JP2005263065A - エアバッグ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 エアバッグの膨張展開形状が中央部より両側部をより突出させる形状になるように構成して、乗員の胴体に対する頭部のなす角度が大きく変化しないようにした。
【解決手段】 ガスの流入により膨張展開するエアバッグ18と、エアバッグ18にガスを供給するインフレータ20,21と、エアバッグ18を折り畳んだ状態で収納するとともに折り畳まれたエアバッグ18が膨出する開口部を設けたケース17とを具備し、インフレータ20,21は、互いに離間した状態で偏倚位置するようにケースの底部を形成するリテーナ19に設置して、インフレータ20,21の吐出口20a、21aにより噴出口をそれぞれ形成させて、吐出口20a、21aを互いに挟むようにリテーナ19に、噴出ガスが開口部17cにおける車幅方向Wの両側部に偏倚するように案内するガイド突起19aを設けて、エアバッグ18の膨張展開形状がその中央部を挟んで両側部がより突出する形状になるように構成した。
【選択図】 図4

Description

本発明は、車両用のエアバッグ装置、特に自動車の助手席乗員用のエアバッグ装置に関する。
従来この種のエアバッグ装置としては、図11に記載したような技術が知られている(例えば、特許文献1)。
特開2000-280850号公報(段落0020-0046、図7)。
図11に示すエアバッグ装置は、助手席乗員用に構成したものを示しており、インストルメントパネル1の助手席に対向する位置にエアバッグドア2により閉塞された開口部3が設けられており、開口部3の背後側におけるインストルメントパネル1には、エアバッグ装置4を内蔵収容するケース部5が形成されている。
ケース部5の底部5a側には、エアバッグ7の口元部をケース部5の底部5aに固設するための板状のリテーナ6がボルト6a等を用いて固着されており、リテーナ6は、中央部を平面底部6bとして、平面底部6bの両側部を立ち上げて、傾斜面6cが続き、さらに取付け平面部6dが連続して、平面部6dがケース部5の底部5aに螺着されることによって、リテーナ6がケース部に固着されており、リテーナ6の両斜面部6cには、吐出口8aを上側にしてインフレータ8,8がそれぞれ装着されて、エアバッグ装置4を構成している。
かかる構成において、インフレータ8,8は、その軸A,Bが開口部3の幅方向中央部Cに向くように傾斜して装着されていることになる。
このように構成する従来のエアバッグ装置においては、エアバッグ7の展開時の状態を示す図12(a)〜(d)に示す順序で準じ展開膨張していく。
すなわち、図12(a)において、エアバッグ装置4のインフレータ8,8が0msで起動し、その後、図12(b)の15ms、図12(c)の20ms、図12(d)の50msを経過していくにしたがって、エアバッグ7が膨張していくのである。
このようなエアバッグ7の膨張過程において、エアバッグ7の膨張展開形状は、インフレータ8,8によって開口部3側に吐出されるガス流が開口部3の幅方向中央部Cに向かって噴出されることになって、図12(d)のインフレータ8,8の起動後50ms時には、エアバッグ4がその中央部が最も乗員側に突出した略球状に膨張展開することになる。
したがって、このようなエアバッグ7の膨張展開過程において、ダミーAは膨張展開したエアバッグ7によって、胴体A1に対する頭部A2のなす角度が大きく変化させられることになる。
そこで、本発明は、かかる点に鑑み、エアバッグの膨張展開形状が中央部より両側部をより突出させる形状になるように構成して、乗員の胴体に対する頭部のなす角度が大きく変化しないようにしたエアバッグ装置を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明のエアバッグ装置は、ガスの流入により膨張展開するエアバッグと、エアバッグにガスを供給するインフレータと、エアバッグを折り畳んだ状態で収納するとともに折り畳まれたエアバッグが膨出する開口部を設けたケースとを具備し、開口部の両側部に、インフレータから噴出したガスをエアバッグ側に噴出させる噴出口を偏倚位置させて、噴出口から噴出したガスによってエアバッグを膨張させる際に、エアバッグの膨張展開形状がその中央部を挟んで両側部がより突出する形状になるように構成したことを特徴とする。
かかる構成により、本発明は、開口部の両側部にインフレータから噴出されるガスの噴出口を位置させて、エアバッグの膨張展開形状がその中央部を挟んで両側部がより突出する形状になるように構成したことから、膨張展開したエアバッグが先ず両側部がより大きく展開し、遅れての膨張展開が追従する中央部が小さく膨らむことになって、例えば乗員の頭部の両側部側をより多く包囲して、頭部の移動を極力小さくすることができ、乗員に対する近接展開(OOP)時における有効な近接展開特性を得ることができ、また、このような近接展開特性をディフューザやガイド布等の特別な手段を用いなくも実現することができる。
また、本発明は、請求項1に記載のインフレータが、互いに離間した状態で偏倚位置するように一対ケースに設置して、これら一対のインフレータの吐出口により噴出口をそれぞれ形成させて、噴出口を互いに挟むケースに、噴出ガスを前記開口部の両側部に偏倚するように案内するガイド突起を設けて、エアバッグの膨張展開形状がその中央部を挟んで両側部がより突出する形状になるように構成したことを特徴とするものである。
かかる構成により、一対のインフレータから噴出されるガスが、ガイド突起に案内されて開口部の両側部に偏倚して流れることになって、膨張展開したエアバッグが先ず両側部がより大きく展開し、遅れての膨張展開が追従する中央部が小さく膨らむことになって、例えば乗員の頭部の両側部側をより多く包囲して、頭部の移動を極力小さくすることができ、乗員に対する近接展開(OOP)時における有効な近接展開特性をえることができ、また、このような近接展開特性をディフューザやガイド布等の特別な手段を用いなくも実現することができる。
また、本発明は、請求項1に記載のインフレータの吐出口に対向するように、吐出口より吐出されるガス流を案内する案内ダクトをケースに設け、案内ダクトに開口部の両側部に偏倚してガス流を一対のダクト開口部を形成して、エアバッグの膨張展開形状がその中央部を挟んで両側部がより突出する形状になるように構成したことを特徴とするものである。
かかる構成により、案内ダクトの両ダクト開口部により、ガスが開口部の両側部に偏倚して噴出されて、エアバッグの膨張展開形状がその中央部を挟んで両側部がより突出する形状になるように構成したことから、膨張展開したエアバッグが先ず両側部がより大きく展開し、遅れての膨張展開が追従する中央部が小さく膨らむことになって、例えば乗員の頭部の両側部側をより多く包囲して、頭部の移動を極力小さくすることができ、乗員に対する近接展開(OOP)時における有効な近接展開特性をえることができ、また、このような近接展開特性をディフューザやガイド布等の特別な手段を用いなくも実現することができる。
また、本発明は、請求項1のインフレータが、ケースにおける開口部の両側部に位置する両側壁にそれぞれ設置して、一対のインフレータのそれぞれを吐出口としてガスを噴出させて、エアバッグの膨張展開形状がその中央部を挟んで両側部がより突出する形状になるように構成したことを特徴とするものである。
かかる構成により、ケースの両側部に設置した一対のインフレータにより、エアバッグの膨張展開形状がその中央部を挟んで両側部がより突出する形状になるように構成したことから、膨張展開したエアバッグが先ず両側部がより大きく展開し、遅れての膨張展開が追従する中央部が小さく膨らむことになって、例えば乗員の頭部の両側部側をより多く包囲して、頭部の移動を極力小さくすることができ、乗員に対する近接展開(OOP)時における有効な近接展開特性をえることができ、また、このような近接展開特性をディフューザやガイド布等の特別な手段を用いなくも実現することができる。
上記のように構成する本発明によれば、開口部の両側部にインフレータから噴出されるガスの噴出口を位置させて、エアバッグの膨張展開形状がその中央部を挟んで両側部がより突出する形状になるように構成したことから、膨張展開したエアバッグが先ず両側部がより大きく展開し、遅れての膨張展開が追従する中央部が小さく膨らむことになって、例えば乗員の頭部の両側部側をより多く包囲して、頭部の移動を極力小さくすることができ、乗員に対する近接展開(OOP)時における有効な近接展開特性をえることができ、また、このような近接展開特性をディフューザやガイド布等の特別な手段を用いなくも実現することができる。
以下、図を用いて、本発明を実施するための一実施の形態について説明する。
図1は本発明に係る一実施の形態を採用したエアバッグ装置を備えた自動車の車室内の一部を自動車車室後方より描画した斜視図、図2は図1におけるエアバッグ装置の要部を描画した斜視図、図3は図2におけるケースの斜視図、図4は図3のA−A断面図、図5は同じくエアバッグの膨張展開状態を描画した図2のA−A断面図、図6は上記エアバッグ装置の実験結果を示す説明図であり、(a)がエアバッグ装置のインフレータの起動後0ms、(b)が起動後15ms、(c)が起動後20ms、(d)が起動後50ms経過した状態を示している。
図1乃至図4において、エアバッグ装置11は、乗り物である車両としての自動車1212のインストルメントパネル13に備えられて、保護対象である助手席14に着座した乗員を保護する助手席乗員用のエアバッグ装置として構成している。
すなわち、インストルメントパネル3は、助手席14の前方に位置し、車室15の前部に車幅方向Wを長手方向として設けられている。
なお、以下、自動車12の直進状態における進行方向に沿った方向を前後方向とし、水平面状では、助手席14が車室の左側に位置する構成について説明する。
インストルメントパネル13の上方には、フロントウインドガラスが位置しているとともに、インストルメントパネル13の側方には、車室15の側壁であるドア16が設けられている。
エアバッグ装置1は、図2に示すように、インストルメントパネル13のアッパーパネル13aに設けられたエアバッグドア13bと、アッパーパネル13aの裏面側に内蔵されたエアバッグモジュールとを備えて構成している。
エアバッグモジュールは、容器部であるケース17と、ケース17に取付け内蔵されるエアバッグ18、リテーナ19、インフレータを構成する第1のインフレータ20、第2のインフレータ21、ブラケット22などを備えて構成している。
更に、エアバッグ装置11は、図示しないがハーネスを介して各インフレータ20,21に電気的に接続される制御手段及びセンサなどを備えている。
エアバッグドア13bは、いわゆるシームレスインストを構成するアッパーパネル13の一部に一体的に構成され、裏面側には扉13cを区画形成する破断予定部であるテアライン13dが切削などにより凹溝状に形成されている。
ケース14は、リアクションカンと称するものであり、上部側に蓋部17aを有する箱状に形成され、インストルメントパネル13のエアバッグドア13aの裏面側における蓋部17aを添設して、ブラケット22を介してインストルメントパネル13に装着されている。
ケース14の底部は、ブラケット22を介して装着された金属製のリテーナ19が構成している。
リテーナ19には、互いに離間した状態で偏倚位置するように、第1のインフレータ20及び第2のインフレータ21が設置され、両インフレータ20,21のガスの吐出口20a、21aを内蔵するように、エアバッグ18の口元部がリテーナ19及びブラケット22によって挟着されている。
そして、両インフレータ20,21のガスの吐出口20a、21aは、蓋部17aのテアライン17bが両インフレータ20,21の噴出ガスによって破断して形成されたケース14の上部側の開口部17cへのガスの噴出口を構成している。
したがって、吐出口20a、21aは、開口部17cにおける車幅方向Wの両側部に偏倚して位置することになる。
また、リテーナ19には、両インフレータ20,21の吐出口20a、21aを互いに挟むように、ガイド突起19aが形成されており、ガイド突起19aによって、吐出口20a、21aからの噴出ガスが開口部17cにおける車幅方向Wに位置する両側部に偏倚するように案内し、エアバッグ18の膨張展開形状がその中央部を挟んで両側部が寄り突出する形状になるように構成している(図5に示す状態)。
上記のように構成する本発明に係る実施の形態においては、一対のインフレータ20,21の吐出口20a、21aから噴出されるガスが、図5に記載した矢印で示すように、ガイド突起19aに案内されて開口部17cの両側部に偏倚して流れることになって、膨張展開したエアバッグ18が先ず両側部がより大きく展開し、遅れて膨張展開が追従する中央部が小さく膨らむことになって、例えば乗員の頭部23の両側部側をより多く包囲して、頭部23の前後方向の移動を極力小さくすることができ、乗員に対する近接展開(OOP)時における有効な近接展開特性をえることができ、また、このような近接展開特性をディフューザやガイド布等の特別な手段を用いなくも実現することができる。
すなわち、図6によれば、エアバッグ18の展開時の状態を示す図6(a)〜(d)に示す順序で準じ展開膨張していく。
すなわち、図6(a)において、エアバッグ装置11のインフレータ20,21が0msで起動し、その後、図6(b)の15ms、図6(c)の20ms、図6(d)の50msを経過していくにしたがって、エアバッグ18が膨張していくのである。
このようなエアバッグ18の膨張過程において、エアバッグ18の膨張展開形状は、インフレータ20,21によって開口部17c側に吐出されるガス流が開口部17cの幅方向Wの両側部側に向かってより多く噴出されることになって、図6(d)のインフレータ20,21の起動後50ms時には、エアバッグ18がその両側部が最も乗員側に突出した略瓢箪型状に膨張展開して、中央部側は遅れて小さく膨張することになり、例えば乗員の頭部23の両側部側をより多く包囲して、頭部23の前後方向の移動を極力小さくすることができことになる。
図7は、本発明における他の実施の形態を示している。
図7によれば、インフレータは単一のインフレータ20を使用するもので、インフレータ20は、ケース17の底部17dの車幅方向Wにおける中央部に配置されており、インフレータ20の吐出口20aに対向するように、吐出口20aより吐出されるガス流を案内する案内ダクト24をケース17に設け、案内ダクト24に開口部17cの両側部に偏倚してガス流を一対のダクト開口部24a、24aを形成して、エアバッグ18の膨張展開形状がその中央部を挟んで両側部がより突出する形状になるように構成したものである。
かかる構成により、案内ダクト24の両ダクト開口部24a、24aにより、ガスが開口部17cの両側部に偏倚して噴出されて、エアバッグ18の膨張展開形状がその中央部を挟んで車幅方向Wの両側部がより突出する形状になることから、上記実施の形態と同様に、膨張展開したエアバッグ18が先ず両側部がより大きく展開し、遅れて膨張展開が追従する中央部が小さく膨らむことになって、例えば乗員の頭部の両側部側をより多く包囲して、頭部の移動を極力小さくすることができ、乗員に対する近接展開(OOP)時における有効な近接展開特性をえることができ、また、このような近接展開特性をディフューザやガイド布等の特別な手段を用いなくも実現することができる。
また、インフレータとして、単一のインフレータ20のみを使用して構成することから、この点からもコストダウンが期待できる。
なお、この実施の形態においては、ケース体17は、上部に開口部17cを有して蓋部17aによって閉塞されている点上記の実施の形態と同じであるが、底部17dを有し、底部17dに直接リテーナ19を装着している。
図8及び図9は、本発明における更に他の実施の形態を示している。
図8及び図9に示すインフレータ20,21が、ケース17における開口部に対する車幅方向Wの両側部に位置する両側壁17e、17eにそれぞれ設置して、一対のインフレータ20,21のそれぞれの吐出口20a、21aに噴出口としてガスを噴出させて、エアバッグ18の膨張展開形状がその中央部を挟んで両側部がより突出する形状になるように構成したものである。
すなわち、インフレータ20,21の吐出口20a、21aから吐出されるガス流は、図8の側面断面図を描画した図10に示すように、吐出口20a、21aがインフレータ20,21の円形筒体の周壁部を囲繞するように穿設形成されているために、インフレータ20,21の周囲に飛び出し形成され、その後、インフレータ20,21の上部側がそのまま開口部17cにおける車幅W方向両側部に偏倚し、その他の部分がケース17のうち壁に当接案内されて、やはり、開口部17cにおける車幅W方向両側部に偏倚することになる。
この結果、膨張展開したエアバッグ18が先ず両側部がより大きく展開し、遅れて膨張展開が追従する中央部が小さく膨らむことになって、例えば乗員の頭部の両側部側をより多く包囲して、頭部の移動を極力小さくすることができ、乗員に対する近接展開(OOP)時における有効な近接展開特性をえることができ、また、このような近接展開特性をディフューザやガイド布等の特別な手段を用いなくも実現することができる。
以上説明したように、本発明は、開口部の両側部にインフレータから噴出されるガスの噴出口を位置させて、エアバッグの膨張展開形状がその中央部を挟んで両側部がより突出する形状になるように構成したことから、膨張展開したエアバッグが先ず両側部がより大きく展開し、遅れての膨張展開が追従する中央部が小さく膨らむことになって、例えば乗員の頭部の両側部側をより多く包囲して、頭部の移動を極力小さくすることができ、乗員に対する近接展開(OOP)時における有効な近接展開特性をえることができ、また、このような近接展開特性をディフューザやガイド布等の特別な手段を用いなくも実現することができるために、車両用のエアバッグ装置、特に自動車の助手席乗員用のエアバッグ装置等に好適である。
本発明に係る一実施の形態を採用したエアバッグ装置を備えた自動車の車室内の一部を自動車車室後方より描画した斜視図である。 図1におけるエアバッグ装置の要部を描画した斜視図である。 図2におけるケースの斜視図である。 図3のA−A断面図である。 同じくエアバッグの膨張展開状態を描画した図2のA−A断面図である。 上記エアバッグ装置の実験結果を示す説明図であり、(a)がエアバッグ装置のインフレータの起動後0ms、(b)が起動後15ms、(c)が起動後20ms、(d)が起動後50ms経過した状態を示している。 本発明に係る他の実施の形態を採用したエアバッグ装置において、図4と同様の断面図である。 本発明に係る更に他の実施の形態を採用したエアバッグ装置において、図4と同様の断面図である。 図8の概略分解斜視図である。 図8の側面断面図である。 従来におけるエアバッグ装置の縦断面図である。 従来におけるエアバッグ装置の実験結果を示す説明図であり、(a)がエアバッグ装置のインフレータの起動後0ms、(b)が起動後15ms、(c)が起動後20ms、(d)が起動後50ms経過した状態を示している。
符号の説明
11 エアバッグ装置
13 インストルメントパネル
13b エアバッグドア
17 ケース
18 エアバッグ
20,21 インフレータ
20a、21a 吐出口(噴出口)
24 案内ダクト
24a ダクト開口部(噴出口)

Claims (4)

  1. ガスの流入により膨張展開するエアバッグと、前記エアバッグにガスを供給するインフレータと、前記エアバッグを折り畳んだ状態で収納するとともに折り畳まれたエアバッグが膨出する開口部を設けたケースとを具備し、
    前記開口部の両側部に、前記インフレータから噴出したガスを前記エアバッグ側に噴出させる噴出口を偏倚位置させて、該噴出口から噴出したガスによって前記エアバッグを膨張させる際に、前記エアバッグの膨張展開形状がその中央部を挟んで両側部がより突出する形状になるように構成したことを特徴とするエアバッグ装置。
  2. 前記インフレータは、互いに離間した状態で偏倚位置するように一対前記ケースに設置して、これら一対のインフレータの吐出口により前記噴出口をそれぞれ形成させて、該噴出口を互いに挟むように前記ケースに、前記噴出ガスが前記開口部の両側部に偏倚するように案内するガイド突起を設けて、前記エアバッグの膨張展開形状がその中央部を挟んで両側部がより突出する形状になるように構成したことを特徴とする請求項1に記載のエアバッグ装置。
  3. 前記インフレータの吐出口に対向するように、当該吐出口より吐出されるガス流を案内する案内ダクトを前記ケースに設け、前記案内ダクトに前記開口部の両側部に偏倚して前記ガス流を一対のダクト開口部を形成して、前記エアバッグの膨張展開形状がその中央部を挟んで両側部がより突出する形状になるように構成したことを特徴とする請求項1に記載のエアバッグ装置。
  4. 前記インフレータを、前記ケースにおける前記開口部の両側部に位置する両側壁にそれぞれ設置して、該一対のインフレータのそれぞれの吐出口を前記噴出口として、前記エアバッグの膨張展開形状がその中央部を挟んで両側部がより突出する形状になるように構成したことを特徴とする請求項1に記載のエアバッグ装置。
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