JP2005262130A - 精密濾過用カートリッジフィルター - Google Patents

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Abstract

【課題】既存のハウジングとの互換性のある外径がφ70mmのカートリッジフィルターにおいて、濾過精度を維持しつつ、濾過寿命の長い精密濾過用カートリッジフィルターを提供する。
【解決手段】周面に多数の通液孔を有する管状コア2と、精密濾過膜4とその両面に配された一対の支持体3、5から構成されるとともに、前記管状コア2の周面に設けられ、前記精密濾過膜4と一対の支持体3、5が重ね合わされた状態でプリーツ加工された濾材8と、該濾材8の周りを覆うように設けられた筒状のプロテクター6と、これら管状コア2、濾材8及びプロテクター6の軸方向両端に設けられ、前記精密濾過膜4との熱融着により精密濾過膜4を液密にシールするエンドキャップ7と、を備えた外径がφ70mmの精密濾過用カートリッジフィルター1において、前記支持体3、5が二軸延伸樹脂からなるネットにより構成され、前記濾材8を構成するプリーツの高さが14〜16mmであり、プリーツの山数が200〜330であることを特徴とする。
【選択図】図1





Description

本発明は、液体中の微粒子等を濾過により除去するために使用する精密濾過用カートリッジフィルターに関するものであり、特に、半導体工業分野に用いられる精密濾過用カートリッジフィルターに関するものである。
カートリッジフィルターは、コンパクトで且つ長い濾過寿命が得られるため、半導体基板を洗浄するための超純水の製造や、半導体基板製造時のエッチング液からの不純物の除去、清涼飲料水やミネラルウォーター、酒類からの不純物や細菌の除去、自動販売機や浄水器に用いる市水中の微粒子の濾過など様々な分野に用いられている。特に近年は、薄膜ディスプレイ用ガラス基板の大型化に伴い、洗浄用純水や薬品が大量に使用する必要が生じたため、これら洗浄用純水や薬品を製造するための濾過用フィルターとしてその濾過寿命を更に長くすることが望まれている。
これらカートリッジフィルターとしては、濾過面積を大きくするため濾過膜をプリーツ形状に折り畳み、それを菊花状の円筒形にまとめ、円筒両端をシールしたプリーツ型のもの、及びドーナツ状の濾過膜を円板状濾過膜支持構造体の両面に貼付けこれを多数枚積層したユニット積層型のものが代表的なものとして用いられているが、特に濾過寿命の長いカートリッジフィルターが必要な用途においては、濾過膜面積が多いプリーツ型のカートリッジフィルターが使用されている。
カートリッジフィルターを構成する精密濾過膜としては、セルロースアセテート、ポリスルホン、ポリアミド、ポリテトラフルオロエチレンなどの素材があり、半導体工業分野では薬品に対する耐性に優れたポリテトラフルオロエチレンからなる膜の使用頻度が高い。
しかしながら、これら精密濾過膜は、膜自体の強度が弱いため、エンドキャップと溶融成型する際に膜単体では成型圧により座屈してしまい成型不良を起こしやすく、また、カートリッジフィルターとしての構造上、膜自体の強度が濾過圧に耐えることが難しいことから、精密濾過膜をその両面から不織布やネット等の網目状支持体により支持しているが、このような精密濾過膜の濾過寿命を延ばすために膜面積を増やすことは、このように網目状支持体により支持しているため困難である。
このため、カートリッジフィルターの外径を従来のφ70mmより大きいφ83mmとすることによりフィルター濾過面積を増大させて濾過寿命を伸ばすことが行なわれているが、既存のハウジングとの互換性がなく、装置の小型化のうえで障害となり、また、新規のハウジングを設置しなければならず、経済的にも障害になるという問題がある。
そこで、既存のハウジングとの互換性のある外径がφ70mmのカートリッジフィルターとして、線径を50〜150μmとするとともに、厚さを100〜300μmとする薄い編織物を支持体に用いて濾過面積を増大させることによって、濾過寿命を長くするものがある(特許文献1)。
また、プリーツのピッチを長くし、レイドオーバー状態とすることにより隣接するプリーツ間の間隙を少なくし、濾過面積を増大させて、濾過寿命を長くすることも行なわれている(特許文献2)。
特許第2814599号公報 特表平8−503412公報
しかしながら、特許文献1のように厚さが100〜300μmと薄い編織物からなる支持体は、それ自体が縦糸と横糸からなる編織物であり、それ自体に剛性があるため、エンドキャップとの溶融成型の際の成型圧による座屈を防ぐことができるが、逆に剛性があるため、プリーツ状に濾材を折り曲げた時に濾材を密着させて折ることができず濾材が広がってしまい、従来のカートリッジフィルターの約1.1倍程度の濾過面積しか増やすことができない。
また、特許文献2のようにプリーツのピッチを長くし、レイドオーバー状態とすることにより隣接するプリーツ間の間隙を少なくしたカートリッジフィルターにおいても、濾過面積が従来のカートリッジフィルターの約1.1倍程度にしか増やすことができず、濾過寿命としても十分な量を増加させることはできない。
そこで、本発明は、既存のハウジングとの互換性のある外径がφ70mmのカートリッジフィルターであって、濾過精度を維持しつつ、濾過寿命の長い精密濾過用カートリッジフィルターを提供することを目的とする。
以上の目的を達成するため、本発明は、周面に多数の通液孔を有する管状コアと、精密濾過膜とその両面に配された一対の支持体から構成されるとともに、前記管状コアの周面に設けられ、前記精密濾過膜と一対の支持体が重ね合わされた状態でプリーツ加工された濾材と、該濾材の周りを覆うように設けられた筒状のプロテクターと、これら管状コア、濾材及びプロテクターの軸方向両端に設けられ、前記精密濾過膜との熱融着により精密濾過膜を液密にシールするエンドキャップと、を備えた外径がφ70mmの精密濾過用カートリッジフィルターにおいて、前記支持体が二軸延伸樹脂からなるネットにより構成され、前記濾材を構成するプリーツの高さが14〜16mmであり、プリーツの山数が200〜330であることを特徴とする。
以上のように、本発明に係わる精密濾過用カートリッジフィルターは、支持体を二軸延伸樹脂からなるネットによって構成し、濾材を構成するプリーツの高さ、すなわち精密濾過用カートリッジフィルターの半径方向に延びる長さを14〜16mmにするとともに、その山数を従来の約1.5〜2倍である200〜330に増やすことにより、プリーツ加工の際に密着させて折ることができ、濾過面積を十分に増やすことができるとともに、エンドキャップとの溶融成型時の濾材の座屈を防ぐことができるので、精密濾過用カートリッジフィルターの濾過寿命を長くすることができる。
以上のように本発明に係る精密濾過用カートリッジフィルターによれば、既存のハウジングに取付け可能な外径がφ70mmのカートリッジフィルターでありながら、濾過寿命が従来の約2〜5倍と優れた精密濾過用カートリッジフィルターを提供することができる。
次に、本発明に係る精密濾過用カートリッジフィルターの実施の態様を図面に基づいて説明する。図1は、本実施の形態に係る精密濾過用カートリッジフィルターの一部切開斜視図である。本実施の形態に係る精密濾過用カートリッジフィルター1は、周面に多数の通液孔を有する管状コア2と、精密濾過膜4とその両側に配された一対の支持体3、5から構成されるとともに、管状コア2の周面に設けられ、精密濾過膜4と一対の支持体3、5が重ね合わされた状態でプリーツ加工された濾材8と、濾材8の周りを覆うように設けられた筒状のプロテクター6と、これら管状コア2、濾材8及びプロテクター6の軸方向両端に設けられ、精密濾過膜4との熱融着により精密濾過膜4を液密にシールするエンドキャップ7と、を備えている。
精密濾過膜4の厚さは、15〜60μmが好ましく、特に20〜45μmがより好ましい。また、薄い精密濾過膜4を用いる場合は、複数枚を重ねて用いることもでき、複数枚重ねた厚さが、15〜60μmであることが好ましく、特に20〜45μmであることがより好ましい。精密濾過膜4は、この範囲より薄すぎると剛性が不足しプリーツ加工やエンドキャップとの溶着が困難となり、また、僅かな損傷でも大きな穴が開き易く微粒子の阻止に関する信頼性が低くなり、逆にこの範囲より厚すぎると抵抗が大きくなり、十分な処理流量を得ることができない。この精密濾過膜4は、耐薬品性に優れているポリテトラフルオロエチレンから構成されていることが好ましい。
支持体3、5は、プリーツ加工性、プリーツを円筒状にする際の端末のシール性、更にこの円筒両端のエンドキャップへの溶融接着性、及び水・薬品への溶出性の観点から、高密度ポリエチレンまたはポリプロピレンを材料として用いることが好ましく、ポリプロピレンの場合、その厚みが70〜150μm、また、高密度ポリエチレンの場合、その厚みが150〜250μmであることが好ましい。支持体3、5は、この範囲より薄すぎると、プリーツ加工する際に剛性が不足し、安定したプリーツを作製できず、逆にこの範囲より厚いとプロテクター6に入れることのできるプリーツの山数が少なくなり、濾過面積を増やすことができない。支持体3、5は、二軸延伸ポリプロピレン、又は二軸延伸高密度ポリエチレンからなるネットから構成されていることが好ましく、このような二軸延伸樹脂から構成することにより、編織物から構成する場合に比して剛性は少なく、プリーツ加工の際に密着させて折り曲げることができ、濾材が広がることがないので、濾過面積を十分に増加させることができる。二軸延伸樹脂とは、二軸延伸工法によって得られる樹脂のことをいう。
また、支持体3、5の開孔率は、30%以上であることが好ましく、開孔率が30%より少なくなると流路抵抗が大きくなり、プリーツの山数を多くしても、カートリッジとしての処理流量が大きくならない。
さらに、支持体3、5の引張強度は、プリーツ加工や実際の使用に耐え得るものとするため、500g/15mm以上であることが好ましく、600g/15mm以上であることがより好ましい。またさらに、支持体3、5は、水、酸、アルカリ有機溶媒等薬品による溶出物を極力少なくするために各種添加剤を含まないものを用いることが好ましい。支持体3、5は、精密濾過膜4の両側、すなわち1次側と2次側に配するが、上記の仕様を満たせば、それらは、厚さなど性質の異なるものを用いても良い。
精密濾過膜4と支持体3、5から構成された濾材8は、プリーツ加工し、次いで円筒状となるよう始端と終端を溶融接着した後、管状コアを内側に配し、プロテクター6に挿入する。さらに、その両端にエンドキャップ7を溶融成型するが、精密濾過膜4や支持体3、5から構成された濾材8自体の剛性は、弱く溶融成型時には濾材が座屈し易いため、プリーツの山数を200以上とし、密着したプリーツ濾材として座屈強度を高める必要がある。また、プリーツの山数が330以上となると密着度が高くなりすぎ、精密濾過膜4にデッドスペースが生じることから、プリーツの山数は200〜330が好ましい。特に、支持体3、5として二軸延伸ポリプロピレンを用いた場合、プリーツの山数は240〜330であることが好ましく、二軸延伸高密度ポリエチレンを用いた場合、プリーツの山数は200〜250であることが好ましい。また、濾材を構成するプリーツの高さは、16mm以上にすると、軸方向の強度が不足することによる濾過の際の耐圧強度の不足やエンド成型時の成型不良が発生し、また14mm以下にすると、濾過面積を十分に確保することができず、精密濾過用カートリッジフィルターの濾過寿命を長くすることができないので、14〜16mmとすることが好ましい。
エンドキャップ7は、支持体3、5と同じ素材、例えばポリプロピレン、又は高密度ポリエチレンから構成されていることが好ましい。このようにエンドキャップ7を支持体3、5と同じ素材から構成することにより、エンドキャップ7の精密濾過膜4への熱融着の際に、支持体3、5は、エンドキャップ7とともに溶融して精密濾過膜4に熱融着するので、例えば厚さが15〜60μmと薄い精密濾過膜4であっても、エンドキャップ7は、支持体3、5とともに精密濾過膜4の両端を液密にシールすることができる。
次に、本発明に係る精密濾過用カートリッジフィルターの実施例1を作製した。本実施例1に係る精密濾過用カートリッジフィルターは、精密濾過膜4として、厚さ42μm、平均孔径0.34μm、公称孔径0.20μmのポリテトラフルオロエチレンからなるものを用い、支持体3、5として、二軸延伸ポリエチレンから構成され、厚さ230μm、開孔率34%であるネットを用いた。これら精密濾過膜4と支持体3、5を重ね合わせて三層構成にし、この三層構成の濾材8を15mm/山となるようにひだ折り加工を行うことによって山数が230であるプリーツ状濾材を作製した。
プロテクター6、管状コア2、及びエンドキャップ7は、それぞれポリエチレン製のものを用い、管状コア2は、内径φ27mm、外径φ36mm、高さ241mm、プロテクター6は内径φ66mm、外径φ70mm、高さ237mmの部材を用いた。
組立に際しては、230山から成るプリーツ状濾材の始端と終端を約190℃の熱で溶融着して筒状にすることにより、先ず筒状のプリーツ濾材を得た。この筒状プリーツ濾材の内側に管状コア2を配し、プロテクター6に組み入れ、プロテクター6よりはみ出たプリーツ濾材端面をカットすることにより、カートリッジフィルターの加工中間体を作製した。この加工中間体の両端に、表面温度230〜300℃で加熱溶融したエンドキャップ7を、0.4MPaの押し圧で押圧没入させることにより、長さ10インチ(25.4cm)、外径70mmのカートリッジフィルターを得た。得られたカートリッジフィルターの膜面積は1.6mであった。
次に、本発明に係る精密濾過用カートリッジフィルターの実施例2を作製した。本実施例2に係る精密濾過用カートリッジフィルターは、精密濾過膜4として、厚さ40μm、平均孔径0.40μm、公称孔径0.20μmの親水性ポリテトラフルオロエチレンからなるものを用い、支持体3、5として、二軸延伸ポリプロピレンから構成され、厚さ110μm、開孔率36%であるネットを用いた。これら精密濾過膜4と支持体3、5を三層に重ね合わせた状態でプリーツ加工することによって、300山のプリーツ濾材を作製した。また、プロテクター6、管状コア2、及びエンドキャップ7にはポリプロピレン製のものを用いた以外は実施例1と同様の方法によりカートリッジフィルターを作製した。作製したカートリッジフィルターの膜面積は2.1mであった。
比較例1
次に、比較例1を作成した。比較例1に係る精密濾過用カートリッジフィルターにおいて、精密濾過膜4は、実施例1と同じ膜を用い、支持体3、5は、ポリエチレンから構成され、モノフィラメント線径86μm、開孔率34%である編織物のネットを用いた。これら精密濾過膜と支持体を三層に重ねて、この三層構成の濾材を実施例1と同じ15mm/山となるようにひだ折り加工を施してプリーツ状濾材を作製し、実施例1と同様の方法により組み付けることによって、カートリッジフィルターを作製した。このプリーツ加工を施した濾材は、密着度が低いため170山しか組み入れることができなかったため、カートリッジフィルターの膜面積は1.2mであった。
比較例2
比較例2としてプリーツの高さを11mmとした以外は実施例1と同様にカートリッジフィルターを作製した。プリーツ加工された濾材は、240山を組み入れることができ、カートリッジフィルターの膜面積は1.24mであった。
比較例3
比較例3として、膜面積が1.1mであり、公称孔径0.20μmの市販品のポリテトラフルオロエチレン膜カートリッジフィルター(A社製)を用意した。
比較例4
比較例4として、膜面積が1.1mであり、公称孔径0.20μm、外径φ83mmの市販品の親水性ポリテトラフルオロエチレン膜カートリッジフィルター(B社製)を用意した。
実験例
実施例1及び2、並びに比較例1乃至4に係るカートリッジフィルターについて性能比較試験を行なった。性能比較試験は、市の上水道の10L/minの流量の水を各カートリッジフィルターによって濾過し、その濾過の際の入口圧と出口圧の差を記録し、その差が40kPaとなった時点の濾過量を調べることによって行なった。性能比較試験は、膜の種類が同じもの同士、すなわち実施例1と比較例1乃至3、実施例2と比較例4を組み合わせて行った。試験結果を表1及び2に示す。
Figure 2005262130
Figure 2005262130
試験の結果より、本発明の精密濾過用カートリッジフィルターは各比較例に比べ濾過面積比以上の濾過処理能力があることが確認された。
本発明に係る精密濾過用カートリッジフィルターの実施の形態を示す一部切開斜視図である。
符号の説明
1 カートリッジフィルター
2 管状コア
3、5 支持体
4 精密濾過膜
6 プロテクター
7 エンドキャップ
8 濾材

Claims (4)

  1. 周面に多数の通液孔を有する管状コアと、
    精密濾過膜とその両面に配された一対の支持体から構成されるとともに、前記管状コアの周面に設けられ、前記精密濾過膜と一対の支持体が重ね合わされた状態でプリーツ加工された濾材と、
    該濾材の周りを覆うように設けられた筒状のプロテクターと、
    これら管状コア、濾材及びプロテクターの軸方向両端に設けられ、前記精密濾過膜との熱融着により精密濾過膜を液密にシールするエンドキャップと、
    を備えた外径がφ70mmの精密濾過用カートリッジフィルターにおいて、
    前記支持体が二軸延伸樹脂からなるネットにより構成され、
    前記濾材を構成するプリーツの高さが14〜16mmであり、プリーツの山数が200〜330であることを特徴とする精密濾過用カートリッジフィルター。
  2. 前記精密濾過膜は、厚みが15〜60μmであり、
    前記支持体は、二軸延伸ポリプロピレンから構成されており、厚みが70〜150μm、開孔率が30%以上、引張強度が500gf/15mm以上であることを特徴とする請求項1記載の精密濾過用カートリッジフィルター。
  3. 前記精密濾過膜は、厚みが15〜60μmであり、
    前記支持体は、二軸延伸高密度ポリエチレンから構成されており、厚みが150〜250μm、開孔率が30%以上、引張強度が500gf/15mm以上であることを特徴とする請求項1記載の精密濾過用カートリッジフィルター。
  4. 前記エンドキャップと前記支持体は、同一の材料から構成されていることを特徴とする請求項1乃至3いずれか記載の精密濾過用カートリッジフィルター。

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