JP2005262352A - 横型帯鋸盤における帯鋸刃交換補助装置および同装置を使用した帯鋸刃交換方法 - Google Patents

横型帯鋸盤における帯鋸刃交換補助装置および同装置を使用した帯鋸刃交換方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 特別な設備機械を必要とせず作業者が一人で容易にかつ安全に帯鋸刃の交換が可能な帯鋸刃交換補助装置および同装置を使用した帯鋸刃交換方法の提供。
【解決手段】 上下方向に昇降自在の鋸刃ハウジングに回転自在に支持された駆動ホイール17と従動ホイール21とに掛け回されて回転走行する帯鋸刃23を備えると共に、前記駆動ホイールと従動ホイールとの間を走行する帯鋸刃の上側走行部23Uにおける水平走行部分の帯鋸刃を垂直方向に捻り起こしてガイドする一対の鋸刃ガイドを備えた横型帯鋸盤における帯鋸刃交換補助装置にして、前記帯鋸刃の上側走行部のほぼ中間領域を一時的に収納保持可能な開口部35を備えた鋸刃支持体33と、前記帯鋸刃の下側走行部23Lを一時的に保持可能な複数のサポートアーム31とを、前記横型帯鋸盤における鋸刃ハウジングの昇降領域の上方位置に設けたことを特徴とする横型帯鋸盤における帯鋸刃交換補助装置。
【選択図】 図4

Description

本発明は横型帯鋸盤における帯鋸刃交換補助装置および同装置を使用した帯鋸刃交換方法に関する。
従来、横型帯鋸盤における帯鋸刃交換は作業者の手によって行うのがが一般的であるが帯鋸刃自動交換装置のついた機械もある(例えば特許文献1)。
作業者の手による交換作業には次のような方法がある。例えば、帯鋸刃を装着する場合には、なお、帯鋸刃を取り外す場合は後述の手順を逆に行う。
1.駆動ホイールと従動ホイールとに鋸刃を装着した後、最後に鋸刃ガイドに設けられた鋸刃インサートに帯鋸刃を捻り起こしながら挿入して、鋸刃インサートを固定する方法。
2.鋸刃ガイドの鋸刃インサートに帯鋸刃の一部分を固定してから、帯鋸刃の残りの部分を駆動ホイールと従動ホイールとに装着する方法。
3.駆動ホイールと従動ホイールに帯鋸刃を装着した状態で、帯鋸刃を鋸刃ガイドの鋸刃インサートに機械で捻り起こして挿入する方法(例えば特許文献2)。
特開平6−143027号公報 特開平1−199718号公報
上述の従来1〜3の帯鋸刃の装着方法においては以下のような問題がある。
1.帯鋸刃を捻り起こしながら鋸刃ガイドの鋸刃インサートに挿入するため、帯鋸刃が大きく鋸刃の剛性が大きい場合には、帯鋸刃を人手で捻るのは困難であり、かつ環状の帯鋸刃を長円形に変形させることも大きな力を必要とする。
2.鋸刃ガイドの鋸刃インサートに帯鋸刃の一部分を先ず固定する場合においても、仮置きした反対側の帯鋸刃の自重によって、挿入側が引っ張られて帯鋸刃を捻り起こしながら持ち上げる必要がありかなりの力を必要となる。
3.帯鋸刃を機械で自動的に捻り起こす方法は構造的に複雑となると共にコストが高くなる。
本発明は上述の如き問題を解決するためになされたものであり、本発明の課題は、機械の前後で帯鋸刃の交換作業を行う構成の横型帯鋸盤において、特別な設備機械を必要とせず作業者が一人で容易にかつ安全に帯鋸刃の交換が可能な帯鋸刃交換補助装置および同装置を使用した帯鋸刃交換方法を提供することである。
上述の課題を解決する手段として請求項1に記載の横型帯鋸盤における帯鋸刃交換補助装置は、上下方向に昇降自在の鋸刃ハウジングに回転自在に支持された駆動ホイールと従動ホイールとに適宜な張力で掛け回されて回転走行する帯鋸刃を備えると共に、前記駆動ホイールと従動ホイールとの間を走行する帯鋸刃の上側走行部における水平走行部分の帯鋸刃を垂直方向に捻り起こしてガイドする一対の鋸刃ガイドを備えた横型帯鋸盤における帯鋸刃交換補助装置にして、前記帯鋸刃の上側走行部のほぼ中間領域を一時的に収納保持可能な開口部を備えた鋸刃支持体と、前記帯鋸刃の下側走行部を一時的に保持可能な複数のサポートアームとを、前記横型帯鋸盤における鋸刃ハウジングの昇降領域の上方位置に設けたことを要旨とするものである。
請求項2に記載の横型帯鋸盤における帯鋸刃交換補助装置は、前記鋸刃支持体を前記帯鋸刃の上側走行部とほぼ平行に延伸して設けると共に、該鋸刃支持体を前記横型帯鋸盤の前面側へほぼ90度の範囲で回動自在に設け、前記鋸刃支持体の開口部の開口方向を上向き方向から前記横型帯鋸盤の正面側へ回動可能に設けたことを要旨とするものである。
請求項3に記載の横型帯鋸盤における帯鋸刃交換補助装置は、請求項1に記載の横型帯鋸盤における帯鋸刃交換補助装置において、前記鋸刃支持体の開口部の開口幅は少なくとも前記帯鋸刃が該開口部内で回転可能な幅に設け、前記サポートアームは前記帯鋸刃の下側走行部にほぼ直交する方向の変形が比較的に容易な弾性的材質からなると共に、該サポートアームの下端部に帯鋸刃保持部を設けると共に、該帯鋸刃保持部の高さを前記鋸刃ガイドの高さとほぼ同水準に設けたを要旨とするものである。
請求項4に記載の横型帯鋸盤における帯鋸刃交換方法は、上下方向に昇降自在の鋸刃ハウジングに回転自在に支持された駆動ホイールと従動ホイールとに掛け回されて回転走行する帯鋸刃を備えると共に、前記駆動ホイールと従動ホイールとの間を走行する前記帯鋸刃の上側走行部における水平走行部分の帯鋸刃を垂直方向に捻り起こしてガイドする一対の鋸刃ガイドを備え、前記帯鋸刃の上側走行部のほぼ中間領域を一時的に収納保持可能な開口部を備えた鋸刃支持体と、前記帯鋸刃の下側走行部を一時的に保持可能な帯鋸刃保持部を備えた複数のサポートアームを前記鋸刃ガイドの位置とほぼ同水準に設けた横型帯鋸盤における帯鋸刃交換補助装置において、次の工程によって帯鋸刃を交換することを要旨とするものである;
1.張力付与手段により適宜な張力で駆動ホイールと従動ホイールとに巻回された前記帯鋸刃の張力を緩める、
2.横型帯鋸盤の正面側から前記帯鋸刃の下側走行部を前記駆動ホイールと従動ホイールとから取り外して前記サポートアームの帯鋸刃保持部に保持させる、
3.横型帯鋸盤の背面側に回って前記一対の鋸刃ガイドを緩める、
4.前記一対の鋸刃ガイドから帯鋸刃の上側走行部に相当する部分を抜き出して、前記鋸刃支持体の開口部に挿入する、
5.横型帯鋸盤の正面側から前記帯鋸刃を取り外す、
6.装着する帯鋸刃を手に持って該帯鋸刃の上側走行部に相当する部分を前記開口部に挿入すると共に、該帯鋸刃の下側走行部を前記サポートアームの帯鋸刃保持部に保持させる、
7.前記横型帯鋸盤の背面側から前記装着する帯鋸刃の上側走行部に相当する部分を手で持ち上げて、前記鋸刃支持体の開口部から取り出して前記一対の鋸刃ガイドのガイド部に挿入する、
8.前記一対の鋸刃ガイドを固定する、
9.横型帯鋸盤の正面側から前記サポートアームの帯鋸刃保持部から帯鋸刃の下側走行部をはずして、前記駆動ホイールと従動ホイールとに装着する、
10.装着した帯鋸刃に張力付与手段により適宜な張力を付与する。
請求項1〜請求項4の発明によれば、特別な帯鋸刃自動交換装を必要とせず、作業者が一人で容易にかつ安全に帯鋸刃を交換することができる。
すなわち、帯鋸刃交換時において帯鋸刃の下側走行部サポートアームが保持しているので、帯鋸刃の全重量の半分の力で交換作業を行うことができ、交換作業が容易にかつ安全になった。
また、大きな力で帯鋸刃を捻って移動鋸刃ガイドと固定鋸刃ガイドに装着する帯鋸刃の脱着時において、鋸刃ガイドとほぼ同等の水準にサポートアームが設けてあるので、帯鋸刃に無理な捻りが加わらず、また鋸刃支持体を回動自在に設けたので交換作業時の微妙な取り回しにも帯鋸刃に捻りが発生せず大きな力を出さなくても交換ができるようになった。
以下、本発明の実施の形態を図面によって説明する。
図1、図2を参照するに、本発明に係る横型帯鋸盤1が示してある。横型帯鋸盤1は箱状のベースフレーム3を備えており、このベースフレーム3の上面には、紙面の裏面側から被切断材Wを横型帯鋸盤1へ搬入するための被切断材搬入台4と、この横型帯鋸盤1で切断された製品を支持する後述の製品受台6が設けてある。
前記被切断材搬入台4には、被切断材Wを挟持固定自在の固定バイスジョウー5Fと可動バイスジョー5Mとを対向して備えたバイス装置(5F,5M)が設けられている。上記バイス装置5の構成は一般的な構成であって公知であるから、上記バイス装置(5F,5M)の詳細についての説明は省略する。
前記ベースフレーム3には左右一対のガイドポスト7L、7Rが立設してあり、このガイドポスト7L、7Rの上端部側は、強度向上、及びガイドポスト7L、7Rの平行度維持を図るべく連結部材9を介して一体的に連結してある。
前記左右のガイドポスト7L、7Rには円筒形状のスライドスリーブ11L、11Rが上下動自在に嵌合してあり、この左右のスライドスリーブ11L、11Rのそれぞれ左右外側部には、左右のホイールブラケット13L、13Rがそれぞれ溶接等によって一体的に固定してある。
上記左右のホイールブラケット13L、13Rは、上部側が後側となるように(図 1 において上部側が裏面側となるように)傾斜してある。そして、前記スライドスリーブ11L、11Rの下部側及び左右のホイールブラケット13L、13Rの下部側は、左右方向に長いビーム部材14で一体的に連結しである。
このビーム部材14や左右のホイールブラケット13L、13Rは、後述する駆動ホイール、従動ホイールを回転自在に支持する鋸刃ハウジングを構成するものであり、上側を開口したC型形状に構成してあり、高さ寸法を抑制することができるものである。
前記ホイールブラケット13Rは、図2に示すように、上部ブラケット13Aと下部ブラケット13Bとを備えた二重構造に構成してあり、上記上下のブラケット13A、13Bに両端側を支持された回転軸15を介して上下のブラケット13A、13Bの間に駆動ホイール17が回転自在に支持されている。
なお、上記駆動ホイール17は、前記ホイールブラケット13Rに装着したモータM(図1〜図3参照)によって回転駆動されるものである。
左側の前記ホイールブラケット13Lには回転軸19を介して従動ホイール21が回転自在に支持されており、この従動ホイール21と前記駆動ホイール17には帯鋸刃23が掛回してある。さらに、前記駆動ホイール17に対して接近離反する方向へ前記従動ホイール21を移動して前記帯鋸刃23に張力を付与するための張力付与手段25が前記ホイールブラケット13Lに装着してある。
上記張力付与手段 25は、前記回転軸19を支持した支持ブロック(図示省略)を前記駆動ホイール17に対して接近離反する方向へ移動することによって帯鋸刃23に張力を付与するもので、例えば油圧シリンダやネジ機構などよりなるものであり、この種の張力付与手段25は公知であるから、張力付与手段25についてより詳細な説明は省略する。また、前記鋸刃ハウジングを上下動するために、例えば油圧シリンダのごとき上下動用アクチュエータ(図示省略)が設けてある。
前記駆動ホイール17及び従動ホイール21は、図2に示すように、左右方向の側方から見たとき駆動ホイール17、従動ホイール21の上部側が前記ガイドポスト7L、7Rより後側(図2においては右側)に位置し、前記駆動ホイール17、従動ホイール21の下部側が前記ガイドポスト7L、7Rの前側(図2においては左側)に位置するように前後に傾斜してある。
したがって、前記駆動ホイール17と従動ホイール21とに掛回した前記帯鋸刃23における直線状の上側走行部23Uは前記一対のガイドポスト7L、7Rの後側に位置し、帯鋸刃23の直線状の下側走行部23Lは前記ガイドポスト7L、7Rの前側に位置している。
そして、前記上側走行部23Uによって前記被切断材Wを切断するために、前記上側走行部23Uにおける鋸歯の歯先が垂直下方向を指向するように捻り起すための移動鋸刃ガイド24と、固定鋸刃ガイド26が前記鋸刃ハウジングに備えられている(図3参照)。
また、帯鋸刃23の前記下側走行部23Lは、前記鋸刃ハウジングが最上昇した場合であっても前記バイス装置5の被切断材支持面より下側に位置するようになっている。
以上のごとき構成において、駆動ホイール17を回転駆動し、かつ鋸刃ハウジングを下降することにより、バイス装置5に挟持固定されたワークWを、走行部23Uによって切断することができるものである。
なお、図1、図3に示す如く、前記帯鋸刃23の上側走行部23Uの上方空間には、前記鋸刃ハウジングのの上下動に追従して昇降されるキャリッジバー27が前記上側走行部23Uに平行かつ水平方向に延設して設けてあり、このこのキャリッジバー27には、前記帯鋸刃23の上側走行部23Uが被切断材Wの近傍に接近したことを検出するための板状の検出子29が設けてある。
以下に本発明の主要部である横型帯鋸盤における帯鋸刃交換補助装置30について説明する。
図4によく示されているように、前記連結部材9には、この連結部材9から横型帯鋸盤の正面側に斜め下方に延伸すると共に、前記帯鋸刃の下側走行部23Uにほぼ直交する棒状の2本のサポートアーム31が取り付けてある。このサポートアーム31の下端部には、前記帯鋸刃23を保持するコの字形の帯鋸刃保持部31Hが設けてある。なお、この帯鋸刃保持部31Hの高さは前記鋸刃ガイド(24,26)の高さとほぼ同水準に設けてある。また、前記サポートアーム31は、ばね鋼などの弾性的材質からなり前記帯鋸刃の走行方向に直交する方向の変形が比較的に容易となっている。
図1、図4によく示されているように、前記連結部材9の上部には、前記駆動ホイール17と従動ホイール21に掛け回されて回転走行する前記帯鋸刃23の上側走行部23Uとほぼ平行に延伸した鋸刃支持体33が設けてある。
また、この鋸刃支持体33には上方向に開口したコの字形の開口部35が設けてある。この鋸刃支持体33のコの字形の開口部35には、前記帯鋸刃23の上側走行部23Uとなる中間領域を一時的に収納保持可能である。
また、上述の鋸刃支持体33の前面側下面部と前記連結部材9とは、蝶番37を介して連結してあり、鋸刃支持体33は前記横型帯鋸盤の前面側へほぼ90度の範囲で回動自在に設けてある。
なお、前記開口部35の開口幅はは少なくとも前記帯鋸刃23が該開口部35内で回転可能な幅になっている。
上記構成における横型帯鋸盤における帯鋸刃交換補助装置を使用して、帯鋸刃23を交換する工程を説明する。
1.張力付与手段により適宜な張力で駆動ホイールと従動ホイールとに巻回された前記帯鋸刃の張力を緩める、
2.横型帯鋸盤の正面側から前記帯鋸刃の下側走行部を前記駆動ホイールと従動ホイールとから取り外して前記サポートアームの帯鋸刃保持部に保持させる、
3.横型帯鋸盤の背面側に回って前記一対の鋸刃ガイドを緩める、
4.前記一対の鋸刃ガイドから帯鋸刃の上側走行部に相当する部分を抜き出して、前記鋸刃支持体の開口部に挿入する、
5.横型帯鋸盤の正面側から前記帯鋸刃を取り外す、
6.装着する帯鋸刃を手に持って該帯鋸刃の上側走行部に相当する部分を前記開口部に挿入すると共に、該帯鋸刃の下側走行部を前記サポートアームの帯鋸刃保持部に保持させる、
7.前記横型帯鋸盤の背面側から前記装着する帯鋸刃の上側走行部に相当する部分を手で持ち上げて、前記鋸刃支持体の開口部から取り出して前記一対の鋸刃ガイドのガイド部に挿入する、
8.前記一対の鋸刃ガイドを固定する、
9.横型帯鋸盤の正面側から前記サポートアームの帯鋸刃保持部から帯鋸刃の下側走行部をはずして、前記駆動ホイールと従動ホイールとに装着する、
10.装着した帯鋸刃に張力付与手段により適宜な張力を付与する。
上述の如く、本発明に係る帯鋸刃交換補助装置を使用すれば、特別な帯鋸刃自動交換装を必要とせず、作業者が一人で容易にかつ安全に帯鋸刃を交換することができる。
すなわち、帯鋸刃交換時において帯鋸刃23の下側走行部23Uをサポートアーム31が保持しているので、帯鋸刃23の全重量の半分の力で交換作業を行うことができ、交換作業が容易にかつ安全になった。
また、大きな力で帯鋸刃23を捻って移動鋸刃ガイド24と固定鋸刃ガイド26に装着する帯鋸刃23の脱着時に、鋸刃ガイド(24,26)とほぼ同等の水準にサポートアーム31が設けてあるので、帯鋸刃23に無理な捻りが加わらず、また鋸刃支持体33を回動自在に設けたので交換作業時の微妙な取り回しにも帯鋸刃23に捻りが発生せず大きな力を出さなくても交換ができるようになった。
なお、図1〜図3に総括的な符号40で示してあるのは回転駆動されるワイヤーブラシを備えた切粉除去装置40であるが、本発明の主要部ではないので詳細な説明は省略する。
本発明の実施の形態に係る帯鋸刃交換補助装置30を備えた横型帯鋸盤を正面から見た説明図である。 図1を右側面から見た説明図である。 図1を背面側から見た説明図である。 図1に示す本発明の実施の形態に係る帯鋸刃交換補助装置30を使用して帯鋸刃を装着するときの状態の説明図である。
符号の説明
1 横型帯鋸盤
3 ベースフレーム
4 被切断材搬入台
5F 固定バイスジョウー
6 製品受台
5M 可動バイスジョー
7L、7R ガイドポスト
9 連結部材
11L、11R スライドスリーブ
13L、13R ホイールブラケット
13A 上部ブラケット
13B 下部ブラケット
14 ビーム部材
15 回転軸
17 駆動ホイール
19 回転軸
21 従動ホイール
23 帯鋸刃
23U 上側走行部
23L 下側走行部
24 移動鋸刃ガイド
25 張力付与手段
26 固定鋸刃ガイド
27 キャリッジバー
29 検出子
30 帯鋸刃交換補助装置
31 サポートアーム
31H 帯鋸刃保持部
33 鋸刃支持体
35 開口部
37 蝶番
40 切粉除去装置
W 被切断材

Claims (4)

  1. 上下方向に昇降自在の鋸刃ハウジングに回転自在に支持された駆動ホイールと従動ホイールとに適宜な張力で掛け回されて回転走行する帯鋸刃を備えると共に、前記駆動ホイールと従動ホイールとの間を走行する帯鋸刃の上側走行部における水平走行部分の帯鋸刃を垂直方向に捻り起こしてガイドする一対の鋸刃ガイドを備えた横型帯鋸盤における帯鋸刃交換補助装置にして、前記帯鋸刃の上側走行部のほぼ中間領域を一時的に収納保持可能な開口部を備えた鋸刃支持体と、前記帯鋸刃の下側走行部を一時的に保持可能な複数のサポートアームとを、前記横型帯鋸盤における鋸刃ハウジングの昇降領域の上方位置に設けたことを特徴とする横型帯鋸盤における帯鋸刃交換補助装置。
  2. 請求項1に記載の横型帯鋸盤における帯鋸刃交換補助装置において、前記鋸刃支持体を前記帯鋸刃の上側走行部とほぼ平行に延伸して設けると共に、該鋸刃支持体を前記横型帯鋸盤の前面側へほぼ90度の範囲で回動自在に設け、前記鋸刃支持体の開口部の開口方向を上向き方向から前記横型帯鋸盤の正面側へ回動可能に設けたことを特徴とする横型帯鋸盤における帯鋸刃交換補助装置。
  3. 請求項1に記載の横型帯鋸盤における帯鋸刃交換補助装置において、前記鋸刃支持体の開口部の開口幅は少なくとも前記帯鋸刃が該開口部内で回転可能な幅に設け、前記サポートアームは前記帯鋸刃の下側走行部にほぼ直交する方向の変形が比較的に容易な弾性的材質からなると共に、該サポートアームの下端部に帯鋸刃保持部を設けると共に、該帯鋸刃保持部の高さを前記鋸刃ガイドの高さとほぼ同水準に設けたことを特徴とする横型帯鋸盤における帯鋸刃交換補助装置。
  4. 上下方向に昇降自在の鋸刃ハウジングに回転自在に支持された駆動ホイールと従動ホイールとに掛け回されて回転走行する帯鋸刃を備えると共に、前記駆動ホイールと従動ホイールとの間を走行する前記帯鋸刃の上側走行部における水平走行部分の帯鋸刃を垂直方向に捻り起こしてガイドする一対の鋸刃ガイドを備え、前記帯鋸刃の上側走行部のほぼ中間領域を一時的に収納保持可能な開口部を備えた鋸刃支持体と、前記帯鋸刃の下側走行部を一時的に保持可能な帯鋸刃保持部を備えた複数のサポートアームを前記鋸刃ガイドの位置とほぼ同水準に設けた横型帯鋸盤における帯鋸刃交換補助装置において、次の工程によって帯鋸刃を交換することを特徴とする帯鋸刃交換方法;
    1.張力付与手段により適宜な張力で駆動ホイールと従動ホイールとに巻回された前記帯鋸刃の張力を緩める、
    2.横型帯鋸盤の正面側から前記帯鋸刃の下側走行部を前記駆動ホイールと従動ホイールとから取り外して前記サポートアームの帯鋸刃保持部に保持させる、
    3.横型帯鋸盤の背面側に回って前記一対の鋸刃ガイドを緩める、
    4.前記一対の鋸刃ガイドから帯鋸刃の上側走行部に相当する部分を抜き出して、前記鋸刃支持体の開口部に挿入する、
    5.横型帯鋸盤の正面側から前記帯鋸刃を取り外す、
    6.装着する帯鋸刃を手に持って該帯鋸刃の上側走行部に相当する部分を前記開口部に挿入すると共に、該帯鋸刃の下側走行部を前記サポートアームの帯鋸刃保持部に保持させる、
    7.前記横型帯鋸盤の背面側から前記装着する帯鋸刃の上側走行部に相当する部分を手で持ち上げて、前記鋸刃支持体の開口部から取り出して前記一対の鋸刃ガイドのガイド部に挿入する、
    8.前記一対の鋸刃ガイドを固定する、
    9.横型帯鋸盤の正面側から前記サポートアームの帯鋸刃保持部から帯鋸刃の下側走行部をはずして、前記駆動ホイールと従動ホイールとに装着する、
    10.装着した帯鋸刃に張力付与手段により適宜な張力を付与する。
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