンク132から液状熱硬化性樹脂を混練部160に定量供給するギアポンプ133を有し、重量式制御(ロストインウェイト)によりギアポンプ133から定量的に液状熱硬化性樹脂を吐出できるようになっている。各供給手段131は、架台134上に設置されている。
高粘度の液状熱硬化性樹脂を供給する一方の供給手段131Aは、タンク132に収容した高粘度の液状熱硬化性樹脂を加熱可能に構成され、その加熱により高粘度の液状熱硬化性樹脂を低粘度化してギアポンプ133から安定的に吐出できるようにしている。
図5,6に、好ましい供給手段131Aの一例を詳細に示す。この供給手段131Aは、ベース135上に台秤(ロードセル)136が設置され、この台秤136上に立設した複数の支柱137上にタンク132が配設されている。タンク132の下端に液状熱硬化性樹脂をギアポンプ133に送る配管138が連結されている。タンク132の上端に取っ手139を備えた蓋140が開閉自在に取り付けられている。
ベース135上に配置した設置台141上にギアポンプ133が設置され、ギアポンプ133に連結した駆動モータ142により作動するようになっている。タンク132、タンク132とギアポンプ133を連結する配管138、及びギアポンプ133は、2点鎖線で示すように、保温壁143により被覆され、この保温壁143内に配置したニクロム線などの発熱体(不図示)を介して、高粘度の液状熱硬化性樹脂を加熱できるようにしている。144は、タンク132内の液状熱硬化性樹脂の温度を測定する測温体である。
台秤136で重量を測定しながら、ギアポンプ133からの吐出量(駆動モータ142の回転数)を制御することで、ギアポンプ133から定量的に液状熱硬化性樹脂を吐出する。
加熱を必要としない低粘度の液状熱硬化性樹脂を供給する他方の供給手段131Bは、上述した構成において、保温壁143と発熱体を取り除いたものを好ましく使用することができる。
混練部160は、図1に示すように、移動台180上に設置され、硬化剤乾式粉砕部100で得られた粉状の硬化剤と樹脂供給部130から供給された液状熱硬化性樹脂とを混練する2軸スクリュー式混練押出し機161と、この混練押出し機161に硬化剤乾式粉砕部100で得られた粉状の硬化剤を定量的に供給可能な定量フィーダ162を備えている。
定量フィーダ162は、ホッパー164とこのホッパー164から2軸スクリュー式混練押出し機161に硬化剤を連続的に定量供給する2軸スクリュー押出し部165を備えている。
図7に、好ましい定量フィーダ162の一例を詳細に示す。この定量フィーダ162では、ホッパー164内に、ホッパー164の上端から回転自在に垂下した回転軸190にアーム191を介して回転羽根192が上下2段に取り付けられている。モータ193により回転軸190が回転し、それによって回転羽根192が対面するホッパー164の内壁面に沿って移動する。この回転羽根192により、ホッパー164の内壁面に硬化剤が静電付着により堆積するのを防ぐようにしている。堆積をより効果的に防ぐため、ホッパー164内に内壁面にエアを噴射する機構を設けるようにしてもよい。
ホッパー164の下端に2軸スクリュー押出し部165が設けられており、ホッパー164内の硬化剤を押出し口195から連続的に押出し供給する。不図示のロードセルによりホッパー164の重量が常時測定され、その重量に基づく重量式制御(ロストインウェイト)で2軸スクリュー押出し部165の押出し口195から硬化剤が定量押出しされるようになっている。なお、図中196はホッパー164の蓋である。
2軸スクリュー式混練押出し機161は、前後を閉止した筒状のボディ166内に2本のスクリュー167が回転可能に並設されている。ボディ166の後部には、定量フィーダ162のシュート部164に接続される硬化剤投入口168と、供給手段131に接続される樹脂投入口169が設けられている。ボディ166の前部に混練物mを押し出す押出し口170が配設されている。
ボディ166内には、図8に示すように、冷却水を循環させる上下の循環路181,182が形成され、不図示の冷却水供給源から供給された冷却水によりボディ166を冷却し、それにより混練時の混練物の発熱を抑制するようになっている。混練中の混練物の温度を測定する温度センサ183がボディ166内に埋設され、この温度センサ183で検出した温度に基づいて、冷却水供給源から供給される冷却水の温度が調整され、混練時における混練物の温度を一定に保つようにしている。
ボディ166の後方から突出したスクリュー軸がスプライン継手172を介してギアボックス173に連結されている。モータ174にカップリング175を介して減速機176が連結され、この減速機176からの回転が周回移動自在に支持されたチェーン177を介してギアボックス173に伝達されるようになっている。
モータ174の作動により、2本のスクリュー167が互いに逆方向に回転することで、硬化剤投入口168から供給された粉状の硬化剤と、樹脂投入口169から供給された液状熱硬化性樹脂とがボディ166内で混練されながら前方側に移動し、押出し口170から混練物mとして排出される。
混合手段2は、固形ゴム201の塊を切断してゴム小片202にするゴム切断部200と、ゴム小片202及びペレット状の固形熱硬化性樹脂203を液体窒素により冷凍して粉状に粉砕する粉砕部220を具備している。
ゴム切断部200は、図1に示すように、固形ゴム塊201を搬送するローラコンベヤ204と、このローラコンベヤ204の上方に設置した固形ゴム塊201の切断手段205を有している。ローラコンベヤ204は、支持フレーム206に配列したローラ207を備えている。切断手段205は、油圧シリンダ208のロッド209の下端に固設した切断刃210を具備している。油圧シリンダ208の作動により、ロッド209が上下に伸縮し、それにより切断刃210が昇降可能になっている。
ローラ207上を間欠的に搬送される固形ゴム塊201が降下する切断刃210によりゴム中片202’に切断され、このゴム中片202’を戻しベルトコンベヤ211でローラコンベヤ204の投入側に戻し、ゴム中片202’を再度ローラ207上で切断刃210により切断し、この工程を繰り返し行うことで、所望の大きさのゴム小片202を得るようになっている。
粉砕部220は、液体窒素供給源221から供給される液体窒素により冷凍したゴム小片202を粉状に粉砕する第1粉砕手段222と、粉砕されたゴム小片(ゴム粉)223とベレット状の固形熱硬化性樹脂203を液体窒素により冷凍しながら粉状に粉砕する第2粉砕手段225を備えている。なお、ここで使用される固形熱硬化性樹脂203は、ゴムとの混練で相溶が可能な低融点エポキシ樹脂などの固形熱硬化性樹脂である。
台秤226で計量した容器227内の所定量のゴム小片202を液体窒素供給源221から供給される液体窒素により冷凍した後、第1粉砕手段222に供給する。各粉砕手段222,225には液体窒素供給源221から液体窒素が供給され、粉砕中の熱により溶けだすことなく粉砕物を冷凍状態に維持できるようにしている。
第1粉砕手段222と第2粉砕手段225には、同じ構造のものが使用され、図9〜11にこれら粉砕手段222,225に用いられる好ましい粉砕手段の一例を詳細に示す。
この粉砕手段は、ハンマーミル装置から構成され、支持フレーム230上にハンマーにより粉砕するハンマー粉砕部231と、このハンマー粉砕部231を作動させるモータ232が設置されている。ハンマー粉砕部231は、図11に示すように、ハンマー233を収容する空洞部234を内側に備えたボディ235を有している。ボディ235には、軸受け236を介して回転自在に支持されたシャフト237が挿通されている。
シャフト237には軸方向に沿って所定の間隔で円筒状のカラー238を介在させながら円盤体239が固定されている。各円盤体239には周方向に所定の間隔で複数の貫通孔240が形成され、各円盤体239の対応する貫通孔240にハンマー233を固定するハンマーボルト241がそれぞれ挿通され、その両端に螺合したナット242により円盤体239に固定されている。ハンマー233は、円盤体239間の位置でハンマーボルト241に固定され、シャフト237の回転により回転して粉砕物を粉砕する。
空洞部234の下部には、ハンマー233により所定の大きさに粉砕された粉体のみ下方に落下させるスクリーン243が張設されている。なお、図中244はモータ232の回転をシャフト237に伝達するベルト、245はスクリーン243を脱着する際の開閉フタを締め付けるハンドルである。
ハンマー粉砕部231の上部には、空洞部234内に粉砕物を投入するためのポッパー246が設けられている。ハンドル247を矢印方向に下げることで蓋が開き、粉砕物をポッパー246内に供給できるようになっている。ホッパー246の下部には液体窒素を供給する窒素供給口248が設けられ、液体窒素供給源221から供給された液体窒素が窒素供給口248からホッパー246と空洞部234内に供給できるようにしてある。
液体窒素の供給により、ハンマー粉砕部231における粉砕時の発熱から生じる軟化固着を防止し、更に第2粉砕手段225として使用した際には、ホッパー246内でゴム粉223が再凝縮するのを防止する。また、第2粉砕手段225のホッパー246に供給された固形熱硬化性樹脂203を冷凍させる。
ボディ235の下端が開口し、この開口249に連結した排出ダクト250の下端に回収タンク251が着脱自在に取り付けられている。
第2混練手段3は、第1混練手段1で得られた混練物mと混合手段2で得られた混合物nとを混練する混練機300と、この混練機300に混合物nを連続的に定量供給可能な定量フィーダ301を備えている。
定量フィーダ301は、ホッパー302とその下端に接続された1軸スクリュー押出し部303を備え、重量式制御(ロストインウェイト)により、ホッパー302内に供給された混合物nを1軸スクリュー押出し部303から混練機300に連続的に定量供給するようになっている。
混練機300は、図12〜15に示すように、左右の支持体309,310間に前後に並設した回転自在な2本の混練ロール311,312を有している。混練ロール311,312は、それぞれ支持体309,310内に配置した速度制御可能なインバータモータ313により減速機314を介して回転可能になっており、前側の混練ロール311の回転速度を後側の混練ロール312の回転速度よりも速く制御することで、混練ロール311,312間のバンク360(図16参照)に供給された被混練物316を前側の混練ロール311にのみ巻き付けながら、混練するようになっている。
図14に示すように、混練ロール311,312の混練部311A,312Aの表面311a,312aには、螺旋状に延在する複数の溝315が形成されている。溝315は同じ溝幅でその螺旋間隔がロール軸方向に一方側(左側の供給側)から他方側(右側の排出側)にいくほど次第に狭くなっている。この溝315により、図16に示すように、被混練物316が対流・置換を行いながら混練されると共に、ロール軸方向に一方側から他方側に送られるようになっている。
混練ロール311は、図15に示すように、密閉した内部空洞部317を有し、その内部空洞部317がロール軸方向で左右に水密的に区切られた左空洞部318と右空洞部319とから構成されている。内部空洞部317内には両端側を二重管構造にした配管320がロール軸中心上に延設され、混練ロール両端部から突出する端部320aがロータリジョイント321に接続されている。
左側のロータリジョイント321に設けた供給口322から温度を調整した水などの流体が配管320の内側通路aを通って左空洞部318内に供給され、左空洞部318を循環した流体が配管320の外側通路bを通って左側のロータリジョイント321に設けた排出口323から排出されるようになっている。
右空洞部319内にも、右側のロータリジョイント321に設けた供給口324から温度を調整した水などの流体が二重配管320の内側通路a’を通って供給され、外側通路b’を通って右側のロータリジョイント321に設けた排出口325から外部に排出され、右空洞部319内を循環できるようにしている。
供給口322,324、排出口323,325に不図示の流体回路が接続されるようになっている。図示せぬが、混練ロール312も同様の構成であり、これにより2本の混練ロール311,312がそれぞれ温度制御可能であり、また各混練ロール311,312の軸方向左右部でもそれぞれ温度制御が可能になっている。
混練ロール311,312の上側には、混練ロール311,312の軸方向に混練物が漏出するのを防止するための堰止め手段330が設けられている。この堰止め手段330は、左右の支持体309,310の上面に立設した支持部材331間に所定の間隔で2本のガイドロッド332が配設され、この2本のガイドロッド332の一方側に摺動ブロック体333がガイドロッド332に沿って摺動自在に取り付けられている。ガイドロッド332の他方側には固定ブロック体334がガイドロッド332に固設されている。
摺動ブロック体333及び固定ブロック体334には、ぞれぞれ下端を連結バー335で連結した、上下に延在する2本の支持バー336が取り付けられている。連結バー335には、被混練物316が混練部311A,312Aの外側に漏出するのを防止する堰止め部材337がネジ(不図示)により着脱自在に固定されている。堰止め部材337は、図13に示すように、隣接する混練ロール311,312の混練部311A,312Aの表面311a,312aに対応した円弧状の面337a,337bを下側に有する逆三角形状に形成されている。面337a,337bは混練部311A,312Aの表面311a,312aと僅かな隙間を介して対面している。
固定ブロック体334に取り付けた支持バー336は、不図示のヒンジ機構を介して固定ブロック体334に配設され、固定ブロック体334に取り付けたレバー338を矢印xで示すように下方に下げることで、支持バー336が矢印yで示すように旋回移動し、図示する堰止め位置から堰止め部材337を離間できるようになっており、これにより混練ロール311,312の清掃を容易にしている。
左側の支持体309上には、ブラケット341を介して流体圧シリンダー339が設置され、この流体圧シリンダー339のロッド340の先端が摺動ブロック体333に連結されている。ロッド340の伸縮により、摺動ブロック体333がガイドロッド332に沿って左右に移動し、それにより供給側(左側)の堰止め部材337が面337a,337bを混練ロール311,312の表面311a,312aに近接対面させながら左右に移動できるようになっている。
混練機300には、図1に示すように、混練ロール311,312の左側から混合物nが供給される一方、中央で混練物mが供給されるが、流体圧シリンダー339は、混合物nの供給が終了するとロッド340を伸長作動させ、混練ロール311,312で混練されている混合物nを、右側に移動する堰止め部材337により押しながら右側に、中央からは混練物mと共に右側の排出部まで送る込むようになっている。
被混練物316を巻き付ける前側の混練ロール311の混練部311Aの右端が排出部342になっており、この排出部342に混練が終了した混練物を混練ロール311から引き剥がすための幅広のカッター343が配設されている。カッター343は、左右の支持体309,310間に架設された支持部材344に固定され、先端の刃部345が混練部311Aの表面311aに当接している。混練が終了した混練物は、刃部345により表面311aから引き剥がされ、その下方に配置した回収タンク346に回収されるようになっている。
以下、上述した混練装置を用いて、本発明の熱硬化性樹脂の混練方法を説明す。
先ず、第1混練手段1と混合手段2で、第3混練手段3で混練するための混練物mと混合物nをそれぞれ得るが、第1混練手段1では硬化剤と液状熱硬化性樹脂(高粘度と低粘度の2種類の液状熱硬化性樹脂の場合を例示)とを混練する工程Mが行われる。
粒径50〜500μm程度の硬化剤の粒子が定量フィーダ101から乾式粉砕手段102の粉砕用容器111の内部空間113に連続的に定量供給され、内部空間113内に噴射された高圧空気により発生したジェット気流により硬化剤の粒子が互いに衝突を繰り返して粉砕される。直径20μm以下(現存する装置では直径5〜20μm程度)の微粒子になった硬化剤は、出口119からジェット気流に乗って排出され、配管120を経て回収手段105に供給される。
回収手段105では、バグフィルター124に硬化剤の微粒子が捕集される。硬化剤の捕集が終了すると、ロータリーバルブ125を閉から開に切り換え、バグフィルター124に捕集した硬化剤を不図示のエアノッカーにより落下させて回収容器104内に回収する。回収された硬化剤は、混練部160の定量フィーダ162に供給される。
定量フィーダ162から2軸スクリュー式混練押出し機161に粉状の硬化剤が硬化剤投入口168から連続的に定量供給される一方、一方の供給手段131Aから加熱して粘度を低くした高粘度の液状熱硬化性樹脂が、他方の供給手段131Bから低粘度の液状熱硬化性樹脂が、ギアポンプ133により定量的に樹脂投入口169から2軸スクリュー式混練押出し機161に供給される。
2軸スクリュー式混練押出し機161に供給された粉状の硬化剤と液状熱硬化性樹脂は、互いに逆方向に回転する2本のスクリュー167により混練され、ボディ166内の循環路181,182を循環する冷却水により混練時の発熱が抑制されながら、押出し口170から混練物mとして押し出される。
他方、混合手段2では固形ゴムと固形熱硬化性樹脂(相溶可能な低融点熱硬化性樹脂)とを混合する工程Nが行われる。
ゴム切断部200で固形ゴム塊201から、例えば厚さ30mm、長さ30mm程度のブロック状のゴム小片202に切断し、切断された所定量のゴム小片202を液体窒素供給源221から供給された液体窒素により冷凍脆化した後、第1粉砕手段222のホッパー246に供給する。
冷凍脆化したゴム小片202は、窒素供給口248から供給される液体窒素により冷却されながら、ハンマー粉砕部231で回転するハンマー233により1mm以下、好ましくは50〜500μmの粉状に粉砕される。粉砕されたゴム粉223はスクリーン243を介して落下し、回収タンク251に回収される。
次いで、回収されたゴム粉223とペレット状の固形熱硬化性樹脂203を第2粉砕手段225のホッパー246に供給する。ホッパー246に供給される液体窒素により固形熱硬化性樹脂203が冷凍され、冷凍しているゴム粉223と共にハンマー粉砕部231で回転するハンマー233により粉状に粉砕され、ゴム粉に熱硬化性樹脂の粉をまぶした混合状態の混合物nが第2粉砕手段225の回収タンク251に回収される。この際に粉砕された熱硬化性樹脂の粉の径としては、20〜100μmになるようにするのがよい。
回収された混合物nは、第2混練手段3の定量フィーダ301に供給される。定量フィーダ301から混練機300の左側の堰止め部材337に隣接する混練ロール311,312間のバンクに連続的に供給される。回転速度が速い前側の混練ロール311に巻き付けられながら、溝315により対流・置換を行いつつ、圧縮剪断作用を受けながら混練される混合物nは、他方側に順次混練されながら送られる。
混練中、混練される混合物nを巻き付ける前側の混練ロール311の左空洞部318内に温水が供給され、混練ロール311から熱を混練される混合物nに付与する一方、後側の混練ロール312の左空洞部318内に冷却水が供給され、混練ロール212で冷却しながら混練が行われる。
例えば、固形アクリロニトリルブラジエンゴム100重量部と融点が40℃の固形エポキシ樹脂500重量部の混合物nの場合には、融点よりやや低い35℃程度の温水が前側の混練ロール311に供給され、また15℃程度の冷却水が後側の混練ロール312に供給される。これにより、粘着性の高い固形エポキシ樹脂が後ロール温度とロール間での剪断発熱により、前側の混練ロール211に巻き付き易くなる。
混練された混合物nが混練ロール311,312の中途部(混練物mの投入部)まで来ると、上記2軸スクリュー式混練押出し機161の押出し口170から連続的に押し出された混練物mがその中途部の混練ロール311,312間のバンク360に連続的に供給され、混練された混合物nと混練される。
ここでの混練では、混練ロール311,312の右空洞部319内に温水が供給され、混練ロール311,312から熱を付与しながら被混練物316を加熱混練する。これにより、後で添加した混練物mが混練された混合物nに容易に分散混合して混練不良の発生を抑制することができる。
混練物mと混合物nとが混練された混練物が排出部342まで来ると、カッター343の刃部345により混練物が表面311aから引き剥がされ、その下方に配置した回収タンク346内に落下して回収される。
定量フィーダ301から混練ロール311,312間のバンクへ所定量の供給が終了すると、堰止め手段330の流体圧シリンダー339が作動する。ロッド340を混練物の送り速度に合わせて伸長させ、それに伴って移動する左側の堰止め部材337により混練されている混合物nを押しながら右側に移動させる。
連続的に混練されている混合物nの最後の部分が混練物mの投入部までくると、2軸スクリュー式混練押出し機161の押出し口170から連続的に押し出された混練物mの最後の部分が供給され、定量供給が終了する。
右側に移動する左側の堰止め部材337は、更に混練物mと混合物nとの混練物を押しながら右側の排出部342まで移動させ、回収タンク346に回収する。
上述した本発明によれば、硬化剤と液状熱硬化性樹脂とを混練する工程Mにおいて、粉状にした硬化剤と液状熱硬化性樹脂とを混練して混練物mを得る一方、固形ゴムと固形熱硬化性樹脂とを混合する工程Nにおいて、固形ゴムと固形熱硬化性樹脂をそれぞれ冷凍した後、粉状に粉砕混合して混合物nを得るようにし、それら混練物mと混合物nを混練する工程において、一方の混練ロール311に巻き付けながら溝315により対流・置換を行いつつ、混合物nを混練ロール311,312の一方側に連続的に定量供給して混練し、混練ロール311,312の中途部で混練物mを連続的に定量供給して混練された混合物nと混練するため、無溶剤下で従来のような長い混練時間をかけることなく、熱硬化性樹脂中に固形ゴム成分を均一的に分散することが可能になる。
本発明において、上記実施形態では、第1粉砕手段222により冷凍脆化したゴム小片202をゴム粉223に粉砕し、第2粉砕手段225によりペレット状の固形熱硬化性樹脂203を粉状に粉砕しながら、ゴム粉223と混合するようにしたが、第1粉砕手段222により冷凍脆化したゴム小片202をゴム粉223に粉砕する一方、第2粉砕手段225でペレット状の固形熱硬化性樹脂203を粉状に粉砕し、それらを別の混合装置により混合してゴム粉に熱硬化性樹脂の粉をまぶした混合物nを得るようにしてもよい。その際のゴム粉223及び熱硬化性樹脂の粉の粒径は、上記と同様に、それぞれ50〜500μm、20〜100μmにするのがよい。
本発明の熱硬化性樹脂の混練装置の一例を示す正面説明図である。 硬化剤乾式粉砕部の一例を示す正面図である。 図2の平面図である。 粉砕用容器の断面図である。 樹脂供給部の供給手段の一例を示す正面図である。 図5の平面図である。 混練部の定量フィーダの一例を示す正面図である。 混練部の2軸スクリュー式混練押出し機の要部断面である。 粉砕手段の一例を示す正面図である。 図9の側面図である。 ハンマー粉砕部の一例を示す半断面側面図である。 混練機の一例を示す正面図である。 図12のP−P矢視図である。 混練ロールの拡大平面図である。 混練ロールの部分断面正面図である。 混練ロールによる作用を示す断面説明図である。
符号の説明
1 第1混練手段 2 混練手段
3 第2混練手段 100 硬化剤乾式粉砕部
130 樹脂供給部 132 タンク
133 ギアポンプ 160 混練部
161 2軸スクリュー混練押出し機 162 定量フィーダ
200 ゴム切断部 201 固形ゴム塊
202 ゴム小片 203 固形熱硬化性樹脂
220 粉砕部 222 第1粉砕手段
225 第2粉砕手段 231 ハンマー粉砕部
300 混練機 311,312 混練ロール
311a,312a 表面 315 溝
316 被混練物 360 バンク
m 混練物 n 混合物

Claims (9)

  1. 硬化剤と液状熱硬化性樹脂とを混練する工程Mで得られた混練物mと、固形ゴムと固形熱硬化性樹脂とを混合する工程Nで得られた混合物nとを混練する熱硬化性樹脂の混練方法であって、
    前記工程Mにおいて、粉状の硬化剤と液状熱硬化性樹脂を混練し、
    前記工程Nにおいて、固形ゴムと固形熱硬化性樹脂をそれぞれ冷凍した後、粉状に粉砕して混合し、
    前記混練物mと前記混合物nを混練する工程において、表面に螺旋状に延在する溝を形成した回転可能な2本の混練ロールを並設し、該混練ロール間のバンクに供給された被混練物を一方の混練ロールに巻き付けると共に、前記溝により被混練物の対流・置換を行いつつ、ロール軸方向に一方側から他方側に送りながら混練する混練手段を使用し、
    前記混合物nを前記混練ロールの一方側に連続的に定量供給して混練し、該混練ロールの中途部で前記混練物mを連続的に定量供給し、混練された前記混合物nと混練する熱硬化性樹脂の混練方法。
  2. 前記硬化剤が直径20μm以下の微粒子からなる請求項1に記載の熱硬化性樹脂の混練方法。
  3. 前記直径20μm以下の微粒子を硬化剤の粒子をジェット気流により互いに衝突させて粉砕することにより形成する請求項2に記載の熱硬化性樹脂の混練方法。
  4. 前記固形ゴムと前記固形熱硬化性樹脂をそれぞれ液体窒素により冷凍脆化した後、粉砕する請求項1,2または3に記載の熱硬化性樹脂の混練方法。
  5. 前記混合物nを前記一方の混練ロールから熱を付与し、かつ他方の混練ロールで冷却しながら混練し、混練された前記混合物nを前記混練物mと混練する際に、前記2本の混練ロールから熱を付与しながら行う請求項1,2,3または4に記載の熱硬化性樹脂の混練方法。
  6. 粉状の硬化剤と液状熱硬化性樹脂とを混練する第1混練手段と、固形ゴムと固形熱硬化性樹脂とを混合する混合手段と、前記第1混練手段で得られた混練物mと前記混合手段で得られた混合物nとを混練する第2混練手段を備えた熱硬化性樹脂の混練装置であって、
    前記第1混練手段が、硬化剤の粒子をジェット気流により互いに衝突させて粉砕することにより粉状にする硬化剤乾式粉砕部と、前記液状熱硬化性樹脂を供給する樹脂供給部と、前記硬化剤乾式粉砕部から供給された粉状の硬化剤と前記樹脂供給部から供給された液状熱硬化性樹脂とを混練する混練部とを具備し、
    前記混合手段が、固形ゴム塊を切断してゴム小片にするゴム切断部と、該ゴム小片及び前記固形熱硬化性樹脂を液体窒素により冷凍して粉状に粉砕する粉砕部とを具備し、
    前記第2混練手段が、表面に螺旋状に延在する溝を形成した回転可能な2本の混練ロールを並設し、該混練ロール間のバンクに供給された被混練物を一方の混練ロールに巻き付けると共に、前記溝により被混練物の対流・置換を行いつつ、ロール軸方向に一方側から他方側に送りながら混練する混練機を有する熱硬化性樹脂の混練装置。
  7. 前記第1混練手段において、前記混練部が、粉状の硬化剤と液状熱硬化性樹脂とを混練する2軸スクリュー式混練押出し機と、該混練押出し機に前記粉状の硬化剤を連続的に定量供給可能な定量フィーダとを備え、前記樹脂供給部が、液状熱硬化性樹脂を収容するタンクと、該タンクから前記樹脂を前記2軸スクリュー式混練押出し機に定量供給するギアポンプを備える請求項6に記載の熱硬化性樹脂の混練装置。
  8. 前記混合手段において、前記粉砕部が、前記液体窒素により冷凍したゴム小片を粉状に粉砕する第1粉砕手段と、粉砕したゴム小片とベレット状の前記固形熱硬化性樹脂を液体窒素により冷凍しながら粉砕する第2粉砕手段とを備えた請求項6または7に記載の熱硬化性樹脂の混練装置。
  9. 前記第2混練手段において、前記2本の混練ロールがそれぞれ温度制御可能で、かつ各混練ロールの軸方向左右部でそれぞれ温度制御可能である請求項6,7または8に記載の熱硬化性樹脂の混練装置。
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