JP2005263135A - 水ジェット推進艇 - Google Patents
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Abstract
【課題】座席の下方を有効に利用して艇体の後方の水中からの乗船を容易に行うことができ、また荷物置き場として利用可能である。
【解決手段】この水ジェット推進艇1は、デッキ3上に跨り式の座席20を支持する支持部材21と、座席20の前方に配設される操舵ハンドル10と、前後方向の長さの略全域に亘って座席20と、この座席20の直下のデッキ3との間に形成された空間30とを備え、支持部材21は、座席20に固定される上部21aと、デッキ3上に固定される下部21bと、上部21aと下部21bとを連結する中間部21cとを有し、中間部21cを座席20の前部側または後部側のいずれか一方に設ける。
【選択図】図1
【解決手段】この水ジェット推進艇1は、デッキ3上に跨り式の座席20を支持する支持部材21と、座席20の前方に配設される操舵ハンドル10と、前後方向の長さの略全域に亘って座席20と、この座席20の直下のデッキ3との間に形成された空間30とを備え、支持部材21は、座席20に固定される上部21aと、デッキ3上に固定される下部21bと、上部21aと下部21bとを連結する中間部21cとを有し、中間部21cを座席20の前部側または後部側のいずれか一方に設ける。
【選択図】図1
Description
この発明は、乗員が座席に跨ってハンドル操作することが可能な水ジェット推進艇に関するものである。
従来、ジェット推進艇では、座席の後部の下方に、側方から見て凹入部が形成され、この凹入部は左右外側方に開放されている。この凹入部の両側に把手を設け、乗員が水中から乗船する際、把手を持ち、凹入部を利用して乗船を容易に行なうことができるものがある(例えば、特許文献)。
特開2000−136000号公報(第1〜第5頁、第1図〜第7図)
このように、座席の後部の下方に、側方から見て凹入部が形成されているが、座席の後部の直下には座席支持台の傾斜面部が存在する。この傾斜面部によって座席の後部の直下のデッキ上を、乗員が水中から乗船する際のスペースとして利用できない、また荷物置き場として利用できない等の問題がある。
この発明は、このような要望を満たすためになされたものであり、座席の下方を有効に利用して艇体の後方の水中からの乗船を容易に行うことができ、また荷物置き場として利用可能な水ジェット推進艇を提供することを目的とするものである。
前記課題を解決し、かつ目的を達成するために、この発明は、以下のように構成した。
請求項1に記載の発明は、デッキ上に跨り式の座席を支持する支持部材と、
前記座席の前方に配設される操舵ハンドルと、
前後方向の長さの略全域に亘って前記座席と、この座席の直下のデッキとの間に形成された空間とを備え、
前記支持部材は、前記座席に固定される上部と、前記デッキ上に固定される下部と、前記上部と前記下部とを連結する中間部とを有し、
前記中間部を前記座席の前部側または後部側のいずれか一方に設けることを特徴とする水ジェット推進艇である。
前記座席の前方に配設される操舵ハンドルと、
前後方向の長さの略全域に亘って前記座席と、この座席の直下のデッキとの間に形成された空間とを備え、
前記支持部材は、前記座席に固定される上部と、前記デッキ上に固定される下部と、前記上部と前記下部とを連結する中間部とを有し、
前記中間部を前記座席の前部側または後部側のいずれか一方に設けることを特徴とする水ジェット推進艇である。
請求項2に記載の発明は、前記支持部材を、上下方向に撓む板ばね材で構成したことを特徴とする請求項1に記載の水ジェット推進艇である。
請求項3に記載の発明は、前記支持部材を、側方から見て略C形状に形成したことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の水ジェット推進艇である。
請求項4に記載の発明は、前記座席の両側に設置し、且つ、一定の高さを有する足置き部材を、前記デッキに対して着脱自在に構成したことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の水ジェット推進艇である。
請求項5に記載の発明は、前記足置き部材を設置するデッキの表面部位を、ポンプ室の上壁より下方に位置するよう形成したことを特徴とする請求項4に記載の水ジェット推進艇である。
請求項6に記載の発明は、前記デッキに、前記足置き部材を嵌め込む凹部を形成し、
前記凹部内に溜まった水を、凹部底部に形成した排水溝から艇体の外部に吸い出すための排水手段を設けたことを特徴とする請求項4または請求項5に記載の水ジェット推進艇である。
前記凹部内に溜まった水を、凹部底部に形成した排水溝から艇体の外部に吸い出すための排水手段を設けたことを特徴とする請求項4または請求項5に記載の水ジェット推進艇である。
前記構成により、この発明は、以下のような効果を有する。
請求項1に記載の発明によれば、前後方向の長さの略全域に亘って座席と、この座席の直下のデッキとの間に形成された空間とを備えることで、座席直下のデッキ上を、乗員が水中から乗船する際のスペースとして有効に利用でき、また 荷物置き場として利用できる。また、支持部材は、座席に固定される上部と、デッキ上に固定される下部と、上部と下部とを連結する中間部とを有し、この中間部が前方または後方への荷物の移動を防止するための規制部材として利用できる。また、中間部を座席の後部側に設けた場合は、後方から乗船する際の把手として中間部を利用できる。
請求項2に記載の発明によれば、支持部材を、上下方向に撓む板ばね材で構成したことで、航走時の振動を適度に吸収できるので、良好な乗り心地を得ることができ、また少ない部品点数及び単純な構造で座席を強固に支持できる。
請求項3に記載の発明によれば、支持部材を、側方から見て略C形状に形成したことで、前後方向の長さの略全域に亘って座席と、その直下のデッキとの間に十分な空間を形成し易い。
請求項4に記載の発明によれば、足置き部材を、デッキに対して着脱自在に構成したことで、足置き部材を取り外した場合は、身長の高い乗員でも適正な姿勢で座席に着席できる一方、足置き部材を取り付けた場合は、身長の低い乗員でも適正な姿勢で座席に着席できる。
請求項5に記載の発明によれば、足置き部材を設置するデッキの表面部位を、ポンプ室の上壁より下方に位置するよう形成したことで、足置き部材を取り外した場合、その部分のデッキの高さを可及的に低くできるので、乗員を含めた艇体の重心を可及的に低くでき、その分転覆しにくくなる。
請求項6に記載の発明によれば、デッキに、足置き部材を嵌め込む凹部を形成し、凹部内に溜まった水を、凹部底部に形成した排水溝から艇体の外部に吸い出すための排水手段を設けたことで、排水手段による負圧を利用して足置き部材をデッキに固定できるので、固定用の手段を別個に設ける必要がない。
以下、この発明の水ジェット推進艇の実施の形態について説明するが、この発明は、この実施の形態に限定されない。また、この発明の実施の形態は、発明の最も好ましい形態を示すものであり、この発明の用語はこれに限定されない。
まず、第1の実施の形態の水ジェット推進艇を、図1乃至図4に示す。図1は水ジェット推進艇の側面図、図2は水ジェット推進艇の平面図、図3は水ジェット推進艇の背面図、図4は乗船状態の水ジェット推進艇の側面図である。
この実施の形態の水ジェット推進艇1は、ハル2とデッキ3とが互いに周縁部で接合されて艇体4が形成され、その内部に配置されるジェット推進装置5のノズル5aがポンプ室6に位置している。
デッキ3には、エンジンハッチ7が設けられ、さらにデッキ3の前側部3bにハンドル装置8が支持されている。このハンドル装置8は、ステアリングポール9と操舵ハンドル10とを有し、ステアリングポール9の前側はデッキ3の前側部3bにヒンジ部11を介して上下方向に回動可能に支持されている。操舵ハンドル10は、ステアリングポール9の後側に取り付けられ、この操舵ハンドル10は、図4に示すようにチルト角が調整可能になっている。
デッキ3上には、跨り式の座席20を支持する支持部材21が取り付けられている。この支持部材21は、座席20に固定される上部21aと、デッキ3上に固定される下部21bと、上部21aと下部21bとを連結する中間部21cとを有し、中間部21cを座席20の前部側に設けている。また、上部21aの後部から把手部21dが斜め下方へ向けて延出して形成され、この把手部21dにはグリップ開口21d1が形成されている。
この支持部材21は、上下方向に撓む板ばね材で構成され、板ばね材は強化プラスチックで形成されるが、これに限定されず金属製ばねで成形したものでもよく、側方から見て略C形状に形成される。このように、支持部材21を、側方から見て略C形状に形成したことで、前後方向の長さの略全域に亘って座席20と、その直下のデッキ3との間に十分な空間30を形成し易い。
この実施の形態の水ジェット推進艇1では、図4に示すように、乗員が乗り込む時に、把手部21dのグリップ開口21d1を握って容易に乗り込むことができる。そして、乗員は座席20に座り、操舵ハンドル10の操作で航走する。また、操舵ハンドル10のチルト角を調整することで、乗員は立った状態で航走することができる。このように、ハンドル装置8は、操舵ハンドル10とハンドルポール9が上下に動くので、乗り方や走り方の範囲が広がる利点がある。
また、この実施の形態の水ジェット推進艇1には、座席20の前方に操舵ハンドル10が配設され、支持部材21の前後方向の長さの略全域に亘って座席20と、この座席20の直下のデッキ3との間に形成された空間30とを備える。乗員が水中から乗船する際に、把手部21dのグリップ開口21d1を握って上半身を空間30に乗り上げて乗り込むことができ、座席20直下のデッキ3上は、乗員が水中から乗船する際のスペースとして有効に利用できる。
また、空間30に荷物22を入れてバンド23で止めることができ、空間30は荷物置き場として利用できる。また、水ジェット推進艇1は急停止や急旋回等が行なわれるが、このような場合には、支持部材21の中間部21cに前方へ移動する荷物22が当接し移動が規制される。このように、中間部21cは荷物22の移動を防止するための規制部材として利用できる。
また、この実施の形態では、支持部材21を、上下方向に撓む板ばね材で構成したことで、航走時の振動を適度に吸収できるので、良好な乗り心地を得ることができ、また少ない部品点数及び単純な構造で座席20を強固に支持できる。また、板ばね材に強化プラスチックを用いることで、強化プラスチックの弾性を応用したシートベースになり、座席20のクッションシートでは吸収不可能な大きな衝撃とクッションシートで吸収する周波数と違った周波数の振動を抑えることで、座った時のクッション性が非常に良くなる。
また、デッキ3には、座席20の両側の位置に足置き部材25を嵌め込む凹部3aが形成されている。この凹部3aに足置き部材25を嵌め込むことで、足置き部材25を座席20の両側に設置することができ、一定の高さを有する足置き部材25が、デッキ3に対して着脱自在に構成される。
このように、足置き部材25を、デッキ3に対して着脱自在に構成したことで、足置き部材25を取り外した場合は、身長の高い乗員でも適正な姿勢で座席20に着席できる一方、足置き部材25を取り付けた場合は、身長の低い乗員でも適正な姿勢で座席20に着席できる。
また、図3に示すように、デッキ3に足置き部材25を嵌め込む凹部3aを形成し、足置き部材25を設置するデッキ3の表面部位を、ポンプ室6の上壁6aより下方に位置するようにしているため、足置き部材25を取り外した場合、その部分のデッキ3の高さを可及的に低くできるので、乗員を含めた艇体4の重心を可及的に低くでき、その分転覆しにくくなる。
次に、第2の実施の形態の水ジェット推進艇1を、図5に示す。図5は水ジェット推進艇の側面図である。この実施の形態の水ジェット推進艇1は、図1乃至図4の実施の形態と同様に構成されるが、支持部材21の中間部21cを座席20の後部側に設けている。
水ジェット推進艇1は急発進が行なわれるが、このような場合には、支持部材21の中間部21cに後方へ移動する荷物22が当接し移動が規制される。このように、中間部21cは荷物22の移動を防止するための規制部材として利用できる。また、中間部21cを座席20の後部側に設けた場合は、乗員が後方から乗船する際の把手として中間部21cを利用できる。
次に、第3の実施の形態の水ジェット推進艇を、図6乃至図8に示す。図6は水ジェット推進艇の背面図、図7は排水手段を示す斜視図、図8はジェット推進装置のノズルに排水手段の排水口部を設けた状態を示す側面図である。この実施の形態の水ジェット推進艇1は、図1乃至図4の実施の形態と同様に構成されるが、凹部3a内に溜った水を、凹部底部3a1に形成した排水溝30から艇体4の外部に吸い出すための排水手段31を設けている。
この排水手段31は、一対の取出ホース31a,31bと、排水ホース31cと、水溜め31dからなる。一対の取出ホース31a,31bの一端31a1,31b1は、排水溝30に接続され、他端31a2,31b2は水溜め31dに接続されている。また、排水ホース31cの一端31c1は、水溜め31cに接続され、他端31c2はジェット推進装置5のノズル5aに接続されている。
ジェット推進装置5の駆動によってドライブ軸5bが回転し、このドライブ軸5bに連動してインペラ5cが回転し、艇体4の船底からの流入水がインペラ5cで加圧され、静翼部5dで整流されながらノズル5aで絞られ、高速流となって噴射される。この船底からの流入水は、ノズル5aから高速流となって噴出され、排水ホース31cの排水口31c21がノズル5aに斜め方向に突出されていることで、排水ホース31cには負圧が働く。
デッキ3に凹部3aを設けることで、航走中スプレー等の水が溜るとともに陸上で水洗をした後の水も凹部3aに溜ることがあるが、排水ホース31c、水溜め31d、一対の取出ホース31a,31bを介して凹部3aに溜る水が吸引されて排水ホース31cの排水口31c21から排出することができる。水溜め31dは、箱型でも配管のジョイント方式でも良く、一対の取出ホース31a,31bの中間に逆止弁を付けるとより確実性が上る。
また、デッキ3の凹部3aに足置き部材25を嵌め込み、乗員が座席20に座り、操舵ハンドル10の操作で航走するときに、負圧を利用して一対の取出ホース31a,31bの一端31a1,31b1が排水溝30を介して足置き部材25をデッキ3の凹部3aに固定できるので、固定用の手段を別個に設ける必要がない。
また、水ジェット推進艇1には、図9乃至図11に示すように、引き出し収納式のステップラダー40を装着することができる。図9はステップラダーを装着した水ジェット推進艇の斜視図、図10はステップラダー装着部の拡大図、図11はステップラダー装着部の分解斜視図である。この実施の形態のステップラダー40は、一対の支持パイプ41、一対のスライダー42、一対のスプリング43、一対の保持プレート44、ステップ支持パイプ45及びステップ46等から構成される。
一対の支持パイプ41は、艇体4の内部に前後方向で平行に配置され、この一対の支持パイプ41はジェット推進装置5の上方両側に位置している。この一対の支持パイプ41の内部に、一対のスライダー42が摺動可能に設けられ、このスライダー42の両端側には鍔部42aが形成され、円滑にスライドできるようになっている。
この一対のスライダー42の一端42bには、スプリング43の一端43aが連結され、スプリング43の他端43bは艇体4の固定金具47に連結されている。一対のスライダー42の他端42cには、U字状に形成されたステップ支持パイプ45の両端部45aが継ぎ手ピン48を介して接続されている。このステップ支持パイプ45の中央部45bにはステップ49が取り付けられ、このステップ49にはハンドル50が固定されている。
ステップ支持パイプ45を引き出した状態では、ステップ支持パイプ45の両端部45aが一対の保持プレート44に保持される。この一対の保持プレート44は、ハル2の後部壁2aに取り付けられ、挿通孔44aと、傾斜保持部44bと、位置決め部44cとを有している。
通常の航走状態では、ステップ支持パイプ45のステップ49がハル2の後部壁2aに当接するまで両端部45aが、保持プレート44の挿通孔44aを貫通し、一対の支持パイプ41の内部に入り込み、一対のスライダー42を介して一対のスプリング43によって保持され、ステップラダー40が航走の邪魔になることがない。
水中から乗員が艇体4に乗り込む際には、ハンドル50を持って引き出すと、ステップ支持パイプ45の両端部45aが一対のスライダー42を介して一対のスプリング43に抗して一対の支持パイプ41から引き出され、継ぎ手ピン48を支点に下方へ回動可能になる。
このステップ支持パイプ45が引き出された状態で、ステップ46に片足を掛けて乗り込む。ステップ支持パイプ45の両端部45aは、図9に示すように、ハル2の高さH1の略2倍程度の長さL1に形成され、ステップ46が深い所に位置しているので、ステップ46に足を掛け易く、乗り込みが容易である。
この乗り込む時には、ステップ支持パイプ45の両端部45aが一対の保持プレート44の傾斜保持部44bと位置決め部44cに当接し、図10に示すように、斜めの状態に確実に保持され、乗り込みが容易である。
乗り込み後は、ステップ支持パイプ45及びステップ46が推進の抵抗とスプリング43のばね力によって浮き上がり、ステップ支持パイプ45の両端部45aが自動的に一対の支持パイプ41の内部に収納できる。
このステップラダー40の部材の一部、例えばステップ支持パイプ45やステップ46等を浮力体で構成すると、その浮力によりステップラダー40をより収納し易くすることができる。
次に、水ジェット推進艇1を、図12乃至図14に示すように構成することができる。図12は水ジェット推進艇の側面図、図13は水ジェット推進艇の背面図、図14は水ジェット推進艇のハンドル支持基台を開閉する状態を示す背面図である。この水ジェット推進艇1は、操舵ハンドル8が固定されたハンドル支持基台70の一方の側部にヒンジ71を設け、ハンドル支持基台70を左右に開閉できるようにしている。
ハンドル支持基台70を左右に開閉すると、前方へ開閉する場合に比較してモーメントを小さくでき、開閉作業が容易であり、操作性を向上し、かつ構造を簡素化できる。また、図14に示すように、ハンドル支持基台70は180°の開き角を有するようにでき、エンジンのメンテナンス等でハンドル支持基台70を外すことなく、エンジンを脱着することができる。
この発明は、デッキ上に跨り式の座席と、座席の前方に配設される操舵ハンドルとを備え、乗員が座席に跨ってハンドル操作することが可能な水ジェット推進艇に適用できる。
1 水ジェット推進艇
2 ハル
3 デッキ
4 艇体
5 ジェット推進装置
5a ノズル
6 ポンプ室
7 エンジンハッチ
8 ハンドル装置
10 操舵ハンドル
20 座席
21 支持部材
21a 上部
21b 下部
21c 中間部
21d 把手部
22 荷物
25 足置き部材
30 空間
31 排水手段
2 ハル
3 デッキ
4 艇体
5 ジェット推進装置
5a ノズル
6 ポンプ室
7 エンジンハッチ
8 ハンドル装置
10 操舵ハンドル
20 座席
21 支持部材
21a 上部
21b 下部
21c 中間部
21d 把手部
22 荷物
25 足置き部材
30 空間
31 排水手段
Claims (6)
- デッキ上に跨り式の座席を支持する支持部材と、
前記座席の前方に配設される操舵ハンドルと、
前後方向の長さの略全域に亘って前記座席と、この座席の直下のデッキとの間に形成された空間とを備え、
前記支持部材は、前記座席に固定される上部と、前記デッキ上に固定される下部と、前記上部と前記下部とを連結する中間部とを有し、
前記中間部を前記座席の前部側または後部側のいずれか一方に設けることを特徴とする水ジェット推進艇。 - 前記支持部材を、上下方向に撓む板ばね材で構成したことを特徴とする請求項1に記載の水ジェット推進艇。
- 前記支持部材を、側方から見て略C形状に形成したことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の水ジェット推進艇。
- 前記座席の両側に設置し、且つ、一定の高さを有する足置き部材を、前記デッキに対して着脱自在に構成したことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の水ジェット推進艇。
- 前記足置き部材を設置するデッキの表面部位を、ポンプ室の上壁より下方に位置するよう形成したことを特徴とする請求項4に記載の水ジェット推進艇。
- 前記デッキに、前記足置き部材を嵌め込む凹部を形成し、
前記凹部内に溜まった水を、凹部底部に形成した排水溝から艇体の外部に吸い出すための排水手段を設けたことを特徴とする請求項4または請求項5に記載の水ジェット推進艇。
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