JP2005262978A - 作業機械およびその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 エンジン、油圧ポンプをフレーム側に簡単な作業で正確な位置に取付け、生産性を向上する。
【解決手段】 支持台16にエンジン26、油圧ポンプ27、ラジエータ28、オイルクーラ29等を取付けたサブ組立体15を、フレーム3の右縦板6に取付ける構成とした。これにより、広い作業場所で支持台16にエンジン26、油圧ポンプ27等を取付けたり、作動油配管30,31、配線等の接続作業を行なうことができ、作業効率を高めることができる。また、サブ組立体15を構成する支持台16にはボルト係合孔24,25を設け、このボルト係合孔24,25を右縦板6のボルト32に係合することにより、フレーム3の右縦板6に対してサブ組立体15を所定位置に正確に位置合わせすることができる。
【選択図】 図3

Description

本発明は、例えばエンジン、油圧ポンプ等を備えたリフトトラック等の作業機械およびその製造方法に関する。
一般に、作業機械は、例えば地上から高所に荷物を運搬する荷役作業等を行なうリフトトラック等が知られており、このリフトトラックは、自走可能な車体に起伏可能な作業装置を備えている。
そして、この従来技術による作業機械としてのリフトトラックは、例えば作業装置の先端側に設けられたフォーク等の作業具に荷物を積載した状態で、予め定められた荷下ろし場所の近傍まで走行した後、作業装置を起伏させることにより、積載した荷物を所定の荷下ろし場所へと持上げて荷下ろしするものである。
また、リフトトラックは、前,後方向に延びる左,右の縦板と底板からなり、前,後方向の中間部に左,右の縦板から右側に延びる取付フレーム部が設けられた支持構造体をなすフレームと、該フレームの前,後位置の左,右両側に車軸を介して設けられた車輪と、該各車輪を回転駆動するために前記フレームの各縦板間に設けられたプロペラシャフト等の駆動装置と、前記フレームの左側に設けられ、内部に運転室を画成するキャブと、前記フレームの取付フレーム部に取付けられたエンジンと、該エンジンに取付けられ、該エンジンによって駆動される油圧ポンプと、前記エンジンの前側に位置して前記フレームの取付フレーム部に取付けられたラジエータとにより大略構成されている。さらに、エンジンは、左,右方向に延在するように横置き状態で取付フレーム部に搭載され、該エンジンに取付けられた油圧ポンプは、右側の縦板を貫通し左,右の縦板間に位置して配設されている(例えば、特許文献1参照)。
特開平8−118966号公報
ところで、上述した従来技術によるリフトトラックでは、フレームに設けられた取付フレーム部にエンジン、ラジエータ等を取付けているから、エンジン、ラジエータの取付作業、配管作業等は、フレームの縦板、車軸等によって制限された狭いスペースで行なわなくてはならない。特に、油圧ポンプは、左,右の縦板に挟まれた狭い場所に配設されているから、取付作業、配管作業等を行なうときに手が届き難く作業性が悪くなっている。これにより、エンジン、油圧ポンプ、ラジエータ等の取付作業に多大な労力や時間を要してしまうから、生産性が低下するという問題がある。
本発明は上述した従来技術の問題に鑑みなされたもので、本発明の目的は、エンジン、油圧ポンプをフレーム側に簡単な作業で正確な位置に取付けることができ、生産性を向上できるようにした作業機械およびその製造方法を提供することにある。
請求項1の発明による作業機械は、前,後方向に延びる左,右の縦板のうち一方の縦板にポンプ挿入孔が設けられたフレームと、支持台にエンジンが取付けられると共に該エンジンによって駆動される油圧ポンプが前記支持台から突出する状態で取付けられたサブ組立体とを備え、前記フレームの一方の縦板には前記ポンプ挿入孔に前記サブ組立体のポンプを挿入した状態で前記支持台を固定するボルトを設け、前記サブ組立体の支持台には前記フレームのボルトに係合することにより該サブ組立体を所定位置に位置合わせするボルト係合孔を設ける構成としている。
請求項2の発明によると、前記ボルト係合孔は前記フレームの縦板に衝合する面に下側に開放した切欠溝として形成したことにある。
請求項3の発明によると、前記ボルト係合孔は、前記ボルトの頭部よりも大きなボルト挿入孔と、該ボルト挿入孔と連通して前記ボルトと係合する狭幅な狭幅孔とにより構成したことにある。
請求項4の発明によると、前記ボルト係合孔は前記支持台の前側位置と後側位置とに設ける構成としたことにある。
請求項5の発明による製造方法は、支持台にエンジンを取付けると共に該エンジンによって駆動される油圧ポンプを該支持台から突出する状態で取付けてサブ組立体を組立てるサブ組立体組立工程と、フレームを構成する縦板に設けられたポンプ挿入孔に前記サブ組立体の油圧ポンプを挿入する油圧ポンプ挿入工程と、前記サブ組立体の支持台に設けたボルト係合孔を前記縦板に設けたボルトに係合させて位置合わせするサブ組立体位置合わせ工程と、前記ボルト係合孔に係合したボルトを含む複数本のボルトを用いて前記サブ組立体を前記フレームの縦板に固定するサブ組立体固定工程とによりなる。
請求項1の発明によれば、支持台にエンジン、油圧ポンプを取付けたサブ組立体をフレームの縦板に取付ける構成としているから、支持台をフレームに取付ける前に、広い作業場所で支持台にエンジン、油圧ポンプを取付けたり、配管、配線作業を行なったりすることができ、作業効率を高めて生産性を向上することができる。
しかも、サブ組立体をフレームの縦板に取付けるときには、サブ組立体の支持台を固定するためにフレームの一方の縦板に設けられたボルトを利用し、前記サブ組立体のボルト係合孔を該ボルトに係合させる。これにより、フレームの縦板に対してサブ組立体を所定位置に正確に位置合わせすることができる。
従って、例えばクレーン等でサブ組立体を吊上げ、支持台から突出した油圧ポンプを縦板のポンプ挿入孔に挿入した状態でサブ組立体を位置合わせするときに、クレーン操作を誤まって下げ過ぎた場合でも、油圧ポンプが周囲の部材に衝突するのを防止でき、組立作業性を高めて生産性を向上することができる。
また、ボルト係合孔に係合させる部材として、サブ組立体の支持台をフレームの縦板に固定するボルトを利用しているから、新たに位置合わせ用の部材を設ける必要がなく、フレームを小型化することができ、またフレームの製造工数を削減して生産性等を向上することができる。
請求項2の発明によれば、サブ組立体の支持台をフレームの縦板に衝合させ、この状態からサブ組立体を下げることにより、下側に開放した切欠溝からなるボルト係合孔を縦板に設けられたボルトに係合させることができる。これにより、サブ組立体の位置合わせ作業を容易かつ正確に行なうことができる。
請求項3の発明によれば、ボルト係合孔のボルト挿入孔にボルトの頭部を挿入しつつサブ組立体の支持台をフレームの縦板に衝合させ、この状態からサブ組立体を下げることにより、ボルト挿入孔と連通する狭幅な狭幅孔に当該ボルト挿入孔に通したボルトを係合させることができる。これにより、サブ組立体の位置合わせ作業を容易かつ正確に行なうことができる。また、支持台の上側寄りの位置にもボルト係合孔を設けることができ、設計の自由度を高めることができる。
請求項4の発明によれば、ボルト係合孔を支持台の前側位置と後側位置とに設けているから、サブ組立体を前,後の2箇所で安定して支持することができ、位置合わせ作業を容易に行なうことができる。
請求項5の発明によれば、サブ組立体組立工程では、支持台にエンジンを取付けると共に該エンジンに油圧ポンプを該支持台から突出する状態で取付けてサブ組立体を組立てる。次に、油圧ポンプ挿入工程では、フレームの縦板に設けられたポンプ挿入孔に前記サブ組立体の油圧ポンプを挿入する。そして、サブ組立体位置合わせ工程では、サブ組立体の支持台に設けたボルト係合孔を縦板に設けたボルトに係合させる。これにより、サブ組立体を正確な位置に位置合わせすることができる。さらに、サブ組立体固定工程では、ボルト係合孔に係合したボルトを含む複数本のボルトを用いてサブ組立体の支持台をフレームの縦板に固定することにより、サブ組立体をフレームの縦板に対して簡単な作業で正確に取付けることができる。
以下、本発明に係る作業機械の実施の形態をリフトトラックに適用した場合を例に挙げ、添付図面に従って詳細に説明する。
まず、図1ないし図8は本発明の第1の実施の形態を示している。図1において、1はリフトトラックで、このリフトトラック1は、自走可能なホイール式の車体2と、該車体2に起伏可能に設けられた後述の作業装置33とにより大略構成されている。そして、リフトトラック1は、車体2を走行させて作業場所まで自走した後、作業装置33を用いて地上から高所へと荷物を運搬する荷役作業を行うものである。また、リフトトラック1の車体2は、後述のフレーム3、前輪8、後輪10、キャブ12、サブ組立体15等により大略構成されている。
3は車体2のベースとなるフレームで、該フレーム3は、図2、図3に示す如く、前,後方向に延びる支持構造体として形成され、後述の底板4、左縦板5、右縦板6等により大略構成されている。
4はフレーム3の底部を構成する底板で、該底板4は、厚肉な鋼板材等を用いて前,後方向に延びる板体として形成されている。そして、底板4の前部側には、後述の前輪8を支持する前輪支持部4Aが設けられ、底板4の後部側には、後述の後輪10を支持する後輪支持部4Bが設けられている。
5はフレーム3の左側面部を構成する左縦板で、該左縦板5は、厚肉な鋼板材等を用いて形成されている。また、左縦板5は、ほぼ垂直に立ち上がって前,後方向に延びるように形成され、底板4の左端縁に溶接等の固着手段を用いて固着されている。また、左縦板5には、前,後方向の中間部に支持ブラケット5A,5Bが設けられ、該各支持ブラケット5A,5B上には後述のキャブ12が取付けられる。
6はフレーム3の右側面部を構成する右縦板で、該右縦板6は、左縦板5と同様に、厚肉な鋼板材等を用いて前,後方向に延びる板体として形成され、底板4の右端縁に溶接等の固着手段を用いて固着されている。また、右縦板6の右側には、前,後方向の中間部に位置して後述の支持台16を介してエンジン26、油圧ポンプ27等が取付けられ、後側に位置して燃料タンク14が取付けられている。
ここで、右縦板6の前,後方向の中間部には、前側寄りに位置して後述する作動油配管30,31が挿通される配管挿通孔6Aが形成され、該配管挿通孔6Aは、作動油配管30,31等が通る程度に小さく開口している。また、配管挿通孔6Aの後側には、ポンプ挿入孔6Bが形成され、該ポンプ挿入孔6Bは、図4、図5に示すように、後述する支持台16から突出する状態で取付けられた油圧ポンプ27を挿入できるように大きく開口している。
さらに、右縦板6の中間部には、図6に示すように、支持台16を固定するための複数個のねじ穴6Cが設けられている。例えば、複数個のねじ穴6Cは、配管挿通孔6Aの前側に位置して上,下方向に離間した2箇所、ポンプ挿入孔6Bの後側で上,下方向に離間した2箇所、配管挿通孔6Aとポンプ挿入孔6Bとの間の2箇所の合計6箇所に形成されている。そして、支持台16を右縦板6に取付けるときには、前下位置のねじ穴6Cと後下位置のねじ穴6Cとに後述のボルト32を仮螺着し、位置合わせ用の突起として利用する。
7,7はフレーム3を構成する底板4の前輪支持部4Aに左,右方向に突出して設けられた左,右の前車軸(図2等参照)で、該各前車軸7は、前輪支持部4Aの下側に設けられたデファレンシャル装置(図示せず)から左,右方向に延び、それぞれの先端部には前輪8が回転可能に取付けられている。そして、左,右の前輪8は、キャブ12内に配設されたステアリング装置(図示せず)によって操舵され、車体2を直進走行、左旋回走行、右旋回走行させるものである。また、左,右の前輪8は、回転源となる走行用油圧モータ(図示せず)に後述のプロペラシャフト11を介して接続されている。
9,9はフレーム3を構成する底板4の後輪支持部4Bに左,右方向に突出して設けられた左,右の後車軸で、該各後車軸9は、後輪支持部4Bの下側に設けられたデファレンシャル装置(図示せず)から左,右方向に延び、それぞれの先端部には後輪10が回転可能に取付けられている。また、後輪10は、ステアリング装置により前輪8と連動して操舵することができる。そして、左,右の後輪10は、前輪8と同様に走行用油圧モータにプロペラシャフト11を介して接続されている。これにより、左,右の前輪8と左,右の後輪10は、回転源となる走行用油圧モータからプロペラシャフト11を介してそれぞれのデファレンシャル装置に回転が伝達されることにより、4つの車輪を駆動して車体2を前進走行、後退走行させることができる。
11は前述したデファレンシャル装置、油圧モータ等と一緒に駆動装置を構成するプロペラシャフトで、該プロペラシャフト11は、図2に示す如く、油圧ポンプ27の下側近傍位置を通って走行用油圧モータ(減速機)とデファレンシャル装置とを連結している。
12は左側の前輪8と後輪10との間に位置してフレーム3の左側に設けられたキャブで、該キャブ12は、運転室を画成する中空構造体として形成され、左縦板5の支持ブラケット5A,5B上に支持されている。また、キャブ12内には、ステアリング装置、運転席、操作レバー等(いずれも図示せず)が配設されている。
13はキャブ12の下側に位置してフレーム3の左縦板5に取付けられた作動油タンクで、該作動油タンク13は、作動油を貯えるもので、後述の油圧ポンプ27とオイルクーラ29に接続されている。また、14はフレーム3の後側に位置して右縦板6に取付けられた燃料タンクで、該燃料タンク14は、後述のエンジン26に供給する燃料を貯えるものである。
15はフレーム3の右縦板6に取付けられるサブ組立体で、該サブ組立体15は、後述の支持台16、エンジン26、油圧ポンプ27、ラジエータ28、オイルクーラ29、作動油配管30,31等によって大略構成されている。また、サブ組立体15は、例えばフレーム3に取付ける作業場所とは別個の広い作業場所で支持台16にエンジン26等を組付けることにより、取付作業、配管、配線作業を正確かつ容易に行なうことができる。
16はサブ組立体15のベースとなる支持台で、該支持台16は、後述のエンジン26、油圧ポンプ27、ラジエータ28、オイルクーラ29等が組付けられた状態で、右縦板6の前,後方向中間部に取付けられるものである。また、支持台16は、図6に示す如く、右縦板6側となる左側に位置し、例えば前,後方向に長尺なほぼ長方形状の板体からなる左枠17と、該左枠17の前部から右側に延びた前枠18と、前記左枠17の後部から右側に延びた後枠19と、前記前枠18と後枠19の先端部に取付けられて左枠17とほぼ平行に延びた右枠20と、前,後方向中間部に位置して前記左枠17と右枠20とを連結した中梁21と、後部に位置して前記左枠17と右枠20とを連結した後梁22と、下側を覆う底カバー23とにより大略構成されている。
また、右縦板6に衝合する面となる左枠17には、右縦板6の配管挿通孔6Aに対応する前側位置に配管挿通孔17Aが形成され、右縦板6のポンプ挿入孔6Bに対応する後側位置に油圧ポンプ27を避けるための円弧状の切欠部17Bが形成されている。さらに、左枠17は、前枠18よりも前側に延びた前張出部17Cと、後枠19よりも後側に延びた後張出部17Dとを有している。
そして、左枠17には、図7に示す如く、前張出部17Cの上側の1箇所、後張出部17Dの上側の1箇所、前,後方向の中間位置の2箇所、合計4箇所にボルト孔17Eが設けられている。また、前張出部17Cの下側位置,後張出部17Dの下側位置には後述のボルト係合孔24,25が設けられている。また、4個のボルト孔17Eと2個のボルト係合孔24,25は、右縦板6に対して支持台16(サブ組立体15)を後述の所定位置に位置合わせしたときに、右縦板6のねじ穴6Cにほぼ一致するように配置されている。
24は支持台16を構成する左枠17の前張出部17C下側に設けられた前側のボルト係合孔で、該ボルト係合孔24は、下側が左枠17の下端縁に開放した逆U字状の切欠溝として形成されている。そして、前側のボルト係合孔24は、右縦板6の前下位置のねじ穴6Cに対応し、このねじ穴6Cに仮螺着されるボルト32に上側から係合することができる。また、ボルト係合孔24に係合したボルト32を締付けることにより、左枠17を右縦板6に固定することができる。
また、25は左枠17の後張出部17D下側に設けられた後側のボルト係合孔で、該ボルト係合孔25は、前側のボルト係合孔24と同様に、下側が左枠17の下端縁に開放した逆U字状の切欠溝として形成されている。そして、後側のボルト係合孔25は、右縦板6の後下位置のねじ穴6Cに対応し、このねじ穴6Cに仮螺着されるボルト32に上側から係合することができる。また、ボルト係合孔25に係合したボルト32を締付けることにより、左枠17を右縦板6に固定することができる。
ここで、前,後のボルト係合孔24,25は、支持台16の左枠17をフレーム3の右縦板6に当接させ、この状態から支持台16を下側に移動させたときに、右縦板6の前下位置,後下位置のねじ穴6C,6Cに仮螺着されたボルト32,32に上側から係合する。そして、ボルト32,32に係合したボルト係合孔24,25は、サブ組立体15が所定位置に配置されるように、下側への移動を規制して位置合せすることができる。なお、サブ組立体15(支持台16)の所定位置とは、後述の油圧ポンプ27がフレーム3側のプロペラシャフト11等と干渉せず、また作動油配管30,31等がフレーム3側の作動油配管(図示せず)と接続可能な位置、さらに左枠17の各ボルト孔17Eが右縦板6の各ねじ穴6Cにほぼ一致する位置となっている。
26は支持台16の後側寄りに搭載されたエンジンで、該エンジン26は、左,右方向に延在する横置き状態に配設されている。また、エンジン26は、支持台16の中梁21、後梁22にエンジンマウント(図示せず)を介して取付けられている。
27はエンジン26の左側に取付けられた油圧ポンプで、該油圧ポンプ27は、エンジン26によって駆動されることにより、油圧モータ、作業装置33等に制御弁を介して圧油を供給するものである。また、油圧ポンプ27は、エンジン26に取付けられた状態で支持台16の左枠17よりも左側に突出し、この突出長さは、左縦板5には達しないものの、プロペラシャフト11を越える位置まで延びている。このため、支持台16を右縦板6に取付けると、油圧ポンプ27は、右縦板6のポンプ挿入孔6Bに挿入して左,右の縦板5,6間に突出して配設される。
28は支持台16の前側寄りに配設されたラジエータで、該ラジエータ28は、エンジン冷却水を冷却するもので、エンジン26のウォータジャケット(図示せず)にラジエータホース28A,28Bを介して接続されている。
また、29はラジエータ28の前側に重ねて設けられたオイルクーラで、該オイルクーラ29は、制御弁から作動油タンク13に戻される作動油を冷却するものである。そして、オイルクーラ29は、後述する流入側の作動油配管30等を介して制御弁に接続され、流出側の作動油配管31等を介して作動油タンク13に接続されている。
30はオイルクーラ29の流入側に接続された作動油配管、31はオイルクーラ29の流出側に接続された作動油配管をそれぞれ示している。また、各作動油配管30,31は、オイルクーラ29の下側で束ねられて左側に屈曲し、左枠17の配管挿通孔17Aから突出して延びている。そして、各作動油配管30,31は、支持台16をフレーム3に取付けたときに、右縦板6の配管挿通孔6Aを通って左,右の縦板5,6間に突出し、フレーム3側の作動油配管(図示せず)に接続される。
32はサブ組立体15をフレーム3の右縦板6に固定するために該右縦板6に設けられた複数本、例えば6本のボルトを示している。また、各ボルト32は、右縦板6のポンプ挿入孔6Bに油圧ポンプ27を挿入し、配管挿通孔6Aに作動油配管30,31を挿入しながら支持台16の左枠17を右縦板6に衝合させた状態で、各ボルト孔17E、ボルト係合孔24,25を介して右縦板6のねじ穴6Cに螺着することにより、頭部32Aによって左枠17を右縦板6に固定するものである。
また、6本のボルト32のうち、前下位置,後下位置のねじ穴6C,6Cに螺着される2本のボルト32,32は、ねじ穴6Cに仮螺着されることにより位置合わせ用の突起として機能することができる。なお、ボルト32の仮螺着とは、その頭部32Aが右縦板6から左枠17の厚さ寸法よりも大きく離間するように、先端部をねじ穴6Cに浅く螺着した状態をいう。
次に、33は地上から高所に荷物を運搬する荷役作業等を行なう作業装置で、該作業装置33は、車体2に起伏可能に設けられている。また、作業装置33は、基端側がフレーム3の後部上端側にピン結合され、先端側が前側に延びたブーム34と、該ブーム34の先端側に回動可能に取付けられたフォーク等の荷役具35とにより大略構成されている。
ここで、ブーム34は、複数段の伸縮式ブームとして構成され、ブーム伸縮シリンダ34Aによって伸縮することができる。また、ブーム34は、フレーム3との間に設けられたブーム起伏シリンダ(図示せず)を伸縮させることにより起伏することができる。
第1の実施の形態によるリフトトラック1は、上述の如き構成を有するもので、次に、リフトトラック1の製造方法として、フレーム3の右縦板6にサブ組立体15を取付ける方法について、図3ないし図8を参照して説明する。
まず、サブ組立体15の組立工程について説明する。このサブ組立体組立工程では、図3に示すように、支持台16上にエンジン26、油圧ポンプ27、ラジエータ28、オイルクーラ29等を組付け、ラジエータホース28A,28B、各作動油配管30,31等を接続する。ここで、サブ組立体15の組立作業は、リフトトラック1と同じ組立場所に限らず、作業がし易い広い作業場所で作業を行なうことができるから、クレーン等を用いた搭載作業、ねじ締め作業、配管作業、配線作業等の多くの作業を確実に、また容易に行なうことができる。
そして、支持台16に予めエンジン26、油圧ポンプ27等を組付けてサブ組立体15を組立てたら、図6等に示すように、フレーム3の右縦板6に形成された6個のねじ穴6Cのうち、前下位置,後下位置のねじ穴6C,6Cに2本のボルト32,32を仮螺着する。
次に、サブ組立体組立工程が終了したら油圧ポンプ挿入工程に移る。この油圧ポンプ挿入工程では、サブ組立体15をクレーンを用いて吊上げ、支持台16から突出した油圧ポンプ27をフレーム3に向けた状態で該フレーム3側に移動させる。そして、支持台16が右縦板6に接近したら、図4に示すように、右縦板6のポンプ挿入孔6Bに油圧ポンプ27を挿入し、続いて右縦板6の配管挿通孔6Aに作動油配管30,31を挿入する。これにより、図5に示すように、支持台16の左枠17をフレーム3の右縦板6に衝合させる。
ここで、右縦板6のポンプ挿入孔6Bを通過した油圧ポンプ27の下側近傍には、プロペラシャフト11が配置されている。このため、上述した油圧ポンプ挿入工程では、油圧ポンプ27をポンプ挿入孔6Bに挿入するときに、最終的な取付位置よりも少しだけ上側にずらした位置で通している。これにより、支持台16の左枠17をフレーム3の右縦板6に衝合させた状態では、図7に示すように、左枠17のボルト孔17E、ボルト係合孔24,25が対応するねじ穴6Cよりも上側にずれて配置される。
次に、サブ組立体位置合わせ工程では、図7に示すように、支持台16の左枠17をフレーム3の右縦板6に衝合させた状態で、クレーンを操作してサブ組立体15を下側に移動させ、図8に示すように、左枠17に設けられたボルト係合孔24,25を右縦板6の前下位置,後下位置のねじ穴6C,6Cに仮螺着された2本のボルト32,32に上側から係合させる。これにより、ボルト係合孔24,25は、ボルト32,32を切欠溝に沿って上部の行止り位置まで案内するから、この動作によってサブ組立体15を自動的に所定位置に位置合わせすることができる。
そして、サブ組立体15を所定位置に位置合わせしたらサブ組立体固定工程に移り、このサブ組立体固定工程では、図8に示す如く、ボルト係合孔24,25に係合したボルト32,32を締め込むと共に、左枠17のボルト孔17Eにボルト32を通して右縦板6のねじ穴6Cに締着する。これにより、サブ組立体15の支持台16をフレーム3の右縦板6に固定することができる。
次に、リフトトラック1を用いて荷役作業を行う場合について説明する。まず、作業装置33の荷役具35に荷物を積載し、車体2を走行させて作業現場まで移動する。そして、キャブ12内のオペレータが作業装置33用の操作レバーを操作する。これにより、ブーム起伏シリンダによってブーム34が起立すると共に、ブーム伸縮シリンダ34Aによってブーム34が伸長し、荷役具35に積載した荷物を地上から高所へと運搬する荷役作業を行うことができる。
かくして、第1の実施の形態によれば、支持台16にエンジン26、油圧ポンプ27、ラジエータ28、オイルクーラ29等を取付けたサブ組立体15を、フレーム3の右縦板6に取付ける構成としているから、支持台16をフレーム3側に取付ける前に、広い作業場所で支持台16にエンジン26、油圧ポンプ27等を取付けたり、作動油配管30,31、配線等を接続するサブ組立体組立工程を行なうことができる。この結果、エンジン26、油圧ポンプ27等をフレーム3側に簡単な作業で取付けることができ、作業効率を高めて生産性を向上することができる。
しかも、サブ組立体15を構成する支持台16の左枠17にはボルト係合孔24,25を設け、サブ組立体15をフレーム3の右縦板6に組付けるときには、サブ組立体15の支持台16を固定するために右縦板6に螺着される2本のボルト32を利用し、該ボルト32に前記ボルト係合孔24,25を係合させている。これにより、サブ組立体位置合わせ工程では、フレーム3の右縦板6に対してサブ組立体15を所定位置に正確に位置合わせすることができる。
従って、クレーン等でサブ組立体15を吊上げ、支持台16から突出した油圧ポンプ27を右縦板6のポンプ挿入孔6Bに挿入した状態で、クレーンを操作して位置合わせを行なうときに、クレーン操作を誤まってサブ組立体15を下げ過ぎた場合でも、油圧ポンプ27が下側近傍のプロペラシャフト11等に衝突するのを防止できる。また、作動油配管30,31が右縦板6の配管挿通孔6A等に衝突するのを防止できる。この結果、クレーンを不慣れな作業者が操作する場合、作業者の人数が少ない場合でも、サブ組立体位置合わせ工程でサブ組立体15を効率よく正確に取付けることができ、生産性を向上することができる。
また、サブ組立体15の位置合わせには、サブ組立体15の支持台16をフレーム3の右縦板6に固定するボルト32を利用しているから、新たに位置合わせ用の部材を設ける必要がなく、フレーム3を小型化することができる。また、フレーム3の製造工数を削減して生産性等を向上することができる。
一方、ボルト係合孔24,25は、フレーム3の右縦板6に衝合する支持台16の左枠17に下側に開放した切欠溝として形成しているから、支持台16を右縦板6に衝合させた状態からサブ組立体15を下げるだけで、下側に開放した切欠溝からなるボルト係合孔24,25を右縦板6のボルト32に係合させることができる。これにより、サブ組立体15の位置合わせ作業を容易かつ正確に行なうことができる。
さらに、ボルト係合孔24,25は、支持台16を構成する左枠17の前張出部17Cと後張出部17Dとに設けているから、サブ組立体15を前,後の2箇所で安定して支持することができ、位置合わせ作業を効率よく行なうことができる。
次に、図9および図10は本発明の第2の実施の形態を示している。本実施の形態では、ボルト係合孔は、ボルトの頭部よりも大きなボルト挿入孔と、該ボルト挿入孔と連通してボルトと係合する狭幅な狭幅孔とにより構成したことにある。なお、本実施の形態では、前述した第1の実施の形態と同一の構成要素に同一の符号を付し、その説明を省略するものとする。
図9において、41は第2の実施の形態に用いられる支持台で、該支持台41は、左枠42と前述した第1の実施の形態による前枠18、後枠19、右枠20等により大略構成されている。また、右縦板6に衝合する面となる左枠42には、配管挿通孔42Aと切欠部42Bとが形成され、前側と後側は前張出部42Cと後張出部42Dとなっている。
しかし、第2の実施の形態による支持台41は、その左枠42の前張出部42Cの下側の1箇所、後張出部42Dの下側の1箇所、前,後方向の中間位置の2箇所となる合計4箇所にボルト孔42Eが設けられ、前張出部42C,後張出部42Dの上側位置に後述のボルト係合孔43,44が設けられている点で、第1の実施の形態による支持台16と相違している。
43は左枠42の前張出部42Cの上側に設けられた第2の実施の形態による前側のボルト係合孔で、該ボルト係合孔43は、右縦板6に仮螺着されたボルト32に係合することにより、サブ組立体15を構成する支持台41を所定位置に位置合わせするものである。そして、ボルト係合孔43は、ボルト32の頭部32Aよりも大きなボルト挿入孔43Aと、該ボルト挿入孔43Aと連通してボルト32と係合する狭幅な狭幅孔43Bとにより構成されている。
ここで、ボルト係合孔43を構成するボルト挿入孔43Aは、左枠42をフレーム3の右縦板6に衝合するときに、該右縦板6の前上位置に仮螺着されたボルト32の頭部32Aが挿入するものである。従って、ボルト挿入孔43Aは、ボルト32の頭部32Aよりも大きく開口し、頭部32Aを余裕をもって挿入できるようになっている。
また、狭幅溝43Bは、ボルト挿入孔43Aの上側に連通するように下側が開放し、ボルト32の頭部32Aよりも狭幅な逆U字状に形成されている。そして、狭幅孔43Bは、図10に示すように、右縦板6の前上位置のねじ穴6Cに仮螺着され、ボルト挿入孔43Aに通されたボルト32に上側から係合することができる。また、狭幅孔43Bに係合したボルト32を締付けることにより、左枠42を右縦板6に固定することができる。
一方、44は左枠42の後張出部42Dの上側に設けられた後側のボルト係合孔で、該ボルト係合孔44は、右縦板6の後上位置に仮螺着されたボルト32に対応するもので、前側のボルト係合孔43と同様に、ボルト32の頭部32Aよりも大きなボルト挿入孔44Aと、該ボルト挿入孔44Aと連通してボルト32と係合する狭幅な狭幅孔44Bとにより構成されている。
そして、第2の実施の形態では、図9に示すように、ボルト係合孔43,44のボルト挿入孔43A,44Aに右縦板6の前上位置,後上位置のねじ穴6C,6Cに仮螺着されたボルト32,32を通し、支持台41の左枠42をフレーム3の右縦板6に当接させる。この状態から支持台41を下側に移動させて狭幅孔43B,44Bに前記ボルト32,32を係合させることにより、図10に示す如く、支持台41を所定位置に位置合わせすることができる。
かくして、第2の実施の形態によれば、前述した第1の実施の形態とほぼ同様の作用効果を得ることができる。特に、第2の実施の形態によれば、支持台41に設けたボルト係合孔43,44は、ボルト32の頭部32Aよりも大きなボルト挿入孔43A,44Aと、該ボルト挿入孔43A,44Aと連通してボルト32と係合する狭幅な狭幅孔43B,44Bとにより構成している。従って、支持台41の左枠42の上側寄りにもボルト係合孔43,44を設けることができるから、設計の自由度を高めることができる。
なお、第1の実施の形態では、サブ組立体15を構成する支持台16は、板体状の左枠17、前枠18、後枠19、筒状の右枠20等を用いて角枠体状に形成している。しかし、本発明はこれに限らず、支持台の左枠、前枠、後枠等を筒体、柱体等の他の形状とし、また右枠を板体、柱体等の他の形状としてもよい。即ち、支持台は、エンジン等を支持できる形状(構造)であればよく、第1の実施の形態による支持台16の形状に限るものではない。この構成は、第2の実施の形態にも同様に適用することができるものである。
また、第1の実施の形態では、支持台16の左枠17の下側にボルト係合孔24,25を設ける構成とした。また、第2の実施の形態では、支持台41の左枠42の上側にボルト係合孔43,44を設ける構成とした。しかし、本発明はこれに限るものではなく、例えば図11、図12に示す第1の変形例のように、右縦板6の前側に位置するねじ穴6Cを1箇所とした上で、支持台51を構成する左枠52の前張出部52Cの上,下方向中間部に第2の実施の形態と同様のボルト係合孔53を設け、左枠52の後張出部52Dの下側に第1の実施の形態と同様のボルト係合孔54を設ける構成としてもよい。
また、第1の実施の形態では、ボルト係合孔24,25は、支持台16の前側位置と後側位置とに設ける構成とした。しかし、本発明はこれに限らず、例えば図13に示す第2の変形例のように、例えば支持台61を構成する左枠62の後張出部62Dにだけボルト係合孔63を設ける構成としてもよい。また、左枠62の前張出部62Cにだけボルト係合孔を設ける構成としてもよい。この構成は、第2の実施の形態にも同様に適用することができるものである。
また、第1の実施の形態では、フレーム3を構成する右縦板6にサブ組立体15を取付ける場合を例示している。しかし、本発明はこれに限るものではなく、例えば左縦板5にサブ組立体15を設ける構成としてもよい。この構成は、第2の実施の形態、各変形例にも同様に適用することができるものである。
さらに、各実施の形態では、作業装置33の先端側に荷役作業用の荷役具35を設けたリフトトラック1を例に挙げて説明している。しかし、本発明はこれに限らず、例えば作業装置の先端側に作業員が搭乗する作業台が設けられた高所作業車等の他の作業機械にも広く適用することができる。
本発明の第1の実施の形態に適用されるリフトトラックを示す斜視図である。 リフトトラックをキャブ、作業装置等を取外した状態で示す平面図である。 車軸等が取付けられたフレームとサブ組立体組立工程で組立てられたサブ組立体とをそれぞれ示す分解斜視図である。 サブ組立体の油圧ポンプを右縦板のポンプ挿入孔に挿入している油圧ポンプ挿入工程を示す要部拡大の斜視図である。 サブ組立体の支持台を右縦板に衝合した状態を示す要部拡大の斜視図である。 フレームの右縦板に対するサブ組立体の取付動作をエンジン、油圧ポンプ、ラジエータ、オイルクーラ等を省略した状態で示す要部拡大の斜視図である。 支持台を右縦板に衝合した状態を図5中の矢示VII−VII方向から示す要部拡大の正面図である。 サブ組立体位置合わせ工程で支持台を所定位置に位置合わせし、サブ組立体固定工程でボルトを用いて固定した状態を示す要部拡大の正面図である。 本発明の第2の実施の形態に用いる支持台を右縦板に衝合した状態で示す要部拡大の正面図である。 第2の実施の形態に用いる支持台を所定位置に位置合わせしてボルトで固定した状態を示す要部拡大の正面図である。 本発明の第1の変形例に用いる支持台を右縦板に衝合した状態で示す要部拡大の正面図である。 第1の変形例に用いる支持台を所定位置に位置合わせしてボルトで固定した状態を示す要部拡大の正面図である。 本発明の第2の変形例に用いる支持台を所定位置に位置合わせしてボルトで固定した状態を示す要部拡大の正面図である。
符号の説明
1 リフトトラック(作業機械)
2 車体
3 フレーム
4 底板
5 左縦板
6 右縦板
6A 配管挿通孔
6B ポンプ挿入孔
6C ねじ穴
15 サブ組立体
16,41,51,61 支持台
17,42,52,62 左枠(右縦板に衝合する面)
24,25,43,44,53,54,63 ボルト係合孔
26 エンジン
27 油圧ポンプ
32 ボルト
32A 頭部
43A,44A ボルト挿入孔
43B,44B 狭幅孔

Claims (5)

  1. 前,後方向に延びる左,右の縦板のうち一方の縦板にポンプ挿入孔が設けられたフレームと、支持台にエンジンが取付けられると共に該エンジンによって駆動される油圧ポンプが前記支持台から突出する状態で取付けられたサブ組立体とを備え、
    前記フレームの一方の縦板には前記ポンプ挿入孔に前記サブ組立体のポンプを挿入した状態で前記支持台を固定するボルトを設け、
    前記サブ組立体の支持台には前記フレームのボルトに係合することにより該サブ組立体を所定位置に位置合わせするボルト係合孔を設ける構成としてなる作業機械。
  2. 前記ボルト係合孔は前記フレームの縦板に衝合する面に下側に開放した切欠溝として形成してなる請求項1に記載の作業機械。
  3. 前記ボルト係合孔は、前記ボルトの頭部よりも大きなボルト挿入孔と、該ボルト挿入孔と連通して前記ボルトと係合する狭幅な狭幅孔とにより構成してなる請求項1に記載の作業機械。
  4. 前記ボルト係合孔は前記支持台の前側位置と後側位置とに設ける構成としてなる請求項1,2または3に記載の作業機械。
  5. 支持台にエンジンを取付けると共に該エンジンによって駆動される油圧ポンプを該支持台から突出する状態で取付けてサブ組立体を組立てるサブ組立体組立工程と、
    フレームを構成する縦板に設けられたポンプ挿入孔に前記サブ組立体の油圧ポンプを挿入する油圧ポンプ挿入工程と、
    前記サブ組立体の支持台に設けたボルト係合孔を前記縦板に設けたボルトに係合させて位置合わせするサブ組立体位置合わせ工程と、
    前記ボルト係合孔に係合したボルトを含む複数本のボルトを用いて前記サブ組立体を前記フレームの縦板に固定するサブ組立体固定工程とによりなる作業機械の製造方法。
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